JP5375822B2 - 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両 - Google Patents

電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5375822B2
JP5375822B2 JP2010505658A JP2010505658A JP5375822B2 JP 5375822 B2 JP5375822 B2 JP 5375822B2 JP 2010505658 A JP2010505658 A JP 2010505658A JP 2010505658 A JP2010505658 A JP 2010505658A JP 5375822 B2 JP5375822 B2 JP 5375822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
actuator
compensation amount
stroke
drive control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010505658A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009122954A1 (ja
Inventor
研也 上沼
忠嗣 玉正
正継 横手
卓馬 鈴木
陽介 山口
雅人 竹日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2010505658A priority Critical patent/JP5375822B2/ja
Publication of JPWO2009122954A1 publication Critical patent/JPWO2009122954A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5375822B2 publication Critical patent/JP5375822B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/005Suspension locking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/018Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the use of a specific signal treatment or control method
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/06Linear motors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/40Type of actuator
    • B60G2202/42Electric actuator
    • B60G2202/422Linear motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2205/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the control loops
    • H02P2205/05Torque loop, i.e. comparison of the motor torque with a torque reference

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

本発明は、リニアモータを駆動部とするリニアモータ型の電動アクチュエータを駆動制御する駆動制御装置及び駆動制御方法に関する。
直動型の電動アクチュエータとして、リニアモータを用いたアクチュエータがある。ここで、リニアモータは永久磁石とコイルとを配列して構成する。そのようなリニアモータを駆動部とする電動アクチュエータの駆動制御方法としては、例えば特許文献1に記載の制御方法がある。
ここで、特許文献1に記載のように、出力軸の相対変位(ストローク)に対する静推力分布は正の傾斜を有する。この正の傾斜を持つことに鑑み、特許文献1の制御方法では、アクチュエータのストローク量に応じて、無励磁時における静推力であるディテント力を補償するための電流補償を行っている。
特開平5−248407号公報
上記特許文献1に記載の技術では、電動アクチュエータに対する位置指令をモータへの電流指令値に変換する。また、ストローク量に依存した電流補償量を求め、この電流補償量を上記電流指令値から減算する。これにより、推力変動分を低減する結果、アクチュエータのストロークに対しフラットな推力特性を得ようとするものである。
しかし、発明者らが確認したところ、電動アクチュエータで発生させる推力によっては、無励磁時でのストロークに対する推力変動分だけを電流補償すると、ストロークに対してフラットな推力特性を得ることができなかった。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、アクチュエータのストロークに対し良好な推力特性を得ることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、リニアモータを駆動部とするリニアモータ型電動アクチュエータを駆動制御する際に、アクチュエータのストロークに対する推力変動分を補償するための補償量を、アクチュエータで発生させる推力も考慮して求める。つまり、アクチュエータのストロークを検出し、このストロークに対する無励磁での基本補償量を求める。そして、基本補償量に乗算されるゲインと、基本補償量におけるストロークの位相ずれ分とを、推力指令値に応じて変更し、変更後のゲインと位相ずれ分に応じて基本補償量を補正することによって、最終的な補償量を求める。
本発明によれば、アクチュエータのストロークに対する推力変動を補償する補償量を求める際に、アクチュエータで発生させる推力も考慮することで、ストロークに対し良好な推力特性を得ることが可能となる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(アクチュエータの構成)
まず、本実施形態のリニアモータ型電動アクチュエータの構成について説明する。
図1は、リニアモータ3を駆動部に用いた電動アクチュエータの例を示す概略構成図である。
本電動アクチュエータACは、図1に示すように、シリンダ1、ロッド2、及びリニアモータ3を備える。
シリンダ1は、例えば断面円形をした有底の筒体である。そのシリンダ1内に、ロッド2の一部を進退可能に挿入してある。ロッド2の断面形状は、上記シリンダ1の内径面と同じ断面形状となっており、例えば断面円形となっている。
上記シリンダ1の開口端部側の内径面には、円環状のガイド4を同軸に固定する。このガイド4の内径面は、ロッド2外径面に摺接する。また、ロッド2におけるシリンダ有底側の端部にも、円環状のガイド5を同軸に固定する。このガイド5の外径面は、シリンダ1内径面に摺接する。すなわち、上記ガイド4,5は滑り軸受を構成し、この2つのガイド4,5よって、ロッド2とシリンダ1とは、互いに軸方向へストローク可能(相対移動可能)に支持した状態となっている。すなわち、シリンダ1は、ロッド2に対し、相対的に軸方向に沿って直動可能となっている。
上記リニアモータ3は、リング状の複数の永久磁石6と、複数のコイル7とが対向配置している。
すなわち、上記複数の永久磁石6を、ロッド2の外径面に同軸に固定する。その複数の永久磁石6は、ロッド2の軸に沿って配列する。また、複数のコイル7を、シリンダ1の内径面に固定する。その複数のコイル7を、シリンダ1の軸に沿って配列する。なお、各コイル7は鉄心を有する。そして、上記コイル7への供給電流(励磁電流)によって、アクチュエータACが駆動される。
また、上記シリンダ1の有底側端部にブラケット8を設ける。同様に、ロッド2の他端部にもブラケット9を設ける。
ここで、本実施形態では、ロッド2側を固定部とし、シリンダ1側を可動部とする。そして、上記構成の電動アクチュエータACについて、図2に示すように、ロッド2側のブラケット9を固定部材10に連結し、シリンダ1側のブラケットを可動体11に連結して使用する。
ここで、本実施形態では、可動体11は外部からの振動入力によって上下方向(アクチュエータACのストローク方向若しくは略ストローク方向)に加振力を受けるものとする。そして、アクチュエータACで発生する推力によって、可動体11の制振を行うことを想定する。なお、固定部材10は、例えば定盤に固定しておく。また、可動体11は、例えば制振を必要とする機器などである。制振の場合には、アクチュエータACはストロークしながら振動をキャンセルする推力を発生することが必要となる。
また、シリンダ1に対するロッド2の相対位置、つまりストローク量を検出する位置検出手段を備える。位置検出手段は、検出した位置信号を駆動制御装置に出力する。本実施形態では、位置検出手段として、アクチュエータACのストローク量を検出するポテンショメータ12を例示している。
また、上記可動体11の上下方向への加速度を検出する加速度センサや、上下方向への変位速度を検出する速度センサ等を備える。その各センサは、検出信号を駆動制御装置20に出力する。
(推力変動に対する補償について)
ここで、駆動制御装置20の説明に先立って、推力変動に対する補償について説明する。
図1に示したような、複数の永久磁石6をストローク方向に離散的に配置したリニアモータ3を用いると、コイル7に電流を流さない無励磁状態であってもストロークに対する推力変動が起こる。この推力変動は、永久磁石6とコイル7側の鉄心とが互いに吸引力と反発力を生じるためである。実際のアクチュエータACで実測した結果を図3に示す。図3に示すように、本実施形態のアクチュエータACでは、ストロークに対して周期的に推力が変動する。この変動周期Dは、図に示したコイル7の配置間隔Dと略同等である。
このような推力変動が生じると次のような問題がある。その問題とは、アクチュエータACを位置決め用途に用いる場合には、位置決め精度の低下の原因となり、また、位置決めのフィードバックゲインが過多となって制御が発散してしまう可能性がある。また、アクチュエータACを力制御(電流制御)で推力発生用途に用いる場合には、図3の推力変動分が、そのまま推力出力に影響してしまう。このため、安定した推力を得ることが難しい。
なお、ストローク位置によらず一定の推力を得るために、ロードセルなどによって実際の発生推力を直接測定する装置を設けてフィードバックすることも考えられる。しかし、この場合には、装置全体の複雑化を招く。
上述のように、無励磁状態でのストロークに対する推力変動は、予め分かる。したがって、ストローク量を変数として、ストロークに依存した電流補償量(すなわち図3に示した推力変動分)を算出することが可能である。本実施形態では、この無励磁状態でのストロークに対する推力変動を、補償の基準とする。
また、ストロークに対する推力変動は、周期をDとした周期関数で表すことが出来る。
たとえば、上記電流補償量ΔFとして、下記(1)式で近似して表すことが出来る。
ΔF = K・sin{(2π/D)・x}・・(1)
Kは、推力変動の基本の振幅である。
ここで、同じ電動アクチュエータACを使用して、一定の推力指令Fc(電流指令)でアクチュエータACを動作させながら、ストロークに対する推力の特性を測定した結果を、図4に示す。図4中、下側の曲線501は無励磁時の特性を示す。上側の曲線502が一定の推力指令Fcを加えた場合の特性を示す。
この図4から分かるように、一定の推力指令Fcを加えた場合にも、無励磁時とほぼ同様の周期を持つ推力変動波形を示す。しかし、双方の曲線501,502には位相差αが生じている。また、無励磁の曲線のp−p(peak to peak)値Aよりも、推力発生時の曲線のp−p値Bの方が大きくなっている。
このように、ストロークに対する推力変動は、アクチュエータACで発生させる推力によって、位相ずれ、及び大きさに変化が生じる。すなわち、アクチュエータACを推力制御で用いる場合には、この位相ずれやp−p値のずれの影響は無視できず、制御精度に影響が出る。
図5に、図4に示した、実測データに基づく無励磁時における推力変動と推力指令Fc時の推力変動を示した曲線501,502を改めて示す。併せて、無励磁時における推力変動を近似した近似曲線601を、上下の波形にそれぞれ重ねて示す。
図5中の曲線601は、無励磁時における推力変動曲線501を近似した近似曲線である。なお、三角関数で曲線近似を行った結果を示した。
この近似曲線601は、無励磁時のアクチュエータACストロークに応じた推力(電流)補償量に相当する。しかし、この近似曲線601は、前述したように推力変動曲線502と位相ずれを生じていることがわかる。
図5の区間1の部分を拡大した図が、図6である。上記近似曲線601による推力補償量を推力指令501から減じて、実際のアクチュエータACの電流指令を算出することにより、ストロークに対する推力特性は、曲線701で示した特性となる。つまり、推力変動をキャンセルできることが分かる。
一方、図5の区間2の部分を拡大した図が、図7である。何も補償を行わない場合の推力変動曲線502に対して無励磁補償量601の位相がずれていることにより、補償を行った場合には、補償した曲線801のように推力変動がほとんどキャンセルできていない。
一方、推力指令に基づき、無励磁補償量601の位相をずらすことで、また、大きさを補正することで、図8のように、推力変動がキャンセルすることが出来る。
ここで、図9は、推力指令を変化させた場合における推力特性を求めた図である。
すなわち、図9は、アクチュエータACに一定の推力(電流)指令を与えた場合のストロークと推力特性の計測例である。推力(+)とは、図2においてアクチュエータACが伸張する方向の推力を表し、推力(−)とは図2においてアクチュエータACが収縮する方向の推力を表す。同様に、ストローク(+)方向とは、図2においてアクチュエータACが伸張する方向、ストローク(−)方向とは、図2においてアクチュエータACが収縮する方向を表す。曲線1101は無励磁時の推力変動を表している。
この図9に示す推力特性から分かるように、アクチュエータACに対する推力指令の絶対値に応じて振幅の大きさが変化している。同様に、推力指令に応じて曲線の位相が変化していることがわかる。また、本実施形態のアクチュエータ形式においては、ほぼ位相ずれと振幅の変化は、ストローク量によって直線的に変化していることがわかる。
(駆動制御装置20の構成)
また、駆動制御装置20は、図2に示すように、推力指令演算部21、推力補償部22、及び供給電流調整部23を備える。
推力指令演算部21は、可動体11の挙動を検出するセンサからの信号に基づき、可動体11に発生している加速度や速度等を検出し、その検出に基づき可動体11の振動を抑制するためにアクチュエータACで発生させる推力を演算し、その推力指令Fcを電流指令として出力する。上記推力指令Fcの演算は、公知の制振制御の演算を適用すればよい。
また、上記推力補償部22は、位相ゲイン演算部22A、補償量演算部22B、及び加算部22Cを備える。
位相ゲイン演算部22Aは、アクチュエータACで発生させる推力に基づき、基準とする基本補償量を補正するための位相及びゲインを演算する。
本実施形態の位相ゲイン演算部22Aでは、推力指令演算部21から推力指令Fcを、アクチュエータACで発生させる推力として入力する。
そして、下記(2)式及び(3)式に基づき、補正分の位相α及びゲインGを求める。求めた位相α及びゲインGは、補償量演算部22Bに出力する。
α =A1・Fc −A2 ・・・(2)
G =G1・|Fc| +G2 ・・・(3)
上記A1、A2、G1、G2は、それぞれ対象とするアクチュエータACの特性に依存する定数である。
ここで、本実施形態のアクチュエータACは、上述のように、無励磁時の推力特性を基準として、位相ずれ及びゲインを線形近似で設定することが可能である。このため、上記(1)式及び(2)式を一次式としている。対象とするアクチュエータACの特性に応じ、実験などによって、上記(2)式及び(3)式を決定すれば良い。
次に、補償量演算部22Bの処理について説明する。 上述のように、無励磁でのストロークに対する推力変動の補正量は三角関数で近似することが出来る。
即ち、上述のように、本実施形態のアクチュエータACでは、基準とする無励磁でのストロークに対する推力変動ΔFは、下記(1)式で表すことが出来る。
ΔF = K・sin{(2π/D)・x} ・・・(1)
この(1)式に基づき、位相ゲイン演算部22Aから入力した位相分α、及びゲインGで補正を反映することで、下記(4)式を得ることが出来る。すなわち、(4)式のよって、アクチュエータACで発生させる推力によって補正した後の電流補償量ΔFを求めることができる。
ΔF = G・sin{(2π/D)・(x−α)} ・・・(4)
ここで、上記ゲインGに、上記基本の振幅Kの分も含ませた。即ち、Gは曲線の振幅(ゲイン)そのものを表す。
また、変数Dは、上述のように図1で示したコイル7の配置間隔Dである。
そして、補償量演算部22Bでは、ポテンショメータ12が計測したアクチュエータACのストロークxを入力する。そして、上記(4)式によって、推力の変動量、つまり電流補償量ΔFを算出して加算部22Cに出力する。
加算部22Cでは、推力指令Fcから変動補償量ΔFを減じ、その減算後の推力指令Fcを供給電流調整部23に出力する。
供給電流調整部23は、電流アンプから構成し、入力した電流指令値である推力指令Fcを増幅してアクチュエータACのコイル7に供給(印加)する。
なお、上記構成では、推力指令Fc自体が電流指令であることから、供給電流調整部23は電流アンプで構成している。供給電流調整部23に入力する推力指令Fcが電流指令でない場合には、供給電流調整部23は、電源からコイル7に供給する電流を、入力した推力指令Fcに応じた電流値に調整するモータ駆動装置などで構成する。
ここで、推力補償部22は補償量演算手段を構成する。
(動作)
可動体11の状況に応じてアクチュエータACで発生させる推力指令Fcを算出する。また、アクチュエータACのストロークに応じた補償量を求める際に、上記推力指令Fcに応じて、基本とする補償量の位相及びゲインを補正する。すなわち、アクチュエータACで発生させる推力を考慮して、ストロークに対する推力変動分を求める。
そして、推力変動分を減じることで補償後の推力指令Fcに応じた電流を、アクチュエータACのコイル7に印加する。
これによって、アクチュエータACで発生させる推力がどのような値、若しくは可動体11の状況に応じて目標となる発生推力が変化させても、ストロークに対して推力が変動しない理想的な推力特性を得ることが可能となる。
(本実施形態の効果)
(1)アクチュエータACの推力補償量を、アクチュエータACのストロークだけではなく、推力指令Fcにも基づいて決定する構成となる。これにより、無励磁時以外の状態においても、推力補償量ΔFを適切に算出することが可能となり、アクチュエータACのストロークに対する推力変動を効果的にキャンセルすることができる。この結果、ストロークに対して推力が変動しない理想的な推力特性を得ることが可能となる。
(2)基本とする補償量ΔFの位相を、アクチュエータACで発生させる推力Fcに基づき補正する。これによって、無励磁状態以外の状態における、アクチュエータACのストロークに対する推力変動の位相の変化を吸収する推力補償量を適切に算出することが可能となる。この結果、アクチュエータACストロークに対する推力変動を効果的にキャンセルすることができる。
(3)基本とする補償量のゲイン(振幅)を、アクチュエータACで発生させる推力に基づき補正する。これによって、無励磁状態以外の状態における、アクチュエータACのストロークに対する推力変動の振幅の変化を吸収する推力補償量を適切に算出することが可能となる。この結果、アクチュエータACストロークに対する推力変動を効果的にキャンセルすることができる。
(4)基準とする補償量を、アクチュエータACストロークに関する関数で表すことにより、アクチュエータACに対する推力変動を簡潔に表現可能となる。
(変形例)
(1)位置検出手段として、可動体11と固定部材10の間にポテンショメータ12を設置する例を示した。このアクチュエータACを例えば自動車などのサスペンション等として用いる場合には、図11および図12に示すように、可動体11が車体24に、固定部材10がサスペンションアーム25に相当する。このようなサスペンションに利用する場合においては、図11および図12に示すように、サスペンションアーム25と車体24との間にポテンショメータ12を設けてもよいし、または、図示しないが、サスペンション揺動角を検知するセンサを設けて、そのセンサの出力値からアクチュエータACのストロークに換算する手段によって位置検出手段を構成しても良い。ここで、車体24およびサスペンションアーム25に加わる振動は、車室を構成する屋根26やドア27等に伝達しやすいため、伝達された振動そのもの、または振動に起因する音が乗員に不快感を与えるおそれがある。したがって、前述のように車体24とサスペンションアーム25にアクチュエータACを連結した場合に、アクチュエータACのストロークに対する推力変動が生じると、車室内で振動や異音が生じて乗員に不快感を与えるおそれがある。よって、アクチュエータACのストロークに対する推力変動を低減すると、車室内の振動や異音を効果的に低減することができる。
(2)上記電動アクチュエータACの使用として、機器の制振を行う場合を例示している。電動アクチュエータACの適用例はこれに限定しない。例えば、電動アクチュエータACを、自動車のサスペンションの一部に取り付けて用いることにより、路面凹凸を好適に吸収するアクティブサスペンションとしての利用が期待できる。このような用途においては、アクチュエータACは物体を適宜な位置に搬送あるいは固定する位置決め制御ではなく、減衰力やアクティブ制御力を発生する、推力制御で使用することになる。
(3)上記実施形態では、アクチュエータACで発生させる推力として、推力指令Fcに対応する電流値を使用している。アクチュエータACで発生させる推力として、推力指令Fcそのものであっても良い。
なお、アクチュエータACでの実際に発生している推力を実測して使用することも可能である。但し、装置がその分だけ複雑化する。
(4)上記実施形態では、位相及びゲインの補正を行う際の基準となる基本の推力変動を、無励磁、つまり、推力指令Fcがゼロである場合、でのストロークに対する推力変動を使用している。基準となる基本の推力変動は、所定の推力指令Fcでのストロークに対する推力変動としても良い。例えば、アクチュエータACで発生させる推力範囲の中央値や、一番発生している時間が長いであろう推力でのストロークに対する推力変動を、基準となる基本の推力変動とする。
(5)上記実施形態では、基準とする基本の推力変動について、位相及びゲインの両方を補正しているが、位相だけを補正するようにしても良い。また、ゲインだけを補正するようにしても良い。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同様な装置などについては同一の符号を付して説明する。
本実施形態の基本構成は、上記第1実施形態と同様である。但し、図10に示すように、推力補償部22の処理が異なる。
即ち、本実施形態の推力補償部22は、図10に示すように、位相補正部22D、基本補償量決定部22E、ゲイン補正部22F、および加算部22Cを備える。
本実施形態は、対象とする電動アクチュエータACの推力特性が、図5に示したように単一の三角関数で表現できるものでない場合や、周期関数では表現しきれない場合を想定したものである。この場合には、先に示した実施形態では計算が複雑になってしまう可能性がある。このような場合には、本第2実施形態の構成を用いるのが良い。
上記基本補償量決定部22Eは、基準とする基本補償量を決定するための演算マップMを有している。そして、入力したストローク位置に対応する補償量ΔFを上記演算マップMから決定してゲイン補正部22Fに出力する。
ここで、上記演算マップMは、例えば、アクチュエータACを無励磁状態でストロークさせたときの推力変動を、ストロークに対する離散的数値行列として記憶させておくことで構成する。
また、位相補正部22Dは、位置検出手段から検出したストロークを入力すると共に、推力指令Fcを入力する。そして、上記入力したストロークを、推力指令Fcに応じてオフセットさせる。そのオフセットさせることで補正した後のストローク量を、上記基本補償量決定部22Eに出力する。
推力指令Fcに応じたオフセット量は、対象とするアクチュエータAC形式について、図9のようなストロークに対する推力変動を、アクチュエータACで発生させる推力毎に求めることで、決定することが出来る。推力指令Fcに応じたオフセット量は、関数でも良いし、推力指令Fcを変数としたマップとして持っていても良い。
ゲイン補正部22Fは、推力指令Fcの絶対値に応じてゲインGを求める。そして、そのゲインGを、基本補償量決定部22Eから入力した補償量ΔFに乗算して、補償量の大きさを、推力指令Fcによって補正して、加算部22Cに出力する。なお、上記演算マップMでは、大きさを正規化しておいても良い。
推力指令Fcに応じたゲインは、対象とするアクチュエータACタイプについて、図5のようなストロークに対する推力変動を、アクチュエータACで発生させる推力毎に求めることで、決定することが出来る。推力指令Fcに応じたゲインは、関数でも良いし、推力指令Fcを変数としたマップとして持っていても良い。
加算部22Cは、アクチュエータACで発生させる推力指令Fcから入力した補償量を減算して電流アンプに出力する。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(本実施形態の効果)
(1)基本の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(2)基準とする補償量を、アクチュエータACストロークに関する、予め決定したマップMで表す。この結果、アクチュエータACに対する推力変動を簡潔に表現可能となる。特に、マップ形式で持つことで、推力特性が、単一の三角関数で表現できるものでない場合や、周期関数では表現しきれない場合に有効である。
(変形例)
(1)上記実施形態では、無励磁状態でストロークさせたときの推力変動を、基準とする推力変動として、マップMで記憶している。しかしながら、演算マップMに記憶させる基準となる推力変動の波形は、無励磁状態でなくてもよい。位相補正部22Dやゲイン補正部22Fは、その基準に対して設定すればよい。
(2)また、基準となる波形をマップMとして記憶させるだけでなく、複数の波形を記憶させておいてもよい。例えば、図9に示したグラフを全てマップMとして記憶させておき、中間の指令値においては、各波形間を線形補間するなどの方法で補間して用いれば良い。この場合には、基本補償量決定部22Eにストローク及び推力指令Fcを入力し、その2つを変数として補償量を求める事が出来る。即ち、位相補正部22D及びゲイン補正部22Fを省略可能となる。
本発明に基づく第1実施形態に係る電動アクチュエータを説明する図である。 本発明に基づく第1実施形態に係る駆動制御装置を説明する図である。 無励磁状態におけるストロークに対する推力変動を示す図である。 推力指令Fcを印加した場合の推力変動波形の変化を示す図である。 無励磁と推力指令を印加した場合の推力変動の違いを説明する図である。 無励磁状態における推力補償量と補償結果を示す図である。 推力指令Fcを印加した場合の、推力で補正しない場合の推力補償量と補償結果を説明する図である。 推力指令Fcを印加した場合の、推力で補正する場合の推力補償量と補償結果を説明する図である。 推力変動波形の変化を示す図である。 本発明に基づく第2実施形態に係る補償量演算部を説明する図である。 本発明に基づく第1実施形態または第2実施形態に係る電動アクチュエータを、サスペンションとして適用した車両の全体を示す図である。 本発明に基づく第1実施形態または第2実施形態に係る電動アクチュエータを、サスペンションとして適用した車両を、車両正面から見た図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 ロッド
3 リニアモータ
7 コイル
10 固定部材
11 可動体
12 ポテンショメータ
20 駆動制御装置
21 推力指令演算部
22 推力補償部(補償量演算手段)
22A 位相ゲイン演算部
22B 補償量演算部
22C 加算部
22D 位相補正部
22E 基本補償量決定部
22F ゲイン補正部
23 供給電流調整部
AC アクチュエータ
Fc 推力指令
x ストローク
G ゲイン
α 位相
ΔF 補償量
M 演算マップ

Claims (6)

  1. リニアモータを駆動部とするリニアモータ型電動アクチュエータを駆動制御する駆動制御装置であって、前記リニアモータのコイルに供給する電流によって前記電動アクチュエータを駆動制御する駆動制御装置において、
    前記リニアモータを励磁させることで、前記アクチュエータが発生する推力の推力指令値を演算する推力指令演算部と、
    前記アクチュエータのストロークを検出する位置検出手段と、
    前記アクチュエータの推力変動分に対応する補償量を求める補償量演算手段と、
    を有し、
    前記補償量演算手段は、前記ストロークに対する無励磁での基本補償量を求め、前記基本補償量に乗算されるゲインと、前記基本補償量におけるストロークの位相ずれ分とを、前記推力指令値に応じて変更し、変更後の前記ゲインと前記位相ずれ分に応じて前記基本補償量を補正することによって、前記補償量を求めることを特徴とする電動アクチュエータの駆動制御装置。
  2. 前記基本補償量を、予め、前記可動部の相対変位を変数とした関数若しくはマップとして持つことを特徴とする請求項に記載した電動アクチュエータの駆動制御装置。
  3. 前記補償量演算手段は、前記推力指令値がゼロである場合の前記アクチュエータのストロークに対する推力変動に基づいて前記基本補償量を演算することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載した電動アクチュエータの駆動制御装置。
  4. 前記電動アクチュエータは、車体と、車輪と該車体とを連結するサスペンションアームとに連結し、前記アクチュエータで発生する推力は、前記車輪と前記車体との相対速度または相対変位に応じた力であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載した電動アクチュエータの駆動制御装置。
  5. リニアモータを駆動部とするリニアモータ型電動アクチュエータを駆動制御する駆動制御方法において、
    前記リニアモータを励磁させることで、前記アクチュエータが発生する推力の推力指令値を求め、
    前記アクチュエータのストロークを検出し、
    前記ストロークに対する無励磁での基本補償量を求め、
    前記基本補償量に乗算されるゲインと、前記基本補償量におけるストロークの位相ずれ分とを、前記推力指令値に応じて変更し、変更後の前記ゲインと前記位相ずれ分に応じて前記基本補償量を補正することによって、前記アクチュエータのストロークに対する推力変動分に対応する補償量を求めて推力の補償を行う、
    ことを特徴とする電動アクチュエータの駆動制御方法。
  6. リニアモータを駆動部とするリニアモータ型電動アクチュエータを駆動制御する駆動制御装置を備える車両であって、
    前記電動アクチュエータは、車体と、該車体と車輪とを連結するサスペンションアームとを連結し、
    前記駆動制御装置は、
    前記リニアモータを励磁させることで、前記アクチュエータが発生する推力の推力指令値を演算する推力指令演算部と、
    前記アクチュエータのストロークを検出する位置検出手段と、
    前記アクチュエータの推力変動分に対応する補償量を求める補償量演算手段と、
    を有し、
    前記補償量演算手段は、前記ストロークに対する無励磁での基本補償量を求め、前記基本補償量に乗算されるゲインと、前記基本補償量におけるストロークの位相ずれ分とを、前記推力指令値に応じて変更し、変更後の前記ゲインと前記位相ずれ分に応じて前記基本補償量を補正することによって、前記補償量を求めることを特徴とする駆動制御装置を備える車両。
JP2010505658A 2008-04-02 2009-03-24 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両 Expired - Fee Related JP5375822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010505658A JP5375822B2 (ja) 2008-04-02 2009-03-24 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008096502 2008-04-02
JP2008096502 2008-04-02
JP2010505658A JP5375822B2 (ja) 2008-04-02 2009-03-24 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両
PCT/JP2009/055770 WO2009122954A1 (ja) 2008-04-02 2009-03-24 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009122954A1 JPWO2009122954A1 (ja) 2011-07-28
JP5375822B2 true JP5375822B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=41135334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010505658A Expired - Fee Related JP5375822B2 (ja) 2008-04-02 2009-03-24 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8447468B2 (ja)
EP (1) EP2262102A4 (ja)
JP (1) JP5375822B2 (ja)
CN (1) CN101990740B (ja)
WO (1) WO2009122954A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9331624B2 (en) * 2013-02-25 2016-05-03 National Taiwan University Thrust ripple mapping system in a precision stage and method thereof
US9529341B2 (en) * 2013-10-25 2016-12-27 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Motion-control system for performing different tasks
JP6747239B2 (ja) * 2016-10-25 2020-08-26 アイシン精機株式会社 サスペンションの減衰力制御装置
EP3316460B1 (en) * 2016-10-28 2020-07-01 Danfoss Editron Oy A linear electric machine and a power electronic converter for controlling the linear electric machine
CN110729943B (zh) * 2019-10-24 2021-05-11 广东威博特科技有限公司 一种提高线性马达振动一致性的方法
CN117656742B (zh) * 2023-03-23 2024-07-16 比亚迪股份有限公司 悬架装置及具有其的车辆

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11299277A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Yaskawa Electric Corp モータトルク補正装置と該装置を備えたモータ駆動装置
JP2001197765A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Yaskawa Electric Corp トルクリップル低減装置
JP2002048189A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Tokico Ltd 電磁サスペンション装置
JP2002223582A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Hitachi Ltd 永久磁石式同期モータの制御装置および方法
JP2003088159A (ja) * 2001-09-05 2003-03-20 Yaskawa Electric Corp トルクリップル補正方法および装置
JP2005106242A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 制振用電磁アクチュエータ
JP2006187079A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Ltd 円筒型リニアモータ,電磁サスペンション及びそれを用いた車両
JP2008062738A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Kayaba Ind Co Ltd 電磁サスペンション装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060959A (en) 1988-10-05 1991-10-29 Ford Motor Company Electrically powered active suspension for a vehicle
US4981309A (en) * 1989-08-31 1991-01-01 Bose Corporation Electromechanical transducing along a path
KR940007210B1 (ko) 1989-11-29 1994-08-10 미쯔비시 덴끼 가부시끼가이샤 자동차용 현가장치
JPH05248407A (ja) 1992-03-03 1993-09-24 Amada Co Ltd リニアアクチュエータの制御方法および装置
JP2923591B2 (ja) 1992-12-02 1999-07-26 日精樹脂工業株式会社 射出成形機のスクリュ駆動方法
JPH07161798A (ja) * 1993-12-06 1995-06-23 Canon Inc 位置決めテーブル装置
DE69412719T2 (de) 1993-06-24 1999-02-18 Canon K.K., Tokio/Tokyo Steuerung für einen mehrphasigen Motor
US5705863A (en) * 1995-05-02 1998-01-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy High speed magnetostrictive linear motor
US5701039A (en) * 1995-07-20 1997-12-23 Bose Corporation Electromechanical transducing
US6208497B1 (en) * 1997-06-26 2001-03-27 Venture Scientifics, Llc System and method for servo control of nonlinear electromagnetic actuators
US6942469B2 (en) * 1997-06-26 2005-09-13 Crystal Investments, Inc. Solenoid cassette pump with servo controlled volume detection
US6294849B1 (en) * 2000-08-24 2001-09-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Magnetostrictive actuator with load compensating operational modification
JP2005033959A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Fanuc Ltd モータ、及びモータの制御方法
JP2005039147A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Smc Corp 低速駆動可能なリニアアクチュエータ
US6982502B1 (en) * 2003-09-26 2006-01-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Hybrid electric linear actuator
JP2006211873A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Canon Inc 移動体制御装置及び移動体制御方法
JP2006238663A (ja) 2005-02-28 2006-09-07 Toshiba Corp 電動機の制御装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11299277A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Yaskawa Electric Corp モータトルク補正装置と該装置を備えたモータ駆動装置
JP2001197765A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Yaskawa Electric Corp トルクリップル低減装置
JP2002048189A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Tokico Ltd 電磁サスペンション装置
JP2002223582A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Hitachi Ltd 永久磁石式同期モータの制御装置および方法
JP2003088159A (ja) * 2001-09-05 2003-03-20 Yaskawa Electric Corp トルクリップル補正方法および装置
JP2005106242A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 制振用電磁アクチュエータ
JP2006187079A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Ltd 円筒型リニアモータ,電磁サスペンション及びそれを用いた車両
JP2008062738A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Kayaba Ind Co Ltd 電磁サスペンション装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101990740A (zh) 2011-03-23
US20110029197A1 (en) 2011-02-03
EP2262102A4 (en) 2012-03-07
JPWO2009122954A1 (ja) 2011-07-28
US8447468B2 (en) 2013-05-21
CN101990740B (zh) 2014-01-08
WO2009122954A1 (ja) 2009-10-08
EP2262102A1 (en) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375822B2 (ja) 電動アクチュエータの駆動制御装置及び駆動制御方法及び電動アクチュエータの駆動制御装置を備える車両
JP5093490B2 (ja) サスペンション制御装置
JP6104468B2 (ja) 弾性結合されたアクチュエータを備えた自動車用ハプティックアクセルペダル並びに当該ハプティックアクセルペダルを閉ループ制御する方法および閉ループ制御ユニット
JP2018177050A (ja) 電磁サスペンション装置
JP2010126044A (ja) サスペンション制御装置、及びサスペンション制御方法
JP5522037B2 (ja) 制振装置および車両
US20200023704A1 (en) Vehicle suspension system
KR20110005855A (ko) 제진 장치 및 차량
JP2010137796A (ja) 車両用サスペンション装置
JP2008195382A (ja) アクチュエータを稼動するための方法、特にスタビライザ装置内の電気アクチュエータを稼動するための方法
JP2006285306A (ja) 操作入力装置
US9657806B2 (en) Electromagnetic damper
JP4665634B2 (ja) 振動吸収装置
JP2008284913A (ja) 車両用操作装置
JP5146747B2 (ja) 制振装置及び加振指令テーブルの製造方法
JP2018053988A (ja) 能動型振動騒音抑制装置
EP2808992B1 (en) Motor control device
JP5369662B2 (ja) 車両用サスペンション装置、電動モータの制御方法
JP5120709B2 (ja) 制振装置及び車両
JP4405896B2 (ja) サスペンション装置の制御装置
JP5200697B2 (ja) シャシーダイナモメータの速度制御装置
JP5200713B2 (ja) 動力計測システムの速度制御方法とその装置
JP5131588B2 (ja) 制振装置
JP3600025B2 (ja) 形状測定装置
JP5814024B2 (ja) 車両の振動低減システム及び車両の振動低減方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees