JP5355744B2 - 中空糸型フィルタ - Google Patents

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Description

本願発明は、中空糸型フィルタに関する。
従来、例えば、中空糸束を備えた中空糸型フィルタは、ケーシング本体と、ケーシング本体内に装填される中空糸束と、ケーシング本体の両端部にそれぞれ装着され流体の導出入口を備えた蓋部材とを有し、ケーシング本体のそれぞれの端部に蓋部材を装着する場合、ケーシング本体と蓋部材との間にシールリングを介在させて装着されていた。
例えば、特許文献1には、ケーシング本体としての包囲体に中空糸束が装着された中空糸装置が開示され、前記包囲体に設けられ中空糸束の各端部を固定する横断方向の隔壁には、少なくとも1つの環状の溝が設けられ、一方、包囲体の各端部を閉鎖するカバーの内面には、前記少なくとも1つの環状の溝に係合する少なくとも1つの環状のリブが設けられ、さらに、該溝とリブとの間に形成された間隙には、樹脂系材料を含むシールが配置されていることが記載されている。
このようなシールリングを使用しない方法として、ケーシング本体と蓋部材とを超音波溶着させる方法が実用化されている。例えば、超音波溶着方法を用い、樹脂製のケーシング本体の端部と樹脂製の蓋部材とを加圧接触させ、この接触面に超音波を印加することによって、溶融した樹脂同士を結合させ、これにより、ケーシング本体と蓋部材とを接合させている。
しかしながら、超音波溶着法を用いたシール方法の場合、ケーシング本体の端部に形成されるシーリング領域は、ケーシング本体に封止剤によって固定される中空糸束の切断開口端面のかなり外周側に存在する。その結果、中空糸束の切断開口端面の外周領域に、空間が形成され、その空間に残血が生じるおそれがある。
そこで、ケーシング本体と蓋部材とを液密シールするため、特許文献2には、中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束が封止剤によりケーシング本体の一端開口部に固定されているケーシング本体の一端開口部に、内側面に設けた環状の溝内に接着剤を充填してなる蓋部材を装着し、これにより、ケーシング本体の端部の端面および/または封止剤により形成された封止部の端面であって中空糸束の切断開口端面の外周領域と蓋部材とを接着剤で環状に封止することが提案されている。
特許第3254222号明細書 特許第2936456号明細書
中空糸型フィルタを、例えば、人工腎臓透析装置に取り付けられる透析液フィルタとして用いた場合、大量の透析液が中空糸型フィルタ内を通過するため、中空糸型フィルタの内圧が上昇し、その結果、導出入口が設けられた蓋部材ならびにケーシング本体と蓋部材との間のシーリング領域に圧力負荷がかかる。さらに、中空糸型フィルタの内圧が上昇し過ぎた場合には、蓋部材やシーリング領域が破損し易くなる。
本発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、ケーシング本体の端部に形成されるシーリング領域と、ケーシング本体に封止剤にて固定される中空糸束の切断開口端面領域との隙間を減少させて、蓋部材にかかる受圧面積を減じるとともに、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部とのシーリングの耐圧強度を高めた、中空糸型フィルタおよび中空糸型フィルタの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、以下に示す本発明を完成するに至った。本願発明は、以下の特徴を有する。
(1)中空糸束と、中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させたケーシング本体と、ケーシング本体の両端部にそれぞれ装着され流体の導出入口を備えた蓋部材と、中空糸束の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤を充填して、前記外周領域と前記ケーシング本体の端部と前記蓋部材の内面に付着して接着する充填部と、充填部から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材の内面に付着して、前記充填部の剥離を防止する接着補強のための連続皮膜と、を有し、第1の封止剤と第2の封止剤と連続皮膜の構成材料とが、同一材料または同種材料であり、前記連続皮膜は、前記蓋部材の内面積の10%以上で形成されていることを特徴とする中空糸型フィルタである。
(2)前記第1の封止剤及び第2の封止剤と前記連続皮膜の構成材料は、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂のいずれかの硬化性樹脂組成物である上記(1)に記載の中空糸型フィルタである。
(3)ケーシング本体の端部と蓋部材との接続は、超音波溶着法を用いて溶融接合されている上記(1)または(2)に記載の中空糸型フィルタである。
本願発明における中空糸型フィルタによれば、中空糸束の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤を充填してなる充填部が設けられるため、濾過時におけるケーシング本体内圧の上昇に伴う蓋部材への受圧面積が低減される。これにより、過度の受圧による蓋部材の変形や破損が抑制される。また、前記充填部から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材の内面に付着する連続皮膜が形成されているので、濾過時における内圧変動に伴い、蓋部材の形状が変化しても、連続皮膜が追従し、その結果、連続皮膜が充填部の接着補強の役割を果たし、蓋部材の耐圧強度を高めている。
本実施形態に係る中空糸型フィルタの構成の一例を例示する一部切り欠き断面図である。 第2の封止剤の充填前の、中空糸束の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部との接続領域との間に形成される空間を説明する部分断面図である。 第2の封止剤を充填後の、中空糸束の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部との接続領域との間に形成される空間に形成された第2の封止部を説明する部分断面図である。 本実施の形態に係る中空糸型フィルタの製造方法の一例を説明する図である。 本実施の形態に係る中空糸型フィルタの製造方法における、第2の封止剤の導入方法の一例を説明する図である。 第2の封止剤の充填前と充填後の受圧面積領域を説明する図である。 本実施の形態に係る中空糸型フィルタの製造方法における、第2の封止剤の導入方法の他の一例を説明する図である。
図1に、本実施の形態に係る中空糸型フィルタ100の構成の一例を例示する。中空糸型フィルタ100は、中空糸束30と、中空糸束30の切断開口端面を有するように中空糸束30を第1の封止剤からなる第1の封止部24によってケーシング本体用筒体22の少なくとも一方端開口部に固定させたケーシング本体20と、ケーシング本体20の両端部にそれぞれ装着され流体の導出入口12を備えた蓋部材10と、中空糸束30の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体20の端部と蓋部材10の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤が充填された充填部と充填部から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材の内面に付着する連続皮膜とからなる第2の封止部40と、を有する。
更に、図1の点線で囲ったX部分を拡大して、上述の第2の封止剤を充填する前と後における、中空糸束30の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体20の端部と蓋部材10の端部との接続領域との間に形成される空間の構成の相違について、図2A及び図2Bを用いて、以下に説明する。
図2Aに示すように、第2の封止剤を充填する前は、中空糸束30の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体用筒体22端部と蓋部材10の端部との接続領域との間に、空間が形成されている。このため、図4に示すように、第2の封止剤の充填前の蓋部材に加わる受圧面積は、中空糸束30の切断開口端面の面積と、その外周領域の面積とからなる。
