JP5368224B2 - セキュリティシステム - Google Patents
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Description
また、電子キーと通信装置との間での通信が可能な領域の外で、当該電子キーのユーザ認証解除用操作手段が操作された場合でも、この電子キーが通信可能領域の内に進入すると、通信装置との間での通信を通じて、当該電子キーがユーザ認証解除モードへ遷移されていることを示す情報が電子キーから通信装置の側に受け渡される。要するに、正規ユーザは、場所を選ばなくとも自身にとって都合の良い場所で、電子キーのユーザ認証解除用操作手段を操作することによって、いわば後は通信態様に任せる形でユーザ認証の機能を解除することができる。従って、まさしく状況に応じて柔軟に対処することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のセキュリティシステムにおいて、前記ユーザ認証解除用操作手段は、前記電子キーに備え付けられた既存操作手段であり、この既存操作手段が、本来の使用目的で操作されるときの通常操作とは異なる態様で特殊操作されたとき、当該電子キーは、ユーザ認証の機能が解除されるユーザ認証解除モードへ遷移されることをその要旨としている。
本発明によれば、不測の事態にも柔軟に対処することができる。
図1に示すように、本実施形態の車両には、セキュリティシステム1が適用されている。セキュリティシステム1は、車両ユーザが所持する電子キー2と、車両側に設けられるセキュリティ装置3とを備えるとともに、両者間で双方向通信が可能となっている。尚、前記電子キー2は、その所持態様から一般的に携帯機と称されている。
上記したように、エンジンの始動が許可されるためには、キー認証及び生体認証といった2つの条件が満たされる必要があるところ、何らかの理由により正規ユーザが生体認証をパスできないといった不測の事態が発生しないとも限らず、もし仮に、そうした事態が発生してしまうと、正規ユーザでありながらエンジン始動が許可されなくなる。例えば、正規ユーザが指静脈認証を受ける指を負傷する等すると、その者が指静脈認証を受けても正規ユーザとは認められず、本来許可される筈のエンジン始動が許可されなくなる虞がある。
(1)何らかの理由により正規ユーザが生体認証をパスできないといった不測の事態が発生した場合には、この正規ユーザが所持する電子キー2の生体認証解除スイッチ26を操作することで、生体認証の機能を解除することが可能となり、この場合、生体認証を経ることなく、エンジンの始動が許可される。従って、不測の事態にも柔軟に対処することができる。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
例えば、セキュリティ装置3の側での通常モードでは、電気的なキー認証により正規の電子キー2が利用されたものと肯定判断され、且つ生体認証により被験者が正規ユーザであると肯定判断され、それらのAND条件が成立したとき、エンジンの始動が許可されるよう構成する(前記実施形態による構成と同様)。そして、電子キー2の生体認証解除スイッチ26が操作されることに伴い、セキュリティ装置3の側がゲストモードへ遷移されたとき、このゲストモードでは、生体認証のみならずキー認証も経ずにエンジンの始動が許可されるよう構成してもよい(前記実施形態による構成とは相違)。
Claims (4)
- ユーザ認証により正規ユーザであると肯定判断された場合に制御対象の作動が許可されるセキュリティシステムにおいて、
正規ユーザによって所持され、無線電波を用いた電気的なキー認証に供される電子キーに、前記ユーザ認証の機能を解除するために操作されるユーザ認証解除用操作手段を設け、
前記電子キーは、通信相手先である通信装置との間での該電子キーを送信側とする単方向通信、及び通信相手先である通信装置から送信されてくる第1の通信信号に応答して第2の通信信号を送信する該通信装置との間での双方向通信の少なくとも一方の通信が可能であり、
同電子キーは、前記ユーザ認証解除用操作手段が操作されたとき、ユーザ認証の機能が解除されるユーザ認証解除モードへ遷移され、
前記電子キーが前記ユーザ認証解除モードへ遷移されている状態で前記通信装置との間で該電子キーを送信側とする単方向通信が行われる場合、その単方向通信による該通信装置への送信信号に、当該電子キーがユーザ認証解除モードへ遷移されていることを示すモード状態コードを付加し、
前記電子キーが前記ユーザ認証解除モードへ遷移されている状態で該電子キーが前記通信装置から第1の通信信号を受信した場合、当該電子キーがユーザ認証解除モードへ遷移されていることを示すモード状態コードを前記第2の通信信号に付加して送信する
ことを特徴とするセキュリティシステム。 - ユーザ認証の機能が解除されていないモードである通常モードでは、電気的なキー認証により正規の電子キーが利用されたものと肯定判断され、且つユーザ認証により正規ユーザであると肯定判断され、それらのAND条件が成立するか、或いは、ユーザ認証により正規ユーザであると肯定判断され、その単独条件が成立したとき、制御対象の作動が許可される一方、
ユーザ認証の機能が解除されているモードであるゲストモードでは、電気的なキー認証により正規の電子キーが利用されたものと肯定判断され、その単独条件が成立したとき、制御対象の作動が許可される
請求項1に記載のセキュリティシステム。 - 前記ユーザ認証解除用操作手段は、前記電子キーに備え付けられた既存操作手段であり、この既存操作手段が、本来の使用目的で操作されるときの通常操作とは異なる態様で特殊操作されたとき、当該電子キーは、ユーザ認証の機能が解除されるユーザ認証解除モードへ遷移される
請求項1又は請求項2に記載のセキュリティシステム。 - 前記ユーザ認証は、認証を受ける者である被験者の生体情報を生体情報検出手段で検出し、その検出データを正規ユーザの生体情報データである基準データと照合し、両データが一致したとき、被験者が正規ユーザであると判定する生体認証である
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
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