JP5366383B2 - センサユニット - Google Patents
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Description
(1)モールド材料と内蔵させる部品との接着性が期待できない。
(2)内蔵する電子部品の自己発熱および環境温度の変化によって、モールド材料と内蔵部品との間の熱膨張差に起因して両者間に隙間が生じ、防水性に問題がある。
(3)モールドされたセンサユニットに外力が加わり、モールド材に塑性変形が発生した場合にも、モールド材と内蔵部品間に隙間が生じ、防水性に問題がある。
センサデバイスと、前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、ケーブル芯線と、ケーブル絶縁被覆と、ケーブルカバーの一部に、絶縁性を有する液体との表面張力を小さくするような親油性の被膜を、予め形成した場合、隙間に上記液体をスムーズに含浸させることができる。
この発明において、前記センサデバイスは磁気式センサであることが好ましい。この発明において、前記磁気式センサは、ホールセンサ、磁気抵抗素子、巨大磁気抵抗素子、またはコイルから成る構成であることが好ましい。前記磁気式センサは、自動車の車輪用軸受装置に取り付け可能に構成されることが好ましい。この構成によると、機械的強度、防水性、耐候性、および耐薬品性などの性能を備える自動車部品を実現することができる。
隙間等に含浸させる液体LQについて説明する。
前記液体LQとして、たとえばシリコンオイル等の絶縁性に優れた液体であって、使用環境温度状態(100℃の高温状態においても)低蒸気圧性能を備えた液体を適用することが可能である。前記液体LQには、シリコンオイル以外には、フッ素系オイルや炭化水素系など、使用温度環境において、2×10-1Paといった低蒸気圧性能を有する、例えば真空ポンプ油で利用できるものであればよい。
外方部材51は固定側の部材であり、内方部材52は回転側の部材である。各列の転動体53は、各列毎に保持器54に保持されており、外方部材51の内周に形成された複列の転走面55と、内方部材52の外周に形成された複列の転走面56との間に介在する。これら車輪用軸受は、複列のアンギュラ玉軸受型とされ、両列の転走面55,55,56,56は、互いに接触角が背面合わせとなるように形成されている。以下、各図の車輪用軸受を個別に説明する。
外方部材51と内方部材52間の軸受空間の両端は、接触シール等からなる密封装置61,62によって密封されている。
ケーブル8Aは、図1のケーブル芯線6、ケーブル絶縁被覆7、およびケーブルカバー8で構成される。図1の例ではケーブルを直線状に示しているが、図5の例の車輪用軸受に搭載する場合、センサユニット1は、例えば図13に示すようにケーブル8Aを屈曲させる。同図において、図1のモールド材3で構成される部分は、その概略断面形状を想像線で図示している。
この構成の場合、外方部材51に、図5の例のセンサ取付孔63が設けられないため、センサ取付孔63からの水の浸入の問題がない。その他の構成,効果は、図5の例と同様である。
この構成の場合、磁気エンコーダ71が密封装置61により、外部空間に対して密封され、磁気エンコーダ71とセンサユニット1との間に異物を噛み込むこと等が防止される。その他の構成,効果は、図7の例と同様である。
等速ジョイント80は、その外輪81の球形内面と内輪82の球形外面とに、軸方向に沿う軌道溝をそれぞれ複数形成し、対向する軌道溝間にトルク伝達ボール84を介在させたものである。トルク伝達ボール84は保持器85に保持される。内輪82はシャフト86に嵌合させる。等速ジョイント外輪81は、カップ部81aの外底面から中空軸状のステム部81bが突出する。このステム部81bを車輪用軸受のハブ輪57A内に挿入し、拡径加締によりハブ輪57Aと一体に結合している。ハブ輪57Aおよび等速ジョイント外輪81に、内方部材52の各列の転走面56が形成される。等速ジョイント外輪81のカップ部81aの開口とシャフト86の外周との間には、蛇腹状のブーツ87が被せてある。
この例においても、センサユニット1につき図5の例と同様の作用、効果が得られる。
2…センサアッシ
3…モールド材
4…センサ
6…ケーブル芯線
7…ケーブル絶縁被覆
8…ケーブルカバー
12…車輪用軸受装置
LQ…液体
Claims (7)
- センサデバイスと、
前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、
前記センサデバイスに電気的に接続され、該センサデバイスからのセンシング情報を出力するケーブルと、を備え、
このケーブルは、ケーブル芯線と、このケーブル芯線の電気的絶縁を確保するケーブル絶縁被覆と、このケーブル絶縁被覆の一部を覆うケーブルカバーとを有し、
前記センサデバイスを覆った覆い材、およびケーブルの少なくとも一部を、減圧環境下において、絶縁性を有する液体に浸し、前記センサデバイスと覆い材との間の隙間に、前記液体を含浸させて成り、センサデバイスと、前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、ケーブル芯線と、ケーブル絶縁被覆と、ケーブルカバーの一部に、絶縁性を有する液体との表面張力を小さくするような親油性の被膜を、予め形成することを特徴とするセンサユニット。 - センサデバイスと、
前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、
前記センサデバイスに電気的に接続され、該センサデバイスからのセンシング情報を出力するケーブルと、を備え、
このケーブルは、ケーブル芯線と、このケーブル芯線の電気的絶縁を確保するケーブル絶縁被覆と、このケーブル絶縁被覆の一部を覆うケーブルカバーとを有し、
前記センサデバイスを覆った覆い材、およびケーブルの少なくとも一部を、減圧環境下において、絶縁性を有する液体に浸し、前記ケーブルのケーブル芯線とケーブル絶縁被覆との間の隙間、または前記覆い材とケーブルとの間の隙間に、絶縁性を有する液体を含浸させて成り、センサデバイスと、前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、ケーブル芯線と、ケーブル絶縁被覆と、ケーブルカバーの一部に、絶縁性を有する液体との表面張力を小さくするような親油性の被膜を、予め形成することを特徴とするセンサユニット。 - センサデバイスと、
前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、
前記センサデバイスに電気的に接続され、該センサデバイスからのセンシング情報を出力するケーブルと、を備え、
このケーブルは、ケーブル芯線と、このケーブル芯線の電気的絶縁を確保するケーブル絶縁被覆と、このケーブル絶縁被覆の一部を覆うケーブルカバーとを有し、
前記センサデバイスを覆った覆い材、およびケーブルの少なくとも一部を、減圧環境下において、絶縁性を有する液体に浸し、前記センサデバイスと覆い材との間の隙間、前記ケーブルのケーブル芯線とケーブル絶縁被覆との間の隙間、および前記覆い材とケーブルとの間の隙間に、絶縁性を有する液体を含浸させて成り、センサデバイスと、前記センサデバイスを覆う覆い材であって、プラスチックもしくは熱可塑性エラストマもしくはゴム弾性を示す材料から成る覆い材と、ケーブル芯線と、ケーブル絶縁被覆と、ケーブルカバーの一部に、絶縁性を有する液体との表面張力を小さくするような親油性の被膜を、予め形成することを特徴とするセンサユニット。 - 請求項2または請求項3において、前記ケーブルのケーブル絶縁被覆とケーブルカバーとの間の隙間に、絶縁性を有する液体を含浸させて成ることを特徴とするセンサユニット。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、前記センサデバイスは磁気式センサであることを特徴とするセンサユニット。
- 請求項5において、前記磁気式センサは、ホールセンサ、磁気抵抗素子、巨大磁気抵抗素子、またはコイルから成ることを特徴とするセンサユニット。
- 請求項1〜6のいずれか1項において、前記センサデバイスは、自動車の車輪用軸受装置に取り付け可能に構成されることを特徴とするセンサユニット。
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