JP5371239B2 - ヨウ化物と、それを用いた酸化的不斉スピロ環形成方法 - Google Patents
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Description
Rbは、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、アリール、アルケニル、アルキニルなどであり、
NuHは、求核剤である。
Zhdankin, V.V.ら、J.Chem.Rev., 2002年、第102巻、p2523.
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
X1およびX2は、一方がIであり、かつ他方が、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
また、本発明は、式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩である。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
R’およびR’’は、互いに独立して、電子吸引基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
また、本発明は、式(X)で表わされる化合物に、
(i)前記式(I)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体を触媒量および、酸化剤とを、または
(ii)前記式(II)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体とを
反応させ、式(XI)で表わされる化合物の光学活性体を得る工程を含む酸化的不斉スピロ環形成方法である。
R11は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R12は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R13およびR14は、R13が結合する炭素原子およびR14が結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、
Zは、OまたはNXであり、Xは、水素原子、アシル基、アリールスルホニル基またはアルキルスルホニル基であり、
NuHは、求核性基であり、
Lは、1〜6の整数である。]
式(III)で表わされるジアミン化合物またはその塩に、亜硝酸または亜硝酸塩を反応させ、ジアゾニウム化合物を得、
前記ジアゾニウム化合物に、アルカリ金属ヨウ化物を反応させ、式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩を得ることができる。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
前記式(III)で表わされるジアミン化合物またはその塩に、亜硝酸または亜硝酸塩を反応させる工程において用いられる亜硝酸塩は、亜硝酸とアルカリ金属との塩、亜硝酸とアルカリ土類金属との塩等が含まれる。前記亜硝酸とアルカリ金属との塩としては、例えば、亜硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム等が挙げられる。前記亜硝酸とアルカリ土類金属との塩としては、例えば、亜硝酸カルシウム、亜硝酸バリウム等が挙げられる。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
X1'およびX2'は、一方がIであり、かつ他方が、アルキル基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;または置換されたシクロアルキル基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
前記式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩に、ホウ素化合物およびパラジウム触媒を反応させる工程において、前記ホウ素化合物は、例えば、(置換されたアリール)B(OH)2、(4−MeOC6H4)B(OH)2、(4−MeC6H4)B(OH)2等が挙げられる。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
X1’’およびX2’’は、一方がIであり、かつ他方が、アルキル基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;または置換されたシクロアルキル基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
前記式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩に、亜鉛化合物およびパラジウム触媒を反応させる工程において、前記亜鉛化合物は、例えば、Zn(CN)2等が挙げられる。
式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩に、酸化剤、R’OHおよびR’’OHを反応させ、式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩を得ることができる。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
R’およびR’’は、互いに独立して、電子吸引基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。]
前記式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩に、酸化剤、Y’OHおよびY’’OHを反応させる工程において、前記酸化剤は、例えば、メタクロロ過安息香酸、1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(F−TEDA、Selectfluor(登録商標)、過酢酸(AcOOH)、過酸化水素等が挙げられる。
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
Y’およびY’’は、互いに独立して、トリフルオロカルボニルを除く電子吸引基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。
(i)前記式(I)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体を触媒量および、酸化剤とを、または
(ii)前記式(II)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体とを
反応させ、式(XI)で表わされる化合物の光学活性体を得る工程を含む酸化的不斉スピロ環形成方法である。
R11は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R12は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R13およびR14は、R13が結合する炭素原子およびR14が結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、
Zは、OまたはNXであり、Xは、水素原子、アシル基、アリールスルホニル基またはアルキルスルホニル基であり、
NuHは、求核性基であり、
Lは、1〜6の整数である。]
前記酸化的不斉スピロ環形成方法は、下記に示すように、式(X)で表わされる化合物に、前記式(I)で表わされるヨウ化物またはその塩の光学活性体を触媒量および、酸化剤とを反応させ、式(XI)で表わされる化合物の光学活性体を得る工程を含む(以下、「酸化的不斉スピロ環形成方法1」と呼ぶ)。
前記酸化的不斉スピロ環形成方法1において、前記式(I)で表わされるヨウ化物またはその塩は、前記式(X)で表わされる化合物に対して触媒量、例えば、0.05〜0.50当量、好ましくは0.1〜0.3当量、より好ましくは0.15当量用いる。前記式(I)で表わされるヨウ化物またはその塩は、光学活性体、例えば光学純度が50〜100%、好ましくは70〜100%、より好ましくは90〜100%のものを用いる。
前記酸化的不斉スピロ環形成方法2において、前記式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩は、前記式(X)で表わされる化合物に対して、例えば、0.5〜2当量、好ましくは0.5〜1当量、より好ましくは0.55〜0.6当量用いる。前記式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩は、光学活性体、例えば光学純度が50〜100%、好ましくは70〜100%、より好ましくは90〜100%のものを用いる。
(1)化合物(R)−(2)の製造
[α]25 D+128(c0.20、CH2Cl2);
1H−NMR(CDCl3):δ 2.13−2.28(m,4H),2.88−3.06(m,4H),3.44(s,4H),6.43(d,J=7.5Hz,2H),6.80(d,J=7.2Hz,2H),7.04(t,J=7.5Hz,2H);
13C−NMR(CDCl3):δ 30.9,35.2,58.7,113.2,115.0,128.5,129.7,143.2,144.9。
[α]25 D+6.3(c0.93、CHCl3);
1H−NMR(CDCl3):δ 2.19−2.40(m,4H),3.03−3.09(m,4H),6.91(t,J=7.5Hz,2H),7.26(d,J=7.2Hz,2H),7.62(d,J=7.8Hz,2H);
13C−NMR(CDCl3):δ 30.6,36.9,66.2,93.7,124.6,128.5,137.9,146.7,148.2。
1H−NMR(CDCl3):δ 2.18-2.46(m、4H),2.94−3,23(m,4H),7.09(d,J=8.1Hz,2H),7.47(d,J=8.1Hz,2H)。
1H−NMR(CDCl3):δ 2.23-2.47(m,4H), 3.02-3.16(m,4H),6.95(t,J=7.5Hz,1H),7.26−7.33(m,2H),7.46−7.50(m,2H),7.65(d,J=7.8Hz,1H)。
1H−NMR(CDCl3):δ 2.05-2.14(m,1H),2.34−2.39(m,2H),2.49−2.95(m,3H),3.13−3.16(m,2H),3.69(s,3H),6.48(d,J=8.7Hz,2H),6.63(t,J=7.5Hz,1H),6.90−6.99(m,6H),7.38(d,J=7.5Hz,1H)。
[α]25 D−6.0(c0.93、CHCl3);
1H−NMR(CDCl3):δ 2.19−2.40(m,4H),3.03−3.09(m,4H),6.91(t,J=7.5Hz,2H),7.26(d,J=7.2Hz,2H),7.62(d,J=7.8Hz,2H);
13C−NMR(CDCl3):δ 30.6,36.9,66.2,93.7,124.6,128.5,137.9,146.7,148.2。
[α]25 D+21.0(c1.09、CHCl3);
1H−NMR(CDCl3):δ 1.85(s,6H),2.30−2.49(m,4H),3.13−3.16(m,4H),7.41(t,J=7.8Hz,2H),7.59(d,J=7.5Hz,2H),7.99(d,J=7.8Hz,2H);
13C−NMR(CDCl3):δ 21.4,30.8,37.8,68.3,116.6,129.7,131.6,135.6,145.3,146.0,177.2。
[α]25 D−21.5(c1.1、CHCl3);
1H−NMR(CDCl3):δ 1.85(s,6H),2.30−2.49(m,4H),3.13−3.16(m,4H),7.41(t,J=7.8Hz,2H),7.59(d,J=7.5Hz,2H),7.99(d,J=7.8Hz,2H);
13C−NMR (CDCl3):δ 21.4,30.8,37.8,68.3,116.6,129.7,131.6,135.6,145.3,146.0,177.2。
1H−NMR(CDCl3):δ 2.25−2.53(m,4H),3.17−3.21(m,4H),7.50(t,J=7.5Hz,2H),7.71(d,J=7.5Hz,2H),8.09(d,J=7.5Hz,2H)。
キラルなインダン骨格を有する簡略化反応剤の製造
1H−NMR(CDCl3):δ 2.10−2.18(m,1H),2.31−2.45(m,2H),2.87−2.96(m,1H),3.20−3.31(m,1H),5.18−5.20(m,1H),6.97(t,J=7.8Hz,1H),7.23(d,J=7.5Hz,1H),7.59(d,J=7.5Hz,1H)。
1H−NMR(CDCl3):δ 2.24(s,3H),2.33−2.56(m,2H),2.37(s,6H),2.99−3.08(m,1H),3.20−3.33(m,1H),6.34(d,J=5.7Hz,1H),6.81(s,2H),6.99(t,J=7.8Hz,1H),7.24(d,J=7.3Hz,1H),7.60(d,J=7.8Hz,1H)。
1、T. Imamoto et al., Chem. Lett. 1986, 967.
2、M. Ochiai et al., J. Am. Chem. Soc. 1999, 121, 9233.
3、T. Wirth et al., J. Org. Chem. 1998, 63, 7674.
Claims (9)
- 式(I)で表わされるヨウ化物またはその塩。
[前記式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であるか、または、
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
X1およびX2は、一方がIであり、かつ他方が、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。] - 式(I)において、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、互いに独立して、水素原子またはハロゲン原子であり、
X1およびX2は、一方がIであり、かつ他方が、ハロゲン原子、シアノ基または置換されたアリール基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である請求項1に記載のヨウ化物またはその塩。 - 式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩。
[前記式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であるか、または、
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
R’およびR’’は、互いに独立して、電子吸引基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。] - 式(II)において、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、水素原子であり、
R’およびR’’は、互いに独立して、アルカノイル、アルキルスルホニルまたはアリールスルホニルであり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である請求項4に記載のヨウ化物またはその塩。 - 式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩の製造方法であって、
式(III)で表わされるジアミン化合物またはその塩に、亜硝酸または亜硝酸塩を反応させ、ジアゾニウム化合物を得、
前記ジアゾニウム化合物に、アルカリ金属ヨウ化物を反応させ、式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩を得る製造方法。
[前記式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であるか、または、
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。] - 式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩の製造方法であって、
式(I−1)で表わされるヨウ化物またはその塩に、酸化剤、R’OHおよびR’’OHを反応させ、式(II)で表わされるヨウ化物またはその塩を得る製造方法。
[前記式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6は、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であるか、または、
R1、R2およびR3のうち隣接する2つ、ならびに/またはR4、R5およびR6のうち隣接する2つが、その2つが結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、脂環炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環、脂肪族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6の残りが、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;もしくは置換されたアミノ基であり、
R’およびR’’は、互いに独立して、電子吸引基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1〜4の整数である。] - 式(X)で表わされる化合物に、
(i)請求項1の式(I)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体を触媒量および、酸化剤とを、または
(ii)請求項4の式(II)で表わされるヨウ化物もしくはその塩の光学活性体とを
反応させ、式(XI)で表わされる化合物の光学活性体を得る工程を含む酸化的不斉スピロ環形成方法。
[前記式中、
R11は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルコキシ基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R12は、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;アルキル基;アルキルチオ基;アルケニル基;アルキニル基;アリール基;シクロアルキル基;置換されたアルキル基;置換されたアルキルチオ基;置換されたアルケニル基;置換されたアルキニル基;置換されたアリール基;置換されたシクロアルキル基;または置換されたアミノ基であり、
R13およびR14は、R13が結合する炭素原子およびR14が結合する炭素原子と一緒になって、芳香族炭化水素、縮合多環炭化水素、芳香族複素環および縮合複素多環からなる群から選択される環を形成し、
Zは、OまたはNXであり、Xは、水素原子、アシル基、アリールスルホニル基またはアルキルスルホニル基であり、
NuHは、求核性基であり、
Lは、1〜6の整数である。]
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