これに対し、本実施の形態では、図2Bに示すように、前記空間内に第2の充填剤が充填された充填部42と、この充填部42から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材10の内面に付着する連続皮膜44とからなる第2の封止部40が形成されているので、蓋部材に加わる受圧面積は、中空糸束30の切断開口端面の面積のみとなる。従って、蓋部材10に対する受圧面積が低減されるため、例えば、本実施の形態の中空糸型フィルタ100を透析液フィルタに用いる場合、透析液が高流量の際にも、蓋部材が受ける力が減り、例えば、透析装置では、透析装置の消毒時に約90℃のクエン酸熱水が流れ、透析時に約37℃の透析液が流れるため、透析装置に設置された透析液フィルタには熱の繰り返し負荷がかかったり、複式ポンプによる脈動などの、いわゆる圧力の繰り返し変動に対しても、十分な強度を有する中空糸型フィルタが提供される。また、中空糸束30の切断開口端面の外周領域(図2A参照)と、ケーシング本体用筒体22の端部と蓋部材10の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤を充填してなる充填部42が設けられることで、濾過時におけるケーシング本体の内圧上昇に伴う蓋部材10への受圧面積が低減される。従って、過度の受圧による蓋部材の変形や破損が抑制される。また、充填部42から蓋部材10の内面の少なくとも一部に延び蓋部材10の内面に付着する連続皮膜44が形成されているので、濾過時における内圧変動に伴い、蓋部材10の形状が変化しても、連続皮膜44が柔軟に追従し、その結果、連続皮膜44が、充填部42の剥離を防止する接着補強の役割を果たし、これにより、蓋部材10の耐圧強度が高められ、中空糸型フィルタの使用強度が長期間維持される。
本実施の形態における中空糸型フィルタの受圧面積の低減率は、中空糸型フィルタの内径に応じて異なるが、例えば、10%以上、50%以下である。この範囲の下限未満の場合には、蓋部材に対する受圧低減が不十分であり、長期間に亘って蓋部材への圧力負荷がかかる。一方、上記範囲の上限を超える場合、中空糸束の切断開口端面を塞ぐ可能性があり、フィルタとしての機能が十分に発揮出来ないおそれがある。
また、本実施の形態における連続皮膜44は、蓋部材10の内面積の10%以上、100%以下で形成されている。上記範囲内とすることで、充填部42の剥離を防止する接着補強の役割を果たす。
また、上記連続皮膜44の厚みは、例えば、30μm以上、70μm以下である。これにより、ケーシング本体の内部圧力の繰り返し変動に対しても、十分に追従して蓋部材10の内面に長期間付着し続けることが出来る。なお、連続皮膜44の厚みは、30〜70μmの範囲に限定されるものではなく、充填材の材質・種類によって適宜設計変更可能である。
また、図1に示す本実施の形態のケーシング本体用筒体22は、内部に中空糸束30を収納することができ、且つ、蓋部材10を装着可能な開口部をその両端に有する限り特に限定されない。また、ケーシング本体用筒体22を構成する材質は特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリルとスチレンとの共重合体、ポリメタクリラート、ABS樹脂及びAB樹脂などが好適である。
中空糸束30を形成する中空糸膜は、その材質及び形状など特に限定されないが、例えば、材質として、セルロース、セルロースジアセテート、セルローストリアセテートなどのセルロースエーテル類などのセルロース誘導体、ポリアミド系誘導体、ポリエステル系誘導体、ポリメタクリラートなどのメタクリル系重合体またはアクリル系重合体、ポリ塩化ビニルなどのポリ塩化ビニル系重合体、ポリウレタン、および、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類などが挙げられる。また、中空糸膜の外径は、例えば、10μm以上、600μm以下程度である。
第1の封止部24を形成する第1の封止剤としては、中空糸束30がケーシング本体用筒体22に固定可能であれば特に限定されないが、例えば、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の硬化性樹脂組成物が挙げられる。本実施の形態では、第1の封止剤として、シール性及び接着性の観点から、2液硬化型ポリウレタンや常温硬化型シリコーン液が好適に用いられる。
本実施の形態において、中空糸束の切断開口端面は、中空糸束30をケーシング本体用筒体22に装填し、ケーシング本体用筒体22に第1の封止剤(以下、「第1のシーラント」ともいう)を注入して、第1の封止剤を固化させた後、固化後の第1の封止剤ならびに中空糸束30の端部を切断することにより形成され、これにより、中空糸の内側の流路と、中空糸の外側の流路に分離される。
第2の封止部40を形成する第2の封止剤は、第1の封止剤と同一材料または同種材料である。これにより、第2の封止部40も、堅固にケーシング本体用筒体22に付着するとともに、蓋部材10の内面にも付着する。
次に、本実施の形態における中空糸型フィルタの製造方法の一例を図3から図5を用いて説明する。
本実施の形態における中空糸型フィルタの製造方法は、図3に示すように、中空糸束30の切断開口端面を有するように中空糸束30を第1の封止剤からなる第1の封止部24によってケーシング本体用筒体22の少なくとも一端開口部に固定させたケーシング本体20の両端部に、一対の蓋部材10の端部をそれぞれ接続する工程と、ケーシング本体20の中心軸を中心として回転させながら、蓋部材10に備えられた流体の導出入口12から蓋部材10の内面に沿わせて第2の封止剤を導入する工程と、を有する。ここで、本明細書における「ケーシング本体20の中心軸」とは、図3に示すケーシング本体20の長手方向に沿って伸びる中心線を意味する。
更に、本実施の形態の他の中空糸型フィルタの製造方法は、図3,図4Aに示すように、上述した第2の封止剤を導入する工程において、ケーシング本体20の中心軸を水平方向に保ち、ケーシング本体20の中心軸を中心に回転させながら、蓋部材10に備えられた流体の導出入口12から第2の封止剤を蓋部材10の内面に沿わせて導入する。
これにより、流体の導出入口12から導入された第2の封止剤は、重力により、蓋部材10の内面に沿って移動し、更にケーシング本体20の中心軸を中心に回転させることにより、遠心力で、均一に、中空糸束30の切断開口端面の外周領域(図2A参照)と、ケーシング本体用筒体22の端部と蓋部材10の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤が充填された第2の封止部40が形成される。ここで、第2の封止部40は、図2Bに示すように、前記空間内に第2の充填剤が充填された充填部42と、この充填部42から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材の内面に付着する連続皮膜44とからなる。従って、図4Bに示すように、第2の封止部40によって、蓋部材10に加わる受圧面積は、中空糸束30の切断開口端面の面積のみであるため、蓋部材10に対する受圧面積が低減される。更に、上記製造方法により、充填部42から蓋部材10の内面の少なくとも一部に延び蓋部材10の内面に付着する連続皮膜44が形成されているので、濾過時(例えば、透析時)における内圧変動に伴い、蓋部材10の形状が変化しても、連続皮膜44が柔軟に追従し、その結果、連続皮膜44が、充填部42の剥離を防止する接着補強の役割を果たし、これにより、蓋部材10の耐圧強度が高められ、中空糸型フィルタの使用強度が長期間維持される。
図3及び図4Aに示す製造方法における、ケーシング本体の中心軸を中心にする回転数は、ケーシング本体の外径や第2の封止剤の材料に応じて異なるが、例えば、500rpm以上、2000rpm以下であり、例えば、第2の封止剤が2液硬化型ポリウレタンである場合、800rpm以上、1500rpm以下が好ましい。
また、本実施の形態の他の中空糸型フィルタの製造方法は、図5に示すように、上述の第2の封止剤を導入する工程において、ケーシング本体20の中心軸を垂直方向に保ち、蓋部材10に備えられた流体の導出入口12に、先端面が閉塞し且つ先端部の外側面に開口部が形成された注入ノズル60を装着し、ケーシング本体20の中心軸を中心に回転させながら、遠心力によって、注入ノズル60に導入した第2の封止剤を、注入ノズル60の開口部62a,62bを介して蓋部材10の内面に沿わせ、ケーシング本体用筒体22の端部と蓋部材10の端部との接続領域と中空糸束30の切断開口端面の外周領域との間に導入している。
ケーシング本体20の中心軸を中心に回転させることにより、注入ノズル60から導入された第2の封止剤は、遠心力によって、中空糸束30の切断開口端面の外周領域(図2A参照)と、ケーシング本体用筒体22の端部と蓋部材10の端部との接続領域と間に形成される空間に充填されていく。これにより、上述同様、図4Bに示すように蓋部材10に対する受圧面積が低減され、また、蓋部材10の内面の少なくとも一部に延び蓋部材10の内面に付着する連続皮膜44(図2B)も形成される。従って、蓋部材10の耐圧強度が高められ、中空糸型フィルタの使用強度が長期間維持される。
図5に示す製造方法では、中空糸束30の切断開口端面に第2の封止剤が拡散しないように、第2の封止剤の注入速度と回転数を適宜選択することが好ましい。なお、回転数は、製造の便宜から、上述同様の範囲が好ましい。
また、本実施の形態における中空糸型フィルタの製造方法において、図3から図5のいずれの方法においても、更に、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部とを接続する工程として、超音波溶着法を用いて、上述した樹脂からなるケーシング本体の端部と樹脂からなる蓋部材の端部とに微細な超音波振動と加圧力によって、接合したい両端部に強力な摩擦熱を発生させて溶融させ、両端部を接合する工程を採用する。
更に、上記超音波溶着法として、シェアジョイント法またはエネルギーダイレクトジョイント法またはこれらの組み合わせから選択される。ここで、シェアジョイント法は、一般的に知られている超音波溶着法における接合部のジョイント方法の一例であり、ジョイントが斜面の部分的な面接触であり、その傾斜角度が超音波振動方向に対して擦れるような運動を行わせる角度になっているジョイント方法である。また、エネルギーダイレクトジョイント法も、一般的に知られている超音波溶着法における接合部のジョイント方法の一例であり、ダイレクタと呼ばれる三角形の突起にエネルギーを集中させ、衝突現象の繰返しによって発熱させるジョイント法である。
また、本実施の形態における他の中空糸型フィルタの製造方法において、上述のケーシング本体の端部と蓋部材の端部とを接続する工程として、ケーシング本体20の外周面に形成した雄ネジと、蓋部材10の内周面に形成した雌ネジとを螺合さることにより、ケーシング本体の端部と蓋部材とを接続させても良い。さらに、ケーシング本体と蓋部材との接続について、螺合による接続と超音波溶着による溶融接合を組み合わせても良い。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、シェアジョイント法で超音波溶着させた後、図3に示すように、ケーシング本体の中心軸を水平方向に保ち、ケーシング本体の中心軸を中心に回転させながら、蓋部材に備えられた流体の導出入口から、2液硬化型ポリウレタンからなる第2の封止剤を蓋部材の内面に沿わせて第2の封止剤を導入した。ここで、シェアジョイント法は、傾斜角度を45度とし、ケーシング本体の外径は52mmであり、ケーシング本体の回転数は、1300rpmとした。第2の封止剤を蓋部材の傾斜内面に対して100%被覆した。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、第2の封止剤の充填前に比べ、38%低減した。
[実施例2]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、エネルギーダイレクトジョイント法で超音波溶着させた後、図3に示すように、ケーシング本体の中心軸を水平方向に保ち、ケーシング本体の中心軸を中心に回転させながら、蓋部材に備えられた流体の導出入口から、2液硬化型ポリウレタンからなる第2の封止剤を蓋部材の内面に沿わせて第2の封止剤を導入した。ここで、エネルギーダイレクトジョイント法は、ジョイント部の三角形の先端部の角度を60度とし、2液硬化型ポリウレタンは、実施例1で用いたものと同様であり、ケーシング本体の外径も実施例1と同様で、ケーシング本体の回転数は、1300rpmとした。第2の封止剤を蓋部材の傾斜内面に対して100%被覆した。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、第2の封止剤の充填前に比べ、30%低減した。
[実施例3]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、実施例1及び実施例2に準じ、シェアジョイント法およびエネルギーダイレクトジョイント法で超音波溶着させた後、図3に示すように、ケーシング本体の中心軸を水平方向に保ち、ケーシング本体の中心軸を中心に回転させながら、蓋部材に備えられた流体の導出入口から、2液硬化型ポリウレタンからなる第2の封止剤を蓋部材の内面に沿わせて第2の封止剤を導入した。ここで、シェアジョイント法は、傾斜角度を45度とし、エネルギーダイレクトジョイント法は、ジョイント部の三角形の先端部の角度を60度とし、2液硬化型ポリウレタンは、実施例1で用いたものと同様であり、ケーシング本体の外径も実施例1と同様で、ケーシング本体の回転数は、1300rpmとした。第2の封止剤を蓋部材の傾斜内面に対して100%被覆した。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、第2の封止剤の充填前に比べ、30%低減した。
[実施例4]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、実施例1及び実施例2に準じ、シェアジョイント法およびエネルギーダイレクトジョイント法で超音波溶着させた後、図3に示すように、ケーシング本体の中心軸を水平方向に保ち、ケーシング本体の中心軸を中心に回転させながら、蓋部材に備えられた流体の導出入口から、2液硬化型ポリウレタンからなる第2の封止剤を蓋部材の内面に沿わせて第2の封止剤を導入した。ここで、シェアジョイント法は、傾斜角度を45度とし、エネルギーダイレクトジョイント法は、ジョイント部の三角形の先端部の角度を60度とし、2液硬化型ポリウレタンは、実施例1で用いたものと同様であり、ケーシング本体の外径も実施例1と同様で、ケーシング本体の回転数は、1300rpmとした。第2の封止剤を蓋部材の傾斜内面に対して10%被覆した。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、第2の封止剤の充填前に比べ、30%低減した。
[比較例1]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、シェアジョイント法で超音波溶着させた。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、20cmであった。ここで、シェアジョイント法は、実施例1と同様、傾斜角度を45度であった。
[比較例2]
中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させた、樹脂製のケーシング本体と、樹脂製の蓋部材とを、実施例1及び実施例2に準じ、シェアジョイント法およびエネルギーダイレクトジョイント法で超音波溶着させた。得られた中空糸型フィルタの蓋部材にかかる受圧面積は、18cmであった。ここで、シェアジョイント法は、実施例1と同様、傾斜角度を45度であり、エネルギーダイレクトジョイント法は、実施例2と同様、ジョイント部の三角形の先端部の角度を60度とした。
[強度試験の条件]
濃度2%クエン酸の90℃熱水を60分間と、水を300分間とを繰り返し、中空糸型フィルタに流し入れるサイクル試験を行った。サイクル試験における中空糸型フィルタへの圧力は、40kPaから230kPaの脈動を有し、リーク発生までのサイクル数をカウントして評価した。結果を表1に示す。
Figure 0005355744
10 蓋部材、12 流体の導出入口、14 ノズル、20 ケーシング本体、22 ケーシング本体用筒体、24 第1の封止部、30 中空糸束、40 第2の封止部、42 充填部、44 連続皮膜、50 枠、52 ネジ、60 注入ノズル、62a,62b 開口部、100 中空糸型フィルタ。

Claims (3)

  1. 中空糸束と、
    中空糸束の切断開口端面を有するように中空糸束を第1の封止剤でケーシング本体用筒体の少なくとも一方端開口部に固定させたケーシング本体と、
    ケーシング本体の両端部にそれぞれ装着され流体の導出入口を備えた蓋部材と、
    中空糸束の切断開口端面の外周領域と、ケーシング本体の端部と蓋部材の端部との接続領域との間に形成される空間に第2の封止剤を充填して、前記外周領域と前記ケーシング本体の端部と前記蓋部材の内面に付着して接着する充填部と、
    充填部から蓋部材の内面の少なくとも一部に延び蓋部材の内面に付着して、前記充填部の剥離を防止する接着補強のための連続皮膜と、
    を有し、第1の封止剤と第2の封止剤と連続皮膜の構成材料とが、同一材料または同種材料であり、前記連続皮膜は、前記蓋部材の内面積の10%以上で形成されていることを特徴とする中空糸型フィルタ。
  2. 前記第1の封止剤及び第2の封止剤と前記連続皮膜の構成材料は、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂のいずれかの硬化性樹脂組成物である請求項1に記載の中空糸型フィルタ。
  3. ケーシング本体の端部と蓋部材との接続は、超音波溶着法を用いて溶融接合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中空糸型フィルタ。
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