JP5374505B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に柱状半導体層を有し、その側壁をチャネル領域とし、ゲート電極がチャネル領域を取り囲むように形成された縦型MOSトランジスタであるSGT(Surrounding Gate Transistor)の構造およびその製造方法に関する。
LSIの高集積化や高性能化を実現するため、半導体基板の表面に柱状半導体層を形成し、その側壁に柱状半導体層を取り囲むように形成されたゲートを有する縦型ゲートトランジスタであるSGT(Surrounding Gate Transistor)が提案された(例えば、特許文献1:特開平2−188966)。SGTではドレイン、ゲート、ソースが垂直方向に配置されるため、従来のプレーナー型トランジスタに比べてトランジスタの占有面積を大幅に縮小することができる。
図37に特許文献1のSGTの鳥瞰図(a)および断面構造(b)を示す。これらの図を参照してSGTについて説明する。シリコン基板上に柱状シリコン層501が形成され、柱状シリコン層501を取り囲むようにゲート絶縁膜502が形成され、ゲート絶縁膜502を取り囲むようにゲート電極503が形成されている。ゲート電極が周囲に形成された柱状シリコン層501の側面はトランジスタのチャネルになる。柱状シリコン層501の上下には、ソースドレイン領域である下部拡散層504と上部拡散層505が形成されている。上部拡散層505はコンタクトを通して配線層へと接続される。
特開平2−188966
しかしながら、図37に示した特許文献1のSGTをCPUなどの高集積かつ高性能なロジックデバイスに適用する場合には、トランジスタ性能を向上させるためにソースドレイン領域にシリサイド層を自己整合的に形成し、ソースドレイン領域の寄生抵抗を低減させることが必要である。一方、トランジスタ性能を向上することにより、SGTの占有面積が増加しないことが重要である。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたもので、SGTのゲート電極の外周のシリコン窒化膜膜厚を低減することによって、SGT及びSGTにより形成される回路占有面積、特にSRAMのようにSGTとコンタクトが最小間隔で配置される回路における占有面積を縮小することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では以下の構成を有する。本発明の一つの特徴によれば、MOSトランジスタを用いて構成された半導体装置であって、
前記MOSトランジスタは、ドレイン、ゲート及びソースが基板に対して垂直方向に配置され、前記ゲートが柱状半導体層を取り囲む構造を有しており、
前記柱状半導体層の上部および下部に配置される拡散層の各々の上に自己整合的に形成されるシリサイド層であって、該シリサイド層を形成するときに前記柱状半導体層の側壁を保護するために、前記柱状半導体層の側壁に第1の絶縁膜を形成した後に形成されるシリサイド層と、
前記シリサイド層を形成し、前記第1の絶縁膜を除去した後に、前記柱状半導体層の下部に形成されるソースまたはドレイン領域と柱状半導体層の側壁に形成されるゲート電極と柱状半導体層の上部に形成されるソースまたはドレイン領域とを覆うように形成された第2の絶縁膜と、
層間膜として前記第2の絶縁膜を覆う第3の絶縁膜とを備えた半導体装置が提供される。
本発明の好ましい態様では、前記半導体装置において、柱状半導体層の側壁およびゲート電極を覆う前記第2の絶縁膜における第1の部分の厚さTsと、柱状半導体層の上部および下部を覆う前記第2の絶縁膜における第2の部分の厚さTtがほぼ同一であり、0.8Tt<Ts<1.2Tの関係を有している。
また、本発明の別の好ましい態様では、前記半導体装置において、柱状半導体層の側壁およびゲート電極を覆う前記第2の絶縁膜における第1の部分の厚さTsと柱状半導体層の上部および下部を覆う前記第2の絶縁膜における第2の部分の厚さTtが、0.5Tt<Ts<1.0Tの関係を有している。
また、本発明の別の好ましい態様では、前記半導体装置において、柱状半導体層の側壁およびゲート電極を覆う前記第2の絶縁膜における第1の部分の厚さTsと柱状半導体層の上部および下部を覆う前記第2の絶縁膜における第2の部分の厚さTtが、0.25Tt<Ts<0.5Tの関係を有している。
また、本発明の別の好ましい態様では、前記半導体装置において、前記第2の絶縁膜はシリコン窒化膜であり、前記第3の絶縁膜はシリコン酸化膜である。
また、本発明の別の特徴によると、ドレイン、ゲート及びソースが垂直方向に配置され、前記ゲートが柱状半導体層を取り囲む構造を有するMOSトランジスタを用いて構成される半導体装置を製造する方法であって、
シリコン基板をエッチングして柱状半導体層を形成する工程と、
前記柱状半導体層の上部および下部に形成されるソース領域またはドレイン領域の各拡散層と、前記柱状半導体層の側壁との表面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の表面にゲート導電膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜と前記ゲート導電膜の各々をエッチングしてゲート電極を形成する工程と、
前記柱状半導体層の上部および下部に配置される拡散層上に自己整合的にシリサイド層を形成するときに前記柱状半導体層の側壁を保護する第1の絶縁膜を前記柱状半導体層の側壁に形成する工程と、
前記柱状半導体層の上部および下部に配置される拡散層の各々の上にシリサイド層を自己整合的に形成する工程と、
前記シリサイド層が形成された後に前記第1の絶縁膜を除去する工程と、
コンタクトストッパーとして前記柱状半導体層および前記ゲート電極上に第2の絶縁膜を成膜する工程と、
前記第2の絶縁膜上に第3の絶縁膜を層間膜として形成する工程とを備えた方法が提供される。
本発明の好ましい態様では、前記半導体装置を製造する方法において、前記第1および第2の絶縁膜はシリコン窒化膜であり、前記第3の絶縁膜はシリコン酸化膜である。
以下に単体のSGTを用いた本発明の実施例を示す。
図1(a)はSGTの平面図、図1(b)は断面図である。これらの図を参考にして本実施例のSGTについて説明する。シリコン基板上に柱状半導体層101が形成され、柱状半導体層101を取り囲むようにゲート絶縁膜102が形成され、ゲート絶縁膜102を取り囲むようにゲート電極103が形成されている。ゲート電極が周囲に形成された柱状半導体層101の側面はトランジスタのチャネル部になる。柱状半導体層101の上下には、ソースドレイン領域である下部拡散層104と上部拡散層105が形成され、下部拡散層上にはシリサイド層107が形成され、上部拡散層上にはシリサイド層108が形成される。柱状半導体層およびゲートを覆うようにコンタクトストッパー用の窒化膜109が形成され、上部拡散層105はコンタクト110に接続される。
本実施例のSGTにおいてはシリサイド形成時に必要なゲートを覆う窒化膜などからなるスペーサーは除去されており、ゲートを覆う窒化膜はコンタクトストッパー窒化膜109のみであるので、1個のSGTの面積は必要最低限の大きさに抑えられている。
本実施例のSGTを形成するための製造方法を以下に示す。
図2に示すように、シリコン基板をエッチングして、柱状半導体層101を形成する。
図3に示すように、ゲート絶縁膜102およびゲート導電膜103を成膜する。
図4に示すように、ゲート絶縁膜の表面にゲート導電膜を形成した後に、ゲート絶縁膜とゲート導電膜の各々をエッチングしてゲート電極103を形成する。
図5に示すように、イオン注入により、下部拡散層104および上部拡散層105を形成する。
図6に示すように、シリコン窒化膜を成膜して、エッチバックする。柱状半導体層の側壁部やゲート電極をシリコン窒化膜106により覆うことにより、ソースドレイン拡散層上に自己整合的にシリサイドを形成することができ、柱状半導体層の側壁からのシリサイド化や、ゲート電極と拡散層間のシリサイドを介したショートなどを抑制することができる。
なお、本工程において成膜される絶縁膜は、シリサイド前処理として使用されるフッ酸に溶解しないシリコン窒化膜等であることが望ましい。
図7に示すように、CoやNiなどの金属をスパッタした後、熱処理を加えて未反応の金属を除去することにより、下部拡散層104上および上部拡散層105上にのみシリサイド層(107、108)を自己整合的に形成する。
図8に示すように、シリサイド化前に形成したシリコン窒化膜スペーサー106をウェットエッチにより除去する。この工程において、ゲート電極上に形成されたシリコン窒化膜スペーサー106を除去することによって、SGTが占める面積を縮小することができる。
図9に示すように、コンタクトストッパー用のシリコン窒化膜109を成膜する。続いて、層間膜であるシリコン酸化膜を成膜する。
図10に示すように、コンタクト110を形成する。
本発明の特徴は、製造工程の説明において述べたように、ソースドレイン拡散層上にシリサイド層を形成した後、ゲート電極上に形成されたシリコン窒化膜スペーサーを除去することによって、SGTの占有面積を縮小でき、SGT同士の間隔やSGTとコンタクトの間隔を縮小することができる点にある。従来のSGTにおいては、プレーナートランジスタの製造工程と異なり、ゲート形成後にゲートを覆う絶縁膜の膜厚分だけ、SGTの占有面積が大きくなり、その結果、回路占有面積が増加してしまう。本発明においては、この点に注目し、最終的にゲート電極の外周に形成される絶縁膜がコンタクトストッパー用のシリコン窒化膜のみとなるような構造となっている。
図11に本発明を用いた場合のSGTの平面図(a)と断面図(b)、従来の技術を用いた場合のSGTの平面図(c)および断面(d)を示した。本発明を用いていない場合には、窒化膜スペーサー126は除去されずにコンタクトストッパー用のシリコン窒化膜129の内側に存在している。このため、SGTの占有面積が大きくなる。
例えば、窒化膜スペーサー膜厚が30nmの場合には、本発明を用いることにより、SGTとコンタクト間の間隔を30nmだけ縮小することができる。通常ロジック回路部においては、面積を縮小するために、多くのコンタクトはSGTと最小間隔で配置されるので、本発明を用いることによりロジック回路の面積を縮小することができる。
本実施例は、コンタクトストッパー窒化膜の成膜方法および構造を調整することにより、SGTの占有面積を縮小するための実施例である。
図12(a)に本実施例における単体SGTの平面図を、図12(b)に断面図を示す。
本実施例において実施例1と異なる点は、本発明においてはコンタクトストッパー窒化膜の形状に関して、ゲート電極上に成膜される膜厚より、実際にコンタクトストッパーとして使用される柱状半導体層上面や下部拡散層上部に成膜される膜厚が厚く形成される構造となる点である。コンタクトストッパー窒化膜が上記のように成膜されることによって、SGTの占有面積を増加させることなく、コンタクトストッパーとしての機能を持たせることが可能である。
従来のプレーナートランジスタにおいては、コンタクトストッパー窒化膜にはカバレッジのよい成膜条件にて成膜されることが多い。しかし、SGTにおいてカバレッジのよい膜を使用すると、横方向の面積が増加するという問題がある。本発明では、上記のように横方向の成膜膜厚を抑えることにより、縦方向への成膜膜厚を十分に確保することができる。このような、窒化膜の構造は、スパッターによる成膜や、CVDを用いた反応律速による成膜、またはスパッターとCVDの組み合わせによる成膜により実現することが可能である。
ゲート電極の周囲に形成されるコンタクトストッパー窒化膜膜厚をTsとし、上部シリサイド層上に成膜されるコンタクトストッパー窒化膜膜厚をTtとすると、通常は0.8Tt<Ts<1.2Ttが成り立つ。SGTの占める面積の増加を抑えるためには、コンタクトストッパー窒化膜の成膜条件を調整して、0.5Tt<Ts<1.0Ttの関係が成り立つような窒化膜の形状であることが望ましい。この場合には、上部シリサイド層上の窒化膜膜厚Ttを保持したまま面積の増加を抑制することができる。0.25Tt<Ts<0.5Ttの関係が成り立つ場合には、さらに面積の増加を抑制できる。
以下に本発明を用いることによる効果を定量的に評価しやすいSRAMセルにおける実施例を示す。特に、本実施例においてはSOI基板上に形成されるSGTを用いたCMOS型6T−SRAMを例として本発明の効果を示す。
まず、図13に本実施例に用いたCMOS型6T−SRAMのメモリセルの等価回路図を示す。図13において、BL1およびBLB1はビット線、WL1はワード線、Vcc1は電源電位、Vss1は接地電位、Qn11およびQn21はメモリセルにアクセスするためのアクセストランジスタ、Qn31およびQn41はメモリセルを駆動するドライバトランジスタ、Qp11およびQp21はメモリセルに電荷を供給するロードトランジスタ、QaおよびQbはデータを記憶するための記憶ノードを示している。
以下に図13のメモリセルの動作の一例として、記憶ノードQaに“L”のデータが、記憶ノードQbに“H”のデータが記憶されている場合の読み出し動作について説明する。読み出しを行う場合には、ビット線BL1およびBLB1が“H”電位にプリチャージされる。プリチャージ完了後にワード線WL1が“H”になることでアクセストランジスタQn11およびQn21がオンになり、“H”になっているビット線BL1の電位は、記憶ノードQbが“H”電位に近い値であるためドライバトランジスタQn31がオンになり、アクセストランジスタQn11から記憶ノードQa、ドライバトランジスタQn31を通してディスチャージされ、“L”電位に近づく。一方、ビット線BLB1の電位は、記憶ノードQaが“L”電位に近い値であるためにドライバトランジスタQn41はオフであり、ディスチャージされず、逆にロードトランジスタQp21より電荷が供給されるため “H”電位に近い値のままである。BL1とBLB1の電位差がセンスアンプによって増幅できるレベルになった時点で、図には示されていないがビット線に接続されているセンスアンプを起動することで、メモリセルのデータが増幅され出力される。
図14に本発明の実施例としてSRAMメモリセルのレイアウト図を示す。図14(b)は、見やすくするために、図14(a)から配線層を削除した図である。SRAMセルアレイ内においては図14に示したユニットセルが繰り返し配置されている。図15(a)〜(d)に図14のレイアウト図のカットラインA−A’〜D−D’における断面構造を示す。
以下に、図14および図15を参考にして本実施例のレイアウトについて説明する。
埋め込み酸化膜層(BOX)301上に平面状シリコン層(302a、302b)が形成され、上記平面状シリコン層(302a、302b)は不純物注入等により、N+拡散層(303a、303b、305a、305b)およびP+拡散層(304a、304b)から構成され、同一の平面状シリコン層に形成されるN+拡散層とP+拡散層は平面状シリコン層(302a、302b)の表面に形成されるシリサイド層(313a、313b)によって互いに接続される。平面状シリコン層(302a、302b)はそれぞれ記憶ノード(Qa、Qb)として機能する。Qn11およびQn21はNMOSであるメモリセルにアクセスするためのアクセストランジスタ、Qn31およびQn41はNMOSであるメモリセルを駆動するドライバトランジスタ、Qp11およびQp21はPMOSであるメモリセルに電荷を供給するロードトランジスタである。平面状シリコン層302a上に形成されるコンタクト310aはノード接続配線Na1によりドライバトランジスタQn41およびロードトランジスタQp21のゲート電極より延在するゲート配線上に形成されるコンタクト311bと接続され、平面状シリコン層302b上に形成されるコンタクト310bはノード接続配線Nb1によりドライバトランジスタQn31およびロードトランジスタQp11のゲート電極より延在するゲート配線上に形成されるコンタクト311aと接続される。アクセストランジスタQn11上部に形成されるコンタクト306aはビット線BL1に接続され、アクセストランジスタQn21上部に形成されるコンタクト306bはビット線BLB1に接続される。アクセストランジスタQn11のゲート電極から延在するゲート配線上に形成されるコンタクト307aおよびアクセストランジスタQn21のゲート電極から延在するゲート配線上に形成されるコンタクト307bはワード線WL1に接続される。ドライバトランジスタ(Qn31、Qn41)上部に形成されるコンタクト(308a、308b)は接地電位である配線層(Vss1a、Vss1b)にそれぞれ接続され、ロードトランジスタ(Qp11、Qp21)上部に形成されるコンタクト(309a、309b)は電源電位である配線層Vcc1に接続される。
図14にN+注入領域(324a、324b)およびP+注入領域325を示す。本実施例のSRAMセルアレイ領域においてはN+注入領域(324a、324b)およびP+注入領域325を形成するパターンは単純なライン&スペースにより形成される。また、上記SRAMセルは記憶ノードやゲート配線の形状が長方形のみで構成されているために、OPC(Optical Proximity Correction)によるパターン形状の補正が容易であり、小さいSRAMセル面積を実現するために適したレイアウトである。
本発明において、SRAMを構成する各トランジスタのソースおよびドレインを以下のように定義する。ドライバトランジスタ(Qn31、Qn41)については、接地電圧に接続される柱状半導体層の上部に形成される拡散層をソース拡散層、柱状半導体層の下部に形成される拡散層をドレイン拡散層と定義する。ロードトランジスタ(Qp11、Qp21)については、電源電圧に接続される柱状半導体層の上部に形成される拡散層をソース拡散層、柱状半導体層の下部に形成される拡散層をドレイン拡散層と定義する。アクセストランジスタ(Qn11、Qn21)については、動作状態によっては柱状半導体層の上部に形成される拡散層および下部に形成される拡散層がともにソースまたはドレインになるが、便宜的に柱状半導体層の上部に形成される拡散層をソース拡散層、柱状半導体層の下部に形成される拡散層をドレイン拡散層と定義する。
続いて、図15の断面構造を参照して本発明のSRAMの構造について説明する。
図15(a)に示されるように、埋め込み酸化膜層(BOX)301上に記憶ノードである平面状シリコン層(302a、302b)が形成され、上記平面状シリコン層(302a、302b)には不純物注入等によりN+ドレイン拡散層(303a、305b)が形成されている。平面状シリコン層(302a、302b)を分離するための素子分離は平面状シリコン層をエッチングにより分離するだけで形成することができるので、素子分離を形成するために必要な工程数が少なく、最小加工寸法の素子分離を形成することができる。N+ドレイン拡散層(303a、305b)上にはシリサイド層(313a、313b)が形成されている。N+ドレイン拡散層303a上にアクセストランジスタQn11を構成する柱状シリコン層321aが形成され、N+ドレイン拡散層305b上にドライバトランジスタQn41を構成する柱状シリコン層322bが形成される。それぞれの柱状シリコン層の周囲にはゲート絶縁膜317およびゲート電極318が形成されている。柱状シリコン層上部にはN+ソース拡散層314が不純物注入などにより形成され、ソース拡散層表面にはシリサイド層315が形成されている。アクセストランジスタQn11上に形成されるコンタクト306aはビット線BL1に接続され、アクセストランジスタQn11のゲートより延在するゲート配線318a上に形成されるコンタクト307aはワード線WL1に接続され、ドライバトランジスタQn41上に形成されるコンタクト308bは接地電位配線Vss1bに接続される。
図15(b)に示されるように、埋め込み酸化膜層(BOX)301上に記憶ノードである平面状シリコン層(302a、302b)が形成され、上記平面状シリコン層(302a、302b)には不純物注入等によりN+ドレイン拡散層(303a、305b)が形成されている。N+ドレイン拡散層上にはシリサイド層(313a、313b)が形成されている。ドレイン拡散層303a上に形成されるコンタクト310aはN+ドレイン拡散層303aとP+ドレイン拡散層304aの境界上に形成され、記憶ノード接続配線Na1を通じてドライバトランジスタQn41およびロードトランジスタQp21のゲート電極から延在するゲート配線318d上に形成されるコンタクト311bに接続される。
図15(c)に示されるように、埋め込み酸化膜層(BOX)301上に記憶ノードである平面状シリコン層(302a、302b)が形成され、上記平面状シリコン層(302a、302b)には不純物注入等によりP+ソース拡散層(304a、304b)が形成され、P+ドレイン拡散層(304a、304b)表面にシリサイド層(313a、313b)が形成されている。P+ドレイン拡散層304a上にロードトランジスタQp11を構成する柱状シリコン層323aが形成され、P+ドレイン拡散層304b上にロードトランジスタQp21を構成する柱状シリコン層323bが形成される。それぞれの柱状シリコン層の周囲にゲート絶縁膜317およびゲート電極318が形成されている。柱状シリコン層上部にはP+ソース拡散層316が不純物注入などにより形成され、ソース拡散層表面にはシリサイド層315が形成されている。ロードトランジスタ(Qp11、Qp21)上に形成されるコンタクト(309a、309b)はともに配線層を通して電源電位配線Vcc1に接続される。
図15(d)に示されるように、埋め込み酸化膜層(BOX)301上に記憶ノードである平面状シリコン層(302a、302b)が形成され、上記平面状シリコン層には不純物注入等により、N+ドレイン拡散層(303a、305a)およびP+ドレイン拡散層304aが形成される。ドレイン拡散層上にはシリサイド層313aが形成され、シリサイド層313aによってN+ドレイン拡散層(303a、305a)とP+ドレイン拡散層304aは直接接続されている。N+ドレイン拡散層303a上にアクセストランジスタQn11を構成する柱状シリコン層321aが形成され、N+ドレイン拡散層305a上にドライバトランジスタQn31を構成する柱状シリコン層322aが形成され、P+ドレイン拡散層304a上にロードトランジスタQp11を構成する柱状シリコン層323aが形成される。N+ドレイン拡散層303aとP+ドレイン拡散層304aとN+ドレイン拡散層305aは平面状シリコン層332aの表面に形成されたシリサイド層313aにより直接接続される。それぞれの柱状シリコン層の周囲にゲート絶縁膜317およびゲート電極318が形成されている。それぞれの柱状シリコン層上部にはソース拡散層が不純物注入などにより形成され、ソース拡散層表面にはシリサイド層315が形成されている。アクセストランジスタQn11上に形成されるコンタクト306aはビット線BL1に接続され、ドライバトランジスタQn31上に形成されるコンタクト308aは電源電位配線Vss1aに接続され、ロードトランジスタQp11上に形成されるコンタクト309aは電源電位配線Vcc1aに接続される。
ドライバトランジスタQn31とロードトランジスタQp11のゲート電極から延在するゲート配線318c上に形成されるコンタクト311aは、記憶ノード接続配線Nb1を通じて記憶ノード302bのドレイン拡散層上に形成されるコンタクト310bに接続される。配線上に形成されるコンタクト311aは、平面状シリコン層305bに接続されるコンタクト316bと配線層により接続される。
上記SRAMセルおいては、記憶ノードである平面状シリコン層(302a、302b)に形成されるN+ドレイン拡散層とP+ドレイン拡散層が平面状シリコン層表面に形成されるシリサイド層で直接接続されることにより、アクセストランジスタ、ドライバトランジスタ、およびロードトランジスタのドレイン領域は共通化され、SRAMの記憶ノードとして機能している。
本実施例においては、シリサイド層形成後にシリコン窒化膜スペーサーを除去しているため、ゲート電極の周囲に形成される窒化膜はコンタクトストッパー用のシリコン窒化膜のみより形成されている。このため、コンタクトと柱状シリコン層の間隔を狭く形成することができ、SRAM面積を縮小することができる。
以下に本発明の半導体装置を形成するための製造方法の一例を図16〜図34を参照して説明する。各図において(a)は平面図、(b)はD−D’間の断面図である。
図16に示されるように、埋め込み酸化膜(BOX)301上に形成されたSOI基板上に、シリコン窒化膜のマスク319を成膜する。その後、柱状シリコン層(321a〜323a、321b〜323b)のパターンをリソグラフィーにより形成し、エッチングすることにより柱状シリコン層(321a〜323a、321b〜323b)を形成する。このとき、柱状半導体底部にシリコンを平面状に形成しておく。
図17に示されるように、平面状シリコン層を分離して、記憶ノードとなる平面状シリコン層(302a、302b)を形成する。上記の素子分離は平面状シリコン層を分離するだけで形成することができるので、工程数が少なく、最小加工寸法の分離幅を持つ素子分離を形成することができる。
図18に示されるように、N+注入領域およびP+注入領域にそれぞれイオン注入などにより不純物を導入し、平面状シリコン層(302a、302b)に柱状シリコン層下部のドレイン拡散層を形成する。このときに、不純物は埋め込み酸化膜301まで到達し、さらに不純物は柱状シリコン層の底部を覆うように分布するように注入条件を調整することが好ましい。また、シリコン窒化膜319により柱状シリコン層上部には不純物が導入されないようにする。
図19に示されるように、ゲート絶縁膜317を成膜後、ゲート導電膜318を成膜する。
図20に示されるように、シリコン酸化膜331を成膜して柱状シリコン層間を埋め込む。
図21に示されるように、CMPによりシリコン酸化膜331、柱状シリコン層上部のゲート導電膜318、ゲート絶縁膜317を研磨し、ゲート上面を平坦化する。CMP時においては、柱状シリコン層上部のシリコン窒化膜マスク319をCMPのストッパーとして使用する。シリコン窒化膜マスク19をCMPストッパーとして使用することにより、再現性よくCMP研磨量を制御することができる。
図22に示されるように、ゲート長を決定するために、ゲート導電膜318およびシリコン酸化膜331をエッチバックして、柱状シリコン層側壁のゲート電極を形成する。このとき、シリコン窒化膜マスク319に対して高選択比を取るようなエッチング条件を使用する。
図23に示されるように、シリコン窒化膜を成膜して、エッチバックすることにより、メタルゲートの上部にシリコン窒化膜サイドウォール332を形成する。このとき、ゲート上に残るシリコン窒化膜サイドウォール332がちょうどゲートを覆うようにシリコン窒化膜成膜量とエッチバック量を設定する。この窒化膜サイドウォールで覆われた部分のゲートは後工程のゲートエッチング時に保護されるため、ゲート電極を所望の膜厚で自己整合的に形成することができる。
図24に示されるように、メタルゲート上に残存するシリコン酸化膜331をウェットエッチにて除去する。
図25に示されるように、レジストまたは多層レジストを用いて、リソグラフィーによりゲート配線パターン333を形成する。
図26に示されるように、レジスト333をマスクにして、ゲート導電膜およびゲート絶縁膜をエッチングし、除去する。これによりゲート配線(318a〜318d)が形成さ
図27に示されるように、シリコン窒化膜マスク319およびシリコン窒化膜サイドウォール332をウェット処理により除去する。
図28に示されるように、シリコン窒化膜スペーサー334を成膜する。
図29に示されるように、シリコン窒化膜をエッチバックして、柱状シリコン層の側壁およびゲート電極の側壁をシリコン窒化膜スペーサー334で覆う構造にする。このような構造にすることにより、ゲート絶縁膜317がシリコン窒化膜34により覆われるので、後工程におけるゲート絶縁膜へのウェット処理によるダメージや、不純物注入によるダメージを防ぐことができる。
また、柱状シリコン層およびゲート電極の側壁を覆っているシリコン窒化膜スペーサー334により、シリサイド層に起因するドレイン−ゲート間およびソース−ゲート間のショートを抑制することができる。
図30に示されるように、N+注入領域およびP+注入領域にそれぞれイオン注入などにより不純物を導入し、柱状シリコン層上部のソース拡散層(314、316)を形成する。
図31に示されるように、CoやNiなどの金属をスパッタして、熱処理を行うことにより、ソースドレイン拡散層を選択的にシリサイド化して、ドレイン拡散層上のシリサイド層(313a、313b)および柱状シリコン層上部のソース拡散層上のシリサイド層315を形成する。
図32に示されるように、柱状シリコン層およびゲート電極の側壁に存在するシリコン窒化膜スペーサー334をウェットエッチまたはドライエッチにより除去する。
図33に示されるように、コンタクトストッパー用のシリコン窒化膜335を成膜する。
図34に示されるように、層間膜であるシリコン酸化膜を形成後にコンタクト(306a〜310a、306b〜310b)を形成する。
図35(a)に本発明を用いた場合のSRAMセル、図35(b)に本発明を用いていない場合におけるSRAMセルを示す。図35(a)においては、柱状シリコン層の周囲に形成されるゲート電極を覆う窒化膜はコンタクトストッパー用のシリコン窒化膜335のみであるのに対して、図35(b)においては、柱状シリコン層の周囲に形成されるゲート電極を覆う窒化膜はシリサイド化前に形成されるシリコン窒化膜スペーサー434およびコンタクトストッパー用シリコン窒化膜435の積層構造となる。
SRAMセルにおいては、柱状シリコン層とコンタクトは縦方向に最密間隔で形成されているので、本発明と従来例を比較すると、シリコン窒化膜スペーサーの膜厚分だけ、本発明における柱状シリコン層とコンタクトの間隔は小さくすることができる。
SRAMにおいては、縦方向に柱状シリコン層とコンタクトが最小間隔で並ぶ箇所が4箇所存在する。具体的には、図35(a)においては、柱状シリコン層Qn11およびQp11とコンタクト310aが最小間隔で形成され、また、柱状シリコン層Qp11およびQn31とコンタクト311aが最小間隔で形成される。また、SRAMセルの横方向に柱状シリコン層とコンタクト間隔が最小間隔で並ぶ箇所が4箇所存在する。具体的には、図35(a)においては、柱状シリコン層Qn11およびQn41とコンタクト310aが最小間隔で形成される。
実施例1の場合と同様に、シリコン窒化膜スペーサーの膜厚を30nmとした場合には、柱状シリコン層とコンタクトの最小間隔は本発明を用いた場合には30nmだけ縮小される。したがって、SRAMセルの縦方向の長さは30nm×4=120nmだけ縮小される。柱状シリコン層の直径を30nm、ゲート膜厚を50nm、コンタクト寸法を60nm及び素子分離幅60nmとすると、従来例におけるSRAMの縦方向の長さは840nm程度と見積もることができるので、SRAMセルの縦方向の長さを14%程度シュリンクすることができる。
同様に、SRAMの横方向の長さは、柱状シリコン層とコンタクトが最小間隔で形成される箇所が2箇所あるため、30nm×2=60nmだけ縮小される。柱状シリコン層の直径を30nm、ゲート膜厚を50nm、コンタクト寸法を60nm及び素子分離幅60nmとすると、従来例におけるSRAMの横方向の長さは560nm程度と見積もることができるので、SRAMセルの横方向の長さを11%程度シュリンクすることができる。
以上より、本発明と従来例におけるSRAM面積を見積もると、
本発明:690nm×420nm=0.29um2
従来例:810nm×480nm=0.39um2
となり、本発明においては従来例の74%程度にSRAMセル面積を縮小することができる。
上記のように本発明においてはSGTのゲート電極の外周のシリコン窒化膜厚を低減することによってSGTにより形成される回路占有面積を縮小することができる。
本発明の第1の実施例の平面図および断面図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第1の実施例の製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明と従来例を比較した平面図および断面図である。 本発明の第2の実施例の平面図および断面図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの等価回路図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの平面図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの断面図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの製造方法を工程順に示す工程図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの本発明と本発明を用いない場合を比較した平面図である。 本発明の第3の実施例であるSRAMの本発明と本発明を用いない場合を比較した断面図である。 本発明の従来例を示す鳥瞰図および断面図である。
101、201:柱状シリコン層
102、202:ゲート絶縁膜
103、203:ゲート電極
104、204:下部拡散層
105、205:上部拡散層
106:シリコン窒化膜スペーサー
107、207:下部シリサイド層
108、208:上部シリサイド層
109、209:コンタクトストッパー用シリコン窒化膜
110:コンタクト
301:埋め込み酸化膜
302a、302b:平面状シリコン層
303a、303b、305a、305b:N+ドレイン拡散層
304a、304b:P+ドレイン拡散層
306a、306b:アクセストランジスタソース拡散層上コンタクト
307a、407a、307b、407b:アクセストランジスタワード配線上コンタクト
310a、410a、310b、410b:平面状シリコン層上コンタクト
311a、411a、311b、411b:ゲート配線上コンタクト
313a、313b:ドレイン部シリサイド層
314:N+ソース拡散層領域
315:ソース部シリサイド層
316:P+ソース拡散層領域
317:ゲート絶縁膜
318:ゲート電極
318a、318b、318c、318d:ゲート配線
319:マスク層
321a、321b:アクセストランジスタ柱状シリコン層
322a、322b:ドライバトランジスタ柱状シリコン層
323a、323b:ドライバトランジスタ柱状シリコン層
324a、324b:N+注入領域
325:P+注入領域
331:シリコン酸化膜
332:シリコン窒化膜サイドウォール
333:レジスト
334、335:シリコン窒化膜

Claims (3)

  1. シリコン基板上に形成された柱状半導体層の上部と下部にソースまたはドレインがそれぞれ形成され、ゲート電極が柱状半導体層を取り囲む構造を有するMOSトランジスタを用いて構成される半導体装置を製造する方法であって、
    シリコン基板をエッチングして柱状半導体層を形成する工程と、
    エッチングされたシリコン基板の表面及び前記柱状半導体層の表面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の表面にゲート導電膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜と前記ゲート導電膜の各々をエッチングしてゲート電極を形成する工程と、
    前記柱状半導体層の上部および下部に配置される拡散層上において、拡散層が表面に露出した部分にのみシリサイド層を形成するときに、少なくとも前記柱状半導体層上部の側壁をシリサイド化から保護する第1の絶縁膜を前記柱状半導体層上部の側壁に形成する工程と、
    前記柱状半導体層の上部および下部に配置される拡散層上において、拡散層が表面に露出した部分にのみシリサイド層を形成する工程と、
    前記シリサイド層が形成された後に前記第1の絶縁膜を除去する工程と、
    コンタクトストッパーとして前記柱状半導体層および前記ゲート電極上に第2の絶縁膜を成膜する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に第3の絶縁膜を層間膜として形成する工程とを備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の絶縁膜はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の絶縁膜はシリコン窒化膜であり、前記第3の絶縁膜はシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
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