JP5368743B2 - タイル貼着装置 - Google Patents

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本件発明は、メカニカルチャックを用いて、タイルをボードに貼着するタイル貼着装置に関する。
従来より、建物の壁面には、タイル貼りボードが使用されている。このタイル貼りボードの製造に際しては、例えば、特許文献1に記載されているようなタイル貼着装置が使用されている。このタイル貼着装置は、メカニカルチャックを用いて、タイルをボードの表面に貼着するものである。
これを、特許文献1の図21で具体的に説明すると、まず最初に、(a)に示すように、メカニカルチャック50の把持爪50d、50eでタイル3Lを両側面から把持する。
次に、メカニカルチャック50を降下させて、タイル3Lがボード1に近接したときにメカニカルチャック50を一旦停止させる。そして、(b)に示すように、タイル3Lから把持爪50d、50eを離してタイル3Lをボード1の表面に仮貼着する。
次に、(c)に示すように、メカニカルチャック50を再度降下させ、把持爪50d、50eにより、ボード1に仮貼着されたタイル3Lを再度把持する。そして、この状態で(d)に示すように、メカニカルチャック50をさらに降下させてタイル3Lをボード1の表面に押し付けて、タイル3Lをボード1に本貼着している。
特開2003−340816号公報
しかしながら、従来のタイル貼着装置では、以下の二つの問題がある。
まず、従来のタイル貼着装置では、タイル3Lを自然落下させてタイル3Lをボード1に仮貼着している。そのため、タイル3Lの貼着位置が、所定の貼着位置から許容範囲を超えてずれてしまうことがある。したがって、その後にタイル3Lをボード1に本貼着しても、タイル3Lの貼着位置は、所定の貼着位置から許容範囲を超えてずれたままであるので、タイル3Lの整列精度が低下してしまう。
また、従来のタイル貼着装置では、タイル3Lの両側面を把持したままで、タイル3Lをボード1の表面に押し付けることにより、タイル3Lをボード1に本貼着している。したがって、従来のタイル貼着装置は、ボード1の表面が平坦でない場合には、タイル3Lをボード1の表面に十分貼着させることができず、タイル3Lとボード1との間に隙間が開いたままになってしまうおそれがある。
本件発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、タイルの整列精度を高めることができ、且つ、タイルの貼着機能を高めることができるタイル貼着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本件発明の請求項1に記載のタイル貼着装置では、タイル貼着装置本体にメカニカルチャックが取り付けられ、このメカニカルチャックに設けられている一対の把持爪でタイルを両側面から把持して、このタイルをボードの表面に貼着するタイル貼着装置であって、前記メカニカルチャックは、前記一対の把持爪によって把持した前記タイルを前記ボードの表面に置いた後に前記一対の把持爪を前記タイルから離すことにより、このタイルを前記ボードの表面に仮貼着し、前記メカニカルチャックには押圧部材および押圧部材移動手段が設けられ、この押圧部材は、前記一対の把持爪が前記タイルから離れた後に、前記押圧部材移動手段によって下方へ移動して前記タイルの表面の少なくとも中央部分を押すことにより、このタイルを前記ボードに本貼着するように構成されていることを特徴としている。
また、本件発明の請求項2に記載のタイル貼着装置では、請求項1に記載のタイル貼着装置において、前記タイルの仮貼着時に前記メカニカルチャックの前記一対の把持爪を前記タイルから離す際には、前記一対の把持爪と前記タイルの両側面との間に僅かな隙間を開けるようにし、この隙間の大きさは、前記タイルの貼着位置のずれの許容範囲内に設定されていることを特徴としている。
また、本件発明の請求項3に記載のタイル貼着装置では、請求項1または請求項2に記載のタイル貼着装置において、前記メカニカルチャックは、前記タイル貼着装置本体に結合した支持部と、この支持部に対して上下にスライド移動可能に支持されたメカニカルチャック本体とを備え、このメカニカルチャック本体には前記一対の把持爪および前記押圧部材が設けられている一方、前記支持部およびこのメカニカルチャック本体には、前記押圧部材移動手段であるバネの上下端がそれぞれ固定され、前記バネは、前記メカニカルチャック本体が前記タイルを前記ボードに置いたときに、このボードからの反発力を受けて前記メカニカルチャック本体が上方へ移動することにより縮み、前記メカニカルチャック本体の前記一対の把持爪が前記タイルから離れたときに、前記メカニカルチャック本体が自重で下降することにより伸びるように構成され、前記押圧部材は、前記メカニカルチャック本体とともに下降することにより、前記タイルを押すように構成されていることを特徴としている。
また、本件発明の請求項4に記載のタイル貼着装置では、請求項3に記載のタイル貼着装置において、前記一対の把持爪が前記タイルから離れて前記メカニカルチャック本体が自重で下降するとともに前記押圧部材および前記一対の把持爪も下降し、前記一対の把持爪が前記ボードの表面に塗布されている接着剤に接触する前に、前記押圧部材が前記タイルを押して前記一対の把持爪の下降を止めるように構成されていることを特徴としている。
本件発明の請求項1に記載のタイル貼着装置では、タイルをボードに置いて仮貼着するようにした。したがって、請求項1に記載のタイル貼着装置は、従来のタイル貼着装置に比べて、タイルの貼着位置が所定の貼着位置から許容範囲を超えてずれてしまうのを抑えることが可能になるので、タイルの整列精度を高めることができる。
また、請求項1に記載のタイル貼着装置では、押圧部材を用いてタイルの表面の少なくとも中央部分を押してタイルをボードに本貼着するようにした。したがって、請求項1に記載のタイル貼着装置は、ボードの表面が平坦でない場合でもタイルをボードに十分貼着させることが可能になるので、タイルの貼着機能を高めることができる。
また、本件発明の請求項2に記載のタイル貼着装置では、タイルの仮貼着時に、タイルの貼着位置のずれの許容範囲内で、一対の把持爪とタイルの両側面との間に僅かな隙間を開けるようにした。したがって、タイルは、本貼着時において、一対の把持爪により貼着位置のずれの許容範囲内で規制されながら押圧部材で押されることになる。よって、請求項2に記載のタイル貼着装置は、タイルの整列精度を確実に高めることができる。
また、本件発明の請求項3に記載のタイル貼着装置では、バネを利用して押圧部材がタイルを押すようにした。したがって、請求項3に記載のタイル貼着装置は、複雑な制御をしなくても、タイルを所定の貼着位置に確実に貼着することが可能になる。よって、請求項3に記載のタイル貼着装置は、低コスト化を図りながら、タイルの整列精度を高めることができ、且つ、タイルの貼着機能を高めることができる。
さらに、本件発明の請求項4に記載のタイル貼着装置では、メカニカルチャックの一対の把持爪がボード上の接着剤に接触する前に押圧部材がタイルを押して一対の爪部の下降を止めるようにした。したがって、請求項4に記載のタイル貼着装置は、タイルの貼着後にタイルから一対の把持爪を容易に離すことが可能になるので、次のタイルの貼着作業に迅速に移ることができる。よって、請求項4に記載のタイル貼着装置は、タイルの連続貼着作業の効率を高めることができる。
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
図1は、本件発明の一実施の形態を示すタイル貼着装置1の要部の正面図である。このタイル貼着装置1は、タイル貼着装置本体2と、メカニカルチャック3と、制御装置(図示せず)とを備えている。
まず、タイル貼着装置本体2について説明する。このタイル貼着装置本体2は、ロボットアーム20を備えている。このロボットアーム20は、メカニカルチャック3を多方向に移動させるものである。
次に、メカニカルチャック3について説明する。メカニカルチャック3は、周知のようにタイルを把持するものである。このメカニカルチャック3は、支持部30と、メカニカルチャック本体31と、送りねじ32と、サーボモータ等の駆動部33と、押圧部材34と、バネ35とを備えている。
支持部30は、ロボットアーム20の先端に結合されている。この支持部30は上下に長く形成されている。支持部30の側面にはレール部30aが設けられている。このレール部30aは上下に長く形成されている。
メカニカルチャック本体31は、正面から視て逆T字状に形成されており、スライド部311と、基部312とを備えている。スライド部311は上下に長く形成されており、支持部30のレール部30aに対して上下にスライド移動可能に支持されている。基部312は左右に長く形成されている。基部312の上面にはスライド部311の下端部が結合されている。
送りねじ32は、基部312の下側に配置されている。この送りねじ32は、ねじ軸321と、一対の可動部322,322とを備えている。
ねじ軸321は、左右端部が基部312の左右側に回転可能に支持されている。可動部322,322は左右に配置されてねじ軸321に螺合されている。各可動部322の下部には把持爪323が設けられている。この把持爪323、323は、タイルを両側面から把持するように形成されている。
駆動部33は、送りねじ32を駆動させるものである。この駆動部33は基部312の右側に固定されて、駆動軸(図示せず)が接続部材(図示せず)を介して送りねじ32のねじ軸321の右端部に結合している。これにより、駆動部33が作動すると、ねじ軸321が正方向または逆方向に回転して、可動部322,322が、互いに接近する方向(内側方向)または離間する方向(外側方向)に移動するように構成されている。
押圧部材34は、側方から視て前方へ突出したL字状に形成されている。押圧部材34の上端部34aは基部312の中間部分に固定されている。押圧部材34の下端部34bはタイルの表面を押す部分であり、把持爪323、323よりも上側に位置している。
バネ35は、下端が取付部材36により基部312の上面に固定されている。また、バネ35の上端は、バネ力調整用ネジ37に固定されている。
このバネ力調整用ネジ37は上下に長く形成されており、取付部材38とバネ力調整用ナット39とにより支持部30に固定されている。これを詳しく説明すると、取付部材38は左右に長く形成されている。取付部材38の左端部は支持部30に固定されている。取付部材38の右端部にはバネ力調整用ネジ37が上下に移動可能に支持されている。バネ力調整用ナット39は、バネ力調整用ネジ37の上端からバネ力調整用ネジ37に通されて締結されている。そして、バネ力調整用ナット39を上下に移動させることにより、バネ35の伸び力(戻り力)を任意に調整することが可能になっている。
一方、制御装置(図示せず)は、ロボットアーム20を含むタイル貼着装置本体2の各種動作や、メカニカルチャック3の駆動部33等の動作を制御するように構成されている。この制御装置には、タイル貼着装置1の動作の開始や停止等を行うための操作部(図示せず)が設けられている。
次に、以上のように構成されているタイル貼着装置1によるタイルの貼着作業について説明する。図2の(a)〜(c)に示すように、タイル貼着装置1は、まず、タイル10を把持する。以下に、これを具体的に説明する。
作業者は操作部(図示せず)の開始スィッチをオンにして、タイル貼着装置本体2を作動させる。これにより、ロボットアーム20は、図2の(a)に示すように、メカニカルチャック3を、タイル供給エリアA(例えばコンベア)に載置されているタイル10の上方に配置する。このとき、押圧部材34はタイル10の中央部分の上方に位置する。
次に、ロボットアーム20は下降し、これとともにメカニカルチャック3も下降する。そして、ロボットアーム20は、メカニカルチャック3の把持爪323,323の間にタイル10が位置したところで停止する。次に、メカニカルチャック3の可動部322,322が作動する。これにより、図2の(b)に示すように、可動部322,322は押圧部材34へ向けて内側方向へ移動して、把持爪323、323によりタイル10を両側面10a,10aから把持する。
このときに、メカニカルチャック3は、押圧部材34を利用してタイル10の掴み代3a(押圧部材34の下端と把持爪323,323の下端との間の距離)が一定に保持されるように構成されている。
これにより、図2の(b)に示すように、タイル10の厚さ10taが規格以内の厚さである場合には、メカニカルチャック3が、タイル10の表面と押圧部材34との間に隙間をあけてタイル10を把持するようにしている。しかし、図2の(d)に示すように、タイル10の厚さ10tbが規格の厚さを超えた場合には、押圧部材34がタイル10の表面に当たるようにしている。このように、掴み代3aが一定に保持されることにより、タイル10の厚みの誤差を吸収することが可能になっている。
次に、図2の(c)に示すように、ロボットアーム20は、メカニカルチャック3がタイル10を把持した状態のままで、メカニカルチャック3をタイル供給エリアAからボード上に移動させる。
続いて、タイル貼着装置1は、図3の(a)〜(c)に示すように、タイル10をボード11に貼着する。以下に、これを具体的に説明する。なお、ボード11の表面には接着剤12が塗布されている。
まず、図3の(a)に示すように、ロボットアーム20は、メカニカルチャック3を下降させてタイル10をボード11の表面に置く。このときに、メカニカルチャック本体31はボード11からの反発力を受けて上方に移動し、これによってバネ35が縮められる。
次に、図3の(a)から(b)に示すように、メカニカルチャック3は、可動部322,322を外側方向へ少し移動させて、タイル10から把持爪323,323を離してタイル10の把持力をゼロにする。これにより、タイル10はボード11の表面に仮貼着される。また、このとき、把持爪323,323とタイル10との間に僅かな隙間が形成される。この隙間の大きさは0.1mmである。
このようにして把持爪323,323がタイル10から離れると、メカニカルチャック本体31は、バネ35によって支持部30にぶら下がった状態になる。したがって、図3の(b)から(c)に示すように、メカニカルチャック本体31は自重によって下降し、これによってバネ35が伸びる、つまりバネ35は元の状態に戻る。
さらに、メカニカルチャック本体31が自重によって下降すると、これとともに押圧部材34と把持爪323,323も下降する。押圧部材34は、把持爪323,323が接着剤12に接触する前に、下端部34bがタイル10の中央部分を押す。これにより把持爪323,323の下降が止められて、タイル10がボード11の表面に本貼着される。
最後に、図3の(c)から(d)に示すように、メカニカルチャック3は、可動部322,322をさらに外側方向へ移動させて、把持爪323,323をタイル10から大きく離した後、次のタイルの貼着作業に移る。
以上説明したように、本実施の形態のタイル貼着装置1では、タイル10をボード11に置いて仮貼着するようにしたので、従来のタイル貼着装置に比べて、タイル10の貼着位置が所定の貼着位置から許容範囲を超えてずれてしまうのを抑えることが可能になる。よって、本実施の形態のタイル貼着装置1は、タイル10の整列精度を高めることができる。
また、本実施の形態のタイル貼着装置1では、押圧部材34を用いてタイル10の表面の中央部分を押すことにより、タイル10をボード11に本貼着するようにした。したがって、タイル貼着装置1は、ボード11の表面が平坦でない場合でも、タイル10をボード11に十分貼着させることが可能になるので、タイル10の貼着機能を高めることができる。なお、押圧部材34は、タイル10の表面全体を押すように形成しても良い。
また、本実施の形態のタイル貼着装置1では、バネ35を利用して押圧部材34がタイル10を押すように構成したので、複雑な制御をしなくても、タイル10を所定の貼着位置に確実に貼着することが可能になる。よって、本実施の形態のタイル貼着装置1は、低コスト化を図りながら、タイル10の整列精度を高めることができ、且つ、タイル10の貼着機能を高めることができる。
さらに、本実施の形態のタイル貼着装置1では、ボード11の表面が平坦でない場合でも、タイル10を置くときにバネ35が縮む力を利用して高さ位置の誤差を吸収できるので、タイル10の貼着機能をさらに高めることができる。また、バネ力調整用ネジ37を上下に移動させることにより、バネ35の伸び力(戻り力)、つまり、押圧部材34によるタイル10の押し付け力を任意に調整することができる。
また、本実施の形態のタイル貼着装置1では、タイル10の仮貼着時においてメカニカルチャック3の把持爪323,323をタイル10から離す際には、把持爪323,323とタイル10との間に僅かな隙間(0.1mm)を開けている。この隙間の大きさは、タイル10の貼着位置のずれの許容範囲内に設定されている。
したがって、タイル10は、本貼着時において、一対の把持爪323,323により貼着位置のずれの許容範囲内で規制されながら押圧部材34で押されることになる。よって、本実施の形態のタイル貼着装置1は、タイル10の整列精度を確実に高めることができる。
なお、隙間の大きさは、市場から要求されるタイル10の整列精度、つまり、タイル貼りボードの外観精度に応じて、例えば0.05mm〜0.50mmの範囲に設定することが可能である。
さらに、本実施の形態のタイル貼着装置1では、メカニカルチャック3の把持爪323,323が接着剤12に接触する前に、押圧部材34がストッパーとなって、タイル10を押して把持爪323,323の下降を止めるようにした。
したがって、本実施の形態のタイル貼着装置1では、タイル10の貼着後に、タイル10から把持爪323,323を容易に離すことが可能になるので、次のタイルの貼着作業に迅速に移ることができる。よって、本実施の形態のタイル貼着装置1は、タイル10の連続貼着作業の効率を高めることができる。
また、本実施の形態のタイル貼着装置1では、メカニカルチャック3の可動部322,322を任意に移動させることが可能になっているので、タイルの大きさが異なる多品種のタイルを把持してボード11の表面に貼着することができる。
以上、本件発明にかかる実施の形態を例示したが、この実施の形態は本件発明の内容を限定するものではない。また、本件発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。例えば、本実施の形態では、本件発明の押圧部材移動手段をバネ35から構成したが、押圧部材移動手段はバネ35に限定する必要はなく、モータを利用してバネ35を駆動するように構成することも可能である。
以上説明したように本件発明のタイル貼着装置は、タイルの整列精度を高めることができ、且つ、タイルの貼着機能を高めることができる。したがって、本件発明のタイル貼着装置を、その技術分野で十分に利用することができる。
本件発明の一実施の形態を示すタイル貼着装置の要部の正面図である。 同実施の形態のタイル貼着装置においてタイルの挟持動作を示す模式図である。 同実施の形態のタイル貼着装置においてタイルの貼着動作を示す模式図である。
符号の説明
1 タイル貼着装置
2 タイル貼着装置本体
3 メカニカルチャック
10 タイル
11 ボード
12 接着剤
30 支持部
31 メカニカルチャック本体
34 押圧部材
35 バネ
323 把持爪

Claims (4)

  1. タイル貼着装置本体にメカニカルチャックが取り付けられ、このメカニカルチャックに設けられている一対の把持爪でタイルを両側面から把持して、このタイルをボードの表面に貼着するタイル貼着装置であって、
    前記メカニカルチャックは、前記一対の把持爪によって把持した前記タイルを前記ボードの表面に置いた後に前記一対の把持爪を前記タイルから離すことにより、このタイルを前記ボードの表面に仮貼着し、
    前記メカニカルチャックには押圧部材および押圧部材移動手段が設けられ、この押圧部材は、前記一対の把持爪が前記タイルから離れた後に、前記押圧部材移動手段によって下方へ移動して前記タイルの表面の少なくとも中央部分を押すことにより、このタイルを前記ボードに本貼着するように構成されていることを特徴とするタイル貼着装置。
  2. 請求項1に記載のタイル貼着装置において、前記タイルの仮貼着時に前記メカニカルチャックの前記一対の把持爪を前記タイルから離す際には、前記一対の把持爪と前記タイルの両側面との間に僅かな隙間を開けるようにし、この隙間の大きさは、前記タイルの貼着位置のずれの許容範囲内に設定されていることを特徴とするタイル貼着装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のタイル貼着装置において、前記メカニカルチャックは、前記タイル貼着装置本体に結合した支持部と、この支持部に対して上下にスライド移動可能に支持されたメカニカルチャック本体とを備え、このメカニカルチャック本体には前記一対の把持爪および前記押圧部材が設けられている一方、前記支持部およびこのメカニカルチャック本体には、前記押圧部材移動手段であるバネの上下端がそれぞれ固定され、
    前記バネは、前記メカニカルチャック本体が前記タイルを前記ボードに置いたときに、このボードからの反発力を受けて前記メカニカルチャック本体が上方へ移動することにより縮み、前記メカニカルチャック本体の前記一対の把持爪が前記タイルから離れたときに、前記メカニカルチャック本体が自重で下降することにより伸びるように構成され、
    前記押圧部材は、前記メカニカルチャック本体とともに下降することにより、前記タイルを押すように構成されていることを特徴とするタイル貼着装置。
  4. 請求項3に記載のタイル貼着装置において、前記一対の把持爪が前記タイルから離れて前記メカニカルチャック本体が自重で下降するとともに前記押圧部材および前記一対の把持爪も下降し、前記一対の把持爪が前記ボードの表面に塗布されている接着剤に接触する前に、前記押圧部材が前記タイルを押して前記一対の把持爪の下降を止めるように構成されていることを特徴とするタイル貼着装置。
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