JP5370535B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態に係る固体電解コンデンサについて説明する。図1〜図4に示すように、固体電解コンデンサ1は、2つのコンデンサ素子2,2a,2b、陽極リードフレーム10、陰極リードフレーム20およびこれらを封止するモールド樹脂40を備えている。コンデンサ素子2では、ほぼ柱状(直方体)の陽極体3から突出するように陽極部4が形成され、陽極体3の外周面に陰極部5が形成されている。また、2つのコンデンサ素子2a,2bは、それぞれの陽極部4が同じに向きになるように配設されている。
次に、固体電解コンデンサ1の陽極リードフレーム10および陰極リードフレーム20となるリードフレームについて説明する。図5に示すように、リードフレーム30は、所定の幅(矢印92に示す方向)を有して帯状に延びる(矢印93に示す方向)薄い板金を、所定の形状に打ち抜くことによって形成される。なお、矢印92に示す方向は短手方向とされ、矢印93に示す方向は長手方向とされる。陽極リードフレームとなる部分31は、リードフレーム30の短手方向の一端側から短手方向の中央付近に向かって延在する部分30aに形成されている。その部分30aでは、陽極端子部11および立ち上がり部12が平面的に展開された形状に打ち抜かれている。陽極端子部11と立ち上がり部12とが繋がっている部分では、立ち上がり部12を上方に向けて曲げる際の曲げ精度を確保するために、湾状に打ち抜かれたくびれが形成されている。さらに、陽極リードフレームとなる部分31の近傍には、完成した固体電解コンデンサをプリント配線基板等へはんだ付けするためのフィレット孔33が形成されている。
次に、固体電解コンデンサの製造方法の一例について説明する。まず、図5に示すように、陽極リードフレームとなる部分31および陰極リードフレームとなる部分32を平面的に展開した形状に打ち抜いたリードフレーム30が形成される(プレス打ち抜き工程)。次に、リードフレーム30が所定のリール(図示せず)に巻き取られて、所定のめっき処理が施される(めっき工程)。このめっき処理は、次のプレス曲げ工程の前に行うことで、リールにより多くのリードフレームを巻き取って、効率よくめっき処理を施すことができる。
8は、立ち上がり部12の上端部から上方に角状に突出した状態にある。
ance)を低減することができる。なお、導電性ペーストには、温度約100℃〜200℃のもとで熱処理が施されることになるが、この熱処理に伴う熱歪は、溶接に伴う熱歪と比べて無視しうる程度に小さい。
固体電解コンデンサ1の陽極リードフレームの立ち上がり部12に形成される囲み部18として、図2等に示される囲み部18の他に、図24に示すように、たとえば、一つの陽極部4に対して2つの囲み部18a,18bを設けるようにしてもよい。この場合には、図25に示すように、立ち上がり部12の上端部に角状に突出する囲み部18a,18bを互いに陽極部4の側に傾けることによって、陽極部4が保持される。そして、この場合には、2つの囲み部18a,18bが陽極部4に接触することで、ESRをさらに低減
することができる。
上述した固体電解コンデンサ1では、2つのコンデンサ素子2を搭載した固体電解コンデンサ1を例に挙げて説明した(図1等参照)。コンデンサ素子2の数としては、2つのものに限られるものではなく、図39に示すように、1つのコンデンサ素子2を搭載した固体電解コンデンサ1でもよい。また、図40に示すように、3つのコンデンサ素子2を搭載した固体電解コンデンサ1としてもよい。さらには、4つ以上のコンデンサ素子を搭載した固体電解コンデンサ(図示せず)としてもよい。図41および図42では、図2に示す固体電解コンデンサ1と同一部材には同一符号が付されている。
部と立ち上がり部との接触面積も増えて、ESRを低減することができる。
Claims (6)
- 陽極部および陰極部を有する複数のコンデンサ素子と、
前記コンデンサ素子を封止するモールド樹脂と、
前記モールド樹脂の内部において、前記コンデンサ素子の前記陽極部の下方から前記陽極部に接続された陽極リードフレームと、
前記陰極部に接続される陰極リードフレームと
を有し、
複数の前記コンデンサ素子のそれぞれの前記陽極部は、同じ向きに配設されて前記陽極リードフレームに接続され、
前記陽極リードフレームは、
前記モールド樹脂の底面に沿って露出した陽極端子部と、
前記陽極端子部と一体的に形成されて前記陽極部に接続される立ち上がり部と
を備え、
前記立ち上がり部は、
前記陽極部を下方から支持するように受ける受部と、
前記陽極部が前記受部に受けられた状態で、前記陽極部を取り囲むようにして保持する囲み部と、
を備え、
複数の前記コンデンサ素子のうち、互いに隣接する一のコンデンサ素子の一の陽極部と、他のコンデンサ素子の他の陽極部とに対して、
前記囲み部は、
前記一の陽極部では、前記他の陽極部の側から前記他の陽極部とは反対の側に向かって前記一の陽極部を取り囲むように形成され、
前記他の陽極部では、前記一の陽極部の側から前記一の陽極部とは反対の側に向かって前記他の陽極部を取り囲むように形成された、固体電解コンデンサ。 - 前記陽極リードフレームは、
前記モールド樹脂の底面に沿って露出した陽極端子部と、
前記陽極端子部と一体的に形成されて前記陽極部に接続される立ち上がり部と
を含み、
前記立ち上がり部に、前記受部および前記囲み部が形成された、請求項1記載の固体電解コンデンサ。 - 前記受部は、前記陽極部の表面に面接触する面接触部を含む、請求項1または2に記載の固体電解コンデンサ。
- 前記受部は、前記陽極部の表面に線接触する線接触部を含む、請求項1または2に記載の固体電解コンデンサ。
- 前記陽極部は前記コンデンサ素子の本体からワイヤー状に突出し、
前記囲み部は、前記陽極部が突出する方向と交差する方向の一方から前記陽極部を取り囲むように形成された、請求項1〜4のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。 - 前記囲み部は、前記陽極部が突出する方向と交差する方向の一方と他方とから前記陽極を挟み込む態様で形成された、請求項5記載の固体電解コンデンサ。
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