JP5348566B2 - 車両列車におけるトレーラの制動機の駐車制動機能を制御するための電気空気式駐車制動調整器 - Google Patents

車両列車におけるトレーラの制動機の駐車制動機能を制御するための電気空気式駐車制動調整器 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載のトラクタとトレーラから成る車両列車における少なくとも1つのトレーラの制動機の駐車制動機能を制御するための電気空気式駐車制動調整器に関する。
駐車制動調整器は、空気式又は電気空気式制動装置において使用される。駐車制動調整器は弁を持ち、この弁により空気圧が出力可能であり、かつ駐車制動機の釈放のために供給可能である。これに加えて車両の制動機を操作するため、通常複合ばね−膜制動シリンダが使用される。複合ばね−膜制動シリンダは、それが常用制動用膜部分のほかに駐車制動用ばね部分を持っていることによって、常用制動機の操作のためにのみ用いられる簡単な制動シリンダとは相違しており、駐車制動機は、ばね部分の給気されない状態で投入され、ばね部分の給気された状態で、ばね−膜制動シリンダの膜部分が給気されていない限り、釈放されている。
ここでは1つ又は複数の制動機の常用制動機能及び駐車制動機能が、常用制動機及び駐車制動と称される。同じ制動機が両方の機能即ち常用制動機能と駐車制動機能とを持っていると、この制動機によって常用制動機及び駐車制動機が実現可能である。
車両の走行作動中に、複合ばね−膜制動シリンダのばね部分が駐車制動調整器により給気されるか、又はばね−膜制動シリンダのばね部分に空気圧力が保持される。駐車制動機を投入するため、複合ばね−膜制動シリンダのばね部分が駐車制動調整器により排気可能である。
駐車制動調整器は、トレーラのために出力される貯蔵圧力を出口において供給する。トレーラの制動機が複合ばね−膜制動シリンダを持っていると、この複合ばね−膜制動シリンダのばね部分は、トレーラのために出力されて駐車制動調整器により供給される貯蔵圧力により給・排気可能である。トレーラの貯蔵圧力が低下すると、その結果トレーラの駐車制動機が投入可能である。
車両列車のトラクタは規則に従ってトラクタ保護弁を持っている。トレーラのために供給される貯蔵圧力が所定の閾値以下に低下すると、トラクタ保護弁により、出力される圧力をトレーラの常用制動機へ供給する圧縮空気導管が自動的に遮断可能である。このために通常は空気圧保持弁が使用される。このような保持弁がないと、例えば出力される常用制動圧力をトレーラへ供給する圧縮空気導管の漏れは、トレーラの常用制動機能を無効にするだけではない。それどころかトラクタの常用制動機のため出力される圧力も低下する。その結果トラクタももはや所望のように制動可能でなくなる。
トラクタ保護弁は、トレーラの貯蔵圧力のために出力される空気圧力の圧力低下の際、トラクタの常用制動機のために出力される空気圧力の低下を防止する。この場合圧縮空気が、場合によってはトレーラへ常用制動機用圧縮空気を供給する圧縮空気導管からも、トレーラへ出力される貯蔵圧力を供給する圧縮空気導管からも、圧縮空気が漏れ出ることを前提としている。これは、例えばトレーラがトラクタから離され、トラクタとトレーラとを接続する両方の圧縮空気導管が引きちぎれる場合である。
その場合トレーラへ貯蔵圧力を供給する圧縮空気導管は、場合によっては自動的に又は手動で操作可能な弁により、トラクタの圧縮空気貯蔵容器から遮断可能である。
公知の構造の駐車制動調整器及びトラクタ保護弁は、トラクタ保護弁及びトラクタ保護弁を駐車制動調整器に接続する少なくとも1つの圧縮空気導管を、駐車制動調整器のそばに別個に設けねばならない、という欠点を持っている。これにより部品の製造及び部品の組込みの際高い費用が生じ、気密でなくなる可能性のある多数の圧縮空気導管のため一層故障し易くなる。その結果保守及び修理の際費用が高くなり、修理中における車両に使用中止時間のため高い費用が生じる。
従って本発明の基礎になっている問題は、前述した種類の安価な駐車制動調整器を提供することである。
本発明は、請求項1に示される特徴によってこの問題を解決する。
駐車制動調整器にトラクタ保護弁が統合されていると、トレーラへ供給される貯蔵圧力が所定の閾値以下に低下する際、トレーラの常用制動機を操作するためトレーラへ供給される制御圧力を遮断可能にする独立のトラクタ保護弁をなくすことができること、またまとめられる構造が故障し易さ及び費用を節約することを、本発明は知った。更に駐車制動調整器外にある圧縮空気入口及び圧縮空気出口の数、及び圧縮空気入口及び圧縮空気出口に接続される圧縮空気導管の数が減少する。特に駐車制動調整器外にあって駐車制動調整器をトラクタ保護弁に接続する圧縮空気導管はもはや設けられない。
トラクタ保護弁を駐車制動調整器に統合するためには、トレーラのため少なくとも1つの制御圧縮空気入口及び出力される常用制動圧力のための制御圧縮空気出口を、駐車制動調整器に設けることが必要である。しかし本発明は、これにより駐車制動調整器外にある圧縮空気入口及び圧縮空気出口の数が、従来と比較して増大しないことを知った。なぜならば従来の構造では、トラクタ保護弁が、トレーラのために出力される常用制動圧力用圧縮空気導管を接続するため駐車制動調整器外に、圧縮空気入口及び圧縮空気出口を持たねばならなかったからである。これらの圧縮空気入口及び圧縮空気出口は、本発明では駐車制動調整器に統合されている。
本発明の構成では、空気圧保持弁が駐車制動調整器に統合されている。この保持弁は、それがトレーラへ供給される貯蔵圧力により開閉可能であることによって、また保持弁の開閉により、トレーラの制動機用制御圧力を供給する圧縮空気導管が駐車制動調整器の圧縮空気出口に対して遮断可能であることによって、トラクタ保護弁の機能を引受ける。
保持弁は、少なくとも2つの状態をとることができる安価な弁である。この弁は空気圧により開閉可能である。開閉圧力として使用されるトレーラ用貯蔵圧力が所定の限界値以下に低下すると、保持弁は導通状態から遮断状態へ切換わる。この限界値は、保持弁を開閉する空気圧力に抗するばね応力から生じる。
駐車制動調整器の有利な展開では、駐車制動調整器において圧力が所定の閾値以下に低下する際、トレーラへ至る貯蔵圧力導管が、トラクタから供給される貯蔵圧力により自動的に遮断可能である。これによりトレーラ用貯蔵圧力を遮断するため手動操作可能な弁をなくすことができる。更に自動的な遮断は有利である。なぜならば、それは圧力低下のすぐ後に行われるからである。従ってトレーラへ供給される貯蔵圧力の望ましくない圧力低下が起こると、トラクタの圧縮空気貯蔵容器における圧力損失を十分回避することができる。特にトレーラへ至る圧縮空気導管の破裂後、これら両方の圧縮空気導管が速やかに自動的に遮断可能である。駐車制動調整器にある弁は、給電されない状態でトレーラへ供給される貯蔵圧力も同様にトラクタの貯蔵圧縮空気により遮断可能であるように、構成されている。
本発明による駐車制動調整器の変わった構成では、トレーラへ供給される貯蔵圧力の遮断が、トラクタの貯蔵圧縮空気により、電磁弁を介するのではなく空気圧で行われる。その場合弁は、遮断すべき圧縮空気導管内の低い圧力のため又はこの圧縮空気導管を遮断する圧縮空気の高い流速のため、自動的に空気圧で開閉可能である。
トレーラへ至る貯蔵圧縮空気導管が、駐車制動調整器にある電磁弁を介してトラクタの貯蔵圧縮空気により有利に遮断可能である。予期しない圧力低下の際自動遮断のために、この圧力低下が検出可能である。このため少なくとも1つの圧力センサが必要である。場合によっては車両状態を特徴づける少なくとも1つの別の測定値も利用可能である。この場合重要なことは、制動過程の間この制動過程による圧力低下と、トレーラへ至る貯蔵圧力導管の破裂又はこの貯蔵圧力導管における漏れによる圧力低下とを区別できることである。制動過程中に車両状態を特徴づける値は、例えば制動要求信号、加速度センサの測定値又は車両の車輪にある圧力センサの測定値である。
トレーラへ至る貯蔵圧力導管の圧力低下が、ただ1つの測定値のみにより検出可能でないと有利である。即ち圧力低下は、時間的及び/又は場所的圧力勾配により一層速く検出可能である。時間的圧力勾配は、異なる時点に取られる少なくとも2つの測定値から求められる。これらの測定値は、ただ1つの圧力センサの測定値であっても、複数の圧力センサの測定値であってもよい。場所的圧力勾配は、少なくとも2つの圧力センサの測定値により求められる。その際1つの圧力センサは、駐車制動調整器のトレーラ用貯蔵圧力を供給する貯蔵圧縮空気出口の近くにあると有利である。第2の圧力センサにより、貯蔵圧力のため駐車制動調整器の貯蔵圧縮空気入口の近くの貯蔵圧力が有利に測定可能である。トレーラ用貯蔵圧力の突然の圧力低下が起こると、これが場所的圧力勾配及び時間的圧力勾配により非常に短い時間に検出可能である。従ってこれらの圧力勾配の少なくとも1つが、貯蔵圧縮空気導管を遮断する弁を操作すべきか否かの決定に有利に利用可能である。
勾配を介して圧力低下を求めることは、予測されない圧力低下がただ1つの測定値の簡単な考察及びこの測定値と基準値との比較の際可能であるよりずっと速く検出可能である、という利点を持っている。従ってトレーラへ供給される貯蔵圧力用の出口を経て圧縮空気が逃げる時、トラクタの圧縮空気貯蔵容器から不必要に多くの圧縮空気が逃げるのを防止することができる。
駐車制動調整器の有利な展開では、トラクタ保護弁によりトレーラに対してトレーラ用制御圧力を遮断できるようにするため、この制御圧力は駐車制動調整器の少なくとも1つの制御圧縮空気入口だけに供給されるのではない。
それどころか制御圧力は駐車制動調整器において調整可能である。特にトレーラへ供給される制御圧力は、駐車制動調整器の制御圧縮空気入口に存在する制御圧力を越えて増大可能である。車両の常用制動機が操作されない場合、トレーラの常用制動機が駐車制動調整器により操作可能である。それによりトレーラにおける少なくとも一時的な駐車制動機能は、トレーラの常用制動機を介して実行可能である。更に制動過程中に、出力される制動圧力が増大可能である。従ってトレーラはトラクタより強く制動可能である。駐車制動調整器により、ジャックナイフ防止制動機が提供可能である。このようなジャックナイフ防止制動機は、下り坂区間において車両列車を伸びた状態に保つのに役立つ。更にそれは滑らかな車道において有利に使用可能であり、トレーラの制動作用の検査又はトラクタとトレーラの結合の検査に用いられる。
トレーラに供給される制御圧力が、駐車制動調整器の制御圧縮空気入口にかかる制御圧力と常に少なくとも同じ高さであると有利である。駐車制動調整器において調整される制御圧力は、トレーラへ供給される圧力を、駐車制動調整器の制御圧縮空気入口にかかる制御圧力に対して場合によっては増大できるが、低下できないようにする。即ちトレーラがトラクタと比較して弱すぎる制動をかけられないようにすることができる。即ちトレーラの弱すぎる制動は、強い制動中トラクタの進路逸脱をひき起こす可能性がある。
従って駐車制動調整器にいわゆるセレクト・ハイ弁が設けられ、駐車制動調整器の制御圧縮空気入口にかかる制御圧力及び駐車制動調整器において調整される圧力から、両方の圧力のうち高い方の圧力を選択して、トレーラへ制御圧力として供給する。
調整される圧力は、少なくとも1つの弁により出力可能であり、この弁から供給可能である。その際調整される圧力は、この弁によりトラクタの貯蔵圧力まで増大可能である。この弁の別の状態では、この弁をセレクト・ハイ弁に接続する圧縮空気導管の圧力は一定に保持可能である。この状態において、この一定に保たれる圧力によりトレーラの制御圧力の最低圧力が規定され、駐車制動調整器の制御圧力入口の低い制御圧力でも、この最低圧力を下回ることはない。弁の別の切換え位置において、圧縮空気導管がこの弁からセレクト・ハイ弁へ排気可能である。圧縮空気導管の排気された状態で、トレーラへ供給される制御圧力は、駐車制動調整器の入口にかかる制御圧力に再び等しい。
有利な実施形態では、トレーラへ供給される制御圧力を増大することができる弁は、トレーラ用貯蔵圧力を調整する同じ弁である。その場合この弁は、トレーラへ供給される制御圧力の調整にも、トレーラへ供給される貯蔵圧力の調整にも用いられる。この場合有利なことは、2つの圧縮空気導管が1つの弁を経て排気可能であり、これら両方の圧縮空気導管の排気のために1つの排気出口を設けさえすればよいことである。その場合通常はこれら両方の圧縮空気導管を切換えるためもう1つの別の弁が必要とされるが、この別の弁は圧力を調整する第2の弁より有利である。
それ以外の有利な実施形態は、従属請求項及び添付図面により詳細に説明される実施例から明らかになる。
駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第1実施例の簡単化された概略図で示す。 駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第2実施例の簡単化された概略図で示す。 トレーラ制御圧力の調整を可能にする駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第3実施例の簡単化された概略図で示す。 トレーラ制御圧力の調整を可能にする駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第4実施例の簡単化された概略図で示す。 トレーラ制御圧力の調整を可能にする駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第5実施例の簡単化された概略図で示す。 駐車制動調整器及びそれに統合されるトラクタ保護弁を持つ圧縮空気制動装置の一部を、本発明の第6実施例の簡単化された概略図で示す。
図1は車両列車用圧縮空気制動装置の一部を概略的に示す。特に図1は、保持弁2を一体化された駐車制動調整器1を示す。第1の圧縮空気貯蔵容器3及び第2の圧縮空気貯蔵容器4から、圧縮空気導管5及び6と駐車制動調整器1の貯蔵圧縮空気入口7及び8とを経て、第1の圧縮空気貯蔵容器3からの圧縮空気と、第2の圧縮空気貯蔵容器4からの圧縮空気が、駐車制動調整器1へ供給可能である。駐車制動調整器1において複式逆止め弁9が、圧縮空気導管5及び6内の圧力のうち高い方の圧力を圧縮空気導管10へ与える。同時に複式逆止め弁9は、駐車制動調整器1内の圧縮空気が貯蔵圧縮空気入口7及び8を経て逃げるのを防止する。
圧縮空気導管10は、圧縮空気導管11を介して電磁弁12に接続されている。この電磁弁12により圧縮空気導管13及び貯蔵圧縮空気出口14を経て、圧縮空気圧力がトレーラへ供給可能である。このために電磁弁12が給電される。電磁弁12の給電されない状態で、圧縮空気導管11と13が互いに分離されている。圧縮空気導管13は、給電されない状態にある電磁弁12を経て排気可能である。圧縮空気導管13を介して、空気圧弁である保持弁2が空気圧により操作可能である。圧縮空気導管13の給気状態で、即ち駐車制動調整器を持つトラクタにトレーラが連結され、トレーラの貯蔵空気圧力が圧縮空気導管13を経て給気されていると、保持弁2が圧縮空気導管15と16を接続する。その場合圧縮空気導管16を経て制御圧縮空気出口17から、トレーラの常用制動機能を実行するため出力される空気圧力が供給可能である。
制動ペダル装置18から2つの圧縮空気導管19及び20へ空気圧力が出力可能である。この圧力で出力される圧縮空気は、駐車制動調整器1の制御圧縮空気入口21及び22を経て、いわゆるセレクト・ハイ弁23即ち逆流付きシャトル弁へ達する。セレクト・ハイ弁23により、圧縮空気導管15は圧縮空気導管19及び20の圧力のうち高い方の圧力を受けることができる。従って圧縮空気13が給気される際、制御圧縮空気入口21及び22にある圧力のうち高い方の圧力が制御圧縮空気出口17へ達する。圧縮空気導管13又は貯蔵圧縮空気出口14の空気圧力が所定の閾値以下に低下すると、制御圧縮空気出口17又は圧縮空気導管16と圧縮空気導管15従って制御圧縮空気入口21及び22との接続が遮断可能である。トレーラの離脱の際、通常は両方の圧縮空気導管13及び16が貯蔵圧縮空気出口14及び制御圧縮空気出口17を経て排気される。圧縮空気導管13が排気されると、圧縮空気導管15が圧縮空気導管16から分離される状態へ保持弁2が切換わる。従って制御圧縮空気入口21及び22を経て駐車制動調整器1へ供給可能な圧縮空気導管19及び20内の出力される圧縮空気は、保持弁2、圧縮空気導管16及び制御圧縮空気出口17を経て逃げることができない。
駐車制動調整器1は、更に駐車制動機を釈放する装置即ちトラクタの駐車制動機能を無効にする装置を持っている。このため電磁弁24が、圧縮空気導管25、圧縮空気導管10、複式逆止め弁9及び圧縮空気導管5及び6を介して、圧縮空気貯蔵容器3及び4に接続可能である。圧縮空気導管26は、電磁弁24により、電磁弁24の給電される第1の状態で圧縮空気導管25に接続される。電磁弁24の給電されない第2の状態で、圧縮空気導管26がこの弁24により排気される。こうして電磁弁24により、空気圧力が圧縮空気導管26へ出力可能である。
電磁弁24により出力される圧縮空気導管26内の空気量は、空気量を増大する弁装置27により増大可能である。このため空気量増大弁27は、圧縮空気導管28を介して圧縮空気貯蔵容器3及び4から圧縮空気を供給される。空気量増大弁27により空気量を増大される圧縮空気は、圧縮空気導管29、いわゆるセレクト・ハイ弁30即ち逆流付きシャトル弁及び圧縮空気導管31を経て、駐車制動調整器1の圧縮空気出口32へ供給可能である。圧縮空気出口32へ供給される圧縮空気により、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36のばね部分33及び34へ給気可能である。ばね部分33及び34の給気状態で、トラクタの駐車制動機が釈放される。給電されない電磁弁24を経て圧縮空気導管26を排気することにより、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36のばね部分33及び34が、空気量増大弁装置27を経て排気される。複合ばね−膜制動シリンダ35及び36のばね部分33及び34の排気状態で、トラクタの駐車制動機が投入され、即ち駐車制動機能が有効になる。
セレクト・ハイ弁32は、その第1の入口を圧縮空気導管29に接続されている。セレクト・ハイ弁30の第2の入口は、圧縮空気導管37を経て圧縮空気導管15に、従ってセレクト・ハイ弁23を経て制御圧縮空気入口21及び22に接続されている。即ち駐車制動機が投入されると、制動ペダル装置18に発生される圧力を持つ圧縮空気が、図示しない圧縮空気導管を経て、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36の膜部分38及び39へ給気する。圧縮空気導管37、セレクト・ハイ弁30及び圧縮空気導管31を経て、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36のばね部分33及び34の空気圧力が、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36の膜部分38及び39の空気圧力と常に少なくとも同じ大きさであるのを保証される。これにより駐車制動機により供給される制動操作力が、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36において加算されないようにすることができる。むしろ制動操作力は、駐車制動機及び常用制動機により供給される両方の制動操作力のうち大きい方の制動操作力に常に等しい。それにより制動機の過負荷が回避される。
駐車制動調整器1の自動制御のため、この調整器は圧力センサ40,41,42及び43を持っている。これらの圧力センサ40,41,42及び43により、駐車制動調整器1にある種々の圧縮空気導管の空気圧力が測定可能である。圧力センサ40は、貯蔵圧縮空気入口7へ供給される貯蔵圧力を測定する。貯蔵圧縮空気入口8へ供給される貯蔵圧力は、圧力センサ41により測定可能である。圧力センサ42により、貯蔵圧縮空気出口14からトレーラへ供給される貯蔵圧力が測定可能である。電磁弁24により出力されかつ空気量増大弁装置27において量を増大される圧縮空気導管29の空気圧力は、圧力センサ43により測定可能である。
圧力センサ40,41,42及び43はデータ導線44を介して制御装置45に接続されている。制御装置45により、データ導線44を経て、圧力センサ40,41,42及び43により測定される圧力の測定値が受信可能である。更に電磁弁12及び24は、電気導線45′を介して制御可能である。それにより圧縮空気導管13及び26の空気圧力が制御装置45により制御可能である。
制御装置45は更に別の端子を持っている。操作装置46により、トラクタの駐車制動機を投入又は釈放する信号が送信可能である。トレーラの駐車制動機を投入するため操作装置47が操作可能であり、この操作装置47から信号を制御装置へ送信可能である。操作装置48により信号を制御装置45へ送信可能であり、それによりトレーラの常用制動機用制動圧力が制御可能である。
制御装置45は更にデータ導線49用の端子を持ち、それによりトレーラにある制動機の制御及び場合によっては監視のため、トレーラにある図示しないモジュールとデータを交信可能である。更に設けられるデータ導線50及び51を介して、制御装置45とCAN通信又はSAE通信が可能である。
エネルギ供給のため、制御装置45は、エネルギ供給装置特に電池に接続するためなるべく二重に設計される導線対52,53を持っている。それにより冗長に構成される導線対52,53は、制御装置45の作動安全性従って駐車制動調整器1の作動安全性も高める。両方の導線対52,53の故障の場合、駐車制動調整器1にある電磁弁12及び24は、電気導線45′を介して、別のエネルギ供給装置から供給されるエネルギにより、制御装置45によって制御可能である。
本発明は、貯蔵圧縮空気出口14における圧力損失を検出する種々の可能性を持っている。これらの種々の可能性は単独で又は組合わせても使用可能である。
圧力損失を検出する簡単な可能性は圧力センサ42によって与えられる。圧力センサ42により測定される圧力を所定の最小圧力と比較することによって、最小圧力を下回る際、電磁弁12が給電状態にある限り、貯蔵圧縮空気出口14における圧力損失が推論可能である。貯蔵圧縮空気出口14において検出される圧力低下が許容値であると、電磁弁12が電気導線45′により給電されない状態へ移行可能である。従って貯蔵圧縮空気出口14を経て圧縮空気貯蔵容器3及び4の排気によりこれら圧縮空気貯蔵容器3及び4内の貯蔵空気圧力が所定の閾値以下に更に低下することを防止される。
別の変形例では、貯蔵圧縮空気出口14における空気圧力の低下が、時間間隔をおいて測定される空気圧力の2つの測定値の比較によって認識可能である。このため圧力センサ42の測定値が同様に使用可能である。それにより最大許容値と比較可能な時間的圧力勾配が生じる。最大許容値は、車両状態特に制動過程を特徴づける別の値に関係して可変であってもよい。即ち時間的圧力勾配の測定される値は、制動ペダル装置18を介して開始される制動過程中も、零とは相違している。従ってこの場合即ち制動過程中に許容限界値は一層大きく選択可能である。
圧力センサ42により測定される圧力と圧力センサ40及び41により測定される圧力との比較により、更に少なくとも1つの場所的圧力勾配が検出可能である。この場所的圧力勾配も、制動過程の間零とは相違している。しかしトレーラへ至る圧縮空気導管13の破裂の際、及び貯蔵圧縮空気出口14を経て圧縮空気が急速に逃げる場合、このように測定される場所的圧力勾配は、導管破裂による引続く圧力損失なしの制動過程中より大きい値をとる。従ってこの場合も限界値が、場合によっては制動過程を特徴づける別の値に関係して選択可能であり、トレーラへ至る圧縮空気導管13の導管破裂が、測定される場所的圧力勾配と選ばれた限界値との比較により認識可能である。限界値を上回ると、電磁弁12は給電されない状態へ移行可能である。
セレクト・ハイ弁23及び30も複式逆止め弁9と同様に駐車制動調整器1へ統合されている。まとめられる構造は費用を節約し、漏れの危険を少なくする。しかしこの実施例とは異なり、これら3つの弁23,30,9の少なくとも1つを駐車制動調整器1外に設けることもできる。
特に図1による実施例とは異なる構成では、複式逆止め弁9が駐車制動調整器1の外にある。その場合圧縮空気導管5及び6及びこれらの圧縮空気導管5及び6の圧力を測定する圧力センサ40及び41も同様に駐車制動調整器1外にある。図1による実施例では圧縮空気導管5及び6が通される貯蔵圧縮空気入口7及び8の代わりに、それとは異なる駐車制動調整器1の実施形態は、圧縮空気導管10が通される貯蔵圧縮空気導管のみを必要とする。
駐車制動調整器1の異なる構成では、圧縮空気導管10の圧力は、圧力センサにより、圧縮空気導管5及び6の圧力の代わりに又はこれに加えて、圧力センサ40及び41により測定可能である。この圧力センサは、本発明の変形例では駐車制動調整器1外にあり、本発明の別の変形例では駐車制動調整器内にある
複式逆止め弁9が駐車制動調整器1外にある場合、この圧力センサにより、圧縮空気導管10が通される一方の貯蔵圧縮空気入口における空気圧が測定可能である。駐車制動調整器1内に複式逆止め弁が設けられる別の構成では、この圧力センサにより、貯蔵圧縮空気入口7及び8にかかる圧力のうち高い方の圧力が測定可能である。
図2は、トラクタ保護弁が統合されている別の実施例を持つ車両列車用圧縮空気制動装置の選ばれた部分を示している。図1による実施例との相違は、電磁弁12′及び24′の構成である。即ち両方の電磁弁12′及び24′はそれぞれ4つの可能な状態を持っている。圧縮空気導管26は、電磁弁12′及び24′の給電されない状態で絞られて排気可能である。これは特に、電磁弁12′及び24′が例えば走行中も給電されない状態に切換わる電子装置の故障の場合に有利である。ここでは圧縮空気導管13及び26の急速な排気が、トラクタにある駐車制動機及び場合によってはトレーラにある駐車制動機の急速な投入をひき起こすことがある。圧縮空気導管13及び26の絞られる排気により、トラクタ及び場合によってはトレーラにある駐車制動機が完全に投入される前に、数秒ないし数分が経過する。従って車輪が速くロックすることはない。
更に図2の電磁弁12′及び24′は、図1に比べて余分な切換え状態″保持″を持っている。この切換え状態で圧縮空気導管13又は圧縮空気導管26は、電磁弁12′及び24′を介して給気も排気もされない。これにより、出力される空気圧力を圧縮空気導管13又は圧縮空気導管26に保持する場合、圧縮空気の消費が少なくなる、即ち図1による電磁弁12又は24により空気圧力を保持するためには、この電磁弁を常に再び給気状態と排気状態との間で切換えねばならない。しかし排気の際、給気の切換え状態で再び圧縮空気貯蔵容器から供給される圧縮空気が、圧縮空気導管13又は26から逃げる。図2による電磁弁12′及び24′は、圧縮空気のこの損失を回避する。この弁は圧縮機による圧縮空気を一層少なく供給せねばならない。それにより燃料が節約される。場合によっては圧縮機を一層小さく選び、即ち一層低い出力従って一層安価に選ぶことができる。駐車制動調整器1における部品のそれ以外の配置は、図1の説明において述べた配置と同じである。更に特定の圧力が一層一様に設定可能である。
図3に示す駐車制動調整器1の実施例では、図1及び2の実施例と比較して、制御圧縮空気出口17から供給可能なトレーラ用制御圧力が、駐車制動調整器1において調整可能である。このため制御圧縮空気入口21及び22にかかる圧力のうち高い方の圧力が、セレクト・ハイ弁23を経て、直接圧縮空気導管15を経て保持弁2、圧縮空気導管16従って制御圧縮空気出口17には与えられない。むしろ圧縮空気導管61にはまだ調整された圧力が存在する。セレクト・ハイ弁62及び圧縮空気導管63を経て、圧縮空気導管15及び61内の圧力のうち高い方の圧力が、保持弁2及び圧縮空気導管6を経てトレーラ用制御圧縮空気出口17へ供給可能である。制御圧縮空気出口17へ供給されるトレーラ用制御圧力は、従って制動ペダル装置18で出力されて入口21及び22にかかる圧力のうち大きい方の圧力と常に少なくとも同じ大きさである。これにより、トレーラが常にトラクタと少なくとも同じ強さで制動されるようにすることができる。このことは、制動中に車両列車を安定に保つために重要である。
トレーラ用制御圧力の調整は、既に図1又は2の実施例に存在する電磁弁12又は12′により行うことができる。即ち電磁弁64により、電磁弁12′の出口に接続される圧縮空気導管65が、択一的に、圧縮空気導管13を経て貯蔵圧縮空気出口14に接続可能であるか、又は圧縮空気導管61を経てセレクト・ハイ弁62に接続可能である。電磁弁64の給電されない状態で、図3による実施例の動作が図2による実施例の動作と同じである。これに反し電磁弁64の給電される状態で、電磁弁12′により制御圧縮空気出口17へ供給される空気圧力が、制御圧縮空気入口21及び22にかかる空気圧力に対して増大可能である。電磁弁64のこの給電される状態で、更にこの電磁弁64及び圧縮空気導管66を経て、圧縮空気導管13が圧縮空気導管10に接続可能であり、従って圧縮空気導管5及び6を経て圧縮空気貯蔵容器3及び4に接続可能である。従って電磁弁64の給電される状態で、貯蔵圧縮空気出口14に、貯蔵圧縮空気入口7及び8にかかる圧力のうち高い方の圧力がかかる。その場合トレーラに場合によっては存在するばね−膜制動シリンダのばね部分が給気される。その場合駐車制動機は投入されず、トレーラは駐車制動機を介しては制動されず、即ちトレーラの駐車制動機能は実行されない。
走行作動中にトレーラ用貯蔵空気圧力の調整は必要でない。従って走行作動中に、存在する電磁弁12′はトレーラ用制御圧力の調整に有利に使用することができる。従って常用制動機を介して例えばジャックナイフ防止機能を実行することができる。図1及び図2による実施例と比較して、図3による実施例はなお付加的な圧力センサ67を持っている。即ち圧縮空気導管65は、いかなる場合にも圧縮空気導管13を経て圧力センサ42に接続されているのではない。従って電磁弁12′により調整される圧縮空気導管65内の圧力は、圧力センサ67により測定可能である。費用上の理由から導管破裂認識の分解能を減少する場合、圧力センサ42をなくすことができる。
本発明のこの実施例では、場合によっては圧力センサ67の測定値も貯蔵圧縮空気出口14における圧力低下の検出に利用可能である。
圧力センサ40,41,42,43及び67は駐車制動調整器1に統合されている。その代わりに、少なくとも1つ又は複数又はすべての圧力センサ40,41,42,43及び/又は67は駐車制動調整器1に統合されていない。その場合少なくとも1つの圧縮空気導管が駐車制動調整器1から出ており、圧力センサ40,41,42,43及び/又は67の少なくとも1つにより、この圧縮空気導管において空気圧力が測定可能である。しかし費用上の理由から、分解構造より統合構造の方が好ましい。
図4に示す別の実施例では、図3の実施例におけるように、圧縮空気導管61内の空気圧力が調整可能であり、それにより駐車制動調整器1の制御圧縮空気出口17へ供給されるトレーラ用制御圧力が、制動ペダル装置18において発生されて駐車制動調整器1の制御圧縮空気入口21及び22にかかる圧力に対して増大可能である。
図3の実施例とは異なり、図4の実施例は、圧縮空気導管61内の圧力を調整する電磁弁12′を使用しない。むしろ圧縮空気導管61内の圧力は、電磁弁71及び圧縮空気導管66を経て調整可能である。即ち圧縮空気導管66は、圧縮空気貯蔵容器3及び4から圧縮空気を供給可能である。
電磁弁71は3つの可能な状態を持っている。電磁弁71の給電されない状態で、圧縮空気導管66は圧縮空気導管61から切離されている。その場合出力される圧縮空気導管61内の圧力は保持される。2つの他の状態では、電磁弁71を経て圧縮空気導管61が給気又は排気可能である。
圧縮空気導管63は圧力センサ72に接続されている。圧力センサ72の測定値は、ジャックナイフ防止制動機能のための調整される圧力の制御に用いられる。保持弁2がまだ導通位置にある場合、即ち圧縮空気導管13内の圧力がまだ所定の限界値以上である場合、制御圧縮空気出口17に現れる圧力損失を伴う圧縮空気導管16の破裂も、圧力センサ72により認識可能である。
図5は、駐車制動調整器1に統合される保持弁2を持つ本発明の別の実施例を示し、制御圧縮空気出口17へ供給されるトレーラ用制御圧力が、駐車制動調整器1において調整可能である。図5の実施例は図3の実施例と大幅に同じである。しかし電磁弁64の代わりに、電磁弁81は2つの入口、2つの出口及び2つの可能な状態を持っている。給電されない状態で図5の実施例の動作は図2の実施例の動作と同じである。即ち制御圧力は調整可能でない。しかし電磁弁81の給電される状態で、圧縮空気導管61内の圧力は電磁弁12′により調整可能である。圧縮空気導管61,19及び20内の圧力のうち最大圧力は、セレクト・ハイ弁62の後で圧縮空気導管63内に存在しかつ保持弁2が導通する場合駐車制動調整器1の制御圧縮空気出口17にかかる圧力と同じである。
図3の実施例における電磁弁64の使用に対し電磁弁81を使用することの利点は、電磁弁81のポートの数及び圧縮空気導管65及び13の分枝の数が少ないことである。即ち図3による実施例の電磁弁64は圧縮空気導管のために6つのポートを持っているが、図5による実施例の電磁弁81は圧縮空気導管のために4つのポートしか持っていない。
図5の実施例と図3の実施例とのそれ以外の相違は、圧縮空気導管の圧力の測定である。即ち図3による圧力センサ67の代わりに、図5の実施例では圧力センサ82が設けられている。圧力センサ82により、圧縮空気導管65内の空気圧力ではなく、圧縮空気導管16内又は駐車制動調整器1の制御圧縮空気出口17における空気圧力が測定可能である。従って制御圧縮空気出口17における圧力低下が、圧力センサ82により速く認識可能である。制御圧縮空気出口17における圧力低下の際、保持弁2が圧縮空気導管63と圧縮空気導管16又は駐車制動調整器1の制御圧縮空気出口17との接続を遮断せねばならない。このため圧縮空気導管13の急速な排気が必要である。大抵の場合圧縮空気導管16及びトレーラへ至る圧縮空気導管13の同時又はほぼ同時の破裂が起こることであろう。しかし制御圧力用圧縮空気のみが制御圧縮空気出口17を経て逃げることがあると、これは圧力センサ82により認識可能であり、それから電磁弁81が給電されない状態に切換わることができ、圧縮空気導管13及び65が電磁弁12′の完全に給電される状態でこの電磁弁を経て急速に排気可能である。従って電磁弁12′により直接に、また所定の閾値以下に圧縮空気導管13内の圧力が低下する際遮断状態に切換わる保持弁2を経て間接に、トラクタの制動システムが、低すぎる制御圧力及び/又は貯蔵圧力による故障から保護されている。
図6は、圧縮空気制動装置においてトラクタ保護弁2を統合された駐車制動調整器1を簡単化した概略図で示す。図1〜5と比較して、図6には圧縮空気制動装置の別の部品が示されている。駐車制動調整器1自体は、その内部構造の表示を省略して、その圧縮空気入口、圧縮空気出口及び電気接続部のみにより示されている。駐車制動調整器1は、トラクタ保護弁2を統合された任意の実施形態であってもよい。
駐車制動調整器1は2つの貯蔵圧縮空気入口7及び8を持っている。これらの貯蔵圧縮空気入口7及び8は、圧縮空気導管5及び6を経て圧縮空気貯蔵容器3及び4に接続されている。貯蔵圧縮空気入口7及び8を経て、圧縮空気貯蔵容器3及び4から駐車制動調整器1へ圧縮空気を供給可能である。圧縮空気貯蔵容器3及び4は、圧縮空気導管83及びそれぞれ逆止め弁RS1,RS2を経て別の圧縮空気容器84に接続され、この圧縮空気容器84は圧縮空気供給装置特に圧縮機に接続されている。この圧縮空気容器84から圧縮空気貯蔵容器3及び4へ圧縮空気が供給可能である。
更に図は駐車制動調整器1にある制御圧縮空気入口21及び22を示す。第1の制動回路及び第2の制動回路のために、制動ペダル装置18から出力される圧力が、圧縮空気導管19,20及び制御圧縮空気入口21,22を経て駐車制動調整器1へ供給可能である。第1の制動回路を制御するための圧縮空気は、圧縮空気貯蔵容器3から圧縮空気導管85を経て制動ペダル装置18へ供給可能である。第2の制動回路の第2の圧縮空気貯蔵容器4から、圧縮空気導管86を経て制動ペダル装置18へ圧縮空気が供給可能である。
圧縮空気導管19を持つ第1の制動回路の圧力及び圧縮空気導管20を持つ第2の制動回路の圧力は、制動ペダル装置18により空気式及び/又は電気空気式に出力可能である。圧力の電気空気式出力のために、図示しない弁装置が設けられている。その場合制動ペダル装置18は、弁装置へ供給可能な制動要求信号も発生する。
第1の制動回路の出力される圧力は、圧縮空気導管87を経て、中継弁88へ供給可能である。中継弁88は、更に圧縮空気導管89を経て圧縮空気貯蔵容器3の貯蔵圧力を供給される。中継弁88は空気量を増大する弁装置であり、圧縮空気導管87の圧力を、空気量を増大して、圧縮空気導管90及び91、ロック防止(ABS)弁92及び93、圧縮空気導管94及び95を経て、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36へ供給する。この複合ばね−膜制動シリンダ35及び36により、車両の後車軸の車輪の常用制動機能が実行可能である。
車輪のロックは図示しないセンサにより認識可能である。このため例えば回転数センサが車輪にある。これらのセンサの信号が制御装置45へ送信可能である。ABS弁92又は93は、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36により制動される車輪のロックが検出されると、圧縮空気導管94又は95を排気する。
複合ばね−膜制動シリンダ35及び36は、更に圧縮空気導管31を経て駐車制動調整器1の圧縮空気出口32に接続されている。それにより駐車制動調整器1によって、複合ばね−膜制動シリンダ35及び36のばね部分35及び36に給気又は排気することができる。これにより駐車制動機が釈放又は投入される。
制動ペダル装置18から出力される第2の制動回路用の空気圧力は、圧縮空気導管96により中継弁97へ供給可能である。この中継弁97は空気量を増大する弁装置であり、第2の圧縮空気貯蔵容器4から圧縮空気導管98を経て供給される圧縮空気を、圧縮空気導管96の圧力で、圧縮空気導管99及び100、ABS弁101及び102、圧縮空気導管103及び104を経て、車両の前車軸の車輪を制動する制動シリンダ105及び106へ供給する。
ABS弁101及び102の動作は、ABS弁92及び93の動作に応じて行われる。制動シリンダ105及び106により制動可能な車輪のロックを検出するため、図示しないセンサが設けられている。これらのセンサから、信号が図示しないデータ導線を介して制御装置45へ送信可能である。
図においてABS弁92,93,101及び102は、制御装置45から電気導線107,108,109及び110を介して制御可能である。
本発明はここに示した実施例に限定されない。本発明は、例えば別の電磁弁が設けられ、またトラクタ保護弁2が駐車制動調整器1に統合されている駐車制動調整器の別の実施形態にも及ぶ。その際トラクタ保護弁2は保持弁でなくてもよい。むしろトラクタ保護弁は、トラクタ保護弁2の機能を持つ他の弁又は複数の多の弁の組合わせであってもよい。
更に図1〜5に鎖線で示したそれぞれの駐車制動調整器1のシステム限界は、図示したシステム限界により包括される構成部分より多く又は少なく含むことができ、即ち駐車制動調整器1にもっと多いか又は少ない構成部分を統合することができる。
電気エネルギ供給装置の故障の際システム挙動に対する要求が少ない場合、図2〜5にある弁12′,24′における緩慢な排気の機能を省くことができる。
前記の説明及び特許請求の範囲においてあげられた特徴は、本発明により単独でも任意の組合わせでも使用可能である。従って本発明は、上述するか又は請求した特徴の組合わせには限定されない。むしろ個々の特徴のすべての組合わせが開示されているものとみなされる。

Claims (8)

  1. トラクタとトレーラから成る車両列車における少なくとも1つのトレーラの制動機の駐車制動機能を制御するための電気空気式駐車制動調整器であって、駐車制動調整器(1)が、トラクタの制動機の複合ばね−膜制動シリンダ(35,36)のばね制動シリンダ又はばね部分(33,34)の給気及び排気用弁装置を持ち、駐車制動調整器(1)が、トラクタの圧縮空気貯蔵容器(3,4)から圧縮空気を駐車制動調整器(1)にある少なくとも1つの圧縮空気導管(10)へ供給するための少なくとも1つの貯蔵圧縮空気入口(7,8)を持ち、駐車制動調整器(1)が、トレーラの制動機のために貯蔵圧力を供給可能な少なくとも1つの貯蔵圧縮空気出口(14)と、トレーラの制動機のために制御圧力を供給可能な少なくとも1つの制御圧縮空気出口(17)を持っているものにおいて、駐車制動調整器(1)にトラクタ保護弁(2)が統合され、トレーラへ供給される貯蔵圧力が所定の閾値以下に低下する際、少なくとも1つの制御圧縮空気出口(17)へ至る圧縮空気導管(16)が自動的に遮断可能であることを特徴とする、駐車制動調整器。
  2. トラクタ保護弁(2)が、トレーラへ供給される貯蔵圧力により開閉可能な空気圧保持弁(2)であり、トレーラの制動機用の制御圧力を供給するため駐車制動調整器(1)の制御圧縮空気出口(17)へ至る圧縮空気導管(16)が、空気圧保持弁(2)を介して遮断可能であることを特徴とする、請求項1に記載の駐車制動調整器。
  3. 駐車制動調整器(1)の貯蔵圧縮空気出口(14)の圧力が所定の閾値以下に低下する際、トレーラへ至る圧縮空気導管(16)が、トラクタから供給される貯蔵圧力により自動的に遮断可能であることを特徴とする、請求項2に記載の駐車制動調整器。
  4. トレーラへ供給される貯蔵圧力の圧力低下を検出可能な圧力センサ(42)が設けられ、この測定値により、単独に又は車両状態を特徴づける少なくとも1つの別の値と共に、トレーラ用貯蔵圧力の予期しない圧力低下が存在するか否かが認識可能であり、予期しない圧力低下が認識されると、トレーラ用貯蔵圧力が、トラクタから供給される貯蔵圧力から自動的に遮断可能であることを特徴とする、請求項3に記載の駐車制動調整器。
  5. 予期しない圧力低下が、測定される貯蔵圧力の少なくとも1つの時間的及び/又は場所的圧力勾配により認識可能であり、圧力勾配が少なくとも2つの測定値から求められることを特徴とする、請求項4に記載の駐車制動調整器。
  6. トレーラ用制御圧力が駐車制動調整器(1)において調整可能であり、駐車制動調整器(1)の制御圧縮空気入口(21,22)に存在する制御圧力を越えて増大可能であることを特徴とする、請求項5に記載の駐車制動調整器。
  7. レクト・ハイ弁(62)、即ち少なくとも2つの入口にかかる圧力のうち高い方の圧力を持つ入口を出口に接続可能なシャトル弁が設けられ、出口にトレーラ用制御圧力が供給可能であり、1つの入口が入ってくる制御圧力用の駐車制動調整器(1)の制御圧縮空気入口(21,22)に接続可能であり、別の入口が圧力を調整可能でかつ供給可能な少なくとも1つの弁装置(12,71)に接続可能であることを特徴とする、請求項6に記載の駐車制動調整器。
  8. 弁装置(12)が、択一的にトレーラ用制御圧力の調整のため又はトレーラ用貯蔵圧力の調整のために切換え可能であることを特徴とする、請求項7に記載の駐車制動調整器。
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