JP5364334B2 - 医用画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、医用画像処理装置に関する。
近年、医用画像を用いた有効な診断手法の一つとして、医用画像を定期的に撮影し、医用画像に撮影された病変部の解析を定期的に行うことが行われている。例えば、下肢閉塞性動脈硬化症の診断では、下肢の動脈を被写体とする医用画像を定期的に撮影し、医用画像に撮影された血管の狭窄率を定期的に算出することで、治療適応や予後の検討等が行われる。
ここで、従来、管状構造体が撮影された医用画像の解析には、解析用のソフトウェアが用いられている(例えば、特許文献1など)。まず、血管の芯線を抽出する開始点が医師や技師によって手動で設定され、芯線の抽出がソフトウェアによって実行される。続いて、血管の狭窄箇所が医師や技師によって目視で探し出され、狭窄率算出のための狭窄率計測範囲が手動で設定される。血管の狭窄箇所が複数存在する場合には、複数の狭窄率計測範囲が手動で設定される。そして、狭窄率の算出がソフトウェアによって実行される。
特開2004−283373号公報
ところで、上記した従来の技術では、管状構造体が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷が高いという課題があった。すなわち、上記した従来の技術では、例えば、下肢の動脈が撮影された複数の医用画像を解析して狭窄率を算出する際、医師や技師は、医用画像ごとに、開始点や狭窄率計測範囲を手動で設定しなければならなかった。このため、医師や技師の負荷が高くなり、医師や技師の作業効率が低下していた。
なお、上記した課題は、下肢の動脈が撮影された複数の医用画像を解析して狭窄率を算出する際に限られるものではない。例えば、気管支や大腸が撮影された複数の医用画像を解析して腫瘍の変化を求める際などにも同様に課題となる。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の課題を解決するためになされたものであり、管状構造体が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能な医用画像処理装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、被検体の管状構造体が第一の検査で撮影された第一の医用画像から抽出された当該管状構造体の芯線を示す芯線情報を用いて、当該被検体の同一管状構造体が第二の検査で撮影された第二の医用画像から当該管状構造体の芯線情報を抽出する芯線情報抽出手段と、前記芯線情報抽出手段によって抽出された芯線情報及び前記第一の医用画像に撮影された管状構造体について決定された関心領域の位置を示す位置情報を用いて、前記第二の医用画像に撮影された管状構造体について関心領域の位置を決定する関心領域決定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、管状構造体が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷を軽減し、作業効率を向上する。
以下に添付図面を参照して本発明に係る医用画像処理装置の実施例を詳細に説明する。まず、実施例1に係る医用画像処理装置の概要を説明し、続いて、構成、処理手順及び効果を説明する。
[実施例1に係る医用画像処理装置の概要]
まず、図1を用いて、実施例1に係る医用画像処理装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る医用画像処理装置の概要を説明するための図である。
実施例1に係る医用画像処理装置は、下肢の動脈が撮影された複数の医用画像を解析して狭窄率を算出する。図1では、複数の医用画像として、初回の検査で撮影された医用画像と今回の検査で撮影された医用画像とを例示する。なお、(A−1)〜(A−2)は同じ医用画像であり、(B−1)〜(B−3)も同じ医用画像であるが、説明の便宜上、複数枚に分けて示すものである。
ここで、実施例1に係る医用画像処理装置は、初回の検査で撮影された医用画像(以下、適宜、初回検査の医用画像と呼ぶ)については既に解析し、狭窄率を算出しているものと想定する。このため、図1の(A−1)に示すように、初回検査の医用画像については、血管の芯線を抽出する開始点である「芯線抽出開始点」が既に設定され、「芯線」および「分岐点」が既に抽出され、「狭窄箇所」が既に設定されている。
このような想定の下、実施例1に係る医用画像処理装置は、図1に示すように、今回の検査で撮影された医用画像(以下、適宜、今回検査の医用画像と呼ぶ)を解析して狭窄率を算出する際に、初回検査の医用画像から抽出された「芯線抽出開始点」、「分岐点」及び「狭窄箇所」を用いる。
具体的に説明すると、実施例1に係る医用画像処理装置は、図1の(B−1)に示すように、初回検査の医用画像の「芯線抽出開始点」を用いて、今回検査の医用画像の「芯線抽出開始点」を設定する。
そして、医用画像処理装置は、図1の(B−2)に示すように、「芯線」及び「分岐点」の抽出を実行する。
続いて、医用画像処理装置は、図1の(B−3)に示すように、今回検査の医用画像の「芯線」及び「分岐点」と、初回検査の医用画像の「芯線」、「分岐点」及び「狭窄箇所」とを用いて、今回検査の医用画像の「狭窄箇所」を設定する。
そして、医用画像処理装置は、狭窄率の算出を実行する。
このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置によれば、管状構造体が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能になる。
すなわち、従来の技術では、例えば、下肢の動脈が撮影された複数の医用画像を解析して狭窄率を算出する際、医師や技師は、医用画像ごとに、芯線抽出開始点や狭窄箇所を手動で設定しなければならなかった。
しかしながら、実施例1に係る医用画像処理装置によれば、初回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を自動的に設定することができる。また、実施例1に係る医用画像処理装置によれば、初回の検査で撮影された医用画像の分岐点及び狭窄箇所を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の狭窄箇所を自動的に設定することができる。この結果、医師や技師は、医用画像ごとに芯線抽出開始点や狭窄箇所を手動で設定する必要がなくなるので、医師や技師の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能になる。
[実施例1に係る医用画像処理装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る医用画像処理装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る医用画像処理装置の構成を示すブロック図である。
実施例1に係る医用画像処理装置10は、図2に示すように、医用画像入力部11と入力部12と出力部13と記憶部20と制御部30とを含む。また、記憶部20は、図2に示すように、基準情報記憶部21と時系列情報記憶部22とを含む。また、制御部30は、芯線始点決定部31と芯線抽出部32と狭窄率計測範囲決定部33と狭窄率算出部34と結果表示部35とを含む。
なお、実施例1に係る医用画像処理装置10は、PACS(Picture Archiving and Communication System)のネットワークを介して外部装置である医用画像撮影装置100と接続され、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に則って医用画像撮影装置100から送信された医用画像を受信する。医用画像撮影装置100は、例えば、非造影MRA(Magnetic Resonance Angiography)、造影MRA、造影CTA(Computed Tomography Angiography)、X線アンギオ等の撮影手法を用いて医用画像を撮影し、医用画像処理装置10に送信する。
医用画像入力部11は、医用画像撮影装置100から送信された医用画像の入力を受け付ける。具体的には、医用画像入力部11は、PACSのネットワークを介して医用画像撮影装置100と接続され、医用画像の入力を受け付け、受け付けた医用画像を時系列情報記憶部22に格納する。また、医用画像入力部11は、医用画像を受け付けた旨を芯線始点決定部31に通知する。なお、実施例1において、医用画像入力部11は、時系列で行われた複数回の検査の内、初回の検査を除く第2回以降の検査で撮影された医用画像の入力を受け付ける。
入力部12は、医用画像処理装置10を操作する解析者による操作指示の入力を受け付ける。具体的には、入力部12は、記憶部20と制御部30と接続され、操作指示の入力を受け付け、受け付けた操作指示を記憶部20や制御部30に通知する。例えば、入力部12は、キーボード、マウス等で実現され、第N回検査の医用画像について狭窄率を算出させる操作指示や、狭窄率の推移、変化の度合いを出力部13に表示させる操作指示等の入力を受け付ける。
出力部13は、解析者による操作結果を表示する。例えば、出力部13は、モニタやプリンタ等で実現され、第N回検査の医用画像について算出された狭窄率や、狭窄率の推移、変化の度合い等を出力する。
基準情報記憶部21は、複数の医用画像の内、基準となる医用画像に関する情報(以下、適宜、基準情報と呼ぶ)を記憶する。ここで、実施例1においては、解析者が、基準情報を医用画像処理装置10に予め登録していることを想定する。具体的には、基準情報記憶部21は、芯線始点決定部31と狭窄率計測範囲決定部33と接続され、基準情報記憶部21が予め記憶する基準情報は、芯線始点決定部31や狭窄率計測範囲決定部33による処理に利用される。
例えば、基準情報記憶部21は、初回検査の医用画像(以下、適宜、基準3次元画像データと呼ぶ)、基準3次元画像データから抽出された血管の芯線を示す芯線情報(以下、適宜、基準3次元血管芯線データと呼ぶ)、及び基準3次元画像データに撮影された血管について決定された狭窄率計測範囲(以下、適宜、基準狭窄率計測範囲データと呼ぶ)を予め記憶する。なお、これらの基準情報は、例えば、公知の技術である解析用のソフトウェア(例えば、特許文献1など)が用いられることによって初回検査の医用画像が解析され、取得される。
ここで、図3および図4を用いて、基準情報記憶部21が記憶する基準情報を説明する。図3は、基準情報記憶部を説明するための図であり、図4は、基準情報を説明するための図である。例えば、基準情報記憶部21は、図3に示すように、基準3次元画像データ(図3の(A)を参照)、基準3次元血管芯線データ(図3の(B)を参照)、及び基準狭窄率計測範囲データ(図3の(C)を参照)を記憶する。
基準3次元血管芯線データは、基準3次元画像データから抽出された血管の芯線を示す情報であり、x座標、y座標、及びz座標で示される座標情報である。例えば、基準情報記憶部21は、図3の(B)に示すように、等間隔にサンプリングされた点(「1」〜「n」)のx座標、y座標、及びz座標を記憶する。
また、基準3次元血管芯線データは、枝状に伸びる血管の芯線の1つの始点(以下、基準始点と呼ぶ)、複数の枝の分岐点(以下、基準分岐点と呼ぶ)、及び複数の枝の終点(以下、基準終点)の位置を示す位置情報を含む。基準始点は、図4に示す「Ss」にあたり、基準分岐点は、図4に示す「Bs1」〜「Bs6」にあたり、基準終点は、図4に示す「Es1」〜「Es7」にあたる。例えば、基準情報記憶部21は、図3の(B)に示すように、基準始点である「Ss」、基準分岐点である「Bs1」等、基準終点である「Es1」等を座標情報に対応づけて記憶する。
基準狭窄率計測範囲データは、血管について決定された狭窄率計測範囲を示す情報であり、x座標、y座標、及びz座標で示される座標情報であり、図4に示す「Rs1s」〜「Rs3e」にあたる。なお、狭窄率計測範囲の始点が「Rs#s」にあたり、狭窄率計測範囲の終点が「Rs#e」にあたる。例えば、基準情報記憶部21は、図3の(C)に示すように、「Rs1s」〜「Rs3e」の座標情報を記憶する。
時系列情報記憶部22は、複数の医用画像に関する情報(以下、適宜、時系列情報と呼ぶ)を記憶する。具体的には、時系列情報記憶部22は、医用画像入力部11と接続され、医用画像入力部11によって格納される第2回以降の検査で撮影された医用画像を記憶する。また、時系列情報記憶部22は、芯線始点決定部31と芯線抽出部32と狭窄率計測範囲決定部33と狭窄率算出部34と結果表示部35と接続され、時系列情報記憶部22が記憶する医用画像は、芯線始点決定部31、芯線抽出部32、狭窄率計測範囲決定部33、狭窄率算出部34、及び結果表示部35による処理に利用される。また、時系列情報記憶部22は、芯線始点決定部31、芯線抽出部32、狭窄率計測範囲決定部33、及び狭窄率算出部34によって格納される処理の結果を記憶する。
例えば、時系列情報記憶部22は、医用画像(以下、適宜、3次元画像データと呼ぶ)、3次元画像データから抽出された血管の芯線を示す芯線情報(以下、適宜、3次元血管芯線データと呼ぶ)、3次元画像データに撮影された血管について決定された狭窄率計測範囲(以下、適宜、狭窄率計測範囲データと呼ぶ)、及び算出された狭窄率を、第2回以降の検査について時系列で記憶する。なお、時系列情報記憶部22が記憶する時系列情報は、基準情報記憶部21が記憶する基準情報と一致する座標系で定義される。
芯線始点決定部31は、時系列情報記憶部22に格納された所定回検査の3次元画像データが描出する医用画像について、始点を決定する。この時、芯線始点決定部31は、基準情報記憶部21に記憶されている基準3次元血管芯線データを用いる。具体的には、芯線始点決定部31は、医用画像入力部11と基準情報記憶部21と時系列情報記憶部22と芯線抽出部32と接続される。
芯線始点決定部31は、所定回検査で撮影された医用画像を受け付けた旨を医用画像入力部11から通知されると、時系列情報記憶部22を検索し、所定回検査の3次元画像データを取得する。また、芯線始点決定部31は、基準情報記憶部21を検索し、基準3次元画像データ及び基準3次元血管芯線データを取得する。また、芯線始点決定部31は、所定回検査の3次元画像データ、基準3次元画像データ、及び基準3次元血管芯線データを用いて始点を決定し、決定した始点を芯線抽出部32に通知する。
ここで、実施例1における芯線始点決定部31は、始点を決定するにあたり、基準3次元画像データ及び所定回検査の3次元画像データの輝度情報を用いて両医用画像の位置ずれを予め補正する。下肢閉塞性動脈硬化症等、血管が撮影された医用画像を解析する際に決定される芯線抽出開始点は、通常、腹大動脈等、太くかつ体動による位置ずれの影響が少ない血管に設定される。このため、所定回検査の医用画像についての始点を基準始点と同じ位置に決定してもよいが、万一始点が血管外に設定されることを回避することを目的として、実施例1における芯線始点決定部31は、位置ずれを補正する。
すなわち、まず、実施例1における芯線始点決定部31は、基準3次元画像データ及び所定回検査の3次元画像データから、血管芯線に直交し、基準始点Ss(x座標、y座標、及びz座標)を中心位置とする2次元断面画像を生成する。次に、芯線始点決定部31は、両2次元断面画像に対して2値化処理を実行し、造影血管の輝度値領域(値1)とそれ以外の領域(値0)とに2値化する。2値化処理を実行する際の閾値としては、例えば、医用画像がCT装置によって撮影されたCT画像である場合には、CT値が200HU以上を値1とし、200HU未満を値0とする。なお、図5は、基準3次元画像データから生成された2次元断面画像と、その2値化処理後の2値化画像とを示すものである。図5は、2次元断面画像を説明するための図である。
ここで、基準3次元画像データから取得された2値化画像をf(x,y)とし、所定回検査の3次元画像データから取得された2値化画像をf(x,y)とすると、両医用画像の相関関数は、以下の(1)式で示される。
Figure 0005364334
相関関数r(l,m)が最大となる(l,m)を(l,m)とすると、芯線始点決定部31は、2次元断面画像上で基準始点Ssを(l,m)平行移動した座標に、所定回検査の3次元画像データについての始点Snを決定する。
芯線抽出部32は、所定回検査の3次元画像データが描出する医用画像から3次元血管芯線データを抽出する。具体的には、芯線抽出部32は、芯線始点決定部31と時系列情報記憶部22と狭窄率計測範囲決定部33と接続される。
芯線抽出部32は、所定回検査の3次元画像データについて決定された始点Snを芯線始点決定部31から通知されると、時系列情報記憶部22を検索し、所定回検査の3次元画像データを取得する。また、芯線抽出部32は、公知の技術であるアルゴリズム(例えば、特許文献1など)を用いて、所定回検査の3次元画像データから3次元血管芯線データを抽出する。また、芯線抽出部32は、抽出した3次元血管芯線データを時系列情報記憶部22に格納し、所定回検査の3次元血管芯線データを抽出した旨を狭窄率計測範囲決定部33に通知する。
狭窄率計測範囲決定部33は、所定回検査の3次元画像データから抽出された3次元血管芯線データについて、狭窄率計測範囲を決定する。この時、狭窄率計測範囲決定部33は、基準情報記憶部21に記憶されている基準3次元血管芯線データ及び基準狭窄率計測範囲データを用いる。具体的には、狭窄率計測範囲決定部33は、基準情報記憶部21と時系列情報記憶部22と芯線抽出部32と狭窄率算出部34と接続される。
狭窄率計測範囲決定部33は、所定回検査の3次元血管芯線データを抽出した旨を芯線抽出部32から通知されると、時系列情報記憶部22を検索し、所定回検査の3次元血管芯線データを取得する。また、狭窄率計測範囲決定部33は、基準情報記憶部21を検索し、基準3次元血管芯線データを取得する。また、狭窄率計測範囲決定部33は、所定回検査の3次元血管芯線データ及び基準3次元血管芯線データを用いて狭窄率計測範囲を決定し、決定した狭窄率計測範囲を時系列情報記憶部22に格納する。また、狭窄率計測範囲決定部33は、狭窄率計測範囲を決定した旨を狭窄率算出部34に通知する。
まず、実施例1における狭窄率計測範囲決定部33は、基準3次元血管芯線データから、分岐点と狭窄率計測範囲との相対的な位置関係を示す相対情報RPを算出する。なお、図6に、基準3次元血管芯線データと所定回検査の3次元血管芯線データとの対応関係を示す。図6は、基準3次元血管芯線データと所定回検査の3次元血管芯線データとの対応関係を示す図である。
例えば、「Rs1s」と「Rs1e」とで示される狭窄率計測範囲は、分岐点「Bs2」と「Bs3」との間に存在する。分岐点「Bs2」と「Bs3」との間の「Rs1s」の相対的な位置は、「Bs2」の位置を「0」として「Bs3」の位置を「1」とすると、以下の(2)で示される。
Figure 0005364334
なお、L(A,B)は、A点とB点との間の芯線上の距離を示す。
そこで、狭窄率計測範囲決定部33は、(2)式で算出されたRPを所定回検査の3次元血管芯線データに適用することで、所定回検査の3次元血管芯線データについて狭窄率計測範囲を決定する。すなわち、狭窄率計測範囲決定部33は、所定回検査の3次元血管芯線データである「Bn2」と「Bn3」とを以下の(3)式に代入し、所定回検査の3次元血管芯線データについて、「Bn2」と「Rn1s」との芯線上の距離を算出する。
Figure 0005364334
そして、狭窄率計測範囲決定部33は、「Bn2」から芯線上をL(Rn1s,Bn2)移動した座標に、所定回検査の3次元画像データについての狭窄率計測範囲「Rn1s」を決定する。なお、狭窄率計測範囲決定部33は、「Rn1e」、「Rn2s」、「Rn2e」、「Rn3s」、「Rn3e」についても同様に決定する。
狭窄率算出部34は、所定回検査の3次元血管芯線データについて決定された狭窄率計測範囲を用いて狭窄率を算出する。具体的には、狭窄率算出部34は、時系列情報記憶部22と狭窄率計測範囲決定部33と接続される。
狭窄率算出部34は、狭窄率計測範囲を決定した旨を狭窄率計測範囲決定部33から通知されると、時系列情報記憶部22を検索し、所定回検査の狭窄率計測範囲データを取得する。また、狭窄率算出部34は、公知の技術であるアルゴリズム(例えば、特許文献1など)を用いて、所定回検査の狭窄率計測範囲データから狭窄率を算出する。また、狭窄率算出部34は、算出した狭窄率を時系列情報記憶部22に格納する。
例えば、狭窄率SRは、狭窄率計測範囲の始点の血管内腔面積As、狭窄率計測範囲の終点の血管内腔面積Ae、及び、始点と終点との間における血管内腔の最小面積Amを用いて、以下の(4)式および(5)式で示される。
Figure 0005364334
Figure 0005364334
なお、血管内腔面積の代わりに血管内腔の最小径を用いる算出手法もあり、同様の計算式で示される。狭窄率算出部34は、全ての狭窄率計測範囲に対して同様に狭窄率を算出する。
結果表示部35は、第N回検査の医用画像について算出された狭窄率や、狭窄率の推移、変化の度合い等を出力部13に出力させる。具体的には、結果表示部35は、時系列情報記憶部22と接続され、時系列情報記憶部22に記憶されている狭窄率を用いて、狭窄率の推移、変化の度合い等を出力部13に出力させる。
例えば、結果表示部35は、図7に示すグラフを表示する。図7は、結果表示部による表示を説明するための図である。図7に示すグラフは、横軸が時系列の検査日であり、縦軸が狭窄率であるグラフを表示する。結果表示部35によって表示された図7に示すグラフから、医師や技師は、例えば、狭窄箇所が3箇所あり、定期的な検査の結果、治療要否判定基準値を超えた狭窄から順に治療を行い、治療後の経過観察の結果、狭窄1が再狭窄している推移を読み取ることができる。
[実施例1に係る医用画像処理装置の処理手順]
次に、図8を用いて、実施例1に係る医用画像処理装置の処理手順を説明する。図8は、実施例1に係る医用画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、実施例1に係る医用画像処理装置10は、医用画像入力部11が、医用画像撮影装置100から送信された医用画像の入力を受け付けたか否かを判定している(ステップS101)。受け付けていない場合には(ステップS101否定)、医用画像入力部11は、受け付けたか否かを判定する処理に戻る。
一方、受け付けた場合には(ステップS101肯定)、続いて、芯線始点決定部31が、所定回検査の3次元画像データが描出する医用画像について、基準3次元血管芯線データを用いて始点を決定する(ステップS102)。
次に、芯線抽出部32が、所定回検査の3次元画像データが描出する医用画像から3次元血管芯線データを抽出する(ステップS103)。この時、芯線抽出部32は、ステップS102において決定された始点から抽出を開始する。
そして、狭窄率計測範囲決定部33が、基準狭窄率計測範囲データを用いて、所定回検査の3次元画像データが描出する医用画像について、狭窄率計測範囲を決定する(ステップS104)。
続いて、狭窄率算出部34が、狭窄率を算出する(ステップS105)。この時、狭窄率算出部34は、ステップS104において決定された狭窄率計測範囲を用いて狭窄率を算出する。
そして、狭窄率算出部34が、算出した狭窄率を時系列情報記憶部22に格納することで(ステップS106)、医用画像処理装置10は、一連の処理を終了する。
このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置によれば、初回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を自動的に設定することができ、また、初回の検査で撮影された医用画像の分岐点及び狭窄箇所を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の狭窄箇所を自動的に設定することができる。この結果、医師や技師は、医用画像ごとに芯線抽出開始点や狭窄箇所を手動で設定する必要がなくなるので、医師や技師の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能になる。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1に係る医用画像処理装置10においては、芯線始点決定部31が、初回検査の医用画像から抽出された血管の芯線情報を用いて、所定回検査の医用画像から血管の芯線情報を抽出する。また、狭窄率計測範囲決定部33が、芯線抽出部32によって抽出された芯線情報及び初回検査の医用画像に撮影された血管について決定された狭窄率計測範囲を用いて、所定回検査の医用画像に撮影された血管について狭窄率計測範囲を決定する。
このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、下肢の動脈等が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能になる。
すなわち、従来の技術では、下肢の動脈等が撮影された複数の医用画像を解析して狭窄率を算出する際、医師や技師は、医用画像ごとに、芯線抽出開始点や狭窄箇所を手動で設定しなければならなかった。
しかしながら、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、初回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の芯線抽出開始点を自動的に設定することができる。また、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、初回の検査で撮影された医用画像の分岐点及び狭窄箇所を用いることで、今回の検査で撮影された医用画像の狭窄箇所を自動的に設定することができる。この結果、医師や技師は、医用画像ごとに芯線抽出開始点や狭窄箇所を手動で設定する必要がなくなるので、医師や技師の負荷を軽減し、作業効率を向上することが可能になる。
なお、上記してきたような手法に対し、初回検査で設定された狭窄箇所をそのまま再利用する手法が考えられる。しかしながら、下肢閉塞性動脈硬化症などの場合、図9の検査1と検査2とに示すように、検査ごとの撮影時の下肢の開きや関節の曲がり具合等の被検体の状態の違いによって、血管芯線及び狭窄範囲の位置がずれてしまうことがある。このため、単純に初回検査で設定された狭窄箇所をそのまま再利用するだけでは、精度良く狭窄箇所を決定し、狭窄率を算出することができない。なお、図9は、検査ごとの被検体の状態の違いを説明するための図である。
また、実施例1における芯線始点決定部31は、芯線の始点を示す基準始点を用いて、所定回検査の医用画像から芯線情報を抽出する際の始点を決定し、狭窄率計測範囲決定部33は、芯線の分岐点と狭窄率計測範囲との相対的な位置関係を示す基準情報を用いて、狭窄率計測範囲を決定する。このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、芯線抽出開始点を決定する際に初回検査の芯線抽出開始点を流用し、狭窄率計測範囲を決定する際にも初回検査の狭窄率計測範囲を流用するので、簡易な手法で医師や技師の負荷を軽減することが可能になる。
また、実施例1における芯線始点決定部31は、初回検査の医用画像及び所定回検査の医用画像の輝度情報を用いて両医用画像の位置ずれを補正してから始点を決定する。このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、簡易かつ高精度な手法で医師や技師の負荷を軽減することが可能になる。
また、実施例1に係る医用画像処理装置10は、狭窄率を算出する狭窄率算出部34をさらに備える。このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、決定された狭窄率計測範囲について、狭窄率を算出することも可能になる。
また、実施例1に係る医用画像処理装置10は、結果表示部35をさらに備え、狭窄率算出部34によって算出された狭窄率を用いて、狭窄率の推移や悪化の度合いを表示する。このようなことから、実施例1に係る医用画像処理装置10によれば、算出された狭窄率を視覚的に把握することも可能になる。
[他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例1について説明してきたが、本発明は上記した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[結果表示部による表示]
上記の実施例1では、結果表示部による表示として図7を例示したが、結果表示部による表示はこれに限られるものではない。例えば、図10や図11のように表示してもよい。図10及び図11は、結果表示部による表示を説明するための図である。
図10の表示形態では、結果表示部35は、画面右上の狭窄率推移グラフ上の「検査日のインジケータ」がマウス等によって左右に移動されて所定の検査日が選択されると、選択された検査日の3次元画像データのMIP(Maximum Intensity Projection)画像を画面左側に表示する。また、結果表示部35は、各狭窄箇所の悪化度合いをMIP画像の左下に示されたインジケータに基づき色づけして表示する。なお、結果表示部35は、悪化度合いの指標を、その検査日とその前後の検査日とに関する狭窄率推移グラフ上での3つの回帰直線の傾きに基づき定義しており、傾きが大きいほど悪化度合いが大きいと判定し、赤色等の警告色でMIP画像上の狭窄箇所に目印をつける。
また、結果表示部35は、画面右下に、各検査日の各狭窄箇所の血管芯線に直交したMPR(Multi Planar Reconstruction)画像を表示する。また、結果表示部35は、「検査日のインジケータ」で示されている検査日のMPR画像については、フレーム枠の表示色を変えるなどしてハイライト表示し、さらにその検査日の3次元画像データの各種レンダリング画像を表示する。
図11の表示形態は、図10の表示形態と右下の画像表示が異なる。すなわち、結果表示部35は、画面右下に、「検査日のインジケータ」で示された検査日の各狭窄箇所の血管芯線に直交したMPR画像及び血管芯線に沿ったCPR(Curved MPR)画像を表示する。結果表示部35は、CPR画像について、特に血管芯線に沿って真直ぐに引き伸ばした曲面MPR画像として表示する。
また、例えば、操作者が、図10や図11の画面上で、「検査日のインジケータ」をマウスを用いてつまんで左右に移動した場合、結果表示部35は、画面左側のMIP画像を新たに指定した検査日のMIP画像に更新する。また、図10の表示例では、結果表示部35は、画面右下のMPR画像のフレーム枠のハイライト表示を新たに指定した検査日のMPR画像に移動する。また、図11の表示例では、結果表示部35は、画面右下のMPR・CPR画像を新たに指定した検査日のMPR・CPR画像に更新する。なお、図10と図11との表示を切替可能にしてもよい。
[複数の医用画像]
また、上記の実施例1では、複数の医用画像として、初回の検査で撮影された医用画像と所定回検査で撮影された医用画像とを用いる事例を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、基準となる医用画像は初回の検査で撮影されたものでなくてもよい。
[管状構造体]
また、上記の実施例1では、管状構造体として下肢の動脈を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、管状構造体として気管支や大腸などであってもよい。この場合には、関心領域として、例えば、腫瘍の存在する位置を決定することが考えられる。
[医用画像撮影装置]
また、上記の実施例1では、医用画像として3次元画像を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、2次元画像であってもよい。なお、医用画像の撮影手法も、非造影MRA、造影MRA、造影CTA、X線アンギオ等、いずれでもよい。
[システム構成]
また、上記の実施例1では、医用画像処理装置10が、狭窄率算出部34や結果表示部35を備え、狭窄率を算出する処理まで実行し、算出結果を表示部に表示する事例を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、狭窄率計測範囲決定部33によって決定された狭窄率計測範囲データが他の装置に送信され、他の装置における処理に利用されるなどしてもよい。
また、上記の実施例1では、医用画像処理装置10は、PACSのネットワークを介して医用画像撮影装置と接続され、DICOM規格に則って医用画像を送受信する構成を想定していた。しかしながら、本発明はこの構成に限られるものではない。例えば、医用画像処理装置10は、CT装置の一部として備えられてもよいし、MRI装置の一部として備えられていてもよい。
また、医用画像処理装置10は、例えば、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることができる。この場合、基準情報記憶部21及び時系列情報記憶部22、芯線始点決定部31、芯線抽出部32、狭窄率計測範囲決定部33、狭窄率算出部34及び結果表示部35は、コンピュータに搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。この時、上記プログラムは、コンピュータに予めインストールされて実現されてもよいし、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいは、ネットワークを介して上記プログラムを配布し、コンピュータに適宜インストールして実現されてもよい。なお、上記各部は、その一部又は全てをロジック回路などのハードウェアにより実現することも可能である。また、上記各部のそれぞれは、ハードウェアとソフトウェア制御とを組合せて実現することも可能である。
以上のように、本発明に係る医用画像処理装置は、医用画像を処理することに有用であり、特に、管状構造体が撮影された複数の医用画像を解析する際の解析者の負荷を軽減し、作業効率を向上することに適する。
実施例1に係る医用画像処理装置の概要を説明するための図である。 実施例1に係る医用画像処理装置の構成を示すブロック図である。 基準情報記憶部を説明するための図である。 基準情報を説明するための図である。 2次元断面画像を説明するための図である。 基準3次元血管芯線データと所定回検査の3次元血管芯線データとの対応関係を示す図である。 結果表示部による表示を説明するための図である。 実施例1に係る医用画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 検査ごとの被検体の状態の違いを説明するための図である。 結果表示部による表示を説明するための図である。 結果表示部による表示を説明するための図である。
符号の説明
10 医用画像処理装置
11 医用画像入力部
12 入力部
13 出力部
20 記憶部
21 基準情報記憶部
22 時系列情報記憶部
30 制御部
31 芯線始点決定部
32 芯線抽出部
33 狭窄率計測範囲決定部
34 狭窄率算出部
35 結果表示部

Claims (6)

  1. 被検体の管状構造体が第一の検査で撮影された第一の医用画像から抽出された当該管状構造体の芯線を示す芯線情報を用いて、当該被検体の同一管状構造体が第二の検査で撮影された第二の医用画像から当該管状構造体の芯線情報を抽出する芯線情報抽出手段と、
    前記芯線情報抽出手段によって抽出された芯線情報及び前記第一の医用画像に撮影された管状構造体について決定された関心領域の位置を示す位置情報を用いて、前記第二の医用画像に撮影された管状構造体について関心領域の位置を決定する関心領域決定手段と、
    を備えたことを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記関心領域決定手段は、前記位置情報であって芯線と関心領域との相対的な位置関係を示す相対情報を用いて、前記関心領域の位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記芯線情報抽出手段は、前記芯線情報であって芯線の始点を示す始点情報を用いて、前記第二の医用画像から芯線情報を抽出する際の始点を決定し、
    前記関心領域決定手段は、前記位置情報であって芯線の分岐点と関心領域との相対的な位置関係を示す相対情報を用いて、前記関心領域の位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  4. 前記芯線情報抽出手段は、前記第一の医用画像及び前記第二の医用画像の輝度情報を用いて両医用画像の位置ずれを補正してから始点を決定することを特徴とする請求項に記載の医用画像処理装置。
  5. 前記関心領域決定手段によって位置が決定された関心領域の狭窄率を算出する狭窄率算出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の医用画像処理装置。
  6. 前記狭窄率算出手段は、複数の第二の医用画像に時系列で撮影された管状構造体各々について狭窄率を算出し、
    前記狭窄率算出手段によって算出された狭窄率を用いて、狭窄率の推移および/または変化の度合いを表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の医用画像処理装置。
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