JP6591023B2 - 画像形成装置及び供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像が形成される記録材の間隔を制御する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、連続して記録材を搬送する際の記録材の間隔を短くすることによって、生産性(単位時間当たりの画像形成枚数)を向上させている。記録材の間隔とは、先に供給される1枚目の記録材の後端(記録材の搬送方向における上流側の端部)と1枚目の記録材の次に供給される2枚目の記録材の先端(記録材の搬送方向における下流側の端部)の間の距離のことである。ここで、記録材の間隔を短くすると、供給や搬送によるばらつきが発生した場合に1枚目の記録材と2枚目の記録材が重なって搬送される問題が発生する可能性がある。そのため、記録材の間隔を一定に制御する必要がある。
特許文献1には、記録材を収容するカセットから供給された記録材の先端を検知するセンサを有する画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、先に供給された1枚目の記録材の先端を検知したタイミングに応じて、2枚目の記録材を供給するタイミングを決定している。従って、例えばカセットから記録材を供給するピックアップローラの表面が摩耗して、1枚目の記録材を供給する時にスリップが発生した場合、1枚目の記録材の先端がセンサに検知されるタイミングが遅くなる。この場合、カセットから2枚目の記録材を供給するタイミングも遅くなるため、記録材の間隔を一定に保ったまま1枚目の記録材と2枚目の記録材を供給することができる。つまり、ピックアップローラによるスリップの影響で記録材を供給するタイミングが変化したとしても記録材の間隔を一定に制御することができる。
特開2000−335759号公報
しかしながら、特許文献1では、常に特定のセンサの検知結果を用いて、2枚目の記録材の供給タイミングを決定していた。そのため、記録材の搬送方向における長さが長い時は、記録材の搬送方向における長さが短い時に比べて、センサが1枚目の記録材の先端を検知してから2枚目の記録材を供給するまでの時間が長くなる。この時間が長くなればなるほど、搬送によるばらつきが大きくなる可能性がある。
本発明の目的は、記録材の搬送方向における長さによらず、複数の記録材を連続して供給する場合に、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の供給装置は、記録材を収容する収容手段と、前記収容手段に収容された第1の記録材を搬送路へ供給した後、前記収容手段に収容された第2の記録材を前記搬送路へ供給する供給手段と、前記供給手段によって供給された記録材を前記搬送路における第1の位置で検知する第1の検知手段と、前記供給手段によって供給された記録材を前記第1の位置よりも記録材の搬送方向において下流側の第2の位置で検知する第2の検知手段と、を有する画像形成装置において、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さが第1の長さである場合、前記第1の検知手段が前記第1の記録材を検知したタイミングに基づいて、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させ、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さが前記第1の長さよりも長い第2の長さである場合、前記第2の検知手段が前記第1の記録材を検知したタイミングに基づいて、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させる制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録材の搬送方向における長さによらず、複数の記録材を連続して供給する場合に、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施例1における画像形成装置と供給装置の断面図 本発明の実施例における制御ブロック図 本発明の実施例1におけるセンサの選択に関するフローチャート 供給タイミングについて説明する図 本発明の実施例2における画像形成装置の断面図 本発明の実施例2におけるセンサの選択に関するフローチャート 本発明の変形例におけるセンサの選択に関するフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施例で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(画像形成装置の説明)
図1は、本実施例における画像形成装置35の断面図である。本実施例における装置35は、記録材に画像を形成する本体装置30と記録材を供給する供給装置31〜33を有する。本実施例で用いた装置30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の画像を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するために、4色の画像形成部を備えている。なお、各色の画像形成部は夫々同様の構成となっているため、以下では符号のY、M、C、Kという表記は省略して説明する。
像担持体としての感光ドラム5は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成され、図示しない駆動手段であるモータの駆動力が伝達されることにより、所定の周速度で回転する。ドラム5は所定の周速度で回転している際に、帯電手段としての帯電ローラ7により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。帯電されたドラム5の表面に露光手段としての露光器10からレーザビームが照射され、照射された部分の表面電位が変わることにより、ドラム5の表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像手段としての現像ローラ8により静電潜像に応じた各色のトナー像が形成される。なお、ドラム5、ローラ7、ローラ8はカートリッジ22として一体化されており、装置30に対して着脱可能になっている。ユーザはドラム5、ローラ7、ローラ8の寿命に応じて、カートリッジ22を新しいカートリッジ22と交換することができる。これによって、サービスマンによらずに、ユーザ自身で装置のメンテナンスを行うことができる。また、本実施例はこのようなカートリッジタイプの装置に限定されず、ドラム5、ローラ7、ローラ8等の部材が装置に据え付けられた構成(部材の交換が不要なタイプ)にも適用することができる。
ドラム5上に形成されたトナー像は、一次転写手段としての一次転写ローラ4に電圧を印加することにより、中間転写体としての中間転写ベルト12に一次転写される。ベルト12は、ドラム5と対向した位置にドラム5と当接するように配置されており、ドラム5と略同一の周速度で回転駆動される。ドラム5上に形成されたトナー像は、ドラム5とベルト12との当接部を通過する過程で、イエローのトナー像から順次一次転写され、ベルト12上に複数色のトナー像が重畳されたカラー画像が形成される。ベルト12上に転写されたトナー像は、ベルト12と二次転写手段としての二次転写ローラ9とで形成される二次転写部において、記録材70〜73に転写される。二次転写部でトナー像が転写された記録材70〜73は、定着手段としての定着器13にて、熱と圧力によりトナー像の熱定着が行なわれた後、排出トレイ14に排出される。二次転写が行われた後、ベルト12の表面に残留したトナーは、クリーニング手段としてのクリーニングブレード2によりクリーニングされ、クリーニングされたトナーは廃トナー容器1に蓄積される。なお、ブレード2はベルト12に接触しており、ベルト12上に残留するトナーをかき取ってクリーニングする。以上の動作により、フルカラー画像が形成される。
記録材70は記録材を収容する収容手段としての収容カセット60から供給手段としての供給ローラ50により搬送路100上に供給される。収容カセット60は記録材70の先端を規制する内壁を有し、この内壁で記録材70の先端を規制した状態で記録材70を収容する。記録材70は、ローラ50によって供給された後、搬送手段としての搬送ローラ54a、レジローラ対40によって二次転写部に向けて搬送される。分離手段としての分離ローラ54bはローラ54aに対向し、ローラ54aの回転に従って記録材70を下流側に搬送する方向に回転する。ローラ54bにはトルクリミッタが接続されており、一定以上の負荷がかかるとローラ54bの回転を停止する。これにより、摩擦等の影響によって記録材70が重なって供給された場合に、ローラ54aとローラ54bによって形成されるニップ部において複数枚の記録材70を1枚ずつに分離することができる。ローラ対40の先には、記録材70の先端及び後端を検知する検知手段としてのレジセンサ6が設けられている。ここで、記録材70の先端とは記録材70の搬送方向における下流側の端部であり、記録材70の後端とは記録材70の搬送方向における上流側の端部である。ローラ50、ローラ54a、ローラ対40は、駆動手段であるモータ20の駆動力が伝達され回転することで記録材70を供給、搬送する。なお、本実施例において、記録材70は一定の速度で供給、搬送されるようにモータ20の回転速度が制御されている。
供給装置31〜33は装置30に着脱可能なオプション装置である。また、供給装置31〜33は図1に示すように、装置30だけでなく別の供給装置にも着脱可能である。また、本実施例においては、供給装置31〜33が着脱可能なオプション装置ではなく、装置30に据え付けられた構成であってもよい。供給装置31〜33は、それぞれ装置30に記録材71〜73を供給、搬送する。記録材71〜73は記録材を収容する収容手段としての収容カセット61〜63から供給手段としての供給ローラ51〜53により搬送路100上に供給される。収容カセット61〜63は記録材71〜73の先端を規制する内壁を有し、この内壁で記録材71〜73の先端を規制した状態で記録材71〜73を収容する。記録材71〜73は、ローラ51〜53によって供給された後、搬送手段としての搬送ローラ55a〜57a、搬送ローラ対41〜43によってそれぞれローラ対40に向けて搬送される。そして、その後ローラ対40によって二次転写部に向けて搬送される。分離手段としての分離ローラ55b〜57bはそれぞれローラ55a〜57aに対向し、ローラ55a〜57aの回転に従って記録材71〜73を下流側に搬送する方向に回転する。ローラ55b〜57bにはトルクリミッタが接続されており、一定以上の負荷がかかると55b〜57bの回転を停止する。これにより、摩擦等の影響によって記録材71〜73が重なって供給された場合に、ローラ55a〜57aとローラ55b〜57bによってそれぞれ形成されるニップ部において複数枚の記録材71〜73を1枚ずつに分離することができる。