JP5351428B2 - 圧延油組成物 - Google Patents
圧延油組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5351428B2 JP5351428B2 JP2008088243A JP2008088243A JP5351428B2 JP 5351428 B2 JP5351428 B2 JP 5351428B2 JP 2008088243 A JP2008088243 A JP 2008088243A JP 2008088243 A JP2008088243 A JP 2008088243A JP 5351428 B2 JP5351428 B2 JP 5351428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- fatty acid
- oil composition
- rolling oil
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Description
また、圧延板表面の光沢に関しては、金属の圧延過程において、ロール表面にロールコーティングむらが発生し、これが転写することにより光沢むらを引き起こすことが知られている。
ここで、ロールコーティングとは、金属の圧延において、圧延が正常に行われる場合には、圧延材が通過した部分のワークロールに一定の色調で着色が起こることをいう。
従来から、圧延油におけるこのような要求を満たすことを目的に、種々の研究が行われており、例えば、基油と特定のジエステル、モノエステル、及びリン系化合物を含むことを特徴とするステンレス鋼板の圧延に好適な冷間圧延油組成物が提案されている(特許文献1、請求項3参照)。
上記電子関連材料の製造においては、被加工材料として銅又は銅合金などの非鉄金属が多く用いられ、またその加工製品は、使用上バネ性を有することが好ましいことから、被加工材料として硬質な合金を使用することも多い。
したがって、これらの銅又は銅合金などを圧延する際に用いる圧延油としては、以下のような課題を解決する必要がある。
例えば、銅又は銅合金の中でも、黄銅などのCu−Zn系合金などの圧延においては、圧延時にロールコーティングが厚く生成しやすい特徴がある。生成するロールコーティングが厚いと、ワークロールと圧延板表面との凝着が発生しやすくなるため、圧延荷重が増大して生産効率が低下する。したがって、生産効率を上げるためには圧延圧下率を高くすることが必要となるが、圧延圧下率を高くすると、圧延板表面に凝着による表面損傷が発生して、製品品質が著しく低下する場合がある。
さらに、圧延板の光沢度を上げるためには、ワークロールの表面を圧延板に転写させる必要があるが、ロールコーティングが厚く生成すると転写が十分に行われず、高い光沢度の圧延板を得ることが困難となる。
すなわち、本発明は、
〔1〕基油に、グリセリンと炭素数6〜10の脂肪酸から得られるグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜50質量%配合してなる圧延油組成物、
〔2〕グリセリン脂肪酸エステル脂肪酸が、炭素数8の脂肪酸を主成分とするものである前記〔1〕に記載の圧延油組成物、
〔3〕グリセリン脂肪酸エステルが、部分エステルである前記〔1〕又は〔2〕に記載された圧延油組成物、
〔4〕前記グリセリン脂肪酸エステル(A)とともに、(B)(b−1)炭素数13〜48のモノエステル0.5〜40質量%及び/又は(b−2)炭素数13〜34の脂肪族ジカルボン酸エステル0.5〜30質量%を配合してなる前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の圧延油組成物、
〔5〕さらに、(C)ベンゾトリアゾール系化合物を100〜1000質量ppmを配合してなる前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の圧延油組成物、
〔6〕銅又は、銅合金の冷間圧延に用いる前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の圧延油組成物、
〔7〕銅合金が、Cu−Zn系合金である前記〔6〕に記載の圧延油組成物、
を提供するものである。
また、合成油としては、例えば、炭素数8〜14のポリ−α−オレフィン、オレフィンコポリマー(例えば、エチレン−プロピレンコポリマーなど)、あるいはポリブテン、ポリプロピレン等の分岐オレフィンやこれらの水素化物、さらにはポリオールエステル(トリメチロールプロパンの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステルなど)等のエステル系化合物、アルキルベンゼン等を用いることができる。
本発明においては、基油として、前記鉱油を一種用いてもよいし、二種以上組み合わせて用いてもよく、前記合成油を一種用いてもよいし、二種以上組み合わせて用いてもよい。また、該鉱油一種以上と合成油一種以上を併用することもできる。そして、該基油としては、温度40℃における動粘度が、3〜30mm2/sの範囲にあるものが好ましい。この動粘度が3mm2/s以上であると十分に引火点が高く、引火による火災などの危険性がない。一方、30mm2/s以下であると、巻きズレが発生する恐れが少なく、さらには焼鈍性の点からも好ましい。以上の点から、より好ましくは、4〜20mm2/sである。
該エステルを構成する脂肪酸の炭素数が6未満のものでは、耐ヒートスクラッチ性能に劣り、一方脂肪酸の炭素数が10を超えるものは、ロールコーティングの生成を充分に抑制できないため好ましくない。
また、不飽和脂肪酸としては、各種ヘキセニル酸、各種ヘプテニル酸、各種オクテニル酸、各種ノネニル酸、各種デセニル酸などを挙げることができる。これらの中で、効果及び入手性の点から、直鎖状又は分岐状の飽和脂肪酸が好ましい。
このことは、主成分が炭素数8の脂肪酸、さらには、主成分がn−オクタン酸である脂肪酸を用いて得られたグリセリン脂肪酸エステルが好ましいことを示している。
ここで「主成分」とは、通常60モル%以であり、好ましくは70モル%以上、特に好ましくは80モル%以上のものをいう。
本発明においては、これらの中でも、効果の点で、部分エステルが好ましく、特に、モノエステルが好ましい。
該モノエステルやジエステルを配合することにより、光沢むらの低減及び耐ヒートスクラッチ性能の向上効果が発揮される。しかも、このモノエステルを用いることにより、(A)成分であるグリセリンの脂肪酸エステルの使用量を低減させることができる。
前記(b−1)成分のモノエステルとしては、例えば一般式(I)で表される化合物を挙げることができる。
RCOOR’ …(I)
式中、Rは炭素数11〜22のアルキル基、R’は炭素数1〜25のアルキル基を示し、RとR’の合計炭素数は12〜47である。
前記一般式(I)で表されるモノエステルの好ましい炭素数は13〜36の範囲である。該モノエステルの具体例としては、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、パルミチン酸オクチルなどが好ましく挙げられるが、これらの中で、性能及び入手の容易さなどの点から、ステアリン酸ブチル及びパルミチン酸オクチルが好ましい。
該脂肪族ジカルボン酸の炭素数が12以上のものであれば、耐ヒートスクラッチ性能を良好に発揮し、一方炭素数が28以下のものであれば、低粘度の基油を用いた場合でもジエステルの溶解性が悪くなることはない。好ましい炭素数は14〜24であり、さらには好ましくは16〜20である。
また、該脂肪族ジカルボン酸は主骨格として分岐鎖を有することが好ましい。分岐鎖を有することにより、ジエステルの基油に対する溶解性が向上し、所望の性能を有する圧延油組成物が容易に得られるという利点がある。
本発明においては、前記脂肪族ジカルボン酸として、飽和及び不飽和のいずれも用いることができるが、飽和脂肪族ジカルボン酸がより好ましい。この飽和脂肪族ジカルボン酸としては、例えば下記一般式(II)で表される化合物を好ましく挙げることができる。
本発明において、(b−2)成分であるジエステルに用いられる、主骨格が飽和又は不飽和の分岐状炭化水素鎖からなる炭素数12〜28の脂肪族ジカルボン酸の具体例としては、下記の化学式で表される化合物などを挙げることができる。
このような直鎖状脂肪族アルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノールなどを挙げることができる。
また、本発明の圧延油組成物における(C)ベンゾトリアゾール系化合物の配合量は,100〜1000質量ppmの範囲が好ましい。100質量ppm以上であると、十分な圧下率の向上が得られるとともに、本発明の圧延油組成物に対して、十分な防錆・防食効果を付与することができる。また、経済性及び溶解性の点から、1000質量ppm以下であることが好ましい。以上の点から、配合量は200〜500質量ppmの範囲がさらに好ましい。
フェノール系酸化防止剤酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2,4−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、などが挙げられ、これらのうち、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールが特に好ましい。フェノール系酸化防止剤の配合量は、圧延油組成物全量基準で0.01〜5質量%の範囲が好ましく、さらには0.1〜1質量%の範囲が好ましい。
防錆剤及び腐食防止剤としては、例えば、脂肪酸、アルケニルコハク酸ハーフエステル、脂肪酸セッケン、アルキルスルホン酸塩、脂肪酸アミン、酸化パラフィン、アルキルポリオキシエチレンエーテル等が挙げられる。
消泡剤としては、例えばジメチルポリシロキサン,ポリアクリレート等が挙げられる。
これらの添加剤は、それぞれ一種単独で、又は二種以上を混合して使用することができる。また、これらの添加剤の配合量は、通常、それぞれ組成物基準で0.1〜10質量%の範囲であり、好ましくは0.1〜5質量%の範囲である。
前記乳化剤としては、特に制限はなくアニオン系乳化剤、カチオン系、ノニオン系乳化剤、両性乳化剤が使用でき、また、これら乳化剤を二種以上混合して使用することができる。好適な例としては、例えば、アニオン系乳化剤、ノニオン系乳化剤、又はそれらの乳化剤の混合物が挙げられる。
本願発明で用いるグリセリンの脂肪酸エステルは、優れた乳化剤として作用するため、さらに配合する乳化剤は、通常より少量で目的を達成することができ、グリセリンの脂肪酸エステルの配合量によっては、配合を要しない。
評価方法
(1)圧延実験
第1表に示す圧延機と圧延条件で圧延実験を行い、以下の方法で、限界圧下率、圧延荷重、ロールコーティング量、圧延板光沢度を測定した。圧延材は以下のものを用いた。
〈圧延材〉
黄銅(C2680R)、0.6mm厚50mm幅
(a)限界圧下率
圧延材を圧下率20%から段階的に上昇させ、正常に圧延できなくなるまで圧延し、正常に圧延できた最大の圧下率を限界圧下率(%)とした。
(b)圧延荷重
圧下率30%で圧延し、そのときの圧延荷重を測定した。
(c)ロールコーティング量
圧下率30%で圧延し、圧延後に生成したロールコーティング部を塩酸で溶解し、CuとZnをICPで測定し、ロールコーティング量(mg/m2)を求めた。
(d)圧延板光沢度
圧下率30%で圧延し、圧延後の圧延板について、ASTM D523に準拠し、60°グロス光度〔Gs(60°)〕を測定した。
第2表に示すように、基油に、各添加剤成分を配合し、圧延油組成物を調整製し、それらを上記方法によって評価した。その結果を第2表に示す。
*1;パラフィン系鉱油(40℃動粘度8.0mm2/s)
*2;グリセリンのモノ‐n−オクチルエステル、原料脂肪酸(n−オクタン酸)として純度が90%のものを用いた。
*3;ステアリン酸ブチル
*4;下記式で表される脂肪族ジカルボン酸とメチルアルコールとのジエステル
*6 フェノール系酸化防止剤;2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール
Claims (7)
- 基油に、グリセリンと炭素数6〜10の脂肪酸から得られるグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜50質量%配合してなる、銅又は、銅合金の冷間圧延に用いる圧延油組成物。
- グリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸が、炭素数8の脂肪酸を主成分とするものである請求項1に記載の圧延油組成物。
- グリセリン脂肪酸エステルが、部分エステルである請求項1又は2に記載された圧延油組成物。
- 前記グリセリン脂肪酸エステル(A)とともに、(B)(b−1)炭素数13〜48のモノエステル0.5〜40質量%及び/又は(b−2)炭素数13〜34の脂肪族ジカルボン酸エステル0.5〜30質量%を配合してなる請求項1〜3のいずれかに記載の圧延油組成物。
- さらに、(C)ベンゾトリアゾール系化合物を100〜1000質量ppmを配合してなる請求項1〜4のいずれかに記載の圧延油組成物。
- 銅合金が、Cu−Zn系合金である請求項5に記載の圧延油組成物。
- 基油の温度40℃における動粘度が4〜20mm 2 /sであり、
グリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸が、炭素数8の脂肪酸を主成分とするものである請求項1〜6のいずれかに記載の圧延油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088243A JP5351428B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 圧延油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088243A JP5351428B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 圧延油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009242478A JP2009242478A (ja) | 2009-10-22 |
JP5351428B2 true JP5351428B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=41304773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008088243A Expired - Fee Related JP5351428B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 圧延油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5351428B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5357603B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-12-04 | 出光興産株式会社 | 圧延油組成物 |
JP5918461B2 (ja) | 2010-03-30 | 2016-05-18 | 出光興産株式会社 | 金属加工用潤滑油組成物 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56161496A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | Nippon Oil Co Ltd | Cold rolling mill oil composition for copper, copper alloy and stainless steel |
JPH0745674B2 (ja) * | 1986-03-03 | 1995-05-17 | 出光興産株式会社 | 金属加工用潤滑油 |
JPS62285991A (ja) * | 1986-06-03 | 1987-12-11 | Nippon Mining Co Ltd | 金属もしくは合金の圧延加工における4段冷間圧延機用圧延油 |
JP3038444B2 (ja) * | 1990-10-24 | 2000-05-08 | 花王株式会社 | ステンレス鋼用冷間圧延油 |
JP3071264B2 (ja) * | 1991-10-09 | 2000-07-31 | 住友軽金属工業株式会社 | アルミニウム用水分散性冷間圧延油及びその供給方法 |
JP3251659B2 (ja) * | 1992-10-01 | 2002-01-28 | 住友軽金属工業株式会社 | アルミニウム及びアルミニウム合金の冷間圧延油及びそれを用いる冷間圧延方法 |
EP1123971A1 (en) * | 2000-02-08 | 2001-08-16 | Mobil Oil Francaise | Water-soluble copper, copper alloys and non-ferrous metals intermediate cold and hot rolling composition |
WO2003097774A1 (fr) * | 2002-05-15 | 2003-11-27 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Composition d'huile destinee au laminage a froid |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008088243A patent/JP5351428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009242478A (ja) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3354024B2 (ja) | アルミニウム及びアルミニウム合金板の低温成形用潤滑剤 | |
JP2006213921A5 (ja) | ||
JP5467843B2 (ja) | 難燃性油圧作動油組成物 | |
US20130029891A1 (en) | Turbine oil comprising an ester component | |
US20130029893A1 (en) | Process for Preparing a Turbine Oil Comprising an Ester Component | |
JPH0745674B2 (ja) | 金属加工用潤滑油 | |
JP5351428B2 (ja) | 圧延油組成物 | |
JP3490148B2 (ja) | 金属加工用潤滑油組成物 | |
JP5357603B2 (ja) | 圧延油組成物 | |
JP4393625B2 (ja) | 合成潤滑油基油 | |
JP4658594B2 (ja) | 冷間圧延油組成物 | |
JP7082918B2 (ja) | 切削油剤組成物 | |
JP4510386B2 (ja) | 金属加工用潤滑油組成物 | |
JP4126205B2 (ja) | 銅系材料用圧延油組成物 | |
JP5502848B2 (ja) | 加工兼用防錆油組成物 | |
US8293691B2 (en) | Metal processing lubricant composition | |
JP2022160461A (ja) | エーテル系の潤滑剤組成物、方法および使用 | |
JP5073997B2 (ja) | 黄銅材用圧延油組成物 | |
JP2022137033A (ja) | エーテルベースの潤滑剤組成物、製法および使用 | |
JP2008138092A (ja) | 亜鉛メッキ鋼板用金属加工油組成物 | |
JP5356886B2 (ja) | 圧延油 | |
JP2017101149A (ja) | 潤滑剤用基油 | |
WO2016015644A1 (zh) | 一种液压油组合物 | |
JP5529388B2 (ja) | 金属加工用圧延油組成物 | |
JP2007177167A (ja) | 金属加工用潤滑油組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5351428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |