JP5361291B2 - サーマルプリンタの印刷方法 - Google Patents

サーマルプリンタの印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5361291B2
JP5361291B2 JP2008223931A JP2008223931A JP5361291B2 JP 5361291 B2 JP5361291 B2 JP 5361291B2 JP 2008223931 A JP2008223931 A JP 2008223931A JP 2008223931 A JP2008223931 A JP 2008223931A JP 5361291 B2 JP5361291 B2 JP 5361291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thermal printer
printing
ambient temperature
printing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008223931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010058292A (ja
Inventor
康弘 原山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2008223931A priority Critical patent/JP5361291B2/ja
Publication of JP2010058292A publication Critical patent/JP2010058292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5361291B2 publication Critical patent/JP5361291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、サーマルヘッドを有するサーマルプリンタの印刷方法に関する。
サーマルプリンタでは、サーマルヘッドを発熱駆動することにより画像の印刷を行うものである。このサーマルヘッドには通常ヘッド温度検出のためのサーミスタがサーマルヘッドに内蔵されている。しかしながら、このサーミスタはサーマルヘッドのヘッド温度を検出のために用いるものであり、印刷を行うことによりヘッド温度が上昇するため、ヘッドの温度状態を反映させた印刷を行うためのものである。
一方、サーマルプリンタにより印刷を行う場合では、サーマルヘッド温度以外の周囲の温度も重要であり、周囲の温度によってサーマルヘッドの消費電力や、印刷の品位等が変動する。
サーマルヘッドは印刷を継続して行うことによりサーマルヘッドのヘッド温度は上昇し、印刷を停止するとサーマルヘッドのヘッド温度は降下する。よって、ヘッド温度は印刷状態によって常に変化している。このため、サーマルヘッドに設けられたサーミスタで測定される温度は、必ずしも周囲の温度とは一致しない。よって、一般にはサーマルヘッドに設けられたサーミスタでは、周囲の温度を正確に測定することは困難である。
このため、特許文献1及び2に記載されているように、サーマルヘッドの温度以外の周囲の温度を測定するためのサーミスタを設け、サーマルヘッドの温度と周囲の温度である環境温度の双方のデータに基づいて印刷の制御を行うサーマルプリンタが開示されている。
特開平6−198886号公報 特開2002−154258号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載されているような周囲の温度を測定するためのサーミスタを設けると、その分サーマルプリンタのコストが上昇してしまう。
ところで、サーマルヘッドに内蔵されているサーミスタにより温度の測定を行おうとした場合、特に、サーマルヘッドが印刷により温度が上昇した状態で、プリンタの電源が切断され、再度電源を投入した場合、周囲の温度を即座に検出することは困難となる。即ち、このような状態では、サーマルヘッドに内蔵されているサーミスタの温度が高くなっているため、周囲の温度とは大きな温度差が生じてしまっているため、正確に周囲の温度を計測することはできない。よって、サーマルヘッドに内蔵されているサーミスタを用いて周囲の温度の測定をしようとすると、サーマルヘッドの温度が周囲の温度と同じ温度となるまで十分な時間が必要となり、極めて効率が悪く実用的ではない。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、周囲の温度を測定するためのサーミスタを設けることなく、周囲の温度を測定し、この状態を踏まえた印刷を行うことにより、広い温度範囲において、印刷の品位を向上させたサーマルプリンタによる印刷方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、サーマルヘッドの温度を測定するためのサーミスタが設けられているサーマルプリンタの印刷方法において、前記サーミスタにより所定の時間ごとに温度を複数回測定する測定工程と、前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲以下である場合には、前記複数の温度の値を周囲温度として記憶する記憶工程と、前記周囲温度に応じて印刷条件を設定する設定工程と、前記印刷条件に基づき印刷を行う印刷工程と、を有し、前記所定の温度範囲は、0.2℃であることを特徴とする。
また、本発明は、サーマルヘッドの温度を測定するためのサーミスタが設けられているサーマルプリンタの印刷方法において、前記サーミスタは前記サーマルヘッドに内蔵されており、前記サーマルプリンタの電源を投入した直後に、前記サーミスタにより所定の時間ごとに温度を複数回測定する測定工程と、前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲以下である場合には、前記複数の温度の値を周囲温度として記憶する記憶工程と、前記周囲温度に応じて印刷条件を設定する設定工程と、前記印刷条件に基づき印刷を行う印刷工程と、を有し、前記所定の温度範囲は、0.2℃であることを特徴とする。







また、本発明は、前記サーマルプリンタには、不揮発性メモリが設けられており、前記サーマルプリンタの電源を切断する際には、前記周囲温度を前記不揮発性メモリに記憶させることを特徴とする。
また、本発明は、前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲を超える場合には、前記不揮発性メモリに記憶されている周囲温度に基づき、前記設定工程における印刷条件を設定することを特徴とする。
また、本発明は、前記所定の温度範囲は、0.2℃であることを特徴とする。
また、本発明は、前記所定の時間は、0.2から5秒であることを特徴とする。
また、本発明は、前記複数回は、5回以上であることを特徴とする。
また、本発明は、前記測定工程は、前記サーマルプリンタの電源を投入した直後に行うものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、印字速度を低くする設定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、前記サーマルプリンタのサーマルヘッドの分割数を増やして印刷を行う設定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、前記サーマルプリンタにおけるプラテンローラの回転速度を高くすることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の所定の温度は、0℃であることを特徴とする。
また、本発明は、前記設定工程において、周囲温度が第2の所定の温度よりも高いと判断した場合には、前記サーマルプリンタにおけるプラテンローラの回転速度を低くすることを特徴とする。
また、本発明は、前記第2の所定の温度は、40℃であることを特徴とする。
本発明によれば、サーマルプリンタにおいて、周囲の温度を測定するためのサーミスタを設けることなく、周囲の温度を測定し、この状態を踏まえた印刷を行うことができ、広い温度範囲において、印刷の品位を向上させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の実施の形態について、以下に説明する。
本実施の形態は、サーマルヘッドに内蔵されているサーミスタを用いて、サーマルプリンタの電源投入直後等においてサーマルヘッドが長時間駆動されていない状態における周囲の温度を測定し、その周囲の温度に基づいてサーマルヘッドの駆動の制御を行うことにより、品位の高い印刷を行うものである。
(サーマルプリンタの構成)
図1に基づき、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタの構成について説明する。
本実施の形態に用いられるサーマルプリンタは、オペレーションパネル10、メカユニット20、制御回路ユニット30、バッテリ60により構成されている。また、制御回路ユニット30内には、電源制御回路40及びCPU(Central Processing Unit)50が設けられている。
電源制御回路40は、CPU50と接続されており、制御回路ユニット30にバッテリ60から供給される電力を制御する。
CPU50は、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタの全体の制御を行う。
バッテリ60は、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタの電源の供給源である。
オペレーションパネル10は、フィードスイッチ11、LED(Light Emitting Diode)12、ブザー13、電源スイッチ14等により構成されている。
フィードスイッチ11は、ユーザによる用紙送り操作のためのスイッチである。
LED12は、CPU50からの指示に応じて発光する。
ブザー13は、CPU50からの指示に応じて警報音を発する。
電源スイッチ14は、ユーザにより操作されて、電源をオン、オフするための制御信号を制御回路ユニット内の電源制御回路40に伝え、電源のオン、オフの制御を行う。この電源スイッチ14としては、押しボタンスイッチ等が用いられる。
メカユニット20は、用紙送りモータ21、サーマルヘッド22、ヘッド温度検出サーミスタ23、用紙無し検出センサ24、カバーオープン検出スイッチ25等により構成されている。
用紙送りモータ21は、ステッピングモータにより構成されており、用紙を搬送するために使用される。
サーマルヘッド22は、直線的に並んだ発熱抵抗体に選択的に電位を与えて発熱させ、この熱により反応する感熱紙等の用紙に文字やイメージデータを印刷するためのものである。
ヘッド温度検出サーミスタ23は、サーマルヘッド22の温度をフィードバック制御するために、サーマルヘッド22の温度を検出する。本実施の形態では、このヘッド温度検出サーミスタ23はサーマルヘッド22内に内蔵されており、このヘッド温度掲出用サーミスタ23を用いて、周囲の温度の測定を行う。(「ヘッド温度検出サーミスタ23」は、本明細書中において、単に「サーミスタ23」と記載する場合もある。)
用紙無しセンサ24は、用紙切れを検出する。
カバーオープンスイッチ25は、メカユニット20を覆うカバーの開閉状態を検出する。
制御回路ユニット30は、電源制御回路40及びCPU50のほか、ステッピングモータ駆動回路31、サーマルヘッド駆動回路32、A/D変換回路33、センサ検出回路34、オペレーションパネル制御回路35、発振子41、リセット回路42、フラッシュメモリ43、BT通信モジュール制御回路44、ROM45、フレームメモリ46等により構成されている。
ステッピングモータ駆動回路31は、CPU50からの指示に応じて、紙送りモータ21へ駆動電流を供給する。
サーマルヘッド駆動回路32は、CPU50からの指示に応じて、サーマルヘッド22を駆動する。
A/D変換回路33は、ヘッド温度検出サーミスタ23、用紙無し検出センサ24等の検出したアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU50に出力する。
センサ検出回路34は、カバーオープン検出スイッチ25の検出した信号をCPU50に出力する。
オペレーションパネル制御回路35は、CPU50からの指示に応じてLED12等を制御するとともに、フィードスイッチ11等の制御信号を受けてCPU50へ出力する。
発振子41は、所定周波数のクロック信号をCPU50に供給する。
リセット回路42は、プリンタの電源がオフ状態になると、CPU50にリセット要求信号を出力して初期状態にするための回路である。
フラッシュメモリ43は、サーマルプリンタの制御に必要な各種データ等をバックアップするための不揮発性メモリである。
BT通信モジュール制御回路44は、ブルートゥースと呼ばれる携帯情報機器向けの無線通信技術を利用して外部の携帯情報機器との間で印刷用のデータ等を受信する。
ROM45は、CPU50が実行するためのソフトウエア等を内蔵しており、CPU50からの要求等に応じて読み出される。
フレームメモリ46は、外部から入力された印刷用の画像データ等を一時的に記憶するためのメモリである。
(印刷方法)
次に、図2に基づき本実施の形態に係るサーマルプリンタにおける印刷処理の工程について説明する。尚、図2は、メインルーチンのフローチャートであり、図3は、初期化処理におけるサブルーチンのフローチャートであり、図4は、プリンタ状態遷移判定処理におけるサブルーチンのフローチャートであり、図5は、割り込み処理におけるフローチャートである。
最初に、ステップ102(S102)では、本実施の形態におけるサーマルプリンタの電源を投入する(電源をオンにする)。具体的には、電源スイッチ14をオン状態にする。
次に、ステップ104(S104)では、初期化処理が行われる。この初期化処理については、後述する図3に示す初期化処理のサブルーチンのフローチャートにおいて説明する。
次に、ステップ106(S106)では、リセット回路42からリセット要求があったか否かの判断がなされる。リセット要求があった場合には、ステップ104に移行する。一方、リセット要求がなかった場合には、ステップ108に移行する。
次に、ステップ108(S108)では、プリンタ状態遷移判定処理が行われる。このプリンタ状態遷移判定処理については、図4に示すプリンタ状態遷移判定処理のサブルーチンのフローチャートにおいて説明する。
次に、ステップ110(S110)では、電源オフ要求があったか否かの判断がなされる。具体的には、CPU50等内に設けられた電源オフ要求フラッグがオン状態であるか否かにより判断される。電源オフ要求フラッグがオン状態の場合は、電源オフ要求があったものと判断され、ステップ120に移行し、電源オフ要求フラッグがオフ状態の場合は、電源オフ要求はなかったものと判断され、ステップ112に移行する。
次に、ステップ112(S112)では、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタがエラー状態にあるか否かの判断がなされる。サーマルプリンタがエラー状態にあるものと判断された場合には、ステップ106に移行する。一方、サーマルプリンタがエラー状態ではないと判断された場合には、ステップ114に移行する。
次に、ステップ114(S114)では、コマンド解析処理が行われる。具体的には、印刷に関するデータを受信した場合には、これらデータから印刷に関する各コマンドを抽出して実行するためのコマンド解析処理を行う。
次に、ステップ116(S116)では、受信した印刷に関するデータに印字データがあるか否かが判断される。印字データがあるものと判断された場合には、ステップ118に移行する。一方、印字データがないものと判断された場合には、ステップ106に移行する。
次に、ステップ118(S118)では、印字起動処理を実行する。具体的には、印字データをサーマルヘッド22に伝達し、印字ステップ数を設定し、タイマ割り込み処理により用紙送りモータ21のステップ数と同期させてプラテンローラ26を回転させて印字を実行する。この印字起動処理が終了した後は、ステップ106に移行する。
一方、ステップ120(S120)では、周囲温度登録処理が行われる。具体的には、ステップ104における初期化処理において、サーマルヘッド22に内蔵されているサーミスタ23により測定された温度を周囲温度としてフラッシュメモリ43等の不揮発性記憶媒体に記憶させる。
次に、ステップ122(S122)では、電源オフ処理が行われる。具体的には、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタの電源を切断する処理(電源をオフにする処理)が行われる。
(初期化処理のサブルーチン)
次に、図3に示す初期化処理のサブルーチンのフローチャートについて説明する。
最初に、ステップ202(S202)では、サーミスタ23による温度の測定が行われる。前述したように、このサーミスタ23は、サーマルヘッド22に内蔵されているものである。電源スイッチ14をオンにした直後においては、サーマルヘッド22内のサーミスタ23の温度と周囲の温度とが一致している場合が多いため、サーマルヘッド22に内蔵されているサーミスタ23による温度測定により、周囲の温度の測定を間接的に行う。
次に、ステップ204(S204)では、測定された温度が記憶される。即ち、サーマルヘッド22におけるサーミスタ23により測定された温度の値がCPU50内のメモリ等に記憶される。
次に、ステップ206(S206)では、所定時間の待機させるものである。これは、本実施の形態においては、所定時間ごとに温度測定を行うことにより、この間における温度変化の状態を調べるためのものである。即ち、短時間の間隔で連続して温度測定を行っても、温度変化の状態を調べることができない。よって、一定の時間間隔ごとにサーミスタ23による温度測定を行うために、所定時間の待機を行うものである。ここで、サーミスタ23による温度測定を行うための一定の時間間隔としては、0.2から5秒程度であることが好ましい。あまりに間隔が長いと立ち上げに時間を要してしまい、あまりに間隔が短いと温変化の状態を把握することができないからである。尚、本実施の形態では、この間隔は約1秒に設定されている。
次に、ステップ208(S208)では、サーミスタ23による温度測定が所定回数行われたか否かが判断される。具体的には、あらかじめサーミスタ23による測定回数が設定されており、サーミスタ23による測定がこの測定回数に至ったか否かが判断される。あらかじめ設定されている測定回数は、フラッシュメモリ43等に格納されており、測定回数の計測は、CPU50内に設けられた不図示のカウンタにより行われる。このサブルーチンが開始した際には、カウンタの値がリセットされて、サーミスタ23による計測回数がカウントされる。ステップ208において、サーミスタ23による温度測定が所定の回数行われたものと判断された場合には、ステップ210に移行する。一方、サーミスタ23による温度測定の回数が所定の回数には至っていないものと判断された場合は、ステップ202に移行し、サーミスタ23による周囲の温度の測定が所定の回数に至るまで行われる。
尚、サーミスタ23による温度測定は、温度変化の状態を知る必要があるため複数回行われる。あまりに少なすぎると温度変化の状態を知ることができないため、経験上少なくとも5回以上温度測定を行うことが必要となる。このため、本実施の形態では、サーミスタ23による温度測定の回数は5回に設定されている。
次に、ステップ210(S210)では、最初の電源投入であるか否かが判断される。即ち、今回の電源投入がこのサーマルプリンタの製造後、最初に行われたものであるか否かが判断される。ステップ210において、最初の電源投入であるものと判断された場合には、ステップ210に移行する。一方、最初の電源投入ではないものと判断された場合には、ステップ212に移行する。
次に、ステップ212(S212)では、ステップ202からステップ208において繰り返し測定された温度が、全て所定の範囲内にあるか否かが判断される。即ち、本実施の形態では、測定された5回の温度の値の範囲が、0.2℃以下であるか否かが判断される。測定された5回の温度の値の範囲が、0.2℃以下であれば、温度変化が殆どないため、前回電源がオフされた後、長時間経過しているか、電源がオフされる前に、サーマルヘッド22による印刷は殆ど又はまったく行われていなかったものと考えられ、サーマルヘッド22に内蔵されたサーミスタ23により測定された温度を周囲の温度とみなすことができるからである。一方、測定された5回の温度の値の範囲が、0.2℃を超える場合では、前回の電源がオフとなる直前等にサーマルヘッド22による印刷が行われていた可能性が高いため、サーマルヘッド22に内蔵されているサーミスタ23により測定された温度を周囲の温度とみなすことはできない。よって、上記において測定された温度が、全て所定の範囲内にあると判断された場合には、ステップ216に移行する。一方、上記において測定された温度の温度範囲が、所定の温度範囲を超えるものと判断された場合には、ステップ214に移行する。尚、この温度範囲は、任意に設定可能であるが、本実施の形態では、0.2℃に設定されている。発明者は、0.2℃以内であれば温度変化がほとんどない状態であり、サーミスタ23の温度を周囲の温度とみなすことが可能であるという、経験上の知見を得ているからである。
次に、ステップ214(S214)では、フラッシュメモリ43等に記憶されている周囲の温度の値が読み込まれる。これは、後述するように、前回の電源投入時に用いられた周囲の温度が電源を切断する際に、フラッシュメモリ43等の不揮発性メモリに記憶されるため、このフラッシュメモリ43等に記憶されている周囲の温度を読み込み、前回の周囲の温度を今回の周囲の温度とみなすものである。尚、フラッシュメモリ43等、電源投入がなされた後には、最初の電源をオフする際に周囲の温度は記憶されるため、最初に一度電源を投入すれば、原則として、フラッシュメモリ43等には、周囲の温度が記憶されている。
次に、ステップ216(S216)では、ステップ202からステップ208において測定された温度、又は、ステップ214においてフラッシュメモリ43等から読み込まれた温度を周囲の温度として、不図示の周囲温度レジスタに設定する。この周囲温度レジスタは、CPU50内に設けられている。
以上により、初期化処理のサブルーチンは終了する。このサブルーチンの終了後は、図2に記載されているメインルーチンに戻り、ステップ106に移行する。
(プリンタ状態遷移判定処理のサブルーチン)
次に、図4に示すプリンタ状態遷移判定処理のサブルーチンのフローチャートについて説明する。
最初に、ステップ302(S302)では、周囲温度がT1よりも低いか否かが判断される。周囲の温度が設定値の温度T1よりも低いと判断された場合には、ステップ304に移行する。一方、周囲の温度が設定値T1よりも低くないものと判断された場合には、ステップ310に移行する。本実施の形態では、この設定値T1は、−10℃に設定されている。尚、この設定値T1は任意の値に設定することが可能である。本実施の形態におけるサーマルプリンタにおいては、サーマルプリンタに用いられている部品の保証温度等から設定されるものであり、経験上0℃以下の値に設定することが好ましい。
次に、ステップ304(S304)では、印字速度変更処理が行われる。具体的には、印字速度を低下させて、低温時に発生しやすい印刷媒体である用紙の張り付きによるスティッキングを低減させる。図6に示すように紙送りの速度を調整するための用紙送りモータ21の回転速度を低下させて、印字速度を低下させる。この印字速度は、任意の値に設定可能であり、例えば、70mm/sから、50mm/sや30mm/s等の印字速度に変更する処理を行うことが可能である。
尚、図6(a)は本実施の形態におけるプリンタの斜視図であり、図6(b)は断面図である。印刷媒体である用紙70は、回転軸261を中心に回転するプラテンローラ26により用紙送りがなされ、用紙送りの速度は、このプラテンローラ26の回転を制御する用紙送りモータ21により制御される。用紙送りモータ21の回転は、ギアボックス28内のギアを介しプラテンローラ26の回転軸261に伝達され、プラテンローラ26が回転する。用紙70への印刷は、サーマルヘッド22により行われ、このサーマルヘッド22内には、温度測定のためのサーミスタが内蔵されている。また、このサーマルヘッド22は、用紙70との密着性を高めるためバネ27によりプラテンローラ26側に押し付けられている。
次に、ステップ306(S306)では、分割数変更処理が行われる。具体的には、同時に通電するサーマルヘッド22のドット数を減らして印刷を行うための処理がなされる。通常時においては、同時に通電するサーマルヘッド22のドット数を80ドットラインに設定した場合、印字率(印字データの黒部分の割合)が80以下であれば、印字の際、サーマルヘッド22の幅分のストローブを同時に駆動できるが、80以上であれば分割駆動する動作となる。分割数変更処理では、低温時におけるドット数を例えば、40ドットラインに変更するものである。分割数を変更することにより、分割駆動する割合が高くなり、同時に通電するドット数を減らすことができ、サーマルヘッド22を加熱するために必要な電力が軽減され、バッテリ60への負荷も軽減される。
次に、ステップ308(S308)では、用紙送り量補正処理1が行われる。具体的には、低温時においては、サーマルプリンタにおけるプラテンローラ26の径が小さくなるため、これに対応して一定の用紙送り量となるように用紙送りモータ21の回転数を上げる処理を行う。
図7に、プラテンローラ26の構成を示す。図7(a)は、プラテンローラ21の斜視図であり、図7(b)は、プラテンローラ26の側面図であり、図7(c)は、図7(b)における破線7A−7Bにおいて切断した断面図である。
プラテンローラ26の表面には、回転軸261の周囲を取り巻くようにゴムローラ部262が設けられている。また、回転軸261にはギア部263が設けられており、図6に示す用紙送りモータ21とギアボックス28内のギアを介し、用紙送りモータ21における回転が伝達される構成となっている。このゴムローラ部262は、ゴム等の材料により構成されており、温度変化により径が変化する。即ち、ゴムローラ部262の径は、高温では大きくなり、低温では小さくなる。ゴムローラ部262の径が大きくなると一回転あたりの用紙送り量が増加し、径が小さくなると一回転あたりの用紙送り量が少なくなる。このため、用紙送り量補正処理として、高温時では、ゴムローラ部262の径が大きくなった分、用紙送りモータ21の回転数を落とすことにより用紙送り量を通常の場合と同じとし、低温時では、ゴムローラ部262の径が小さくなった分、用紙送りモータ21の回転数を上げることにより用紙送り量を通常の場合と同じとするものである。ステップ308における用紙送り量補正処理1は、低温時と判断されているため、用紙送りモータ21の回転数を上げて、プラテンローラ28の回転数を高めることにより、用紙送り量が通常の場合と同じとなるような補正処理を行うものである。このステップ308が終了した後は、このサブルーチンは終了し、メインルーチンに戻る。
また、ステップ310(S310)では、周囲温度がT2よりも高いか否かが判断される。周囲の温度が設定値の温度T2よりも高いと判断された場合には、ステップ312に移行する。一方、周囲の温度が設定値T2よりも高くはないものと判断された場合には、このサブルーチンは終了し、メインルーチンに戻る。本実施の形態では、この設定値T2は、50℃に設定されている。尚、この設定値T2は任意の値に設定することが可能である。本実施の形態におけるサーマルプリンタにおいては、サーマルプリンタに用いられている部品の保証温度等から設定されるものであり、経験上40℃以上の値に設定することが好ましい。
次に、ステップ312(S312)では、用紙送り量補正処理2が行われる。具体的には、高温時には、サーマルプリンタのメカ部におけるプラテンローラ26の径が大きくなるため、これに対応して通常の場合と同じ用紙送り量となるように用紙送りモータ21の回転数を上げる処理を行う。ステップ312の処理が終了した後は、このサブルーチンは終了し、メインルーチンに戻る。
プリンタ状態遷移判定処理のサブルーチンが終了した後、図2に示すメインルーチンのステップ110に移行する。
(割込処理サブルーチン)
次に、図5に基づき電源オフ処理に関する割込処理について説明する。この割込処理は、図2に示すメインルーチンの実行中に周期的、強制的に実行されるものであり、各種の割り込み処理に中で最も優先順位が高いものである。
最初に、この割り込み処理がなされると、ステップ402(S402)では、不図示のタスクカウンタが更新される。このタスクカウンタはCPU50内等に設けられている。
次に、ステップ404(S404)では、ステップ402で更新されたタスクカウンタに対応するタスクが、温度検出タスクであるか否かが判断される。このタスクが温度検出タスクである場合には、ステップ406に移行し、温度検出タスクでない場合には、ステップ414に移行する。
次に、ステップ406(S406)では、サーマルヘッド22に内蔵されている不図示のサーミスタ23により温度の測定が行われる。この温度測定は、図3におけるステップ202と同様の方法により行われる。
次に、ステップ408(S408)では、ステップ406において測定された温度が記憶される。即ち、サーマルヘッド22のサーミスタ23により測定された温度の値がCPU50内のメモリ等に記憶される。
次に、ステップ410(S410)では、ステップ408に記憶された温度について、前回測定された周囲温度に対する比較及び判断がされる。具体的には、前回測定された周囲温度は、フラッシュメモリ43やCPU50内のメモリに記憶されており、これらに記憶されている周囲温度を読み出し、この周囲温度に対し、ステップ408に記憶されている温度が、0.2℃以内であるか否かの判断がなされる。記憶されている周囲温度に対し測定された温度が、0.2℃以内であれば、ステップ412に移行する。一方、記憶されている周囲温度に対し測定された温度が、0.2℃を超えている場合には、このサブルーチンは終了しメインルーチンに戻る。記憶されている周囲温度に対し測定された温度が、0.2℃以内であれば、サーマルヘッド22の駆動による加熱は殆どないものと考えられるが、0.2℃を超える場合には、サーマルヘッド22の駆動により温度が上昇しているため、周囲温度の値を更新することを避ける必要があるからである。
次に、ステップ412(S412)では、周囲温度の更新がなされる。具体的には、ステップ408に記憶されている温度が周囲温度として更新されフラッシュメモリ43等の不揮発性メモリに記憶される。この後、割込処理のサブルーチンは終了する。
一方、ステップ414(S414)では、ステップ402で更新されたタスクカウンタに対応するタスクが、電源スイッチ監視タスクであるか否かが判断される。このタスクが電源スイッチ監視タスクであるものと判断された場合には、ステップ416に移行し、電源スイッチ監視タスクでないものと判断された場合には、ステップ420に移行する。
次に、ステップ416(S416)では、電源スイッチ14が押下されたか否かが判断される。具体的には、ステップ414において、電源スイッチ14が押下されたか否かが判断される。電源スイッチ14が押下されたものと判断された場合には、ステップ418に移行する。一方、電源スイッチ14が押下されてはいないものと判断された場合には、割込処理のサブルーチンは終了する。
次に、ステップ418(S418)では、電源オフ要求設定処理を実行する。具体的には、電源オフ要求フラッグをオン状態にする。これにより、図2に示すメインルーチンが正常に動作している場合には、メインルーチンのステップ110において電源オフ要求フラッグのオン状態が検出され、ステップ120における周囲温度登録処理、ステップ122における電源オフ処理が行われ、この後、割込処理のサブルーチンは終了する。
一方、ステップ420(S420)では、タスクカウンタに応じたエラーチェックが実行される。即ち、このタスクカウンタに対応するタスクは、温度検出タスクでもなく、電源スイッチ監視タスクでもないため、これ以外のタスクカウンタに応じたエラーチェックが行われる。よって、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタがエラー状態にある場合には、それが検出される。この後、割込処理のサブルーチンは終了する。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
本発明の実施の形態におけるサーマルプリンタの構成図 本発明の実施の形態におけるサーマルプリンタの印刷のメインルーチンのフローチャート 図2におけるメインルーチンの初期化処理のサブルーチンのフローチャート 図2におけるメインルーチンのプリンタ状態遷移判定処理のサブルーチンのフローチャート 本発明の実施の形態におけるサーマルプリンタの割込処理のサブルーチンのフローチャート 本発明の実施の形態におけるサーマルプリンタの構造の一部を示す斜視図 プラテンローラの構造図
符号の説明
10 オペレーションパネル
11 フィードスイッチ
12 LED
13 ブザー
14 電源スイッチ
20 メカユニット
21 用紙送りモータ
22 サーマルヘッド
23 温度検出用サーミスタ
24 用紙無し検出センサ
25 カバーオープン検出スイッチ
30 制御回路ユニット
31 ステッピングモータ駆動回路
32 サーマルヘッド駆動回路
33 A/D変換回路
34 センサ検出回路
35 オペレーションパネル制御回路
40 電源制御回路
41 発振子
42 リセット回路
43 フラッシュメモリ
44 BT通信モジュール制御回路
45 ROM
46 フレームメモリ
50 CPU
60 バッテリ

Claims (13)

  1. サーマルヘッドの温度を測定するためのサーミスタが設けられているサーマルプリンタの印刷方法において、
    前記サーミスタにより所定の時間ごとに温度を複数回測定する測定工程と、
    前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲以下である場合には、前記複数の温度の値を周囲温度として記憶する記憶工程と、
    前記周囲温度に応じて印刷条件を設定する設定工程と、
    前記印刷条件に基づき印刷を行う印刷工程と、
    を有し、
    前記所定の温度範囲は、0.2℃であることを特徴とするサーマルプリンタの印刷方法。
  2. サーマルヘッドの温度を測定するためのサーミスタが設けられているサーマルプリンタの印刷方法において、
    前記サーミスタは前記サーマルヘッドに内蔵されており、
    前記サーマルプリンタの電源を投入した直後に、前記サーミスタにより所定の時間ごとに温度を複数回測定する測定工程と、
    前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲以下である場合には、前記複数の温度の値を周囲温度として記憶する記憶工程と、
    前記周囲温度に応じて印刷条件を設定する設定工程と、
    前記印刷条件に基づき印刷を行う印刷工程と、
    を有し、
    前記所定の温度範囲は、0.2℃であることを特徴とするサーマルプリンタの印刷方法。
  3. 前記測定工程は、前記サーマルプリンタの電源を投入した直後に行うものであることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  4. 前記所定の時間は、0.2から5秒であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  5. 前記サーマルプリンタには、不揮発性メモリが設けられており、
    前記サーマルプリンタの電源を切断する際には、前記周囲温度を前記不揮発性メモリに記憶させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  6. 前記測定工程において測定された複数の温度の温度範囲が所定の温度範囲を超える場合には、前記不揮発性メモリに記憶されている周囲温度に基づき、前記設定工程における印刷条件を設定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  7. 前記複数回は、5回以上であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタ印刷方法。
  8. 前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、印字速度を低くする設定を行うことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  9. 前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、前記サーマルプリンタのサーマルヘッドの分割数を増やして印刷を行う設定を行うことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  10. 前記設定工程において、周囲温度が第1の所定の温度よりも低いと判断した場合には、前記サーマルプリンタにおけるプラテンローラの回転速度を高くすることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  11. 前記第1の所定の温度は、0℃であることを特徴とする請求項から10のいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  12. 前記設定工程において、周囲温度が第2の所定の温度よりも高いと判断した場合には、前記サーマルプリンタにおけるプラテンローラの回転速度を低くすることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のサーマルプリンタの印刷方法。
  13. 前記第2の所定の温度は、40℃であることを特徴とする請求項12に記載のサーマルプリンタの印刷方法。
JP2008223931A 2008-09-01 2008-09-01 サーマルプリンタの印刷方法 Expired - Fee Related JP5361291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223931A JP5361291B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 サーマルプリンタの印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223931A JP5361291B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 サーマルプリンタの印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010058292A JP2010058292A (ja) 2010-03-18
JP5361291B2 true JP5361291B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=42185669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008223931A Expired - Fee Related JP5361291B2 (ja) 2008-09-01 2008-09-01 サーマルプリンタの印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5361291B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7492313B2 (ja) 2018-12-27 2024-05-29 サトーホールディングス株式会社 プリンタ、プログラム、および、情報処理システム
JP2022131050A (ja) 2021-02-26 2022-09-07 サトーホールディングス株式会社 プリンタ、印字システム、プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06198886A (ja) * 1993-01-06 1994-07-19 Canon Inc 記録装置および記録方法
JPH0825678A (ja) * 1994-07-14 1996-01-30 Casio Comput Co Ltd サーマルヘッド分割駆動装置
JP3258878B2 (ja) * 1994-12-02 2002-02-18 セイコーエプソン株式会社 サーマルヘッドの駆動制御方法およびその装置
JPH09159541A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Oki Electric Ind Co Ltd 温度検出方法および温度検出機能を有するプリンタ装置
JP2001205834A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Nec Data Terminal Ltd サーマルプリンタ
JP2001215925A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 画像記録装置
JP2005132063A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sato Corp サーマルプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010058292A (ja) 2010-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102310659B (zh) 打印机及其驱动方法
EP3042778B1 (en) Printer and printing method
JP2010012730A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法及び制御プログラム
US9024988B2 (en) Media detection apparatus and method
JP5361291B2 (ja) サーマルプリンタの印刷方法
CN110014751A (zh) 印刷装置、印刷控制方法以及存储介质
JP2005219406A (ja) ロールプリンタ
JP2012183718A (ja) サーマルプリンタおよびその制御プログラム
US7940289B2 (en) Printer and pulse motor control method
JP2012045741A (ja) プリンタ及びロール体
US20120057197A1 (en) Printing system, server device, printing device and method for using the same
JP2012016874A (ja) プリンタおよびプログラム
CN113423579B (zh) 打印机、打印机的控制方法以及程序
JP6406401B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム
US10350906B2 (en) Printing apparatus, printing system, printing control method and computer-readable recording medium
JP2012011569A (ja) プリンター及びその制御方法
US20180086102A1 (en) Printing apparatus, control method of printing apparatus, and non-transitory computer readable recording medium
CN107223109B (zh) 食品新鲜度打印机中的实用性计时器
JP6379485B2 (ja) 非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法
JP5966919B2 (ja) 非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法
JP4670333B2 (ja) 印刷装置
JP2010188628A (ja) 純正ラベルおよびラベルプリンタ
JP2016064535A (ja) 印字装置
JP6293489B2 (ja) プリンタ装置の制御方法及びプリンタ装置
JP5987741B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法及び印刷装置の制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5361291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees