JP5376352B1 - マットつきカッターガイド - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のカッター用のマットでは、用紙を任意の角度の斜め線で正確にかつ簡単に切断することができないという課題があった。
【解決手段】縦長の直方形のガイドの縦方向の一端を直方形のマットの一辺または一角に回転自在に取り付け、ガイドの稼動部とマットの複数箇所に磁石を取り付け、ガイドの磁石とマットの1つの磁石が磁力によって着状態になると、ガイドの一辺がマットの一辺に対して所望の角度で保持される事とした。
【選択図】図1
【解決手段】縦長の直方形のガイドの縦方向の一端を直方形のマットの一辺または一角に回転自在に取り付け、ガイドの稼動部とマットの複数箇所に磁石を取り付け、ガイドの磁石とマットの1つの磁石が磁力によって着状態になると、ガイドの一辺がマットの一辺に対して所望の角度で保持される事とした。
【選択図】図1
Description
この発明はマットつきカッターガイドに関するものであり、特に、カッター等で安全かつ正確に紙を切ることができるマットつきカッターガイドに関する。
従来、紙を切る際に、定規などを手で押さえ、さらに、紙を動かないように手で押さえた状態で定規に沿ってカッターなどを利用して切っていた。両手を使用するので、手を切る危険があった。
特開平1−281897は、マット全体に磁性をもたせたカッター用のマットの技術を開示している。用紙を金属製の定規等と磁性マットとの間にはさむことで、用紙と定規を両手で保持することなく、安全かつ正確に用紙を切ることができるものである。また、実公平8−1829では、作業台の縁に用紙を挟む綴じ込み部を備えた裁断作業台が開示している。作業台と綴じ込み部それぞれにはNS交互磁気帯を備え、磁力で簡単に用紙の綴じ込みと離脱ができるものである。
特開平1−281897は、マット全体に磁性をもたせたカッター用のマットの技術を開示している。用紙を金属製の定規等と磁性マットとの間にはさむことで、用紙と定規を両手で保持することなく、安全かつ正確に用紙を切ることができるものである。また、実公平8−1829では、作業台の縁に用紙を挟む綴じ込み部を備えた裁断作業台が開示している。作業台と綴じ込み部それぞれにはNS交互磁気帯を備え、磁力で簡単に用紙の綴じ込みと離脱ができるものである。
しかし、特開平1−281897並びに実公平8ー1829では、用紙を任意の角度の斜め直線で、正確かつ簡単に切断することができない。
本願発明は、直方形のガイドの縦方向の一端を直方形のマットの一辺または一角に回転自在に取り付け、ガイドの可動部とマットの複数箇所に磁石を取り付け、ガイドの磁石とマットの1つの磁石が磁力によって着状態になると、ガイドの一辺がマットの一辺に対して予め設定した角度で固定される事とした。
マットとガイドの間に紙を挟み込み、ガイドを動かして、マットに取り付けられた1つの磁石とガイドに取り付けられた磁石の位置をあわせると、磁力によりガイドとマットの位置が固定されガイドの一辺がマットの一辺に対して予め設定した角度で固定されて、間に置いた紙が固定されるので、紙とガイドの両方を手で固定せずに紙をカッターでガイドの辺に沿って所定の角度の斜め線で正確に切ることができる。従来の技術では、目測または別の測定手段で斜め直線の角度をあわせなければならなかった作業上の不便を改善することができる。
[図1]は紙の切断前の、ガイドの縦方向の辺とマットの縦方向の辺が並行のマットつきカッターガイドである。1はマットつきカッターガイドであり、マット2、ガイド3、磁石5、6(6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g)を組み合わせた構造を有する。マット2は紙を切るための下敷きで、四角形状で、机などを傷つけないためゴム素材となっている。ガイド3はマット2との間に紙を挟んだ際、ガイド2の右側の辺でまっすぐに紙が切れるようカッターの操作を補助するカッターガイドである。軸4は四角形状のマット2の1つの角9でガイド3を結合し、ガイド3は軸4を中心に回転可能である。磁石5と磁石6がガイド3とマット2のそれぞれに埋め込まれており、磁力により間に紙を挟むことができる。
さらに、磁石6は6a、6b、6c、6d、6e、6f、6gの7個の磁石からなっており、マット上に離散的に取り付けられて、ガイド3の磁石5が磁力で磁石6と着状態になると、ガイド3がマット2の垂直補助線7に対して所定の角度(0度、15度、30度、45度、60度、75度、90度)となる。
切断前は、磁石5は磁石6aに相応する位置で着状態にあり、ガイド3とマット1は垂直方向補助線7に対して0度の角度である。
切断前は、磁石5は磁石6aに相応する位置で着状態にあり、ガイド3とマット1は垂直方向補助線7に対して0度の角度である。
[図2]は紙の切断の際の、ガイドの縦方向の辺とマットの縦方向の辺が互いに所定の角度で保持された、マットつきカッターガイドである。磁石5は磁石6bに相応する位置で着状態にあり、ガイド3とマット1の垂直方向補助線7に対して15度の角度8である。
次に動作を説明する。使用者は、紙10を切る際には、まず、図1に示す状態のカッターガイドのガイド3とマット2の間に紙10を置く。紙10をマット2上に置いた後に、軸4を中心にガイド3を回転させる。ガイド3と工作マット2が垂直補助線7に対して一例として15度の角度8を構成する磁石6bと磁石5があわさる位置で回転を止めると、磁石5と磁石6bの磁力によってガイド3は位置が保持され、紙10は確実にはさみこまれる。したがって、垂直補助線7に対して正確な15度の角度8においてガイド3が固定される。
次に動作を説明する。使用者は、紙10を切る際には、まず、図1に示す状態のカッターガイドのガイド3とマット2の間に紙10を置く。紙10をマット2上に置いた後に、軸4を中心にガイド3を回転させる。ガイド3と工作マット2が垂直補助線7に対して一例として15度の角度8を構成する磁石6bと磁石5があわさる位置で回転を止めると、磁石5と磁石6bの磁力によってガイド3は位置が保持され、紙10は確実にはさみこまれる。したがって、垂直補助線7に対して正確な15度の角度8においてガイド3が固定される。
使用者は紙10をガイド3の右側の辺に沿ってカッター等で切断を行う。マット2はゴム素材で構成されており、マット2の下の机等が傷つくことは防止される。紙10の切断後、使用者は紙10をとりだす。
以上のように、ガイド3を動かして、マット2に取り付けられた1つの磁石6の位置にガイド3に取り付けられた磁石5をあわせると、磁力によりガイド3とマット2の位置が固定されて、間に置いた紙10が保持されるので、紙10とガイド3の両方を手で固定せずに紙をカッターで所定の角度の斜め直線で正確に切ることができる。従来の技術では、目測または別の測定手段で斜め直線の角度をあわせなければならなかった作業上の不便を改善することができる。同様に、ガイド3の磁石5をマット2上の磁石6a、6c、6d、6e、6f、6gの位置に移動することで、垂直補助線7に対して0度、30度、45度、60度、75度、90度の角度でガイド3が固定させて、紙を切ることができる。
なお、磁石6は7個に限定されるものではなく、所定の個数とすることも可能であり、固定の角度のステップ(15度等)でなくてもよい。なお、ガイド3の回転を容易にするように取手(図示無し)をつけてもよい。また、磁石5、6の埋め込みに替えて、ガイド3およびマット2に局所的に磁性物質を含有させるようにしてもよい。また、ガイド3上に複数の軸受け穴11を備え、軸4を複数の軸受け穴11の1つに移動させて保持可能とし、磁石6も軸4が移動された位置に応じて、磁石5の着状態になるようにマット2上に離散して取り付けられる構成としてもよい。これによってマット2上でガイド3の右側の辺が所望の長さの線分を構成するので、正確に所定の長さであって所定の角度である斜め線を切断できる。
さらに、マット2の2以上の角9(9a、9b、9c、9d)に2以上のガイド3(3a、3b、3c、3d)を取り付けてもよい。
[図3]はガイドがマットの2箇所の角において軸で取り付けされた実施の態様で、2つのガイドの右側の辺が所定の角度の連結した2つの線分を構成している状態のマットつきカッターガイドである。
図3は、角9aと角9cにガイド3a、3cを取り付けており、ガイド3aの右の辺と、ガイド3cの右の辺とが任意の角度で交差して一点で連結された2つの線分を構成し、これらの辺にそってカッター等で紙を切断する操作を補助できる。
また、マット2の4つの角9(9a、9b、9c、9d)に4つのガイド3(3a、3b、3c、3d)を取り付けることで、4つのガイドの辺で閉じられた各角が任意の角度の四角形を切断する際に、これらの4辺にそってカッター等で紙を切断する操作が補助できる。
さらに、マット2の2以上の角9(9a、9b、9c、9d)に2以上のガイド3(3a、3b、3c、3d)を取り付けてもよい。
[図3]はガイドがマットの2箇所の角において軸で取り付けされた実施の態様で、2つのガイドの右側の辺が所定の角度の連結した2つの線分を構成している状態のマットつきカッターガイドである。
図3は、角9aと角9cにガイド3a、3cを取り付けており、ガイド3aの右の辺と、ガイド3cの右の辺とが任意の角度で交差して一点で連結された2つの線分を構成し、これらの辺にそってカッター等で紙を切断する操作を補助できる。
また、マット2の4つの角9(9a、9b、9c、9d)に4つのガイド3(3a、3b、3c、3d)を取り付けることで、4つのガイドの辺で閉じられた各角が任意の角度の四角形を切断する際に、これらの4辺にそってカッター等で紙を切断する操作が補助できる。
以上のようにマットつきカッターガイドでは、カッター等で安全かつ正確に紙を切る際に有用である。
1 マットつきカッターガイド
2 マット
3 (3a、3c)ガイド
4 軸
5 磁石
6 (6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g)磁石
7 垂直補助線
8 15度の角度
9 (9a、9b、9c、9d)角
10 紙
11 軸受け穴
2 マット
3 (3a、3c)ガイド
4 軸
5 磁石
6 (6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g)磁石
7 垂直補助線
8 15度の角度
9 (9a、9b、9c、9d)角
10 紙
11 軸受け穴
Claims (2)
- 対象物の切断を補助するマットつきカッターガイドであって、
平板のマットと、
前記マットの表面の少なくとも1以上の角または辺に取り付けた軸と、
前記マットの表面に前記軸で一端をとりつけた回転自在の少なくとも1つの平板のガイドと、
前記ガイドの表面に取り付けた第1の磁石と、
前記マットの表面に取り付けた1以上の第2の磁石
を備え、
前記ガイドは前記軸で回転させると、前記第1の磁石と前記第2の磁石の1つが着状態となり、前記ガイドの辺が前記マットの辺に対して所定の角度で固定されることを特徴とする
マットつきカッターガイド - 請求項1に記載のマットつきカッターガイドであって、さらに
前記ガイドに2以上の軸受け穴を備え、前記軸は前記ガイド上を移動可能で、前記軸受け穴で固定されることを特徴とするもの
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013070242A JP5376352B1 (ja) | 2013-03-10 | 2013-03-10 | マットつきカッターガイド |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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-
2013
- 2013-03-10 JP JP2013070242A patent/JP5376352B1/ja not_active Expired - Fee Related
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