JP5369582B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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画像形成には、単一色の画像を対象とするだけでなく、フルカラー画像を含む複数色の画像形成があり、複数の画像形成を行う場合の一例として、各色の画像を形成する作像部を1次転写工程により中間転写体に順次転写し、重畳された画像を記録材などに対して2次転写工程により一括転写するようになっている。
クリーニング装置とベルトとは、例えば、ブレードとベルトとの適正な接触関係を維持することがトナーの除去効率に影響する上で重要となる。そこで、ベルトに対するクリーニング装置、特に、クリーニングを行う部材の位置決めが重要となる。
(1)画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されて画像形成装置本体に対して着脱可能なクリーニング手段を備え、
前記倦装部材には、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとが備えられ、前記支軸周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、
前記クリーニング手段は、前記平坦部のネジ穴に締結部材を締結することにより前記倦装部材と一体化されることを特徴とする画像形成装置。
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部にはネジ穴が形成された平坦部が設けられ、該ネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材が共締めされて一体化されることを特徴とする画像形成装置
中間転写ベルト6の製造方法は注型法、遠心成形法等があり、必要に応じてその表面を研磨しても良い。
なお、体積抵抗率および表面抵抗率の測定は高抵抗抵抗率計(三菱化学社製:ハイレスタIP)にHRSプローブ(内側電極直径5.9mm,リング電極内径11mm)を接続し、中間転写ベルト10の表裏に100V(表面抵抗率は500V)の電圧を印加して10秒後の測定値を用いた。
複数の捲装部材であるローラのうちで、符号8で示すローラは、後述する中間転写ベルト6のクリーニング装置(以下、便宜上、ベルトクリーニング装置という)12に対向するクリーニング対向ローラ(以下、クリーニング対向ローラと称する場合もある)として用いられ、符号9で示すローラは、2次転写装置13を構成するローラに対し中間転写ベルト6を挟んで対向する2次転写バックアップローラとして用いられている。さらに、これらローラのうちで、クリーニング対向ローラ8は、図2に示すようにバネなどの弾性体80を用いて中間転写ベルト6に張力を付与するテンションローラとしての機能を備えている。
2次転写位置においてフルカラー画像を転写されたシートSは、定着装置16において熱・圧力による溶融・浸透作用により定着された上で排出ローラ17により排出部に向け搬出される。
ブレード12Bにより回収された未転写トナーはクリーニングユニット12A内の回収部(図示されず)に導入され、例えば、トナーを再度現像装置に向け循環させてリサイクルトナーとして用いることもできるようになっている。
潤滑剤供給部材18は、固形の潤滑剤18Aと潤滑剤18Aおよび中間転写ベルト6の双方に接触しながら回転可能な供給ブラシ18Bとを備えており、供給ブラシ18Bによって潤滑剤18Aを微量ずつ削り取って粉体の状態で中間転写ベルト6に塗布することができるようになっている。
なお、潤滑剤の供給方法としては、ブラシなどによる塗布に限らず、潤滑剤をトナーに外添させて供給する方法もある。後者のトナーに外添させる供給方法の場合には、その供給量が出力する画像面積に依存し、常にベルト表面全面に供給することはできない為、簡易な装置構成で、かつ、ベルト表面全面に安定に潤滑剤を供給しようとした場合、前者の供給方法である、固形潤滑剤をブラシで削り取って塗布する方法を選択する方が好ましいといえる。
なお、2次転写装置13を構成するローラの抵抗値測定は、導電性の金属製板に2次転写装置として用いられるローラを設置し、芯金両端部に片側4.9N(両側で合計9.8N)の荷重を掛けた状態にて、芯金と前記金属製板との間に1000Vの電圧を印加した時に流れる電流値から算出した結果である。
また、2次転写装置13では、定電流制御が行われ、一例として+30μAの電流値を設定されている。
SF1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)・・・式(1) SF1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF1の値が大きくなるほど不定形になる。
SF2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ・・・式(2) SF2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
さらにトナーの粒径は、体積平均粒径において4〜10μmの範囲であることが望ましい。これよりも小粒径の場合には、現像時に地汚れ発生したりあるいは流動性の悪化、さらには凝集しやすくなることで中抜けが発生しやすくなる。
図5は、本発明による画像形成装置100のベルトクリーニング装置12に用いられる要部構成の一つであるクリーニング対向ローラ8の構成を示す斜視図である。
支軸8Bは、従動ローラ8Aを回転可能に支持する一方、自身は回動しない固定軸とされており、軸端部の周面の一部に平坦部8B1が形成されている。
平坦部8B1には、締結部としてのネジ穴8Cが形成されている。
ボルト19は、潤滑剤供給部材18のブラケット18Cに形成された挿通穴18C1内に挿通されて支軸8の平坦部8B1に対して潤滑剤供給部材18を締結することができ、ボルト20は、ベルトクリーニング装置12のユニットをなすクリーニングユニット12Cに形成された挿通穴12C1内に挿通されて支軸8Bの平坦部8B1に対してベルトクリーニング装置12を締結することができ、これにより、支軸8の平坦部8B1に潤滑剤供給部材18およびベルトクリーニング装置12がそれぞれ直接一体化されることになる。
図7において、クリーニングユニット12Cに対するブレードホルダ12B1の位置決めは、クリーニングユニット12Cに成型されたブレード位置決めボス12C2の穴に嵌合されることにより可能とされている。
図10は、この場合のブラシ芯金18B1の接地構造を示す図であり、同図において、ブラシ芯金18B1は、後述するが、金属粉を焼結させて成型されたブラシ軸受け18Eを介して、クリーニングユニット12Cに位置決めされる。
アース板12Eは、クリーニング手段12を従動ローラ支軸8Bに位置決めすることにより接地される。また、アース板12Eは、図11に示すように、クリーニングブレードホルダ12B1(図7参照)とも接触する構成となっており、クリーニング装置12を従動ローラ支軸8Bに位置決めすることにより接地される。
これにより、ベルトクリーニング装置12および潤滑財供給部材18の位置決め構造、接地方法を簡略化できるとともに、これら装置および部材を交換する際の手順を簡略化することができる。
1 感光体ドラム
6 中間転写ベルト
7 1次転写装置
8 クリーニング対向ローラ
8A 従動ローラ
8B 支軸
8B1 平坦部
8C ネジ穴
12 ベルトクリーニング装置
12C1 ボルトの挿通部
18 潤滑剤供給部材
18B1 ブラシ芯金
18C ブラケット
18C1 ボルトの挿通部
18D ブラシ軸受け
18E アース板
Claims (8)
- 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されて画像形成装置本体に対して着脱可能なクリーニング手段を備え、
前記倦装部材には、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとが備えられ、前記支軸周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、
前記クリーニング手段は、前記平坦部のネジ穴に締結部材を締結することにより前記倦装部材と一体化されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記捲装部材は、前記無端状ベルトの張力付与手段として用いられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記捲装部材の前記支軸には、前記無端状ベルト表面に塗布される潤滑剤の供給部材が一体化されて前記無端状ベルトに対する位置決めが行われることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部にはネジ穴が形成された平坦部が設けられ、該ネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材が共締めされて一体化されることを特徴とする画像形成装置。 - 画像を担持する無端状ベルトからなる像担持体上に形成されたトナー像の転写後に該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトを挟んで該無端状ベルトが捲装される捲装部材と対向する位置に配置されているクリーニング手段と、前記無端状ベルトの表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給部材とを備え、
前記捲装部材は、支軸と該支軸に対して回転可能に支持されているローラとを備え、前記支軸の周面の一部には、ネジ穴が形成された平坦部が設けられ、ネジ穴に締結部材を締結することにより前記クリーニング手段および前記潤滑剤供給部材の同一位置決め手段を介して締結部材により前記平坦部に一体化されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記潤滑剤は、脂肪酸金属塩が用いられることを特徴とする請求項3乃至5のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記脂肪酸金属塩としてステアリン酸亜鉛が用いられることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記トナーとして、重合法で製造される重合トナーが用いられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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