JP5367676B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、記録媒体の弛みや引張りによる印字画質の劣化の発生を抑制することを目的とする。
図3において、画像形成ユニット16は、電子写真感光体としての感光ドラム36と、感光ドラム36に画像情報を露光することで静電潜像を形成する露光装置20と、感光ドラム36にトナーを供給する現像ローラ37とから構成されている。なお、図2における画像形成ユニット17〜19の構成は、上述した画像形成ユニット16の構成と同様であるのでその説明を省略する。
プリンタ1は、用紙カセット2から印刷媒体3を給紙する。印刷媒体3を給紙するための給紙ローラ5は、重なった印刷媒体3を分離するためのリタードローラ4とにより印刷媒体3を搬送する。給紙搬送された印刷媒体3は、レジストローラ7を加圧し、搬送力を生み出す連れ回りのプレッシャローラ6によってベルトユニット14に搬送される。
定着ユニット24で加熱溶着された印刷媒体3は、中間媒体搬送用の排出ローラ32と連れ回る排出ローラ31、排出ローラ33と連れ回る排出ローラ34によってフェイスダウンスタッカ35上に排出される。
図1において、プリンタ1は、印刷データを印刷ジョブとして送信するパーソナルコンピュータ等の上位装置201と通信可能に接続されている。
図9において、弛み制御パラメータテーブルは、初期値としての初期弛み制御パラメータ、印刷媒体に弛み有りが検出されたときに使用する弛み有り制御パラメータ、および印刷媒体に弛み無しが検出されたときに使用する弛み無し制御パラメータで構成されている。
図4は第1の実施例における弛み制御処理を示すフローチャート、図5は第1の実施例における初期弛み制御パラメータの設定処理を示すフローチャート、図6は第1の実施例における弛み有り制御パラメータの設定処理を示すフローチャート、図7は第1の実施例における弛み無し制御パラメータの設定処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S501:弛み制御部110は、定着ローラ25の初速度を設定する。印刷開始時は、印刷媒体3が定着ローラ25に引っ張られて転写ずれが発生しないよう、搬送ベルト15と定着ユニット24との間で小さい弛みが発生するように定着ローラ25の媒体搬送速度の初速度を、搬送ベルト15の媒体搬送速度よりも遅い速度になるように設定する。
S504:次に、弛み制御部110は、弛み無し基準速度を設定する。弛み無し基準速度とは、弛み制御部110が印刷媒体3の弛み無しを検出した際に、定着ローラ25を減速する補正値を決定するために用いる基準値であり、定着ローラ25の補正速度が弛み無し基準速度より大きい場合は定着ローラ25を減速する補正値を大きくし、定着ローラ25の補正速度が弛み無し基準速度以下の場合は定着ローラ25を減速する補正値を小さくする。
S506:次に、弛み制御部110は、補正値B2をパラメータとして設定する。この補正値B2は、弛み有り検出回数および1回の弛み有り検出で加速する速度、並びに弛み無し検出回数および1回の弛み無し検出で減速する速度である。なお、弛み有り検出回数および弛み無し検出回数は、弛みセンサ38のチャタリングやノイズを除去するためのパラメータである。
S402:弛み制御部110は、定着ローラ25が駆動されるとその定着ローラ25で搬送される印刷媒体3により排出センサ39がオンするまで、すなわち印刷媒体3が排出センサ39に到達するまで待機する。
S403:排出センサ39がオンするとその排出センサ39のオン信号を契機として弛み制御部110は、弛み制御を開始する。
初速度が設定された定着ローラ25で搬送された印刷媒体3により排出センサ39がオンした直後は、図8(a)に示すように、その印刷媒体3に未だ弛みは発生していないため弛みセンサ38はオフである。弛みセンサ38のオフ信号により印刷媒体3の弛み無し状態を確定した弛み制御部110は、定着ローラ25の速度を減速させる。
S404:弛みセンサ38のオン信号を検知した弛み制御部110は、記憶手段に記憶されたオフ検出回数を“0”に初期化する。
S405:弛み制御部110は、印刷媒体3の弛み有り状態を検出するために、記憶手段に記憶されたオン検出回数に“1”を加算して更新する。
S408:弛み制御部110は、制御パラメータ格納部111に格納されている弛み制御パラメータテーブルの弛み有り制御パラメータ設定処理を行う。
S601:弛み制御部110は、定着ローラ25の速度と弛み有り基準速度とを比較し、定着ローラ25の速度が弛み有り基準速度より小さいと判定した場合、処理をS602へ移行し、定着ローラ25の速度が弛み有り基準速度以上(閾値を超えた)と判定した場合、処理をS603へ移行する。
S603:定着ローラ25の速度が弛み有り基準速度以上と判定した弛み制御部110は、弛み制御パラメータ領域に図9に示す補正値A2(第2の値)を設定し、処理をS604へ移行する。
S409:弛み制御部110は、印刷中であるか否かを判定し、印刷中であれば処理をS403へ戻し、弛み制御を継続し、印刷が終了すると弛み制御を終了する。
S411:弛み制御部110は、印刷媒体3の弛み無し状態を検出するために、記憶手段に記憶されたオフ検出回数に“1”を加算して更新する。
S414:弛み制御部110は、制御パラメータ格納部111に格納されている弛み制御パラメータテーブルの弛み無し制御パラメータ設定処理を行い、処理をS409へ移行する。
S701:弛み制御部110は、定着ローラ25の速度と弛み無し基準速度とを比較し、定着ローラ25の速度が弛み無し基準速度より大きいと判定した場合、処理をS702へ移行し、定着ローラ25の速度が弛み無し基準速度以下(閾値を超えた)と判定した場合、処理をS703へ移行する。
この補正値B1および補正値B2は、弛み無し検出回数および1回の弛み無し検出で減速する速度、並びに弛み有り検出回数および1回の弛み有り検出で加速する速度のパラメータである。
弛み制御部110は、初期設定された補正値B2により、弛みセンサ38のオフ信号を弛み無し検出回数12回(20ms周期で監視)検知すると印刷媒体3の弛み無し状態を確定し、定着ローラ25の速度を1回の「弛み無し検出」で減速する速度である−0.05%だけ減速する。つまり、マイナスの補正値である−0.25%(初速度の−0.20%−0.05%=−0.25%)が設定される。
なお、T3〜T5は印刷媒体3の弛み有りを検出している区間である。
なお、T5〜T7は印刷媒体3の弛み無しを検出している区間である。
図11において、プリンタ1は、印刷データを印刷ジョブとして送信するパーソナルコンピュータ等の上位装置201と通信可能に接続されている。
図12は第2の実施例における弛み制御処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって、図11を参照しながら説明する。
S1203〜S1208:図4におけるS402〜S407と同様なのでその説明を省略する。
補正値の平均(%)=(最大補正値%+最小補正値%)/2
弛み有り基準速度(%)=補正値の平均+0.05(0.05は実験で求めた適正値)%
弛み無し基準速度(%)=補正値の平均−0.10(0.10は実験で求めた適正値)%
S1213:弛み制御部110は、現在の弛み状態を“弛み有り”として弛み状態記憶部116に記憶させる。
S1214〜S1218:図4におけるS409〜S413と同様なのでその説明を省略する。
S1223:弛み制御部110は、現在の弛み状態を“弛み無し”として弛み状態記憶部116に記憶させ、処理をS1214へ移行する。
また、第2の実施例では、過去1回分の定着ローラの速度補正値の最大値および最小値から速度補正値の平均値を算出するようにしたが、過去数回分の平均値としても良い。
2 用紙カセット
3 印刷媒体
4 リタードローラ
5 給紙ローラ
6 プレッシャローラ
7 レジストローラ
8 ベルトアイドルローラ
9、10、11、12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14 ベルトユニット
15 搬送ベルト
16、17、18、19 画像形成ユニット
20、21、22、23 露光装置
24 定着ユニット
25 定着ローラ
26 加圧ローラ
27 ハロゲンランプ
28、29、30 サーミスタ
31、32、33、34 排出ローラ
35 フェイスダウンスタッカ
38 弛みセンサ
39 排出センサ
101 主制御部
102 データ受信部
103 データ記憶部
104 搬送制御部
105 搬送機構
106 画像形成制御部
107 画像形成機構
108 定着制御部
109 定着駆動制御部
110 弛み制御部
111 制御パラメータ格納部
112 弛み検出部
113 最大補正値格納部
114 最小補正値格納部
115 基準速度算出部
116 弛み状態記憶部
201 上位装置
Claims (5)
- 記録媒体に画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段によりトナー像が転写された前記記録媒体を搬送する媒体搬送手段と、
前記媒体搬送手段により搬送された前記記録媒体上のトナー像を定着して搬送する定着手段と、
前記媒体搬送手段と前記定着手段との間で前記記録媒体の弛みの有無を検出する弛み検出手段と、
前記弛み検出手段による検出結果に基づいて前記媒体搬送手段および/または前記定着手段による媒体搬送速度を変化させて前記媒体搬送手段の媒体搬送速度と前記定着手段の媒体搬送速度との間に速度差を生成する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記弛み検出手段による弛み有無の切り替わりを検出してから前記媒体搬送速度差が閾値を超えるまで、前記媒体搬送速度の変速前の速度と変速後の速度との差が第1の値となるように前記媒体搬送速度を変化させ、
前記媒体搬送速度差が閾値を超えてから再度前記弛み検出手段による弛み有無の切り替わりを検出するまで、前記媒体搬送速度の変速前の速度と変速後の速度との差が、前記第1の値より小さい第2の値となるように前記媒体搬送速度を変化させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記弛み検出手段による弛み有無の切り替わりを検出してから再度前記弛み検出手段による弛み有無の切り替わりを検出するまで、前記定着手段の媒体搬送速度が前記媒体搬送手段の媒体搬送速度より大きくまたは小さくなるように、前記媒体搬送速度を変化させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2の画像形成装置において、
前記弛み検出手段は、前記記録媒体との接触の有無に基づいて前記記録媒体の弛みを検出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3の画像形成装置において、
前記閾値は、前記弛み検出手段が弛み有無を検出したときの前記媒体搬送手段の媒体搬送速度と前記定着手段の媒体搬送速度との間の速度差の最大値および最小値に基づいて算出されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項の画像形成装置において、
前記閾値は、前記弛み検出手段が弛み有無を検出したときの前記定着手段の媒体搬送速度の最大値および最小値に基づいて算出されることを特徴とする画像形成装置。
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