JP5355393B2 - ハロベンゼン誘導体からアルキルアニリドを製造するための方法 - Google Patents

ハロベンゼン誘導体からアルキルアニリドを製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、2−アルキルハロ芳香族及びヘテロシクリルアミドから、殺真菌活性を有する公知のアルキルアニリドを調製するための方法に関する。
EP−A−0824099及びWO−A−03010149は、適切な酸塩化物を適切なアルキルアニリン誘導体と反応させることによって、アルキルアニリドが得られることを開示する。
酸塩化物の調製及び取り扱い並びにアルキルアニリドの調製は何れも、かなりのレベルの技術的な複雑性を伴う。例えば、酸塩化物は、時間もコストもかかる蒸留工程により、反応前に精製しなければならない。
アニリンは、通例、WO−A−3074491に記載されているように、対応するブロモ芳香族及びベンゾフェノンイミンからの複雑な合成により、又はWO−A−06061226に記載されているように、アンモニア気体を用いて、150℃の温度及び75から85バールの圧力で調製される。
しかしながら、アルキルアニリンは、頻繁に、毒性を示し、突然変異を誘発する可能性を秘めている。
従来の技術は、パラジウム又は銅触媒下において、ハロゲン化アリールをアミドと反応させ、アルキルアニリドを得ることができることを開示している(J.Am.Chem.Soc.2002、124、7420)。
しかしながら、キレートリガンドとして機能できる複素環を用いた金属触媒反応は、阻害されることが頻繁に見出されている。さらに、オルト置換されたハロ芳香族は、ハロゲン交換に対して立体的に遮蔽される。
EP−A−0824099 WO−A−03010149 WO−A−3074491 WO−A−06061226
J.Am.Chem.Soc.2002、124、7420
従って、従来技術に記載されている欠点を有さない、アルキルアニリドの簡単で選択的な調製のための方法を提供することが本発明の主題である。
驚くべきことに、ヘテロシクリルアミドをオルト置換されたハロゲン化芳香族と効率的に反応させることができる条件が見出された。
従って、本発明は、第一の工程において、式(II)
Figure 0005355393
のカルボキサミド
(A基は、後に定義されるとおりである。)
を、金属によって触媒される反応において、式(III)
Figure 0005355393
(R及びR基は、各々、上に定義されているとおりであり、並びに置換基Rは、好ましくは、芳香族のメタ位又はパラ位にあり、さらに好ましくは、4位(Xに対してパラ)にあり、並びに
X基は、ハロゲン、好ましくはCl又はBr、さらに好ましくはBrである。)
のハロアルキルベンゼンと反応させることを特徴とする、式(I)
Figure 0005355393
{Rは、水素、ハロゲン、−CR’(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アリキルである。)、さらに好ましくは、水素であり、
は、−CH(Me)−CH−CHMe、−CH−CH−t−ブト又は
Figure 0005355393
であり、特に好ましくは−CH(Me)−CH−CHMe及び
Figure 0005355393
であり、
Aは、式(A1)
Figure 0005355393
(Rは、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ若しくはC−C−シクロアルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ若しくはC−C−ハロアルキルチオであり又はアミノカルボニル若しくはアミノカルボニル−C−C−アルキルであり、
は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ又はC−C−アルキルチオであり、
は、水素、C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−シクロアルキル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル若しくはC−C−アルコキシ−C−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ−C−C−アルキル若しくはC−C−ハロアルコキシ−C−C−アルキルであり又はフェニルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A2)
Figure 0005355393
(R及びRは、各々独立して、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
は、ハロゲン、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル若しくはC−C−ハロアルコキシである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A3)
Figure 0005355393
(R及びR10は、各々独立して、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
11は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A4)
Figure 0005355393
(R12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ若しくはC−C−ハロアルキルチオである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A5)
Figure 0005355393
(R13は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において、1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ若しくはC−C−ハロアルコキシであり、
14は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において、1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル若しくはC−C−ハロアルコキシであり又はC−C−アルキルスルフィニル若しくはC−C−アルキルスルホニルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A6)
Figure 0005355393
(R15は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
16は、C−C−アルキルであり、
は、S(硫黄)、O(酸素)、SO、SO又はCHであり、
pは、0、1又は2である(pが2である場合、R16は、同一の又は別異の基を表す。)。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A7)
Figure 0005355393
(R17は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A8)
Figure 0005355393
(R18は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A9)
Figure 0005355393
(R19及びR20は、各々独立して、水素、ハロゲン、アミノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
21は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A10)
Figure 0005355393
(R22及びR23は、各々独立して、水素、ハロゲン、アミノ、ニトロ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
24は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A11)
Figure 0005355393
(R25は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
26は、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A12)
Figure 0005355393
(R27は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
28は、ハロゲン若しくはC−C−アルキル又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A13)
Figure 0005355393
(R29は、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A14)
Figure 0005355393
(R30は、水素又はC−C−アルキルであり、
31は、ハロゲン又はC−C−アルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A15)
Figure 0005355393
(R32は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A16)
Figure 0005355393
(R33は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A17)
Figure 0005355393
(R34は、ハロゲン、ヒドロキシル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ若しくはC−C−ハロアルコキシである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A18)
Figure 0005355393
(R35は、水素、シアノ若しくはC−C−アルキルであり1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルスルホニル、ジ(C−C−アルキル)アミノスルホニル若しくはC−C−アルキルカルボニルであり又は各事例において場合によって置換されたフェニルスルホニル若しくはベンゾイルであり、
36は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
37は、水素、ハロゲン、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
38は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
の基であり、
又は、
Aは、式(A19)
Figure 0005355393
(R39は、C−C−アルキルである。)
の基である。}
のアルキルアニリドを調製するための方法を提供する。
本発明は、さらに、式(III)の化合物に関する。
Figure 0005355393
(Rは、水素、ハロゲン、−CR’(CF(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アルキルである。)、さらに好ましくは水素であり、並びに置換基Rは、好ましくは、芳香族のメタ位又はパラ位にあり、さらに好ましくは4位(Xに対してパラ)にあり;及び
は、−CH(Me)−CH−CHMe及び−CH−CH−t−ブトであり、
又は、
は、ハロゲン、−CR’(CF(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アルキルである。)、さらに好ましくは水素であり、並びに置換基Rは、好ましくは芳香族のメタ位又はパラ位にあり、さらに好ましくは4位(Xに対してパラ)にあり;及び
は、
Figure 0005355393
であり、
及び
Xは、ハロゲン、好ましくは、Cl又はBr、さらに好ましくはBrである。)
さらに、本発明は、式(IV)から(VI)の化合物に関する。
Figure 0005355393
本発明のさらなる態様は、上に記載されている本発明の方法における反応物/中間体としての、式(II)、(III)、(IV)、(V)及び(VI)の1つの化合物の使用に関する。
記のスキーム(I)を参照して、本発明の反応を詳しく記載する。
Figure 0005355393
本発明に関して、「ハロゲン」(X)という用語は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素から成る群から選択される元素を包含し、塩素及び臭素を用いることが好ましく、臭素を用いることが特に好ましい。
場合によって置換された基は、一置換又は多置換され得、これらの置換基は、多置換の場合において、同一又は別異であり得る。
「C−C−アルキル」の定義は、本明細書中で定義されるアルキル基に対する最大の範囲を包含する。具体的には、この定義は、メチル、エチル、n−、イソプロピル、n−、イソ−、sec−、tert−ブチル並びに各事例において全ての異性体のペンチル及びヘキシルの意味を包含する。
「C−C−アルケニル」の定義は、本明細書中で定義されるアルケニル基に対する最大の範囲を包含する。具体的に、この定義は、エテニル、n−、イソプロペニル、n−、イソ−、sec−、tert−ブテニル並びに各事例において全ての異性体のペンテニル及びヘキセニルの意味を包含する。
本発明の化合物は、異なる可能な異性体形態、特に立体異性体、例えば、E及びZ、スレオ及びエリスロ並びに光学異性体並びに適宜互変異性体の混合物として場合によって使用することが可能である。E及びZの両異性体並びにスレオ及びエリスロ異性体、並びに光学異性体、これらの異性体のあらゆる混合物並びに可能な互変異性形態を使用することができる。
必要とされるハロアルキルベンゼンは、従来技術において、例えば、WO−A−03074491から公知であり、又はフリーデル−クラフツアルキル化若しくは求電子的芳香族ハロゲン化による公知の方法によって調製することができる。
さらなる可能性は、2−ハロベンズアルデヒドをWittig試薬と反応させることであり、その場合、WO−A−03074491に記載されているように、このようにして得られたプロペノン誘導体は、シクロプロピル化合物に転化することができる。
他の可能性は、ケトン又は酸塩化物を用いた芳香族及び金属化芳香族のヒドロキシアルキル化、並びに、それぞれ、後続するそれらの脱離及び還元である。1,2−ジブロモベンゼンから出発し、これはスキーム(II)を例として図示される。
Figure 0005355393
或いは、ジアゾ化及びザントマイヤー反応により、アニリン誘導体から当該ハロゲン化合物を得ることも可能である。
本発明に従って、式(IX)のハロアルキルベンゼン
Figure 0005355393
(Xは、ハロゲン原子、特にBrである。)
は、好ましい反応物である。
必要とされる酸アミドの幾つかのみが公知であり、それらは、公知の反応により、公知の酸ハロゲン化物、酸、エステル又はニトリルから得ることができる。
これは、スキーム(III)に従って、次の例により図示される。
Figure 0005355393
使用される窒素源は、水性若しくは気体アンモニア又はその塩の1つ、例えば酢酸アンモニウム又はナトリウムアミドであり得る。
酸アミドの調製のための有用な溶媒には、反応条件下で安定な全ての溶媒、例えばTHF、2−メチル−THF、ジオキサン、メチルt−ブチルエーテル(MTBE)、ジエチレングリコール、ジエトキシメタン、ジメトキシメタンなどのエーテル、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゼンなどの芳香属炭化水素、石油エーテル、ヘプタン、ヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、アセトニトリル、ブチロニトリル、水、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)などのケトン、メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコールが含まれる。
ハロベンゼン誘導体と酸アミドとの本発明の反応のために、金属触媒が使用される。この目的のために、全ての酸化状態の、例えば金属の形態又は塩の形態のパラジウム及び銅が有用である。
本発明に従い、例えば、Pd(OAc)、Pd(OH)、PdCl、Pd(acac)(acac=アセチルアセトナート)、Pd(NO、Pd(dba)、Pddba、(dba=ジベンジリデンアセトン)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、Pd(CHCN)Cl、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、Pd/C又はパラジウムナノ粒子、CuI、CuCl、CuSCN、CuO、CuO、CuCl、CuSO、CuBr、CuBr、CuS、Cu(OAc)、Cu(acac)が適切であり、銅化合物又はこれらの混合物を用いることが好ましい。
本発明に従い、触媒は触媒量で使用される。これは、式(II)のカルボキサミドに基づいて、金属触媒が0.01から50.0mol%、好ましくは1.0から20.0mol%の濃度で使用することを意味する。
本発明の反応は、好ましくは、リガンドの存在下で実施される。
パラジウム触媒の場合、適切なリガンドは、例えば、カルベン及びホスフィンリガンドの群から選択され、キサントホス及びトリス(t−ブチル)ホスフィンを用いることが特に好ましい。
銅触媒の場合、適切なリガンドは、例えば、ジアミン、例えば、N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(シス若しくはトランス、ラセミ体又は鏡像異性体として)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、エチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N−ブチルエチレンジアミン、N,N,N’−トリメチルエチレンジアミン或いは1,10−フェナントロリン、エチレンジアミン四酢酸、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド、トリス(3,6−トリオキサヘプチル)アミン(TDA−1)から成る群から選択され、N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンを用いることが特に好ましい。
リガンドは、所望の触媒作用が生じる比で添加される。
本発明に従い、金属触媒に対するリガンドの比は、0.5から10当量の間であり、好ましくは、1から5当量の間である。
反応は、好ましくは、塩基の存在下で実施される。有用な例には、KOH、NaOH、Ca(OH)などのアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、KFなどのフッ化物、KPOなどのリン酸塩、及び炭酸カリウム、苛性ソーダ、炭酸セシウムなどの炭素若しくはホスファゼン塩基、ナトリウムtert−ブトキシドなどのアルコキシド、又はナトリウムフェノキシドなどのフェノキシドが含まれる。
本発明に従い、塩基は、式(II)のカルボキサミドを基礎として0.5から5当量、好ましくは1.0から3当量の濃度で使用される。
ハロベンゼン誘導体と酸アミドとの本発明の反応は、好ましくは、溶媒中で実施される。
使用される溶媒は、好ましくは、ジオキサン、THF、ジグリム、トルエン、キシレン、DMFである。
本発明に従い、酸アミド及びハロベンゼン誘導体は、互いに、等モル比で反応させる。別の実施形態において、ハロベンゼン誘導体は、過剰に、例えば溶媒として使用することも可能である。
本発明に従い、20から200℃の範囲の温度で、好ましくは70から150℃で、酸アミドをハロベンゼン誘導体と反応させる。
本発明の特に好ましい実施形態において、式(V)のカルボキサミドを式(X)
Figure 0005355393
(X基は、ハロゲンである。)
の化合物と反応させて、式(XI)
Figure 0005355393
のカルボキサミドを得る。
次の実施例は、本発明の主題を限定することなく、本発明の主題を詳細に説明することを目的とする。
1−ブロモ−2−(1,3−ジメチルブチル)ベンゼン
10℃にて、氷酢酸中における40%臭化水素酸134.9g(667mmol)中の2−(1,3−ジメチルブチル)アニリン28.4gを、少量づつ、攪拌しながら、1.5時間以内に、亜硝酸ナトリウム12.5g(181mmol)と混合する。その後、銅粉末0.5gを添加し、還流下において、混合物を1時間煮沸する。その後、pH12が達成されるまで、水120ml及び水酸化ナトリウム溶液を添加し、有機相を除去し、希塩酸で洗浄し、減圧下での蒸発により濃縮する。Kugelrohr装置中において、0.3ミリバール/70℃で蒸留し、分取HPLCを用いて主画分を精製した後、99.4%の純度(HPLCにより測定)をで、黄色がかった油状物8.3gを得る。
H NMR(400MHz,CDCl):0.89(dd,6H),1.17(d,3H),1.32−1.38及び1.46−1.53(2m,AB,2×1H),1.54−1.6(m,1H),3.34(m,1H),7(m,1H),7.21−7.28(m,2H),7.52(d,1H)。
Figure 0005355393
5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
20から35℃にて、5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド19.9gを25%水性アンモニア35g及びTHF170mlの混合物へ滴下する。4時間の攪拌後、有機溶媒画分を減圧下での蒸発により濃縮し、炭酸カリウム0.2mol及び塩化ナトリウムを飽和状態になるまで添加する。酢酸エチルで4回抽出し、合わせた有機相を減圧下での蒸発により濃縮した後、黄色の固体16.6gを得る。
H NMR(400MHz,d−DMSO):2.64(s,3H),3.63(s,3H),6.9(ブロードs,1H),7.18(ブロードs,1H)。
N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
アルゴン下において、ヨウ化銅0.221g(1.16mmol)、炭酸カリウム3.21g(23.22mmol)及び5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド2.189gの混合物をN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン330mg(2.322mmol)、1−ブロモ−2−(1,3−ジメチルブチル)ベンゼン2.8g(11.6mmol)及びトルエン30mlと混合する。還流下で1日間煮沸した後、混合物を水及び5%EDTA溶液10ml上に注ぐ。その後、混合物を酢酸エチルで3回抽出し、減圧下で蒸発することにより濃縮する。油状残留物をトルエン中に溶解し、n−ヘキサン中に攪拌する。沈殿した結晶を吸引ろ過した後、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド3.3g(理論収率89%)を99%の純度(HPLC)で得る。

Claims (10)

  1. 第1段階において、式(II)
    Figure 0005355393
    (A基は後に定義されるとおりである。)
    のカルボキサミド
    を、金属によって触媒される反応において、式(III)
    Figure 0005355393
    (R及びR基は、各々、に定義されるとおりであり、並びにX基はハロゲン原子である。)
    のハロアルキルベンゼンと反応させることを特徴とする、一般式(I)
    Figure 0005355393
    {Rは、水素、ハロゲン、−CR’(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アリキルである。)であり、
    は、−CH(Me)−CH−CHMe、−CH−CH−t−ブト又は
    Figure 0005355393
    であり、
    Aは、式(A1)
    Figure 0005355393
    (Rは、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ若しくはC−C−シクロアルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ若しくはC−C−ハロアルキルチオであり又はアミノカルボニル若しくはアミノカルボニル−C−C−アルキルであり;
    は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ又はC−C−アルキルチオであり;
    は、水素、C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−シクロアルキル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル若しくはC−C−アルコキシ−C−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ−C−C−アルキル、C−C−ハロアルコキシ−C−C−アルキルであり又はフェニルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A2)
    Figure 0005355393
    (R及びRは、各々独立して、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    は、ハロゲン、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル若しくはC−C−ハロアルコキシである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A3)
    Figure 0005355393
    (R及びR10は、各々独立して、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    11は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A4)
    Figure 0005355393
    (R12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキルであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ若しくはC−C−ハロアルキルチオである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A5)
    Figure 0005355393
    (R13は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ若しくはC−C−ハロアルコキシであり、
    14は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル若しくはC−C−ハロアルコキシであり又はC−C−アルキルスルフィニル若しくはC−C−アルキルスルホニルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A6)
    Figure 0005355393
    (R15は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    16は、C−C−アルキルであり、
    は、S(硫黄)、O(酸素)、SO、SO又はCHであり、
    pは、0、1又は2である(pが2である場合、R16は同一の又は別異の基を表す。)。)、
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A7)
    Figure 0005355393
    (R17は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は
    Aは、式(A8)
    Figure 0005355393
    (R18は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A9)
    Figure 0005355393
    (R19及びR20は、各々独立して、水素、ハロゲン、アミノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    21は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A10)
    Figure 0005355393
    (R22及びR23は、各々独立して、水素、ハロゲン、アミノ、ニトロ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    24は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A11)
    Figure 0005355393
    (R25は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    26は、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A12)
    Figure 0005355393
    (R27は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    28は、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A13)
    Figure 0005355393
    (R29は、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A14)
    Figure 0005355393
    (R30は、水素又はC−C−アルキルであり、
    31は、ハロゲン又はC−C−アルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A15)
    Figure 0005355393
    (R32は、C−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A16)
    Figure 0005355393
    (R33は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A17)
    Figure 0005355393
    (R34は、ハロゲン、ヒドロキシル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ若しくはC−C−アルキルチオであり又は各事例において1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり又はC−C−ハロアルキルチオ若しくはC−C−ハロアルコキシである。)
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A18)
    Figure 0005355393
    (R35は、水素、シアノ若しくはC−C−アルキルであり1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり又はC−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルスルホニル、ジ(C−C−アルキル)アミノスルホニル若しくはC−C−アルキルカルボニルであり又は各事例において場合によって置換された、フェニルスルホニル若しくはベンゾイルであり、
    36は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    37は、水素、ハロゲン、シアノ若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルであり、
    38は、水素、ハロゲン若しくはC−C−アルキルであり又は1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルである。
    の基であり、
    又は、
    Aは、式(A19)
    Figure 0005355393
    (R39は、C−C−アルキルである。)
    の基である。}
    のカルボキサミドを調製する方法であって、
    金属触媒が、パラジウム及び銅触媒から選択される、前記方法
  2. 式(IV)から(VI)
    Figure 0005355393
    の化合物から成る群から選択される式(II)のカルボキサミドが、一般式(VIII)
    Figure 0005355393
    (R及びR基は、各々、請求項1に定義されているとおりであり、
    Zは、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルであり、及び
    Yは、水素、メチル又はフッ素である。)
    のカルボキサミドに転化される、請求項1に記載の方法。
  3. 式(V)
    Figure 0005355393
    のカルボキサミドを、式(X)
    Figure 0005355393
    (X基はハロゲン原子である。)
    の化合物と反応させ、式(XI)
    Figure 0005355393
    のカルボキサミドを得ることを特徴とする、請求項1又は2の何れかに記載の方法。
  4. 触媒量の少なくとも1つの銅化合物が、リガンドの存在下で使用されることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の方法。
  5. 塩基を使用する、請求項1から4の何れか1項に記載の方法。
  6. 使用されるリガンドがジアミンである、請求項4に記載の方法。
  7. 式(III)
    Figure 0005355393
    (Rは、水素、ハロゲン、−CR’(CF(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アルキルである。)であり、及び
    は、−CH(Me)−CH−CHMe、−CH−CH−t−ブトであり、
    又は
    は、ハロゲン、−CR’(CF(R’は、水素、フッ素又はO−C1−4−アルキルである。)であり、及び
    は、
    Figure 0005355393
    であり、
    及び
    Xは、ハロゲン原子である。)
    の化合物。
  8. 式(IX)
    Figure 0005355393
    (Xは、ハロゲン原子である。)
    請求項7に記載の化合物。
  9. 式(IV)から(VI)
    Figure 0005355393
    の化合物。
  10. 請求項1から6の何れか1項に記載の方法における、請求項7から9の何れか1項に記載の少なくとも1つの化合物の使用。
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