JP3149016U - 切断作業用位置決め定規および同定規を用いた切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、傾斜面や垂直面への取り付けや取り外しが極め簡単でかつしっかり固定できる改良された切断作業用位置決め定規、および同定規を用いて、横ブレがなく垂直切断が可能で、より精密な切断ができる切断装置を提供するようにしたものである。【解決手段】 被切断材の切断面に配置され、その長手方向に設けた複数個の針状のピンおよびばねからなる留め具を有する長尺基板と、同長尺基板の長辺側に取り付けた切断刃案内板とを具えた定規。さらに切断刃案内板に沿って案内するためのガイド部と、前記案内板上を走行するローラと、前記ガイド部の反対面に配置され、ガイド部と切断案内面を挟むように配置された円盤状切断刃とを具えた切断装置。【選択図】図1
Description
この考案は、石膏ボードのような平板材を切断するのに適した位置決め定規および切断装置に関する。
従来、建築現場において、石膏ボードを切断するに際しては、平定規を切断線に合わせて置き、カッターナイフなどの鋭利な刃物で石膏ボードの表面の紙と石膏の一部に切れ目を入れ、石膏ボードを折り曲げた後裏紙を切り落とし、その後、切り口面をボードやすりで仕上げていた。
しかしながら、現場工事などで傾斜面に石膏ボードが取り付けられているとき、この傾斜面に定規を設置する場合には、ひとり作業では困難である。また、仮に傾斜面の石膏ボードに定規を設置できたとしても、カッターで切れ目を入れる際に定規がずれる場合があり、切断線に沿って正確な切れ目を入れることは難しかった。
カッターで切断するほかに、電動丸のこを使用して切断する場合もあるが、石膏ボードの切り口が粗くなり、石膏ボードの切断加工には適していない。
さらに、切りくずや粉塵が飛散し、後片付けに時間がかかるとともに、作業環境が著しく悪化するという不具合もあった。
さらに、切りくずや粉塵が飛散し、後片付けに時間がかかるとともに、作業環境が著しく悪化するという不具合もあった。
本考案は以上のような石膏ボードなどの切断作業の実情に鑑みてなされたもので、取り付けや取り外しが極め簡単でかつしっかり固定できる改良された切断作業用位置決め定規および同定規を用いて、横ブレがなく垂直切断が可能で、より精密な切断ができる切断装置を提供するようにしたものである。
被切断材の切断面に配置され、その長手方向に設けた複数個の針状のピンおよびばねからなる留め具を有する長尺基板と、同長尺基板の長辺側に取り付けた切断刃案内板とを具えた切断作業用位置決め定規であり、また、石膏ボードなどの平板を切断する装置であって、切断刃案内板に沿って案内するためのガイド部と、前記案内板上を走行するローラと、前記ガイド部の反対面に配置され、ガイド部と切断案内面を挟むように配置された円盤状切断刃とを具えた位置決め定規を用いた切断装置である。
このような本考案位置決め定規及び同定規を用いた切断装置によれば、定規の固定が極めて容易で、床面はもちろん傾斜面でも素早く正確に取り付けることができる。また、切断装置はこの位置決め定規に導かれて寸法的な誤差がなく簡単に精度の高い加工ができる。この切断装置は、一般の丸ノコに比べて軽量化しているので使い勝手がよく、作業時間を短縮することができる。また、切断した残り材も再利用しやすく残材が少なくなり材料費の節約にもつながる。
本考案の1実施例を図面を用いて説明する。
図3において1は、切断作業用位置決め定規であり、長尺基板11と同長尺基板11の長辺側に取り付けた切断刃案内板12、および長尺基板11の長手方向の複数個所に設けた留め具20から構成されている。留め具20は、ふた21とこれに枢着したピン22、前記長尺基板11に固定された内筒23、内筒23にスライド可能に取り付けられた外筒24、ふた21と内筒23底部の間に介装されたバネ25、内筒23の外側壁に突設した溝ピン26、同溝ピン26に係合するため外筒24に穿けられた長穴状のスライド溝27より構成されている。
ピン22は、長尺基板11を貫通して被切断材、たとえば石膏ボード4に差し込むことができるようになっている。また、外筒24の上部には、ねじ溝28が形成されふた21に螺合される。
図3において1は、切断作業用位置決め定規であり、長尺基板11と同長尺基板11の長辺側に取り付けた切断刃案内板12、および長尺基板11の長手方向の複数個所に設けた留め具20から構成されている。留め具20は、ふた21とこれに枢着したピン22、前記長尺基板11に固定された内筒23、内筒23にスライド可能に取り付けられた外筒24、ふた21と内筒23底部の間に介装されたバネ25、内筒23の外側壁に突設した溝ピン26、同溝ピン26に係合するため外筒24に穿けられた長穴状のスライド溝27より構成されている。
ピン22は、長尺基板11を貫通して被切断材、たとえば石膏ボード4に差し込むことができるようになっている。また、外筒24の上部には、ねじ溝28が形成されふた21に螺合される。
一方、図1、図2、図4を用いて切断装置5について説明する。
51は、切断装置本体、52は、本体51に軸支された回転軸でモータ53の回転を円盤状切断刃54に伝達する。円盤状切断刃54はチップのついていない厚み0.5mm程度の平刃が適している。55は、同切断刃54を囲うように配置されたカバー、56は、同カバー55に軸支された一対のローラで、切断作業用位置決め定規1の切断刃案内板12上に沿って回転し、切断装置本体51を案内する。また、57は、前記カバー55の一部を垂下させて構成されたガイド部で、切断刃案内板12の側面に案内されながら移動する。58は、把手、59は、モータ53のスイッチ、60は電源コードである。
51は、切断装置本体、52は、本体51に軸支された回転軸でモータ53の回転を円盤状切断刃54に伝達する。円盤状切断刃54はチップのついていない厚み0.5mm程度の平刃が適している。55は、同切断刃54を囲うように配置されたカバー、56は、同カバー55に軸支された一対のローラで、切断作業用位置決め定規1の切断刃案内板12上に沿って回転し、切断装置本体51を案内する。また、57は、前記カバー55の一部を垂下させて構成されたガイド部で、切断刃案内板12の側面に案内されながら移動する。58は、把手、59は、モータ53のスイッチ、60は電源コードである。
このように構成された本考案切断作業用位置決め定規を被切断材たとえば石膏ボード4に取り付けるときには、切断刃案内板12が正しく切断線上にあるかどうかを確認して保持し、複数の留め具20のふた21を押し込んでピン22を石膏ボード4に食い込ませて長尺基板11を固定する。石膏ボード4は床面に置かれている状態の他、垂直に建てつけられた状態、傾斜状態の場合にも使用できる。このため、長尺基板11は軽量化の目的でアルミ材で、切断刃案内板12はステンレス材で作るようにするのが好ましい。
また、留め具20のピン22の長さは、外筒24を内筒23に沿って最下端まで押し下げたときに、石膏ボード4の下面より飛び出さないように調節しておく必要がある。さらに外筒24と内筒23は互いにスライドできる径寸法であって、かつ両者にはそれぞれスライド溝27と溝ピン26が形成されて、互いの回動運動を規制するようになっている。さらにまた、ふた21と内筒23底部の間にバネ25が介装されているので、定規1の着脱作業が簡単にできる。また、ピン22の交換を容易にするためにふた21には、ねじで枢着されるとともに外筒24の上部には、ねじ溝28が形成されふた21に螺合されるようにしている。
このようにして、切断材に取り付けられた切断作業用位置決め定規1は、切刃案内板12に沿ってカッターナイフなどの鋭利な刃物や、電動回転刃を回転させながら切断作業をするのに用いられる。
また、切断作業用位置決め定規1に本考案切断装置を配置するときには、定規1の切刃案内板12の両側面をカバー55のガイド部57と円盤状切断刃54とで挟み込むと共に、一対のローラ56を定規1の切刃案内板12の上面に載せる。円盤状切断刃は、図1の矢印Aの方向に回転しているので、矢印Bの方向に引きながら切断する。もちろん、押しながら切断しても差し支えない。
厚みが異なる石膏ボード4を切断するときには、ローラ56が走行する切刃案内板12の高さが異なるものと取り替える。また、ローラ56の支軸を変更するようにしてもよい。
このような装置によれば、石膏ボードのような平板材をチップのついていない厚み0.5mm程度の平刃による円盤状切断刃54で切断するので、切り口角部がきれいに加工でき、切り口面をボードややすりで再仕上げする必要が全くない。しかも厚み方向の切残しがなく、切断刃が薄いので排出される切り粉の量も極端に少なく作業環境を改善できる。
このような装置によれば、石膏ボードのような平板材をチップのついていない厚み0.5mm程度の平刃による円盤状切断刃54で切断するので、切り口角部がきれいに加工でき、切り口面をボードややすりで再仕上げする必要が全くない。しかも厚み方向の切残しがなく、切断刃が薄いので排出される切り粉の量も極端に少なく作業環境を改善できる。
通常店舗工事などにおいて、軽鉄間仕切り壁では、先に取り付けたスリットバーの間に、石膏ボードの寸法を合わせ切りして取り付けていたが、本考案切断装置を使用すれば作業工程を入れ替えて効率よく取り付けることができる。すなわち、まず間仕切り壁全体に石膏ボードを取り付けた後、スリットバーの取り付け位置部分の幅の石膏ボードを本考案切断装置で切り取り、この切取り部分にスリットバーを取り付けるのである。これは、本考案定規が、垂直面や傾斜面でも正確に位置決めし固定できること、本考案定規に切断装置の円盤状切断刃が直角に取り付けできるので精密な工事ができること、切断装置のローラを付けているので切断深さが一定で、スライド移動も極めてスムースにできること、切り粉の量が少ないので粉塵も少なく、室内作業環境を向上できること、などの理由によるところが大きい。
また、本考案の切断作業用位置決め定規ならびに切断装置は、軽量・小型であり、作業がやりやすく、持ち運びにも便利である。本考案の説明では石膏ボードを代表して説明したが、石膏ボードに限らず各種板材や同種の材料にも適用できることは言うまでもない。
以上図示し説明したように本考案の切断用定規および同定規を用いた切断装置によれば定規の固定が容易であるため寸法的な誤差がなく、簡単に精度の高い加工ができるとともに、切断装置は一般の丸ノコに比べて軽量化しているので使い勝手がよく、作業時間を短縮することができる。また、切断した残り材も再利用しやすく残材が少なくなり材料費の節約にもつながる。
1 定規
11 長尺基板
12 切刃案内板
20 留め具
23 内筒
24 外筒
25 バネ
4 石膏ボード
51 切断装置本体、
53 モータ
54 円盤状切断刃
56 ローラ
57 ガイド部
11 長尺基板
12 切刃案内板
20 留め具
23 内筒
24 外筒
25 バネ
4 石膏ボード
51 切断装置本体、
53 モータ
54 円盤状切断刃
56 ローラ
57 ガイド部
Claims (2)
- 被切断材の切断面に配置され、その長手方向に設けた複数個の針状のピンおよびばねからなる留め具を有する長尺基板と、同長尺基板の長辺側に取り付けた切断刃案内板とを具えたことを特徴とする切断作業用位置決め定規。
- 石膏ボードなどの平板を切断する装置であって、請求項1に記載の切断刃案内板に沿って案内するためのガイド部と、前記案内板上を走行するローラと、前記ガイド部の反対面に配置され、ガイド部と切断案内面を挟むように配置された円盤状切断刃とを具えたことを特徴とする請求項1に記載の定規を用いた切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007062U JP3149016U (ja) | 2008-09-08 | 2008-09-08 | 切断作業用位置決め定規および同定規を用いた切断装置 |
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ID=54853623
Family Applications (1)
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JP2008007062U Expired - Lifetime JP3149016U (ja) | 2008-09-08 | 2008-09-08 | 切断作業用位置決め定規および同定規を用いた切断装置 |
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JP (1) | JP3149016U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7495166B2 (ja) | 2017-12-20 | 2024-06-04 | 吉野石膏株式会社 | 石膏ボード |
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2008
- 2008-09-08 JP JP2008007062U patent/JP3149016U/ja not_active Expired - Lifetime
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