JP5353319B2 - 太陽電池バックシート - Google Patents
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Description
そこで特許文献1(特開2005−322681号公報)にはアルミニウム蒸着膜を用いた積層太陽電池バックシートを提案しており、確かにこの方法では金属箔を用いずに初期の防湿性の値を出すことができるが、しかし耐久防湿性には課題が残る。すなわち、アルミニウム蒸着膜自身が水分で劣化し防湿性が下がってしまう。
前記フィルム(3)の少なくとも一方の面に複数の機能層を積層し、
前記機能層が前記フィルム(3)側から順に、少なくとも、アクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜、酸化珪素層、アクリル樹脂層、酸化珪素層およびテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を備えることを特徴とする太陽電池バックシートである。
また図2に示すように、金属酸化物層(7)にさらに有機または有機無機混合層(8)を積層することも好ましい態様である。
なお、ポリエステルフィルムの厚さが25μmより小さい場合、バックシートとしての耐候性が弱くなり、250μmより大きい場合、コストが高くなり実用的ではない。
本発明に用いられるフィルム(3)は、厚さが6μm以上100μm以下である。フィルム(3)の厚さが6μmより小さい場合、多層積層において熱負けしてしまい、100μmより大きい場合、コストが高くなり望ましくない。
水蒸気透過度…JIS−Z0208に準じ測定を行った。
なお、下記実施例1および3は参考例である。
東洋紡社製、16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後真空蒸着法によりSiOx層を50nm形成した。その上層にテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工しその後真空蒸着法によりSiOx層を50nm形成した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は0.05g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は0.3gだった。
16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後真空蒸着法によりSiOx層を50nm形成した。その上層にUV硬化型アクリル樹脂を0.1μm加工しその後真空蒸着法によりSiOx層を50nm形成した。そしてさらにテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は0.01g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は0.2gだった。
16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後スパッタ法によりITO層を40nm形成した。その上層にテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工しその後スパッタ法によりITO層を40nm形成した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は0.05g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は0.3gだった。
16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後真空蒸着法によりSiOx層を50nm形成した。その上層にテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は0.3g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は0.6gだった。
16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後真空蒸着法によりSiOx層を500nm形成した。その上層にテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工しその後真空蒸着法によりSiOx層を500nm形成した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は1.0g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は2.0gだった。
16μmPETフィルム E5107にアクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜を0.1μm加工し、その後真空蒸着法によりAlOx層を50nm形成した。その上層にテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を0.1μm加工しその後真空蒸着法によりAlOx層を50nm形成した。そのフィルムの両面に東レ製白色PETフィルムE28Gをウレタン接着剤4μmで貼り合わせた。このフィルムの水蒸気透過度は0.05g、85℃85%耐湿熱試験1000h後の水蒸気透過度は2.0gだった。
3 フィルム
4,6,8 有機または無機有機混合層
5,7 金属酸化物層
Claims (1)
- 厚みが25μm以上250μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルムを2枚(1、2)用いて、厚みが6μm以上100μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルム(3)を、接着剤を介して挟んだ太陽電池バックシートにおいて、
前記フィルム(3)の少なくとも一方の面に複数の機能層を積層し、
前記機能層が前記フィルム(3)側から順に、少なくとも、アクリルポリオールとイソシアネートから成るアクリル−ウレタン硬化膜、酸化珪素層、アクリル樹脂層、酸化珪素層およびテトラエトキシシランの加水分解により得られた膜を備えることを特徴とする太陽電池バックシート。
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