JP5367347B2 - 光ファイバセンサ - Google Patents
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Description
また、光ファイバに加えられる応力を偏波の変動として検出する光ファイバセンサが知られている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、光ファイバの変化がリアルタイムで検出可能であるが、異常発生の位置を特定する事ができない。そのため、特許文献3に示されているように複数の光ファイバセンサを区間毎に設置する必要がある。
また、本発明の第2の目的は、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止できると共に、外力発生位置の分解能を向上させ詳細な位置検出を可能にした光ファイバセンサを提供することにある。
図1は第1実施形態に係る光ファイバセンサ1を示している。
光ファイバセンサ1は、光源11と、振動や衝撃等の外力を検出する測定領域12を経由して敷設された光ファイバ15と、光源11から送出される光波13を受光する光検出器14と、解析装置16とを備える。光源11は直線偏光性の低い光源、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode: LED)、ASE光源等である。光検出器14は、例えば、フォトダイオード(Photo Diode: PD)などの受光素子である。解析装置16は、オシロスコープ等の測定器と、パーソナルコンピュータ等の演算処理部とを備える。また、光ファイバセンサ1は、光ファイバ15の一部を成し、測定領域12内に設けられた測定用光ファイバ10を有する。
図2は第2実施形態に係る光ファイバセンサ1Aを示している。
この光ファイバセンサ1Aは、図1に示す上記第1実施形態に係る光ファイバセンサ1において、デポラライザ25の配置位置を変更したもので、その他の構成は光ファイバセンサ1と同様である。この光ファイバセンサ1Aでは、デポラライザ25は、光源11とMZI19の第1カプラ17との間の光ファイバ15に設けられている。このような構成を有する光ファイバセンサ1Aによれば、第1実施形態に係る光ファイバセンサ1と同様に、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止することができる。
図3は第3実施形態に係る光ファイバセンサ1Bを示している。
この光ファイバセンサ1Bは、図1に示す上記第1実施形態に係る光ファイバセンサ1において、偏光子23とデポラライザ25の配置位置を変更したもので、その他の構成は光ファイバセンサ1と同様である。この光ファイバセンサ1Bでは、偏光子23は光源11とMZI19の第1カプラ17との間の光ファイバ15に設けられ、デポラライザ25は光源11と偏光子23との間の光ファイバ15に設けられている。このような構成を有する光ファイバセンサ1Bによれば、第1実施形態に係る光ファイバセンサ1と同様に、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止することができる。
図4は第4実施形態に係る光ファイバセンサ1Cを示している。
この光ファイバセンサ1Cでは、図1に示す上記第1実施形態に係る光ファイバセンサ1において、直線偏光性の低い光源11に代えて、直線偏光性の高い光源11´を用いている。この光源11´は、例えば分布帰還型半導体レーザ(Distributed Feedback Laser Diode: DFB-LD)等の半導体発光素子である。
図5は第5実施形態に係る光ファイバセンサ1Dを示している。
この光ファイバセンサ1Dでは、光ファイバ15の一部を成す測定領域12内の測定用光ファイバ10cは、図1に示すMZI19と同様の構成を有するMZI19cの2本の平行な第1測定用光ファイバ20c,21cのみを備えている。そして、MZI19cが2つの偏光子23,24で挟まれている。つまり、光源11と第1カプラ17との間の光ファイバ15に偏光子23が設けられ、第2カプラ18と光検出器14との間の光ファイバ15に偏光子24が設けられている。また、光源11と偏光子23との間の光ファイバ15に、デポラライザ25が設けられている。
測定領域12内の測定用光ファイバ10cであるMZI19cの測定用光ファイバ20c,21cに、外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能と、外力に応じて変動する偏波変動波を発生する機能と、を持たせている。これにより、振動等の外力を受けて敏感に反応し干渉波を発生するMZI19c(干渉計)と、その外力を受けて鈍感に反応し偏波変動波を発生するMZI19cの測定用光ファイバ20c,21cによる偏波変動とを組み合わせて振動や衝撃等の外力を検知するので、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止することができる。また、MZI19cの第1測定用光ファイバ20c,21cに干渉計の機能と偏波変動波を発生する機能とを持たせているので、構成が簡単になり、製造コストが低減される。
図6は第6実施形態に係る光ファイバセンサ1Eを示している。
この光ファイバセンサ1Eでは、図5に示す上記第5実施形態に係る光ファイバセンサ1Dにおいて、直線偏光性の低い光源11に代えて、図4に示す上記第4実施形態と同様に直線偏光性の高い光源11´を用いている。
図7は第7実施形態に係る光ファイバセンサ1Fを示している。
図1に示す上記第1実施形態に係る光ファイバセンサ1では、光源11から送出される光波13を1つの経路を通って1つの光検出器14に入射させ、測定領域12内において往きはMZI19により振動等の外力を検出し、帰りは第2測定用光ファイバ22により偏波変動で振動等の外力を検出するようにしている。
図9は第8実施形態に係る光ファイバセンサ1Gを示している。
この光ファイバセンサ1Gは、図7に示す上記第7実施形態に係る光ファイバセンサ1Fにおいて、2つの光源に代えて1つの光源11を用い、光源11から送出される光波13を2つに分岐して、分岐された2つの経路(第1経路および第2経路)を通って2つの光検出器14a,14bに入射させるようにしている。
図11は第9実施形態に係る光ファイバセンサ1Hを示している。
この光ファイバセンサ1Hは、図5に示す上記第5実施形態に係る光ファイバセンサ1Dにおいて、MZI19cに代えて、2×2カプラ30と光ファイバリング31とで構成される光ファイバリング型干渉計32を用い、光ファイバリング31の一部を測定領域12内に配置してある。光源11とカプラ30との間の光ファイバ15にデポラライザ25および偏光子23が設けられている。そして、カプラ30と光検出器14との間の光ファイバ15に偏光子24が設けられている。2×2カプラ30は、例えば3dBカプラ等の方向性結合器である。
図12は第10実施形態に係る光ファイバセンサ1Iを示している。
この光ファイバセンサ1Iは、図11に示す上記第9実施形態に係る光ファイバセンサ1Hにおいて、直線偏光性の低い光源11に代えて、図4に示す第4実施形態に係る光ファイバセンサ1Cと同様の直線偏光性の高い光源11´を用いている。
図13は第11実施形態に係る光ファイバセンサ1Jを示している。
この光ファイバセンサ1Jは、光源11と、外力を検出する測定領域12を経由して敷設された光ファイバと、光源11から送出され光ファイバを伝搬した光波を受光する2つの光検出器(第1光検出器14aおよび第2光検出器14b)と、光ファイバの一部を成し、測定領域12に設けられた測定用光ファイバ10jと、2つの光検出器の各出力を処理する解析装置16とを備える。光源11は直線偏光性の低い光源である。各光検出器14a,14bは、例えばフォトダイオード(Photo Diode: PD)などの受光素子である。
測定領域12内の測定用光ファイバ10JであるMZI19cの2本の測定用光ファイバ20c,21cに、外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能と、外力に応じて変動する偏波変動波を発生する機能と、を持たせている。同じ光源11から送出される光波13を2つに分けて同じ測定用光ファイバ20c,21c中を双方向に伝搬させ、2つの光検出器14a,14bで受光させるようにしている。そして、解析装置16では、2つの電気信号にそれぞれ含まる2種類の波形のうち、干渉波A,Bの波形からそれぞれ特異点を検出し、その特異点の時間差を計測し、その時間差に基づき測定領域12における外力を受けた位置或いは区間を特定する。このような構成により、干渉の変化と偏波変動とを組み合わせて、つまり、振動等の外力を受けて敏感に反応し干渉波を発生するMZI19c(干渉計)と、その外力を受けて鈍感に反応し偏波変動波を発生するMZI19cの測定用光ファイバ20c,21cとを組み合わせて振動や衝撃等の外力を検知するので、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止することができる。
図14は、図13に示す光ファイバセンサ1Jの変形例を示している。図14に示す光ファイバセンサ1J´では、直線偏光性の高い光源である光源11´を用いることで、図13に示す光ファイバセンサ1Jにおけるデポラライザ25および偏光子23が不要になる。これにより、更に構成が簡単になり、更なる製造コストの低減を図れる。
図15は第12実施形態に係る光ファイバセンサ1Kを示している。
この光ファイバセンサ1Kでは、測定領域12内の測定用光ファイバ10kが、外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能と、外力に応じて変動する偏波変動波を発生する機能と、を備えている。測定用光ファイバ10kは、MZI19の2本の平行な第1測定用光ファイバ20,21と、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバ22と、を備えている。
一方、光サーキュレータ36は、3つの端子を有し、光ファイバ15dと、MZI19の第1カプラ17に接続された光ファイバ15gと、第1光検出器14aに接続された光ファイバ15hとの間に接続されている。
干渉の変化と偏波変動とを組み合わせて振動や衝撃等の外力を検知するので、振動や衝撃等の外力の誤検知を防止することができる。また、左回りの光である第1光波38の干渉波形と右回りの光である第2光波39の干渉波形からそれぞれ特異点を検出し、その特異点の時間差を計測し、その時間差に基づき測定領域12における外力を受けた位置或いは区間を特定するので、詳細な位置検出が可能になり、外力発生位置の分解能が向上する。換言すると、詳細な位置検出は、MZI19cでの干渉で発生する2つの信号の時間差により得ることにより、詳細な位置検出が可能になる。
図17は第13実施形態に係る光ファイバセンサ1Lを示している。
この光ファイバセンサ1Lでは、測定領域12内の測定用光ファイバ10lは、1×2の第1カプラ17a、2×2の第2カプラ18a、および両カプラ17a,18a間に接続された2本の平行な第1測定用光ファイバ20l,21lを有するMZI19lの第1測定用光ファイバ20l,21lと、第2測定用光ファイバ22lとを備える。MZI19lの第1測定用光ファイバ20l,21lは、これに加わる外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能を果たす。つまり、第1測定用光ファイバ20l,21lを左周り(図17で左方向)に伝搬する左回りの光と、第1測定用光ファイバ20l,21lを右周りに伝搬する右回りの光の両方は、測定用光ファイバ20l,21lに加わる外力により、干渉状態が変化する。
そして、第2カプラ18aの2つの入出力端子41,42の他方(入出力端子42)から出射される光波は、光ファイバ15mを伝搬し偏光子23により直線偏光の光に変換された後、第2測定用光ファイバ22lを図17で左方向へ伝搬し、さらに、光ファイバ15nを伝搬し、偏光子24を通過して第3光検出器14cに入射する。この第3光検出器14cには、第2ファイバ線路22lを伝搬した偏波変動波のみを含む第3光波43が入射する。
図19は第14実施形態に係る光ファイバセンサ1Mを示している。
この光ファイバセンサ1Mは、図13に示す第11実施形態に係る光ファイバセンサ1Jにおいて、MZI19cに代えて、2×2の第1カプラ17mと2×2の第2カプラ18mを有するMZI19mを用いて、干渉波Aと偏波変動波を含む第1光波38、干渉波Bと偏波変動波を含む第2光波39が、2つの検出器14a、14bで受光されるように構成したものである。
図21は第15実施形態に係る光ファイバセンサ1Nを示している。
