JP3172351U - ルーバー付障子 - Google Patents
ルーバー付障子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3172351U JP3172351U JP2011005770U JP2011005770U JP3172351U JP 3172351 U JP3172351 U JP 3172351U JP 2011005770 U JP2011005770 U JP 2011005770U JP 2011005770 U JP2011005770 U JP 2011005770U JP 3172351 U JP3172351 U JP 3172351U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- louvered
- angle
- height
- louver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 33
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 8
- 239000000789 fastener Substances 0.000 description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001681 protective Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 206010022114 Injury Diseases 0.000 description 2
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】雨等の吹き込みを防止することが可能で安価なルーバー付障子を提供する。
【解決手段】引き違いでスライド移動して開閉する障子が配設された窓の支持枠50に用いられるルーバー付障子100であって、ルーバー付障子100の縦枠体はアングル材80により構成され、所要間隔をあけて配置された2本のアングル材80間に掛け渡されたルーバー板90を高さ方向に所要間隔をあけて取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】引き違いでスライド移動して開閉する障子が配設された窓の支持枠50に用いられるルーバー付障子100であって、ルーバー付障子100の縦枠体はアングル材80により構成され、所要間隔をあけて配置された2本のアングル材80間に掛け渡されたルーバー板90を高さ方向に所要間隔をあけて取り付ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、室内への通気を確保しつつも室内への雨の吹き込みを防止することが可能なルーバー付障子に関する。
室内と室外との間で空気のみを窓部分から流通させようとする際には、網戸が広く用いられている。このように網戸を用いることにより、室内と室外との間での通気を確保しつつも室外から室内への虫等の侵入を防止することができる。
網戸が主に用いられる夏場においては、建物の上層階が屋根からの熱により室温が上昇しすぎてしまうため、上層階の窓は網戸にしたままの状態になっていることが多い。このような状態において不意に雨が降ると、風の状態によっては、雨が網戸から室内に吹き込んでしまい、室内が濡れてしまうことがあるといった不具合が問題になっていた。
網戸が主に用いられる夏場においては、建物の上層階が屋根からの熱により室温が上昇しすぎてしまうため、上層階の窓は網戸にしたままの状態になっていることが多い。このような状態において不意に雨が降ると、風の状態によっては、雨が網戸から室内に吹き込んでしまい、室内が濡れてしまうことがあるといった不具合が問題になっていた。
このような問題点を鑑み、網戸からの雨の吹き込みを防ぐための吹き込み防止策が施された網戸がいくつか提案されている。このような網戸の構成としては、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているようなものが知られている。
特許文献1には、網戸の外側に複数の傾斜板を取り付けた構成が開示されている。具体的には、下向きに拡角させた状態で網戸の枠板に傾斜板を固定することで、雨等の吹き込みを防止することを可能にした網戸の構成が開示されている。
また、特許文献2には、網戸の外枠の外側に着脱可能な枠材の外面に、下向きに拡角させた状態の複数の雨よけ材を配設した網戸用雨よけ具の構成が開示されている。
また、特許文献2には、網戸の外枠の外側に着脱可能な枠材の外面に、下向きに拡角させた状態の複数の雨よけ材を配設した網戸用雨よけ具の構成が開示されている。
これらのように特許文献1および特許文献2には、何れも網戸自体にいわゆるルーバー板と呼ばれる傾斜板を所定の状態で取り付けすることで網戸からの雨の吹き込みを防止する構成が開示されている。
しかしながらこれら特許文献1および特許文献2における構成では、網戸そのものに対するルーバー板の取り付け加工が必要になるため煩雑であり、網戸へのルーバー板の取り付け加工費用が高騰し、吹き込み防止を可能にした網戸を低コストで提供することが困難であるという課題がある。
しかしながらこれら特許文献1および特許文献2における構成では、網戸そのものに対するルーバー板の取り付け加工が必要になるため煩雑であり、網戸へのルーバー板の取り付け加工費用が高騰し、吹き込み防止を可能にした網戸を低コストで提供することが困難であるという課題がある。
そこで本考案は、雨等の吹き込みを防止することが可能なルーバー付障子を安価に提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本考案者は鋭意研究を行った結果、以下の構成に想到した。
すなわち、引き違いでスライド移動して開閉する障子が配設された窓の支持枠に用いられるルーバー付障子であって、前記ルーバー付障子の縦枠体はアングル材により構成され、所要間隔をあけて配置されていて、前記2本のアングル材間に掛け渡されたルーバー板が高さ方向に所要間隔をあけて取り付けられていることを特徴とするルーバー付障子である。
すなわち、引き違いでスライド移動して開閉する障子が配設された窓の支持枠に用いられるルーバー付障子であって、前記ルーバー付障子の縦枠体はアングル材により構成され、所要間隔をあけて配置されていて、前記2本のアングル材間に掛け渡されたルーバー板が高さ方向に所要間隔をあけて取り付けられていることを特徴とするルーバー付障子である。
また、前記アングル材は、一方の辺の内側面を室外側に向けると共に、他方の辺の内側面どうしを対向させるようにして配設されていることを特徴とする。これにより、ルーバー板をアングル材の他方の辺の幅内に収めることができるため、外観をすっきりとさせることができると共に、ルーバー板の端縁部が露出しないため、ルーバー板との接触による怪我の発生を防止することができる。
また、前記アングル材に連結可能な2本のチャンネル材と、当該2本のチャンネル材に掛け渡されるチャンネル接続部材と、を組み立てることにより高さ調整部が形成されていて、前記チャンネル材の室内側フランジ部には前記アングル材に対する前記高さ調整部の連結位置を調整するための調整用長孔が穿設され、該調整用長孔を所要位置で貫通すると共に前記アングル材の一方の辺に貫通させて固定された締結材により前記アングル材に対する前記高さ調整部の連結位置が調整および維持可能に設けられていることを特徴とする。これにより、ルーバー付障子の高さ寸法の微調整をすることができ、窓の支持枠の高さ寸法に合わせたルーバー付障子を取り付けすることができる。
また、前記高さ調整部には、室外面側における開口部を遮蔽するための遮蔽板が取り付けられていて、該遮蔽板は前記アングル材に対する前記高さ調整部の装着高さ位置にかかわらず、少なくとも最上部に位置する前記ルーバー板の一部と重複するように設けられていることを特徴とする。これにより、ルーバー付障子の高さ調節をした場合であっても、室外から室内への雨の侵入を確実に防ぐことができる。
また、前記ルーバー板の下端縁側における所要高さ範囲部分は、前記ルーバー板の下端縁側に向って前記アングル材における一方の辺との取付部から徐々に室外側に離反する離反部に形成されていて、前記窓の支持枠を正面視した際に、隣接する上側のルーバー板における前記離反部と下側のルーバー板における前記取付部とが高さ方向において一部重複する配置に設けられていることを特徴とする。
さらに、前記ルーバー板の前記アングル材における一方の辺との取り付け部分における平面と前記離反部とにより形成される角度が155°であることを特徴とする。
これらの構成を具備するルーバー付障子は、風の通過は許容しつつ、より確実に室外側から室内への雨の侵入を防ぐことができる。
さらに、前記ルーバー板の前記アングル材における一方の辺との取り付け部分における平面と前記離反部とにより形成される角度が155°であることを特徴とする。
これらの構成を具備するルーバー付障子は、風の通過は許容しつつ、より確実に室外側から室内への雨の侵入を防ぐことができる。
また、発泡樹脂材により断面凹字形に形成されたガイド部が、上端および下端のうち少なくも一方に配設されていることを特徴とする。これにより、ルーバー付障子のスライド動作を円滑にするためのガイド部を安価に形成することができる。
本考案によれば、雨等の吹き込みを防止することが可能なルーバー付障子を安価に提供することが可能になる。
以下、本考案にかかるルーバー付障子の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように本実施形態にかかるルーバー付障子100は、引き違いで開閉可能な室外側障子10および室内側障子20と、網戸30が組み込まれている窓の支持枠50に取り付けて用いられる。支持枠50には室外側から室内側に網戸30、室外側障子10、ルーバー付障子100、室内側障子20の順に取り付けられており、何れも支持枠50に着脱自在である。本実施形態にかかるルーバー付障子100は、室外側障子10がスライドする障子用レールと同じ障子用レールに配設されている。
室外側障子10、室内側障子20、網戸30、支持枠50の構成はそれぞれ公知であるので、ここでは室外側障子10、室内側障子20、網戸30、支持枠50の詳細な構成についての説明は省略する。
図1に示すように本実施形態にかかるルーバー付障子100は、引き違いで開閉可能な室外側障子10および室内側障子20と、網戸30が組み込まれている窓の支持枠50に取り付けて用いられる。支持枠50には室外側から室内側に網戸30、室外側障子10、ルーバー付障子100、室内側障子20の順に取り付けられており、何れも支持枠50に着脱自在である。本実施形態にかかるルーバー付障子100は、室外側障子10がスライドする障子用レールと同じ障子用レールに配設されている。
室外側障子10、室内側障子20、網戸30、支持枠50の構成はそれぞれ公知であるので、ここでは室外側障子10、室内側障子20、網戸30、支持枠50の詳細な構成についての説明は省略する。
ルーバー付障子100は、図1,図2,図3のそれぞれに示すように、支持枠50の上横枠に形成された図示しない障子用レールに沿ってスライド自在に設けられた上横枠体としての高さ調整部60と、支持枠50の下横枠に形成された図示しない障子用レールに沿ってスライド自在に設けられた下横枠体70と、高さ調整部60と下横枠体70とをそれぞれ連結し、ルーバー付障子100の縦枠体であるアングル材80と、2本のアングル材80,80間に掛け渡すようにして取り付けられたルーバー板90と、を有している。
高さ調整部60は図4に示すように、ルーバー付障子100におけるアングル材80に連結可能な上側縦枠部材としての2本のチャンネル材64と、2本のチャンネル材64間に掛け渡される上側横枠部材としてのチャンネル接続部材62とをコの字状に組み立てることにより形成されている。本実施形態におけるチャンネル接続部材62は、アルミ合金製のチャンネル材からなる。チャンネル接続部材62とチャンネル材64とはビス留め等により一体に組み立てられている。チャンネル接続部材62の上端(上端面)には窓の支持枠50のガイドレールに沿わせるためのガイド部62Aが取り付けられている。本実施形態におけるガイド部62Aは断面形状が凹状をなす発泡樹脂材からなるブロック体により形成されている。ガイド部62Aの凹部にガイドレールの先端が進入可能になっていることはもちろんである。発泡樹脂材としては公知の材料を適宜用いればよい。このように形成された発泡樹脂材からなるブロック体はチャンネル接続部材62の上面に接着剤を介して取り付けられている。また、高さ調整部60の上側角部には合成樹脂製の保護カバー61が接着等により装着されている。
高さ調整部60のチャンネル材64の室内側に位置するフランジ部には、チャンネル材64の延長方向にのびる調整用長孔65が穿設されており、高さ調整部60は、後述するアングル材80へのチャンネル材64の連結位置をネジ等の締結具Nを用いて調整することで、ルーバー付障子100の高さ寸法の調整を可能にしている。締結具Nは、室内側から取り付けされている。
また、チャンネル接続部材62の室外側に位置するフランジ部には、後述するルーバー板90と同じ材料で形成された遮蔽板63が取り付けられている。遮蔽板63はビス留め等により取り付けすることができる。遮蔽板63は、高さ調整部60の高さ方向において上側半分程度の高さ範囲を遮蔽するようにして設けられている。このような遮蔽板63を採用することで、アングル材80への高さ調整部60の装着高さ位置にかかわらず、少なくとも最上部に位置するルーバー板90の一部と高さ方向で重複させることができる。
