JP5350774B2 - クロノグラフ時計 - Google Patents

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    • G04F7/0819Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph with reset mechanisms with triple hammer, i.e. one hammer acts on three counters

Description

本発明は、クロノグラフ時計に係る。
「セルフアラインメント」式すなわち、リセットボタンの押圧に応じて回動される第一の復針伝えレバー及び該第一の復針伝えレバーの回動に応じて回動される第二の復針伝えレバーと、該第二の復針伝えレバーの回動に作動部に従い該第二の復針伝えレバーの作動部からの作動力を被作動部で受けて動かされる復針レバーとを有し、該復針レバーが被作動部に加えられた作動力に従って動かされる際に、該復針レバーが該被作動部において受ける作動力と分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーにおいて前記分及び秒ハートカム並びに力受体から受ける反力とが釣合うように、復針レバーの姿勢が決定されるべく、復針レバーが案内されるように構成されているタイプ(以下では「セルフアラインメント」(自己位置調整又は自動位置調整)ともいう)タイプのクロノグラフ時計は、提案されている(特許文献1)。
このタイプの従来のクロノグラフ時計では、復針レバーの三つのハンマーは、時クロノグラフ真に取付けられた時ハートカムに圧接されて該時ハートカムを帰零させる時ハンマーと、分クロノグラフ真に取付けられた分ハートカムに圧接されて該分ハートカムを帰零させる分ハンマーと、秒クロノグラフ真に取付けられた秒ハートカムに圧接されて該秒ハートカムを帰零させる秒ハンマーとからなる。
クロノグラフ時計としては、クロノグラフ時の表示のないものが、求められることも少なくない。
しかしながら、このセルフアラインメント式のクロノグラフ時計では、剛性の復針レバーが三つのハンマーを備え、該三つのハンマーで受ける力(反力)と第二の復針伝えレバーから被作動部で受ける作動力とが釣合うように三つのハンマーの位置が動作中に調整されるように構成されていることから、時クロノグラフ真及び時ハートカムその他の時クロノグラフ部を取り除くと、セルフアラインメント機能自体も失われ、復針レバーが実際上まともに動作しなくなる。従って、このセルフアラインメント式のクロノグラフ時計では、時分秒に代えて分秒のクロノグラフ時計にするためには、時計の設計を実際上やり直さざるを得ない。また、三つのハンマーを備えた場合に適合するように設計されたセルフアラインメント構造が生かされなくなる。
特開2004−294277号公報
本発明は、前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、三つのハンマーを備えたセルフアラインメント構造の長所をそのまま利用しつつクロノグラフ時の表示を省いたクロノグラフ時計を提供することにある。
本発明のクロノグラフ時計は、前記目的を達成すべく、分クロノグラフ真に取付けられた分ハートカム、秒クロノグラフ真に取付けられた秒ハートカム及びクロノグラフ真以外の軸部の力受体と、リセットボタンの押圧に応じて回動される第一の復針伝えレバー及び該第一の復針伝えレバーの回動に応じて回動される第二の復針伝えレバーと、該第二の復針伝えレバーの回動に従い該第二の復針伝えレバーの作動部による作動力を受ける被作動部を備えると共に該作動力を受けた際に前記分及び秒ハートカム並びに力受体の夫々に圧接される分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーを備えた復針レバーとを有し、前記復針レバーが前記被作動部に加えられた前記作動力に従って動かされる際に、該復針レバーが該被作動部において受ける作動力と前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーにおいて前記分及び秒ハートカム並びに力受体から受ける反力とが釣合うように、前記復針レバーの姿勢が決定されるべく、前記復針レバーが案内されるように構成される。
本発明のクロノグラフ時計では、分ハートカム及び秒ハートカムに加えて、「クロノグラフ真以外の軸部の力受体」が設けられているので、「リセットボタンの押圧に応じて回動される第一の復針伝えレバー及び該第一の復針伝えレバーの回動に応じて回動される第二の復針伝えレバーの回動に従い該第二の復針伝えレバーの作動部による作動力を受ける被作動部を備えると共に該作動力を受けた際に前記分及び秒ハートカム並びに力受体の夫々に圧接される分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーを備えた復針レバーであって、前記被作動部に加えられた前記作動力に従って動かされる際に、該被作動部において受ける作動力と前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーにおいて前記分及び秒ハートカム並びに力受体から受ける反力とが釣合うように、姿勢が決定されるべく、案内されるように構成されたもの」が、本来のセルフアラインメント機能を発揮して、分ハートカム及び秒ハートカムを適切に叩いてクロノグラフ分針及びクロノグラフ秒針を同時に帰零させ得る。すなわち、復針レバーが、第二の復針伝えレバーからの作動力に応じて分及び秒ハンマーで分及び秒ハートカムに圧接される際に第三のハンマーで前記力受体に圧接されることにより、分ハートカム及び秒ハートカムを適切に叩いてクロノグラフ分針及びクロノグラフ秒針を同時に帰零させ得る。ここで、力受体は、従来の時ハートカムと同じ径の部分で第三のハンマーの圧接力を受けることになる。すなわち、本発明のクロノグラフ時計では、クロノグラフ真以外の前記軸部が、時ハートカムと同様に復針レバーの第三のハンマーによる圧接力を受けるので、その構造を大幅に変更しなくても、三つのクロノグラフ真(秒クロノグラフ真、分クロノグラフ真および時クロノグラフ真)がある時分秒クロノグラフ式の元々のクロノグラフ時計と同様にリセット動作が同時に且つ確実に行われ得る。すなわち、クロノグラフ時の表示を行わない点でクロノグラフ仕様の異なるクロノグラフ車(製品)であっても、セルフアラインメント機能のある復針レバーを含む部品がそのまま用いられ得る。
また、本発明のクロノグラフ時計では、前記のクロノグラフ真以外の軸部及び力受体を設けるだけで時ハートカムを含むときクロノグラフ車が不要になり、コストが削減され得る。
本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、前記復針レバーが支持基板から突出した二本のガイドピンに嵌合される細長い開口を有し、前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーが前記分及び秒ハートカム並びに力受体に圧接される際の前記二本のガイドピンの夫々と前記開口の嵌合部分との間に開口の長手方向に交差する方向への前記復針レバーの揺動を許容する隙間が形成されるように構成される。
この場合、復針レバーが前記被作動部に加えられた前記作動力に従って動かされる際に、該復針レバーが該被作動部において受ける作動力と前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーにおいて前記分及び秒ハートカム並びに力受体から受ける反力とが釣合うように、前記復針レバーの姿勢が決定されるべく、前記復針レバーが案内され得る。ここで、典型的には、前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーが前記分及び秒ハートカム並びに力受体に圧接される際、第二の復針伝えレバーの作動部から復針レバーの被作動部に加えられる作動力が、二つのハートカム及び力受体からなる三つの部材のうち真中に位置する部材の真ないし軸部の中心に向かうように、作動部及び被作動部が構成され、復針レバーの自動的な位置調整が確実に行われることにより、二つのハートカムを確実に同時に帰零し得る。
なお、以上において、支持基板は、典型的にはクロノグラフ地板の如き地板又は受からなる。また、細長い開口は、長穴や溝(長穴の一端が開口しているもの)からなる。二本のガイドピンは、一つながりの開口内に位置していてもよいけれども、典型的には、夫々、相互に分離された二つの開口部に嵌合される。
本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、クロノグラフ真以外の前記軸部が、時クロノグラフ車の代わりとなる度決め車の軸部からなる。
この場合、クロノグラフ真以外の前記軸部として、単に、機械的な打撃を受ける度決め車を設けるだけで、クロノグラフ時計のセルフアラインメント機能がそのまま生かされ得、また、その構造の変更を最低限にとどめ得る。
上記の場合、本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、前記第三のハンマーが当たる力受体が、前記度決め車の軸部よりも大径の円板状部からなる。
この場合、円板状部の径を従来のクロノグラフ時計の時ハートカムの最小径部のサイズに合わせておけばよいから、他の点の自由度が増す。
但し、所望ならば、クロノグラフ真以外の前記軸部が度決め車ではなく、何らかの別の役割のある軸部であってもよい。
この観点では、本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、クロノグラフ真以外の前記軸部が24時車の軸部からなる。
この場合、24時車の軸部がクロノグラフ真以外の前記軸部として働くので、クロノグラフ時計のセルフアラインメント機能がそのまま生かされ得、また、その構造の変更を最低限にとどめ得るだけでなく、クロノグラフ真以外の前記軸部及びその周りのスペースが24時車及び関連輪列の配置に利用され得、文字板の関連領域が24時針の表示にそのまま用いられ得る。
但し、所望ならば、クロノグラフ真以外の前記軸部が24時間車以外の車の配置に用いられてもよい。その場合、小針機能ないし小窓表示のバリエーションを増やし得る。
本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、前記力受体が、前記24時車の24時真に嵌合された度決めブシュからなる。
この場合、度決めブシュの径が従来の時ハートカムの最小径に一致するようにするだけで、24時車の他の条件は自由に決め得る。
本発明のクロノグラフ時計では、好ましくは、前記度決めブシュが、24時真に摺動回転可能に嵌合され、且つ該24時真の延在方向にばねによって偏倚されると共に止め座によって係止されるように構成される。
この場合、度決めブシュが自由に回転され得るから、前記残りの一つのハンマー部が度決めブシュに対して半径方向からズレた向きに力を受けると回転されることにより、前記残りの一つのハンマーに対して該度決めブシュの半径方向の反力を及ぼし得る。
なお、度決めブシュと、ばね及び止め座との組合せ構造は、前記の度決め車に適用されてもよい。
本発明の好ましい実施の形態のいくつかを添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
本発明の好ましい一実施例のクロノグラフ時計1は、図1から図4に示したような構造を有する。
クロノグラフ時計1は、図2からわかるように、地板10、クロノグラフ地板11及びクロノグラフ受12のような支持基板を備え、香箱車(図示せず)の回転に伴う二番車(図示せず)及び三番車(図示せず)の回転に応じて、四番車21及び分車22が回転されるように構成されている。四番車21は四番かな(図示せず)で三番車の三番歯車(図示せず)に噛合し、四番車21と同心の分車22は分歯車22aで三番車の三番かな(図示せず)に噛合している。
四番車21の四番真21aに取り付けられた秒伝え車29から秒クロノグラフ中間車35を介して秒クロノグラフ車30の秒クロノグラフ歯車31に回転が伝えられ、秒クロノグラフ車30の秒クロノグラフ真32に取付けられたクロノグラフ秒針33によってクロノグラフ秒が表示される。秒クロノグラフ真32は四番車21や分車22と同心で、該秒クロノグラフ真32には、秒ハートカム34が取付けられている。
図1、図3及び図4からわかるように、秒クロノグラフ車30は、クロノグラフ時計1の中心に位置する回転中心軸線Cのまわりで回転可能であり、秒クロノグラフ真32は該回転中心軸線Cに沿って延び、秒ハートカム34は該中心軸線Cのまわりに位置する。
なお、四番車21には秒車23が結合され、該秒車23の秒真23aには秒針23bが取付けられている。秒針23bは、図3の概観図からわかるように、中心Cから3時側にズレた位置において小さい秒表示領域で動く小秒針の形態である。
分車22は、複数の一体的な同軸の歯車部(大歯車部)及びかな部(小歯車部)からなる第二日の裏車24(図1)を介して、第二分車25及び筒車26に連結され、第二分車25の筒状の真25aには分針25bが取付けられ、これと同心の筒車26の大径筒状真26aには時針26bが取付けられている。14はリュウズである。15は文字板16の日表示窓16aを介して日付15aが表示される日車である。
なお、第二日の裏車24は、そのひとつの歯車部(図示せず)で分クロノグラフ中間車41aに連結され、該分クロノグラフ中間車41aは別の分クロノグラフ中間車41bを介して分クロノグラフ車40に連結されている。分クロノグラフ車40の分クロノグラフ真42にはクロノグラフ分針43(図3)及び分ハートカム44が取付けられている。
分クロノグラフ車40の回転中心軸線CMは、クロノグラフ時計1の回転中心Cに対して時計の9時の方向に位置する。分クロノグラフ車40は、回転中心軸線CMのまわりで回転可能であり、分クロノグラフ真42は該回転中心軸線CMに沿って延び、分ハートカム44は該中心軸線CMのまわりに位置する。
分クロノグラフ車40は、分クロノグラフ中間車41bに噛合した分クロノグラフ歯車45と分クロノグラフ真42との間に分クロノグラフ車クラッチリング(図示せず)を備え、該クラッチリングが分発停レバー53によって規正されると、分クロノグラフ歯車45が回転しても分クロノグラフ真42は回転しない。
クロノグラフ機構2は、上記クロノグラフ関連輪列3に加えて、以下のようなクロノグラフ作動機構4を有する。クロノグラフ作動機構4は、クロノグラフの発停に係る機構(クロノグラフ発停機構)5及びリセット(帰零)に係る機構(クロノグラフリセット(帰零)機構)6を含む。
クロノグラフ発停機構5は、発停(スタート・ストップ)ボタン51,第一及び第二作動レバー52a,52b(夫々、作動レバーA及び作動レバーBともいう),分発停レバー53,秒関連の第一及び第二の発停レバー54a,54b(夫々、発停レバーA及び発停レバーBともいう)を含む。第一及び第二作動レバー52a,52bに関連して作動レバーばね52cが設けられ、第二発停レバー54bに関連して発停レバーばね54cが設けられている。なお、クロノグラフ作動機構4は作動カム8及び停止レバー9と協働して動作し、作動カム8に関連して作動カムジャンパ8aが設けられている。
ここで、クロノグラフ機構2が停止状態にある際にクロノグラフ発停機構5の発停ボタン51が押されると、クロノグラフ計時動作(表示動作を含む)の開始が指示される。すなわち、発停ボタン51の押圧に応じて、第一及び第二作動レバー52a,52bが回動して作動カム8が一ステップだけ回転されてクロノグラフ計時動作を許容する。すなわち、作動カム8の一ステップの回転に応じて、一方では、第一及び第二発停レバー54a,54bが回動されて、秒クロノグラフ中間車35の回転を許容し、秒伝え車29から秒クロノグラフ中間車35を介して秒クロノグラフ車30に回転が伝達されて、秒クロノグラフ車30の回転に伴うクロノグラフ秒の表示が行われる。また、作動カム8の一ステップの回転に応じて、他方では、分発停レバー53が回動されて分クロノグラフ車40の分クロノグラフ真42の回転を許容し、該分クロノグラフ車40の回転に伴うクロノグラフ分の表示が行われる。
一方、クロノグラフ機構2がクロノグラフ計時動作中にクロノグラフ発停機構5の発停ボタン(スタート・ストップボタン)51が押されると、クロノグラフ計時動作の停止が指示される。すなわち、発停ボタン51の押圧に応じて、第一及び第二作動レバー52a,52bが回動して作動カム8が更に一ステップだけ回転されてクロノグラフ計時動作を停止させる。すなわち、作動カム8の一ステップの回転に応じて、一方では、第一及び第二発停レバー54a,54bが回動されて秒クロノグラフ中間車35の回転が不能にされ、他方では、分発停レバー53が回動されて、分クロノグラフ車40の回転が不能にされる。また、作動カム8の前記一ステップの回転に応じて、作動カム8が停止レバー9を作動させて、秒クロノグラフ真32の回転を規正する。
これに対して、クロノグラフリセット機構ないしクロノグラフ帰零機構6は、リセット(帰零)ボタン61と、該リセットボタン61のA1方向の押圧に応じてB1方向に回動される第一復針伝えレバー(「復針伝えレバーA」ともいう)62と、該第一復針伝えレバー62のB1方向回動によりD1方向に回動される第二復針伝えレバー(「復針伝えレバーB」ともいう)63と、該第二復針伝えレバー63のD1方向回動により概ねE1方向に変位される復針レバー64とを有する。71はクリックばねである。
なお、第一復針伝えレバー62はB1方向回動の際に停止レバー9に係合して該停止レバー9による秒クロノグラフ車30の回動規正を解除する。
クロノグラフ時計1の回転中心Cに対して時計の6時の方向において、中心軸線C,CM間の距離と同程度の距離だけ中心軸線Cから離れたところには、中心軸線CSを中心として回転自在な度決め車80が配置されている。度決め車80は、中心軸線CSに沿って延在する度決め軸82と該度決め軸82に嵌着された力受体としての円板状部84とを有し、該度決め軸82の中心軸線CSのまわりで回転自在である。なお、この度決め車80の中心軸線CSの位置は、クロノグラフ時針が設けられる場合に時クロノグラフ車の回転中心がくるべき位置、換言すれば時ハートカムが取付けられる時クロノグラフ真の回転中心がくるべき位置に一致する。また、度決め車80の円板状部84の半径は、時ハートカムの最小径部の径に実際上一致する。
以下では、説明の簡明化のために、図4に示したように、中心Cから中心CMに向かう9時の向きにX軸を採り、中心Cから中心CSに向かう6時の向きにY軸と採る。
回動軸63aのまわりでD1,D2方向に回動可能な第二復針伝えレバー63は、先端側腕部63bの先端部にU字状の復針レバー作動部63cを備え、Uの凹部63dでピンに係合される。
復針レバー64は、全体として鳥が飛んでいるような形状で、頭部側腕部64a,胴尾部側腕部64b,両羽根側腕部64c,64dを有する。
復針レバー64の頭部側腕部64aには、細長い開口としての復針レバー案内部を構成する案内溝部65aが形成され、復針レバーの胴尾部腕部64bには案内溝部65aと協働して細長い開口としての復針レバー案内部を構成する案内穴部ないし案内用長穴部65bが形成されている。この案内溝部65a及び案内穴部65bは、支持基板としてのクロノグラフ地板11のうちクロノグラフ受12に対面する側の表面に突設された第一及び第二の復針レバーガイドピン66a,66bに嵌合している。ここで、第一及び第二の復針レバーガイドピン66a,66bの外周と案内溝部65a及び案内穴部65bの内面との間には僅かながら隙間がある。従って、復針レバー64は、概ね、案内溝部65a及び案内穴部65bの延在方向に沿って、E1,E2方向に移動可能である。なお、案内溝部65a及び案内穴部65bの夫々の一端には、該溝部65a及び穴部65bの他の部分よりも若干大きい溝部分65a1及び穴部分65b1が形成されている。従って、第一及び第二の復針レバーガイドピン66a,66bが、溝部分65a1及び穴部分65b1内に位置する場合には、復針レバー64の向きも多少変動可能である。
復針レバー64の右羽根側腕部64cには、被作動部としての復針レバー作動ピン65cが突設され、該復針レバー作動ピン65cは、第二復針伝えレバー63の作動部としての復針レバー作動部63cのU字状凹部63dに嵌合され、第二復針伝えレバー63のD1方向回動に応じて、作動力Fを受けて、E1方向に変位される。
復針レバー64は、また、胴尾側腕部64bの先端部に秒ハンマーとしての秒ハートカム接触部67aを備えると共に、右羽根側腕部64cの先端部に分ハンマーとしての分ハートカム接触部67bを備え、更に、左羽根側腕部64dの先端部に第三のハンマーとしての度決め車接触部67cを備える。
従って、リセットピン61のA1方向の押圧に応じて、第二復針伝えレバー63がD1方向に回動されると、復針レバー作動ピン65cで復針レバー作動部63cによる力Fを受け、案内溝65a及び案内穴65bでガイドピン66a及び66bに案内されてE1方向に変位された復針レバー64は、秒ハートカム接触部67aで秒ハートカム34に当接ないし圧接すると共に分ハートカム接触部67bで分ハートカム44に当接ないし圧接し、度決め車接触部67cで度決め車80(より詳しくは、該度決め車80の円板状部84)に丁度当接ないし圧接する。ここで、ハートカム接触部67a,67bが秒及び分ハートカム34,44並びに度決め車80の円板状部84に接触する領域に達すると、作動力Fは、その作用線が、実際上、中心軸線Cを通る向きに向く。当接状態ないし圧接状態が達成される際には、ガイドピン66a及び66bが、丁度、案内溝65a及び案内穴65bの大きめの溝部分65a1及び穴部分65b1内に位置するので、復針レバー64の接触部67a,67bが対応するハートカム34,44の最小径部に丁度当接ないし圧接し、且つ復針レバー64の接触部67cが度決め車80の円板状部84の外周面に丁度当接ないし圧接する状態が実現される。このとき、第二復針伝えレバー63の復針レバー作動部63cが復針レバー作動ピン65cを介して復針レバー64を押す力Fは、丁度、秒ハートカム34が秒ハートカム接触部67aで復針レバー64を押す力F1と、分ハートカム44が分ハートカム接触部67bで復針レバー64を押す力F2と、度決め車80の円板状部84が度決めレバー接触部67cを押す力F3との合力と丁度釣り合い、且つ四つの力F,F1,F2,F3が復針レバー64に与えるトルクも、実際上釣合い、溝部分65a1及び穴部分65b1の周壁がガイドピン66a及び66bを支える力が実際上働かなくても、復針レバー64はが静止状態に保たれ得る。この状態では、復針レバー64は、度決め車接触部67cで度決め車80の大径部84に寄りかかると共に、秒ハートカム接触部67a及び分ハートカム接触部67bで秒ハートカム34及び分ハートカム44に圧接されて、秒クロノグラフ車30及び分クロノグラフ車40を帰零させる。
ここで、秒クロノグラフ車30及び分クロノグラフ車40の帰零が、時分秒の三つのクロノグラフ車がある場合と実際上同様に実現されるのは、時クロノグラフ車(時ハートカムを含む)のあるべき位置CSに該時クロノグラフ車の代わりに度決め車80が配設され、リセットの際の復針レバー64の支持に関する限り、度決め車80の円板状部84が時ハートカムと同様に機能することによる。
以上において、度決め車80が特許文献1の時クロノグラフ車の代わりをなし、更に該時クロノグラフ車の回転に係る中間車を欠く点を除いて、このクロノグラフ時計1は、実際上、特許文献1のクロノグラフ時計と同様に構成され得る。
なお、このクロノグラフ時計1では、度決め車80は、分発停レバー53とは係合しないので、真82は分発停レバー53のある領域では突出部がなく、該レバー53からは離れている(図1及び図2参照)。ここで、分発停レバー53は、時クロノグラフ車を備えたベースとなる構造のクロノグラフ時計では、時クロノグラフ車の回転規正にもかかわり、時分発停レバーと呼ばれていたものである。
復針レバー64がリセット位置に位置決めされた際に、該復針レバー64の度決め車接触部67cを受けるのは、度決め車80の代わりに他のものでもよく、より有効に活用するためには、別の表示車からなることが好ましく、例えば、図5から図7に示したように、24時車90からなる。
より詳しくは、24時車90は、図6に示したように、24時中間車91を介して筒車26に結合された24時歯車92を有する。24時歯車92は、中心軸線CSに沿って延びた24時真93のまわりで回転可能である。24時車90は、更に、24時真93に対して摺動回転可能に嵌合された力受体としての度決めブシュ94を備え、該度決めブシュ94は、24時真93に係止されたスリップばね止め座95bに、24時車スリップばね95aによって押付けられて保持されている。ここで、度決めブシュ94が復針レバー64の接触部67cに対面する位置にあって、接触部67cを受け止める。24時真93には、24時針96が取付けられている。
以上のようなクロノグラフ時計1Rにおいて、クロノグラフ機構2Rのクロノグラフ作動機構4Rのクロノグラフリセット機構6Rが度決め車80の代わりに24時車90を備える点を除いて、クロノグラフ時計1の関連する機構2,4,6と同様に構成される。
以上の如く構成されたクロノグラフ時計1Rでは、リセットボタン61の押圧に応じた第一及び第二復針伝えレバー62,63の回動に伴う復針レバー64の変位によりクロノグラフリセット機構6Rがリセット動作を行う際に、復針レバー64の腕部64dの先端の接触部67cが24時間車90の度決めブシュ94に当ってセルフアラインメント式に位置決めされる点を除いて、クロノグラフ時計1のクロノグラフリセット機構6によるリセット動作と同様なリセット動作が行われる。
なお、このクロノグラフ時計1Rでは、24時車90が設けられているので、6時の位置において24時間針96による表示が行われる。
すなわち、このクロノグラフ時計1Rでは、従来の時分秒の三つのクロノグラフ針による表示が行われる場合に関連輪列や針等によって占有されていた領域が空所になる代わりに、24時車90による24時間の表示に関連する輪列や針によって有効に活用され得る。更に、この24時車90に関連する輪列は、中間車91を筒車26に連結するだけでよいので、従来の時クロノグラフ輪列と同程度又はそれ以上に配置し易い。
24時車の代わりに別の機能の車を用いて、その真(軸部)においてハンマー部67cを受けるようにし、それに応じて該真の文字板側突出部に対応する針を設けるだけで、前記別の機能に応じた表示を行い得る。
本発明の好ましい一実施例のクロノグラフ時計の関連機構を示した平面説明図。 図1のクロノグラフ時計の断面説明図。 図1のクロノグラフ時計を文字板側からみた平面説明図。 図1のクロノグラフ時計の復針レバーによるセルフアラインメント構造を示した平面説明図。 図1のクロノグラフ時計の変形例についての図1と同様な平面説明図。 図5のクロノグラフ時計についての図2と同様な断面説明図。 図1のクロノグラフ時計についての図3と同様な平面説明図。
符号の説明
1,1R クロノグラフ時計
2,2R クロノグラフ機構
3 クロノグラフ関連輪列
4,4R クロノグラフ作動機構
5 クロノグラフ発停(スタート・ストップ)機構
6,6R クロノグラフ帰零(リセット)機構
8 作動カム
8a 作動カムジャンパ
9 停止レバー
10 地板
11 クロノグラフ地板
12 クロノグラフ受
14 リュウズ
15 日車
16 文字板
21 四番車
21a 四番真
22 分車
22a 分歯車
23 秒車
23a 秒真
23b 秒針
24 第二日の裏車
29 秒伝え車
30 秒クロノグラフ車
31 秒クロノグラフ歯車
32 秒クロノグラフ真
33 クロノグラフ秒針
34 秒ハートカム
35 秒クロノグラフ中間車
40 分クロノグラフ車
41 分クロノグラフ歯車
41a,41b 分クロノグラフ中間車
42 分クロノグラフ真
43 クロノグラフ分針
44 分ハートカム
51 発停(スタート・ストップ)ボタン
52a 第一作動レバー(作動レバーA)
52b 第二作動レバー(作動レバーB)
53 分発停レバー
54a 第一発停レバー(発停レバーA)
54b 第二発停レバー(発停レバーB)
61 帰零(リセット)ボタン
62 第一復針伝えレバー(復針伝えレバーA)
63 第二復針伝えレバー(復針伝えレバーB)
63c 作動部
64 復針レバー
64a 頭部側腕部
64b 胴尾部側腕部
64c,64d 羽根側腕部
65a 案内溝部
65a1 大きい溝部分
65b 案内穴部
65b1 大きい穴部分
65c 復針レバー作動ピン(被作動部)
66a,66b ガイドピン
67a 秒ハートカム接触部
67b 分ハートカム接触部
67c 度決め車接触部
71 クリックばね
80 度決め車
82 度決め軸
84 円板状部(力受体)
90 24時車
91 24時中間車
92 24時歯車
93 24時真
94 度決めブシュ(力受体)
95a 24時車スリップばね
95b スリップばね止め座
96 24時針
A1 方向
B1 方向
C,CM,CS 回転中心軸線
D1,D2 回動方向
E1,E2 移動方向
F,F1,F2,F3 力

Claims (7)

  1. 分クロノグラフ真に取付けられた分ハートカム、秒クロノグラフ真に取付けられた秒ハートカム及びクロノグラフ真以外の軸部の力受体と、
    リセットボタンの押圧に応じて回動される第一の復針伝えレバー及び該第一の復針伝えレバーの回動に応じて回動される第二の復針伝えレバーと、
    該第二の復針伝えレバーの回動に従い該第二の復針伝えレバーの作動部による作動力を受ける被作動部を備えると共に該作動力を受けた際に前記分及び秒ハートカム並びに力受体の夫々に圧接される分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーを備えた復針レバーと
    を有し、
    前記復針レバーが前記被作動部に加えられた前記作動力に従って動かされる際に、該復針レバーが該被作動部において受ける作動力と前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーにおいて前記分及び秒ハートカム並びに力受体から受ける反力とが釣合うように、前記復針レバーの姿勢が決定されるべく、前記復針レバーが案内されるように構成されている
    クロノグラフ時計。
  2. 前記復針レバーが支持基板から突出した二本のガイドピンに嵌合される細長い開口を有し、前記分及び秒ハンマー並びに第三のハンマーが前記分及び秒ハートカム並びに力受体に圧接される際の前記二本のガイドピンの夫々と前記開口の嵌合部分との間に開口の長手方向に交差する方向への前記復針レバーの揺動を許容する隙間が形成されるように構成された請求項1に記載のクロノグラフ時計。
  3. クロノグラフ真以外の前記軸部が、時クロノグラフ車の代わりとなる度決め車の軸部からなる請求項2に記載のクロノグラフ時計。
  4. 前記第三のハンマーが当たる力受体が、前記度決め車の軸部よりも大径の円板状部からなる請求項3に記載のクロノグラフ時計。
  5. クロノグラフ真以外の前記軸部が24時車の軸部からなる請求項2に記載のクロノグラフ時計。
  6. 前記力受体が、前記24時車の24時真に嵌合された度決めブシュからなる請求項5に記載のクロノグラフ時計。
  7. 前記度決めブシュが、24時真に摺動回転可能に嵌合され、且つ該24時真の延在方向にばねによって偏倚されると共に止め座によって係止されるように構成された請求項6に記載のクロノグラフ時計。
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