ローラ対41〜43の先には、記録材71〜73の先端及び後端を検知する検知手段としての搬送センサ91〜93がそれぞれ設けられている。また、供給装置31〜33には駆動手段であるモータ21〜23がそれぞれ設けられている。ローラ51、ローラ55a、ローラ対41はモータ21の駆動力が伝達され回転することで記録材71を供給、搬送する。ローラ52、ローラ56a、ローラ対42はモータ22の駆動力が伝達され回転することで記録材72を供給、搬送する。ローラ53、ローラ57a、ローラ対43はモータ23の駆動力が伝達され回転することで記録材73を供給、搬送する。なお、本実施例において、記録材71〜73は一定の速度で供給、搬送されるようにモータ21〜23の回転速度が制御されている。
また、本実施例の供給装置においては、モータ23を駆動してローラ対43を回転させるに伴って、記録材の搬送方向において下流側に位置するローラ対41と42が回転する構成となっている。そのため、記録材73をローラ対40まで搬送するためにモータ21とモータ22を駆動する必要がない。これによってモータ21と22に電力を供給する必要が無くなり、全体の消費電力を下げることができる。さらに、振動源つまり騒音の原因であるモータの駆動を減らすことができるので、騒音を小さくすることができる。また、記録材72をローラ対40まで搬送する際にも同様に、モータ22を駆動することでローラ対41が回転するため、モータ21を駆動する必要はない。なお、本実施例においては、収容カセットから搬送路100上へ記録材を移動させる動作を供給と定義し、搬送路100上にある記録材を下流側へ移動させる動作を搬送と定義する。
(制御ブロック図の説明)
図2を用いて、装置30のシステム構成を説明するための制御ブロック図について説明する。ホストコンピュータ660と接続されたコントローラ650は、ビデオインターフェイス640を介して画像形成エンジン620に画像形成の命令を行う。エンジン620に含まれるCPU600は画像形成の命令に従って画像形成部630を制御する。CPU600はROM601に格納された制御プログラムに基づいて動作し、RAM602を作業領域に用いる。画像形成部630には、カートリッジ22、露光器10、定着器13、一次転写ローラ4、二次転写ローラ9が含まれる。カートリッジ22は帯電ローラ7、現像ローラ8を含んでいる。また、CPU600は装置30に設けられたモータ20、供給装置31〜33に設けられたモータ21〜23を制御する。そして、CPU600はセンサ6、91〜93が記録材を検知したタイミングをRAM602に記憶する。また、ユーザは装置30に設けられた入力手段としてのオペレーションパネル670から、カセット70〜73に収容されているそれぞれの記録材70〜73のサイズを入力することができる。コントローラ650はインターフェイス640を介して、記録材70〜73のサイズをCPU600に通知し、CPU600はそのサイズに基づいて記録材70〜73の搬送方向における長さを設定する。CPU600はさらにその情報をRAM602に記憶する。
なお、これまではCPU600の処理に基づき、画像形成部630の制御が行なわれるよう説明してきたが、CPU600が行う制御の一部或いは全てを集積回路であるASICに行わせても良い。
(供給タイミングの基準となるセンサの選択方法)
次に、記録材を供給するタイミングについて説明する。本実施例においては複数のセンサ6、91〜93の中から1つのセンサを選択し、そのセンサの検知結果に応じて各カセットから記録材を供給する。センサの選択方法について、図3のフローチャートを使用して説明する。なお、このフローチャートに基づく制御は、図2で説明したCPU600等がROM601に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、CPU600は、記録材を供給するタイミングの基準となるセンサを選択するため、供給を開始するカセットがカセット60であるかを判断する(S101)。供給を開始するカセットがカセット60の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ6を選択する(S102)。供給を開始するカセットがカセット60でない場合、CPU600は供給する記録材の搬送方向における長さL[mm]が、センサ6までの距離Creg[mm]以上であるかを判断する(S103)。ここで、長さLはオペレーションパネル670からユーザによって設定されている。また、センサ6までの距離Cregとは、供給を開始するカセットからセンサ6までの搬送路100における距離のことを示す。より詳細には、供給を開始するカセットに収容された記録材の先端位置から、センサ6が記録材を検知する検知位置までの搬送路100における距離のことを示す。本実施例において、カセットに収容された記録材の先端位置とは、先に供給された記録材の摩擦等の影響により収容された記録材が連れ出ししていない理想的な位置のことである。この位置は、カセットの内壁が収容された記録材の先端を規制する位置である。長さLが距離Creg以上の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ6を選択する(S102)。つまり、後続の2枚目の記録材をカセットから供給するタイミングが、先行する1枚目の記録材の先端がセンサ6で検知された後になることを意味している。
長さLが距離Creg未満の場合、CPU600は供給を開始するカセットがカセット61であるかを判断する(S104)。供給を開始するカセットがカセット61の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ91を選択する(S105)。供給を開始するカセットがカセット61でない場合、CPU600は供給する記録材の搬送方向における長さL[mm]が、センサ91までの距離Copt1[mm]以上であるかを判断する(S106)。ここで、センサ91までの距離Copt1とは、供給を開始するカセットからセンサ91までの搬送路100における距離のことを示す。より詳細には、供給を開始するカセットに収容された記録材の先端位置から、センサ91が記録材を検知する検知位置までの搬送路100における距離のことを示す。長さLが距離Copt1以上の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ91を選択する(S105)。
長さLが距離Copt1未満の場合、CPU600は供給を開始するカセットがカセット62であるかを判断する(S107)。供給を開始するカセットがカセット62の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ92を選択する(S108)。供給を開始するカセットがカセット62でない場合、CPU600は供給する記録材の搬送方向における長さL[mm]が、センサ92までの距離Copt2[mm]以上であるかを判断する(S109)。ここで、センサ92までの距離Copt2とは、供給を開始するカセットからセンサ92までの搬送路100における距離のことを示す。より詳細には、供給を開始するカセットに収容された記録材の先端位置から、センサ92が記録材を検知する検知位置までの搬送路100における距離のことを示す。長さLが距離Copt2以上の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ92を選択する(S108)。長さLが距離Copt2未満の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ93を選択する(S110)。なお、本実施例においては、カセットがサポートする最小サイズの記録材の搬送方向における長さLmin[mm]がセンサ93までの距離Copt3[mm]以上であるとする。ここで、センサ93までの距離Copt3[mm]とは、供給を開始するカセットからセンサ93までの搬送路100における距離のことを示す。より詳細には、供給を開始するカセットに収容された記録材の先端位置から、センサ93が記録材を検知する検知位置までの搬送路100における距離のことを示す。
以上説明したフローチャートにより、後続の2枚目の記録材を供給するタイミングの基準となるセンサを複数のセンサの中から選択する。すなわち、カセットからの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを選択する。
(供給タイミングの決定方法)
次に、図4を用いて本実施例における記録材の供給タイミングの決定方法について説明する。なお、図4では例として、カセット63から記録材73を連続して供給する時の動作について説明する。
図4(a)は、カセット63に収容されている記録材73が小サイズ(記録材の搬送方向における長さが短い)である場合の供給タイミングの決定方法について示した図である。ここでいう小サイズとは、記録材の搬送方向における長さL[mm]が、カセット63からセンサ92までの距離Copt2[mm]未満である長さを示す。CPU600は、まず図3に示すフローチャートに従って、基準となるセンサを選択する。今回の場合、基準となるセンサはセンサ93が選択される。CPU600は、ユーザによって設定された記録材73の搬送方向における長さL[mm]と所定の記録材の間隔B[mm]を加算して、供給間隔A(=L+B)[mm]を求める。ここで、記録材の間隔とは、先に供給される1枚目の記録材P1の後端と記録材P1の次に供給される2枚目の記録材P2の先端の間の距離のことである。そして、CPU600は、以下の式1に示すように、1枚目の記録材P1の先端が基準となるセンサ93によって検知されたタイミングに応じて、2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定する。
2枚目の記録材P2の供給タイミング=センサ93が1枚目の記録材P1の先端を検知したタイミング+{(供給間隔A−センサ93までの距離Copt3)/ 搬送速度}…(式1)
ここで、搬送速度[mm/sec]とは搬送路100上を搬送される記録材の速度である。従って、1枚目の記録材P1の先端がセンサ93によって検知されてから、所定の時間が経過後に2枚目の記録材P2は供給される。
一方、図4(b)は、カセット63に収容されている記録材73が大サイズ(記録材の搬送方向における長さが長い)である場合の供給タイミングの決定方法について示した図である。ここでいう大サイズとは、記録材の搬送方向における長さL[mm]が、カセット63からセンサ91までの距離以上(Copt1[mm]以上)である長さを示す。今回は図4(b)に示す通り、大サイズの記録材の中でも、搬送方向における長さL[mm]がカセット63からセンサ6までの距離未満(Creg[mm]未満)となる記録材を用いている。CPU600は、まず図3に示すフローチャートに従って、基準となるセンサを選択する。今回の場合、基準となるセンサはセンサ91が選択される。CPU600は、小サイズの時と同様に、ユーザによって設定された記録材73の搬送方向における長さL[mm]と所定の記録材の間隔B[mm]を加算して、供給間隔A(=L+B)[mm]を求める。そして、CPU600は、以下の式2に示すように、1枚目の記録材P1の先端が基準となるセンサ91によって検知されたタイミングに応じて、2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定する。
2枚目の記録材P2の供給タイミング=センサ91が1枚目の記録材P1の先端を検知したタイミング+(供給間隔A−センサ91までの距離Copt1)/搬送速度}…(式2)
従って、1枚目の記録材P1の先端がセンサ91によって検知されてから、所定の時間が経過後に2枚目の記録材P2は供給される。
従来の画像形成装置は、記録材73の搬送方向における長さに関係なく、図4(a)のようにカセット63に最も近い位置にあるセンサ93で2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定していた。そのため、図4(b)のような記録材73が大サイズの場合、センサ93で1枚目の記録材P1を検知してから2枚目の記録材P2を供給するまでの時間も長くなっていた。そして、この間に例えばローラ対40〜42によるスリップが発生した場合、センサ93はその搬送の遅れを検知できないので、スリップの影響を加味して2枚目の記録材P2の供給タイミングを遅らせることができなかった。すなわち、センサが1枚目の記録材P1を検知してから2枚目の記録材P2を供給するまでの時間は短い方が良い。
一方で、記録材73の搬送方向における長さに関係なく、図4(b)のように下流側にあるセンサ91で2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定すると、図4(a)のように記録材73が小サイズの場合、記録材の間隔が広がりすぎてしまう。
なお、図4ではカセット63から記録材73を供給する時の動作について説明したが、カセット61から記録材71、カセット62から記録材72を供給する場合であっても同様である。
以上より、本実施例においては、カセットからの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを選択する。そして、そのセンサの検知結果に応じて2枚目の記録材P2を供給するタイミングを決定する。これによって、センサが1枚目の記録材P1を検知してから2枚目の記録材P2を供給するまでの時間を短くすることができる。ゆえに、そのセンサまでのスリップ等の供給や搬送によるばらつきの影響を低減し、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御することが可能となる。
また、本実施例においては、本体装置30がCPU600等を有し、記録材の供給タイミングを決定する構成について説明したが、供給装置31〜33がこれらの制御部を有し、記録材の供給タイミングを決定する構成であってもよい。
また、本実施例においては、カセットがサポートする最小サイズの記録材の搬送方向における長さLminが、最も近い位置に配置されたセンサまでの距離以上であるとしたが、この関係が常に成り立っていなくてもよい。Lminが最も近い位置に配置されたセンサまでの距離未満であったとしても、そのセンサを選択し2枚目の記録材を供給することで、必要以上に記録材の間隔が広がることがなくなる。
また、上記の実施例とは異なる制御方法として、搬送方向において最上流に位置する特定のセンサが1枚目の記録材P1の後端を検知したタイミングを基準として、2枚目の記録材P2を供給するタイミングを決定する方法も考えられる。ここで最上流に位置する特定のセンサとは、例えばカセット63から記録材73を供給する場合においてはセンサ93である。センサ93が1枚目の記録材73の後端を検知したタイミングを基準として、2枚目の記録材73を供給するタイミングを決定する方法であっても、従来の方法よりも搬送によるばらつきを抑えられる可能性がある。ここで従来の方法とは、センサ93が1枚目の記録材73の先端を検知したタイミングを基準として、2枚目の記録材73を供給するタイミングを決定する方法である。しかし、1枚目の記録材73の後端と2枚目の記録材73の先端の間隔を短くすればするほど、最上流のセンサ93をカセット63に近い位置に配置する必要がある。しかし、カセット63の近くにはローラ57aや57bが配置されているため、極端にカセット63に近い位置にはセンサ93を配置することができない。本発明はこのようなメカ的な制限によらず、スリップ等の供給や搬送によるばらつきの影響を低減し、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御することが可能である。
実施例1においてはオプション装置が装着された画像形成装置35の構成について説明した。本実施例においては、オプション装置が装着されていない画像形成装置34の構成について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
(画像形成装置の説明)
図5は、本実施例における画像形成装置34の断面図である。記録材70は記録材を収容する収容手段としての収容カセット60から供給手段としての供給ローラ50により搬送路100上に供給される。収容カセット60は記録材70の先端を規制する内壁を有し、この内壁で記録材70の先端を規制した状態で記録材70を収容する。記録材70は、ローラ50によって供給された後、搬送手段としての搬送ローラ54a、レジ前搬送ローラ対44、レジローラ対40によって二次転写部に向けて搬送される。分離手段としての分離ローラ54bはローラ54aに対向し、ローラ54aの回転に従って記録材70を下流側に搬送する方向に回転する。ローラ54bにはトルクリミッタが接続されており、一定以上の負荷がかかるとローラ54bの回転を停止する。これにより、摩擦等の影響によって記録材70が重なって供給された場合に、ローラ54aとローラ54bによって形成されるニップ部において複数枚の記録材70を1枚ずつに分離することができる。ローラ対44の先には、記録材70の先端及び後端を検知するレジ前センサ80が設けられている。ローラ50、ローラ54a、ローラ対44、ローラ対40は、駆動手段であるモータ24の駆動力が伝達され回転することで記録材70を供給、搬送する。なお、本実施例において、記録材70は一定の速度で供給、搬送されるようにモータ24の回転速度が制御されている。また、装置34のシステム構成は実施例1と同様であり、図2に示す通りである。
(供給タイミングの基準となるセンサの選択方法)
次に、記録材を供給するタイミングについて説明する。本実施例においては複数のセンサ6、80の中から1つのセンサを選択し、そのセンサの検知結果に応じてカセット60から記録材を供給する。センサの選択方法について、図6のフローチャートを使用して説明する。なお、このフローチャートに基づく制御は、図2で説明したCPU600等がROM601に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、CPU600は供給する記録材の搬送方向における長さL[mm]が、センサ6までの距離Creg[mm]以上であるかを判断する(S301)。ここで、長さLはオペレーションパネル670からユーザによって設定されている。また、センサ6までの距離Cregとは、カセット60からセンサ6までの搬送路100における距離のことを示す。より詳細には、カセット60に収容された記録材70の先端位置から、センサ6が記録材70を検知する検知位置までの搬送路100における距離のことを示す。長さLが距離Creg以上の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ6を選択する(S302)。つまり、後続の2枚目の記録材をカセット60から供給するタイミングが、先行する1枚目の記録材の先端がセンサ6で検知された後になることを意味している。長さLが距離Creg未満の場合、CPU600は基準となるセンサとしてセンサ80を選択する(S303)。
以上説明したフローチャートにより、後続の2枚目の記録材を供給するタイミングの基準となるセンサを複数のセンサの中から選択する。すなわち、カセット60からの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを選択する。
センサを選択した後は実施例1と同様であり、1枚目の記録材P1の先端が基準となるセンサによって検知されたタイミングに応じて、2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定する。
以上より、本実施例においては、カセットからの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを選択する。そして、そのセンサの検知結果に応じて2枚目の記録材P2を供給するタイミングを決定する。これによって、センサが1枚目の記録材P1を検知してから2枚目の記録材P2を供給するまでの時間を短くすることができる。ゆえに、そのセンサまでのスリップ等の供給や搬送によるばらつきの影響を低減し、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御することが可能となる。
(変形例)
上記の実施例においては、カセットからの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを基準のセンサとして選択していた。しかし、基準のセンサはカセットからの搬送路100上の距離が記録材の間隔を含めた供給間隔以下であるセンサの中から選択してもよい。この選択方法について図7のフローチャートに示す。図7のフローチャートは図3のフローチャートに対して長さの比較の処理が異なっている。なお、図7のフローチャートに基づく制御は、図2で説明したCPU600等がROM601に記憶されているプログラムに基づき実行する。図7のフローチャートに従って基準となるセンサを選択した後、先行する記録材P1の先端が基準となるセンサによって検知されたタイミングに応じて、2枚目の記録材P2の供給タイミングを決定する。これにより、上記の実施例よりもさらに下流側のセンサを基準のセンサとして選択することができる。従って、1枚目の記録材P1の先端が検知されてから2枚目の記録材P2を供給するまでの時間をさらに短くすることができる。その結果、記録材の間隔を短く、且つ、一定に制御することが可能となる。
また、上記の実施例においては、1枚目の記録材の後端と2枚目の記録材の先端に間隔を設けて供給する制御について説明した。しかし、間隔を設けずに記録材を供給してもよい。その場合の2枚目の記録材の供給タイミングは、式1や式2における供給間隔Aを記録材の搬送方向における長さLに置き換えて(すなわち、間隔B=0にして)算出すればよい。これによって、1枚目の記録材の後端と2枚目の記録材の先端に間隔を設けずに、選択したセンサを用いて記録材を供給することができる。
また、上記の実施例においては、カセットに収容された記録材の先端位置として、摩擦等の影響により連れ出ししていない記録材の先端位置を基準にした。しかし、記録材の連れ出しの影響を考慮して、記録材の先端位置を定義してもよい。例えば、カセット60から記録材70を供給する場合、記録材70は摩擦等の影響により最大でローラ54aとローラ54bによって形成されるニップ部の位置まで連れ出す可能性がある。そのため、連れ出しの影響を考慮して、記録材の先端位置をニップ部の位置と定義してもよい。これにより、仮に記録材の連れ出し長が所定の記録材の間隔よりも長い場合に、1枚目の記録材と2枚目の記録材が重なって供給、搬送されることがなくなる。
また、上記の実施例においては、カセットからの搬送路100上の距離が記録材の搬送方向における長さ以下であるセンサの中で、搬送方向において最も下流側に位置するセンサを選択していたが、これに限定されない。例えば、実施例1における図4(b)に示すように記録材が大サイズである場合、センサ91ではなくセンサ92を選択して、供給タイミングを決定してもよい。
また、上記の実施例においては、記録材は一定の速度で供給及び搬送される制御を前提としており、供給や搬送によるばらつきの主な原因は各ローラの表面の摩耗等に起因して発生するスリップであった。しかし、モータを制御して記録材の速度を加減速できる構成である場合には、ローラ50〜53、ローラ54a〜57a、ローラ対40〜43の駆動を一旦停止又は開始、加減速させる時に発生する負荷の変動等によっても供給や搬送によるばらつきは発生する。
また、上記の実施例においては、ユーザがパネル670からカセットに収容された記録材の搬送方向における長さを設定していた。しかし、これに限定されない。例えば、収容された記録材の後端を規制する規制手段としての規制板をカセットに設けて、その規制板の位置をCPU600が検知することによって記録材の搬送方向における長さを検知する構成であってもよい。また、カセットに記録材が収容された後の1枚目の画像形成時に、特定のセンサが記録材の先端及び後端を検知したタイミングと記録材の搬送速度に基づいて、CPU600が記録材の搬送方向における長さを検知する構成であってもよい。
また、上記の実施例においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
6 レジセンサ
35 画像形成装置
50、51、52、53 供給ローラ
60、61、62、63 収容カセット
91、92、93 搬送センサ

Claims (11)

  1. 記録材を収容する収容手段と、
    前記収容手段に収容された第1の記録材を搬送路へ供給した後、前記収容手段に収容された第2の記録材を前記搬送路へ供給する供給手段と、
    前記供給手段によって供給された記録材を前記搬送路における第1の位置で検知する第1の検知手段と、
    前記供給手段によって供給された記録材を前記第1の位置よりも記録材の搬送方向において下流側の第2の位置で検知する第2の検知手段と、を有する画像形成装置において、
    前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さが第1の長さである場合、前記第1の検知手段が前記第1の記録材を検知したタイミングに基づいて、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させ、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さが前記第1の長さよりも長い第2の長さである場合、前記第2の検知手段が前記第1の記録材を検知したタイミングに基づいて、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させる制御手段を有することを特徴とする供給装置。
  2. 前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さに関する情報を入力するための入力手段を有し、
    前記制御手段は、前記入力手段によって入力された前記長さに関する情報に基づいて、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さを設定することを特徴とする請求項1に記載の供給装置。
  3. 前記収容手段に収容された記録材の後端を規制する規制手段を有し、
    前記制御手段は、前記規制手段の位置に基づいて、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さを設定することを特徴とする請求項1に記載の供給装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の検知手段又は前記第2の検知手段が前記供給手段によって供給された記録材の先端を検知してから前記記録材の後端を検知するまでの時間と記録材の搬送速度に基づいて、前記収容手段に収容された記録材の前記搬送方向における長さを設定することを特徴とする請求項1に記載の供給装置。
  5. 前記第1の検知手段が前記第1の記録材を検知したタイミングとは、前記第1の検知手段が前記第1の記録材の先端を検知したタイミングであり、前記第2の検知手段が前記第2の記録材を検知したタイミングとは、前記第2の検知手段が前記第2の記録材の先端を検知したタイミングであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の供給装置。
  6. 前記収容手段は、記録材の先端を規制位置に規制した状態で前記記録材を収容し、
    前記第1の長さは、前記規制位置から前記第1の位置までの搬送路における距離以上であって、前記規制位置から前記第2の位置までの搬送路における距離よりも短く、前記第2の長さは、前記規制位置から前記第2の位置までの搬送路における距離以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の供給装置。
  7. 前記制御手段は、前記収容手段に収容された記録材の長さが前記第1の長さである場合、前記第1の検知手段が前記第1の記録材の先端を検知したタイミングから、前記第1の記録材の搬送方向における長さから、前記規制位置から前記第1の位置までの距離を引いた値を、記録材の搬送速度で割ることによって算出された時間が経過したタイミングで、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させ、
    前記収容手段に収容された記録材の長さが前記第2の長さである場合、前記第2の検知手段が前記第1の記録材の先端を検知したタイミングから、前記第1の記録材の搬送方向における長さから、前記規制位置から前記第2の位置までの距離を引いた値を、記録材の搬送速度で割ることによって算出された時間が経過したタイミングで、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させることを特徴とする請求項6に記載の供給装置。
  8. 前記収容手段は、記録材の先端を規制位置に規制した状態で前記記録材を収容し、
    前記供給手段は、前記第1の記録材を前記搬送路へ供給してから、前記第1の記録材の後端と前記第2の記録材の先端の間に間隔を空けて前記第2の記録材を前記搬送路へ供給し、
    前記第1の長さに前記間隔を加算した値は、前記規制位置から前記第1の位置までの搬送路における距離以上であって、前記規制位置から前記第2の位置までの搬送路における距離よりも短く、前記第2の長さに前記間隔を加算した値は、前記規制位置から前記第2の位置までの搬送路における距離以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の供給装置。
  9. 前記制御手段は、前記収容手段に収容された記録材の長さが前記第1の長さである場合、前記前記第1の検知手段が前記第1の記録材の先端を検知したタイミングから、前記第1の記録材の搬送方向における長さと前記間隔を加算した値から、前記規制位置から前記第1の位置までの距離を引いた値を、記録材の搬送速度で割ることによって算出された時間が経過したタイミングで、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させ、
    前記収容手段に収容された記録材の長さが前記第2の長さである場合、前記第2の検知手段が前記第1の記録材の先端を検知したタイミングから、前記第1の記録材の搬送方向における長さと前記間隔を加算した値から、前記規制位置から前記第2の位置までの距離を引いた値を、記録材の搬送速度で割ることによって算出された時間が経過したタイミングで、前記供給手段により前記第2の記録材を供給させることを特徴とする請求項8に記載の供給装置。
  10. 前記供給手段によって供給された記録材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段とニップを形成し、前記供給手段によって重なって供給された複数の記録材を前記ニップで分離する分離手段と、
    前記第1の長さは、前記ニップの位置から前記第1の位置までの搬送路における距離以上であって、前記ニップの位置から前記第2の位置までの搬送路における距離よりも短く、前記第2の長さは、前記ニップの位置から前記第2の位置までの搬送路における距離以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の供給装置。
  11. 前記供給手段によって供給された記録材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段とニップを形成し、前記供給手段によって重なって供給された複数の記録材を前記ニップで分離する分離手段と、
    前記供給手段は、前記第1の記録材を前記搬送路へ供給してから、前記第1の記録材の後端と前記第2の記録材の先端の間に間隔を空けて前記第2の記録材を前記搬送路へ供給し、
    前記第1の長さに前記間隔を加算した値は、前記ニップの位置から前記第1の位置までの搬送路における距離以上であって、前記ニップの位置から前記第2の位置までの搬送路における距離よりも短く、前記第2の長さに前記間隔を加算した値は、前記ニップの位置から前記第2の位置までの搬送路における距離以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の供給装置。
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