JP5362798B2 - タスクバーボタンインタフェースの方法とシステム - Google Patents

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Description

本発明はタスクバーボタンに関し、より詳細には、タスクバーボタンのカスタムユーザインタフェースに関する。
コンピュータ上で、ユーザは一般に、アプリケーションを維持、利用し、使用中のアプリケーションを制御しながら、複数のタスクを実行しなければならない。ユーザは一般に、ディスプレイ上の限られたスペースでこうした多数のタスクのすべてを遂行しなければならない。このため、ユーザはしばしば、アプリケーションを制御しながら、同時にコンピュータのタスクを実行することができないジレンマに直面する。このような欠点は、たとえば、ディスプレイの作業スペースが限定されているという問題に起因するであろう。
これまで、システムは、ユーザがウィンドウをタスクバーに最小化することができるようなメカニズムを提供することにより、ディスプレイ上の作業スペースを管理する問題を多少とも解決しようとしてきた。この方法によれば、ユーザはウィンドウをタスクバーに最小化し、そのウィンドウをディスプレイ上で見えないようにして、大きなスペースをとらなくてすむようにするかもしれない。このように、ユーザは主要なコンピュータタスクを引き続き実行しながら、他のアプリケーションは利用可能な状態のまま、見えないようにすることができる。しかしながら、アプリケーションウィンドウが最小化されると、ユーザは、そのアプリケーションを制御するのに、まず対応するウィンドウを再び開かなければならなくなる。アプリケーションウィンドウがタスクバーに最小化されると、その結果現れるタスクバーボタンにはアプリケーションの名前が含まれるかもしれない。ユーザは、どのアプリケーションボタンがタスクバーボタンに関連付けられているかは判断できるが、アプリケーションがタスクバーに最小化されている状態でタスクを実行することはできない。オープンウィンドウアプリケーションでアプリケーションの操作を実行した後、ユーザは再びそのウィンドウを閉じて、ディスプレイ上の作業スペースを空けなければならない。このようにする中で、ユーザは、アプリケーションウィンドウを開く(および閉じる)ことと、アプリケーションを管理するのに必要なステップを実行することに注意を向けなければならない。さらに、アプリケーションウィンドウを再度開くと、スペースはその再度開かれたウィンドウによって占められ、これによってユーザは、別の開かれたウィンドウを制御するために活動を一時停止せざるをえない。
ユーザのフラストレーションは、アプリケーションウィンドウを最小化し、アプリケーション制御が必要になるとウィンドウを再度開く(そして閉じる、あるいは最小化する)ための上記のような面倒で時間のかかる方法から生じる。ユーザは、ウィンドウを開閉するのに、自分のコンピュータ上の作業を中断しなければならない。その結果、ユーザはディスプレイ上の開かれたウィンドウの管理に時間をとられるため、効率が急激に低下する。
以上のように、業界では、ディスプレイの作業スペースを無駄にすることなく、カスタムユーザインタフェースを通じてユーザによる便利なアプリケーション制御を可能にするためのシステムと方法が求められている。
本発明の態様は、対応するアプリケーションのためのリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示するためのシステムまたは方法を提供する。一例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは豊富な(リッチ)プレゼンテーション要素を表示するために、プログラミングインタフェースを通じてアプリケーションから内容を受け取ることができる。別の例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、動的情報を表示するための対話的な制御用表示要素(コントロールディスプレイエレメント: control display element)で構成される。
本発明の別の態様において、タスクバーボタンを表示し、そのタスクバーボタンに関連付けられているアプリケーションウィンドウのサムネイルを表示するためシステムと方法が提供される。本発明の他の態様において、表示されているアプリケーションのサムネイルは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられている。本発明はさらに、ディスプレイ上にサムネイルをピン留めし、あるいはサムネイルを消すシステムと方法を含む。別の例では、サムネイルは、ディスプレイから消される。
本発明の他の態様において、プログラミングインタフェースを通じてアプリケーションからタスクバーのサムネイルの内容を受け取るタスクバーを提供し、アプリケーションから受け取ったサムネイルの内容に基づいて、サムネイルを表示するためのシステムと方法が提供される。
本発明はさらに、タスクバー上でシンプルタスクバーボタンとともにリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示することを提供する。一態様では、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、シンプルタスクバーボタンと同じサイズで表示される。別の例では、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、シンプルタスクバーボタンより大きなサイズで表示される。また別の例において、タスクバーボタンは、タスクバーボタン統合によって結合される。また、タスクバーボタンをオーバーフローの上に位置づけられるシステムと方法も提供される。
コンピュータの形態の汎用コンピューティング装置を含む、本発明を実現するためのシステムの例を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 本発明のひとつまたは複数の態様をサポートする汎用コンピュータ環境を示す図である。 オープンウィンドウがディスプレイ上に表示されている本発明の1つの態様の一例を示す図である。 ディスプレイ上のウィンドウが最小化されている、または隠されている本発明の1つの態様の一例を示す図である。 リッチプレゼンテーションタスクバーボタンが表示されている、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 タスクバーボタンを使ってディスプレイ上にウィンドウが示されている、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 最小化された、または隠されたウィンドウに対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンが制御インタフェースで表示されている、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 サムネイルがアプリケーションとリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられている、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 サムネイルが閉じられた、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 サムネイルがディスプレイ上にピン留めされている、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 開いてピン留めされたサムネイルが閉じられた、あるいは消された、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 サムネイルが閉じられた、あるいは消された、本発明のある態様の一例を示す図である。 複数のサムネイルが連続的に表示される、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 カーソルがタスクバーボタンの上に合わせられ、これによってサムネイルが表示され、別のサムネイルが消される、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 複数のサムネイルが同時に表示される、本発明の1つの態様の一例を示す図である。 サムネイルを表示し、消す方法の例を示すフローチャートである。 複数のサムネイルが表示されている状態で、あるサムネイルの表示を遅らせる方法の別の例を示すフローチャートである。 サムネイルを消す方法を示すフローチャートである。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する別の例を示す図である。 タスクバーボタンをオーバーフロー上に設置することによって、シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する他の例を示す図である。 タスクバーボタンをオーバーフロー上に設置することによって、シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する他の例を示す図である。 タスクバーボタンをオーバーフロー上に設置することによって、シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する他の例を示す図である。 タスクバーボタンをオーバーフロー上に設置することによって、シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する他の例を示す図である。 タスクバーボタンをオーバーフロー上に設置することによって、シンプルタスクバーボタンでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する他の例を示す図である。
本発明の態様は、ユーザが作業スペースを確保しながらアプリケーションを制御することができるようにするためのシステムと方法を提供する。タスクバーは通常、コンピュータ上のグラフィカルユーザインタフェースであり、このコンピュータは、アプリケーション、ウィンドウ、フォルダまたは、データまたはデータ処理に関連付けられたコンピュータ上の他の要素に対応するユーザインタフェースを含む。タスクバーは一般に、ディスプレイの下端に配置され、各種のコンピュータユーティリティのためのアイコンを含む場合がある。また、タスクバーは一般に、タスクバーボタンを含む。タスクバーボタンはタスクバーに格納される要素であり、そのコンピュータ上で現在どのウィンドウまたはアプリケーションがアクティブであるかを判断する視覚的手段となる。ウィンドウまたはアプリケーションは、さまざまな理由(たとえば、スペースを節約するため)によりディスプレイ上で最小化されるため、単にディスプレイ上で開いているウィンドウを確認するだけでは、たとえば、どのアプリケーションがそのコンピュータ上でアクティブであるかが常に明らかになるとは限らない。
代表的なタスクバーボタンは、タスクバーの中で、コンピュータ上のアクティブなアプリケーションの名前を提供するユーザインタフェースとなる。たとえば、メディアプレイヤアプリケーションがコンピュータ上でアクティブであるが、ウィンドウが最小化されている場合、メディアプレイヤアプリケーションに対応するタスクバーボタンがタスクバーの中に存在することができる。メディアプレイヤアプリケーションに対応するこのタスクバーボタンは、アプリケーションの名前を提供できる(つまり、たとえば“Media Player Application”という単語がタスクバーボタンの中に書き込まれる)。タスクバーはまた選択的に、アプリケーションを特定できるアイコンを表示してもよい。たとえば、ユーザがアプリケーションそのものを認識しやすいように、商標またはロゴがタスクバーボタンの中に現れる。この種のタスクバーボタンをクリックまたは選択する(つまり、たとえば、タスクバーボタン内のいずれかの場所をクリックする)ことにより、対応するウィンドウがディスプレイに回復される。ウィンドウがディスプレイ上ですでに開いているが、他のウィンドウによって隠されている場合、対応するタスクバーボタンをクリックすることにより、そのウィンドウがディスプレイの前面に出て、対応するアプリケーションウィンドウがディスプレイ上の他のウィンドウより前に表示される。タスクバーボタンを再度クリックすることにより、たとえば、ウィンドウは最小化され、ディスプレイ上で見えなくなる。しかしながら、アプリケーションに対応するタスクバーボタンが、アプリケーションがまだアクティブであるとの視覚的合図としてタスクバーの中に残る。対応するアプリケーションの名前と、選択的に商標やロゴがその上に書き込まれており、ウィンドウを最小化し、最小化されたウィンドウを開く機能しかないこのような標準的なタスクバーボタンを本明細書において、「シンプルタスクバーボタン」という。なぜなら、シンプルタスクバーボタンは、アプリケーションの名前を示すシンプルなテキストとそのアプリケーションを視覚的に特定する選択的アイコンだけを提供するからである。また、シンプルタスクバーボタンは、最小化されたウィンドウを開き(あるいは表示されているウィンドウを最小化し)、および/またはウィンドウをディスプレイの前面に持ってくること以外の機能を提供しない。
本発明の一実施形態において、リッチプレゼンテーションタスクバーが提供される。本明細書で提案する「リッチプレゼンテーションタスクバーボタン」は、アプリケーションの単純な名前および/またはアプリケーションを特定するアイコン以上の情報を含むカスタムユーザインタフェースを有する。一例として、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するアプリケーションに関連付けられ、ユーザが対応するアプリケーションの動作または機能性を制御できるようにするための制御用表示要素を含んでいる。この例では、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンが、タスクバーボタンと関連付けられているアプリケーションを制御するユーザ入力を受けることができる。別の例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するアプリケーションを通じて、たとえば、アニメーション、動的情報またはその他関連する情報を受け取り、提供することができる。この場合、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、ユーザに情報を提供するが、ユーザからの入力は受け取らない。
したがって、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、タスクバーボタンがユーザからの入力を受け取らないが、アプリケーションから情報またはデータ(たとえば、動的情報)をユーザに供給する一方向インタフェースを提供する場合がある。このような一方向インタフェースにより、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するアプリケーションから情報を受け取り、ユーザに提示する場合がある。同様に、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、ユーザに出力を供給せずに、一方向インタフェースにおいて、対応するアプリケーションに関するユーザからの情報等、アプリケーションを動作させ、制御または維持するためのユーザからの情報を受け取ることができる。別の例として、リッチプレゼンテーションタスクバーは、関連付けられたアプリケーションに二方向インタフェースを提供し、ユーザがアプリケーションを制御およびその他操作を行うデータやコマンドをリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに入力し、アプリケーションが、そのアプリケーションからの情報、制御、機能、アニメーションまたはその他の関連情報をユーザに提供する場合がある。この種のタスクバーボタンを、本明細書において、「リッチプレゼンテーションタスクバーボタン」と呼ぶ。なぜなら、タスクバーボタンは、関連付けられているアプリケーションの名前および/またはロゴ/アイコン以上の情報を提供し、また、最小化されたアプリケーションウィンドウを単純に開くこと以上の機能性も提供するからである。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中で提供されている情報または制御用表示要素は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンと関連付けられたアプリケーションによって作成される。たとえば、アプリケーションは、関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの内容を作成し、情報をタスクバープログラミングインタフェースに提供することができる。この場合、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのプログラミングインタフェースは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられているアプリケーションからの内容を受け取り、関連するアプリケーションからの内容とともにリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを表示する。
一例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、動的情報等のリッチプレゼンテーション材料を含む場合がある。この情報は、シンプルタスクバーボタンによって提供されるアイコンまたはスタティックテキストに加えて提供される。この種のリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、たとえば、これに限られないが、複数のアイコン、異なるサイズのアイコン、テキストの特別なフォーマッティング、アニメーション、スクローリングテキスト、継続的にアップデートされ、ユーザにとって有益であるアプリケーションに関する動的情報等、さまざまな情報を表示することができる。このような情報には、たとえば、アプリケーションに関する動的情報がある。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中に表示されるアプリケーションに関連付けられる動的情報の例としては、ステータス情報、進行メータあるいは、セキュリティ情報、天気予報情報、スポーツの結果、ニュースイベント、オークションの結果とステータス、アプリケーションのステータス情報、バディリスト等、アプリケーションによって提供されるその他の情報が挙げられる。
リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはまた、ユーザがリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを介してアプリケーションの動作を引き続き制御できるよう、対話的制御手段を提供できる場合がある。これは、二方向インタフェースを有するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの一例である。たとえば、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、制御用アイコン、ボタンまたはメニュー等の表示要素を含み、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中にある対応するアイコン、ボタンまたはメニューアイテムを作動させ、または選択することによってプロセスが呼び出される。ユーザは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中に表示されているアプリケーション制御ボタンをクリックし、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられているアプリケーションにユーザが望むタスクを実行させる。
たとえば、メディアプレイヤアプリケーションは、本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられているかもしれない。メディアプレイヤアプリケーションは、コンピュータ上で各種のメディアを再生できる。たとえば、ユーザはメディアプレイヤアプリケーションを通じてコンピュータ上で音楽を再生する(たとえば、CD−ROM,MP3等)、あるいはビデオ、アニメーションを再生し、グラフィック画像を表示する等を行うことが可能である。メディアプレイヤアプリケーションのアプリケーションウィンドウは、ユーザが、たとえば、音楽を聴きたい、ビデオを見たい等の場合にアプリケーションウィンドウ内にある“PLAY”ボタンをクリックできるような制御手段を含むかもしれない。同様に、ユーザは“STOP“ボタンをクリックしてメディアの再生を停止できる。ユーザは、“FF”,“REV”,“PAUSE”その他、アプリケーションウィンドウ内に設置されているどの制御手段も選択できる。しかしながら、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウが何らかの理由で最小化されている、または隠されている場合(たとえば、ディスプレイ上のスペースを節約するため、重複するウィンドウで隠れている場合等)、メディアプレイヤアプリケーションのウィンドウはディスプレイ上で見えなくなり、したがって、代表的な「シンプルタスクバーボタン」が使用されていれば、ユーザは通常、制御用表示要素も利用できない。このように、メディアプレイヤアプリケーションの動作を制御したい(たとえば、現在再生中の曲を停止する、現在の曲を早送りする、次の曲または前の曲にスキップする、ランダムプレイに切り替える等)ユーザは、シンプルタスクバーボタンが使用されている場合、上記のような制御を可能にするのに、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウを開くか、隠れているメディアプレイヤアプリケーションのウィンドウを選択しなければならないであろう。
本発明による上記の例のリッチプレゼンテーションタスクバーボタンにより、シンプルタスクバーボタンを使う場合のように最小化されているウィンドウを開くことなく、対応するアプリケーションを制御することができる。この例では、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを通じて、直接メディアプレイヤアプリケーションを制御するための制御用表示要素を含む。たとえば、メディアプレイヤアプリケーションに対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、メディアアプリケーションウィンドウが最小化されているときに、トランスポート制御ボタン(つまり、“STOP”,“PLAY”,“FF”,“REV”,“PAUSE”,“REC”等)を提供することができる。したがって、メディアアプリケーションプログラムの制御は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンを通じて直接実行することができ、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンを使用すれば、対応するメディアアプリケーションのウィンドウを開かなくてよい。
別の例として、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはまた、ユーザが、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられているアプリケーションに関係するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンにデータを入力できるような入力手段を提供するかもしれない。たとえば、ユーザは所望のテキストをリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに直接入力することにより、アプリケーションにテキストを入力できる。ユーザは、使用中のアプリケーションに応じたさまざまな理由でテキストの入力を望む場合がある。たとえば、他のユーザとインスタントメッセージングを通じて通信している際、ユーザはテキストをインスタンスメッセージングアプリケーションのウィンドウに入力するかもしれない。代表的なインスタントメッセージングアプリケーションのウィンドウは、ウィンドウの中に、テキストを入力し、そのテキストが受信者に瞬時に送信されるようにするためのフィールドがある。しかしながら、インスタントメッセージングアプリケーションのアプリケーションウィンドウが何らかの理由(たとえば、ディスプレイ上のスペースを節約するため)で最小化されている場合、「シンプルタスクバーボタン」が使われていれば、ユーザはインスタントメッセージングを介して現在進行中の会話を続けることができる。ユーザは、インスタントメッセージングを通じて会話したいと望んだ場合、まずインスタンスメッセージングアプリケーションのウィンドウを開かなければ、受信者に向けて何のメッセージも入力できない。これは、インスタントメッセージングアプリケーションの「シンプルタスクバーボタン」しか提供されていないユーザが、アプリケーションの名前(たとえば、対応するシンプルタスクバーボタンの中に表示される“Instant Messaging Application”という単語)しか見えないからである。しかしながら、シンプルタスクバーボタンでは、ユーザがテキストを入力し、会話を続け、あるいは入ってくるメッセージまたは会話スレッドのいずれかの部分を読むことを可能にするような追加の機能を提供できない。
リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのこの例では、ユーザはインスタントメッセージングアプリケーションウィンドウを最小化するかもしれない(たとえば、ディスプレイ上のスペースを節約するため、あるいは他のコンピュータタスクを処理し易くするため)。あるいは、インスタントメッセージングアプリケーションのウィンドウは、ディスプレイ上の別のウィンドウによって隠されるかもしれない。インスタントメッセージングアプリケーションのウィンドウが最小化されると(あるいは隠されると)、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンがタスクバーの中に現れる。対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、情報と、インスタントメッセージングアプリケーションの動作を制御するための追加の機能を可能にする制御用表示要素を含む。たとえば、インスタントメッセージングシステムに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、アプリケーションそのものの名前だけでなく、会話スレッドの一部および/または入力手段を提供でき、その結果、ユーザはリッチプレゼンテーションタスクバーボタンにデータを直接入力できる。この例では、ユーザはリッチプレゼンテーションタスクバーボタンにテキストを入力し、それによってできるメッセージを、インスタンスメッセージングアプリケーションを介して受信者に送ることができる。
さらに、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するアプリケーションの動作に関する情報を提供することができる。たとえば、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、対応するアプリケーションが実行しているプロセスの進行状況やステータスに関する情報を提供できる。
これらの例が説明しているように、アプリケーションがリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに最小化されると、ユーザはウィンドウを最大化せずに、あるいはアプリケーションウィンドウが開いているが、重複するウィンドウ等の別の表示要素によって隠されている場合は、隠している表示要素を退けることなく、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンを通じてアプリケーションを引き続き制御することができる。
本発明の1つの態様において、ユーザはコンピュータタスクを実行する。コンピュータタスクには、ディスプレイ上で少なくとも1つのウィンドウが開かれていることを必要とする場合がある。たとえば、ユーザは、たとえば、これに限られないが、ワードプロセシングプログラムを通じたワードプロセシング等の第1のアプリケーションを実行しているかもしれない。ワードプロセシングプログラムはディスプレイ上にウィンドウを表示し、この中で、ユーザは文字を打ち込んだり、書かれた資料を編集したりすることができる。しかしながら、ワードプロセシングプログラムに関連付けられているウィンドウは、ディスプレイの中で大きな面積を必要とする。したがって、ディスプレイ上にウィンドウを表示する第2のアプリケーションが同時にアクティブであれば、第1のアプリケーションのウィンドウと第2のアプリケーションのウィンドウとは干渉しあう。
この例では、ユーザの最優先事項は、主要なコンピュータタスクを実行することかもしれない。その場合、ユーザは第1のアプリケーションを選択し、第2のアプリケーションのウィンドウを最小化するかもしれない。また、別のアプリケーションがアクティブであれば、ユーザは第2のアプリケーションのウィンドウだけでなく、このような別のアプリケーションのウィンドウも最小化するかもしれない。このように、ユーザは最初のアプリケーションで作業し、主要なコンピュータタスクを実行している間は、他のすべてのアクティブなアプリケーションのウィンドウを最小化するかもしれない。他のアクティブなアプリケーションウィンドウが最小化されなかったとしても、第1のアプリケーションのウィンドウに焦点を当て、他のアクティブなプリケーションのウィンドウをすべて隠すかもしれない。このように、他のアクティブなアプリケーションウィンドウは、最小化されているか、あるいは他のウィンドウによって隠されているため、ユーザによってアクセスされない。その代わりに、他のアクティブ状態のアプリケーションウィンドウ(最小化されているか、あるいは隠されている)に関連付けられているアプリケーションは、タスクバーボタンとして表示される。このように、ユーザは、他のアクティブなアプリケーションのウィンドウの干渉を受けずに主要なコンピュータタスク(たとえば、ワードプロセシング)を引き続き実行することができる。
しかしながら、ユーザが第2のアプリケーションまたは、ウィンドウが最小化されているか、あるいは隠されている他のアプリケーションの動作を実行したい、あるいはこれに関する情報を入手したいと希望した場合、シンプルタスクバーボタンが使用されていれば、ユーザは通常、まず関係するウィンドウを開くか、あるいは、関係するウィンドウをディスプレイ全体に表示されるようにしなければならない。たとえば、ユーザが第2のアプリケーションの動作を実行したいとすると、ユーザは通常、まず、第2のアプリケーションの関係するウィンドウが全体に表示されるようにし(たとえば、ウィンドウを最大化するか、あるいはウィンドウの表示を前面にもってくる)、それから、第2のアプリケーションのウィンドウで完全に見え、アクセスできる状態にしたうえで、第2のアプリケーションの動作を実行する。第2のアプリケーションのアクセス可能なウィンドウが第1のアプリケーションのウィンドウを隠すかもしれないため、ユーザは第2のアプリケーションの動作が完了した後に、第1のアプリケーションの主要なコンピュータタスクの実行を続けるために、第2のアプリケーションのウィンドウを閉じる、または最小化しなければならない。あるいは、ユーザは第1のアプリケーションのウィンドウを前面に持ってくるか、あるいは第2のアプリケーションのウィンドウを隠すかもしれない。
本発明のこの態様において、ユーザは第2のアプリケーションのウィンドウを最小化したまま、あるいは隠されたままにし、その上で第2のアプリケーションの動作を実行することができる。たとえば、ユーザは本発明による、関係するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを通じて、アプリケーションを制御できる。したがって、第2のアプリケーションの動作を実行する前に、第2のアプリケーションのウィンドウを最大化し、あるいはディスプレイの前面に持ってくる必要がない。このように、ユーザは、第2のアプリケーションの動作を都合よく実行することにより、時間と労力を節約できる。同時に、ユーザは第1のアプリケーションでの主要な活動にすばやく戻ることができる。
本発明の別の態様において、ウィンドウ切り替え機能がリッチプレゼンテーションタスクバーボタンに備えられる。限定的な意味を持たない例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、所定の領域を含んでいてもよい。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の所定の領域は、ウィンドウ管理機能を提供するために選択されるかもしれない。たとえば、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられているウィンドウが現在最小化されている、あるいはその他隠されていれば、ユーザはリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の所定の領域をクリックし、そのウィンドウを最大化し、あるいは見える状態にすることができる。たとえば、所定の領域をクリックすると、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに関連付けられている、最小化されたウィンドウを最大化できる。あるいは、アイコンをクリックすると、アプリケーションに関連付けられているウィンドウが最大化されていれば、そのウィンドウを最小化するか、あるいは見える、アクセス可能なウィンドウを他の表示要素の背後に表示されるようにすることができる。さらに別の例として、ユーザはリッチプレゼンテーションタスクバーの中の所定の領域をクリックし、アプリケーションに関連付けられるウィンドウを最大化または最小化することができる。1つの実施形態において、所定の領域は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の、スクリーンの側辺に最も近い縁部である。
本発明のまた別の態様において、タスクバーボタンに関連付けられているサムネイルが提供される。このタスクバーボタンは、本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンであっても、アプリケーション、フォルダまたは表示要素に関連付けられたどのようなタスクバーボタンであってもよい。サムネイルは、選択されたタスクバーボタンに関連付けられているウィンドウに対応して表示されるかもしれない。たとえば、ユーザはアプリケーションウィンドウに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを選択し、アプリケーションウィンドウのサムネイルを表示させることができる。アプリケーションウィンドウのサムネイルは、ディスプレイのどこにでも表示できる。ユーザの便宜のために、アプリケーションウィンドウのサムネイルは、好ましくは、関係するタスクバーボタンの近辺に表示される。サムネイルを表示するために、ユーザは関係するタスクバーボタンをさまざまな方法で「選択」できる。たとえば、ユーザはタスクバーボタン上にカーソルを合わせ、そのタスクバーボタンを「選択」してサムネイルを表示させることができる。あるいは、タスクバーボタンにボタンやアイコンを含め、ボタンまたはアイコンをクリックすると、対応するサムネイルがディスプレイ上に表示されるようにすることもできる。
表示されたサムネイルは、さまざまな形態をとりうる。たとえば、サムネイルは、フルウィンドウのミニチュア版であっても、あるいはウィンドウのクライアント領域であってもよい。サムネイルはまた、ユーザがウィンドウを特定しやすいように、タイトルバーを含んでいてもよい。サムネイルに関連付けられているアプリケーションに応じて、サムネイルはまた、動的情報や、ウィンドウの内容を反映するようにリアルタイムに変化する情報を含んでいてもよい。タスクバーボタンは、そのタスクバーボタンに関連付けられているアプリケーションがアプリケーションの中で作成された内容情報を、サムネイルの内容を特定するタスクバーAPIに供給するようなプログラミングインタフェースを提供してもよい。このように、サムネイルの内容は、特定のアプリケーションとの関連性が高められた、よりよい情報を提供するようアプリケーションによってカスタマイズできる。
本発明の他の態様において、サムネイルは、カーソルを、サムネイルが呼び出された場所から離れた場所に移動させることによって消すことができる。たとえば、カーソルが所定の場所(たとえば、対応するタスクバーボタン)の上にあり、サムネイルを表示させている場合、そのサムネイルは、カーソルを所定の場所から移動させることによって消される。このように、サムネイルは、ウィンドウ等、他の表示要素を干渉しない。
本発明のさらに別の態様において、サムネイルは、ディスプレイにピン留めされ、カーソルをその領域から移動させただけでは、サムネイルが消えないようにすることができる。サムネイルは消える代わりに、カーソルが移動され、所定の領域上になくても、見える状態で残る。これにより、ユーザは他のウィンドウのサムネイルにアクセス可能な状態にありながら、1つのウィンドウで作業することができる。サムネイルが開いているときに、サムネイルを消したい場合があるかもしれない。「消す」とは、サムネイルを視覚的ディスプレイから除くことを意味する。このように、サムネイルが「消された」後、このサムネイルはディスプレイ上では見えなくなる。開いた状態でピン留めされたサムネイルを消したい場合、カーソルはサムネイルを閉じる場所の上に移動される。たとえば、サムネイル上の、そのサムネイルを閉じるための領域(たとえば、「閉じる」ボタン)を設け、その領域がクリックされると、サムネイルが消えるようにすることができる。あるいは、サムネイルは、所定の場所のカーソルをサムネイル上に合わせることによって消される。
本発明の別の態様において、カーソルは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン等のタスクバーボタンに関連付けられたサムネイルを表示するための場所の上に合わせられ、あるいはカーソルはサムネイルが表示された後にその場所から移動されるかもしれない。しかしながら、この例において、サムネイルは、所定の時間が経過した後にのみ、表示され、または消される。このように、サムネイルは、偶発的に、あるいは早まって表示され、あるいは消されることがなくなる。
本発明の他の態様において、アプリケーションウィンドウに関連付けられるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、タスクバーの中の他のタスクバーボタンに基づくタスクバーボタンの拡大、縮小を行い、変更される。アプリケーションウィンドウに関連付けられたタスクバーボタンは、タスクバーの上で利用できるスペースに適応でき、別のタスクバーボタンをタスクバーに追加することができる。追加されたタスクバーボタンあるいはタスクバーにすでにあるタスクバーボタンは、たとえば、大きさが縮小されるか、幅が狭められてタスクバーに適合される。あるいは、タスクバーボタンは、タスクバーボタン統合によって他のタスクバーと結合することができる。つまり、タスクバーボタンは、他の選択されたタスクバーボタンと融合され、融合されたボタンの中で1つの結合タスクバーボタンを形成する。1つの実施形態において、タスクバーボタンは、必要に応じて、「オーバーフロー」の場所、たとえば、メニューまたはタスクバースクローリングメカニズムの中に設けることができる。
本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズは、さまざまな方法で変更できる。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、シンプルタスクバーボタンとほぼ同じ比率で縮小してもよい。この場合、タスクバーの中のタスクバーボタンの各々は、実質的に同じサイズとなる。別の例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、所定の限度まで縮小するが、所定の限度に到達した後は一定のサイズに保たれる。したがって、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、この限度以上には縮小されない。これは、リッチプレゼンーションタスクバーボタンの内容に応じて有益となりうる。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンが、たとえば、大量の内容を含んでいると、このリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、縮小しすぎると有益でなくなるかもしれない。この場合、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、縮小しすぎないようにされ、さらに有益なユーザインタフェースを提供する。
別の例において、本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、サイズの面で縮小しない。これに対し、シンプルタスクバーボタンはサイズが減少する。このように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは依然として、タスクバー上に残りながら、有益なユーザインタフェースをユーザに提供する。別のタスクバーボタンがタスクバーに追加されると、シンプルタスクバーボタンの縮小により、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに追加のスペースが提供される。
他の例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、別のタスクバーボタンがタスクバーに追加されると、タスクバーにフィットするよう縮小するが、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、そのタスクバー上の他の(シンプル)タスクバーボタンが縮小した後にのみ縮小する。
縮小の代わりに、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、タスクバーボタン統合によって他のタスクバーボタンと結合する、つまり、他のタスクバーボタンと融合する。このようにして、複数のタスクバーボタンが1つのタスクバーボタンになると、ディスプレイ上のスペースが節約される。一例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、他のタスクバーボタンと結合または統合されない。タスクバー上のスペースは、シンプルタスクバーボタンを結合または統合することによって取得される。このように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中のユーザインタフェースは保護される。
別の例において、リッチプレゼンテーションボタンは、タスクバーボタン統合によって他のボタンと結合するが、これは他のタスクバーボタンが結合した後に限られる。このように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンが他のタスクバーボタンと結合するのは、スペースが限定され、他のタスクバーボタンの結合によってすでに最大のスペースが取得できた後である。
あるいは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、タスクバーボタン統合によって他のタスクバーボタンと結合し、新たなタスクバーボタンがタスクバーに追加されたときにタスクバー上のスペースが確保されるようにすることができる。
本発明は、オペレーティング環境で実現できる。図1は、本発明の態様を実現できる、適当なオペレーティング環境100の例を示している。オペレーティング環境100は、適当なオペレーティング環境の一例にすぎず、本発明の用途または機能の範囲について、いかなる限定も示唆しない。本発明を使用するのに適した他の周知のコンピューティングシステムおよび/または構成としては、これに限定されないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、プログラム可能な民生用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システムまたは装置のいずれかを含む分散型コンピューティング環境その他がある。
図1には、本発明を実現できる、適当なコンピューティングシステム環境100の一例が描かれている。コンピューティングシステム環境100は、適当なコンピューティング環境の一例にすぎず、本発明の用途または機能の範囲についていかなる限定も示唆しない。また、コンピュータ環境100は、オペレーティング環境の例100に示されているコンポーネントの1つまたは組み合わせに対する依存性または要求事項があると解釈されるべきではない。
本発明は、他のさまざまな汎用または特定用途のコンピューティングシステム環境または構成で運用できる。本発明で使用するのに適した周知のコンピューティングシステム、環境および/または構成の例としては、これに限定されないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、プログラム可能な民生用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システムまたは装置のいずれかを含む分散型コンピューティング環境その他がある。
図1を参照すると、本発明を実現するためのシステムの一例には、コンピュータ110の形態をとる汎用コンピューティング装置が含まれる。コンピュータ110のコンポーネントには、これに限定されないが、処理装置120、システムメモリ130、システムメモリを含む各種のシステムコンポーネントを処理装置120に接続するシステムバス121が含まれる。システムバス121は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バスおよび各種のバスアーキテクチャのいずれかを用いたローカルバスを含む数種類のバス構造のいずれでもよい。たとえば、これに限定されないが、このようなアーキテクチャにはIndustry Standard Architecture(ISA)バス、Micro Channel Architecture(MCA)バス、エンハンストISA(EISA)バス、Video Electronics Standards Association(VESA)ローカルバス、メザニンバスとも呼ばれるPeripheral Component Interconnet(PCI)バスがある。
コンピュータ110は通常、各種のコンピュータ読取可能媒体を含む。コンピュータ読取可能媒体には、揮発性および不揮発性媒体、取り外し可能および固定の媒体の両方が含まれる。たとえば、これに限定されないが、コンピュータ読取可能媒体はコンピュータ記憶媒体や通信媒体であってよく、これには、これに限定されないが、RAM,ROM,EEPROM,フラッシュメモリまたはその他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)またはその他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置あるいはその他、所望の情報を記憶するのに使用でき、コンピュータ110によってアクセス可能なあらゆる媒体が含まれる。通信媒体は一般的に、コンピュータ読取可能命令、データストラクチャ、プログラムモジュールまたはその他、搬送波その他の伝送メカニズム等、変調データ信号におけるデータを具現化し、すべての情報伝達媒体を含む。「変調データ信号」とは、その特徴のひとつまたは複数が、信号の中の情報を暗号化するような方法で設定または変更されている信号を意味する。たとえば、これに限定されないが、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接配線接続等の有線媒体および音響、RF、赤外線その他の無線媒体等の無線媒体がある。上記のいずれかを組み合わせたものも、コンピュータ読取可能媒体の範囲に含まれるはずである。
システムメモリ130は、リードオンリメモリ(ROM)131とランダムアクセスメモリ(RAM)132等の揮発性および/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。起動時等にコンピュータ110内の要素間の情報伝達に役立つ基本的ルーチンを含むベーシック入出力システム(BIOS)133が通常、ROM131の中に記憶されている。RAM132は一般に、処理装置120によって即座にアクセス可能であり、および/または現在操作されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。たとえば、これに限定されないが、図1には、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136およびプログラムデータ137が描かれている。
コンピュータ110はまた、他の取り外し可能/固定の揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含んでいてもよい。例にすぎないが、図1には、固定の、不揮発性磁気媒体の読み書きを行うハードディスクドライブ、取り外し可能、不揮発性磁気ディスク152の読み書きを行う磁気ディスクドライブ151および、CD ROMまたはその他の光媒体等の取り外し可能、不揮発性光ディスク156の読み書きを行う光ディスクドライブ155が描かれている。このオペレーティング環境の例において使用できるその他の取り外し可能/固定の揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体としては、たとえば、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタルバーサタイルディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMその他がある。ハードディスクドライブ141は通常、インタフェース140等の固定のメモリインタフェースを介してシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151と光ディスクドライブ155は通常、インタフェース150等の取り外し可能メモリインタフェースによってシステムバス121に接続されている。
上述の、図1に描かれているドライブとこれに関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取可能命令、データストラクチャ、プログラムモジュールおよびコンピュータ110用のその他のデータを記憶する。図1において、たとえば、ハードディスクドライブ141は、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146およびプログラムデータ147を記憶しているように描かれている。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136およびプログラムデータ137と同じでも違っていてもよい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146およびプログラムデータ147には、少なくとも、これらの異なるコピーであることを示すために、ここでは別の番号が付与されている。ユーザは、キーボード162および、一般的にマウス、トラックボールまたはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161等の入力装置を通じてコンピュータ20にコマンドや情報を入力することができる。他の入力装置(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、パラボラアンテナ、スキャナその他が含まれる。これらおよびその他の入力装置はしばしば、システムバスに接続されるユーザ入力インタフェース160を通じて処理装置120に接続されるが、パラレルポート、ゲームポートまたはユニバーサルシリアルバス(USB)等、他のインタフェースおよびバスストラクチャによって接続してもよい。モニタ191またはその他の種類のディスプレイ装置また、ビデオインタフェース190等のインタフェースを通じてシステムバス121にも接続されている。モニタのほかに、コンピュータは、スピーカ197とプリンタ196等の他の周辺出力装置を備えていてもよく、これらは出力周辺インタフェース190を通じて接続される。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180等、ひとつまたは複数のリモートコンピュータとの論理接続を使ったネットワーク環境においても動作できる。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア装置またはその他の一般的ネットワークノードであってよく、一般的には、コンピュータ110に関係する上記の要素の多くまたは全部を含むが、図1にはメモリ記憶装置181だけが描かれている。図1に示されている論理接続には、ローカルエリアネットワーク(LAN)171と広域ネットワーク(WAN)173が含まれるが、他のネットワークを含んでいてもよい。このようなネットワーク環境は、オフィス、企業コンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットにおいて一般的である。
LANネットワーク環境において使用する場合、コンピュータ110は、ネットワークインタフェースまたはアダプタ170を通じてLAN171に接続されている。WANネットワーキング環境において、コンピュータ110は通常、モデム172または、インターネット等、WAN173上での通信を確立するその他の手段を含む。モデム172は、内蔵されていても外付けでもよいが、ユーザ入力インタフェース160またはその他の適当なメカニズムを介してシステムバス121に接続されているかもしれない。ネットワーク環境において、コンピュータ110に関して描かれているプログラムモジュールまたはその一部は、リモートメモリ記憶装置の中に記憶されているかもし。たとえば、これに限定されないが、図1は、リモートアプリケーションプログラム185がメモリ装置181の中にあるように描いている。図のネットワーク接続は一例に過ぎず、コンピュータ間の通信リンクを確立するその他の手段も使用できることが推測できるであろう。
図のネットワーク接続は一例にすぎず、コンピュータ間の通信リンクを確立するその他の手段も使用できることが推測できであろう。TCP/IP、イーサネット(登録商標)、FTP,HTTP等の各種の周知のプロトコルのいずれかが存在することが前提とされ、システムは、ユーザがウェブベースのサーバからウェブページを読み出すことができるようにするよう、クライアント−サーバ構成で運用できる。各種の従来のウェブブラウザのいずれを使用しても、ウェブページ上のデータの表示と操作を行うことができる。
本発明のある態様において、カスタムユーザインタフェースは、アプリケーションに関連付けられたタスクバーボタンの中に設置されている。タスクバーボタンの中のカスタムユーザインタフェースは、アプリケーションそのものによって特定される内容を提供できる。たとえば、タスクバーにプログラミングインタフェースを含め、アプリケーションが内容を作成し、その内容をプログラミングインタフェースに供給して表示するようにしてもよい。
プログラミングインタフェース(または省略して「インタフェース」)は、ひとつまたは複数のコードセグメントが1つまたは複数の他のコードセグメントと通信する、またはこれによって提供される機能にアクセスできるようにする、あらゆるメカニズム、プロセス、プロトコルとして見ることができる。あるいは、プログラミングインタフェースは、他のコンポーネントの1つまたは複数のメカニズム、方法、関数呼び出し、モジュールその他との通信が可能なシステムのコンポーネントの1つまたは複数のメカニズム、方法、関数呼び出し、モジュール、オブジェクト等として見ることができる。上文の「コードセグメント」とは、1つまたは複数の命令またはコードラインを含むものであり、たとえば、コードモジュール、オブジェクト、サブルーチン、機能等が含まれ、使用される専門用語を問わず、またコードセグメントが別に編集されたか否かを問わず、またコードセグメントがソースコード、中間コードまたはオブジェクトコードのいずれで提供されているかを問わず、コードセグメントがランタイムシステムまたはプロセスにおいて利用されているか否かを問わず、またこれらが同じまたは異なる機械上に位置づけられているか、あるいは複数の機械に分散されているかを問わず、またコードセグメントによって表される機能がすべてソフトウェアで、すべてハードウェアで、あるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実行されているかを問わない。
理論上、プログラミングインタフェースは、図1Bまたは図1Cに示されているように、全体的に見られる。図1Bにおいて、インタフェースInterface1は第1と第2のコードセグメントが通信するためのパイプとして描かれている。図1Cでは、インタフェースが、インタフェースオブジェクトI1,I2(これらは、第1と第2のコードセグメントの一部か否かを問わない)として描かれており、これによれば、システムの第1と第2のコードセグメントは媒体Mを通じて通信できる。図1Cにおいて、インタフェースI1,I2は、同じシステムの別のインタフェースとして考えることができ、また、オブジェクトI1,I2と媒体Mがインタフェースを構成すると考えることもできる。図1B,1Cは双方向の流れと流れの両側のインタフェースを示しているが、特定の実現形態では、一方向の情報の流れしかないもの(あるいは以下のように情報の流れがないもの)、または片側にだけインタフェースオブジェクトがあるものも可能である。たとえば、これに限られないが、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)、入力ポイント、方法、機能、サブルーチン、リモート手順読み出し、コンポーネントオブジェクトモデル(COM)インタフェース等は、プログラミングインタフェースの定義に含まれる。
上記のようなプログラミングインタフェースの態様には、第1のコードセグメントが第2のコードセグメントに情報を伝達する(ここで、「情報」とは、そのもっとも広い意味で使用されており、データ、コマンド、リクエスト等を含む)方法、第2のコードセグメントが情報を受け取る方法、情報の構造、シーケンス、シンタックス、編成、スキーマ、タイミング、内容が含まれる。この点で、基本的な伝送媒体そのものは、媒体が有線か無線か、あるいはその複合かを問わず、情報がインタフェースによって定義されている方法で伝送されるかぎり、インタフェースの動作にとってあまり重要でない。特定の状況において、1つのコードセグメントが第2のコードセグメントによって実行される機能に単純にアクセスする場合等、情報伝送は別のメカニズムを通じているか(たとえば、コードセグメント間の情報の流れとは別のバッファ、ファイルに置かれている情報)、または存在しないため、情報は従来の意味における一方向または両方向では受け渡されないかもしれない。これらの態様のいずれかまたはすべては、たとえば、コードセグメントがゆるく連結された、あるいはきつく連結された構成におけるシステムの一部であるか否かに応じて、状況に応じて重要かもしれないため、このリストは、一例であり、限定的と考えるべきではない。
このようなプログラミングインタフェースの概念は、当業者にとって周知であり、本発明の上記の詳細な説明から明確である。しかしながら、これ以外にもプログラミングインタフェースを実現する方法があり、明確に除外されていないかぎり、本願の特許請求範囲に含まれるものとする。このような他の方法は、図1B,図1Cに示す簡略化されたものより高度または複雑に見えるかもしれないが、全体として同じ結果を達成するために、同様の機能を果たす。次に、プログラミングインタフェースの別の実施例をいくつか簡単に説明する。
<A.因数処理(ファクタリング: factoring)>
1つのコードセグメントから他のコードセグメントへの通信は、通信を複数の個別の通信に分解することによって間接的に達成できる。これを図1D,1Eに図式的に描く。図のように、いくつかのインタフェースは分解可能な機能群として描くことができる。このように、図1B,図1Cのインタフェース機能は、数学的に24、あるいは2×2×3×2と規定することができるように、同じ結果を達成するために因数処理される。したがって、図1Dに描かれているように、インタフェースInterface1によって提供される機能は再分割され、インタフェースの通信を複数のインタフェースInterface1A,Interface1B,Interface1C等に変換しながら、同じ結果を得ることができる。図1Eに示されているように、インタフェースI1によって提供される機能は、複数のインタフェースI1a,I1b,I1c等に再分割され、同じ結果が得られる。同様に、第1のコードセグメントから情報を受け取る第2のコードセグメントのインタフェースI2は複数のインタフェースI2a,I2b,I2c等に因数処理される。因数処理の際、第1のコードセグメントに含まれるインタフェースの数は、第2のコードセグメントに含まれるインタフェースの数と一致する必要はない。図1D、図1Eのいずれの場合も、インタフェースInterface1とI1の機能分割は、それぞれ図1Bと図1Cと同じままである。インタフェースの因数処理はまた、結合法則、交換法則およびその他の数学的特性に従い、因数処理が認識しにくい場合もある。たとえば、操作の順序は重要ではなく、そのため、インタフェースによって実行される機能は、インタフェースに至るずっと前に他のコードまたはインタフェースによって実行されても、あるいはシステムの別のコンポーネントによって実行されてもよい。さらに、プログラミング分野の熟練者であれば、同じ結果を得るために、異なる関数呼び出しを行うさまざまな方法があることを推測できる。
<B.再定義>
ある場合において、所期の結果を達成しながら、プログラミングインタフェースの特定の面(たとえば、パラメータ)を無視し、追加し、あるいは再定義することが可能である。これは、図1Fと図1Gに描かれている。たとえば、図1BのインタフェースInterface1は関数呼び出Square(入力、精度、出力)を含むものと仮定し、この呼び出しは、入力、精度、出力の3つのパラメータを含み、第1のコードセグメントから第2のコードセグメントに発行される。中間のパラメータである精度が、図1Fのように、特定の状況において問題にならない場合、これは無視されるか、あるいは(この状況では)意味のないパラメータに置き換えられる。また、重要性を持たない別のパラメータを追加することもできる。いずれの場合も、Squareの機能は、第2のコードセグメントによって入力が一致された(squared)後に出力が返されるかぎり、squareの機能は果たされる。精度は、コンピュータシステムの下流またはその他の部分にとっては有意義なパラメータとなる。しかしながら、精度がsquareの計算という狭い目的にとって不要と認識されると、これは置換または無視される。たとえば、有効な精度の数値を受け渡す代わりに、誕生日等の無意味な数値を、結果に不利な影響を与えることなく、受け渡すことができる。同様に、図1Gに描かれているように、インタフェースI1は無視するか、あるいはインタフェースにパラメータを追加するよう再定義されたインタフェースI1’に置き換えられる。インタフェースI2は同様に、不要なパラメータ、または別の箇所で処理されるパラメータを無視するよう、インタフェースI2’として再定義される。ここでのポイントは、場合に応じて、プログラミングインタフェースは、特定の目的のためには必要ではなく、したがって無視または再定義され、あるいは他の目的のために別の場所で処理されるような、パラメータ等の面を含む場合があるという点である。
<C.インラインコーディング>
2つの別個のコードモジュールの機能の一部または全部を融合し、その間の「インタフェース」が形を変えるようにすることも可能である。たとえば、図1Bと図1Cの機能は、それぞれ図1Hと図1Iの機能に変換することができる。図1Hにおいて、図1Bに示されていた従前の第1と第2のコードセグメントは、その両方を含むモジュールに融合される。この場合、コードセグメントは依然として相互に通信しているが、インタフェースは、より単独のモジュールに適した形態に構成される。このように、たとえば、正式な呼び出しとリターンのステートメントが不要となるが、インタフェースInterface1による同様の処理またはレスポンスは依然として有効である。同様に、図1Iに示されているように、図1CからのインタフェースI2の一部(または全部)をインタフェースI1にインラインで書き込み、インタフェースI1”を作ることができる。図に示すように、インタフェースI2はI2aとI2bに分割されており、インタフェースの部分I2aはインタフェースI1とインラインでコード化され、インタフェースI1”が形成されている。具体的な例として、図1CからのインタフェースI1が関数呼び出しSquare(入力、出力)を実行し、これがインタフェースI2によって受け取られ、これは第2のコードセグメントによって入力とともに受け渡された数値を処理した後(入力のsquareを計算するため)、出力とともにsquareの結果を戻すことを考える。この場合、第2のコードセグメントによって行われた処理(入力のSquare)は、インタフェースへの呼び出しを行わずに、第1のコードセグメントによって実行される。
<D.分離(ディボース: divorce)>
1つのコードセグメントから別のコードセグメントへの通信は、通信を複数の個別の通信に分割することによって間接的に達成される。これを、図1Jと図1Kに図式的に示す。図1Jに描かれているように、ひとつまたは複数のコード(これらは当初のインタフェースからの機能および/またはインタフェース関数を分離するため、分離インタフェースという)が設けられ、これが第1のインタフェースInterface1上の通信を別のインタフェース、つまりこの場合はインタフェースInterface2A,Interface2B,Interface2Cに適合するよう変換する。これは、Interface1のプロトコルにしたがって、たとえばオペレーティングシステムと通信するよう設計されたアプリケーションのベースがインストールされているが、その後、オペレーティングシステムが別のインタフェース、この場合ではインタフェースInterface2A,Interface2B,Interface2Cを使用するために変更される場合等に行われる。ポイントは、第2のコードセグメントによって使用される元のインタフェースが、第1のコードセグメントによって使用されるインタフェースとは両立しなくなるように変更されるため、古いインタフェースと新しいインタフェースを両立させるために、中間物が使用されるという点である。同様に、図1Kに示されているように、第三のコードセグメントを、インタフェースI1からの通信を受けるために分離インタフェースDI1とともに導入し、またインタフェース機能を、たとえば、DI2と協働するよう再設計されたインタフェースI2aとI2bに伝送するが、同じ機能的結果をもたらすために分離インタフェースDI2とともに導入することができる。同様に、DI1とDI2は協働し、図1CのインタフェースI1とI2の機能を新しいオペレーティングシステムに翻訳し、その一方で、同じまたは同様の機能上の結果をもたらす。
<E.書き換え>
また別の考えうる変形は、インタフェースの機能を別のものに置き換えるが、全体として同じ結果を実現するようにコードを動的に書き換えることである。たとえば、中間言語(たとえば、Microsoft IL,Java(登録商標) ByteCode等)の中にあるコードセグメントが実行環境(.Netフレームワーク、Java(登録商標)ランタイム環境またはその他同様のランタイム型の環境等)でJust−In−Time(JIT)コンパイラまたはインタープリタに供給されるシステムがある。JITコンパイラは、第1のコードセグメントからの通信を第2のコードセグメントに動的に変換し、つまり、これらを、第2のコードセグメント(もとの、あるいは異なる第2のコードセグメント)によって必要とされる、別のインタフェースに適合させるように書かれるかもしれない。これを、図1Lと図1Mに示す。図1Lに示されているように、この方法は、上記の分離の場合に似ている。これは、たとえば、インストールされているアプリケーションのベースが、Interface1のプロトコルにしたがってオペレーティングシステムと通信するよう設計されているが、その後、オペレーティングシステムが異なるインタフェースを使用するよう変更される場合等に行われる。JITコンパイラは、インストールベースのアプリケーションからオペレーティングシステムの新しいインタフェースへのオンザフライでの通信に適合するために使用できる。図1Mに示すように、このようなインタフェースを動的に書き換える方法は、インタフェースを動的に因数処理し、あるいはその他変更するために適用される。
別の実施形態を通じたインタフェースと同じまたは同様の結果を達成するための上記の仕組みは、逐次的および/または並列的なさまざまな方法で組み合わせる、あるいは他の介入コードとも組み合わせることができる点にも注意すべきである。このように、上記の異なる実施形態は、相互に排他的でなく、混合し、適合させ、組み合わせて、図1Bと1Cに示す一般的な仕組みと同じ、または同等の仕組みを実現することができる。また、多くのプログラミング構造と同様に、ここでは述べられていないが、本発明の精神と範囲によって表されるインタフェースと同じまたは同様の機能を実現する同様の方法がほかにもあることに注意すべきであり、つまりこれは、少なくとも部分的に、インタフェースの数値の根底にあるインタフェースによって表される機能およびそれによって実現される有利な結果である点に注意すべきである。
図2は、ウィンドウが開かれているディスプレイ201を示す。ディスプレイ201には、コンピュータのための記憶サイトのウィンドウを含む。たとえば、記憶された要素を含むフォルダのためのウィンドウが表示されるかもしれない。図2の例において、フォルダは、ディスプレイ201の上で、「MyDocuments」ウィンドウ202の中に表示されている「MyDocuments」フォルダである。「MyDocuments」ウィンドウ202は、一部が他の開いているウィンドウによって隠されている。図2に描かれている他の開いたウィンドウには、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ203が含まれ、これは、メディアプレイヤウィンドウ204とインスタントメッセージングウィンドウ205によって部分的に隠されている。ディスプレイ201上の各ウィンドウは、対応するタスクバーボタンと関連付けられている。この例において、タスクバーボタンの各々は、「シンプルタスクバーボタン」である。この例のシンプルタスクバーボタンの各々は、対応するアプリケーションの名前またはフォルダ名を表示する。たとえば、「MyDocuments」ウィンドウは、“MyDocument”という名前を表示する「MyDocuments」のシンプルタスクバーボタン206に関連付けられ、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ203は、“Microsoft Word”という名前を表示するシンプルタスクバーボタン207に関連付けられ、メディアプレイヤウィンドウ204は、“Windows(登録商標) Media”という名前を表示するシンプルタスクバーボタン208に関連付けられ、インスタントメッセージングウィンドウ205は、“Instant Messaging”という名前を表示するシンプルタスクバーボタン209に関連付けられる。
図3は、ディスプレイ上でウィンドウを最小化する例を示す。図3において、ディスプレイ301は、ウィンドウを含むように描かれている。この例で目に見えるウィンドウは、フォルダに関連付けられているウィンドウ(この場合、「MyDocuments」ウィンドウ302)であり、これは、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ303が「MyDocuments」ウィンドウ302の上にあるため、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ303によって部分的に隠されている。「MyDocuments」ウィンドウ302は、シンプルタスクバーボタン304に関連付けられており、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウもまた、対応するシンプルタスクバーボタン305に関連付けられている。メディアプレイヤアプリケーションのアプリケーションウィンドウとインスタントメッセージングウィンドウは、最小化されているため、図3では見えない。しかしながら、メディアプレイヤアプリケーション306とインスタントメッセージングアプリケーション307の対応するシンプルタスクバーボタンは、図3に示されるディスプレイ301のタスクバーの中に見られる。
図4は、本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの表示の例を示す。この例のリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、ユーザが対応するアプリケーションの動作または機能を制御できるようにする、対応するアプリケーションに関連付けられている情報または制御用表示要素を含む。ディスプレイ401は、開かれたウィンドウを有する。この例において、ファイルフォルダ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ402)とワードプロセシングアプリケーションウィンドウ403がディスプレイ401の上にある。ウィンドウの各々、つまり「MyDocuments」ウィンドウ402とワードプロセシングアプリケーションウィンドウ403は、シンプルタスクバーボタン(それぞれ404,405)に関連付けられている。シンプルタスクバーボタン404,405はディスプレイ401のタスクバーの中に描かれている。さらに、メディアプレイヤアプリケーション406とインスタントメッセージングアプリケーション407のためのタスクバーボタンもタスクバーの中にある。図4に示されるように、メディアプレイヤアプリケーション406とインスタントメッセージングアプリケーション407に関連付けられているタスクバーボタンは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンである。メディアプレイヤアプリケーションまたはインスタントメッセージングアプリケーションに対応するウィンドウは、これらのウィンドウが最小化されているため、ディスプレイ上にはない。しかしながら、各々のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン(406,407)は、タスクバーの中に見られる。
この例において、メディアプレイヤアプリケーション406のリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、ユーザがメディアプレイヤアプリケーションの動作/機能を制御できるようにする、制御用表示要素を含む。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン406は、選択されるとアプリケーションの動作を実行するボタンを含む。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン406は、トランスポート制御のためのユーザインタフェースボタン(つまり、“PLAY”,“STOP”,“FF”,“REV”等)を含む。トランスポート制御のためのボタンには、たとえば、再生のためのボタン410、曲を巻き戻し、またはリプレイするボタン409、曲を早送りまたはスキップするボタン411、一時停止ボタン408または停止ボタン412が含まれる。図4は、アプリケーションを制御するのに使用できる表示要素の形式の一例にすぎない。メディアプレイヤアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン406は、たとえば、録音またはスキャニング等、他の多くの制御ボタンを含むことができる。
図4はまた、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたリッチプレゼンテーションタスクバーボタン407を示している。リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、情報が継続的にアップデートされる一種の動的情報を含んでいる。この例において、インスタントメッセージングアプリケーションは、複数のユーザ間のテキスト情報を含む。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン407は、会話スレッドの一部を提供する。この例において、インスタントメッセージングアプリケーションのウィンドウが最小化され、そのウィンドウは見えなくなっているが、ユーザは、関連するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン407の中で、入ってくるメッセージを読むことができる。このように、ユーザは、インスタントメッセージングのウィンドウが表示されている間に、タスクバーボタンの中で入ってくるメッセージの表示を読み、これに応答してタスクバーボタンの中にダイアログまたはテキストを入力することによって、他のユーザとの会話を続けることができる。図4は、タスクバーボタン407の中の、現在進行中の会話の例を示す。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン407は、動的に変化するデータによって定期的にアップデートされる(つまり、会話の進行とともに、会話内のメッセージラインをアップデートする)。
別の例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、情報、制御用表示要素またはアップデートのための動的情報を、対応するウィンドウが最小化されている、または重複したウィンドウによって隠されているときのみ表示することができる。たとえば、(たとえば、ディスプレイ上のスペースを節約する場合等、)メディアプレイヤアプリケーションがコンピュータ上で依然としてアクティブであっても、メディアプレイヤウィンドウがディスプレイ上では見えなくなるようにメディアプレイヤウィンドウが最小化される。メディアプレイヤアプリケーションウィンドウが最小化されると、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、図4に描かれているような制御用表示要素を表示することができる。あるいは、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウはディスプレイ上に残るが、他の表示要素によって隠される。隠されたアプリケーションウィンドウに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、図4に示される要素を表示することができる。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはトランスポート制御を表示し、ユーザは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の対応する制御用表示要素(たとえば、PLAY,STOP等)をクリックすることにより、アプリケーションの動作を制御することができる。この例において、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウがディスプレイに回復されると(たとえば、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン上の所定の場所をクリックすることによる)、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンはシンプルタスクバーボタンに切り替わる。メディアプレイヤアプリケーションウィンドウが最小化されると、あるいはメディアプレイヤアプリケーションウィンドウがディスプレイ上の重複する表示要素(たとえば、他のウィンドウ)によって隠されると、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているシンプルタスクバーボタンは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンに切り替わる。このように、ユーザは、ウィンドウが最小化されているか、あるいは他の表示要素によって隠されているか、あるいはその他アクセス不能であっても、この例のメディアプレイヤアプリケーションを引き続き制御できる。
図5は、ウィンドウが表示されているディスプレイの例を示す。図5に示されているように、ディスプレイ501は複数のウィンドウを含む。「MyDocuments」ウィンドウ502は、ディスプレイ501の上に表示され、タスクバーのシンプルタスクバーボタン506に関連付けられている。フォルダに関連するシンプルタスクバーボタン506(たとえば、「MyDocuments」のウィンドウ502)は、フォルダの名前を表示する。また、シンプルタスクバーボタン506をクリックすることにより、フォルダのウィンドウ(この場合、「MyDocuments」ウィンドウ)が最小化される。ウィンドウがすでに最小化されていれば、シンプルタスクバーボタン506をクリックすると、ウィンドウは、ディスプレイ/デスクトップに回復する。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ503もディスプレイ501上に表示され、タスクバーの中のシンプルタスクバーボタン507に関連付けられる。シンプルタスクバーボタン507はまた、対応するアプリケーションの名前を表示する。この場合、シンプルタスクバーボタン507は、“Microsoft Word”という単語を表示する。図5はまた、ディスプレイ501上に表示されるメディアプレイヤアプリケーション504のウィンドウも示している。メディアプレイヤアプリケーションタスクバーボタン508は、タスクバーボタン508が対応するアプリケーションの名前(つまり、“Windows(登録商標) Media”)のみを表示するという点で、シンプルタスクバーボタンのような外観を持つ。さらに、タスクバーボタンは、関連するアプリケーションの特定を助けるためのロゴを表示する。あるいは、タスクバーボタン508は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンで、メディアプレイヤアプリケーションのためのトランスポート制御等の制御用表示要素を提供してもよい。しかしながら、この例において、メディアプレイヤアプリケーション504に関連するタスクバーボタン508はシンプルタスクバーボタンの外観を持ち、アプリケーションの名前および/またはウィンドウ504がディスプレイ501上で開いている間に対応するメディアプレイヤアプリケーションを制御するための制御用表示要素等のアプリケーションを特定するロゴ以外の情報は含まない。
図5に描かれているように、カーソル505は、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウ504の最小化ボックス509の上に合わせられる。最小化ボックス509がアクティブ化され、または選択されると、ウィンドウ504はディスプレイ501上に表示されないが、タスクバーボタン508がタスクバーボタンの中に残る。
図6は、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウが最小化された後の図5のディスプレイを示す。図6において、ディスプレイ601は開かれたウィンドウを含む。コンピュータ上のフォルダのウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ602)がディスプレイ上に存在し、対応するシンプルタスクバーボタン605に関連付けられている。「MyDocuments」ウィンドウは、同様にディスプレイ601上で開いており、目に見えるワードプロセシングアプリケーションウィンドウ603によって部分的に隠れている。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ603もまた、タスクバー中に表示されているシンプルタスクバーボタン606に関連付けられている。メディアプレイヤアプリケーションウィンドウ(図示せず)は、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウが最小化されているため、ディスプレイ601上では見えない。この例において、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウは、カーソル604でウィンドウ最小化ボックスをクリックすることによって最小化される。メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているタスクバーボタン607は、タスクバー内に依然として存在するが、図6の例に示されているタスクバーボタン607は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン607に変換されている。この例のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン607は、アップデートされる動的情報を提供する。この場合、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン607の中で提供されている動的情報は、再生されている楽曲のアーティスト名とトラック番号である。
この例において、メディアプレイヤに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン607は、メディアプレイヤアプリケーションに関するリッチプレゼンテーション情報を含み、継続的にアップデートされる。図6に示すように、この例では、アーティストの名前とトラック番号がタスクバーボタンの中に提供される。この情報は、アーティストと同様にトラックが変わるとアップデートされる。図6は、本発明の1つの実施形態を示している。しかしながら、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、改良されたどのような情報でも提供するため、本発明はこれに限定されていない。
タスクバーボタンは、サムネイルディスプレイに関連付けられていてもよい。図7は、アプリケーションに関連付けられているサムネイルと本発明によるリッチプレゼンテーションタスクバーボタンのディスプレイを示している。図7に示されているように、ディスプレイ701は、開かれたウィンドウを表示している。フォルダのウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ702)がディスプレイ701上に表示され、対応するシンプルタスクバーボタン705に関連付けられている。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ703もディスプレイ701上に表示され、これも対応するシンプルタスクバーボタン706に関連付けられている。メディアプレイヤアプリケーションは最小化され、メディアプレゼンテーションウィンドウはディスプレイ上に存在しない。しかしながら、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられている対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン707は、ディスプレイ701のタスクバーの中に存在する。この例のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン707は、メディアプレイヤアプリケーションのための制御用表示要素を含む(たとえば、トランスポート制御)。図7に示されるこの例において、メディアプレイヤアプリケーションに対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン707は、アプリケーションの制御、つまりメディアの再生に使用できるボタンを提供する。
カーソル704は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン707の上の所定の場所に合わされ、サムネイル708を表示させる。サムネイル708は、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられている。図7に示す例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン707の上の所定の場所は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン707の脇にある。この例のサムネイル708は、この例のフルメディアプレイヤアプリケーションのミニチュアバージョンである。しかしながら、本発明は、これに限られない。サムネイルは、アプリケーションに関連する情報を含むかもしれない。メディアプレイヤアプリケーションの場合、対応するサムネイルはストリーム情報、アルバムアート、映像化、ビデオその他を表示するかもしれない。
サムネイルの内容は、関連するアプリケーションによって変わるかもしれない。また、内容は、アプリケーションによって特定または作成され、タスクバープログラミングインタフェースに提示されるかもしれない。サムネイルの内容がアプリケーションによって特定されると、アプリケーション(たとえば、メディアプレイヤアプリケーション)は、対応するサムネイルの内容をタスクバーのプログラミングインタフェースに特定する。このように、結果として得られるサムネイルは、特定のアプリケーションに合わせてカスタマイズできる、あるいはユーザのニーズに合わせて調整される、改善された情報を提供するかもしれない。
図8は、サムネイルを消す様子を示す。図8に示されるように、ディスプレイ801は、開いたウィンドウを含む。フォルダウィンドウ(たとえば、この場合では「MyDocuments」ウィンドウ802)がディスプレイ801上に存在し、対応するシンプルタスクバーボタン805に関連付けられている。「MyDocuments」ウィンドウ802は、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ803によって部分的に隠れている。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ803もまた、シンプルタスクバーボタン807に関連付けられている。図7の例のように、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウは、これが最小化されている、あるいは他の表示要素の背後に表示されているため、表示されない。たとえば、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウは、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ803によって完全に隠されているかもしれない。しかしながら、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン807は、制御用表示要素を提供する。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン807は、ユーザがリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の対応する制御用表示要素を選択することにより、メディアプレイヤアプリケーションの動作を制御できるように、トランスポート制御を提供する。このように、この例のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン807の中の対話的制御用表示要素を通じて、ユーザは、ディスプレイ801上に完全なメディアプレイヤアプリケーションウィンドウを開くことなく、メディアプレイヤアプリケーションを制御できる。
カーソル804は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン807の上の所定の場所から移動される。所定の場所とは、たとえば、カーソルが所定の場所の上に合わせられると、対応するアプリケーションのサムネイルを提供する場所である。図8は、カーソル804が所定の場所から移動されると、サムネイルが消され、それによって、ディスプレイ801上のスペースを節約している様子を示している。
ユーザは、カーソルが所定の領域から移動されても、サムネイルをディスプレイ上に見える状態で残したいと希望する場合がある。図9は、サムネイルをピン留めし、カーソルが所定の場所から移動されても、サムネイルがディスプレイ上で見える状態で残るようにする方法を示す。図9は、開いたウィンドウを含むディスプレイ901を示している。フォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ902)がディスプレイ901に表示され、対応するシンプルタスクバーボタン905に関連付けられている。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ903もまたディスプレイ901上に表示され、「MyDocuments」ウィンドウ902を部分的に隠している。ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ903は、タスクバーの中に存在するシンプルタスクバーボタン906に関連付けられている。図7、図8の例と同様に、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウは、最小化されたか、他の表示要素によって隠され、ディスプレイ901の上では見えない。しかしながら、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン907がタスクバーの中に表示される。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン907は、ユーザが、開かれたメディアプレイヤアプリケーションウィンドウによってディスプレイ901の上のスペースを占領することなく、メディアプレイヤアプリケーションの動作または機能を制御できるように、対話的制御用表示要素を含む。図9が示すように、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン907は、対話的制御用表示要素等のトランスポート制御を含む。
図9が示すように、カーソル904は、サムネイル908を開くためのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン907の上の所定の場所から移動されている。しかながら、サムネイル908は、サムネイルが開いてピン留めされているため、開いたままでディスプレイ901上に残り、見ることができる。サムネイルのピン留めは、さまざまな技術で実行できる。たとえば、サムネイルは、指定されたアイコンまたは表示要素をクリックする、あるいはメニュー上のオプションを選択することによって、開いた状態でピン留めできる。メニューは、たとえば、メニューをプルダウンする、右クリックする、その他の方法で呼び出すことができる。サムネイルは、希望に応じて、デフォルトによって開いた状態でピン留めすることもできる。サムネイル908が開いた状態でピン留めされると、カーソルは、サムネイル908に影響を与えることなく、ディスプレイ上のどの場所にも移動できる。つまり、サムネイル908は、カーソル904がタスクバーボタン907から移動されても、開いたまま残る。サムネイルが開いた状態でピン留めされていると、ユーザはカーソルがサムネイルを開くための所定の場所から移動されたとしても、サムネイルに含まれる追加情報に引き続きアクセスできる。たとえば、ユーザは、コンピュータ上で他のプロジェクトについと作業を行いながら、メディアプレイヤプリケーションで再生されているビデオを見たいかもしれない。ビデオのサムネイルバージョンは、ディスプレイ上で開いた状態でピン留めされているサムネイルの上で再生する。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン907により、ユーザはメディアプレイヤアプリケーションの動作(従って、ビデオの再生/停止/サーチ/その他)を制御しながら、ビデオも見ることができる。同時に、ユーザは、フルサイズウィンドウに対してアプリケーションの小型版が表示されるため、ディスプレイ上のスペースを節約できる。
図9はまた、開いた状態でピン留めされているサムネイルを閉じる方法も示している。サムネイルは、閉ボタン909を含むことができる。カーソル904は、サムネイル908を閉じるために、サムネイル908の閉ボタン909の上に移動される。たとえば、閉ボタン909を選択またはクリックすることにより、サムネイル908を閉じることができる。
図10は、開いた状態でピン留めされていたサムネイルを閉じる様子を示している。図10が示すように、ディスプレイ1001は開いたウィンドウを含む。フォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ1002)が対応するシンプルタスクバーボタン1005とともに表示される。ワードプロセシングウィンドウ1003が表示され、「MyDocuments」ウィンドウ1002を部分的に隠している。ワードプロセシングウィンドウ1003は、タスクバー内のシンプルタスクバーボタン1006に関連付けられている。図7、図8の例と同様に、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウは、最小化されているため、ディスプレイ1001の上にはない。メディアプレイヤアプリケーションウィンドは、ユーザがリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1007の制御ボタンを選択することによって、メディアプレイヤアプリケーションの動作を制御できるような制御用表示要素を含む、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1007に関連付けられている。この例において、タスクバーボタン1007の中の制御用表示要素は、トランスポート制御を提供する。したがって、制御用表示要素を通じて、ユーザは、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウを開くことによってディスプレイ1001上の余分なスペースを使うことなく、メディアプレイヤアプリケーションの動作を制御できる。メディアプレイヤアプリケーションに対応するサムネイル1008が表示され、開いた状態でピン留めされる。このように、カーソル1004がタスクバーボタン1007の中の所定の場所から移動されていても、サムネイル1008はディスプレイ1001の上に表示されたままである。
カーソル1004は、この例において、閉ボタン1009を選択するために使用される。閉ボタン1009が選択されると(たとえば、クリックされる)、サムネイルは閉じられ、ディスプレイ1001の上では見えなくなる。
図11は、サムネイルが閉じられた後の図10の例を示す。前の例と同様に、図11は、フォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ1102)と、「MyDocuments」ウィンドウ1102を部分的に隠すワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1103を含むディスプレイ1101を示している。「MyDocuments」ウィンドウ1102とワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1103はどちらもシンプルタスクバーボタン(それぞれ1105,1106)に関連付けられている。メディアプレイヤアプリケーションに対応するサムネイル(図示せず)は、サムネイル閉ボックス(図示せず)を選択することにより、カーソル1104で消される、または閉じられる。この例において、サムネイルを閉じても、メディアプレイヤアプリケーションの動作を制御するための制御用表示要素(たとえば、トランスポート制御)を表示する、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1107は影響を受けない。
さらに、複数のタスクバーボタンからのサムネイルも表示されるかもしれない。図12は、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1203によって部分的に隠されているフォルダウィンドウ(「MyDocuments」ウィンドウ1202)を含むディスプレイ1201を示している。「MyDocuments」ウィンドウ1202とワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1203は、シンプルタスクバーボタン(それぞれ、1205,1206)に関連付けられている。図12に示す例において、メディアプレイヤアプリケーションウィンドウとインスタントメッセージングアプリケーションウィンドウが最小化されており、したがって、ディスプレイ1201には表示されていないが、各アプリケーションはタスクバーの中に関連するタスクバーボタン(それぞれ1207,1208)を持っている。メディアプレイヤアプリケーションは、メディアプレイヤアプリケーションの制御を可能にする対話的な制御用表示要素を提供するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1207に関連付けられている。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1207の中の対話的制御用表示要素を選択する(たとえば、クリックする)ことによって、ユーザは、メディアプレイヤアプリケーションそのものの動作または機能を制御できる。同様に、インスタントメッセージングアプリケーションは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1208に関連付けられている。リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1208は、ユーザがリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1208により、インスタントメッセージングを介してテキストを入力し、入力されたテキストを送信できるようにする対話的制御用表示要素を提供する。また、ユーザは、イベントが発生すると定期的に変化する動的情報(つまり、アップデートされる情報)の提供を受ける。この場合、インスタントメッセージングを介した会話の会話スレッドは、ユーザによって送信された最新のメッセージを含むようアップデートされる。
カーソル1204は、メディアプレイヤアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1207の上に合わせられ、メディアプレイヤアプリケーションのサムネイル1209がディスプレイ1201の上に現れるようにする。サムネイルは、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられたさまざまな情報を含むことができる。たとえば、サムネイルは、アプリケーション上で再生されるビデオの小型バージョン、演奏している音楽アーティストの名前、音楽またはメディアの再生に関係するビジュアル、またはその他の関連情報を含む場合がある。カーソルは、図12の矢印で示されているように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1207から移動される。
図13はカーソルがリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1207から移動された後の、図12に示す例を示す。図13の例において、ディスプレイ1301はフォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ1302)とワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1303を含む。「MyDocuments」ウィンドウ1302は関連付けられているシンプルタスクバーボタン1305を持ち、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1303は関連付けられているシンプルタスクバーボタン1306を有する。さらに、メディアプレイヤアプリケーションは、タスクバーの中に関連付けられたリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1307を有し、インスタントメッセージングアプリケーションは、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1308を有する。図13に示されているように、メディアプレイヤアプリーションとインスタントメッセージングアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタンはそれぞれ、対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタンの中の制御ボタンを選択することを通じて、対応するアプリケーションの動作を制御するための制御用表示要素を含む。インスタントメッセージングアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1308は、動的情報(つまり、定期的に変更され、アップデートされる情報)も含むかもしれない。図13の例において、メディアプレイヤアプリケーションは、「再生」、「早送り」等のトランスポート制御を含む制御ボタン(制御用表示要素)を含み、インスタントメッセージングアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1308は、会話スレッドの一部を含む。
カーソル1304は、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1307から移動させられている。このため、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられたサムネイルは消され、ディスプレイ1301上では見えなくなっている。しかしながら、カーソル1304は、インスタントメッセージングアプリケーションに対応するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1308に移動され、インスタントメッセージングアプリケーションのサムネイル1309が表示されている。
また、複数のサムネイルを同時に表示することができる。たとえば、サムネイルをピン留めし、カーソルが対応するタスクバーボタンから移動されても、サムネイルが表示されたままとすることができる。図14は、フォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ1402)とこれに重なるワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1403を含むディスプレイ1401を示す。そのほか、メディアプレイヤアプリケーションとインスタントメッセージングアプリケーションはアクティブであるが、最小化されている。アプリケーションの各々に対応するタスクバーボタンが表示されている。たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ1402は、シンプルタスクバーボタン1405に関連付けられ、ワードプロセシングアプリケーションウィンドウ1403はシンプルタスクバーボタン1407に関連付けられ、インスタントメッセージングアプリケーションは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1408に関連付けられている。
図14は、ディスプレイ1401にピン留めされたメディアプレイヤアプリケーションのサムネイル1409を示している。カーソル1404は、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1408の上に合わせられ、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたサムネイル1410がディスプレイ1401上に表示される。同様に、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられたサムネイル1410もピン留めされ、カーソル1404がインスタントメッセージングアプリケーションに関連づけられた対応するタスクバーボタン1408から移動されても、表示されたままとすることができる。図14に示された例において、メディアプレイヤアプリケーションとインスタントメッセージングアプリケーションのサムネイルはどちらも開いており、ディスプレイ1401に表示されている。
サムネイルが表示され、および消される際、偶発的に、あるいは早まってサムネイルが消される、あるいは表示される可能性がある。図15は、サムネイルが早まって、あるいは偶発的に表示され、または消されるのを防止する方法を描いたものである。ステップ1500で、カーソルの位置が決められ、ステップ1501で、カーソルは、サムネイルが呼び出される所定の場所の上に移動されたか否かが判断される。所定の場所は、ディスプレイ上のどこにあってもよく、好ましくは、対応するタスクバーボタンの上がよい。カーソルが正しい位置にあると(ステップ1501の「イエス」の分枝)、カーソルが正しい位置にある間に所定の遅延時間が経過したか否かがさらに判断される。遅延期間は、ユーザの選好または個々の状況に基づいて設定される。カーソルがサムネイルを開くための場所に位置づけられた後に経過した時間が不十分であれば、システムは遅延期間が経過する(ステップ1502の「イエス」の分岐)まで待ち、つまり、サムネイルが表示される(ステップ1503)か、あるいはカーソルが再びその場所から移動される(サムネイルが表示されるべきではないことを示す)。カーソルが所定の期間にわたり、サムネイルを表示するための場所にあると、サムネイルが表示される(ステップ1503)。
図15はまた、偶発的または早まってサムネイルが消されるのを防止するための方法の例を示している。サムネイルが表示された後、カーソルの位置が決められ(ステップ1504)、カーソルが、サムネイルが呼び出される場所から移動されたか否かが判断される(ステップ1505)。カーソルがサムネイルを呼び出す場所に留まっていると(ステップ1505の「ノー」の分岐)、サムネイルは表示されたままとなる。カーソルがサムネイルを呼び出す場所から移動されると、まず、カーソルがサムネイルを呼び出す場所から移動された状態で所定の遅延時間が経過したか否かが判断される。この遅延期間は、たとえば、特定の状況における各ユーザの選好やニーズに従って設定できる。カーソルがサムネイルを呼び出す場所から移動されている状態で経過した時間が不十分であると、システムは、カーソルが指定された長さの時間だけサムネイルを呼び出す場所から移動されたままになるまで待ち(ステップ1506の「イエス」の分岐)、つまり、サムネイルが消されるべきであることを意味する。あるいは、システムは、所定の時間が経過する前にカーソルがサムネイルを呼び出す場所に戻されるまで待ち、これはサムネイルが表示されたままとすべきことを意味する(ステップ1506の「ノー」の分岐)。カーソルが、少なくとも指定された遅延時間と同じ長さの時間だけ、サムネイルを呼び出す場所から移動されると、サムネイルは消される(ステップ1507)。
図16は、サムネイルの表示を遅延させる方法の別の例を示す。この例において、それが表示されるべき最初のサムネイルであれば、そのサムネイルが早まって、望まずに、あるいは不注意で表示されることを防止するためにサムネイルの表示が遅延されるが、すでに他のサムネイルが表示されていれば、遅延はない。これにより、ユーザは一連のアプリケーションのサムネイルとそれらのタスクバーボタンを迅速にスキャニングすることができる。この例において、カーソルはサムネイルを呼び出す(ステップ1601)場所に位置づけられる(ステップ1600)。たとえば、カーソルは、タスクバーボタンの所定の場所に移動される場合がある。他に現在表示中のサムネイルがなければ(ステップ1602の「ノー」の分岐)、所定の遅延期間が経過したか否かが判断される(ステップ1603)。この期間は、たとえば、ユーザの選好や特定状況でのニーズにしたがって設定される。いったんカーソルが十分な期間にわたってサムネイルを呼び出す場所に留まると(ステップ1603の「イエス」の分岐)、サムネイルが表示される(ステップ1604)。あるいは、カーソルが他のサムネイルを呼び出す場所に移動されたときに、ディスプレイ上に表示されている他のサムネイルが少なくともひとつあると(ステップ1602の「イエス」の分岐)、そのサムネイルは、所定の遅延期間だけ待つことなく、表示される(ステップ1602の「イエス」の分岐とステップ1604)。図16の例において、サムネイルが表示された後、カーソルの位置が決められ(ステップ1605)、カーソルがサムネイルを呼び出す場所から移動されるとサムネイルは消される(ステップ1606の「イエス」の分岐)(たとえば、対応するタスクバーボタン)。
図17は、サムネイルを消す別の例を示す。この例において、カーソルがサムネイルを表示する場所(たとえば、タスクバーボタンの中)にあり、サムネイルがすでに表示されている。ステップ1700で、カーソルの位置が決められる。カーソルがその場所(たとえば、タスクバーボタン)から移動されると(ステップ1701の「イエス」の分岐)、少なくとも1つの他のサムネイルが表示されているかがまず判断される(ステップ1702)。他のサムネイルが表示されていないと(ステップ1702の「ノー」の分岐)(つまり、現在のサムネイルが、表示されている最後のサムネイルであると)、システムはサムネイルを消す前に、カーソルが所定の遅延期間だけ、その場所から外れた場所に留まるまで待つ(ステップ1703の「イエス」の分岐)。しかしながら、カーソルがその場所から移動された時点で開かれている他のサムネイルがあれば(ステップ1702の「イエス」の分岐)、サムネイルは遅延なく消される(ステップ1704)。この例において、遅延は、最後のサムネイルが閉じられる前であり、かつ、それ以前のサムネイルが閉じられた後に発生する。これにより、サムネイルが偶発的または早まって閉じられるのを防止する一方で、必要なときにサムネイルを閉じる際の応答もすばやいままである。
本発明の別の態様では、タスクバーボタンを縮小、拡大することができる。たとえば、複数のタスクバーボタンがタスクバー内に存在する場合、これらのタスクバーボタンは、すべてのタスクバーボタンに利用可能なスペースの量を融通するよう、サイズまたは内容が変えられる。図18A−Cは、サイズに基づいてタスクバーボタンを縮小、拡大する例を示す。
図18Aは、3つのタスクバーボタン、つまり、シンプルタスクバーボタンであるフォルダタスクバーボタン(たとえば、「MyDocuments」タスクバーボタン1801)、同じくシンプルタスクバーボタンであるワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1802、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンであるメディアプレイヤアプリケーションタスクバーボタン1803を含むタスクバーの例を示す。この例において、タスクバーには、タスクバーボタンの3つすべてを収容するのに十分なスペースがある。したがって、3つのタスクバーボタンの各々はフルサイズであり、他のタスクバーボタンの各々とほぼ同じサイズである。
図18Bは、図18Aのタスクバーボタン、つまり、シンプルタスクバーボタンであるフォルダタスクバーボタン(たとえば、「MyDocuments」タスクバーボタン1804)、シンプルタスクバーボタンであるワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1805およびリッチプレゼンテーションタスクバーボタンであるメディアプレイヤアプリケーションタスクバーボタン1806に、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられた新たなタスクバーボタン1807(リッチプレゼンテーションタスクバーボタンである)が追加されているものを示す。タスクバーで利用可能なスペースの量で、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1807を収容するために、4つのタスクバーボタンの各々はサイズが減少する。図18B示す例において、結果として現れている4つのタスクバーボタンの各々は、図18Aの例のタスクバーボタンの各々より小さいが、図18Bの例における他のタスクバーボタンの各々とサイズが同等である。この例において、タスクバーボタンの各々は同等にサイズが減少し、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンが、シンプルタスクバーボタンと同じ比率でサイズが減少するようになっている。
図18Cは、タスクバーボタンの縮小、拡大の別の例を示す。この例において、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1811が、タスクバーの中のすでに存在していたタスクバーボタンに追加される。つまり、インスタントメッセージングアプリケーションとそのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1811がアクティブ化されたとき、フォルダタスクバーボタン(たとえば、「MyDocuments」タスクバーボタン1808)(シンプルタスクバーボタン)、ワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1809(シンプルタスクボタン)とメディアプレイヤアプリケーションタスクバーボタン1810(リッチプレゼンテーションタスクバーボタン)はすでにタスクバーの中にある。この例において、通常のシンプルタスクバーボタンは新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1811を収容するためのスペースを確保するためにサイズが減少し、その一方で、他のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン(たとえば、託すバーボタン1810)はサイズが減少しない。図18Cに描かれているように、どちらもシンプルタスクバーボタンである「MyDocuments」タスクバーボタン1808とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1809はサイズが減少するが、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンであるメディアプレイヤタスクバーボタン1810はサイズが減少しない。この例における新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1811は、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられ、また、カスタムインタフェースを含む。したがって、図18Cが示すように、シンプルタスクバーボタン(つまり、「MyDocuments」タスクバーボタン1808とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1809)は、より小さな形態で表示され、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン(つまり、メディアプレイヤタスクバーボタン1810とインスタントメッセージングアプリケーションタスクバーボタン1811)は、フルサイズで表示される。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズは、シンプルタスクバーボタンのサイズを犠牲にして保持される。
新たなタスクバーボタンが図18A−Cのタスクバーに追加されると、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズを減少させる必要があるかもしれない。この場合(図示せず)、シンプルタスクバーボタンのサイズを特定の最小限界値まで減少してから、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズが減少する。たとえば、シンプルタスクバーボタンのサイズは、そのタスクバーボタンの中で有益な情報が利用できなくなるポイントまでサイズが減少する。このように、この例において、タスクバーボタンの個々のサイズは、優先順位付けスキームにしたがって減少される。一例において、優先順位付けスキームは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンを優先させ、シンプルタスクバーよりリッチプレゼンテーションタスクバーボタンが当初のサイズを保持できるようにする。シンプルタスクバーボタンのサイズが、さらに小さくするとシンプルタスクバーボタンからの有益な情報が劣化する地点まで減少してから、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズが減少し始める。
別の例(図示せず)において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンの大きさは、その他すべてのタスクバーボタン(つまり、シンプルタスクバーボタン)に比例して減少するか、あるいは、他のシンプルタスクバーボタンが、それ以上サイズが小さくなると、タスクバーボタンが情報的でなくなる点までサイズが減少しているが、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンのサイズが小さくなった後には、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、十分な情報または制御能力を提供できる点までサイズが減少する。この点で、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはサイズが減少しない。
さらに、タスクバーボタンは、たとえば、タスクバーボタン統合を通じて、タスクバー内のスペースを節約するために、相互に融合させることができる。ここで、「タスクバーボタン統合」とは、タスクバーボタンが1つのタスクバーボタンに結合されることを意味する。少なくとも2つのタスクバーボタンからの情報が1つのタスクバーボタンに設置されるとき、タスクバーの中で、他の表示項目のためにより多くのスペースが利用可能となる。このように、特にタスクバーの中に新たなスペースが必要となると、タスクバーボタン統合を通じ、複数のタスクバーボタンが結合される。図19a−fは、タスクバーボタン統合の例を示す。図19Aは、3つのタスクバーボタンを含むタスクバーの例を示す。この例では、フォルダタスクバーボタン(たとえば、「MyDocuments」タスクバーボタン1901)とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1902がある。「MyDocuments」タスクバーボタン1901とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1902はどちらもシンプルタスクバーボタンである。メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられている第三のタスクバーボタン1903は、このアプリケーションの中にある。メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているタスクバーボタン1903は、図19Aに示されているように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンである。この例において、3つのタスクバーボタンのすべてを収容するために十分なスペースがタスクバー上にある。その結果、3つすべてのタスクバーボタンは、個々に、フルサイズで表示される。
図19Bは、タスクバー内にタスクバーボタンを表示する別の例を示す。図19Bのタスクバーは、図19Aに示されている3つのアプリケーションとウィンドウに関するタスクバーボタン、つまり、「MyDocuments」タスクバーボタン、ワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタンおよびメディアプレイヤアプリケーションタスクバーボタンを含む。しかしながら、図19Bにおいては、タスクバーに新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1906が追加されている。この例において、追加されたこのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1906は、インスタントメッセンジャアプリケーションに関連付けられている。タスクバーボタン統合は、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1906の追加を可能にするために実行されるかもしれない。この例において、図19Aに示されているシンプルフォルダタスクバーボタン(「MyDocuments」タスクバーボタン1901)は、図19Aに示されているワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1902と統合され、フォルダ(たとえば、「MyDocuments」とワードプロセシングアプリケーションを統合する単独のタスクバーボタン1904を形成する。このように、タスクバーの上には、メディアプレイヤタスクバーボタン1905(リッチプレゼンテーションタスクバーボタン)と新たに追加されたインスタントメッセージングアプリケーションタスクバーボタン1906(リッチプレゼンテーションタスクバーボタン)を個々に、フルサイズで表示するための十分なスペースがある。図19Bに描かれているように、シンプルタスクバーボタンは、タスクバーボタン統合によって結合され、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはタスクバーボタン統合によって結合されない。あるいしは、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタンがタスクバーに追加されると(図示せず)、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはタスクバーボタン統合によって結合されるかもしれないが、これは、シンプルタスクバーボタンがタスクバーボタン統合によってすでに結合された後に限られる。このように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは優先され、シンプルタスクバーボタンがタスクバーボタン統合によってすべて結合されるまでリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは保護され、シンプルタスクバーボタンがすべて結合されると、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンがタスクバーボタン統合によって結合される。
図19Cは、タスクバーボタンを表示する他の例を示している。この例において、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1909が、すでにシンプルおよび/またはリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを含むタスクバーに追加されている。この例において、すべてのタスクバーボタンを収容するために、シンプルタスクバーボタンがタスクバーボタン統合によって結合され、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンがタスクバーボタン統合によって結合される。図19Cに描かれているように、図19Aに描かれているフォルダウィンドウ(たとえば、「MyDocuments」ウィンドウ)に関連するシンプルタスクバーボタン1901と図19Aに描かれているワードプロセシングアプリケーションに関連するタスクバーボタン1902は、タスクバーボタン統合によって結合され、図19Cの単独のタスクバーボタン1907を形成する。また、図19Bに描かれているメディアプレイヤアプリケーションのリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1905と図19Bに描かれているインスタントメッセージングアプリケーションに関連するリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1906は、タスクバーボタン統合によって結合され、図19Cに描かれている単独のタスクバーボタン1908を形成する。しがって、シンプルタスクバーボタンはタスクバーボタン統合によって結合され、あるいは1つのタスクバーボタン(たとえば、タスクバーボタン1907)に融合され、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはタスクバーボタン統合によって結合されるか、あるいは相互に融合されて別のタスクバーボタン(たとえば、タスクバーボタン1908)となり、新たなタスクバーボタン1909を追加するスペースが確保される。
図19Dは、タスクバーボタンを表示する別の例を描いたものである。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、シンプルタスクバーボタンとのタスクバーボタン統合によって結合される。図19Dに描かれているように、別のアプリケーションのための新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1912がタスクバーに追加される。タスクバーの上ですべてのタスクバーボタンを収容するためのスペースを確保するために、タスクバーボタンは、タスクバーボタンがシンプルタスクバーボタンかリッチプレゼンテーションタスクバーボタンかを問わず、タスクバーボタン統合によって結合される。たとえば、図19Dに描かれているように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン1912がタスクバーに追加される。シンプルフォルダタスクバーボタン(たとえば、図19Aに描かれている「MyDocuments」タスクバーボタン1901)は、タスクバーボタン統合により、図19Aのワードプロセシングアプリケーションのシンプルタスクバーボタン1902と結合される。さらに、図19Bのメディアプレイヤアプリケーションに関連付けられたリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1905は、「MyDocuments」タスクバーボタン1901とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン1902とタスクバーボタン統合によって結合され、「MyDocuments」タスクバーボタン、ワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタンおよびメディアプレイヤリッチプレゼンテーションタスクバーボタンを組み込んだ単独のタスクバーボタン(図19D)を形成する。前述の例と同様に、この例の「MyDocuments」タスクバーボタンとワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタンはシンプルタスクバーボタンであり、メディアプレイヤタスクバーボタンはリッチプレゼンテーションタスクバーボタンである。この例において、タスクバーボタンは、個々のタスクバーボタンがシンプルかリッチプレゼンテーションかを問わず、タスクバーボタン統合によって結合される。
図19Eは、複数のアプリケーションに関連付けられているタスクバーボタンが単独のタスクバーボタンに結合され、メニューの中で表示されるタスクバーボタン統合の別の例を描いたものである。図19Eに描かれているように、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1921は制御用表示要素を含み、タスクバーの中にある。また、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられた別のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1922がタスクバーの中にある。タスクバー1920は、複数のアプリケーションを表す単独のタスクバーボタンである。この例において、タスクバーボタン1920はワードプロセシングアプリケーションとフォルダ(たとえば、「MyDocuments」フォルダ)を表す。カーソル1924は、メニュー1923をアクティブ化する。図19Cの例と同様に、シンプルタスクバーボタンは統合されるが、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンはシンプルタスクバーボタンと融合または統合されない。むしろ、シンプルタスクバーボタンだけが結合される。この例において、メニュー1923をアクティブ化したことは、統合されたタスクバーボタン1920の中の矢印1925によって表される。このように、ユーザは、統合されたタスクバーボタンに含まれるすべてのアプリケーションのメニューを表示させることができる。
図19Fは、タスクバー統合の別の例を描いたものである。この例において、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン1932がタスクバーに追加され、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、シンプルタスクバーボタン等、種類の異なるタスクバーボタンと結合される。したがって、この例において、メディアプレイヤアプリケーションに関連付けられているリッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、「シンプル」タスクバーボタンと結合または統合され、単独の統合されたタスクバーボタン1930を形成する。前の例と同様に、カーソル1934を使い、統合されたタスクバーボタン1930に含まれるアプリケーションのメニュー1933が表示される。この例において、フォルダ、ワードプロセシングアプリケーションとメディアプレイヤアプリケーションは、統合されたタスクバーボタン1930に含まれ、カーソル1934によってアクティブ化された後に現れるメニュー1933の中に表示される。非限定的な例として、タスクバーボタン1930に含まれるアプリケーションのメニュー1933の表示は、タスクバーボタン1930の中のアイコンまたは所定の領域とすることができる。この例において、所定の領域は、矢印1935によって示されている。
あるいは、タスクバーボタンをオーバーフローメニューに設置し、タスクバー上で、タスクバーボタンを収容するためのスペースを確保することができる。図20A−Cは、オーバーフローの中に設置されているタスクバーボタンの例を描いたものである。図20Aは、3つのタスクバーボタン、つまり、「MyDocuments」タスクバーボタン2001、ワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン2002およびメディアプレイヤタスクバーボタン2003を含むタスクバーを描いている。前述の例と同様に、「MyDocuments」のタスクバーボタン2001とワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン2002はシンプルタスクバーボタンであり、メディアプレイヤタスクバーボタン2003はリッチプレゼンテーションタスクバーボタンである。
図20Bは、タスクバーに追加されているタスクバーボタンの例を描いたものである。この例において、シンプルワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン2004とメディアプレイヤタスクバーボタン2005等のタスクバーボタンは、タスクバーの中に、個々に、フルサイズで、インスタントメッセージングアプリケーションに関連付けられている新たに追加されたリッチプレゼンテーションタスクバーボタン2006とともに表示されたままである。タスクバー上で、すべてのタスクバーボタンのための空間を設けるために、「MyDocuments」タスクバーボタン(図20Aの2001)は、矢印2011によって示されているように、オーバーフローの中に設置されている。
図20Dは、オーバーフローの中のアプリケーションの表示を描いたものである。この例において、カーソル2017は、所定の領域の上でアクティブ化され、オーバーフローの中に存在するアプリケーションを含むメニューが表示されるようになっている。図20Dに描かれているように、リッチプレゼンテーションタスクバーボタン2015が、すでに他のタスクバーボタンを含むタスクバーに追加される。新しいリッチプレゼンテーションタスクバーボタンのための空間を設けるために、タスクバーボタンは、所望の優先順位でオーバーフローの中に設置される。たとえば、シンプルタスクバーボタンは、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンをオーバーフローの中に設置する前に、オーバーフローの中に設置される。このように、この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンがタスクバーに追加され、タスクバーから別のアプリケーションを移動させることが必要となった後に、「MyDocuments」フォルダに関連付けられているタスクバーボタンが最初にオーバーフローの中に位置づけられる。カーソル2017は、所定の領域2016(図20Dにおいて矢印で表される)の上でアクティブ化され、オーバーフローの中にあるアプリケーション2018のメニューを表示する。この例において、アプリケーション2018のメニューの上の「MyDocuments」のリストによって示されるように、オーバーフローの中にフォルダがある。
図20Eは、オーバーフローの中にシンプルタスクバーボタンを設置する他の例を描いたものである。この例において、別のリッチプレゼンテーションタスクバーボタン2021がタスクバーに追加される。タスクバーには、すべてのタスクバーボタンを表示するのに十分な空間がないため、他のシンプルタスクバーボタンはオーバーフローの中に設置される。オーバーフローメニュー2023は、所定の領域でカーソル2022をアクティブ化することによってアクセスされる。この例においてカーソル2022は、矢印2012によって指定される所定の領域の中に位置づけられる。次にメニュー2023が表示され、ワードプロセシングアプリケーション(この例では、Microsoft Word)とファイルフォルダがオーバーフローの中にあることを示している。
図20Cもまた、タスクバーがオーバーフローに設置されることを描いたものであり、タスクバーにより多くのタスクバーボタンが追加されている。この例において、新たなリッチプレゼンテーションタスクバーボタン2009がタスクバーに追加される。その結果、別のタスクバーボタンはオーバーフローの中に設置される。この場合、シンプルワードプロセシングアプリケーションタスクバーウィンドウ(図20Bの2004)は、二重矢印2012によって示されるように、オーバーフローの中に設置されている。
これらの例において、どのアプリケーションをオーバーフローの中に設置するかの選択は、ユーザの選好または特定の状況における必要性に依存する。たとえば、リッチプレゼンテーションボタン(メディアプレイヤタスクバーボタンまたはインスタントメッセージングアプリケーションタスクバーボタン)は、シンプルタスクバーボタン(たとえば、「MyDocuments」のタスクバーボタンとワードプロセシングアプリケーションタスクバーボタン)より優先的に保護される。この例において、シンプルタスクバーボタンが最初にオーバーフローの中に設置される。タスクバーの中にシンプルタスクバーボタンがなくなったら、次に、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンをオーバーフローに設置することができる。この例において、リッチプレゼンテーションタスクバーボタンは、すべてのシンプルタスクバーボタンがオーバーフローの中に設置されてしまった後でのみ、オーバーフローの中に設置される。
本発明の態様は、さまざまな形式や実施形態をとることができると理解される。本明細書で紹介した実施形態は、本発明を限定するのではなく、例を示すためのものであり、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、変形版を作ることができると推測される。本発明の実施形態を紹介、説明したが、上記の説明の中ではさまざまな改変、変更または置換が上記の説明の中で意図されており、ある例において、本発明の一部の特徴は、他の特徴を用いずに利用されるかもしれない。したがって、添付の特許請求範囲は広く、本発明の範囲と一致するように解釈されることが適当である。

Claims (14)

  1. ディスプレイを有するコンピュータにおいて、
    第1のアプリケーションに関連付けられた第1のタスクバーボタンと、前記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションに関連付けられた第2のタスクバーボタンとをタスクバー内に表示するステップであって、前記第1のアプリケーションおよび第2のアプリケーションは、前記タスクバーに個々の内容を提供し、第1のウィンドウが、前記第1のアプリケーションによって提供される、前記第1のアプリケーションに関連付けられた第1の内容を含み、第2のウィンドウが、前記第2のアプリケーションによって提供される、前記第2のアプリケーションに関連付けられた第2の内容を含む、ステップと、
    前記第1のアプリケーションに関連付けられた前記第1の内容の少なくとも一部を含む第1のサムネイルを、前記第1のタスクバーボタンに近接して表示するステップと、
    前記第1のサムネイルが表示されている間に、前記第2のアプリケーションに関連付けられた前記第2の内容の少なくとも一部を含む第2のサムネイルを、前記第2のタスクバーボタンに近接して表示するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記第1のサムネイルを表示するステップは、カーソルが前記第1のタスクバーボタン上にあるときに実行されることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、前記カーソルが前記第1のタスクバーボタンから離れたとき、前記第1のサムネイルを消すステップをさらに備えたことを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、前記第1のサムネイルは、前記第1のアプリケーションに関連付けられた対応する動的情報を反映するように前記第1のサムネイルにおいてリアルタイムに変更される動的情報を含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、前記動的情報は、前記第1のアプリケーションによって再生されているビデオ情報を含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、前記第1のタスクバーボタンは、前記第1のアプリケーションによって実行されているプロセスのステータスに関する情報を提供することを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、前記タスクバー内に、前記第1および第2のタスクバーボタンに加えて複数のタスクバーボタンを表示するステップをさらに備え、前記複数のタスクバーボタン、前記第1および第2のタスクバーボタンのサイズは、前記タスクバーに適合するようにスケーリングされて、各タスクバーボタンが同じサイズを有することを特徴とする方法。
  8. ディスプレイを有するコンピュータに、
    第1のアプリケーションに関連付けられた第1のタスクバーボタンと、前記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションに関連付けられた第2のタスクバーボタンとをタスクバー内に表示するステップであって、前記第1のアプリケーションおよび第2のアプリケーションは、前記タスクバーに個々の内容を提供し、第1のウィンドウが、前記第1のアプリケーションによって提供される、前記第1のアプリケーションに関連付けられた第1の内容を含み、第2のウィンドウが前記第2のアプリケーションによって提供される、前記第1のアプリケーションに関連付けられた第2の内容を含む、ステップと、
    前記第1のアプリケーションに関連付けられた前記第1の内容の少なくとも一部を含む第1のサムネイルを、前記第1のタスクバーボタンに近接して表示するステップと、
    前記第1のサムネイルが表示されている間に、前記第2のアプリケーションに関連付けられた前記第2の内容の少なくとも一部を含む第2のサムネイルを、前記第2のタスクバーボタンに近接して表示するステップと
    を含む動作を実行させるコンピュータ実行可能命令を記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  9. 請求項8に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記第1のサムネイルを表示するステップは、カーソルが前記第1のタスクバーボタン上にあるときに実行されることを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  10. 請求項9に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記動作は、前記カーソルが前記第1のタスクバーボタンから離れたとき、前記第1のサムネイルを消すステップをさらに備えたことを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  11. 請求項8に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記第1のサムネイルは、前記第1のアプリケーションに関連付けられた対応する動的情報を反映するように前記第1のサムネイルにおいてリアルタイムに変更される動的情報を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  12. 請求項11に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記動的情報は、前記第1のアプリケーションによって再生されているビデオ情報を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  13. 請求項8に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記第1のタスクバーボタンは、前記第1のアプリケーションによって実行されているプロセスのステータスに関する情報を提供することを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  14. 請求項8に記載のコンピュータ読取可能記録媒体において、前記動作は、前記タスクバー内に、前記第1および第2のタスクバーボタンに加えて複数のタスクバーボタンを表示するステップをさらに備え、前記複数のタスクバーボタン、前記第1および第2のタスクバーボタンのサイズは、前記タスクバーに適合するようにスケーリングされて、各タスクバーボタンが同じサイズを有することを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
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