JP5368578B2 - 固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波(周波数が0.01[THz]以上100[THz]以下)(例えば、テラヘルツ波(例えば、周波数が0.03[THz]以上10[THz]以下))を使用した断層撮影に関する。
従来より、被測定物の断層情報を得る方法としてコンピュータ断層撮影(Computed Tomography:CT)法がある。X線の発生器と検出器を用いて、この方法を実行することをX線CTという。X線CTによれば、人体の断層情報を非破壊かつ非接触で得ることができる。
しかし、半導体、プラスチック、セラミック、木材および紙など(以下、「原材料」という)から構成される工業製品の内部状態(例えば、欠陥や歪み)を検出することは、X線CTによれば困難である。X線が、あらゆる物質に対して透過性が高いためである。
一方、テラヘルツ波は、先に述べた工業製品の原材料をほどよく透過する。このため、テラヘルツ波の発生器と検出器を用いて、CT法を実行すれば(以下、「テラヘルツ波CT法」という)工業製品の内部状態を検出できる。テラヘルツ波CT法については、特許文献1、非特許文献1に記載がある。
米国特許第7119339号明細書 S.Wang et al.,"Pulsed terahertz tomography,"J.Phys.D,Vol 37(2004)R1−R36
しかしながら、テラヘルツ波CT法においては、テラヘルツ波が被測定物に対して斜めに入射または出射する場合、テラヘルツ波が屈折してしまい直進しない。ただし、被測定物の周囲の空気の屈折率が1であり、かつテラヘルツ波CT法の被測定物の屈折率が1より大きいものとする。
第20図は、従来技術にかかる被測定物の屈折率が1.4、被測定物の周囲の空気の屈折率が1の場合に想定されるテラヘルツ波の光路を示す図である。第20図を参照して、被測定物(DUT:Device Under Test)に左から入射したテラヘルツ波が、被測定物により屈折することがわかる。
テラヘルツ波が直進しないことにより、検出器にテラヘルツ波が到達できず、充分な感度で被測定物の画像を取得できなくなることがある。
また、テラヘルツ波が直進しないことにより、検出されたテラヘルツ波が、被測定物を直進して到達したものではない場合も起こりうる。このため、検出されたテラヘルツ波から被測定物の画像を取得すると、障害陰影および擬似画像などのアーチファクトが画像に現れる可能性がある。
そこで、本発明は、テラヘルツ波を含む電磁波(周波数が0.01[THz]以上100[THz]以下)を被測定物に与えて測定する際に、テラヘルツ波を含む電磁波が被測定物により屈折することに起因する悪影響を抑制するために被測定物を収容する収容具と共に使用できる被測定物の固定具を提供することを課題とする。
本発明にかかる固定具は、0.01[THz]以上100[THz]以下の周波数の測定用電磁波が照射されることにより測定される被測定物の端面と同じ形状の固定面を有する固定具であって、前記端面が前記固定面に固定され、前記固定具の屈折率をn0、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、n1−0.1≦n0≦n1+0.1であり、前記固定具が、前記被測定物の側面を覆わないように構成される。
上記のように構成された、0.01[THz]以上100[THz]以下の周波数の測定用電磁波が照射されることにより測定される被測定物の端面と同じ形状の固定面を有する固定具によれば、前記端面が前記固定面に固定される。前記固定具の屈折率をn0、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、n1−0.1≦n0≦n1+0.1である。前記固定具が、前記被測定物の側面を覆わない。
なお、本発明にかかる固定具は、前記固定具が、前記固定面に垂直な直線を軸として回転するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記測定用電磁波の進行方向が、前記直線と垂直であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記端面に前記固定面が押圧されることにより、前記端面が前記固定面に固定されるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記固定具は、二つあり、前記被測定物は、互いに平行な二つの端面を有し、前記二つの端面の各々に、二つの前記固定具の各々が押圧されるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記端面に前記固定面が接着されることにより、前記端面が前記固定面に固定されるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、前記収容具が、前記被測定物の少なくとも一部がその内部に配置される空隙部と、第一曲面部分と第二曲面部分とを有し、前記第一曲面部分と前記第二曲面部分との間に前記空隙部が配置され、前記空隙部を包囲する包囲部と、を備え、前記包囲部の屈折率をn2、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、n2がn1よりも大きく、前記第一曲面部分および前記第二曲面部分は、共に凸面であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、前記収容具が、前記被測定物の少なくとも一部がその内部に配置される空隙部と、第一曲面部分と第二曲面部分とを有し、前記第一曲面部分と前記第二曲面部分との間に前記空隙部が配置され、前記空隙部を包囲する包囲部と、を備え、前記包囲部の屈折率をn2、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、n2がn1よりも小さく、前記第一曲面部分および前記第二曲面部分は、共に凹面であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記収容具の前記空隙部の平面形状の輪郭が、円弧を含むようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、前記収容具が、前記測定用電磁波を受ける第一曲面部分と、該第一曲面部分よりも前記被測定物に近く前記測定用電磁波が透過する第一凹面部分とを有し、屈折率がn2aである第一被覆部と、前記被測定物を透過した前記測定用電磁波を受ける第二凹面部分と、該第二凹面部分よりも前記被測定物から遠く前記測定用電磁波が透過する第二曲面部分とを有し、屈折率がn2bである第二被覆部と、を備え、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、n2aがn1よりも大きい場合は、前記第一曲面部分が凸面であり、n2aがn1よりも小さい場合は、前記第一曲面部分が凹面であり、n2bがn1よりも大きい場合は、前記第二曲面部分が凸面であり、n2bがn1よりも小さい場合は、前記第二曲面部分が凹面であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記収容具のn2aとn2bとは異なるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記収容具において、前記第一曲面部分の平面形状の曲率半径と、前記第二曲面部分の平面形状の曲率半径とは異なるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる固定具は、前記収容具の前記第一凹面部分および前記第二凹面部分の平面形状の輪郭が、円弧を含むようにしてもよい。
第1図は、本発明の第一の実施形態にかかる収容具10の平面図(第1図(a))、左側面図(第1図(b))、右側面図(第1図(c))である。
第2図は、本発明の第一の実施形態にかかる収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容され、収容具10にテラヘルツ波が照射されたときの平面図である。
第3図は、収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容されたときの、被測定物1および空隙部11の拡大平面図である。
第4図は、本発明の第一の実施形態にかかる光路P1、P2、P3の近傍を拡大した収容具10の平面図である。
第5図は、本発明の第二の実施形態にかかる収容具10の平面図(第5図(a))、左側面図(第5図(b))、右側面図(第5図(c))である。
第6図は、本発明の第二の実施形態にかかる収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容され、収容具10にテラヘルツ波が照射されたときの平面図である。
第7図は、本発明の第二の実施形態にかかる光路P1、P2、P3の近傍を拡大した収容具10の平面図である。
第8図は、本発明の第三の実施形態にかかる収容具10の平面図である。
第9図は、第三の実施形態の変形例を示す図である。
第10図は、第四の実施形態にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。
第11図は、固定具100aの正面図(第11図(a))、底面図(第11図(b))、被測定物1の平面図(第11図(c))、正面図(第11図(d))である。
第12図は、被測定物1の正面図(第12図(a))、底面図(第12図(b))、固定具100bの平面図(第12図(c))、正面図(第12図(d))である。
第13図は、X方向に収容具10および被測定物1を移動させたときの、収容具10およびテラヘルツ波測定装置の平面図である。
第14図は、被測定物1を上下方向(Z方向)に伸びる直線Aを回転軸として回転させたときの、収容具10およびテラヘルツ波測定装置の平面図である。
第15図は、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1dよりも少し下に移動してしまう場合の収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図(第15図(a))、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1cよりも少し上に移動してしまう場合の収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図(第15図(b))である。
第16図は、第15図における収容具10および固定具100aの平面断面図である。
第17図は、第15図(b)における固定具100aが無いと仮定した場合の比較例における収容具10の平面断面図である。
第18図は、第10図において被測定物1の側面1eが、固定具100a、100bにより覆われていると仮定した場合の比較例にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。
第19図は、第四の実施形態の変形例にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。
第20図は、従来技術にかかる被測定物の屈折率が1.4、被測定物の周囲の空気の屈折率が1の場合に想定されるテラヘルツ波の光路を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態
第1図は、本発明の第一の実施形態にかかる収容具10の平面図(第1図(a))、左側面図(第1図(b))、右側面図(第1図(c))である。第2図は、本発明の第一の実施形態にかかる収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容され、収容具10にテラヘルツ波が照射されたときの平面図である。
第2図を参照して、テラヘルツ波測定装置(電磁波測定装置)は、テラヘルツ波出力器2、テラヘルツ波検出器4を有する。テラヘルツ波出力器2は、被測定物1に向けて、テラヘルツ波を出力する。テラヘルツ波検出器4は、被測定物1および収容具10を透過したテラヘルツ波を検出する。
なお、テラヘルツ波測定装置(電磁波測定装置)は、出力および検出する測定用電磁波として、上記のようにテラヘルツ波(周波数が例えば、0.03[THz]以上10[THz]以下)を採用している。しかし、テラヘルツ波測定装置(電磁波測定装置)が出力および検出する測定用電磁波は、テラヘルツ波に限らず、周波数が0.01[THz]以上100[THz]以下の電磁波であればよい。
被測定物1は、測定用電磁波が照射されることにより、測定される。
収容具10は、テラヘルツ波測定装置により測定される被測定物1の少なくとも一部を収容する。なお、収容具10は、被測定物1の一部を収容している場合(第10図参照)もあれば、被測定物1の全部を収容している場合(第19図参照)もある。
収容具10は、空隙部11、包囲部12を有する。空隙部11は、上から見れば、半径r0の円形の隙間である(第1図参照)。被測定物1の少なくとも一部が空隙部11の内部に配置される(第2図参照)。
包囲部12は、第一曲面部分S1と第二曲面部分S2とを有する。第一曲面部分S1は、半径r1の円筒面(底面が半径r1の円である円筒の側面の一部分)である。第二曲面部分S2は、半径r2の円筒面(底面が半径r2の円である円筒の側面の一部分)である。なお、平面図(第1図(a))においては、空隙部11が半径r0の円、第一曲面部分S1が半径r1(>r0)の円弧、第二曲面部分S2が半径r2(=r1)の円弧として図示されている。これらの円および円弧の中心は、いずれも収容具10の光軸OAの上にある。平面図(第1図(a))において、第一曲面部分S1を表す円弧の中心と、第二曲面部分S2を表す円弧の中心とは点対称であり、その対象の中心が空隙部11を表す円の中心である。また、第一曲面部分S1を表す円弧および第二曲面部分S2を表す円弧が線対称である。
なお、第一曲面部分S1と第二曲面部分S2とが円筒面であると説明したが、第一曲面部分S1および第二曲面部分S2の一方または双方が非円筒面であることも考えられる。これは、他の実施形態でも同様である。
第一曲面部分S1と第二曲面部分S2との間に空隙部11が配置されている。包囲部12は、空隙部11を包囲する。ここで、被測定物1の屈折率をn1とし、包囲部12の屈折率をn2とする。すると、n1<n2である。しかも、第一曲面部分S1と第二曲面部分S2とが、共に凸面である。また、n1およびn2は、収容具10の周囲の空気の屈折率(例えば、1)と等しくなくてもよい。
なお、包囲部12の材料は、テフロン(登録商標)やポリエチレン等の樹脂材料でもよい。これらの樹脂材料は、可視光または赤外光領域の光線による測定では通常使用できない。しかし、これらの樹脂材料は、テラヘルツ波の光線の吸収や散乱が少ない為に、テラヘルツ波による測定では使用可能である。
第3図は、収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容されたときの、被測定物1および空隙部11の拡大平面図である。被測定物1の平面形状(上から見たときの形状および平面断面)の輪郭と、空隙部11の平面形状(上から見たときの形状および平面断面)の輪郭との距離をgとする。すると、被測定物1の平面形状は、半径r−gの円である。よって、被測定物1は、底面が半径r−gの円である円柱である。
なお、g≦λ/4であることが好ましい。ただし、λは、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2から被測定物1に向けて出力されたテラヘルツ波の波長である。g≦λ/4であれば、被測定物1の輪郭と、空隙部11の平面形状の輪郭との隙間の空気層によるテラヘルツ波の反射を抑制できる。テラヘルツ波の反射はテラヘルツ波の損失につながるので、g≦λ/4とすることはテラヘルツ波の損失の抑制につながる。
なお、第2図を参照して、第一曲面部分S1の光軸OAが、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2から被測定物1に向けて出力されたテラヘルツ波の進行方向(光路P1)と平行になるようにする。テラヘルツ波測定装置による被測定物1の測定を行うために、上記のように収容具10を配置する。
また、包囲部12は、端部に(第1図(a)において上下)、端部平面E11、E12(第一曲面部分S1側)、端部平面E21、E22(第二曲面部分S2側)を有する。端部平面E11、E12と、端部平面E21、E22とは平行であり、光軸OAと直交する。よって、光軸OAと平行である光路P1を進行したテラヘルツ波が、端部平面E11(またはE12)に入射しても、そのまま包囲部12内を直進して(被測定物1に入射されない)、端部平面E21(またはE22)から出射される。
次に、第一の実施形態の動作を説明する。
第2図を参照して、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2によりテラヘルツ波が出力される。テラヘルツ波出力器2から出力されたテラヘルツ波(光路P1)は、第一曲面部分S1に照射される。ここで、テラヘルツ波は屈折して、包囲部12内の光路P2を進行する。ここで、被測定物1の輪郭と、空隙部11の平面形状の輪郭との隙間の空気層の厚さは薄いので無視する。光路P2を進行したテラヘルツ波は、被測定物1に入射されて屈折し、被測定物1内の光路P3を進行する。なお、光路P3は、光路P1および光軸OAとほぼ平行である。
第4図は、本発明の第一の実施形態にかかる光路P1、P2、P3の近傍を拡大した収容具10の平面図である。ただし、被測定物1の輪郭と、空隙部11の平面形状の輪郭との間の隙間は無視し、空隙部11を図示省略している。
第4図を参照して、光路P1を進行したテラヘルツ波は、第一曲面部分S1に入射されると、包囲部12が凸レンズの機能を果たして、テラヘルツ波は光軸OAに向かうように屈折する。第4図においては、テラヘルツ波が下側に進行する(光路P2)。光路P2を進行したテラヘルツ波は、被測定物1に入射されて屈折し、光路P3を進行する。
ここで、テラヘルツ波の被測定物1への入射角をθ、出射角をθとする。スネルの法則により、(sinθ)/(sinθ)=n1/n2である。しかも、n1<n2であるため、n1/n2<1である。よって、(sinθ)/(sinθ)<1である。したがって、θ<θである。よって、光路P3は、光路P2を直進させたものよりも、光軸OAから遠ざかるようになる。ここで、n2などを適宜設定すると、光路P3は光軸OAとほぼ平行になる。
第2図に戻り、被測定物1内の光路P3を進行したテラヘルツ波は、包囲部12に入射して屈折し、包囲部12内の光路P4を進行する。光路P4を進行したテラヘルツ波は、第二曲面部分S2に入射して屈折し、光路P5を進行して、テラヘルツ波検出器4に入射される。
第1図(a)において、第一曲面部分S1を表す円弧および第二曲面部分S2を表す円弧が線対称であることから、光路P2は光路P4とほぼ線対称、光路P1は光路P5とほぼ線対称となる。よって、光路P5は光路P1のほぼ延長線上にある。
テラヘルツ波検出器4は、入射されたテラヘルツ波を検出する。これにより、被測定物1が測定される。例えば、被測定物1は内容物1a、1bを有する。第2図によれば、テラヘルツ波は内容物1aを透過するので、テラヘルツ波の検出結果から内容物1aの位置などが判明する。
第一の実施形態によれば、テラヘルツ波を被測定物1に与えて測定する際に、テラヘルツ波が被測定物1により屈折はするものの、収容具10によって、光路P5は光路P1のほぼ延長線上にある。このため、テラヘルツ波検出器4に入射されるテラヘルツ波は、収容具10が無く、かつ、被測定物1による屈折がほぼ無い場合と同様なものとなる。よって、テラヘルツ波が被測定物1により屈折することに起因する悪影響を抑制できる。
第二の実施形態
第二の実施形態にかかる収容具10は、第一曲面部分S1および第二曲面部分S2の形状(凹面)が第一の実施形態にかかる収容具10の形状(凸面)と異なる。
第5図は、本発明の第二の実施形態にかかる収容具10の平面図(第5図(a))、左側面図(第5図(b))、右側面図(第5図(c))である。第6図は、本発明の第二の実施形態にかかる収容具10に被測定物1の少なくとも一部が収容され、収容具10にテラヘルツ波が照射されたときの平面図である。以下、第一の実施形態と同様な部分は同一の番号を付して説明を省略する。
テラヘルツ波測定装置は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
収容具10は、テラヘルツ波測定装置により測定される被測定物1の少なくとも一部を収容する。なお、収容具10は、被測定物1の一部を収容している場合(第10図参照)もあれば、被測定物1の全部を収容している場合(第19図参照)もある。
収容具10は、空隙部11、包囲部12を有する。空隙部11は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
包囲部12は、第一曲面部分S1と第二曲面部分S2とを有する。包囲部12は、第一の実施形態と同様である。ただし、第二の実施形態にかかる第一曲面部分S1と第二曲面部分S2とは、共に凹面である。ただし、被測定物1の屈折率をn1とし、包囲部12の屈折率をn2とすると、n1>n2であるものとする。
次に、第二の実施形態の動作を説明する。
第6図を参照して、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2によりテラヘルツ波が出力される。テラヘルツ波出力器2から出力されたテラヘルツ波(光路P1)は、第一曲面部分S1に照射される。ここで、テラヘルツ波は屈折して、包囲部12内の光路P2を進行する。ここで、被測定物1の輪郭と、空隙部11の平面形状の輪郭との隙間の空気層の厚さは薄いので無視する。光路P2を進行したテラヘルツ波は、被測定物1に入射されて屈折し、被測定物1内の光路P3を進行する。なお、光路P3は、光路P1および光軸OAとほぼ平行である。
第7図は、本発明の第二の実施形態にかかる光路P1、P2、P3の近傍を拡大した収容具10の平面図である。ただし、被測定物1の輪郭と、空隙部11の平面形状の輪郭との間の隙間は無視し、空隙部11を図示省略している。
第7図を参照して、光路P1を進行したテラヘルツ波は、第一曲面部分S1に入射されると、包囲部12が凹レンズの機能を果たして、テラヘルツ波は光軸OAから遠ざかるように屈折する。第7図においては、テラヘルツ波が上側に進行する(光路P2)。光路P2を進行したテラヘルツ波は、被測定物1に入射されて屈折し、光路P3を進行する。
ここで、テラヘルツ波の被測定物1への入射角をθ、出射角をθとする。スネルの法則により、(sinθ)/(sinθ)=n1/n2である。しかも、n1>n2であるため、n1/n2>1である。よって、(sinθ)/(sinθ)>1である。したがって、θ>θである。よって、光路P3は、光路P2を直進させたものよりも、光軸OAに近づくようになる。ここで、n2などを適宜設定すると、光路P3は光軸OAとほぼ平行になる。
第6図に戻り、被測定物1内の光路P3を進行したテラヘルツ波は、包囲部12に入射して屈折し、包囲部12内の光路P4を進行する。光路P4を進行したテラヘルツ波は、第二曲面部分S2に入射して屈折し、光路P5を進行して、テラヘルツ波検出器4に入射される。
第6図において、第一曲面部分S1を表す円弧および第二曲面部分S2を表す円弧が線対称であることから、光路P2は光路P4とほぼ線対称、光路P1は光路P5とほぼ線対称となる。よって、光路P5は光路P1のほぼ延長線上にある。
テラヘルツ波検出器4は、入射されたテラヘルツ波を検出する。これにより、被測定物1が測定される。例えば、被測定物1は内容物1a、1bを有する。第2図によれば、テラヘルツ波は内容物1aを透過するので、テラヘルツ波の検出結果から内容物1aの位置などが判明する。
第二の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
第三の実施形態
本発明の第三の実施形態にかかる収容具10は、おおむね、第一および第二の実施形態にかかる収容具10における包囲部12a、12bの形状を互いに異ならせたものに相当する。
第8図は、本発明の第三の実施形態にかかる収容具10の平面図である。ただし、第8図(a)は、n2a>n1かつn2b>n1の場合の収容具10の平面図である。第8図(b)は、n2a<n1かつn2b<n1の場合の収容具10の平面図である。
テラヘルツ波測定装置は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。なお、テラヘルツ波測定装置(電磁波測定装置)が出力および検出する測定用電磁波が、テラヘルツ波に限らず、周波数が0.01[THz]以上100[THz]以下の電磁波であればよいことも、第一の実施形態と同様である。
収容具10は、テラヘルツ波測定装置により測定される被測定物1の少なくとも一部を収容する。なお、収容具10は、被測定物1の一部を収容している場合(第10図参照)もあれば、被測定物1の全部を収容している場合(第19図参照)もある。
収容具10は、第一被覆部13a、第二被覆部13bを備える。第一被覆部13aおよび第二被覆部13bの材料は、包囲部12の材料と同じものでよい。
第一被覆部13aの屈折率はn2aである。第一被覆部13aは、第一曲面部分S1(第一および第二の実施形態と同様)と、第一凹面部分11aを有する。第一曲面部分S1は、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2から被測定物1に向けて出力されたテラヘルツ波を受ける。第一凹面部分11aは、第一曲面部分S1よりも被測定物1に近く、テラヘルツ波が透過する。
ここで、n2aがn1(被測定物1の屈折率)よりも大きい場合は、第8図(a)を参照して、第一曲面部分S1が凸面である。第一曲面部分S1の具体的な形状は、第一の実施形態と同様である。
n2aがn1よりも小さい場合は、第8図(b)を参照して、第一曲面部分S1が凹面である。第一曲面部分S1の具体的な形状は、第二の実施形態と同様である。
第二被覆部13bの屈折率はn2bである。第二被覆部13bは、第二曲面部分S2(第一および第二の実施形態と同様)と、第二凹面部分11bを有する。第二凹面部分11bは、被測定物1を透過したテラヘルツ波を受ける。第二曲面部分S2は、第二凹面部分11bよりも被測定物1から遠く、テラヘルツ波が透過する。
ここで、n2bがn1よりも大きい場合は、第8図(a)を参照して、第二曲面部分S2が凸面である。第二曲面部分S2の具体的な形状は、第一の実施形態と同様である。
n2bがn1よりも小さい場合は、第8図(b)を参照して、第二曲面部分S2が凹面である。第二曲面部分S2の具体的な形状は、第二の実施形態と同様である。
なお、n2aとn2bとは異なる。しかも、第一曲面部分S1の平面形状の曲率半径と、第二曲面部分S2の平面形状の曲率半径とは異なる。第8図においては、第一曲面部分S1の平面形状の曲率半径よりも、第二曲面部分S2の平面形状の曲率半径の方が大きい。
しかも、第一凹面部分11aおよび第二凹面部分11bの平面形状の輪郭は円弧である。第一凹面部分11aおよび第二凹面部分11bの平面形状の輪郭と、被測定物1の平面形状の輪郭との距離g1とする。g1≦λ/4であることが好ましいことは、第一の実施形態(第3図参照)と同様である。
なお、第一曲面部分S1の光軸OA(第2図と同様なので、図示省略)が、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2から被測定物1に向けて出力されたテラヘルツ波の進行方向(光路P1)と平行になるようにすることも、第一の実施形態(第2図参照)と同様である。
次に、第三の実施形態の動作を説明する。
第8図(a)に示す収容具10によれば、テラヘルツ波は、第一の実施形態と同様な光路を進行する。ただし、第一曲面部分S1および第二曲面部分S2の平面形状の曲率半径と、n2aとn2bとを適宜設定して、光路P5が光路P1のほぼ延長線上にあるようにする。
第8図(b)に示す収容具10によれば、テラヘルツ波は、第二の実施形態と同様な光路を進行する。ただし、第一曲面部分S1および第二曲面部分S2の平面形状の曲率半径と、n2aとn2bとを適宜設定して、光路P5が光路P1のほぼ延長線上にあるようにする。
第三の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
なお、第三の実施形態として、n1<n2aかつn1<n2bの場合(第8図(a)参照)と、n1>n2aかつn1>n2bの場合(第8図(b)参照)を説明した。しかし、n1<n2aかつn1>n2bの場合と、n1>n2aかつn1<n2bの場合とが考えられる。
第9図は、第三の実施形態の変形例を示す図である。ただし、第9図(a)は、n1<n2aかつn1>n2bの場合の収容具10の平面図である。第9図(b)は、n1>n2aかつn1<n2bの場合の収容具10の平面図である。
第9図(a)においては、第一曲面部分S1が凸面であり、かつ、第二曲面部分S2が凹面である。光路P1、P2、P3は第一の実施形態と同様となり(第2図参照)、光路P4、P5は第二の実施形態と同様となる(第6図参照)。光路P5は、光路P1の延長線上ではなくなるが、光路P5と光路P1とをほぼ平行にできる。
第9図(b)においては、第一曲面部分S1が凹面であり、かつ、第二曲面部分S2が凸面である。光路P1、P2、P3は第二の実施形態と同様となり(第6図参照)、光路P4、P5は第一の実施形態と同様となる(第2図参照)。光路P5は、光路P1の延長線上ではなくなるが、光路P5と光路P1とをほぼ平行にできる。
第四の実施形態
第四の実施形態は、固定具100a、100bに被測定物1を固定して、被測定物1を固定具100a、100bごと回転させながら、被測定物1を走査するものである。
第10図は、第四の実施形態にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。第四の実施形態にかかる収容具10およびテラヘルツ波測定装置の構成は第一から第三の実施形態とほぼ同様である。ただし、被測定物1は円筒形であり、被測定物1の一部が、収容具10の空隙部11に収容されている。
ただし、第10図においては、第一の実施形態にかかる収容具10を、固定具100a、100bとともに使用する態様を図示している。しかし、第二および第三の実施形態にかかる収容具10を、固定具100a、100bとともに使用することも可能である。なお、第11図〜第19図においても同様である。
固定具100a、100bの屈折率をn0とし、被測定物1の屈折率をn1としたときに、n0=n1である。ただし、n1−0.1≦n0≦n1+0.1であれば、固定具100a、100bとしての効果(第16図参照)を奏する。
円筒形の被測定物1は、端面1c、1d(第11図、第12図参照)、側面1eを有する。側面1eは、端面1cおよび端面1dの間にある曲面である。側面1eは、固定具100a、100bにより覆われていない。
第11図は、固定具100aの正面図(第11図(a))、底面図(第11図(b))、被測定物1の平面図(第11図(c))、正面図(第11図(d))である。第12図は、被測定物1の正面図(第12図(a))、底面図(第12図(b))、固定具100bの平面図(第12図(c))、正面図(第12図(d))である。
第11図を参照して、固定具100aは円筒形であり、その底面(固定面)102aは円形である。被測定物1の上方の端面1cもまた円形である。底面(固定面)102aと、端面1cとは同じ形状である。
第12図を参照して、固定具100bは円筒形であり、その上方の底面(固定面)102bは円形である。被測定物1の下方の端面1dもまた円形である。上方の底面(固定面)102bと、端面1dとは同じ形状である。
なお、端面1cと端面1dとは互いに平行である。
ここで、第10図から第12図を参照して、被測定物1の上方の端面1cが、固定具100aの底面(固定面)102aに固定される。被測定物1の下方の端面1dが、固定具100bの上方の底面(固定面)102bに固定される。
二つの端面1c、1dの各々に、二つの固定具100a、100bの各々が押圧される。すなわち、端面1cに固定具100a(の底面102a)が押圧され、端面1dに固定具100b(の上方の底面102b)が押圧される。
このような押圧により、被測定物1は、固定具100a、100bから見て、上下方向に移動しない。しかも、端面1c、1dと、底面102a、102bとの摩擦力により、被測定物1は、固定具100a、100bから見て、上下方向とは垂直な方向にも移動しない。すなわち、端面1c、1dが、底面102a、102bに固定される。
ただし、端面1c、1dの一方または双方と、底面102a、102bの一方または双方とを(例えば、周知の接着剤により)接着することで、端面が固定面に固定されるようにしてもよい。
ロータリーアクチュエータ110aは、固定具100aを介して、被測定物1に接続される。ロータリーアクチュエータ110aは、底面102aに垂直な直線Aを軸として回転する。
ロータリーアクチュエータ110bは、固定具100bを介して、被測定物1に接続される。ロータリーアクチュエータ110bは、底面102bに垂直な直線Aを軸として回転する。
なお、底面102aと、底面102bとは平行であるものとする。
次に、第四の実施形態の動作を説明する。
第10図(a)を参照して、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波出力器2により、テラヘルツ波が出力される(以下、「出力工程」という)。出力されたテラヘルツ波は、第一の実施形態で説明したように、光路P1からP5を進行しながら、包囲部12および被測定物1を透過して、テラヘルツ波測定装置のテラヘルツ波検出器4により検出される(以下、「検出工程」という)。これにより、被測定物1がテラヘルツ波測定装置によって測定される。
第10図(a)に示すように、テラヘルツ波測定装置および被測定物1のZ座標(ただし、Z方向は上下方向)を固定しておきながら、テラヘルツ波の光路P1、P5に対して水平方向(X方向)に収容具10および被測定物1を移動させ(第13図参照)、しかも、被測定物1を上下方向(Z方向)に伸びる直線A(第10図を参照)を回転軸として回転させる(直線Aが実在する部材でなくてもよい)(第14図参照)。このようにして、被測定物1の、直線Aに垂直な平面の断面について周知のCT(computer tomography)による測定が可能となる。
第13図は、X方向に収容具10および被測定物1を移動させたときの、収容具10およびテラヘルツ波測定装置の平面図である。
第13図(a)を参照して、出力工程および検出工程が行われている間に、収容具10および被測定物1が、テラヘルツ波の光路P1、P5に対して水平方向(第13図における下側)に動く。すると、第13図(b)に示すように、光路P1、P5が、被測定物1のある部分(第13図(a)とは異なる)と交差する。
なお、出力工程および検出工程が行われている間に、テラヘルツ波の光路P1、P5が、収容具10および被測定物1に対して水平方向(第13図における上側)に動くようにしても、同様な効果が得られる。テラヘルツ波の光路P1、P5を動かすためには、テラヘルツ波出力器2およびテラヘルツ波検出器4を動かせばよい。
第14図は、被測定物1を上下方向(Z方向)に伸びる直線Aを回転軸として回転させたときの、収容具10およびテラヘルツ波測定装置の平面図である。
第14図(a)を参照して、出力工程が行われる。出力されたテラヘルツ波は、第一の実施形態で説明したように、光路P1からP5を進行しながら、包囲部12および被測定物1を透過する。そして、検出工程が行われる。これにより、被測定物1のある部分が、テラヘルツ波測定装置によって測定される。
出力工程および検出工程が行われている間に、被測定物1が、上下方向(Z方向)に伸びる直線A(第10図を参照)を回転軸として、回転する(直線Aが実在する部材でなくてもよい)。例えば、被測定物1が反時計回りに回転する。すると、被測定物1は、第14図(b)に示すような配置となる。被測定物1における光路P2と交差する部分が、第14図(b)の場合と第14図(a)の場合とでは異なる。よって、第14図(b)の場合と第14図(a)の場合とでは、被測定物1の異なる部分を測定できる。
なお、直線Aを回転軸として、被測定物1を回転させるためには、固定具100a、100bが、直線Aを軸として回転すればよい。なお、直線Aは、底面(固定面)102a、102bに垂直な直線である。固定具100a、100bを回転させるためには、ロータリーアクチュエータ110a、110bを回転させればよい。
なお、第10図を参照して、測定用電磁波の進行方向(光路P1の方向)は、直線Aと垂直である。
上記のように、第10図(a)の状態で、収容具10および被測定物1(またはテラヘルツ波出力器2およびテラヘルツ波検出器4)をX方向に移動させながら、被測定物1を直線Aを回転軸として回転させる。それが終了すれば、被測定物1の、Z方向に垂直な平面(第10図(a)における光路P1を含む平面である)の断面を、周知のCTにより測定できる。
さらに、収容具10およびテラヘルツ波の光路P1、P5を、被測定物1に対して上に動かす。すると、第10図(b)に示すように、光路P1、P5が、被測定物1の上方の部分と交差する。
この状態で、収容具10および被測定物1(またはテラヘルツ波出力器2およびテラヘルツ波検出器4)をX方向に移動させながら、被測定物1を直線Aを回転軸として回転させる。それが終了すれば、被測定物1の、Z方向に垂直な平面(第10図(b)における光路P1を含む平面である)の断面を、周知のCTにより測定できる。
なお、テラヘルツ波の光路P1、P5を動かすためには、テラヘルツ波出力器2およびテラヘルツ波検出器4を動かせばよい。または、収容具10およびテラヘルツ波の光路P1、P5に対して、被測定物1を上下方向に動かしてもよい。
テラヘルツ波の光路P1、P5を、被測定物1の端面1cと端面1dとの間で上下に移動させながら(収容具10もテラヘルツ波の光路と共に上下させる)、被測定物1の、Z方向に垂直な平面の断面を測定していく。これにより、被測定物1の測定が可能となる。
ここで、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1dよりも少し下に移動してしまう場合がある。または、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1cよりも少し上に移動してしまう場合がある。
第15図は、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1dよりも少し下に移動してしまう場合の収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図(第15図(a))、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1cよりも少し上に移動してしまう場合の収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図(第15図(b))である。
ただし、第15図においては、収容具10を透視して、収容具10の内部の被測定物1、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bを図示している。
第15図に示すような場合は、テラヘルツ波出力器2から出力されたテラヘルツ波は、固定具100aまたは固定具100bを透過して、テラヘルツ波検出器4により検出される。
第16図は、第15図における収容具10および固定具100aの平面断面図である。ただし、第15図(b)における収容具10および固定具100aを、Z方向に垂直な平面(第15図(b)における光路P1を含む平面である)で、断面をとったものを、第16図は図示している。しかも、固定具100aの屈折率n0が、被測定物1の屈折率n1と等しいものとする。
固定具100aの屈折率n0が、被測定物1の屈折率n1と等しいため、テラヘルツ波の光路P1〜P5は、第2図と同じものとなる。
なお、テラヘルツ波出力器2から出力されたテラヘルツ波が固定具100bを透過する場合(第15図(a)に相当する)も、テラヘルツ波の光路は、第16図(および第2図)と同様なものとなる。ただし、固定具100bの屈折率n0が、被測定物1の屈折率n1と等しいものとする。
なお、n1−0.1≦n0≦n1+0.1であれば、固定具100aを透過するテラヘルツ波の光路も、固定具100bを透過するテラヘルツ波の光路も、第16図(および第2図)とほぼ同様なものとなる。
第17図は、第15図(b)における固定具100aが無いと仮定した場合の比較例における収容具10の平面断面図である。ただし、第15図(b)における収容具10を、Z方向に垂直な平面(第15図(b)における光路P1を含む平面である)で、断面をとったものを、第17図は図示している。ただし、1<n1<n2とする。
光路P1、P2は、第2図と同様である。しかし、1<n1であるため、光路P3’は、光路P3よりも光軸OAから遠ざかるようになってしまう。光路P3’を進行したテラヘルツ波は、光路P4’、光路P5’を進行し、光軸OAから遠ざかってしまう。この結果、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができなくなってしまう。
これは、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1cよりも少し上に移動してしまった場合(第15図(b)参照)に、もし、固定具100aが無ければ、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができなくなってしまうことを意味する。
なお、テラヘルツ波の光路P1、P5が、被測定物1の端面1dよりも少し下に移動してしまった場合(第15図(a)参照)も、もし、固定具100bが無ければ、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができなくなってしまうことになる。
すると、被測定物1の端面1cおよび端面1dの近傍を測定しようとしたときに、テラヘルツ波の光路P1、P5が少しでも、被測定物1からずれてしまえば、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができなくなってしまう。これは、被測定物1の端面1cおよび端面1dの近傍の測定には好ましいことではない。
しかし、第四の実施形態によれば、固定具100aおよび固定具100bが存在する。よって、テラヘルツ波の光路P1、P5が少し被測定物1からずれても、テラヘルツ波の光路は、第16図に示すように、第2図と同じものとなる。したがって、テラヘルツ波の光路P1、P5が少し被測定物1からずれても、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができる。これは、被測定物1の端面1cおよび端面1dの近傍の測定には好ましい。
なお、被測定物1の側面1eは、固定具100a、100bにより覆われていないことは、先に説明した。これは、以下に示すような有利な効果をもたらす。
第18図は、第10図において被測定物1の側面1eが、固定具100a、100bにより覆われていると仮定した場合の比較例にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。
この比較例において、被測定物1の端面1cおよび端面1dの近傍を測定しようとすれば、固定具100a、100bが側面1eを覆っている側面覆い部分104a、104b(側面覆い部分104a、104bが、被測定物1の側面1eを締め付けることにより、被測定物1が固定具100a、100bに固定される)が、収容具10に衝突する。または、側面覆い部分104a、104bをテラヘルツ波が透過した場合、側面覆い部分104a、104bの存在により、テラヘルツ波の進行方向が変化してしまい、テラヘルツ波をテラヘルツ波検出器4により検出することができなくなる場合がある。
しかし、第四の実施形態によれば、被測定物1の側面1eは、固定具100a、100bにより覆われていないので、側面覆い部分104a、104bの収容具10への衝突およびテラヘルツ波検出器4によりテラヘルツ波を検出することができなくなるといったことを回避できる。
なお、第四の実施形態においては、被測定物1の一部が、収容具10の空隙部11に収容されている例を説明した(第10図参照)。しかし、被測定物1の全てが、収容具10の空隙部11に収容されていてもよい。
第19図は、第四の実施形態の変形例にかかる収容具10、固定具100a、100b、ロータリーアクチュエータ110a、110bおよびテラヘルツ波測定装置の正面図である。ただし、第19図においては、収容具10を透視して、収容具10の内部の被測定物1、固定具100a、100bを図示している。
被測定物1は円筒形であり、被測定物1の全部が、収容具10の空隙部11に収容されている。
第19図に示す第四の実施形態の変形例においては、収容具10および被測定物1が、テラヘルツ波の光路P1、P5に対して上下方向に動く。または、収容具10および被測定物1に対して、テラヘルツ波の光路P1、P5が上下方向に動くようにしてもよい。
なお、第四の実施形態においては、収容具10と共に固定具100a、100bを使用する例を説明してきた。ただし、収容具10を用いないで、固定具100a、100bを使用することも一応可能である。
また、第四の実施形態においては、被測定物1を立たせて測定しているが、被測定物1の姿勢は、立位に限定されない。例えば、被測定物1を水平に寝かせてもかまわない。

Claims (13)

  1. 0.01[THz]以上100[THz]以下の周波数の測定用電磁波が照射されることにより測定される被測定物の端面と同じ形状の固定面を有する固定具であって、
    前記端面が前記固定面に固定され、
    前記固定具の屈折率をn0、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、
    n1−0.1≦n0≦n1+0.1
    であり、
    前記固定具が、前記被測定物の側面を覆わない、
    固定具。
  2. 請求項1に記載の固定具であって、
    前記固定具が、前記固定面に垂直な直線を軸として回転する、
    固定具。
  3. 請求項2に記載の固定具であって、
    前記測定用電磁波の進行方向が、前記直線と垂直である、
    固定具。
  4. 請求項1に記載の固定具であって、
    前記端面に前記固定面が押圧されることにより、
    前記端面が前記固定面に固定される、
    固定具。
  5. 請求項4に記載の固定具であって、
    前記固定具は、二つあり、
    前記被測定物は、互いに平行な二つの端面を有し、
    前記二つの端面の各々に、二つの前記固定具の各々が押圧される、
    固定具。
  6. 請求項1に記載の固定具であって、
    前記端面に前記固定面が接着されることにより、
    前記端面が前記固定面に固定される、
    固定具。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の固定具であって、
    前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、
    前記収容具が、
    前記被測定物の少なくとも一部がその内部に配置される空隙部と、
    第一曲面部分と第二曲面部分とを有し、前記第一曲面部分と前記第二曲面部分との間に前記空隙部が配置され、前記空隙部を包囲する包囲部と、
    を備え、
    前記包囲部の屈折率をn2、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、
    n2がn1よりも大きく、
    前記第一曲面部分および前記第二曲面部分は、共に凸面である、
    固定具。
  8. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の固定具であって、
    前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、
    前記収容具が、
    前記被測定物の少なくとも一部がその内部に配置される空隙部と、
    第一曲面部分と第二曲面部分とを有し、前記第一曲面部分と前記第二曲面部分との間に前記空隙部が配置され、前記空隙部を包囲する包囲部と、
    を備え、
    前記包囲部の屈折率をn2、前記被測定物の屈折率をn1としたときに、
    n2がn1よりも小さく、
    前記第一曲面部分および前記第二曲面部分は、共に凹面である、
    固定具。
  9. 請求項7または8に記載の固定具であって、
    前記収容具の前記空隙部の平面形状の輪郭が、円弧を含む、
    固定具。
  10. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の固定具であって、
    前記被測定物の少なくとも一部が、収容具に収容され、
    前記収容具が、
    前記測定用電磁波を受ける第一曲面部分と、該第一曲面部分よりも前記被測定物に近く前記測定用電磁波が透過する第一凹面部分とを有し、屈折率がn2aである第一被覆部と、
    前記被測定物を透過した前記測定用電磁波を受ける第二凹面部分と、該第二凹面部分よりも前記被測定物から遠く前記測定用電磁波が透過する第二曲面部分とを有し、屈折率がn2bである第二被覆部と、
    を備え、
    前記被測定物の屈折率をn1としたときに、
    n2aがn1よりも大きい場合は、前記第一曲面部分が凸面であり、
    n2aがn1よりも小さい場合は、前記第一曲面部分が凹面であり、
    n2bがn1よりも大きい場合は、前記第二曲面部分が凸面であり、
    n2bがn1よりも小さい場合は、前記第二曲面部分が凹面である、
    固定具。
  11. 請求項10に記載の固定具であって、
    前記収容具のn2aとn2bとは異なる固定具。
  12. 請求項10に記載の固定具であって、
    前記収容具において、前記第一曲面部分の平面形状の曲率半径と、前記第二曲面部分の平面形状の曲率半径とは異なる固定具。
  13. 請求項10に記載の固定具であって、
    前記収容具の前記第一凹面部分および前記第二凹面部分の平面形状の輪郭が、円弧を含む、
    固定具。
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