JP5348196B2 - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5348196B2
JP5348196B2 JP2011164784A JP2011164784A JP5348196B2 JP 5348196 B2 JP5348196 B2 JP 5348196B2 JP 2011164784 A JP2011164784 A JP 2011164784A JP 2011164784 A JP2011164784 A JP 2011164784A JP 5348196 B2 JP5348196 B2 JP 5348196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
duct
housing
circle
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011164784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013029387A (ja
Inventor
隆史 大賀
智之 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011164784A priority Critical patent/JP5348196B2/ja
Priority to US13/556,506 priority patent/US8739619B2/en
Publication of JP2013029387A publication Critical patent/JP2013029387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5348196B2 publication Critical patent/JP5348196B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6845Micromachined devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F5/00Measuring a proportion of the volume flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • G01K13/024Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow of moving gases

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成し、バイパス流路に配置される流量センサによって空気流量を測定する空気流量測定装置に関する。
従来より、図7に示すように、空気流量測定装置100として、ダクト101の内部を流れる空気(主流)の一部を取り込むバイパス流路を形成するハウジング102と、ハウジング102の外側でダクト101内を流れる吸入空気の温度を測定するための温度センサ部品103とを備えるものがある。
空気流量測定装置100は、取付穴106に嵌合する嵌合部107を有し、嵌合部107の一端側に延びて設けられるハウジング102と温度センサ部品103とを備える。
なお、温度センサ部品103は、嵌合部107の一端側に延びるターミナル108とターミナル108に電気的に接続される温度検出素子109とを有する。
なお、空気流量測定装置100は取付穴106からダクト101内に挿入することにより設置され、一端側とは、空気流量測定装置100を取付穴106からダクト101内に挿入する際の挿入方向先端側となる。そして嵌合部107の他端側には、ダクト101の外へ突出するコネクタ部111が設けられている。
すなわち、空気流量測定装置100は、一端側から取付穴106へ挿入され、嵌合部107が取付穴106に嵌合するとともにコネクタ部111がダクト101の外に突出した状態でダクト101に設置される。
ところで、ハウジング102をダクト101内に挿入する際には、温度センサ部品103(温度検出素子109やターミナル108)がダクト101に接触して、温度センサ部品103が破損する虞がある。このため、温度センサ部品103のダクト101への接触を防止するための技術として、温度センサ部品103の周囲や温度検出素子109の周囲に保護部材112を設ける技術が開示されている(特許文献1、2参照)。
しかし、保護部材112は、ハウジング102の外側に突出して設けられているものが多く、ダクト101内の主流に対しては流路に突出する障害物となり、主流の圧力損失を増大させる虞がある。
特開2010−185793号公報 特開2011−85542号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、空気流量測定装置において、保護部材を設けることなく、温度センサ部品のダクトへの接触を回避することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の空気流量測定装置は、測定対象となる空気が流れるダクトの管壁に形成された取付穴に嵌合する嵌合部、嵌合部からダクトの内側に延びて設けられて、ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成するハウジング、バイパス流路に配設される流量センサ、および、ハウジングに設けられたターミナルと、ターミナルに接続されるとともにハウジングの外側でダクト内を流れる空気の温度を検出する温度検出素子とを有する温度センサ部品を備え、ハウジングを取付穴からダクトへ挿入することによりダクトに設置される。
