JP5351694B2 - 半導体スイッチの保護装置 - Google Patents

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本発明は、半導体スイッチの保護装置に係り、特に、直流電源−負荷間に設けた半導体スイッチが加熱したときに当該半導体スイッチをオフして前記半導体スイッチを保護する半導体スイッチの保護装置に関するものである。
従来、半導体スイッチの保護回路として、例えば図5に示されたものが提案されている(特許文献1)。同図に示すように、半導体スイッチの保護回路100は、直流電源VBと、例えば車両に搭載されるランプ等の負荷RLと、直流電源VB−負荷RLとの間に設けた半導体スイッチとしての電界効果トランジスタ(以下FET)Q100と、を備えている。上記FETQ100のドレインDは、FETQ101、抵抗R100及び抵抗R101を介してグランドに接続されている。
また、FETQ101と抵抗R100との接続点は、抵抗R102、FETQ102及び抵抗R103を介してグランドに接続されている。上記抵抗R102とFETQ102との接続点は、抵抗R104を介してアンプAMP1のプラス入力に接続され、さらにアンプAMP1のマイナス入力は抵抗R105を介してFETQ100のソースSに接続されている。アンプAMP1の出力は抵抗R106を介してFETQ102のゲートに接続されている。
上述したアンプAMP1は、プラス入力とマイナス入力との電位が等しくなるように、即ち抵抗R102の両端電圧とFETQ100のドレイン−ソース間電圧VDSとが等しくなるように、FETQ102を制御して抵抗R102に流れる電流を制御する。よって、FETQ102と抵抗R103との接続点の電圧V100は、下記の式(1)に示すようにFETQ100のドレイン−ソース間電圧VDSに応じた値となる。
100=β×VDS …(1)
β=R103/R102
上記電圧V100は、コンパレータCMP1のプラス入力に供給される。このコンパレータCMP1のマイナス入力には電源電圧VBを抵抗R100と抵抗R101とで分圧して得た判定電圧V101が供給されている。なお、上記β及び判定電圧V101は、FETQ100のドレイン−ソース間電圧VDSが下記の式(2)で表す値に達したときに電圧V100が判定電圧V101を超えるように設定されている。
DS=ID(@150℃&TAmax)×Ron(@150℃) …(2)
D(@150℃&TAmax):最大周囲温度TAmaxのときにFETQ100のオン抵抗Ronの自己発熱によりチャンネル温度が例えば150℃(=チャンネル温度の許容上限)となるようなドレイン電流、Ron(@150℃):150℃でのFETQ100のオン抵抗
以上の構成の半導体スイッチの保護装置100によれば、過電流が流れてFETQ100のチャンネル温度が増大してチャンネル温度が150℃を超えると、これに伴ってドレイン−ソース間電圧VDSが増加して、このドレイン−ソース間電圧VDSに応じた電圧V100が判定電圧V101を超える。そして、電圧V100が判定電圧V101を超えると、コンパレータCMP1の出力がLレベルからHレベルに反転してFETQ100が遮断されるようになっている。これにより、FETQ100の150℃を超えるとFETQ100を遮断して、FETQ100を保護することができる。
また、特許文献1には、突入電流での誤動作を防止するために、タイマーによりコンパレータCMP1の出力がHレベルに維持されている時間を計測し、計測した時間が所定時間を越えたときにFETQ100を遮断することが記載されている。
特開2007−159159号公報
上述した従来の半導体スイッチの保護装置では、例えば25℃でオン抵抗Ron=10mΩのFETQ100を用い、β=100に設定したとき、アンプAMP1の入力オフセット電圧が10mV生じると電圧V100は1V(=10mV×100)変化してしまう。そのため、FETQ100の誤遮断を避けようとすると判定電圧V101を上げる必要があるが、そうすると今度は入力オフセット電圧がほとんど生じていない場合にチャンネル温度が150℃を超えているにも関わらず電圧V100が判定電圧V101を下回り、FETQ100を保護することができない。
そこで、オン抵抗Ronを下げて自己発熱を抑えることにより自己発熱によるチャンネル温度の上昇を抑える必要がある。電圧V101の値を10V近辺で設定すると±1Vの誤差は約±10%となり、入力オフセット電圧を許容するには6.9mΩに下げる必要がある。このため、FETQ100の面積が増えることにより装置が大型化する、という問題があった。
さらに、突入電流の誤遮断を防止するために時間を計測するためのタイマーやカウンタ、それらを制御するためのロジック回路、ロジック回路のための電源などを必要とするため、装置が複雑化、大型化する、という問題があった。
そこで、本発明は、検出精度の向上を図りつつ、簡素化、小型化を図った半導体スイッチの保護装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、直流電源−負荷間に設けた半導体スイッチが過熱したときに当該半導体スイッチをオフして前記半導体スイッチを保護する半導体スイッチの保護装置において、互いにカレントミラー接続された一対の第1半導体スイッチから構成され、前記直流電源−負荷間に設けた半導体スイッチのドレイン−ソース間電圧を当該電圧値に応じた電流に変換する第1カレントミラー回路と、互いにカレントミラー接続された一対の第2半導体スイッチから構成され、定電流を出力する第2カレントミラー回路と、前記第2カレントミラー回路により出力された定電流によって放電されると共に前記第1カレントミラー回路により出力される電流により充電されるコンデンサと、前記コンデンサの両端電圧がしきい値を超えたときに前記半導体スイッチをオフする遮断手段と、を備えたことを特徴とする半導体スイッチの保護装置に存する。
請求項2記載の発明は、1つの第3基準側半導体スイッチ及び当該第3基準側半導体スイッチに対してそれぞれカレントミラー接続された一対の第3ミラー側半導体スイッチから構成され、前記一対の第3ミラー側半導体スイッチの一方が前記一対の第1半導体スイッチの基準側とグランドとの間に設けられ前記第1半導体スイッチの基準側に定電流を供給すると共に前記一対の第3ミラー側半導体スイッチの他方が前記一対の第2半導体スイッチの基準側とグランドとの間に設けられ前記第2半導体スイッチの基準側に前記第1半導体スイッチに供給される定電流と等しい定電流を供給する第3カレントミラー回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチの保護装置に存する。
請求項3記載の発明は、前記直流電源−負荷間に設けた前記半導体スイッチがオフのとき、前記第3基準側半導体スイッチをオフして前記第1カレントミラー回路及び前記第2カレントミラー回路の動作を停止させる停止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体スイッチの保護装置に存する。
請求項4記載の発明は、互いにカレントミラー接続された一対の第4半導体スイッチから構成され、前記第4半導体スイッチの基準側が前記一対の第1半導体スイッチのうちミラー側とグランドとの間に設けられた第4カレントミラー回路と、互いにカレントミラー接続された一対の第5半導体スイッチから構成され、前記第5半導体スイッチの基準側が前記一対の第2半導体スイッチのうちミラー側とグランドとの間に設けられた第5カレントミラー回路と、を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体スイッチの保護装置に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、半導体スイッチが過熱されて半導体スイッチのドレイン−ソース間電圧が上昇して第1カレントミラー回路から出力される電流が第2カレントミラー回路から出力される定電流を上回ると、コンデンサが充電されたその両端電圧が上昇する。そして、上記定電流を上回った状態が継続するとコンデンサの両端電圧がしきい値を越えて半導体スイッチがオフされる。従って、2つのカレントミラー回路から出力される電流によってコンデンサの充放電を行うことにより、互いのカレントミラー回路の出力電流に生じるオフセットを相殺することができ、オフセットが生じないようにして検出精度の向上を図ることができる。また、コンデンサの両端電圧がしきい値を越えたときに半導体スイッチをオフすることにより、突入電流が流れて第1カレントミラー回路から出力される電流が第2カレントミラー回路から出力される定電流を一瞬上回ったとしても半導体スイッチがオフされることがなく、タイマーや複雑なロジック回路、その電源などを必要としない簡素な構成で突入電流による誤遮断を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、基準側の第1半導体スイッチ及び第2半導体スイッチに定電流を供給する第3カレントミラー回路を設けることにより、回路の対称性を高めてより一層オフセットが生じないようにしつつミラー側の第1半導体スイッチから半導体スイッチのドレイン−ソース間電圧に応じた電流を出力させることができる。
請求項3記載の発明によれば、半導体スイッチがオフのときに第1カレントミラー回路及び第2カレントミラー回路の動作を停止させることができる。
請求項4記載の発明によれば、第1及び第2カレントミラー回路の基準側に第3ミラー側半導体スイッチをそれぞれ設けた場合であっても、第4及び第5カレントミラー回路を設けることにより、第1及び第2カレントミラー回路のミラー側にも半導体スイッチを設けることができるので、回路の対称性を高めてより一層、検出精度の向上を図ることができる。
本発明の半導体スイッチの保護装置の一実施形態を示す回路図である。 スイッチSW1のオンオフ状態、FETQのドレイン電圧VD、ソース電圧VS、駆動電圧Vp、FETQのゲート電圧VG、コンデンサCの両端電圧VC1、負荷電流ILのタイムチャートである。 他の実施形態における図1に示すFETQの詳細回路である。 他の実施形態における半導体スイッチの保護装置を示す回路図である。 従来の半導体スイッチの保護回路の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。同図に示すように半導体スイッチの保護装置1は、直流電源VBと、例えば車両に搭載されるランプ等の負荷RLと、直流電源VB−負荷RL間に設けた半導体スイッチとしての電界効果トランジスタ(以下FET)Qと、を有している。上記直流電源VBとFETQとの間には、配線の抵抗Rw及び配線のインダクタンスLwが存在している。上記FETQとしてはNch型を用いていて、FETQのドレインが直流電源VB側、ソースが負荷RL側に接続されている。
また、半導体スイッチの保護装置1は、FETQをオンオフして負荷RLの駆動を制御する回路である駆動回路2と、第1〜第6カレントミラー回路C1〜C6と、コンデンサCと、遮断手段としての遮断スイッチM1と、停止手段としての停止スイッチM2と、放電スイッチM3と、を備えている。
上記駆動回路2は、直流電圧VBを昇圧するチャージポンプ21と、トランジスタTd1、Td2と、FETMdと、を備えている。上記チャージポンプ21は、直流電圧VBを昇圧して電源電圧VBよりも例えば4.5V〜10程度高い駆動電圧Vpを出力する。上記トランジスタTd1及びTd2は、チャージポンプ21の出力−グランド間に互いに直列に接続されていて、互いの接続点が抵抗を介して上述したFETQのゲートに接続されている。また、トランジスタTd1及びTd2のベースは、FETMdのドレインに接続されている。FETMdは、ドレインがトランジスタTd1及びTd2のベースに接続され、ソースがグランドに接続され、ゲートがスイッチSW1のオン接点On及びオフ接点Offに接続されている。
以上の構成によれば、スイッチSW1の接点をオフ接点Off側に接続すると、FETMdのゲートにHレベルの信号が供給されてFETMdがオンする。FETMdがオンすると、トランジスタTd1及びTd2のベースにLレベルの信号が供給されるため、トランジスタTd1がオフすると共にトランジスタTd2がオンして、FETQのゲートにはLレベルの信号が供給される。これにより、FETQがオフして、負荷RLに対する電源供給が遮断される。一方、スイッチSW1の接点をオン接点On側に接続すると、FETMdのゲートにLレベルの信号が供給されてFETMdがオフする。FETMdがオフすると、トランジスタTd1及びTd2のベースにHレベルの信号が供給されるため、トランジスタTd1がオンすると共にトランジスタTd2がオフして、FETQのゲートにはHレベルの信号が供給される。これにより、FETQがオンして、負荷RLに対する電源供給が行われる。
上記第1カレントミラー回路M1は、互いにカレントミラー接続された一対の第1半導体スイッチとしての第1トランジスタT11及びT12から構成されている。上記一対の第1トランジスタT11及びT12のうち基準側の第1トランジスタT11はエミッタが抵抗R1を介してFETQのソースに接続され、ミラー側の第1トランジスタT12は抵抗R3を介してFETQのドレインに接続されている。
上記第2カレントミラー回路M2は、互いにカレントミラー接続された一対の第2半導体スイッチとしての第2トランジスタT21及びT22から構成されている。上記一対の第2トランジスタT21及びT22のうち基準側の第2トランジスタT21はエミッタが抵抗R1及びR3を介してFETQのドレインDに接続され、ミラー側の第2トランジスタT22は抵抗R3を介してFETQのドレインDに接続されている。
上記第3カレントミラー回路M3は、第3基準側半導体スイッチとしての1つの基準側の第3トランジスタT31と、第3ミラー側半導体スイッチとしての2つのミラー側の第3トランジスタT32及びT33と、から構成されている。上記基準側の第3トランジスタT31はエミッタがグランドに接続されていて、コレクタが抵抗R4を介して直流電源VBに接続されている。上記ミラー側の第3トランジスタT32は、コレクタが基準側の第1トランジスタT11のコレクタに接続され、エミッタがグランドに接続されている。また、上記ミラー側の第3トランジスタT33は、コレクタが基準側の第2トランジスタT21のコレクタに接続され、エミッタがグランドに接続されている。上記第3カレントミラー回路M3の第3トランジスタT32及びT33には、基準側の第3トランジスタT31に流れる電流に応じた互いに等しい定電流I1、I3が流れる(即ちI1=I3)。即ち、この第3カレントミラー回路M3によって、基準側の第1トランジスタT11及び第2トランジスタT21に互いに等しい定電流I1、I3が供給される。
以上の構成によれば、FETQのドレイン−ソース間電圧VDSが小さくなると、第1トランジスタT11のエミッタ電位が高くなる。第1トランジスタT11のエミッタ電位が高くなっても、第1トランジスタT11には定電流I1が流れているので、エミッタ−ベース間電圧は変わらない。このため、基準側の第1トランジスタT11のベース電位が高くなり、ミラー側の第1トランジスタT12のベース電位も高くなる。これにより、ミラー側の第1トランジスタT12のベース−エミッタ間電圧が小さくなり、第1トランジスタT12に流れる電流I2が小さくなる。
これに対して、FETQのドレイン−ソース間電圧VDSが大きくなると、第1トランジスタT11のエミッタ電位が低くなる。第1トランジスタT11のエミッタ電位が低くなっても、第1トランジスタT11には定電流I1が流れているので、エミッタ−ベース間電圧は変わらない。このため、基準側の第1トランジスタT11のベース電位が低くなり、ミラー側の第1トランジスタT12のベース電位も低くなる。これにより、ミラー側の第1トランジスタT12のベース−エミッタ間電圧が大きくなり、第1トランジスタT12い流れる電流I2が大きくなる。即ち、第1カレントミラー回路M1は、FETQのドレイン−ソース間電圧VDSを当該電圧値に応じた電流I2に変換して、ミラー側の第1トランジスタT12から出力している。上記第2カレントミラー回路M2は、抵抗R1、R2、R3及び定電流I3に応じた定電流I4が第2トランジスタT22から出力される。
ここで、第1トランジスタT11のエミッタとFETQのソースとの間に接続された抵抗R1と、第2トランジスタT21のエミッタとFETQのドレインとの間に接続された抵抗R1と、が同じ抵抗値であるとすると、上記抵抗R2は、FETQのドレイン−ソース電圧VDSが下記の式(3)で表す値に達したときに第1トランジスタT11と第2トランジスタT21とのエミッタ電位が等しくなるように設定されている。
DS=ILlim×Ron …(3)
ILlim:最大周囲温度TAmaxのときにFETQのオン抵抗Ronの自己発熱によりチャンネル温度が例えば150℃(=チャンネル温度の許容上限)となるようなドレイン電流、Ron:FETQのオン抵抗
即ち、VDS=ILlim×Ron=I3×R2となるように抵抗R2が設定されている。
このとき、第1トランジスタT11と第2トランジスタT21とのエミッタ電位は等しくなる。また、第1トランジスタT11と第2トランジスタT21とは等しい定電流I1=I3が供給されているので、第1トランジスタT11及び第2トランジスタT21のベース−エミッタ電圧が等しい。よって、ミラー側の第1トランジスタT12と第2トランジスタT22とのベース電位も互いに等しくなり、第1トランジスタT12と第2トランジスタT22とのエミッタには同じ抵抗R3が接続されているので、ミラー側の第1、第2トランジスタT12、T22のベース−エミッタ間電圧も互いに等しくなり、互いに流れる電流I2と電流I4とが等しくなる。
よって、FETQのチャンネル温度が150℃よりも低い正常時には、VDS<ILlim×Ronとなり、第1トランジスタT11のエミッタ電位が第2トランジスタT21のエミッタ電位よりも高くなるため、電流I2<電流I4となる。一方、FETQのチャンネル温度が150℃よりも高い過熱時には、VDS>ILlim×Ronとなり、第2トランジスタT21のエミッタ電位が第1トランジスタT11のエミッタ電位よりも高くなるため、電流I2>電流I4となる。
上記電流I2は、第4カレントミラー回路M4及び第6カレントミラー回路M6を介してコンデンサCに供給される。上記第4カレントミラー回路M4は、互いにカレントミラー接続された第4半導体スイッチとしての一対の第4トランジスタT41及びT42から構成され、基準側の第4トランジスタT41がミラー側の第1トランジスタT12とグランドとの間に設けられている。ミラー側の第4トランジスタT42のエミッタはグランドに接続されている。以上の構成によれば、基準側の第4トランジスタT41に流れる電流I2と同じ電流が第4トランジスタT42に流れる。
第6カレントミラー回路M6は、互いにカレントミラー接続された一対の第6トランジスタT61及びT62から構成され、基準側の第6トランジスタT61がミラー側の第4トランジスタT42と直流電源VBとの間に設けられている。ミラー側の第6トランジスタT61は、直流電源VBとグランドとの間にコンデンサCに対して直列に接続されている。以上の構成によれば、基準側の第6トランジスタT61に流れる電流I2と同じ電流が第6トランジスタT62に流れ、コンデンサCに対して直流電源VBからグランドに向かう方向に電流I2を供給する。これにより、コンデンサCが電流I2により充電される。
上記電流I4は、第5カレントミラー回路M5を介してコンデンサCに供給される。上記第5カレントミラー回路M5は、互いにカレントミラー接続された第5半導体スイッチとしての一対の第5トランジスタT51及びT52から構成され、基準側の第5トランジスタT51がミラー側の第2トランジスタT22とグランドとの間に設けられている。ミラー側の第5トランジスタT52は、コンデンサCに並列に接続されている。以上の構成によれば、基準側の第5トランジスタT51に流れる電流I4と同じ電流が第5トランジスタT52に流れ、コンデンサCに対してグランドから直流電源VBに向かう方向に電流I3を供給する。これにより、コンデンサCが電流I4により放電される。
上記コンデンサCの両端は、FETから成る遮断スイッチM1のゲート−ソース間に接続されている。遮断スイッチM1は、ドレインがFETQのゲートに接続され、ソースがグランドに接続される。よって、過電流が発生して電流I2>電流I4となり、コンデンサCが差電流(I2−I4)>0により充電される状態が継続すると、コンデンサCの両端電圧が遮断スイッチM1のしきい値を超えて遮断スイッチM1がオンする。この遮断スイッチM1のオンによりFETQのゲート−ソース間が短絡されてFETQがオフして、負荷RLに対する電源供給が遮断されて、FETQを保護することができる。
また、上記停止スイッチM2は、N型のFETから構成され、ドレインが第3トランジスタT31のコレクタ、ソースが第3トランジスタT31のエミッタ、ベースがスイッチSW1のオン接点On及びオフ接点Offに接続されている。よって、スイッチSW1の接点をオフ接点Off側に接続すると、停止スイッチM2のゲートにHレベルの信号が供給されて停止スイッチM2がオンする。停止スイッチM2がオンすると、第3トランジスタT31〜T33のベース−エミッタ間が短絡されて、第3トランジスタT31〜T33がオフされるため、定電流I1及びI2を遮断して第1カレントミラー回路M1及び第2カレントミラー回路M2の動作を停止させる。
また、上記放電スイッチM3は、N型のFETから構成され、ドレインが放電抵抗R6を介してコンデンサCの直流電源VB側に接続され、ソースがコンデンサCのグランド側に接続され、ベースがスイッチSW1のオン接点On及びオフ接点Offに接続されている。よって、スイッチSW1の接点をオフ接点Off側に接続すると、放電スイッチM3のゲートにHレベルの信号が供給されて放電スイッチM3がオンする。放電スイッチM3がオンすると、コンデンサCの両端が短絡されてコンデンサCに蓄積された電化が放電抵抗R6により放電される。
上述した構成の半導体スイッチの保護装置1の動作を図2のタイムチャートを参照して以下説明する。図中、負荷電流ILの値がマイナス方向になっているのは、負荷RLへの電流の流れ込みを表している。まず、スイッチSW1の接点がオフ接点Off側に接続されていると、ゲート電圧VGがLレベルとなりFETQがオフしているので、ソース電圧VSが0Vとなる。このとき、停止スイッチM2のゲートはHレベルとなっているので、停止スイッチM2がオンして、第3トランジスタT31〜T33のベース−エミッタ間電圧が短絡されて第3トランジスタT31〜T33がオフされて定電流I1、I3が遮断されるため、第1カレントミラー回路M1及び第2カレントミラー回路M2の動作が停止される。また、放電スイッチM3のゲートもHレベルとなっているので、放電スイッチM3がオンして、コンデンサCが放電されてその両端電圧VC1が0Vとなっている。
スイッチSW1の接点がオン接点On側に接続されると、駆動回路2からFETQのゲートに駆動電圧Vpが供給されて、FETQのゲート電圧VGがHレベルになり、ソース電圧VSもゲート電圧VGと共に上昇して、負荷RLに負荷電流ILが流れる。ここで、上述した式(3)で説明したように、FETQのチャンネル温度が許容上限(150℃)を越えることがないように上記Llimが設定されるので、例えばRon=5mΩ、ILlim=12Aとすると、ILlimは突入電流のピーク値よりも小さい値となる。そのため、しばらくはFETQのオン直後に流れる突入電流によりVDS>ILlim×Ronとなり、電流I2>電流I4となってコンデンサCが充電されて両端電圧Vc1が上昇するがすぐに下がるため、両端電圧VC1が遮断スイッチM1のしきい値を超えることはなく、遮断スイッチM1がオンすることはない。
FETQをオンしてからしばらくたった定常電流状態ではドレイン電圧VDとソース電圧VSとは図2中ではほぼ同じとなっているが、例えば負荷電流IL=5A、Ron=5mΩならばドレイン電圧VDとソース電圧VSとの差であるドレイン−ソース電圧VDSは0.025Vとなる。
次に、負荷RLの抵抗が異常に下がって過電流状態になると負荷電流ILがILlimを越えて再び電流I2>I4となり、その状態が継続するので、コンデンサCが充電され続けてその両端電圧VC1が上昇し、しきい値を超えたところで遮断スイッチM1がオンしてFETQのゲート電圧VGがLレベルに下げられる。これにより、FETQがオフして、ソース電圧VSが0Vになって負荷電流ILが0Aに低下する。過電流の度合いが大きいほど電流I2は大きくなり両端電圧VC1の上昇率が上がるので遮断までの時間は短くなる。
FETQが遮断されてソース電圧VSが0Vになると第1トランジスタT11のベース−エミッタ間が逆バイアスになるので、第1トランジスタT11がオフされるため電流I1が全て第1トランジスタT12のベース電流となるので、第1トランジスタT12のコレクタ電流である電流I2が急上昇してコンデンサCを急速に充電する。コンデンサCの両端電圧VC1は直流電源VB付近まで上がり、遮断スイッチM1のオン状態が維持さえる。そのため、ラッチ回路などを付加することなく遮断状態が維持される。さらに、その後スイッチSW1がオフとなってもコンデンサCの電荷は放電抵抗R6を通してゆっくりと放電されるので、コンデンサCの両端電圧VC1がしきい値よりも下がるまではFETQをオンすることができず、再オンを繰り返して過電流状態を短い期間で連続させてしまうことによるFETQの温度上昇を防ぐことができる。
上述した半導体スイッチの保護装置1によれば、FETQが過熱されてFETQのドレイン−ソース間電圧VDSが上昇して第1カレントミラー回路C1から出力される電流I2が第2カレントミラー回路M2から出力される定電流I4を上回ると、コンデンサCが充電されたその両端電圧VC1が上昇する。そして、上記定電流I4を上回った状態が継続するとコンデンサCの両端電圧VC1がしきい値を越えてFETQがオフされる。従って、2つのカレントミラー回路M1、M2から出力される電流I2、I4によってコンデンサCの充放電を行うことにより、互いのカレントミラー回路M1、M2の出力電流I1、I2に生じるオフセットを相殺することができ、オフセットが生じないようにして検出精度の向上を図ることができる。また、コンデンサCの両端電圧VC1がしきい値を越えたときにFETQをオフすることにより、突入電流が流れて第1カレントミラー回路M1から出力される電流I2が第2カレントミラー回路M2から出力される定電流I4を一瞬上回ったとしてもFETQがオフされることがなく、タイマーや複雑なロジック回路、その電源などを必要としない簡素な構成で突入電流による誤遮断を防止することができる。
また、上述した半導体スイッチの保護装置1によれば、基準側の第1トランジスタT11及び第2トランジスタT21に定電流I1、I2を供給する第3カレントミラー回路M3を設けることにより、回路の対称性を高めてより一層オフセットが生じないようにしつつミラー側の第1トランジスタT22からFETQのドレイン−ソース間電圧VDSに応じた電流I2を出力させることができる。
また、上述した半導体スイッチの保護装置1によれば、FETQがオフのときに停止スイッチM2をオンして第3トランジスタT31をオフすることにより、第1カレントミラー回路M1及び第2カレントミラー回路M2の動作を停止させることができる。
さらに、上述した半導体スイッチの保護装置1によれば、第4カレントミラー回路C4の第4トランジスタT41を第1トランジスタT12とグランドとの間に設け、第5カレントミラー回路C5の第5トランジスタT51を第2トランジスタT22とグランドとの間に設けている。これにより、第1及び第2カレントミラー回路C1、C2の基準側に第3トランジスタT32、T33をそれぞれ設けた場合であっても、第4及び第5カレントミラー回路C1、C2を設けることにより、第1及び第2カレントミラー回路C1、C2のミラー側にもトランジスタを設けることができるので、回路の対称性を高めてより一層、検出精度の向上を図ることができる。
なお、FETQとして、図3に示すように、過熱遮断機能を持たせたものを用いてもよい。このFETQは、メインFETQmと、ドレインがメインFETQmのゲートに、ソースがメインFETQmのソースに接続される遮断用FETQsとを備えている。
そして、温度が上がるとダイオードD1及びD2の順方向電圧が下がることを利用して、ある温度異常でコンパレータCPがLレベルからHレベルに反転し、遮断FETQsをオンする。これによりメインFETQmのゲート−ソースが同電位となり、メインFETQmがオフして、負荷電流ILが遮断される。このメインFETQmがオフして温度が下がるとコンパレータCPが反転し、遮断用FETQsがオフとなるため、メインFETQmは再びオンする。
また、上述した実施形態では、FETQとしてはNch型を用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図4に示すようにFETQとしてPch型を用いてもよい。この場合、FETQのソースSが直流電源VB側に接続され、ドレインDが負荷RL側に接続される。この場合、スイッチSW1の接点がオフ接点Offに接続されたときにFETQのゲートにHレベルの信号が供給されてFETQがオフし、オン接点Onに接続されたときにFETQのゲートにLレベルの信号が供給されてFETQがオンするようになっている。また、FETQのゲート−ソース間にトランジスタT7を設けて、このトランジスタT7のベースに遮断スイッチM1のドレインが接続されている。よって、FETQが過熱して遮断スイッチM1がオンされると、トランジスタT7のベースにLレベルの信号が供給されるためトランジスタT7がオンしてFETQがオフされる。
また、上述した実施形態では、第2カレントミラー回路C2は直流電源VBに応じた定電流I4を出力しているが、本発明はこれに限ったものではない。第2カレントミラー回路C2としては単に定電流を出力する構成であればよく、例えば直流電源VBとは別の電源から定電流を作って直流電源VBに依存しない定電流としてもよい。
また、上述した実施形態では、第1カレントミラー回路C1からの電流I2は、回路の対称性をよくするために第4カレントミラー回路C4及び第6カレントミラー回路C6で折り返してコンデンサCに供給されていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第1カレントミラー回路C1からの電流I2を直接、コンデンサCに供給するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第2カレントミラー回路C2からの電流I4は、回路の対称性を良くするために第3カレントミラー回路C3で折り返してコンデンサCに供給していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第2カレントミラー回路C2からの電流I4を直接、コンデンサCに供給するようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 半導体スイッチの保護装置
Q FET(半導体スイッチ)
C コンデンサ
C1 第1カレントミラー回路
C2 第2カレントミラー回路
C3 第3カレントミラー回路
C4 第4カレントミラー回路
C5 第5カレントミラー回路
M1 遮断スイッチ(遮断手段)
M2 停止スイッチ(停止手段)
RL 負荷
T11 第1トランジスタ(第1半導体スイッチの基準側)
T12 第1トランジスタ(第1半導体スイッチのミラー側)
T21 第2トランジスタ(第2半導体スイッチの基準側)
T22 第2トランジスタ(第2半導体スイッチのミラー側)
T31 第3トランジスタ(第3基準側半導体スイッチ)
T32 第3トランジスタ(第3ミラー側半導体スイッチ)
T33 第3トランジスタ(第3ミラー側半導体スイッチ)
T41 第4トランジスタ(第4半導体スイッチの基準側)
T42 第4トランジスタ(第4半導体スイッチのミラー側)
T51 第5トランジスタ(第5半導体スイッチの基準側)
T52 第5トランジスタ(第5半導体スイッチのミラー側)
VB 直流電源

Claims (4)

  1. 直流電源−負荷間に設けた半導体スイッチが過熱したときに当該半導体スイッチをオフして前記半導体スイッチを保護する半導体スイッチの保護装置において、
    互いにカレントミラー接続された一対の第1半導体スイッチから構成され、前記直流電源−負荷間に設けた半導体スイッチのドレイン−ソース間電圧を当該電圧値に応じた電流に変換する第1カレントミラー回路と、
    互いにカレントミラー接続された一対の第2半導体スイッチから構成され、定電流を出力する第2カレントミラー回路と、
    前記第2カレントミラー回路により出力された定電流によって放電されると共に前記第1カレントミラー回路により出力される電流により充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサの両端電圧がしきい値を超えたときに前記半導体スイッチをオフする遮断手段と、
    を備えたことを特徴とする半導体スイッチの保護装置。
  2. 1つの第3基準側半導体スイッチ及び当該第3基準側半導体スイッチに対してそれぞれカレントミラー接続された一対の第3ミラー側半導体スイッチから構成され、前記一対の第3ミラー側半導体スイッチの一方が前記一対の第1半導体スイッチの基準側とグランドとの間に設けられ前記第1半導体スイッチの基準側に定電流を供給すると共に前記一対の第3ミラー側半導体スイッチの他方が前記一対の第2半導体スイッチの基準側とグランドとの間に設けられ前記第2半導体スイッチの基準側に前記第1半導体スイッチに供給される定電流と等しい定電流を供給する第3カレントミラー回路をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチの保護装置。
  3. 前記直流電源−負荷間に設けた前記半導体スイッチがオフのとき、前記第3基準側半導体スイッチをオフして前記第1カレントミラー回路及び前記第2カレントミラー回路の動作を停止させる停止手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体スイッチの保護装置。
  4. 互いにカレントミラー接続された一対の第4半導体スイッチから構成され、前記第4半導体スイッチの基準側が前記一対の第1半導体スイッチのうちミラー側とグランドとの間に設けられた第4カレントミラー回路と、
    互いにカレントミラー接続された一対の第5半導体スイッチから構成され、前記第5半導体スイッチの基準側が前記一対の第2半導体スイッチのうちミラー側とグランドとの間に設けられた第5カレントミラー回路と、
    を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体スイッチの保護装置。
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