この光ファイバセンサ1Nは、図19に示す第14実施形態に係る光ファイバセンサ1Mと同様のMZI19mを用い、干渉波Aのみを含む第1光波(左回りの光)41を第1光検出器14aに入射させ、干渉波Bのみを含む第2光波(右回りの光)42を第2光検出器14bに入射させ、そして、偏波変動波のみを含む第3光波43を第3光検出器14cに入射させるようにしている。
図23は第16実施形態に係る光ファイバセンサ1Pを示している。
この光ファイバセンサ1Pは、図17に示す第13実施形態に係る光ファイバセンサ1LのMZI19lと同様のMZI19pを用いると共に、偏波変動のみを検出するための専用の経路(第3経路)を設けている。これにより、干渉波Aのみを含む第1光波(左回りの光)41を第1光検出器14aに入射させ、干渉波Bのみを含む第2光波(右回りの光)42を第2光検出器14bに入射させ、そして、偏波変動波のみを含む第3光波43を専用の経路で第3光検出器14cに入射させるようにしている。
図25は第17実施形態に係る光ファイバセンサ1Qを示している。
この光ファイバセンサ1Qは、図23に示す第16実施形態に係る光ファイバセンサ1Pと同様に、MZI19qを用いると共に、偏波変動のみを検出するための専用の経路(第3経路)を設けている。これにより、干渉波Aのみを含む第1光波(左回りの光)41を第1光検出器14aに入射させ、干渉波Bのみを含む第2光波(右回りの光)42を第2光検出器14bに入射させ、そして、偏波変動波のみを含む第3光波43を専用の経路で第3光検出器14cに入射させるようにしている。特に、本実施形態では、偏波変動のみを検出するための専用の経路に反射端55を設けることにより、偏光子が1つで済むようにしている。
(2)偏光性の低い光源+デポラライザ+偏光子
また、上記各実施形態で説明した光ファイバセンサのうち、偏光性の高い光源を用いる光ファイバセンサは、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバに光波を送出する「光源部」として、次のいずれかの形態をとり得る。
(1)偏光性の高い光源そのまま
(2)偏光性の高い光源+デポラライザ+偏光子
10,10c,10f,10h,10j,10k,10l,10m,10n,10p,10q:測定用光ファイバ
11,11´,11a,11b,11a´,11b´:光源
12:測定領域
13,13´,13a,13b,13a´,13b´:光波
14,14a,14b,14c:光検出器
15,15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15i,15j,15l,15m,15n,15p,15q,15r,15s,15t,15u:光ファイバ
16:解析装置
17,17a:1×2の第1カプラ
18:1×2の第2カプラ
18a:2×2の第2カプラ
19,19c,19p,19q:マッハツェンダー干渉計(MZI)
19l:マッハツェンダー干渉計(MZI)
19m:マッハツェンダー干渉計(MZI)
20,21,20c,21c,20l,21l,20m,21m,20p,21p,20q,21q:第1測定用光ファイバ
22,22l,22n,22p,22q:第2測定用光ファイバ
23,24,24a,24b,56,57:偏光子
25:デポラライザ
35,36:光サーキュレータ
38:第1光波
39:第2光波
41:第1光波
42:第2光波
43:第3光波
51,52,53:カプラ
Claims (31)
- 光源と、外力を検出する測定領域を経由して敷設された光ファイバと、前記光源から送出され前記光ファイバを伝搬した光波を受光する光検出器と、前記光ファイバの一部を成す前記測定領域内の測定用光ファイバとを備え、
前記測定用光ファイバは、前記光源から送出された光波の光路を複数に分けその後干渉させることにより外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能、および外力に応じて変動する偏波変動波を発生する機能を備え、
前記測定用光ファイバで発生した前記干渉波と前記偏波変動波を含む光波が前記光検出器で受光されることを特徴とする光ファイバセンサ。 - 前記干渉計としてマッハツェンダー干渉計を備えることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
- 前記光源は直線偏光性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、
前記2本の第1光ファイバを伝搬した光波が伝搬する偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記第2測定用光ファイバは2つの偏光子で挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、該第1測定用光ファイバを伝搬した光波が伝搬する偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記第2測定用光ファイバと前記光検出器とを接続する光ファイバに偏光子が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバであり、
前記マッハツェンダー干渉計は2つの偏光子で挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバであり、
前記2本の第1測定用光ファイバと前記光検出器とを接続する光ファイバに偏光子が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源としてそれぞれ直線偏光性の低い2つの光源が設けられ、前記光検出器として2つの光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1の偏光子と第2の偏光子とで挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記2つの光源の一方から送出されて前記2本の第1測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の一方で受光され、かつ、前記2つの光源の他方から送出されて前記第2測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の他方で受光されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源としてそれぞれ直線偏光性の高い2つの光源が設けられ、前記光検出器として2つの光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1の偏光子と第2の偏光子とで挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記第2測定用光ファイバと前記2つの光検出器の一方とを接続する光ファイバに偏光子が設けられており、
前記2つの光源の一方から送出されて前記2本の第1測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の他方で受光され、かつ、前記2つの光源の他方から送出されて前記第2測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の一方で受光されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の低い光源であり、前記光検出器として2つの光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1の偏光子と第2の偏光子とで挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記光源から送出され、1×2カプラで分岐されて前記2本の第1測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の一方で受光され、かつ、前記光源の他方から送出され、前記1×2カプラで分岐されて前記第2測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の他方で受光される前記1×2カプラで分岐された他方の光波を前記第1の偏光子で直線偏光の光に変換して前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第2の偏光子を介して前記第2光検出器に入射させる第2経路と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の高い光源であり、前記光検出器として2つの光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、
前記第2測定用光ファイバと前記2つの光検出器の一方とを接続する光ファイバに偏光子が設けられており、
前記光源から送出され、1×2カプラで分岐されて前記2本の第1測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の他方で受光され、かつ、前記光源の他方から送出され、前記1×2カプラで分岐されて前記第2測定用光ファイバを伝搬した光波が前記2つの光検出器の一方で受光されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。 - 前記干渉計として光ファイバリング干渉計を備えることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
- 前記光源は直線偏光性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、前記光源に接続された第1の端子、前記光検出器に接続された第2の端子、第3の端子および第4の端子の4つの端子を有する2×2カプラと、該カプラの第3の端子と第4の端子との間に接続された光ファイバリングとを有する前記光ファイバリング干渉計の前記光ファイバリングの一部であり、
前記光源と前記第1の端子の間および前記光検出器と前記第2の端子の間に偏光子がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項11に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線偏光性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、前記光源に接続された第1の端子、前記光検出器に接続された第2の端子、第3の端子および第4の端子の4つの端子を有する2×2カプラと、該カプラの第3の端子と第4の端子との間に接続された光ファイバリングとを有する前記光ファイバリング干渉計の前記光ファイバリングの一部であり、
前記光検出器と前記第2の端子の間に偏光子が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光検出器の出力に基づき前記測定用光ファイバに加わった外力を検出する解析装置を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の光ファイバセンサ。
- 光源と、外力を検出する測定領域を経由して敷設された光ファイバと、前記光源から送出され前記光ファイバを伝搬した光波を受光する少なくとも2つの光検出器とを備え、
前記光ファイバの一部を成す前記測定領域内の測定用光ファイバは、前記光源から送出された光波の光路を複数に分けその後干渉させることにより外力に応じて変動する干渉波を発生する干渉計の機能、および外力に応じて変動する偏波変動波を発生する機能を備え、かつ、
前記光源から送出される光波を分岐して前記測定用光ファイバ中を互いに異なる方向に伝搬させ、前記測定用光ファイバ中を互いに異なる方向に伝搬した2つの光をそれぞれ前記2つの光検出器に入射させる手段を備えることを特徴とする光ファイバセンサ。 - 前記干渉計としてマッハツェンダー干渉計を備えることを特徴とする請求項15に記載の光ファイバセンサ。
- 前記光源は直線性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の測定用光ファイバであり、かつ、
前記光源から送出された光波を第1の偏光子で直線偏光に変換した後2分岐し、2分岐された一方の光波を前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、第2の偏光子を通して前記2つの光検出器の一方に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、第3の偏光子を通して前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の測定用光ファイバであり、かつ、
前 記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、第1の偏光子を通して前記2つの光検出器の一方に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、第2の偏光子を通して前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1および第2の偏光子で挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第1の偏光子で直線偏光の光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第2の偏光子に通し、前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させて前記2つの光検出器の一方に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2の偏光子で直線偏光の光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第1の偏光子に通し、前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第2測定用光ファイバを伝搬させた後、前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、第1の偏光子に通して前記2つの光検出器の一方に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させた後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、第2の偏光子に通して前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1および第2の偏光子で挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の第2測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通って第1の偏光子で直線偏光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第2の偏光子に通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記2本の第2測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通って前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、偏光子に通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、2×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の測定用光ファイバであり、かつ、
前記光源から送出された光波を直線偏光に変換する第1の偏光子と、
前記第1の偏光子で直線偏光に変換された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1カプラの2つの入出力端子の一方を通って前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端子の他方に入射させて前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通って前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、2×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の測定用光ファイバであり、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1カプラの2つの入出力端子の一方を通って前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端子の他方に入射させて前記2本の測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通って前記2つの光検出器の他方に入射させる第2経路と、
前記2つの光検出器から出射される2つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、2×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1および第2の偏光子で挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を、前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1カプラの2つの入出力端の一方を通って前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端の他方に入射させ、前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の一方を通って前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端の他方に入射させ、前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通り、前記第1の偏光子で直線偏光の光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第2の偏光子に通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、2×2の第1カプラ、2×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐し、2分岐された一方の光波を、前記第2カプラの2つの入出力端子の一方に入射させて前記2本の第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1カプラの2つの入出力端の一方を通って前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端の他方に入射させ、前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の一方を通って前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記2分岐された他方の光波を前記第1カプラの2つの入出力端の他方に入射させ、前記2本の第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2カプラの2つの入出力端子の他方を通り、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、偏光子に通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、第1および第2の偏光子で挟まれた偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐する第1の1×2カプラと、該第1の1×2カプラで2分岐された一方の光波を2分岐する第2の1×2カプラと、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の一方を、前記マッハツェンダー干渉計の第2カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の他方を、前記マッハツェンダー干渉計の第1カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記第1の1×2カプラで2分岐された光波の他方を、前記第1の偏光子で直線偏光の光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、前記第2の偏光子を通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源から送出された光波を2分岐する第1の1×2カプラと、該第1の1×2カプラで2分岐された一方の光波を2分岐する第2の1×2カプラと、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の一方を、前記マッハツェンダー干渉計の第2カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の他方を、前記マッハツェンダー干渉計の第1カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記第1の1×2カプラで2分岐された光波の他方を前記第2測定用光ファイバを伝搬させ、偏光子を通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の低い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源に2つの入出力端の一方が接続され該光源から送出される光波を2分岐する第1の2×2カプラと、
前記第1の2×2カプラで2分岐された一方の光波を2分岐する第2の1×2カプラと、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の一方を、前記マッハツェンダー干渉計の第2カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の他方を、前記マッハツェンダー干渉計の第1カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記第1の2×2カプラで2分岐された光波の他方を、偏光子で直線偏光の光に変換した後、前記第2測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、反射端で反射させて前記第2測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記偏光子および前記第1の2×2カプラ(53)の2つの入出力端の他方を通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記光源は直線性の高い光源であり、前記少なくとも2つの光検出器として、第1、第2および第3光検出器が設けられており、
前記測定領域内の前記測定用光ファイバは、1×2の第1カプラ、1×2の第2カプラ、および該両カプラ間に接続された2本の第1測定用光ファイバを有する前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバと、偏波変動検出用の第2測定用光ファイバと、を備え、かつ、
前記光源に2つの入出力端の一方が接続され該光源から送出される光波を2分岐する第1の2×2カプラと、
前記第1の2×2カプラで2分岐された一方の光波を2分岐する第2の1×2カプラと、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の一方を、前記マッハツェンダー干渉計の第2カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、前記第1光検出器に入射させる第1経路と、
前記第2の1×2カプラで2分岐された光波の他方を、前記マッハツェンダー干渉計の第1カプラに入射させて、前記第1測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第2光検出器に入射させる第2経路と、
前記第1の2×2カプラで2分岐された光波の他方を前記第2測定用光ファイバを一方向に伝搬させ、反射端で反射させて前記第2測定用光ファイバを他方向に伝搬させ、前記第1の2×2カプラの2つの入出力端の他方および偏光子を通して前記第3の光検出器に入射させる第3経路と、
前記第1、第2および第3光検出器から出射される3つの電気信号に基づき、前記測定領域における外力を受けた位置或いは区間を特定する解析手段と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバセンサ。 - 前記測定領域を複数の測定領域に分割し、分割した各測定領域に、前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバをそれぞれ設け、前記各測定領域に設けた前記マッハツェンダー干渉計の前記2本の第1測定用光ファイバをカプラで縦接続したことを特徴とする請求項2乃至10、及び請求項16乃至22のいずれか1つに記載の光ファイバセンサ。
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