そして、温度検出素子がある位置における、ハウジングが延びる方向に垂直な面を仮想面Xとすると、仮想面Xに対する嵌合部の投影形状が円C1である。
また、仮想面X上において、ダクト内の流れにおけるハウジングの上流端を点a、下流端を点bとし、円C1の中心から最も離れた温度センサ部品上の1つの点を点cとしたときに、仮想面X上において、点a、bは、円C1上もしくは円C1の内側に位置し、点cは、円C1の内側に位置し、点a〜cを通る仮想円Yは、径が円C1の径よりも大きい。
そして、点a〜cは、ダクトへの挿入時に、点aおよび点bの少なくとも一方が取付穴の内周面に接触した場合に、点cが取付穴の内周面から離れているような位置関係にある。
これによれば、取付穴への挿入時に、仮にハウジングの上下流の端部がダクトに仮に接触してしまったとしても、温度検出部には接触しない構造となる。つまり、ハウジングと温度センサの位置関係によって、温度センサのダクトへの接触を防止することができる。このため、保護部材は不要であり、ダクト内を流れる主流の圧力損失を低減することができる。
さらに、請求項1に記載の空気流量測定装置によれば、上流端を含むハウジングの上流端部の断面形状が、三角状もしくは円弧状である。
これによれば、主流の圧力損失を低減することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の空気流量測定装置では、仮想面Xに対する嵌合部の投影形状が楕円C2をなしている。
また、仮想面X上において、ダクト内の流れにおけるハウジングの上流端を点a、下流端を点bとし、楕円C2の中心から最も離れた前記温度センサ部品上の1つの点を点cとし、楕円C2の長径の両端のうち、上流側を点d、下流側を点eとし、、点d、eを通るとともに、楕円C2に接する仮想円を仮想円C3とすると、仮想面X上において、点a〜cは、楕円C2の内周側に位置し、点aは点dに、点bは点eに近接しており、点a〜cを通る仮想円Zは、径が仮想円C3の径よりも大きい。
そして、点a〜cは、ダクトへの挿入時に、点aおよび点bの少なくとも一方が取付穴の内周面に接触した場合に、点cが取付穴の内周面から離れているような位置関係にある。
これによれば、仮想面Xに対する嵌合部の投影形状が楕円形状である場合も、請求項1の手段と同様の作用効果を得ることができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段によれば、請求項2に記載の空気流量測定装置において、上流端を含むハウジングの上流端部の断面形状が、三角状もしくは円弧状である。
これによれば、主流の圧力損失を低減することができる。
(a)は空気流量測定装置の断面図である(実施例1)。 (a)は空気流量測定装置の正面図であり、(b)は放出口を主流の下流側から見た図である(実施例1)。 空気流量測定装置の背面図である(実施例1)。 図3のA−A断面図である(実施例1)。 仮想面Xで切断した空気流量測定装置を挿入方向先端側から見た図である(実施例2)。 (a)〜(c)は、ハウジングの上流端部の断面図である(変形例)。 空気流量測定装置の断面図である(従来例)。
実施形態の空気流量測定装置は、ダクトの管壁に形成された取付穴に嵌合する嵌合部、嵌合部からダクトの内側に延びて設けられてバイパス流路を形成するハウジング、バイパス流路に配設される流量センサ、および、ハウジングに設けられた温度センサ部品を備え、ハウジングを取付穴からダクトへ挿入することによりダクトに設置される。
そして、温度センサ部品の温度検出素子がある位置における、ハウジングが延びる方向に垂直な面を仮想面Xとすると、仮想面Xに対する嵌合部の投影形状は、円C1である。
また、仮想面X上において、ダクト内の流れにおけるハウジングの上流端を点a、下流端を点bとし、円C1の中心から最も離れた温度センサ部品上の1つの点を点cとしたときに、仮想面X上において、点a、bは、円C1上もしくは円C1の内側に位置し、点cは、円C1の内側に位置し、点a〜cを通る仮想円Yは、径が円C1の径よりも大きい。
そして、点a〜cは、ダクトへの挿入時に、点aおよび点bの少なくとも一方が取付穴の内周面に接触した場合に、点cが取付穴の内周面から離れているような位置関係にある。
また、上流端(点a)を含むハウジングの上流端部の断面形状が、三角状もしくは円弧状である。
〔実施例1〕
実施例1の空気流量測定装置(以下、流量測定装置1と呼ぶ)の構成を、図1〜3を用いて説明する。
流量測定装置1は、例えば、自動車用エンジンへの吸入空気量を計測するエアフローメータであって、自動車用エンジンへの吸気路を形成するダクトDに取り付けられて使用されるものである。
なお、ダクトDの管壁には、取付穴Daが開口しており、流量測定装置1は取付穴DaからダクトD内に挿入することにより設置される。
流量測定装置1は、以下に説明する嵌合部2、ハウジング3、流量センサ4、温度センサ部品5などにより一体的に構成されている。
嵌合部2は、取付穴Daに嵌合するものであって、取付穴Daの内周面に面する外周面を有している。この外周面には周溝2aが形成されており(図2参照)、周溝2aに配されるOリング2bによって、取付穴Daの内周面と嵌合部2の外周面との間が密封される(図1参照)。
嵌合部2の一端側には、ハウジング3と温度センサ部品5とが突出しており、嵌合部2の他端側には、コネクタ部7が設けられている。以下では、嵌合部2のハウジング3が延びる方向に沿う方向を高さ方向とし、一端側とは高さ方向一端側であり、他端側とは高さ方向他端側を指すものとして説明する。
なお、一端側は、流量測定装置1を取付穴DaからダクトD内に挿入する際の挿入方向先端側ともなる。
このため、嵌合部2が取付穴Daに嵌合した状態において、一端側とはダクトDの内側にハウジング3が延びる方向であり、ハウジング3と温度センサ部品5とはダクトD内に突出し、コネクタ部7はダクトDの外に突出する。
ハウジング3は、嵌合部2の一端側に延びて設けられており、ダクトDの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成する。
ハウジング3は、吸気路を流れる空気の流れ(主流)の上流側に向かって開口し、吸入空気の一部を取り込む吸入口13と、吸入口13から取り込んだ空気を通す内部流路14と、吸気路の下流側に向かって開口し、吸入口13から取り込まれた空気を吸気路に戻す放出口15とを備える。
内部流路14は、吸気路を流れる空気の流れ(主流)の上流側に向かって開口し、吸気路を順方向に流れる空気の一部を取り込む吸入口13と、吸入口13から取り込んだ空気を通すとともに流量センサ4を収容する内部流路14と、吸気路の下流側に向かって開口し、吸入口13から取り込まれて流量センサ4を通過した空気を吸気路に戻す放出口15とを備える。そして、流量センサ4は、吸入口13から取り込まれた空気との間に伝熱現象を発生させて質量流量相当の出力値を発生する。
内部流路14は、吸入口13から下流側に連続する吸入流路17と、放出口15から上流側に連続する放出流路18と、流量センサ4を収容するとともに吸入流路17と放出流路18とを接続するように周回する周回流路19とを有する。
吸入流路17は、吸入口13から下流側に直線的に伸びるように設けられており、吸入流路17における流れは、主流における順流と平行になる。そして、吸入流路17の下流端には、吸入口13から取り込まれた空気に含まれるダストを直進させて排出するためのダスト排出流路21が接続している。また、ダスト排出流路21の下流端はダスト排出口22を形成している。
周回流路19は、例えば、吸入流路17と放出流路18とに略C字状に接続し、吸入口13から取り込まれた空気を吸入流路17から放出流路18に向かって周回させる。また、流量センサ4は、周回流路19において吸入流路17における流れ方向とは逆の方向に流れる部分に収容されている。すなわち、この周回流路19に配置された流量センサ4によって流量が検出される。
放出流路18は、周回流路19の下流端に接続して、周回流路19の下流端から略直角に旋回するように屈曲しており、放出口15はその下流端に形成される(図1、図2(a)参照)。
また、放出流路18は、吸入流路17に跨るように上流端から2つに分岐し、放出口15は、吸入流路17の両側の2箇所に形成されている(図2(b)参照)。
流量センサ4は、バイパス流路を流れる空気の流量に応じて電気的な信号(例えば電圧信号)を出力するものである。
具体的には、半導体基板に設けられたメンブレン上に、薄膜抵抗体で形成された発熱素子と感温素子とを有し、これらの素子が回路モジュールに内蔵される回路基板(図示せず)接続されている。
図3に示すように、温度センサ部品5は、一対のターミナル23、24と、ターミナル23、24に電気的に接続する温度検出素子25とを有する。なお、図3は、図2(a)の流量測定装置を紙面奥行き側からみた図(背面図)である。
ターミナル23、24は、回路モジュールに内蔵される回路基板に接続しており、温度検出素子25はターミナル23、24を介して、回路基板に電気的に接続する。
温度検出素子25は、抵抗体26と、抵抗体26の両側に設けられたリード部28、29とを有する。
また、ターミナル23、24は、ハウジング3の外側において嵌合部2の一端側に突出するように設けられており、ターミナル23、24にリード部28、29がそれぞれ溶接されることにより、温度検出素子25はハウジング3の外側で支持されている。
以上で説明した通り、流量測定装置1は、嵌合部2の一端側にハウジング3及び温度センサ部品5が突出した構造となっている。
そして、流量測定装置1は、一端側から取付穴Daへ挿入され、嵌合部2が取付穴Daに嵌合するとともにコネクタ部7がダクトDの外に突出した状態でダクトDに設置される(図1参照)。
〔実施例1の特徴〕
実施例1の特徴を図3、4を用いて説明する。
図3に示すように、温度検出素子25がある位置における、高さ方向に垂直な面を仮想面Xとする。
図4は、仮想面Xで切断した流量測定装置1を一端側から見た図であるA−A断面図を示す。
主流方向及び高さ方向(図4の紙面奥行き方向)に垂直な方向を幅方向とすると、温度センサ部品5はハウジング3の幅方向一端側に配され、2本のターミナル23、24は主流方向に並んでおり、ターミナル23、24の幅方向一端面にリード部28、29が溶着されている。
図4に示すように、仮想面Xに対する嵌合部2の投影形状は、径d1の円C1である。つまり、高さ方向から見た嵌合部2の外形形状は、径d1の円形である。
本実施例では、取付穴Daが丸穴であり、嵌合部2は取付穴Daの形状に対応して、外形円形を呈している。このため、仮想面Xに投影した嵌合部2の外形形状も円形である。なお、ターミナル23、24間の中心は、円C1の主流方向の中心上に存在している。
また、図4に示すように、仮想面X上での、主流におけるハウジング3上流端を点a、下流端を点bとし、円C1の中心点Oから最も離れた温度センサ部品5上の点を点cとすると、点a、bは円C1上に位置し、点cは円C1の内側に位置している。本実施例では、ハウジング3の幅方向中心と円C1の幅方向中心とは同じ位置にあり、点a、bは、円C1の主流方向の両端に位置している。
なお、図4に示すように温度センサ部品5が配置されている場合には、各リード部28、29の先端が円C1の中心点Oから最も離れた温度センサ部品5上の点となり、そのうちの一方の点を点cとしている。
そして、点a〜cは、点a〜cを通る仮想円Yの径dyが、円C1の径d1よりも大きくなるような位置関係に設定されている。
なお、仮想円Yは、図4に示すように、点cが点aと点bとの間の劣弧上に位置するような円となる。
点a〜cが、このような位置関係にある場合、点aと点bが、点cに比べて、取付穴Daの内周面に接触しやすくなる。そして、点aと点bの少なくともどちらかが、取付穴Daの内周面に接触したときでも、点cは取付穴Daの内周面から離れた状態となる。
なお、温度検出素子25がある位置における高さ方向に垂直な面を仮想面Xとしたが、この位置に限らず、ターミナル23、24が延びている高さ範囲全体における高さ方向に垂直な仮想面上で、点a〜cが上述の位置関係となっている。
また、本実施例では、ハウジング3の上下流側の壁が、内部の流路形状に沿った形状ではなく、上下流側にそれぞれ突出する突出部30、31を有している。そして、突出部30の先端に点aが、突出部31の先端に点bが存在している。
突出部30の高さ方向に垂直な断面形状は、上流端に向かって先細りとなる形状となっており、先端に円弧を有する半円断面形状を有している。
なお、突出部31の断面形状も、突出部30と同様に先端が半円断面形状を有している。
〔実施例1の作用効果〕
実施例1の流量測定装置1は、点a〜cが、円C1の内周側に位置し、点a〜cを通る仮想円Yの径dyが、円C1の径d1よりも大きくなるような位置関係に設定されている。
点a〜cをこのような位置関係にするならば、取付穴Daへの挿入時に、仮にハウジング3の上流端である点aや下流端である点bがダクトDに接触してしまったとしても、温度センサ部品5には接触しない構造となる。
つまり、ハウジング3と温度センサ部品5の位置関係によって、温度センサ部品5のダクトDへの接触を防止することができる。
このため、保護部材は不要であり、ダクトD内を流れる主流の圧力損失を低減することができる。
〔実施例2〕
実施例2を実施例1とは異なる点を中心に図5を用いて説明する。
図5に示すように、本実施例では、仮想面Xに対する嵌合部2の投影形状は、楕円C2である。つまり、高さ方向から見た嵌合部2の外形形状は、楕円形である。
本実施例では、取付穴Daが楕円形状の穴であり、嵌合部2は取付穴Daの形状に対応して、外形楕円形を呈している。このため、仮想面Xに投影した嵌合部2の外形形状も楕円形である。
また、図5に示すように、仮想面X上での、主流におけるハウジング3上流端を点a、下流端を点bとし、楕円C2の中心点Oから最も離れた温度センサ部品5上の点を点cとすると、点a〜cは、楕円C2の内周側に位置している。
なお、本実施例では、楕円C2は主流方向を長径方向としており、ハウジング3の幅方向中心と楕円C2の幅方向中心とは同じ位置にある。
また、図5に示すように温度センサ部品5が配置されている場合には、各リード部28、29の先端が楕円C2の中心点Oから最も離れた温度センサ部品5上の点となり、そのうちの一方の点を点cとしている。
そして、楕円C2の長径の両端のうち、上流側を点d、下流側を点eとすると、点aは点dに、点bは点eに近接している。本実施例では、主流方向が長径方向であるため、点d、eはそれぞれ嵌合部2の上流端及び下流端となっており、点aは点dのわずかに下流側、点bは点eのわずかに上流側に位置しており、点ab間長さは、点de間長さの9割程度となっている。
また、点d、eを通るとともに、楕円C2に接する仮想円を仮想円C3とすると、仮想面X上において、点a〜cは、点a〜cを通る仮想円Zの径dzが、仮想円C3の径d3よりも大きくなるような位置関係に設定されている。
なお、本実施例の仮想円C3は、点d、点eを通り、点dと点eとの間の円弧の中心に接する円となる。
点a〜cが、このような位置関係にある場合、点aと点bが、点cに比べて、取付穴Daの内周面に接触しやすくなる。そして、点aと点bの少なくともどちらかが、取付穴Daの内周面に接触したときでも、点cは取付穴Daの内周面から離れた状態となる。
以上の構成によって、実施例2においても、実施例1と同様に、取付穴Daへの挿入時に、仮にハウジング3の上流端である点aや下流端である点bがダクトDに接触してしまったとしても、温度センサ部品5には接触しない構造となる。
実施例1では、突出部30の断面形状は先端が円弧状になっていたが、これ以外にも、図6(a)に示すような楕円円弧状や、図6(b)に示すような三角状の断面形状であってもよい。この場合も、実施例1と同様に、突出部30が上流端に向かって先細りとなるため、主流の圧力損失を低減できる。
また、本発明が適用されない例として、突出部30は、図6(c)に示すように、先端に平面を有し、先細りとなっていない形状であってもよい。
また、実施例1では、周回流路19を有する内部流路14によってバイパス流路を設けていたが、バイパス流路の態様はこれに限らず、主流の一部を取り込んで周回させることなく、吸入口13から主流方向の順流に沿って形成され、吸入口13から入った吸気を主流方向の順流に沿って流して放出するようなバイパス流路の態様であってもよい。
1 空気流量測定装置
2 嵌合部
3 ハウジング
4 流量センサ
5 温度センサ部品
14 内部流路
23、24 ターミナル
25 温度検出素子
D ダクト
Da 取付穴

Claims (3)

  1. 測定対象となる空気が流れるダクトの管壁に形成された取付穴に嵌合する嵌合部、
    前記嵌合部から前記ダクトの内側に延びて設けられて、前記ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成するハウジング、
    前記バイパス流路に配設される流量センサ、
    および、前記ハウジングに設けられたターミナルと、前記ターミナルに接続されるとともに前記ハウジングの外側で前記ダクト内を流れる空気の温度を検出する温度検出素子とを有する温度センサ部品を備え、
    前記ハウジングを前記取付穴から前記ダクトへ挿入することにより前記ダクトに設置される空気流量測定装置であって、
    前記温度検出素子がある位置における、前記ハウジングが延びる方向に垂直な面を仮想面Xとすると、
    前記仮想面Xに対する前記嵌合部の投影形状が円C1をなし、
    前記仮想面X上において、前記ダクト内の流れにおける前記ハウジングの上流端を点a、下流端を点bとし、前記円C1の中心から最も離れた前記温度センサ部品上の1つの点を点cとしたときに、
    前記仮想面X上において、前記点a、bは、前記円C1上もしくは前記円C1の内側に位置し、前記点cは、前記円C1の内側に位置し、
    前記点a〜cを通る仮想円Yは、径が前記円C1の径よりも大きく、
    前記点a〜cは、前記ダクトへの挿入時に、前記点aおよび前記点bの少なくとも一方が前記取付穴の内周面に接触した場合に、前記点cが前記取付穴の内周面から離れているような位置関係にあり、
    また、前記上流端を含む前記ハウジングの上流端部の断面形状が、三角状もしくは円弧状であることを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 測定対象となる空気が流れるダクトの管壁に形成された取付穴に嵌合する嵌合部、
    前記嵌合部から前記ダクトの内側に延びて設けられて、前記ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成するハウジング、
    前記バイパス流路に配設される流量センサ、
    および、前記ハウジングに設けられたターミナルと、前記ターミナルに接続されるとともに前記ハウジングの外側で前記ダクト内を流れる空気の温度を検出する温度検出素子とを有する温度センサ部品を備え、
    前記ハウジングを前記取付穴から前記ダクトへ挿入することにより前記ダクトに設置される空気流量測定装置であって、
    前記温度検出素子近傍における、前記ハウジングが延びる方向に垂直な面を仮想面Xとすると、
    前記仮想面Xに対する前記嵌合部の投影形状が楕円C2をなし、
    前記仮想面X上において、前記ダクト内の流れにおける前記ハウジングの上流端を点a、下流端を点bとし、前記楕円C2の中心から最も離れた前記温度センサ部品上の1つの点を点cとし、
    前記楕円C2の長径の両端のうち、上流側を点d、下流側を点eとし、
    前記点d、eを通るとともに、前記楕円C2に接する仮想円を仮想円C3とすると、
    前記仮想面X上において、前記点a〜cは、前記楕円C2の内周側に位置し、
    点aは点dに、点bは点eに近接しており、
    前記点a〜cを通る仮想円Zは、径が仮想円C3の径よりも大きく、
    前記点a〜cは、前記ダクトへの挿入時に、前記点aおよび前記点bの少なくとも一方が前記取付穴の内周面に接触した場合に、前記点cが前記取付穴の内周面から離れているような位置関係にあることを特徴とする空気流量測定装置。
  3. 請求項2に記載の空気流量測定装置において、
    前記上流端を含む前記ハウジングの上流端部の断面形状が、三角状もしくは円弧状であることを特徴とする空気流量測定装置。
JP2011164784A 2011-07-27 2011-07-27 空気流量測定装置 Active JP5348196B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011164784A JP5348196B2 (ja) 2011-07-27 2011-07-27 空気流量測定装置
US13/556,506 US8739619B2 (en) 2011-07-27 2012-07-24 Air flow measuring device having preventive measures of preventing temperature sensor from damage during insertion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011164784A JP5348196B2 (ja) 2011-07-27 2011-07-27 空気流量測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013029387A JP2013029387A (ja) 2013-02-07
JP5348196B2 true JP5348196B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=47597205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011164784A Active JP5348196B2 (ja) 2011-07-27 2011-07-27 空気流量測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8739619B2 (ja)
JP (1) JP5348196B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176906A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 株式会社デンソー 流量測定装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6201901B2 (ja) * 2014-06-04 2017-09-27 株式会社デンソー 空気流量測定装置
EP3002518B1 (en) 2014-09-30 2019-01-30 Ansaldo Energia Switzerland AG Combustor front panel
CA3000736A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Bombardier Inc. Aircraft cabin air temperature sensing apparatus and system using passive air flow
JP6289585B1 (ja) * 2016-10-25 2018-03-07 三菱電機株式会社 流量測定装置
JP6756297B2 (ja) * 2017-04-13 2020-09-16 株式会社デンソー 物理量計測装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617810B2 (ja) * 1988-02-12 1994-03-09 株式会社日立製作所 熱式空気流量計
JP2003329495A (ja) 2002-05-13 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp 空気流量測定装置およびその取り付け構造
JP5262789B2 (ja) 2009-02-12 2013-08-14 株式会社デンソー 空気流量測定装置
JP4827961B2 (ja) 2009-10-19 2011-11-30 三菱電機株式会社 流量測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176906A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 株式会社デンソー 流量測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130028288A1 (en) 2013-01-31
US8739619B2 (en) 2014-06-03
JP2013029387A (ja) 2013-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5348196B2 (ja) 空気流量測定装置
JP5445535B2 (ja) 空気流量測定装置
JP4827961B2 (ja) 流量測定装置
JP5203224B2 (ja) プローブ
US9759593B2 (en) Airflow-rate detecting device capable of detecting humidity
JP6237495B2 (ja) 空気流量測定装置
US6865938B2 (en) Device for measuring the mass of air flowing inside a line
JP2008309623A (ja) 空気流量測定装置
JP6477195B2 (ja) 流量測定装置
US10605639B2 (en) Flow rate measuring device
JP6387953B2 (ja) 空気流量測定装置
JP6365388B2 (ja) 流量測定装置
JP6069504B2 (ja) 温湿度センサ
JP2006522921A (ja) 管路内を流動する媒体の少なくとも1つのパラメータを測定するための装置
CN113597538B (zh) 物理量检测装置
CN113574352A (zh) 物理量检测装置
JP2014016188A (ja) 空気流量測定装置
US10684155B2 (en) Air flow rate measurement device
JP2019066329A (ja) 物理量検出装置
JP6179449B2 (ja) 空気流量測定装置
JP6674917B2 (ja) 熱式流量計
JP5842754B2 (ja) 空気流量測定装置
JP5729365B2 (ja) 流量測定装置
WO2014141743A1 (ja) 熱式流量計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5348196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250