JP3215031U - 岩綿吸音板用の切断定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】岩綿吸音板の切断を迅速に、かつ、正確に行うことができる切断定規を提供する。【解決手段】切断定規2において、定規本体3はプラスチックなどの透明な部材で、本体3の裏側に長辺4に沿って寸法を示す目盛6を表示している。長辺と直角の一短辺には、カッターを当てて岩綿吸音板を切り離す際にカッターの滑りを良くし定規本体3に強度を与えるための補強部材8が取り付けてある。また、長辺4にはスライドガイド10を取り付け、スライドガイド10を岩綿吸音板14の下端にあてがって、切断定規2を岩綿吸音板14上において平行にスライドさせる。本体3に取っ手12を設け、スライドをし易くするとともに、岩綿吸音板14の切断時には上からの圧力を加えて切断定規の停止位置からずれないようにする。【選択図】図2

Description

この考案は、内装材、特に岩綿吸音板の切断時に使用する定規に関する。
建材ボードの切断定規に関する出願には、例えば特開平7-47180がある。内装材の加工時に使用する道具は、正確さの他、取り扱いが容易であること、軽量であること、などが求められる。一方、岩綿吸音板の切断に特化した定規は見当たらない。
特開平7-47180号
岩綿吸音板は、岩綿を主原料とし板状に成型した内装材で、吸音性・断熱性・防火性などに優れ、軽量であり、主に天井材に用いられている。その施工時には、何枚もの岩綿吸音板を天井などに貼り付けていき、天井の角部分などでは貼り付け箇所のサイズに合わせて岩綿吸音板を切断する作業をその都度行っている。必要なサイズに切断するには、貼り付け箇所のサイズに合わせて一枚ごとにスケールで測定し、線引きを行ったりした後に裁断するので、手間がかかる。現場で何枚もの岩綿吸音板を手早く切るためには、簡単な構造で使い勝手が良い道具が求められる。
この考案の課題は、岩綿吸音板の切断を迅速にかつ正確に行うことができる便利な切断定規を提供することにある。
この考案の綿吸音板用の切断定規は、合成樹脂からなる平板状の定規本体の長辺と短辺とが右下隅で直角に交わり、
前記長辺に沿って、前記定規本体の裏面には前記長辺の右端からの寸法を表す目盛り線があり、少なくとも前記定規本体の前記目盛り線部分が透明で、
かつ、前記長辺に沿って、前記定規本体から裏面側へ突き出したプレートがあることを特徴とする。
平板状の定規の一長辺を下側、すなわち手前とした場合に、右側に直角の短辺が位置するようにする。岩綿吸音板は板状であり、岩綿吸音板と定規本体のそれぞれ下側長辺とを重ね合わせ、この長辺に沿って切断定規を岩綿吸音板上をスライドさせる。切断定規の長辺に沿って、前記定規本体から裏面側へ突き出したプレートが設けられ、これをスライドガイドする。
長辺に沿って、さらに寸法を測るための目盛り線を、長辺の右端を基準位置0とするように設ける。目盛り線は、定規本体の裏面に表示して、定規本体の厚みから生じる視線のずれを防止する。そして、少なくとも前記定規本体の前記目盛り線部分を透明とすると、表面から目盛り線を読み取ることができる。
本考案の定規の使用に際しては、定規本体の長辺に沿って設けたプレートに岩綿吸音板の下側長辺をあてがい、岩綿吸音板の長辺に沿って目盛り線を見ながら、切断箇所に対応する目盛り線まで岩綿吸音板上をスライドさせる。必要なサイズの目盛り線に岩綿吸音板の左端が達すれば、その位置でスライドを止めて、定規本体の右側端部に刃物を当ててこれに沿って切り落とす。岩綿吸音板は石膏ボードなどのように板紙などに包まれていないので、刃物ですぱっと切ることができる。
定規本体は少なくとも目盛り線部分を透明にした合成樹脂を用いるので、目盛り線と岩綿吸音板との位置合わせが表から目視でき、正確な寸法での切断が簡単に行える。また軽量で作業が容易で持ち運びし易い。また、目盛り線と岩綿吸音板との位置合わせが簡単で、正確な寸法での切断が可能である。
好ましくは、この考案の岩綿吸音板の切断定規は、前記定規本体の表面に取っ手があることを特徴とする。切断定規のスライドが容易にできる。
また好ましくは、この考案の岩綿吸音板の切断定規の表面には、前記定規本体の表面に、前記長辺に平行な長溝が設けられ、
前記長溝には、前記長溝に沿ってスライドするストッパーと前記ストッパーを固定する部材とが設けられたことを特徴とする
本考案の定規の表面には、定規本体の長辺方向に、すなわち定規本体のスライド方向に長溝が設けられる。長溝にはストッパーとこのストッパーを長溝に固定するための部材とがスライド可能に設けられる。ストッパーを切断位置に対応する目盛り線の位置で固定しておくと、岩綿吸音板の端部はストッパーで停止し、切断箇所を簡単に決めることができる。ストッパーを使用すると、同じサイズの何枚もの岩綿吸音板の切断を効率よく行える。ストッパーを使用しない場合は、ストッパーを上げておけば良い。
実施例の切断定規を示す図 実施例の切断定規の使用方法を説明する図 図3の実施例の切断定規のA−A方向断面図 変形例の切断定規を示す図 変形例の切断定規のストッパーの、長溝に直角の断面を示す図で、(A)はストッパーを使用しない場合を、(B)はストッパーを使用する場合を示す 変形例の切断定規の使用方法を説明する図
以下に、本願考案の最適実施例を示す。本願考案の実施に際しては、当業者の常識及び先行技術の開示に従い、実施例を適宜に変更できる。
図1〜6を用い、実施例の切断定規を説明する。実施例の切断定規2において、定規本体3はプラスチ ックなどの透明な部材で、本体3の裏側に長辺4に沿って寸法を示す目盛6を表示している。図において、長辺4の右端に目盛0を置く。長辺と直角の一短辺7には、カッターを当てて岩綿吸音板を切り離す際にカッターの滑りを良くし定規本体3に強度を与えるための補強部材8が取り付けてある。また、長辺4にはスライドガイド10を取り付け、スライドガイド10を岩綿吸音板14の下端にあてがって、切断定規2を岩綿吸音板14上において平行にスライドさせる。スライドガイド10の形状は、図3に示す。なお、12は取っ手で、スライドをし易くするとともに、岩綿吸音板14の切断時には上からの圧力を加えて切断定規の停止位置からずれないようにする。
岩綿吸音板の基本的なサイズの縦300mm×横600mmであるため、これに合わせて実施例の切断定規2の長辺の長さは600mmとし、短辺7は300mmより少し長くする。なお、異なったサイズの岩綿吸音板に対しては、その長辺、短辺のサイズに合った切断定規2を用いる。岩綿吸音板14の厚みは12mmのものが多いが、8〜15mmなどであっても勿論良い。
図2に、実施例の切断定規2を用いての岩綿吸音板14の切断について説明する。ここで岩綿吸音板14のサイズは縦300mm×横600mmとし、切断定規2の長辺の長さも600mmである。切断定規2を岩綿吸音板14にあてがい、取っ手12を掴んで岩綿吸音板14の長辺16上を矢印のように左側へスライドさせる。このときスライドガイド10は、岩綿吸音板14の長辺16に沿って切断定規2がスライドするすることをガイドする。例えば350mmの長さの岩綿吸音板14が必要な場合は、岩綿吸音板14の端部18が目盛の350mmの位置に来るまでスライドさせて停止させる。この位置で取っ手12を押さえて岩綿吸音板14を固定して切断定規14の他端部7(補強部材8)にカッターをあてがって岩綿吸音板14を切断すると、350mmと250mmの岩綿吸音板が得られる。
図3に示すように、実施例では、L字型のスライドガイド10を切断定規14の長辺に取り付けている。岩綿吸音板14の長辺16上を、スライドガイド10にガイドされて切断定規2スライドさせると、岩綿吸音板14の端部18と切断定規2の端部7とを平行状態を保って移動させることができる。
ここでガイド10の高さhは、例えば切断定規14の本体3の厚みが3mm、岩綿吸音板14の厚みが8mmの場合、3mm+8mm程度とすることが好ましい。高さhが大きいと、取っ手12から下方へ圧力を加えても岩綿吸音板14は本体3に押さえつけられずに、切断位置がずれてしまう恐れがある。
図4に、変形例の切断定規20を示す。切断定規20には、切断定規2の表面側に長辺4に平行に長溝22を設ける。24はスライド部で、図5に示すように、つまみ26とその下部のストッパー28、つまみ26とストッパー28とを連結する軸30を有している。そして、スライド部24はつまみ26を長溝22に沿って動かすことで、スライド移動する。スライド部24にはさらに、ストッパー28を上下動させるためのバネ32、ワッシャ34とを備える。
図5(A)は、ストッパー28を使用しない場合を示す。ストッパー28は長溝22内に収容させているので、ストッパー28が定規本体3のスライドを邪魔しない。図5(B)は、ストッパー28を下げた状態を示す。このときバネ32はつまみ26を押し上げ、ストッパー28は定規本体3の下面に接して摩擦力で当て止まっている。なお、この状態からつまみ26を90°捻ると、ストッパー28も90°回動して長溝22内に収容することができる。ストッパー28を使用するときは、切断したい長さに対応する目盛にスライド部24をスライドさせ、つまみ26を廻してストッパー28を長溝22の下に出しておく。なお、実施例ではストッパー28の上下にバネ32を用いたが、バネの代わりに例えば軸30にナットを取り付け、軸30の内部に設けたネジとを用いて、ストッパー28を下ろして定規本体3に締め付けるように固定しても良い。
図6に、切断定規20の使用方法を示す。例えば、岩綿吸音板14を400mmの長さに切断したい場合、あらかじめスライド部24を400mmの目盛に合わせてスライドさせ、その位置でつまみ26を廻してストッパー28を下げておく。そして岩綿吸音板14の端部18近辺で切断定規20を岩綿吸音板14にあてがい、端部18をストッパー28に当接させる。そしてその位置で取っ手12を押さえて切断定規14の端部7で岩綿吸音板14を切断すれば、所望のサイズに切断できる。この場合、その都度目盛を読む必要が無い。このような使用方法は、何枚もの岩綿吸音板を同じサイズに切断ずる場合に、特に便利である。またストッパー28は端部18に当て止まっているので、切断が一層しやすくなる。
実施例の切断定規によれば、
・岩綿吸音板にあてがってスライドさせるだけで、切断位置が簡単に決められる、
・けがき作業が不要になる、
・軽量で小型の切断定規であるので、扱い易く、現場への移動時に持ち運びし易い、
・定規本体は透明であるので、岩綿吸音板の端部の位置及び裏目に表示した目盛が読み取り易く、使い易い、
・また、定規本体の厚みによる目盛の読み取り誤差が生じないので、正しい位置での切断ができる、
・ストッパーを用いると、何枚もの岩綿吸音板を短時間で切断できる、
などの利点がある。
なお、実施例の切断定規は、右利き用について示したが、短辺を左側に設け右方向にスライドさせる、左利き用の切断定規であっても、もちろん良い。
2,20 切断定規
3 定規本体
4 切断定規の長辺
6 目盛
7 切断定規の短辺
8 補強部材
10 スライドガイド
12 取っ手
14 岩綿吸音板
16 岩綿吸音板の長辺
18 岩綿吸音板の短部
22 長溝
24 スライド部
26 つまみ
28 ストッパー
30 軸
32 バネ
34 ワッシャ

Claims (3)

  1. 合成樹脂からなる平板状の定規本体の長辺と短辺とが右下隅で直角に交わり、
    前記長辺に沿って、前記定規本体の裏面には前記長辺の右端からの寸法を表す目盛り線があり、少なくとも前記定規本体の前記目盛り線部分が透明で、
    かつ、前記長辺に沿って、前記定規本体から裏面側へ突き出したプレートがあることを特徴とする、岩綿吸音板用の切断定規。
  2. 前記定規本体の表面に取っ手があることを特徴とする、請求項1の岩綿吸音板用の切断定規。
  3. 前記定規本体の表面に、前記長辺に平行な長溝が設けられ、
    前記長溝には、前記長溝に沿ってスライドするストッパーと前記ストッパーを固定する部材とが設けられたことを特徴とする、請求項1または2の切断定規。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210015189A (ko) * 2019-08-01 2021-02-10 삼성중공업 주식회사 전선 피복 제거 장치

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