JP5372550B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、固定スクロールと可動スクロールの噛み合いにより圧縮を行うスクロール型圧縮機に関する。
一般に、固定スクロールと、この固定スクロールに噛合する可動スクロールとを、密閉容器内に収容したスクロール型圧縮機が知られている。この種のものでは、吐出ガスの温度が所定の異常高温となった場合に圧縮動作を停止する等の保護動作を実行するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4007780号公報
従来の構成では、吐出温度を検出する温度検出装置の感温部を内蔵したパイプを、固定スクロールに取付けられた吐出弁に圧入して固定し、このパイプの他端を密閉容器を貫通させて外部に導出して上記温度検出装置に接続している。したがって、スクロール型圧縮機の組み立て時には、密閉容器に設けた貫通孔と吐出弁に設けた孔の双方の位置を合せならが密閉容器と固定スクロールを組み付ける必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、密閉容器と固定スクロールの組み付けに余り配慮せずに、吐出ガスの温度を正確に検出可能にできるスクロール型圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、固定スクロールと、この固定スクロールに噛合する可動スクロールとを、密閉容器内に収容し、これら固定スクロール及び可動スクロールの噛合により圧縮室を形成し、前記固定スクロールに対して前記可動スクロールを公転させ、周縁側の圧縮室に導入したガスを圧縮して中心部の吐出弁が設けられた吐出孔より前記固定スクロール側の前記密閉容器内に吐出するスクロール型圧縮機において、前記密閉容器が上キャップを有する密閉ドーム型を成し、前記固定スクロールの外周側には、吸入管が貫通する吸入口が開口し、前記吸入口には前記上キャップを貫通した吸入管を接続し、かつ当該上キャップにサーモウェルを貫通させて先端部を密閉容器内に配置し、前記固定スクロールと前記密閉容器の間に、前記固定スクロール側と前記可動スクロールを駆動する駆動モータ側とを連通する通路を前記吸入口からみて前記吐出孔を挟んだ反対側に設け、前記吐出弁には前記吐出孔より吐出されたガスを前記通路に向かって流す吐出弁ガイドを設け、前記吐出孔から前記通路へのガス流路を形成し、このガス流路における、前記通路と前記吐出孔の間の位置で前記サーモウェルの先端部を前記固定スクロールから所定距離以内に近付けて配置したことを特徴とする。
本発明によれば、固定スクロールと前記密閉容器の間に、固定スクロール側と可動スクロールを駆動する駆動モータ側を連通する通路を設け、吐出孔から通路へのガス流路を形成し、このガス流路にサーモウェルの先端部を配置した。
この構成により、サーモウェルを固定スクロール側の部材に固定せずとも、上記吐出孔から吐出されたガスの温度が測定可能になる。
これに加え、サーモウェルの先端部を固定スクロール側の部材に固定する必要がないため、当該サーモウェルの位置決め精度が従来に比べて要求されることがなく、密閉容器と固定スクロールの組み付けが容易になる。
また記スクロール型圧縮機において、前記固定スクロールの外周側には、吸入管が貫通する吸入口が開口し、前記通路を前記吸入口からみて前記吐出孔を挟んだ反対側に設け、前記通路と前記吐出孔の間に前記サーモウェルの先端部を配置したため、吸入管を流れる比較的温度の低い冷媒の影響を受けることなく吐出温度を測定することができる。
本発明によれば、サーモウェルを固定スクロール側に固定せずとも、吐出孔から通路に至るガス流路を流れるガスの温度をサーモウェルで検出することで、吐出ガスの温度を測定することができる。また、サーモウェルを固定スクロール側の部材に固定する必要がないから、密閉容器と固定スクロールの組み付けが容易になる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は内部高圧となるスクロール型圧縮機を示し、この圧縮機1は、冷媒が循環して冷凍サイクル運転動作を行う図外の冷媒回路に接続されて、冷媒を圧縮するものである。この圧縮機1は、縦長円筒状の密閉ドーム型のケーシング3を有する。
このケーシング3は、上下方向に延びる軸線を有する円筒状の胴部であるケーシング本体5と、その上端部に気密状に溶接されて一体接合され、上方に突出した凸面を有する椀状の上キャップ7と、ケーシング本体5の下端部に気密状に溶接されて一体接合され、下方に突出した凸面を有する椀状の下キャップ9とで圧力容器に構成されており、その内部は空洞とされている。
ケーシング3の内部には、冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構11と、このスクロール圧縮機構11の下方に配置される駆動モータ13とが収容されている。このスクロール圧縮機構11と駆動モータ13とは、ケーシング3内を上下方向に延びるように配置される駆動軸15によって連結されている。そして、スクロール圧縮機構11と駆動モータ13との間には間隙空間17が形成されている。
スクロール圧縮機構11は、上側に開放された略有底円筒状の収納部材であるハウジング21と、該ハウジング21の上面に密着して配置される固定スクロール23と、これら固定スクロール23及びハウジング21間に配置され、固定スクロール23に噛合する可動スクロール25とを備えている。ハウジング21はその外周面において周方向の全体に亘ってケーシング本体5に圧入固定されている。また、ケーシング3内がハウジング21の下方の高圧空間27と、ハウジング21の上方の吐出空間29とに区画され、各空間27,29は、ハウジング21及び固定スクロール23の外周に縦に延びて形成された縦溝(通路)71を介して連通している。
ハウジング21には、駆動軸15の偏心軸部15Aが回動するハウジング空間21Aと、下面中央から下方に延びるラジアル軸受部21Bとが形成されている。ハウジング21には、ラジアル軸受部21Bの下端面と、ハウジング空間21Aの底面との間を貫通するラジアル軸受孔28が設けられ、このラジアル軸受孔28に、駆動軸15の上端部がラジアル軸受30を介して回転可能に嵌入支持されている。ケーシング3の上キャップ7には、冷媒回路の冷媒をスクロール圧縮機構11に導く吸入管31が、またケーシング本体5には、ケーシング3内の冷媒をケーシング3外に吐出させる吐出管33がそれぞれ気密状に貫通固定されている。吸入管31は、吐出空間29を上下方向に延び、その内端部はスクロール圧縮機構11の固定スクロール23に開口した吸入口32を貫通して、圧縮室35に連通し、この吸入管31により圧縮室35内に冷媒が吸入される。
駆動モータ13は、ケーシング3の内壁面に固定された環状のステータ37と、このステータ37の内側に回転自在に構成されたロータ39とを備え、該モータ13は直流モータで構成され、ロータ39には、駆動軸15を介してスクロール圧縮機構11の可動スクロール25が駆動連結されている。
駆動モータ13の下方の下部空間40は高圧に保たれており、その下端部に相当する下キャップ9の内底部には油が貯留されている。駆動軸15内には、高圧油供給手段の一部としての給油路41が形成され、この給油路41は、可動スクロール25の背面の油室43に連通している。駆動軸15の下端にはピックアップ45が連結され、ピックアップ45が、下キャップ9の内底部に貯留した油を掻き上げる。この掻き上げた油は、駆動軸15の給油路41を通じ、可動スクロール25背面の油室43に供給され、この油室43から、可動スクロール25に設けられた連通路51を介して、スクロール圧縮機構11の各摺動部分及び圧縮室35へ供給される。
固定スクロール23は、鏡板23Aと、この鏡板23Aの下面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ23Bとで構成されている。一方、可動スクロール25は、鏡板25Aと、この鏡板25Aの上面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ25Bとで構成されている。そして、固定スクロール23のラップ23Bと、可動スクロール25のラップ25Bとは互いに噛合しており、このことにより固定スクロール23と可動スクロール25との間において、両ラップ23B,25Bで複数の圧縮室35が形成されている。
可動スクロール25は、オルダムリング61を介して固定スクロール23に支持され、その鏡板25Aの下面の中心部には有底円筒状のボス部25Cが突設されている。一方、駆動軸15の上端には偏心軸部15Aが設けられ、この偏心軸部15Aは、可動スクロール25のボス部25Cに回転可能に嵌入されている。
さらに、ハウジング21のラジアル軸受部21B下側の駆動軸15には、可動スクロール25や偏心軸部15A等と動的バランスを取るためのカウンタウェイト部63が設けられており、カウンタウェイト部63により重さのバランスを取りながら駆動軸15が回転することで、可動スクロール25を自転することなく公転させるようになっている。そして、この可動スクロール25の公転に伴い、圧縮室35は、両ラップ23B,25B間の容積が中心に向かって収縮することで吸入管31より吸入された冷媒を圧縮するように構成されている。
固定スクロール23の中央部には吐出孔73が設けられており、この吐出孔73から吐出されたガス冷媒は、吐出弁ガイド75を通って吐出空間29に吐出され、ハウジング21及び固定スクロール23の各外周に設けた縦溝71を介して、ハウジング21の下方の高圧空間27に流出し、この高圧冷媒は、ケーシング本体5に設けた吐出管33を介してケーシング3外に吐出される。吐出弁ガイド75は、円板状の吐出弁75Aの開閉を案内し、吐出弁75Aで吐出孔73が開放されているときに、左右から高圧冷媒を吐出し、縦溝71に向って流れるようにしている。なお、吐出弁ガイド75は高圧冷媒を吐出する左右のガス出口76(図2参照)を吸入管31に対向しないように向きをずらして設けられている。
縦溝71の下側には、ガイド部材(ガス流偏向部材)77が設けられている。このガイド部材77は、吐出弁ガイド75から吐出空間29に吐出され、縦溝71を経て下方に向かうガス冷媒の流れる方向を遮蔽板79方向、及び/又は、ケーシング本体5(ケーシング3)内面に沿った水平方向に偏向し、駆動モータ13のコイルエンド81上方の遮蔽板79とケーシング本体5(ケーシング3)内面との間の経路を経て、吐出管33方向に導くように構成されている。
このスクロール型圧縮機1の運転動作について説明する。
駆動モータ13を駆動すると、ステータ37に対してロータ39が回転し、それによって駆動軸15が回転する。駆動軸15が回転すると、スクロール圧縮機構11の可動スクロール25が固定スクロール23に対して自転せずに公転のみ行う。このことにより、低圧の冷媒が吸入管31を通して圧縮室35の周縁側から圧縮室35に吸引され、この冷媒は圧縮室35の容積変化に伴って圧縮される。そして、この圧縮された冷媒は、高圧となって圧縮室35から吐出弁ガイド75を通って吐出空間29に吐出され、ハウジング21及び固定スクロール23の各外周に設けた縦溝71を介して、ハウジング21の下方の高圧空間27に流出し、この高圧冷媒は、ケーシング本体5に設けた吐出管33を介してケーシング3外に吐出される。ケーシング3外に吐出された冷媒は、図示を省略した冷媒回路を循環した後、再度吸入管31を通して圧縮機1に吸入されて圧縮され、このような冷媒の循環が繰り返される。
何らかの異常により、吸入されるガスが減圧した場合に、スクロール型圧縮機1を保護するために、吐出温度を検出する温度検出装置(図示せず)と、吐出温度が所定の異常温度となったときに圧縮動作を停止する保護動作を実行するための制御装置(図示せず)とが別途に設けられている。
温度検出装置は、ケーシング3の外側から上キャップを貫通させて高圧空間27に配置されるサーモウェル83を備える。このサーモウェル83の先端部83Aは、上記固定スクロール23の吐出空間29の表面に近接して配置される。
図2は、固定スクロール23を吐出空間29の側からみた模式図である。この図において、符号74は、吐出弁75Aの直上に位置し、運転停止時に吐出弁ガイド75の天井に張り付いている吐出弁75Aを吐出空間29と圧縮室35の圧力差で吐出孔73に戻してスクロール型圧縮機1の逆回転を防止する逆転防止孔を示す。
上記運転動作で説明したように、吐出孔73から吐出された高圧冷媒は、吐出弁ガイド75に形成したガス出口76から吐出空間29に放出され、縦溝71を経由してハウジング21の下方の高圧空間27に向う。ガス出口76は吐出弁ガイド75の左右側面に設けられ、一方のガス出口76が縦溝71に向けられて配置される。これにより、固定スクロール23の上では、吐出弁ガイド75のガス出口76から縦溝71に至るガス流路Xが形成され、上記サーモウェル83の先端部83Aが、このガス流路Xに配置されている。これにより、サーモウェル83によって吐出孔73から吐出されたガスの温度(以下、「吐出ガス温度」と言う)が正確に検出可能になる。
なお、吐出孔73から吐出されたガスの温度(以下、「吐出ガス温度」と言う)は、吐出孔73から縦溝71に至る経路が長いほど温度変化を受け易くなる。そこで、上記サーモウェル83の先端部83Aの配置位置P1は、吐出孔73と縦溝71を結ぶ直線上或いはその近傍に配置される。
また、サーモウェル83の先端部83Aと固定スクロール23の間の距離Y(図4参照)が開きすぎると、吐出ガス温度が低くなる傾向があるため、上記距離Yを数mm程度(例えば3mm)以下とすることが良い。
係る構成によれば、温度変化が小さい吐出ガスの温度が測定されるため、吐出ガス温度が、より正確に検出される。
このスクロール型圧縮機1の構成では、図2に示すように、固定スクロール23の吐出孔73よりも外周側に吸入管31が貫通する吸入口32が開口し、この吸入口32を介して、吐出ガスよりも低温の冷媒が流通している。すなわち、吸入口32の近傍では吐出ガスが冷やされることとなり、この冷やされた吐出ガスを吐出ガス温度として検出すると、吐出ガス温度が本来の値よりも低い値となることから、上記保護動作との関係から好ましくない。
そこで、本実施形態では、上記縦溝71を吸入口32からみて吐出孔73を挟んだ反対側に設け、この縦溝71と吐出孔73の間にサーモウェル83の先端部83Aの配置位置P1を配置している。これにより、サーモウェル83の先端部83Aが吸入口32から遠方に配置されることとなり、吸入管31を流れる冷媒の温度の影響を受け難くなる。
上記配置位置P1について詳細には、発明者らは、図2に示すように、吸入口32と吐出孔73を結ぶ直線を軸αとしたときに、吐出孔73から吸入口32と反対側をみて、軸αとの成す角θが約60度以下となる範囲内であれば、吸入管31を流れる冷媒の温度の影響を受けずに、良好に吐出ガス温度を検出可能である、との知見を得ている。
図3は、図2に示す配置位置P1で測定した温度の一例を示す図である。
この図において、(1)を付した曲線が図2の配置位置P1に配置したサーモウェル83で測定された温度を示す。また、(2)を付した曲線は、図2に示す位置P2においてサーモウェル90を図4に示すように固定スクロール23に圧入して測定した温度を示す。(3)を付した曲線は、図2に示す位置P3において、サーモウェル91の先端部91Aを図4に示すように吐出弁ガイド75の上方に3mm離間した位置に配置して測定した温度を示す。
曲線(2)は、固定スクロール23に圧入されていることから、当該固定スクロール23の温度を示している。この固定スクロール23は、比較的熱伝導性のある金属材から構成されていることから、固定スクロール23の温度は、吐出ガスの温度と略等しいと見なせる。
そして、曲線(1)に注目すると、曲線(2)と略同じ温度が検出されており、上記配置位置P1での測定によれば、吐出ガス温度が正確に検出されていることが実験により明らかにされたと言える。
これに対して、曲線(3)をみると、吐出弁ガイド75の上方で、なおかつ、吸入口32に近い位置では、温度が曲線(2)の温度よりも低くなっており、この配置位置P3では、吐出ガスの温度が正確には測定できないことが実験により明らかになっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、固定スクロール23とケーシング3の間に、固定スクロール23側と可動スクロール25を駆動する駆動モータ13側を連通する縦溝71を設け、吐出孔73から縦溝71へのガス流路Xを形成し、このガス流路Xにサーモウェル83の先端部83Aを配置する構成とした。
この構成により、サーモウェル83を固定スクロール23に圧入せずとも、上記吐出孔73から吐出されたガス冷媒の温度が測定可能になる。これに加え、サーモウェル83の先端部83Aを固定スクロール23側の部材に従来のように挿入固定する必要がないため、当該サーモウェル83の位置決め精度が従来に比べて要求されないから、ケーシング3と固定スクロール23の組み付けが容易になる。
特に本実施形態によれば、縦溝71を吸入口32からみて吐出孔73を挟んだ反対側に設け、縦溝71と吐出孔73の間にサーモウェル83の先端部83Aを配置する構成としたため、吸入管31を流れる比較的温度の低い冷媒の影響を受けることなく吐出ガスの温度を測定することができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態に係るスクロール型圧縮機を示す断面図である。 固定スクロールの上面をみた模式図である。 サーモウェルによる温度の測定結果の例を示す図である。 図3に示す温度測定に用いたサーモウェルの配置位置を示す図である。
1 スクロール型圧縮機
3 ケーシング(密閉容器)
13 駆動モータ
23 固定スクロール
25 可動スクロール
31 吸入管
32 吸入口
33 吐出管
71 縦溝
73 吐出孔
75 吐出弁ガイド
76 ガス出口
83 サーモウェル
83A 先端部
X ガス流路
Y 距離

Claims (1)

  1. 固定スクロールと、この固定スクロールに噛合する可動スクロールとを、密閉容器内に収容し、これら固定スクロール及び可動スクロールの噛合により圧縮室を形成し、前記固定スクロールに対して前記可動スクロールを公転させ、周縁側の圧縮室に導入したガスを圧縮して中心部の吐出弁が設けられた吐出孔より前記固定スクロール側の前記密閉容器内に吐出するスクロール型圧縮機において、
    前記密閉容器が上キャップを有する密閉ドーム型を成し、
    前記固定スクロールの外周側には、吸入管が貫通する吸入口が開口し、
    前記吸入口には前記上キャップを貫通した吸入管を接続し、かつ当該上キャップにサーモウェルを貫通させて先端部を密閉容器内に配置し、
    前記固定スクロールと前記密閉容器の間に、前記固定スクロール側と前記可動スクロールを駆動する駆動モータ側とを連通する通路を前記吸入口からみて前記吐出孔を挟んだ反対側に設け、前記吐出弁には前記吐出孔より吐出されたガスを前記通路に向かって流す吐出弁ガイドを設け、前記吐出孔から前記通路へのガス流路を形成し、このガス流路における、前記通路と前記吐出孔の間の位置で前記サーモウェルの先端部を前記固定スクロールから所定距離以内に近付けて配置した
    ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
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