JP5369582B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、さらに詳しくは、転写体を含む像担持体に対するクリーニング装置の位置決め構造に関する。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置において、潜像担持体として用いられる感光体に対して帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程を施すことにより画像形成が行われる。
画像形成には、単一色の画像を対象とするだけでなく、フルカラー画像を含む複数色の画像形成があり、複数の画像形成を行う場合の一例として、各色の画像を形成する作像部を1次転写工程により中間転写体に順次転写し、重畳された画像を記録材などに対して2次転写工程により一括転写するようになっている。
中間転写体には、ベース層を例えば伸びの少ないフッ素樹脂やPVDシート、ポリイミド樹脂を用い、そのベース層に対してフッ素系樹脂などの平滑性のよい被覆層を設けた多層構造のものが用いられることが多く、画像形成に際しては、中間転写体の展張方向に沿って複数色の作像部を順次並置したタンデム構造を用いる場合がある(例えば、特許文献1)。
中間転写体であるベルト、いわゆる、転写ベルトは、感光体と同様に画像担持体として用いられ、一括転写後には残留している未転写トナーを除去するクリーニング工程が実行される対象である。
クリーニング工程には、ベルト表面に接触して未転写トナーを掻き取ることができるブレード部材を用いる構成(例えば、特許文献2)、あるいは、トナーを静電的に吸着して回収する構成(例えば、特許文献3)などが多用されている。
一方、画像形成装置に用いられるトナーは、近年、高画質化が求められる傾向にあることを考慮して、小粒径化や重合トナーによる球形化が進んできている。このようなトナーは、粒子径が小さく揃っていることから、クリーニングにブレードが用いられるような場合には、ブレードのエッジ部分で堰き止められ難くなり、残存トナー成分のクリーニング不良を引き起こしやすい。
ブレードのエッジ部分をすり抜けるトナーが多くなるとブレードの摩耗も顕著となり、クリーニング部材の寿命が短くなる。そこで、従来では、画像形成装置に用いられるクリーニング装置以外の装置と交換時期を区別してクリーニング装置を独立して着脱できるようにすることが望まれてきている。
クリーニング装置とベルトとは、例えば、ブレードとベルトとの適正な接触関係を維持することがトナーの除去効率に影響する上で重要となる。そこで、ベルトに対するクリーニング装置、特に、クリーニングを行う部材の位置決めが重要となる。
従来、クリーニングを行う部材とベルトとの位置関係は、ベルトのテンションローラの軸心を基準として配置位置を設定している場合がある。この場合には、テンションローラの位置がベルトの周長によって異なると、基準位置が変化することによりクリーニングを行う部材の位置決めを正確に行うことが難しくなる虞がある。
このような不具合を解消するために、感光体や転写ベルトに用いられる捲装ローラの支軸をプロセスカートリッジに仮位置決めした状態でプロセスカートリッジを画像形成装置内に組み込み、画像形成装置内でプロセスカートリッジを所定の位置に装着した上で感光体や転写ベルトの捲装ローラの支軸の位置を画像形成装置内に設けられている位置決め手段によって正規の位置に位置決めし直すことでクリーニング装置と転写ベルトとの位置関係を適正化する構成(例えば特許文献4)、あるいは中間転写体に用いられるベルトのテンションローラを収容するホルダとテンションローラのホルダに固定される着脱可能な位置決め板を用いてテンションローラとクリーニング部材との位置決めを行う構成(例えば、特許文献5)が提案されている。
特開2006−343773号公報 特開2007−304301号公報 特開2007−114614号公報 特開2004−070305号公報 特開2006−301545号公報
しかし、転写ベルトとクリーニング部材との位置決めを行うための位置決め部材を用いる場合には、部品点数の増加、さらには部品同士の位置決め誤差が多くなることもあり、正確な位置決めが難しくなる虞があるばかりでなく、位置決め精度を高めるためには位置決め部材の加工精度などを高める必要があることからコストの上昇を招く。
クリーニングに際しては、ブレードエッジでの摩擦低減のための潤滑剤を塗布する場合もあるが、潤滑剤の塗布機構とベルトとの位置関係も適正に行われないと潤滑剤の適正供給が行えずにクリーニング不良を招く結果となる。
本発明の目的は、上記従来の画像形成装置、特に像担持体に対するクリーニング装置の位置決めにおける問題に鑑み、コスト上昇を招くことなく交換が行われた場合でも像担持体とこれのクリーニング手段あるいはベルトに係る部材との正確な位置決めが可能な構成を備えた画像形成装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は次の構成よりなる。
(1)画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されて画像形成装置本体に対して着脱可能なクリーニング手段を備え、
前記倦装部材には、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとが備えられ、前記支軸周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、
前記クリーニング手段は、前記平坦部のネジ穴に締結部材を締結することにより前記倦装部材と一体化されることを特徴とする画像形成装置。
)前記捲装部材は、前記無端状ベルトの張力付与手段として用いられることを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
)前記捲装部材の前記支軸には、前記無端状ベルト表面に塗布される潤滑剤の供給部材が一体化されて前記無端状ベルトに対する位置決めが行われることを特徴とする()または()記載の画像形成装置。
)画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部にはネジ穴が形成された平坦部が設けられ、該ネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材が共締めされて一体化されることを特徴とする画像形成装置
)画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材の同一位置決め手段を介して締結部材により前記平坦部に一体化されることを特徴とする画像形成装置。
)前記潤滑剤は、脂肪酸金属塩が用いられることを特徴とする()乃至()のうちのいずれかに一つに記載の画像形成装置。
)前記脂肪酸金属塩としてステアリン酸亜鉛が用いられることを特徴とする()に記載の画像形成装置。
)前記トナーとして、重合法で製造される重合トナーが用いられることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
本発明によれば、無端状ベルトに残留するトナーを除去するクリーニング手段あるいは潤滑剤供給部材が、無端状ベルトの捲装部材の一部、詳しくは、捲装部材の構成部材である不動の支軸に対して一体化されて無端状ベルトに対する位置決めが行われるようになっている。このため、既存部材を利用して無端状ベルトとクリーニング手段や潤滑剤供給部材の位置決めが可能となり、特別な位置決め手段の増設などを要することがないので、コストの上昇を招くことなく位置関係を直接関係する部材同士で正確に行うことができる。
以下、図面により本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、図1においては、色毎の作像部に用いられる構成が同じであるので、数字で示す符号に加えて色を意味するY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のアルファベットを添えて示してあることを前置きしておく。
図1は、本発明による画像形成装置の要部構成を示す図であり、同図に示す画像形成装置は、像担持体としてベルトによる中間転写体(以下、便宜上、中間転写ベルトという)を用い、この中間転写ベルトの展張方向に沿って異なる色毎の作像部が並置されているタンデム構造が採用されている。
画像形成装置100は、色毎の作像部において潜像担持体としての感光体ドラム1、感光体ドラム1の回転方向(図示矢印方向)に沿って画像形成処理を行う帯電装置2,現像装置3,クリーニング装置4が纏めてプロセスカートリッジ(図示されず)に収納されており、プロセスカートリッジに設けられた透過部を介して書き込み装置(図示されず)からの走査光(図1においては便宜上、符号5で示す)が感光体ドラム1に向け照射されて静電潜像が形成されるようになっている。
感光体ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置3から供給されるトナーにより可視像処理され、像担持体として用いられる中間転写ベルト6に対して各色の作像部毎に1次転写される。1次転写は、感光体ドラム1に対して中間転写ベルト6を挟んで対向するローラで構成される1次転写装置7が用いられ、1次転写装置7には、電源7Aおよび転写バイアス回路7Bを介して+1800Vの転写バイアスが印加されるようになっている。
中間転写ベルト6は、PVDF(フッ化ビニルデン)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PI(ポリイミド)、PC(ポリカーボネート)等を単層または複数層に構成し、層内にカーボンブラック等の導電性材料を分散させ、その体積抵抗率を10−8〜10−12Ωcm、かつ表面抵抗率を10−9〜10−13Ωcmの範囲となるよう調整されている。なお、必要に応じ該中間転写ベルト6の表面に離型層をコートしても良い。
コートに用いる材料としては、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、 PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PVDF(フッ化ビニルデン)、PEA(パ−フルオロアルコキシフッ素樹脂)、FEP(四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体)、PVF(フッ化ビニル)等のフッ素樹脂が使用できるが、これに限定されるものではない。
中間転写ベルト6の製造方法は注型法、遠心成形法等があり、必要に応じてその表面を研磨しても良い。
中間転写ベルト10の体積抵抗率が上述した範囲を超えると、転写に必要なバイアスが高くなるため、電源コストの増大を招くため好ましくない。また、転写工程、転写紙剥離工程などで中間転写ベルト10の帯電電位が高くなり、かつ自己放電が困難になるため除電手段を設ける必要が生じる。また、体積抵抗率および表面抵抗率が上記範囲を下回ると、帯電電位の減衰が早くなるため自己放電による除電には有利となるが、転写時の電流が面方向に流れるためトナー飛び散りが発生してしまう。したがって、本発明における中間転写ベルト10の体積抵抗率および表面抵抗率は上記範囲内でなければならない。
なお、体積抵抗率および表面抵抗率の測定は高抵抗抵抗率計(三菱化学社製:ハイレスタIP)にHRSプローブ(内側電極直径5.9mm,リング電極内径11mm)を接続し、中間転写ベルト10の表裏に100V(表面抵抗率は500V)の電圧を印加して10秒後の測定値を用いた。
中間転写ベルト6は、複数の捲装部材であるローラ8,9,10および11に掛け回され、各色の作像部のプロセスカートリッジが並置されている方向に平行する展張面において、感光体ドラム1に対向する位置では、バネ71により中間転写ベルト6に当接する習性を付与されているローラで構成された1次転写装置7が配置されている。
複数の捲装部材であるローラのうちで、符号8で示すローラは、後述する中間転写ベルト6のクリーニング装置(以下、便宜上、ベルトクリーニング装置という)12に対向するクリーニング対向ローラ(以下、クリーニング対向ローラと称する場合もある)として用いられ、符号9で示すローラは、2次転写装置13を構成するローラに対し中間転写ベルト6を挟んで対向する2次転写バックアップローラとして用いられている。さらに、これらローラのうちで、クリーニング対向ローラ8は、図2に示すようにバネなどの弾性体80を用いて中間転写ベルト6に張力を付与するテンションローラとしての機能を備えている。
中間転写ベルト6は、2次転写装置13と対峙しているローラ9が、図示しない駆動モータにより駆動されることでプロセス速度を150mm/secに設定されて図示矢印方向に移動するようになっており、各作像部に対向する展張面においてフルカラー画像形成時には、各色の画像が順次1次転写されて重畳画像を担持するようになっている。
重畳された画像は、2次転写装置13が位置する2次転写位置において給紙装置14の繰り出しローラ14Aを介して繰り出され、搬送路中に配置されているレンジストローラ15によりレジストタイミングを設定されて給送されてくるシートSに対して一括転写するようになっている。2次転写装置13には、転写バイアス制御回路13Aから転写バイアスが印加される。
2次転写位置においてフルカラー画像を転写されたシートSは、定着装置16において熱・圧力による溶融・浸透作用により定着された上で排出ローラ17により排出部に向け搬出される。
図2は、ベルトクリーニング装置12の構成を説明するための模式図であり、同図においてベルトクリーニング装置12は、中間転写ベルト6を挟んで捲装部材であるクリーニング対向ローラ8に対峙しているクリーニングユニット12Aを備えており、クリーニングユニット12Aの内部には、中間転写ベルト6に接触して残留するトナーを除去するブレード12Bが装備されている。
ブレード12Bにより回収された未転写トナーはクリーニングユニット12A内の回収部(図示されず)に導入され、例えば、トナーを再度現像装置に向け循環させてリサイクルトナーとして用いることもできるようになっている。
ベルトクリーニング装置12には、中間転写ベルト6の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材18が備えられている。
潤滑剤供給部材18は、固形の潤滑剤18Aと潤滑剤18Aおよび中間転写ベルト6の双方に接触しながら回転可能な供給ブラシ18Bとを備えており、供給ブラシ18Bによって潤滑剤18Aを微量ずつ削り取って粉体の状態で中間転写ベルト6に塗布することができるようになっている。
なお、潤滑剤の供給方法としては、ブラシなどによる塗布に限らず、潤滑剤をトナーに外添させて供給する方法もある。後者のトナーに外添させる供給方法の場合には、その供給量が出力する画像面積に依存し、常にベルト表面全面に供給することはできない為、簡易な装置構成で、かつ、ベルト表面全面に安定に潤滑剤を供給しようとした場合、前者の供給方法である、固形潤滑剤をブラシで削り取って塗布する方法を選択する方が好ましいといえる。
潤滑剤18Aには、直鎖状の炭化水素構造を持つ脂肪酸金属塩が用いられる。脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸から選択される少なくとも1種以上の脂肪酸を含有し、亜鉛、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム、リチウムから選択される少なくとも1種以上の金属を含有する脂肪酸金属塩が挙げられる。とりわけその中でもステアリン酸亜鉛は、工業的規模で生産されかつ多方面での使用実績があることから、コストと品質安定性とおよび信頼性で、最も好ましい材料である。ただし、一般に工業的に使われている高級脂肪酸金属塩は、その名称の化合物単体組成ではなく、多かれ少なかれ類似の他の脂肪酸金属塩、金属酸化物、および遊離脂肪酸を含むものであり、本発明での脂肪酸金属塩もその例外ではない。
本実施形態においてブラシ18Bは、潤滑剤18Aの削り取りを可能にするために、潤滑剤18Aに対して1〜4Nの力で当接している。また、潤滑剤18Aの幅は、残留トナーの存在領域である画像形成幅よりも広くされることが望ましく、例えば、使用頻度の高いA4サイズ等を対象とした場合の画像形成幅に対して304mm以上に設定されている。このような幅を持つ潤滑剤18Aに接触するブラシ18Bの幅は、潤滑剤18Aの幅よりも広く設定されて潤滑剤の塗布ムラや欠如部が生じないようにされている。
上述した2次転写装置13を構成するローラは、SUS等の金属製芯金上に、導電性材料によって10−6〜10−10Ωの抵抗値に調整されたウレタン等の弾性体を被覆することで構成されている。ここで、2次転写装置13を構成するローラの抵抗値が上記範囲を超えると電流が流れ難くなるため、必要な転写性を得る為にはより高電圧を印加しなければならなくなり、電源コストの増大を招く。
また、高電圧を印加するため転写部ニップ前後の空隙にて放電が起こる為、ハーフトーン画像上に放電による白ポチ抜けが発生する。逆に、二次転写ローラ21の抵抗値が上記範囲を下回ると同一画像上に存在する複数色画像部(例えば3色重ね像)と単色画像部との転写性が両立できなくなる。これは、2次転写装置13を構成するローラの抵抗値が低いことにより、比較的低電圧で単色画像部を転写するのに十分な電流が流れるが、複数色画像部を転写するには単色画像部に最適な電圧よりも高い電圧値が必要となる。このため、複数色画像部を転写できる電圧に設定すると単色画像では転写電流過剰となり転写効率の低減を招く結果となる。これにより、複数色画像部と単色画像部との転写性が両立できなくなる。
なお、2次転写装置13を構成するローラの抵抗値測定は、導電性の金属製板に2次転写装置として用いられるローラを設置し、芯金両端部に片側4.9N(両側で合計9.8N)の荷重を掛けた状態にて、芯金と前記金属製板との間に1000Vの電圧を印加した時に流れる電流値から算出した結果である。
本実施形態における2次転写装置13を構成するローラは、駆動ギヤ(図示されず)によって駆動力が付与され、中間転写ベルト6に対する周速が略同一となるように設定されている。
また、2次転写装置13では、定電流制御が行われ、一例として+30μAの電流値を設定されている。
図1に示した画像形成装置100において静電潜像の可視像処理に用いられるトナーは、重合法によって生成された重合トナーであり、トナーの形状係数SF1は100〜180,形状係数SF2は100〜180の範囲にあるものが用いられている。
図3および図4は、形状係数を説明するためにトナーの形状を模式的に示す図である。 形状係数SF1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(1)で表される、トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。
SF1={(MXLNG)/AREA}×(100π/4)・・・式(1) SF1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数SF2は、トナーの形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(2)で表される、トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF2={(PERI)/AREA}×(100/4π) ・・・式(2) SF2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナーとトナーあるいはトナーと感光体との接触が点接触に近くなるために、トナー同士の吸着力は弱くなり従って流動性が高くなり、また、トナーの感光体ドラム11表面への付着力も低下し、転写率は高くなる。形状係数SF1,SF2のいずれかが180を超えると、転写率が低下するため好ましくない。
さらにトナーの粒径は、体積平均粒径において4〜10μmの範囲であることが望ましい。これよりも小粒径の場合には、現像時に地汚れ発生したりあるいは流動性の悪化、さらには凝集しやすくなることで中抜けが発生しやすくなる。
これとは逆に大粒径の場合には、トナー飛び散りや解像度悪化による高精細な画像が得られなくなる。本実施形態では、トナー粒径の体積平均粒径を6.5μmと設定した。
以上のような構成からなる画像形成装置100において、本発明の特徴部について以下に説明する。
図5は、本発明による画像形成装置100のベルトクリーニング装置12に用いられる要部構成の一つであるクリーニング対向ローラ8の構成を示す斜視図である。
同図においてクリーニング対向ローラ8は、これに対峙するベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18の位置決めを行う部材に相当しており、回転可能な従動ローラ8Aと従動ローラ8Aが挿嵌されている支軸8Bとを備えて構成されている。
支軸8Bは、従動ローラ8Aを回転可能に支持する一方、自身は回動しない固定軸とされており、軸端部の周面の一部に平坦部8B1が形成されている。
平坦部8B1には、締結部としてのネジ穴8Cが形成されている。
一方、締結部であるネジ穴8Cには、図6に示すように、ボルト19および20を用いて潤滑剤供給部材18およびベルトクリーニング装置12のクリーニングユニット(便宜上、図6において符号12Cで示す)がそれぞれ締結されて一体化されるようになっている。
ボルト19は、潤滑剤供給部材18のブラケット18Cに形成された挿通穴18C1内に挿通されて支軸8の平坦部8B1に対して潤滑剤供給部材18を締結することができ、ボルト20は、ベルトクリーニング装置12のユニットをなすクリーニングユニット12Cに形成された挿通穴12C1内に挿通されて支軸8Bの平坦部8B1に対してベルトクリーニング装置12を締結することができ、これにより、支軸8の平坦部8B1に潤滑剤供給部材18およびベルトクリーニング装置12がそれぞれ直接一体化されることになる。
また、図2に示されているクリーニングブレード12Bは、図7に示すように、金属製のブレードホルダ12B1によりクリーニングユニット12C(図6参照)に位置決めされる。なお、図7は、図6における支軸8B側からクリーニングユニット12Cの内部を見た状態の斜視図であり、図6と反対の視点位置を設定して示した図である。
図7において、クリーニングユニット12Cに対するブレードホルダ12B1の位置決めは、クリーニングユニット12Cに成型されたブレード位置決めボス12C2の穴に嵌合されることにより可能とされている。
図6においてブラシ18Bは、SUS等の金属製芯金18B1上に、1mm〜5mm程度の樹脂繊維を編みこんだ布を巻くことで構成されている。
ブレードホルダ12B1(図7参照)、ブラシ芯金18B1(図6参照)は、電荷を溜めないため、また、潤滑剤18Aをムラ無く塗布するために、接地する必要がある。以下、接地構成について説明する。
クリーニングユニット12Cとブレードホルダ12B1との間の接地構造には、図7に示すように、クリーニングユニット12Cとブレードホルダ12B1との間に挟み込まれたブレードアース板12Dが用いられる。
ブレードアース板12Dは、潤滑剤供給部材18のブラケット18Cに形成されている折曲片18Eに接触することができ、これにより、ブレードホルダ12B1がブレードアース板12Dを介して滑剤供給部材18のブラケット18Cと電気的に導通する関係とされる。
一方、図6に示すように、ブラケット18Cは、ボルト19によってクリーニング対向部材8の支軸8Bに締結されることにより潤滑剤供給部材18の位置決めを可能にしている。これにより、図7に示したブレードホルダ12B1が、ブレードアース板12Dを介して支軸8B側と接地される。
一方、ブラシ芯金12B1は、図6に示すように、ブラケット18Cの外表面に配置された導電性樹脂により成型されたブラシ軸受け18Dに対して位置決めされて接触することにより、上述したブレードホルダ12B1と同様に、ブラケット18Cを介して接地される。
本実施形態は以上のような構成であるから、クリーニング対向ローラ8の支軸8Bに形成されている平坦部8B1に対して潤滑剤供給部材18およびベルトクリーニング装置12が直接一体化されることにより、支軸8Bを基準とした潤滑剤供給部材18およびベルトクリーニング装置12の位置決めが特別な構造を要することなく、既存部材を用いて直接的な関係により正確に行えることになる。
図6に示したベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18は、それぞれ個別に締結部材であるボルトを用いて共通の締結の相手となる支軸8の平坦部8B1に一体化されるようになっていたが、本発明においては、支軸8の平坦部8B1に対してベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18とを纏めて共締めにより締結することで一体化することも可能である。
図8は、この場合の構成を示しており、同図においてベルトクリーニング装置12のユニット12Cに形成されている挿通部12C1の中心を潤滑剤供給部材18のブラケット18Cに形成されている挿通部18C1の中心に整合させた上で、ボルト20を両方の挿通部12C1,18C1間に挿通して支軸8Bの平坦部8B1に締結する。
これにより、締結部材として用いられるボルトの数を少なくすることも相俟って、既存構成部材を利用するだけで特別な位置決め構造を準備することなくクリーニング対向ローラ8に対して直接複数の装置や部材を一体化するだけでこれら各部材間での位置決めが行える。
さらに、本発明においては、図6および図8に示したように、ベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18に設けてあるボルトの挿通部をそれぞれ用いることに限らず、同一の位置決め手段を介して支軸8の平坦部8B1にベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18を一体化することも可能である。
図9は、この場合の構成を示しており、同図において、ベルトクリーニング装置12のユニット12Cにより潤滑剤供給部材18を支持し、ユニット12Cに形成されている挿通部12C1にボルト20を挿通することによりベルトクリーニング装置12側の一部を潤滑剤供給部材18の位置決め部として利用する。これにより、ベルトクリーニング装置12および潤滑剤供給部材18の位置決め構造を簡略化できるとともに、これら装置および部材を交換する際の手順を簡略化することができる。
この構成においても、図6に示した場合と同様に、ブラシ芯金18B1が接地されるようになっている。
図10は、この場合のブラシ芯金18B1の接地構造を示す図であり、同図において、ブラシ芯金18B1は、後述するが、金属粉を焼結させて成型されたブラシ軸受け18Eを介して、クリーニングユニット12Cに位置決めされる。
ブラシ軸受け18Eは、クリーニングユニット12C側に設けられている部材であり、クリーニングユニット12Cに取り付けられると、アース板12Eと接触する構成となっている。なお、図11において、アース板12Eは、その所在を明確にするために、便宜上、塗りつぶして示してある。
アース板12Eは、クリーニング手段12を従動ローラ支軸8Bに位置決めすることにより接地される。また、アース板12Eは、図11に示すように、クリーニングブレードホルダ12B1(図7参照)とも接触する構成となっており、クリーニング装置12を従動ローラ支軸8Bに位置決めすることにより接地される。
これにより、ベルトクリーニング装置12および潤滑財供給部材18の位置決め構造、接地方法を簡略化できるとともに、これら装置および部材を交換する際の手順を簡略化することができる。
本発明による画像形成装置の要部構成を説明するための図である。 図1に示した画像形成装置に用いられるベルトクリーニング装置とこれに対峙するベルトの捲装部材との構成を説明するための模式図である。 図1に示した画像形成装置に用いられるトナーの形状係数SF−1を説明するためのトナーの形状を模式的に示した図である。 図1に示した画像形成装置に用いられるトナーの形状係数SF−2を説明するためのトナーの形状を模式的に示した図である。 図2に示した捲装部材として用いられるローラの構成を説明するための分解斜視図である。 本発明の特徴部である捲装部材とベルトクリーニング装置および潤滑剤供給部材の位置決め構造の一例を説明するための斜視図である。 図6に示した構成を対象とした接地構造を説明するための斜視図である。 図6に示した位置決め構造の要部に関する変形例を説明するための斜視図である。 図6に示した位置決め構造の要部に関する他の変形例を説明するための斜視図である。 図9に示した構造を対象とした接地構造を説明するための要部斜視図である。 図10に示した接地構造に用いられる接地部材の機能を説明するための平面視的な図である。
符号の説明
100 画像形成装置
1 感光体ドラム
6 中間転写ベルト
7 1次転写装置
8 クリーニング対向ローラ
8A 従動ローラ
8B 支軸
8B1 平坦部
8C ネジ穴
12 ベルトクリーニング装置
12C1 ボルトの挿通部
18 潤滑剤供給部材
18B1 ブラシ芯金
18C ブラケット
18C1 ボルトの挿通部
18D ブラシ軸受け
18E アース板

Claims (8)

  1. 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
    前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されて画像形成装置本体に対して着脱可能なクリーニング手段を備え、
    前記倦装部材には、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとが備えられ、前記支軸周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、
    前記クリーニング手段は、前記平坦部のネジ穴に締結部材を締結することにより前記倦装部材と一体化されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記捲装部材は、前記無端状ベルトの張力付与手段として用いられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記捲装部材の前記支軸には、前記無端状ベルト表面に塗布される潤滑剤の供給部材が一体化されて前記無端状ベルトに対する位置決めが行われることを特徴とする請求項または記載の画像形成装置。
  4. 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
    前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
    前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部にはネジ穴が形成された平坦部が設けられ、該ネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材が共締めされて一体化されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
    前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
    前記捲装部材は、軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材の同一位置決め手段を介して締結部材により前記平坦部に一体化されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記潤滑剤は、脂肪酸金属塩が用いられることを特徴とする請求項3乃至5のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記脂肪酸金属塩としてステアリン酸亜鉛が用いられることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーとして、重合法で製造される重合トナーが用いられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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