また、チャンネル接続部材62の室外側に位置するフランジ部には、後述するルーバー板90と同じ材料で形成された遮蔽板63が取り付けられている。遮蔽板63はビス留め等により取り付けすることができる。遮蔽板63は、高さ調整部60の高さ方向において上側半分程度の高さ範囲を遮蔽するようにして設けられている。このような遮蔽板63を採用することで、アングル材80への高さ調整部60の装着高さ位置にかかわらず、少なくとも最上部に位置するルーバー板90の一部と高さ方向で重複させることができる。
ルーバー付障子100のアングル材80は、図5に示すように一方の辺82よりも他方の辺84の方が長尺に形成されたアングル材80により形成されている。
アングル材80は、一方の辺82が窓の支持枠50内におけるルーバー付障子100のスライド方向(窓の支持枠50により形成された開口面)と平行となるように配設され、内側面82Aを室外側へ向け、他方の辺84の内側面84Aどうしを対向させる配置としている。2本のアングル材80,80には、互いの一方の辺82,82の内側面82A,82Aどうしを掛け渡すようにしてルーバー板90が取り付けられている。ルーバー板90は接着等の公知の方法によりアングル材80に取り付けることができる。
アングル材80は、一方の辺82が窓の支持枠50内におけるルーバー付障子100のスライド方向(窓の支持枠50により形成された開口面)と平行となるように配設され、内側面82Aを室外側へ向け、他方の辺84の内側面84Aどうしを対向させる配置としている。2本のアングル材80,80には、互いの一方の辺82,82の内側面82A,82Aどうしを掛け渡すようにしてルーバー板90が取り付けられている。ルーバー板90は接着等の公知の方法によりアングル材80に取り付けることができる。
このようにして取り付けられたルーバー板90は、アングル材80の高さ方向に所要間隔をあけて取り付けられている。
このようにして簡易な構成のルーバー付障子100を提供することができる。このような簡易構造のルーバー付障子100は、2階以上の階層に設けられた窓の保持枠50に適用することが好適である。
このようにして簡易な構成のルーバー付障子100を提供することができる。このような簡易構造のルーバー付障子100は、2階以上の階層に設けられた窓の保持枠50に適用することが好適である。
ルーバー板90は図6および図7に示すように、アングル材80の一方の辺82への取り付け部分となる取付部90Aと、ルーバー板90の下側範囲において室外側へ徐々に離反する離反部90Bとを有するへ字状をなしている。本実施形態においては、取付部90Aと離反部90Bとの屈曲角度(取付部90Aと離反部90Bとにより形成される角度)を155°とした。図6に示すように、このような屈曲形状のルーバー板90を用いた場合においては、アングル材80の他方の辺84の幅寸法内にルーバー板90が収められた状態になっているため、ルーバー板90の端縁部へ不意に接触すること等による怪我の発生を抑えることができるため好都合である。
また、図7からも明らかなように、上下に隣接するルーバー板90,90,90・・・は、上側のルーバー板90の離反部90Bの下側端縁の高さ位置が、下側のルーバー板90の取付部90Aの上側端縁の高さ位置よりも下方側位置となるように設けられている。このように上下に隣接するルーバー板90どうしをルーバー板90の高さ方向の一部を重複させることで、窓の支持枠50に対するルーバー付障子100の設置面を正面視した際に、上下のルーバー板90,90どうしの一部がルーバー付障子100の奥行き方向に二重に配設されることになり、室外から室内への雨の侵入を確実に防止することができる。一方、室外から室内へ吹く風については、上下に隣接するルーバー板90,90の間にある通風部93で通過可能であるのは明らかである。
下横枠体70は、図8および図9に示すように、アングル材80の下側端部に取り付けられている。本実施形態における下横枠体70は、アングル材により形成されていて、一方の辺70Aをアングル材80の室内側部分(一方のアングル材80の一方の辺82)に取り付け、ルーバー付障子100の下端(底面)となる他方の辺70Bには、支持枠50の障子用レールを挟持させ、ルーバー付障子100のスライド移動をガイドするためのガイド部72が取り付けられている。ガイド部72は高さ調整部60に取り付けられているガイド部62と同様にして形成することができる。図9からも明らかなように、本実施形態における下横枠体70には、ルーバー板も遮蔽板も取り付けられていない。アングル材80に取り付けられた最下部に位置するルーバー板90の離反部90Bの下端縁と他方の辺70Bの上面との間には隙間73が形成されている。また、下横枠体70とアングル材80との交差部の外側面には合成樹脂製の保護カバー71が装着されている。
以上に説明した高さ調整部60を、下横枠体70が取り付けられているアングル材80に連結させれば、図2,図3に示すルーバー付障子100を得ることができる。高さ調整部60とアングル材80との連結を行う際には、高さ調整部60のチャンネル材64へのアングル材80の挿入量を調整してルーバー付障子100の高さ寸法を決定した後、チャンネル材64に穿設されている調整用長孔65の所要位置にネジ等の締結具Nを差し込み、アングル材80の一方の辺82を貫通させるようにして締結することでネジ頭とチャンネル材64との摩擦力により高さ調整部60をアングル材80に固定することができる。
もし、ルーバー付障子100の高さ寸法を調整する必要がある場合には、締結部材Nを緩めてネジ頭をチャンネル材64の表面から離反させ、高さ調整部60を調整用長孔65に沿ってスライド移動させた後、再度締結具Nを締め付けすればよい。
もし、ルーバー付障子100の高さ寸法を調整する必要がある場合には、締結部材Nを緩めてネジ頭をチャンネル材64の表面から離反させ、高さ調整部60を調整用長孔65に沿ってスライド移動させた後、再度締結具Nを締め付けすればよい。
以上、本考案にかかるルーバー付障子100について実施形態に基づき詳細に説明をしたが、本考案におけるルーバー付障子100は以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において適宜変更がなされたとしても本考案の技術的範囲に属するのはもちろんである。例えば、以上の実施形態においては、ルーバー付障子100の上横枠体を高さ調整部60とした実施形態について説明しているが、高さ調整部60の構成と下横枠体70の構成と入れ替えることにより、下横枠体70に高さ調整部としての構成を実現させることも可能である。
また、以上の実施形態においては、アングル材やチャンネル材について具体的な材料を明示していないものがあるが、強度や重量の観点からアルミニウム合金製のアングル材やチャンネル材を用いることが好適である。アルミニウム合金製以外にはいわゆるエンジニアリングプラスチックと称される合成樹脂により形成されたアングル材やチャンネル材を用いることも可能である。
また、ガイド部62A,72は、発泡樹脂材により断面形状が凹状をなすブロック体を用いた実施形態について説明しているが、発泡樹脂材により直方体に形成されたブロック体を用いて断面形状が凹状をなすようにしてガイド部62A,72を形成する形態を採用することもできる。また、ガイド部62A,72は、上端および下端のうちいずれか一方のみに配設するようにしてもよい。
これらの形態によれば、発泡樹脂材からなるブロック体の製造コストが低減し、さらなる低コスト化に貢献することができる点において好都合である。
これらの形態によれば、発泡樹脂材からなるブロック体の製造コストが低減し、さらなる低コスト化に貢献することができる点において好都合である。
10 室外側障子
20 室内側障子
30 網戸
50 支持枠
60 高さ調整部(上横枠体)
61,71 保護カバー
62 チャンネル接続部材(上側横枠部材)
62A,72 ガイド部
63 遮蔽板
64 チャンネル材(上側縦枠部材)
65 調整用長孔
70 下横枠体
73 隙間
80 アングル材(縦枠体)
82 一方の辺
82A 一方の辺の内側面
84 他方の辺
84A 他方の辺の内側面
90 ルーバー板
90A 取付部
90B 離反部
93 通風部
100 ルーバー付障子
N 締結具
20 室内側障子
30 網戸
50 支持枠
60 高さ調整部(上横枠体)
61,71 保護カバー
62 チャンネル接続部材(上側横枠部材)
62A,72 ガイド部
63 遮蔽板
64 チャンネル材(上側縦枠部材)
65 調整用長孔
70 下横枠体
73 隙間
80 アングル材(縦枠体)
82 一方の辺
82A 一方の辺の内側面
84 他方の辺
84A 他方の辺の内側面
90 ルーバー板
90A 取付部
90B 離反部
93 通風部
100 ルーバー付障子
N 締結具
Claims (7)
- 引き違いでスライド移動して開閉する障子が配設された窓の支持枠に用いられるルーバー付障子であって、
前記ルーバー付障子の縦枠体はアングル材により構成され、所要間隔をあけて配置されていて、
前記2本のアングル材間に掛け渡されたルーバー板が高さ方向に所要間隔をあけて取り付けられていることを特徴とするルーバー付障子。 - 前記アングル材は、一方の辺の内側面を室外側に向けると共に、他方の辺の内側面どうしを対向させるようにして配設されていることを特徴とする請求項1記載のルーバー付障子。
- 前記アングル材に連結可能な2本のチャンネル材と、当該2本のチャンネル材に掛け渡されるチャンネル接続部材と、を組み立てることにより高さ調整部が形成されていて、
前記チャンネル材の室内側フランジ部には前記アングル材に対する前記高さ調整部の連結位置を調整するための調整用長孔が穿設され、
該調整用長孔を所要位置で貫通すると共に前記アングル材の一方の辺に貫通させて固定された締結材により前記アングル材に対する前記高さ調整部の連結位置が調整および維持可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のルーバー付障子。 - 前記高さ調整部には、室外面側における開口部を遮蔽するための遮蔽板が取り付けられていて、
該遮蔽板は前記アングル材に対する前記高さ調整部の装着高さ位置にかかわらず、少なくとも最上部に位置する前記ルーバー板の一部と重複するように設けられていることを特徴とする請求項3記載のルーバー付障子。 - 前記ルーバー板の下端縁側における所要高さ範囲部分は、前記ルーバー板の下端縁側に向って前記アングル材における一方の辺との取付部から徐々に室外側に離反する離反部に形成されていて、
前記窓の支持枠を正面視した際に、隣接する上側のルーバー板における前記離反部と下側のルーバー板における前記取付部とが高さ方向において一部重複する配置に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項記載のルーバー付障子。 - 前記ルーバー板の前記アングル材における一方の辺との取り付け部分における平面と前記離反部とにより形成される角度が155°であることを特徴とする請求項5記載のルーバー付障子。
- 発泡樹脂材により断面凹字形に形成されたガイド部が、上端および下端のうち少なくも一方に配設されていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項記載のルーバー付障子。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3172351U true JP3172351U (ja) | 2011-12-15 |
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070049190A1 (en) | Ventilating moisture barrier for roof vent | |
US20130192141A1 (en) | Demountable wall system | |
US9027295B2 (en) | Sliding door and pivoting door for demountable wall system | |
CN110662880A (zh) | 具有防雨水流入及防微尘功能的自然换气窗 | |
US20140311063A1 (en) | Rain deflecting window covering | |
US4057937A (en) | Window sash assembly | |
JP3172351U (ja) | ルーバー付障子 | |
WO2009084878A3 (en) | Double window having horizontal cross-ventilation function | |
KR200476923Y1 (ko) | 창틀용 차양 | |
JP3171388U (ja) | ルーバー付障子 | |
KR101996887B1 (ko) | 높이조절형 마감패널 및 내진구조를 구비한 발코니용 다목적 미서기창호 | |
US12129658B2 (en) | Filler frames for buildings with ridged panels | |
JP3166824U (ja) | ルーバー付障子 | |
JP6647927B2 (ja) | 建具 | |
KR200394726Y1 (ko) | 폐 합성수지 폼을 이용한 루버창 | |
KR102161841B1 (ko) | 미닫이 창문에 설치되는 충돌 방지구 | |
JP7011915B2 (ja) | 窓シャッターの縦枠の取付構造 | |
JP6087231B2 (ja) | 建築用ルーバーパネル | |
JP4459760B2 (ja) | サッシ | |
JP4215209B2 (ja) | デッキ床 | |
JP2008138444A (ja) | 棟の構造および棟の施工方法 | |
JP6444132B2 (ja) | サッシ枠取付構造 | |
JP7002265B2 (ja) | 窓シャッター装置 | |
US8590591B2 (en) | Weather queen roman shade assembly | |
JP3896545B2 (ja) | 建築用形材 |