JP5369450B2 - 盗難防止装置 - Google Patents
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この他にも、例えば、特許文献1には、コンピュータの部品の盗難防止装置が開示されている。この盗難防止装置には、コンピュータの筐体カバーのネジ止部のネジ座にネジ接点と、コンピュータに取り付け可能な基板とが設けられている。この基板には、ネジ止部からネジを抜き取ることによりネジ接点が導通又は遮断され、このネジ接点の導通又は遮断により警報信号を発する盗難防止回路が設けられている。
開口部を備え、デバイスを格納する、貫通穴を有する筐体から構成される格納部と、
前記デバイスと外部装置とを接続する接続手段と、
前記接続手段が前記デバイスと外部装置とを接続しているか否かを判別する第1の判別手段と、
前記開口部を覆うカバー部と、
前記開口部を覆った前記カバー部に設けられ、励磁コイルと、前記励磁コイルに供給される電流がON又はOFFされると前記筐体の前記貫通穴を貫通して前記カバー部を固定し、前記励磁コイルに供給される電流がOFF又はONされると、貫通していた前記貫通穴から抜けて前記カバー部の固定を解除する可動鉄心と、を有するソレノイドから構成されるカバー固定部と、
前記励磁コイルに電流が供給されているか否かを判別して、前記カバー固定部が前記カバー部を固定しているか否かを判別する第2の判別手段と、
前記デバイスが取り外された旨を外部に通知する通知部と、
前記第1の判別手段によって前記接続手段が前記デバイスと外部装置とを接続していないと判別され、且つ、前記第2の判別手段によって前記カバー固定部が前記カバー部を固定していないと判別されたとき、前記通知部に前記デバイスが取り外された旨を外部に通知させる制御部と、
を備えることを特徴とする。
第1の実施の形態に係る盗難防止装置1について、図1,2を参照して説明する。
盗難防止装置1は、格納部110と、接続部130と、カバー140と、固定部150と、通知部160と、制御部170と、を備える。盗難防止装置1は、自装置に格納するデバイスの盗難を防止し、デバイスが盗難されたときに、外部にその旨を通知する。
本発明に係る盗難防止装置をディスクアレイ装置に適用した例について説明する。
ディスクアレイ装置2は、コンピュータ20と、警報システム30と、に接続されている。
ディスクアレイ装置2は、図3(a)に示すように、筐体210と、複数のHDD(Hard Disk Drive)120と、接続ケーブル230と、フロントベゼル240と、ソレノイド250と、通知部260と、制御部270と、を備える。
フロントベゼル240が筐体210の開口部210aを覆った状態で励磁コイル250bへ流す電流をON又はOFFすると、可動鉄心250aは、筐体210の上面に設けられた穴210bを貫通する。すると、フロントベゼル240は、筐体210の開口部210aを覆った状態で固定される。したがって、励磁コイル250bへ流す電流をON又はOFFすることにより、フロントベゼル240を筐体210の開口部210aを覆った状態で固定することができる。
Claims (7)
- 開口部を備え、デバイスを格納する、貫通穴を有する筐体から構成される格納部と、
前記デバイスと外部装置とを接続する接続手段と、
前記接続手段が前記デバイスと外部装置とを接続しているか否かを判別する第1の判別手段と、
前記開口部を覆うカバー部と、
前記開口部を覆った前記カバー部に設けられ、励磁コイルと、前記励磁コイルに供給される電流がON又はOFFされると前記筐体の前記貫通穴を貫通して前記カバー部を固定し、前記励磁コイルに供給される電流がOFF又はONされると、貫通していた前記貫通穴から抜けて前記カバー部の固定を解除する可動鉄心と、を有するソレノイドから構成されるカバー固定部と、
前記励磁コイルに電流が供給されているか否かを判別して、前記カバー固定部が前記カバー部を固定しているか否かを判別する第2の判別手段と、
前記デバイスが取り外された旨を外部に通知する通知部と、
前記第1の判別手段によって前記接続手段が前記デバイスと外部装置とを接続していないと判別され、且つ、前記第2の判別手段によって前記カバー固定部が前記カバー部を固定していないと判別されたとき、前記通知部に前記デバイスが取り外された旨を外部に通知させる制御部と、
を備えることを特徴とする盗難防止装置。 - 前記制御部は、判別の開始を指示する旨を受け付ける受付手段を備え、前記受付手段が判別を開始する旨を受け付け、前記第1の判別手段によって前記デバイスと外部装置とが接続されていないと判別され、且つ、前記第2の判別手段によって前記カバー固定部は前記カバー部を固定していないと判別されたとき、前記通知部に前記デバイスが取り外された旨を外部に通知させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。 - 前記格納部は、少なくとも1つ以上のデバイスを格納し、
前記第1の判別手段は、前記複数のデバイスのうち少なくとも1つのデバイスと前記外部装置との接続が切断された場合、前記接続手段が前記デバイスと外部装置とを接続していないと判別する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の盗難防止装置。 - 前記通知部は、前記デバイスが取り外された旨を電子メールで通知する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の盗難防止装置。 - 前記通知部は、前記デバイスが取り外された旨を外部のシステムへ通知する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の盗難防止装置。 - 前記通知部は、音声を出力する音声出力手段を備え、前記デバイスが取り外された旨を音声によって通知する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の盗難防止装置。 - 前記盗難防止装置は、画像を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記表示部に前記デバイスが取り外された旨を表示させる、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の盗難防止装置。
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