JP5842754B2 - 空気流量測定装置 - Google Patents
空気流量測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5842754B2 JP5842754B2 JP2012158184A JP2012158184A JP5842754B2 JP 5842754 B2 JP5842754 B2 JP 5842754B2 JP 2012158184 A JP2012158184 A JP 2012158184A JP 2012158184 A JP2012158184 A JP 2012158184A JP 5842754 B2 JP5842754 B2 JP 5842754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- housing
- duct
- flow direction
- upstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 49
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 23
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Images
Description
そして、保護カバー104は、温度センサ103の外側で温度センサ103を保護すると共にハウジング側面102aとの間に沿って空気が通り抜ける空気路106を形成する。すなわち、温度センサ103は空気路内に空気が上流側の空気路106内に流れ込むことによって、空気路106内に配置される温度センサ103により空気の温度が測定される。
そして、エンジンからの伝熱の影響が大きいと、ダクト内を流れる空気の温度を正確に測定できなくなってしまう。
保護カバーは、空気路の入口開口部を形成するカバー上流端を有し、このカバー上流端がハウジング側面の上流端よりも主流方向の上流に位置している。
実施例1の空気流量測定装置1の構成を、図1〜5を用いて説明する。
空気流量測定装置1は、例えば、自動車用エンジンへの吸入空気量を計測するエアフローメータであって、自動車用エンジンへの吸気路を形成するダクトDに取り付けられて使用されるものである。
なお、ダクトDの管壁には、円形状をした取付け穴Daが開口しており、空気流量測定装置1は取付け穴DaからダクトD内に挿入することにより設置される。
ハウジング3は、測定空気がバイパス流路11に流入するバイパス入口12と、測定空気がバイパス流路11から流出するバイパス出口13と、ダクトDの内部を流れる空気の流れ方向(主流方向と呼ぶ)に対して垂直に設けられた仕切壁14とを有し、バイパス入口12から入った測定空気が、仕切壁14を介してUターンし、バイパス出口13から流出するようになっている(図1参照)。
ターミナル18は、回路モジュール7に収容された回路基板に接続しており、温度センサ5はターミナル18を介して、回路基板に電気的に接続する。
具体的には、保護カバー6は、断面は略L字状を呈し、温度センサ5の反ハウジング側面側と反ベース部側を連続して囲っており、温度センサ5が空気路20に配される構造となっている。なお、保護カバー6のハウジング側面3aに対向する部分を側壁部6aと呼び、保護カバー6のベース部2に対向する部分(すなわち、温度センサ5の反ベース側を覆う部分)を下壁部6bと呼ぶ。
なお、ハウジング側面3aの上流端3hとは、ハウジング前端面のR形状の下流側の終端位置である。また、空気路20の出口開口部を形成するカバー下流端6cの位置は、少なくとも抵抗体5aを保護するのに必要な位置にあればよい。
回路モジュール7の内部には、感温素子4b、発熱素子4a、温度センサ6への通電を制御するための回路基板が収容され、回路モジュール7の側部にはワイヤーハーネス(図示せず)と接続するためのコネクタ24が設けられている。
本実施例の空気流量測定装置1によれば、保護カバー6は、空気路20の入口開口部を形成するカバー上流端6cが、ハウジング側面3aの上流端3hよりも主流方向の上流に位置している。
図5に示すように、ダクト内を流れる空気の流速が小さい場合、ハウジング前端面3bに衝突した空気は、角部3gに沿って流れた後、ハウジング側面3aから剥離して、ハウジング側面3aから外側に離れた位置を流れようとする。
この結果、エンジンからの伝熱の影響が抑えられ、ダクトD内を流れる空気の温度を正確に測定できる。
実施例2を、実施例1とは異なる点を中心に、図6〜8を用いて説明する。
なお、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、保護カバー6のハウジング側面3aに対向する部分を側壁部6aと呼ぶときに、側壁部6aの上流側端部がダクトDの上流側に進むにしたがって、ハウジング側面3aに近づくように形成されている。
実施例3を、実施例1とは異なる点を中心に、図9〜11を用いて説明する。
なお、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、保護カバー6は、空気路20の空気の流れ方向と直交する空気路20の断面積が、上流に向かうにしたがって大きくなるように形成されている。
なお、カバー上流端6cは、実施例1及び2と同様に、ハウジング側面3aの上流端3hよりも主流方向の上流に位置していてもよいし、ハウジング側面3aの上流端3hよりも主流方向の下流に位置していてもよい。
これによれば、空気路20内での流速が大きくなるため、エンジンからの伝熱の影響が抑えられ、ダクトD内を流れる空気の温度を正確に測定できる。
実施例1では、ハウジング前端面3bは、角部3gがR形状であったがテーパ形状であってもよい。また、ハウジング前端面3bが主流方向の上流に向かって凸となる所定の曲率の円弧状に設けられていてもよい。
Claims (4)
- ダクト(D)の壁面に開口する取付け穴(Da)に嵌合して前記ダクト(D)に取付けられるベース部(2)と、
このベース部(2)より前記ダクト(D)の内側に延びて配設され、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路(11)を形成するハウジング(3)と、
前記バイパス流路(11)の空気流量を検出する流量センサ(4)とを備え、
前記ダクト(D)の内部を流れる空気の流れ方向を主流方向と呼び、且つ、前記主流方向に沿って配置される前記ハウジング(3)の壁面をハウジング側面(3a)と呼び、前記主流方向に対向して配置される前記ハウジング(3)の壁面をハウジング前端面(3b)と呼ぶときに、
前記ハウジング前端面(3b)が前記主流方向の上流に向かって凸となる所定の曲率の円弧状に設けられている、もしくは、前記主流方向に対する前記ハウジング側面(3a)の上流端と交わる前記ハウジング前端面(3b)の角部(3g)がR形状またはテーパ形状に設けられている空気流量測定装置であって、
前記ダクト(D)の内部で前記ハウジング側面(3a)の外側に配設され、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の温度を検出する温度センサ(5)と、
この温度センサ(5)を保護すると共に、前記ハウジング側面(3a)との間に前記主流方向に沿って空気が通り抜ける空気路(20)を形成する保護カバー(6)とを備え、
前記保護カバー(6)は、前記空気路(20)の入口開口部を形成するカバー上流端(6c)を有し、このカバー上流端(6c)が前記ハウジング側面(3a)の上流端(3h)よりも前記主流方向の上流に位置していることを特徴とする空気流量測定装置。 - ダクト(D)の壁面に開口する取付け穴(Da)に嵌合して前記ダクト(D)に取付けられるベース部(2)と、
このベース部(2)より前記ダクト(D)の内側に延びて配設され、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路(11)を形成するハウジング(3)と、
前記バイパス流路(11)の空気流量を検出する流量センサ(4)とを備え、
前記ダクト(D)の内部を流れる空気の流れ方向を主流方向と呼び、且つ、前記主流方向に沿って配置される前記ハウジング(3)の壁面をハウジング側面(3a)と呼び、前記主流方向に対向して配置される前記ハウジング(3)の壁面をハウジング前端面(3b)と呼ぶときに、
前記ハウジング前端面(3b)が前記主流方向の上流に向かって凸となる所定の曲率の円弧状に設けられている、もしくは、前記主流方向に対する前記ハウジング側面(3a)の上流端と交わる前記ハウジング前端面(3b)の角部(3g)がR形状またはテーパ形状に設けられている空気流量測定装置であって、
前記ダクト(D)の内部で前記ハウジング側面(3a)の外側に配設され、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の温度を検出する温度センサ(5)と、
この温度センサ(5)を保護すると共に、前記ハウジング側面(3a)との間に前記主流方向に沿って空気が通り抜ける空気路(20)を形成する保護カバー(6)とを備え、
前記保護カバー(6)は、前記空気路(20)の空気の流れ方向と直交する前記空気路(20)の断面積が、上流に向かうにしたがって大きくなるように形成されていることを特徴とする空気流量測定装置。 - 請求項1に記載の空気流量測定装置において、
前記保護カバー(6)の前記ハウジング側面(3a)に対向する部分を側壁部6aと呼ぶときに、前記側壁部6aの上流側端部が前記ダクト(D)の上流側に進むにしたがって、前記ハウジング側面(3a)に近づくように形成されていることを特徴とする空気流量測定装置。 - 請求項1に記載の空気流量測定装置において、
前記保護カバー(6)は、前記空気路(20)の空気の流れ方向と直交する前記空気路(20)の断面積が、上流に向かうにしたがって大きくなるように形成されていることを特徴とする空気流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012158184A JP5842754B2 (ja) | 2012-07-14 | 2012-07-14 | 空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012158184A JP5842754B2 (ja) | 2012-07-14 | 2012-07-14 | 空気流量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014020851A JP2014020851A (ja) | 2014-02-03 |
JP5842754B2 true JP5842754B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=50195913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012158184A Active JP5842754B2 (ja) | 2012-07-14 | 2012-07-14 | 空気流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5842754B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3475579B2 (ja) * | 1995-06-20 | 2003-12-08 | 株式会社デンソー | 吸気温センサの取付構造およびそれを用いた熱式流量計 |
JP3783896B2 (ja) * | 1997-10-13 | 2006-06-07 | 株式会社デンソー | 空気流量測定装置 |
WO2002095339A1 (fr) * | 2001-05-24 | 2002-11-28 | Hitachi, Ltd. | Debitmetre a resistance chauffante |
JP3709385B2 (ja) * | 2002-07-01 | 2005-10-26 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関用気体流量測定装置 |
JP5455848B2 (ja) * | 2010-08-30 | 2014-03-26 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量センサ |
-
2012
- 2012-07-14 JP JP2012158184A patent/JP5842754B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014020851A (ja) | 2014-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5445535B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP5279667B2 (ja) | 熱式空気流量センサ | |
JP6194852B2 (ja) | 湿度検出機能付き空気流量測定装置 | |
JP4412357B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
KR20010006623A (ko) | 유량센서 | |
JP6090116B2 (ja) | 流量測定装置 | |
JP6237495B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP4488030B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
US9441584B2 (en) | Airflow measuring device | |
WO2012032901A1 (ja) | 熱式流体流量測定装置 | |
JP6641820B2 (ja) | 流量測定装置 | |
JP5348196B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP4752472B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP6069504B2 (ja) | 温湿度センサ | |
JP6032140B2 (ja) | 流量測定装置 | |
JP6387953B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP4089654B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP5842754B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP5024272B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
KR102456210B1 (ko) | 유동하는 유체의 온도를 검출하기 위한 온도 측정 장치 | |
JP6179449B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP3242286B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP6507804B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JP6274273B2 (ja) | 流量測定装置 | |
JP3612503B2 (ja) | 空気流量測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151102 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5842754 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |