JP5348605B2 - 工具ホルダ運搬台車 - Google Patents

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Description

本発明は、移動可能な車体に保管棚を設け、保管棚に工具ホルダを複数載置して運搬するようにした工具ホルダ運搬台車に関する。
従来、特許文献1に記載のように、キャスターを有する台車上に立設した一対の支持枠の間に、各種の工具ホルダを載置可能な保持部を複数個備えた棚が複数段設置された工具ホルダ運搬台車が提案されている。ところが、工具ホルダの刃具が長いものや大径のものであると、重心が工具ホルダの上部になって不安定となり、工具ホルダ運搬台車を電線等によって床が凸凹となった場所を通って目的場所に移動させているときに、工具ホルダが上下方向に揺れて保持部から抜け落ちるおそれがあった。
そこで、特許文献2に記載のように、棚に吊下げ部材の切り欠き溝と揺れ止め金具を夫々設け、切り欠き溝に工具ホルダのプルスタッドの掴み部を係合させると共に、工具ホルダのV溝に揺れ止め金具を嵌め込むことで、運搬中に上下方向に揺れるのを防止して工具ホルダが落下しないようにしたものが提案されている。
実用新案登録第3095640号公報 特開2000−218574号公報
ところが、特許文献2のものでは、電線等によって床が凸凹となった場所を通って移動するときに、工具ホルダ運搬台車が床の凸凹を乗り越えられずに急停止した際の衝撃によって工具ホルダが切り欠き溝の開口方向に揺れると、揺れ止め金具が切り欠き溝と同一方向に開口しているために、特に工具ホルダの刃具が長いものや大径のものであると工具ホルダを揺動させる力が生じて、揺れ止め金具から外れた工具ホルダが落下するおそれがあった。また、切り欠き溝にプルスタッドを係合させると共に、揺れ止め金具に工具ホルダのV溝を嵌め込むようになっているので、工具ホルダの取付け取外しに時間がかかるおそれがあった。
そこで本発明の課題は、上記問題点を解決するもので、床が凸凹となった場所を移動するときに、上下左右方向に移動しようとする工具ホルダを確実に保持するようにした工具ホルダ運搬台車を提供することを目的とする。
本発明は、移動可能な車体に保管棚を設け、保管棚に工具ホルダをプルスタッドが下向きとなるように抜き差し可能な嵌合部を複数設け、嵌合部に工具ホルダを嵌合載置して運搬するようにした工具ホルダ運搬台車において、保管棚の下方に、板部材を屈曲して抜け止め面と取り付け面とを設けた抜け止め部材を備え、前記抜け止め面を保管棚と平行となるように配置すると共に、抜け止め面に工具ホルダのプルスタッドを挿通可能な挿通孔と、その挿通孔に連続して工具ホルダのプルスタッドと係合可能な抜け止め孔を設け、その抜け止め面を嵌合部に嵌合載置した状態の工具ホルダのプルスタッドに係合して工具ホルダを抜け止めする抜け止め位置と、プルスタッドから離脱して工具ホルダの抜き差しを許す抜き差し位置とに移動するように、前記取り付け面が保管棚の取り付け面に取付けられることを特徴とする(請求項1)。
また、本発明は、前記取り付け面には、抜け止め孔の移動方向に沿って長孔が設けられ、チョウボルトを前記長孔を通して保管棚の取り付け面に取付けたナットに螺合させるようにしたことを特徴とする(請求項2)。
本発明では、保管棚の下方に、板部材を屈曲して抜け止め面と取り付け面とを設けた抜け止め部材を備え、前記抜け止め面を保管棚と平行となるように配置すると共に、抜け止め面に工具ホルダのプルスタッドを挿通可能な挿通孔と、その挿通孔に連続して工具ホルダのプルスタッドと係合可能な抜け止め孔を設け、その抜け止め面を嵌合部に嵌合載置した状態の工具ホルダのプルスタッドに係合して工具ホルダを抜け止めする抜け止め位置と、プルスタッドから離脱して工具ホルダの抜き差しを許す抜き差し位置とに移動するように、前記取り付け面が保管棚の取り付け面に取付けられるので、抜け止め部材の抜け止め孔を、嵌合部に嵌合部上方から嵌合載置した工具ホルダのプルスタッドに係合させることで、工具ホルダが上下左右方向に移動しないために、工具ホルダが嵌合部から抜け落ちることがない。また、抜け止め板を抜き差し位置から抜け止め位置へ移動させることで、保管棚に嵌合載置した全ての工具ホルダの抜け止めを一度に行えるので、工具ホルダの取付け取外しが速やかに行える。
実施の形態について、図を参照して説明する。
工具ホルダ運搬台車1は、車輪2を有する移動可能な車体3上の一対の支持部材4,5の間に、板部材をコ字状に屈曲して成る保管棚6が取付けられている。保管棚6は上下方向に複数段(本実施形態では4段)配置されている。各保管棚6の上面6aには、工具ホルダ孔7が複数個(本実施形態では5個)穿設されている。各工具ホルダ孔7には、工具ホルダ8を抜き差し可能に載置する筒状の嵌合部9が装着されている。車体3と一対の支持部材4,5には棒部材10が連結されている。
各保管棚6の下方には、保管棚6の長手方向(左右方向)に移動可能な抜け止め部材11が備えられている。抜け止め部材11は、図2,3に示すように、板部材をL字状に屈曲したものであり、一方の取り付け面11aには長手方向に延びる長孔12が複数(本実施形態では3個)設けられている。他方の抜け止め面11bには、工具ホルダ8のプルスタッド13を挿通可能な挿通孔14と、その挿通孔14に連続して工具ホルダ8のプルスタッド13と係合可能な抜け止め孔15とを複数(本実施形態では5組)設けられている。保管棚6の取り付け面6bには、図示しない貫通孔が前記長孔12と同じ数だけ設けられ、各貫通孔と同軸となるように取り付け面6bに各ナット16が取り付けられている。
抜け止め板11の取り付け面11aを保管棚6の取り付け面6bに当接させ、チョウボルト17を抜け止め板11の長孔12を通してナット16に螺合させることで抜け止め板11が保管棚6に移動可能に配置されている。その抜け止め板11は、図3,4の(a)に示す、嵌合部9に嵌合載置した状態の工具ホルダ8のプルスタッド13に抜け止め孔15を係合させて工具ホルダ8を抜け止めする抜け止め位置Aと、図3,4の(b)に示す、プルスタッド13から離脱して工具ホルダ8の抜き差しを許す抜き差し位置Bとに移動させるようになっている。
次に、動作について説明する。抜け止め板11を抜き差し位置Bに移動させ、各チョウボルト17を締め付けて抜け止め板11を保管棚6に固着する。この状態で、工具ホルダ運搬台車1の各嵌合部9に工具ホルダ8を差し込む。図1に示すように、工具ホルダ運搬台車1の保管棚6に嵌合載置した複数の工具ホルダ8を目的の場所へ運搬する場合には、各チョウボルト17を緩めて抜け止め板11を抜け止め位置Aに移動させた後、再び各チョウボルト17を締め付ける。よって、各抜け止め孔15と各プルスタッド13が係合して工具ホルダ8が抜け止めされるので、工具ホルダ運搬台車1が床の凸凹を乗り越えられずに急停止した際に凸凹を乗り越えられなかった衝撃によって工具ホルダ8が上下左右方向に移動して落下することがない。その後、目的の場所へ工具ホルダ8を運搬した後、各チョウボルト17を緩めて抜け止め板11を抜き差し位置Bに移動させ、再び各チョウボルト17を締め付けて抜け止め板11を保管棚6に固着する。この状態で、工具ホルダ運搬台車1から工具ホルダ8を抜き取る。
従って、保管棚6の下方に備えた抜け止め板11の抜け止め孔15を、嵌合部9に嵌合部9上方から嵌合載置した工具ホルダ8のプルスタッド13に係合させると、工具ホルダ8が上下左右方向に移動することがなく、上記のような衝撃などによって、長い刃具19aや大径の刃具19bを取り付けた工具ホルダ8であっても嵌合部9から抜け落ちることを確実に防止することができる。また、抜け止め板11を抜き差し位置Bから抜け止め位置Aへ移動させることで、嵌合部9に嵌合載置した全ての工具ホルダ8の抜け止めを一度に行えるために、従来のように、工具ホルダ8を吊り下げるときに揺れ止めを行うような煩わしさがなく、工具ホルダ8の取付け取外しが速やかにできる。
また、図5のように、板部材をコ字状に屈曲した抜け止め板11とすると、衝撃などによって工具ホルダ8が上方に移動しようとして抜け止め面11bを上方に曲げようとする力が生じるが、ストッパ面11cの端部が保管棚6の上面6aの内側に当接させてあるので、抜け止め面11bが曲がることがない。更に、図6のように、保管棚6に波形で嵌合部9が配置されたものであっても、抜け止め板11に挿通孔14とその挿通孔14に連続した抜け止め孔15を設けるのみで容易に対応できる。
本発明の工具ホルダ運搬台車を示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII視図であって、抜け止め板の移動状態を示す図である。 図3のIV視図である。 他の実施形態を示す図である。 保管棚に波形で嵌合部が配置された図である。
符号の説明
1 工具ホルダ運搬台車
3 車体
6 保管棚
8 工具ホルダ
9 嵌合部
11 抜け止め板
13 プルスタッド
14 挿通孔
15 抜け止め孔
A 抜け止め位置
B 抜き差し位置

Claims (2)

  1. 移動可能な車体に保管棚を設け、保管棚に工具ホルダをプルスタッドが下向きとなるように抜き差し可能な嵌合部を複数設け、嵌合部に工具ホルダを嵌合載置して運搬するようにした工具ホルダ運搬台車において、保管棚の下方に、板部材を屈曲して抜け止め面と取り付け面とを設けた抜け止め部材を備え、前記抜け止め面を保管棚と平行となるように配置すると共に、抜け止め面に工具ホルダのプルスタッドを挿通可能な挿通孔と、その挿通孔に連続して工具ホルダのプルスタッドと係合可能な抜け止め孔を設け、その抜け止め面を嵌合部に嵌合載置した状態の工具ホルダのプルスタッドに係合して工具ホルダを抜け止めする抜け止め位置と、プルスタッドから離脱して工具ホルダの抜き差しを許す抜き差し位置とに移動するように、前記取り付け面が保管棚の取り付け面に取付けられることを特徴とする工具ホルダ運搬台車。
  2. 前記取り付け面には、抜け止め孔の移動方向に沿って長孔が設けられ、チョウボルトを前記長孔を通して保管棚の取り付け面に取付けたナットに螺合させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の工具ホルダ運搬台車。
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