JP5360830B2 - 改修サッシ - Google Patents

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Description

本発明は、建物の開口部に残存した既設サッシ枠内に、新設サッシ枠を取り付け、既設サッシを新設サッシに改修した改修サッシに関する。
従来、既設サッシを新設サッシに改修した改修サッシとしては、建物開口部に既設サッシ枠を残存させ、この既設サッシ枠内に新設サッシ枠を取り付けた改修サッシが知られている。
前述した改修サッシにおいては、既設サッシ枠内に新設サッシ枠を取り付ける作業を容易とする等のために、既設サッシ枠の内周面と新設サッシ枠の外周面との間に隙間があるので、カバー材を取り付けて隙間を閉塞することがある。
例えば、特許文献1に開示した改修サッシのように、既設サッシ枠の既設上枠、既設縦枠の内側面と新設サッシ枠の新設上枠、新設縦枠の外側面との間に、室内側に開口した隙間を形成し、新設上枠、新設縦枠の室内側面にカバー材をそれぞれ取り付け、この各カバー材に装着した気密材を既設上枠、既設縦枠の室内側面にそれぞれ接して前述の隙間を閉塞している。
実公昭61−40870号公報
前述した従来の既設サッシにあっては、新設上枠、新設縦枠の室内側面に係合受部を設け、カバー材に係合部を設け、その係合部を係合受部に係合することでカバー材を取り付けているので、そのカバー材を簡単に取り付けできる。
しかし、強風等で新設サッシに負圧が作用して室外側に引張られたときに、カバー材が気密材を介して既設上枠、既設縦枠の室内側面に接して支持されて室外側に動かないので、前述の係合受部と係合部が外れ、カバー材が新設上枠、新設縦枠から外れることがある。
このことを解消するには、カバー材を新設上枠、新設縦枠にビス等の固着具で固着して取り付けることが考えられるが、このようにするとカバー材の取り付け作業が面倒となってしまう。
本発明の目的は、カバー材を簡単に取り付けできると共に、強風等によってカバー材が外れることがないようにした改修サッシとすることである。
本発明は、建物の開口部に残存し、既設上枠と既設下枠と左右の既設縦枠を有した既設サッシ枠と、
前記既設サッシ枠内に取り付けられ、新設上枠と新設下枠と左右の新設縦枠を有した新設サッシ枠と、
前記新設上枠の室内側部に取り付けた上カバー材と、この上カバー材に取り付けた上横気密材と、
前記新設縦枠の室内側部に取り付けた縦カバー材と、この縦カバー材に取り付けた縦気密材を備え、
前記上横気密材を既設上枠の室内側寄りの室内側面に接し、
前記縦気密材を既設縦枠の室内側寄りの室内側面に接した改修サッシであって、
前記新設上枠の室内側部は、室内側に向かう係合受部を有し、前記上カバー材は室外側に向かい前記係合受部と係合する係合部を有し、この係合部を前記係合受部に係合することで、当該上カバー材を新設上枠の室内側部に取り付け、
前記新設縦枠の室内側部は、室内側に向かう係合受部を有し、前記縦カバー材は室外側に向かい前記係合受部と係合する係合部を有し、この係合部を前記係合受部に係合することで、当該縦カバー材を新設縦枠の室内側部に取り付け、
前記上横気密材および縦気密材は、取付部とヒレ部を有し、そのヒレ部が既設上枠および既設縦枠の室内側面に接し、
前記新設上枠の係合受部、新設縦枠の係合受部は、各室内側に面内方向に離隔して室内側に向けて設けた第1係合受片と第2係合受片を有し、
前記上カバー材、縦カバー材の係合部は、面内方向に離隔した第1係合片と第2係合片を有し、
この第1係合片と第2係合片との間に前記第1係合受片と第2係合受片が入り込んで相互に係合し、かつ第1係合片と第2係合片の先端面が前記新設上枠および新設縦枠の室内側面に接して第1係合受片と第2係合受片を隠蔽していることを特徴とする改修サッシである。
本発明においては、前記上横気密材および縦気密材のヒレ部は軟質の材料から形成されているようにできる。
このようにすれば、新設サッシ枠が室外側に引張られたときに、上横気密材、縦気密材のヒレ部がそれぞれ弾性変形するので、上カバー材、縦カバー材が新設上枠、新設縦枠から外れることがない。
本発明においては、前記上横気密材および縦気密材は、そのヒレ部の基端部が取付部に設けられ、かつ先端部は取付部と離隔し、
前記ヒレ部が既設上枠および既設縦枠の室内側面に接した状態で、前記ヒレ部の先端部は上カバー材および縦カバー材よりも面外方向の室外側寄りに位置し、ヒレ部の先端部と上カバー材および縦カバー材の間には面外方向の隙間があるようにできる。
このようにすれば、新設サッシ枠が室外側に引張られたときに、上横気密材、縦気密材のヒレ部がそれぞれ弾性変形するので、上カバー材、縦カバー材が新設上枠、新設縦枠から外れることがない。
本発明においては、前記上横気密材は、既設上枠の室内側面に接する第1ヒレ部と、既設上枠の室内側面よりも室内側寄りの建物取付面に接する第2ヒレ部を有し、
前記縦気密材は、既設縦枠の室内側面に接する第1ヒレ部と、既設縦枠の室内側面よりも室内側寄りの建物取付面に接する第2ヒレ部を有するものにできる。
このようにすれば、既設上枠の建物取付面と上カバー材との間の隙間が上横気密材の第2ヒレ部で閉塞され、既設縦枠の建物取付面と縦カバー材との間の隙間が縦気密材の第2ヒレ部で閉塞されるので、内観の見栄えが良い改修サッシである。
本発明においては、前記上カバー材は、本体の面内方向下方寄りに係合部を有すると共に、前記本体の面内方向上方寄りに被取付部を有し、
この被取付部に、上横気密材の取付部を取り付けて第1ヒレ部が室外側に向かうと共に、第2ヒレ部が上向きとなるようにし、
前記縦カバー材は、本体の面内方向内側寄りに係合部を有すると共に、前記本体の面内方向外側寄りに被取付部を有し、
この被取付部に、縦気密材の取付部を取り付けて第1ヒレ部が室外側に向かうと共に、第2ヒレ部が面内方向外側に向かうようにできる。
このようにすれば、上横気密材、縦気密材を上カバー材、縦カバー材に簡単に取り付けできると共に、各第1ヒレ部を既設上枠、既設縦枠の室内側面に確実に接することができるし、各第2ヒレ部を既設上枠、既設縦枠の建物取付面に確実に接することができる。
本発明によれば、上カバー材、縦カバー材を、その係合部を新設上枠、新設縦枠の係合受部に係合することで取り付けできるので、新設上枠の室内側部に上カバー材を簡単に取り付けできると共に、新設縦枠の室内側部に縦カバー材を簡単に取り付けできる。
しかも、強風等で新設サッシに負圧が作用し、新設サッシ枠が室外側に引張られたときに、上横気密材、縦気密材のヒレ部がそれぞれ弾性変形して上カバー材、縦カバー材は新設上枠、新設縦枠とともに室外側に動くので、係合受部と係合部が外れることがなく、上カバー材、縦カバー材が新設上枠、新設縦枠から外れることがない。
また、上カバー材の第1係合片と第2係合片が新設上枠の室内側面と連続し、縦カバー材の第1係合片と第2係合片が新設縦枠の室内側面と連続するので、新設上枠と上カバー材、新設縦枠と縦カバー材がそれぞれ一体的に見え、内観の見栄えが良い。
本発明の実施の形態を示す改修サッシの縦断面図である。 本発明の実施の形態を示す改修サッシの横断面図である。 上カバー材取付部の拡大断面図である。 縦カバー材取付部の拡大断面図である。 上横気密材の他の実施の形態を示す断面図である。 縦気密材の他の実施の形態を示す断面図である。
図1と図2に示すように、建物の開口部1には既設サッシの既設サッシ枠2が残存している。
この既設サッシ枠2は、既設上枠20と既設下枠21と左右の既設縦枠22を備えている。
前記既設サッシ枠2内に新設サッシ枠3を取り付け、その新設サッシ枠3に障子4を装着して新設サッシを形成し、改修サッシとしてある。
前記新設サッシ枠3は、新設上枠30と新設下枠31と左右の新設縦枠32を備えている。
前記既設上枠20の面内方向の内側の内側面と新設上枠30の面内方向の外側の外側面は面内方向に離隔し、両者の間には面内方向の隙間がある。
この隙間は面外方向の室内側に開口している。
前記既設縦枠22の面内方向の内側の内側面と新設縦枠32の面内方向の外側の外側面は面内方向に離隔し、両者の間には面内方向の隙間がある。
この隙間は面外方向の室内側及び室外側にそれぞれ開口している。
前記新設上枠30の室内側部には上カバー材5が取り付けてある。
この上カバー材5に設けた上横気密材6が既設上枠20の室内側面20aに接し、前述の既設上枠20の内側面と新設上枠30の外側面との間の隙間を閉塞し、室内側から隙間が見えないようにしてある。
前記新設縦枠32の室内側部には縦カバー材7が取り付けてある。
この縦カバー材7に設けた縦気密材8が既設縦枠22の室内側面22aに接し、前述の既設縦枠22の内側面と新設縦枠32の外側面との間の隙間を閉塞し、室内側から隙間が見えないようにしてある。
前記新設上枠30の室内側部、例えば、室内側面30aには室内側に向かう係合受部30bを有し、前記上カバー材5は、室外側に向かい前記係合受部30bに係合する係合部5aを有し、上カバー材5を室外側に向けて移動して、その係合部5aを前記係合受部30bに係合することで上カバー材5を新設上枠30の室内側面30a(室内側部)に取り付けできる。
前記新設縦枠32の室内側部、例えば、室内側面32aには室内側に向かう係合受部32bを有し、前記縦カバー材7は、室外側に向かい前記係合受部32bに係合する係合部7aを有し、縦カバー材7を室外側に向けて移動して、その係合部7aを前記係合受部32bに係合することで縦カバー材7を新設縦枠32の室内側面32a(室内側部)に取り付けできる。
このようであるから、上カバー材5、縦カバー材7を新設上枠30、新設縦枠32の室外側面30a,32a(室外側部)に簡単に取り付けできる。
前記上横気密材6は、図3に示すように、取付部6aとヒレ部6bを有し、その取付部6aを上カバー材5の被取付部5bに取り付けることで、前記ヒレ部6bが室外側に向かい、そのヒレ部6bが既設上枠20の室内側面20aに接する。
前記縦気密材8は、図4に示すように、取付部8aとヒレ部8bを有し、その取付部8aを縦カバー材7の被取付部7bに取り付けることで、前記ヒレ部8bが室外側に向かい、そのヒレ部8bが既設縦枠22の室内側面22aに接する。
このように、上横気密材6、縦気密材8のヒレ部6b,8bが既設上枠20、既設縦枠22の室内側面20a,22aに接している状態で、上カバー材5、縦カバー材7に室外側に向かう荷重が作用したときに、その各ヒレ部6b,8bが取付部6a,8aに対してスムーズに室内側に弾性変形するので、前述の荷重によって上カバー材5、縦カバー材7が室外側に動くことになる。
したがって、強風によって新設サッシに負圧が作用して室外側に引張られたときに、新設上枠30、新設縦枠32とともに上カバー材5、縦カバー材7が室外側に動くので、係合部5a,7aが被係合部30b,32bから外れることがなく、上カバー材5、縦カバー材7が新設上枠30、新設縦枠32から外れることがない。
前記上横気密材6および縦気密材8は、その取付部6a,8aが硬質もしくは半硬質の合成樹脂材料から形成され、ヒレ部6b,8bが軟質の合成樹脂材料から形成されている。なお、合成樹脂材料に限らず、EPDMなどの材料でも良い。つまり、ヒレ部6b,8bが軟質の材料であれば良い。
これによって、ヒレ部6b,8bが取付部6a,8aに対して弾性変形し易くなるので、新設サッシに負圧が作用して室外側に引張られたときに、ヒレ部6b,8bが直ちに弾性変形して上カバー材5、縦カバー材7が室外側に動くので、上カバー材5、縦カバー材7が新設上枠30、新設縦枠32から外れることがない。
しかも、図3、図4に示す前述の上横気密材6および縦気密材8は、そのヒレ部6b,8bは面内方向に向かうと共に、そのヒレ部6b,8bは面内方向の基端部が取付部6a,8bと一体に設けられ、面内方向の先端部は取付部6a,8bと離隔している。
さらに、ヒレ部6b,8bが既設上枠20および既設縦枠22の室内側面20a,22aに接した状態で、そのヒレ部6b,8bの先端部は上カバー材5および縦カバー材7よりも面外方向の室外側寄りに位置し、そのヒレ部6b,8bの先端部と上カバー材5および縦カバー材7の間には面外方向の隙間がある。
このようであるから、上横気密材6および縦気密材8のヒレ部6b,8bが既設上枠20の室内側面20a、既設縦枠22の室内側面22aに接した状態で、上カバー材5および縦カバー材7に室外側に向かう力が作用すると、ヒレ部6b,8bが取付部6a,8aに対して弾性変形し、新設サッシ枠が室外側に引っ張られたときに、上横気密材6および縦気密材8のヒレ部6b,8bが弾性変形し、上カバー材5および縦カバー材7が新設上枠30および新設縦枠32から外れることがない。
図3と図4に示すように、前記上横気密材6、縦気密材8は、取付部6a,8aと第1ヒレ部6b,8bと第2ヒレ部6c,8cを有している。
この第1ヒレ部6b,8bが前述したヒレ部で、既設上枠20、既設縦枠22の室内側面20a,22aにそれぞれ接している。
前記第2ヒレ部6c,8cが既設上枠20、既設縦枠22の室内側面20a,22aよりも室内側寄りの建物取付面20b,22bにそれぞれ接している。
例えば、既設上枠20は室内側下向片20cと、この室内側下向片20cに設けた室内側に向かう取付横片20dを有し、その室内側下向片20cの室内側の面が前述の室内側面20aで、取付横片20dの下面が前述の建物取付面20bである。
前記既設縦枠22は室内側内向片22cと、この室内側内向片22cに設けた室内側に向かう取付縦片22dを有し、その室内側内向片22cの室内側の面が前述の室内側面22aで、取付縦片22dの内側面が前述の建物取付面22bである。
このようであるから、既設上枠20の建物取付面20bと上カバー材5との間の隙間が上横気密材6の第2ヒレ部6cで閉塞されると共に、既設縦枠22の建物取付面22bと縦カバー材7との間の隙間が縦気密材8の第2ヒレ部8cで閉塞されるので、内観の見栄えが良い。
次に、前記上カバー材5の取り付けを詳細に説明する。
図3に示すように、前記新設上枠30の室内側面30aに第1係合受片33と第2係合受片34を、面内方向の上下に離隔して室内側に向けて一体に設けてあり、この第1・第2係合受片33,34で前述の係合受部30bとしてある。
前記第1係合受片33が上で、第2係合受片34が下に位置し、その第1係合受片33の上面と第2係合受片34の下面、つまり、相対向した面と反対側の面に、係合受突部33a,34aを有している。
前記上カバー材5は、本体50と、この本体50の面内方向一端寄り、つまり下方寄りに一体に設けた第1係合片51、第2係合片52を有し、その第1係合片51と第2係合片52は面内方向の上下に離隔し、第1係合片51が上で、第2係合片52が下であると共に、第1係合片51の下面と第2係合片52の上面、つまり、相対向した面に、係合突部51a,52aを有し、この第1係合片51と第2係合片52で前述の係合部5aとしてある。
前記本体50の面内方向他端寄り、つまり上方寄りに、室外側に向かう凹条溝53が形成され、この凹条溝53が前述の被取付部5bである。
そして、第1係合片51と第2係合片52との間に、第1係合受片33と第2係合受片34が入り込んで係合受突部33a,34aと係合突部51a,52aが係合して上カバー材5が取り付けられ、第1係合片51、第1係合片52の先端面が新設上枠30の室内側面30aに接し、第1係合受片33と第2係合受片34を隠蔽している。
このようであるから、上カバー材5の第1・第2係合片51,52が新設上枠30の室内側面30aと連続し、その上カバー材5と新設上枠30が一体的に見え、内観の見栄えが良い。
図4に示すように、前記新設縦枠32の係合受部32bは新設上枠30の係合受部30bと同一であるので、符号を同一として説明を省略し、縦カバー材7は上カバー材5と同一形状であるので、符号を同一として説明を省略する。
なお、縦カバー材7の面内方向一端寄りは面内方向の内側寄りで、他端寄りは面内方向の外側寄りである。つまり、上カバー材5を90度回転したのが縦カバー材7である。
このようであるから、縦カバー材7の第1・第2係合片51,52が新設縦枠32の室内側面32aと連続し、その縦カバー材7が新設縦枠32の室内側面32aと連続し、その縦カバー材7と新設縦枠32が一体的に見え、内観の見栄えが良い。
前記上横気密材6の取付部6aは、前記本体50の凹条溝53に嵌め込まれると共に、本体50の面内方向の他端面(上端面)に接する形状で、この取付部6aに第1ヒレ部6bの基端部が一体に設けられ、その第1ヒレ部6bの先端部は下向きとなっている。
前記取付部6aに第2ヒレ部6cの基端部が一体に設けられ、その第2ヒレ部6cの先端部は上向きに設けられている。
前記縦気密材8は前述した上横気密材6と同一断面形状で、その第1ヒレ部8bが面内方向の内側に向かうと共に、第2ヒレ部8cが面内方向の外側に向かうようにしてある。
前記上横気密材6、縦気密材8は、図5と図6に示すように、取付部6a,8aと1つのヒレ部6b,8bを有するものでも良い。
図5と図6に示す上カバー材5、縦カバー材7は、本体50と第1係合片51とに亘って凹条溝53を形成して取付部5b、7bとしてある。
次に、新設サッシ枠3の取り付けについて説明する。
図1に示すように、既設上枠20に下地材10をビス11で固着して取り付け、この下地材10と新設上枠30の面外方向中間の外側面30cとの間にスペーサ12を介在し、その新設上枠30からビス13を下地材10に螺合して新設上枠30を既設上枠20に取り付ける。
前記新設上枠30の室外側寄りの上部30dは、前述の面外方向中間の外側面30cよりも面内方向の外側(上側)に突出し、この上部30dを既設上枠20の室外側面20eに接して面外方向の位置決めをしている。
前記上部30dに気密材14を装着し、この気密材4を既設上枠20の室外側面20eに接し、既設上枠20の室外側部と新設上枠30の室外側部との間を気密している。
前記既設下枠21の室内側案内レール21aにアタッチメント21bをビス21cで固着して取り付け、このアタッチメント21bに新設下枠31をビス21dで固着して取り付ける。
この場合に、室外側案内レール21eは切断などによって撤去してある。
前記既設縦枠22に下地材15をビス16で固着して取り付け、この下地材15に新設縦枠32の外側面32cをスペーサ17を介して接し、その新設縦枠32からビス18を下地材15に螺合して新設縦枠32を既設縦枠22に取り付ける。
前記新設縦枠32の外側面32cの室外側寄りに気密材19が装着され、この気密材19が既設縦枠22の室外側面22eに接して、既設縦枠22の室外側部と新設縦枠32の室外側部との間を気密している。
なお、新設サッシ枠3の取り付けは前述に限ることはなく、任意の取り付けが可能である。
1…建物の開口部、2…既設サッシ枠、3…新設サッシ枠、4…障子、5…上カバー材、5a…係合部、5b…被取付部、6…上横気密材、6a…取付部、6b…第1ヒレ部、6c…第2ヒレ部、7…縦カバー材、7a…係合部、8…縦気密材、8a…取付部、8b…第1ヒレ部、8c…第2ヒレ部、20…既設上枠、20a…室内側面、20b…建物取付面、22…既設縦枠、22a…室内側面、22b…建物取付面、30…新設上枠、30a…室内側面、30b…係合受部、33…第1係合受片、34…第2係合受片、32…新設縦枠、32a…室内側面、32b…係合受部、50…本体、51…第1係合片、52…第2係合片、53…凹条溝。

Claims (5)

  1. 建物の開口部に残存し、既設上枠と既設下枠と左右の既設縦枠を有した既設サッシ枠と、
    前記既設サッシ枠内に取り付けられ、新設上枠と新設下枠と左右の新設縦枠を有した新設サッシ枠と、
    前記新設上枠の室内側部に取り付けた上カバー材と、この上カバー材に取り付けた上横気密材と、
    前記新設縦枠の室内側部に取り付けた縦カバー材と、この縦カバー材に取り付けた縦気密材を備え、
    前記上横気密材を既設上枠の室内側寄りの室内側面に接し、
    前記縦気密材を既設縦枠の室内側寄りの室内側面に接した改修サッシであって、
    前記新設上枠の室内側部は、室内側に向かう係合受部を有し、前記上カバー材は室外側に向かい前記係合受部と係合する係合部を有し、この係合部を前記係合受部に係合することで、当該上カバー材を新設上枠の室内側部に取り付け、
    前記新設縦枠の室内側部は、室内側に向かう係合受部を有し、前記縦カバー材は室外側に向かい前記係合受部と係合する係合部を有し、この係合部を前記係合受部に係合することで、当該縦カバー材を新設縦枠の室内側部に取り付け、
    前記上横気密材および縦気密材は、取付部とヒレ部を有し、そのヒレ部が既設上枠および既設縦枠の室内側面に接し、
    前記新設上枠の係合受部、新設縦枠の係合受部は、各室内側に面内方向に離隔して室内側に向けて設けた第1係合受片と第2係合受片を有し、
    前記上カバー材、縦カバー材の係合部は、面内方向に離隔した第1係合片と第2係合片を有し、
    この第1係合片と第2係合片との間に前記第1係合受片と第2係合受片が入り込んで相互に係合し、かつ第1係合片と第2係合片の先端面が前記新設上枠および新設縦枠の室内側面に接して第1係合受片と第2係合受片を隠蔽していることを特徴とする改修サッシ
  2. 前記上横気密材および縦気密材のヒレ部は軟質の材料から形成されている請求項1記載の改修サッシ。
  3. 前記上横気密材および縦気密材は、そのヒレ部の基端部が取付部に設けられ、かつ先端部は取付部と離隔し、
    前記ヒレ部が既設上枠および既設縦枠の室内側面に接した状態で、前記ヒレ部の先端部は上カバー材および縦カバー材よりも面外方向の室外側寄りに位置し、ヒレ部の先端部と上カバー材および縦カバー材の間には面外方向の隙間がある請求項1記載の改修サッシ。
  4. 前記上横気密材は、既設上枠の室内側面に接する第1ヒレ部と、既設上枠の室内側面よりも室内側寄りの建物取付面に接する第2ヒレ部を有し、
    前記縦気密材は、既設縦枠の室内側面に接する第1ヒレ部と、既設縦枠の室内側面よりも室内側寄りの建物取付面に接する第2ヒレ部を有する請求項1記載の改修サッシ。
  5. 前記上カバー材は、本体の面内方向下方寄りに係合部を有すると共に、前記本体の面内方向上方寄りに被取付部を有し、
    この被取付部に、上横気密材の取付部を取り付けて第1ヒレ部が室外側に向かうと共に、第2ヒレ部が上向きとなるようにし、
    前記縦カバー材は、本体の面内方向内側寄りに係合部を有すると共に、前記本体の面内方向外側寄りに被取付部を有し、
    この被取付部に、縦気密材の取付部を取り付けて第1ヒレ部が室外側に向かうと共に、第2ヒレ部が面内方向外側に向かうようにした請求項4記載の改修サッシ。
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