JP5347949B2 - トラブル対処プログラム及びトラブル対処方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報システムのトラブルに対処するための技術に関する。
情報システムのトラブルに対処するために、実際に起こったトラブルの症状と原因とを関連付けたトラブル事例をデータベースに蓄積し、データベースからトラブルの症状に応じた原因候補を検索して提示する技術が提案されている。この提案技術は、各原因候補についてトラブル事例数が多い順に優先順位を付けることで、原因を調査する順序を決定するための指標を併せて提示している。
特開平5−143341号公報
しかしながら、各原因候補について、トラブル事例数が多い順に原因を順次調査することが最適であるとは限らない。このため、トラブルの原因究明に関するスキルが不足する運用管理者は、スキルが高い運用管理者であれば調査をスキップする原因も調査してしまい、トラブル復旧に要する時間が長期化してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は従来技術の問題点に鑑み、トラブルの原因候補と原因との間に共起関係があることを利用して原因候補を順次絞り込むことで、トラブル復旧に要する時間を短縮させることができるトラブル対処技術を提供することを目的とする。
本技術では、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースを有するコンピュータが、トラブル症状が入力されたときに、データベースを参照して、トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索して記憶手段に格納する。また、コンピュータが、棄却仮説が入力されたときに、記憶手段に格納されているトラブル事例について、棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む。そして、コンピュータが、記憶手段に格納されているトラブル事例について、トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する。
本技術によれば、原因仮説と原因との共起関係を利用して、トラブル症状に応じたトラブル事例が順次絞り込まれる。このため、トラブル症状に応じた原因候補をすべて調査する必要がなく、トラブル復旧に要する時間を短縮することができる。
本技術に係るトラブル対処装置の一例を示す概要図である。 トラブル事例のデータ構造説明図である。 症状入力画面の説明図である。 対処状況のデータ構造説明図である。 事例検索結果のデータ構造説明図である。 原因候補一覧画面の説明図である。 症状入力部が実行する症状入力処理のフローチャートである。 事例検索部が実行する事例検索処理のフローチャートである。 原因候補提示部が実行する原因候補提示処理のフローチャートである。 棄却仮説入力部が実行する棄却仮説入力処理のフローチャートである。 共起関係算出部が実行する共起関係算出処理のフローチャートである。 原因入力部が実行する原因入力処理のフローチャートである。 トラブル原因が格納された対処状況の説明図である。 トラブル事例が格納された初期状態の事例検索結果の説明図である。 最初に表示される原因候補一覧画面の説明図である。 棄却仮説[1]が格納された対処状況の説明図である。 トラブル事例が絞り込まれた事例検索結果の説明図である。 トラブル事例絞り込み後に表示される原因候補一覧画面の説明図である。 棄却仮説[2]が格納された対処状況の説明図である。 トラブル事例が更に絞り込まれた事例検索結果の説明図である。 トラブル事例絞り込み後に表示される原因候補一覧画面の説明図である。 原因が格納された対処状況の説明図である。 トラブル事例が追加されたDBの説明図である。
以下、添付された図面を参照して本技術を詳述する。
図1は、本技術に係るトラブル対処装置の一例を示す。
汎用コンピュータにより構築されるトラブル対処装置100は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して、運用管理者などが操作するコンソール200に接続される。コンソール200は、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置210と、キーボード及びマウスなどの入力装置220と、を有する。
トラブル対処装置100は、情報システムのトラブル事例110Aを蓄積するためのDB(Database)110を有する。トラブル事例110Aは、図2に示すように、ID(Identification),トラブルの症状,トラブルの原因であると想定される複数の原因仮説,トラブルの原因を関連付けたレコードである。ここで、DB110には、原因仮説と原因との共起関係(相関関係)が表現されているトラブル事例110Aが格納される。なお、トラブル事例110Aの原因仮説は、図2に示すような2つに限らず、3つ以上であってもよい(以下同様)。
また、トラブル対処装置100は、トラブル対処プロラムを実行することで、症状入力部120,事例検索部130,原因候補提示部140,棄却仮説入力部150,共起関係算出部160,原因入力部170を夫々具現化する。ここで、トラブル対処プログラムは、公知の手法を用いて、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory),DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体からハードディスクなどのストレージにインストールされる。
症状入力部120は、コンソール200の表示装置210に、トラブル症状を入力させるための症状入力画面300(図3参照)を表示すると共に、症状入力画面300を介して入力装置220から入力されたトラブル症状をメモリ上の対処状況180に格納する。症状入力画面300は、症状選択部310,症状入力部320,OKボタン330を有する。症状選択部310は、予め定義された複数のトラブル症状の中から該当する症状を選択する機能を提供する。症状入力部320は、症状選択部310に該当する症状がないときに、症状を直接入力する機能を提供する。OKボタン330は、症状選択部310から選択した症状、又は、症状入力部320に入力した症状を確定し、トラブル症状をトラブル対処装置100に通知する機能を提供する。なお、症状入力部310では、症状を大分類及び小分類に分けて段階的に選択するようにしてもよい。また、対処状況180は、図4に示すように、トラブルの症状,トラブルの原因でなかった原因仮説を棄却する棄却仮説,トラブルの原因を関連付けたレコードを保持する。
事例検索部130は、DB110を参照して、症状入力部120を介して入力されたトラブル症状に応じたトラブル事例110Aを検索し、DB110から検索されたトラブル事例110Aをメモリ上の事例検索結果190に格納する。事例検索結果190は、図5に示すように、トラブル事例110A(図2)と同一のデータ構造を有するレコードを保持する。ここで、事例検索結果190を記憶するメモリは、記憶手段の一例として挙げられる。
原因候補提示部140は、事例検索結果190を参照して、コンソール200の表示装置210に、図6に示すような原因候補一覧画面400を表示する。原因候補一覧画面400は、優先順位,事例数及び原因候補を含む一覧表示部410,調査した原因候補を選択する原因候補選択部420,トラブルが解消したか否かを選択する調査結果選択部430,選択内容を確定するOKボタン440を有する。原因候補選択部420及び調査結果選択部430は、選択を容易にする観点から、ラジオボタンとすることが望ましい。また、OKボタン440は、選択内容をトラブル対処装置100に通知する機能も提供する。
棄却仮説入力部150は、原因候補一覧画面400の調査結果選択部430において未解決が選択されたときに、原因候補選択部420で選択されている原因候補が棄却されたことを保存すべく、対処状況180の棄却仮説に原因候補を格納する。
共起関係算出部160は、対処状況180の棄却仮説を参照して、事例検索結果190に格納されているトラブル事例110Aを絞り込む。なお、トラブル事例110Aの絞り込み方法の詳細については後述する。
原因入力部170は、原因候補一覧画面400の調査結果選択部430において解決が選択されたときに、原因候補選択部420で選択されている原因候補をトラブル原因とすべく、対処状況180の原因に原因候補を格納する。また、原因入力部170は、対処状況180に格納されているレコードを新たなトラブル事例110Aとして活用すべく、そのレコードをDB110に適宜格納する。
次に、症状入力部120,事例検索部130,原因候補提示部140,棄却仮説入力部150,共起関係算出部160及び原因入力部170が実行する処理について説明する。なお、症状入力部120及び事例検索部130は、検索ステップ及び検索手段の一例として挙げられ、原因候補提示部140は、提示ステップ及び提示手段の一例として挙げられる。また、棄却仮説入力部150及び共起関係算出部160は、絞込ステップ及び絞込手段の一例として挙げられ、原因入力部170は、追加ステップの一例として挙げられる。
図7は、コンソール200から明示の指示があったことを契機として、症状入力部120が実行する症状入力処理を示す。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様。)では、症状入力部120が、コンソール200の表示装置210に、図3に示すような症状入力画面300を表示させる。
ステップ2では、症状入力部120が、コンソール200からトラブル症状の通知があったか否かを介して、トラブル症状が入力されたか否かを判定する。そして、症状入力部120は、トラブル症状が入力されたと判定すれば処理をステップ3へと進める一方(Yes)、トラブル症状が入力されていないと判定すればステップ2の処理を繰り返す(No)。
ステップ3では、症状入力部120が、対処状況180の症状に、症状入力画面300を介して入力されたトラブル症状を格納する。
ステップ4では、症状入力部120が、トラブル症状を事例検索部130に通知する。
図8は、症状入力部120からトラブル症状が通知されたことを契機として、事例検索部130が実行する事例検索処理を示す。
ステップ11では、事例検索部130が、DB110を参照して、トラブル症状に応じたトラブル事例110Aを検索する。
ステップ12では、事例検索部130が、事例検索結果190に、DB110から検索したトラブル事例110Aを格納する。
ステップ13では、事例検索部130が、原因候補提示部140に、原因候補一覧の提示依頼を通知する。
図9は、事例検索部130又は共起関係算出部160から提示依頼があったことを契機として、原因候補提示部140が実行する原因候補提示処理を示す。
ステップ21では、原因候補提示部140が、事例検索結果190を参照して、トラブル事例110Aをすべて読み込む。
ステップ22では、原因候補提示部140が、事例検索結果190から読み込んだトラブル事例110Aについて、原因別に事例数を集計(計数)する。
ステップ23では、原因候補提示部140が、コンソール200の表示装置210に、図6に示すような原因候補一覧画面400を表示させる。ここで、原因候補一覧画面400には、事例数の多い順に原因候補が並べ替えられた状態で、原因候補が提示される。なお、原因候補提示部140は、優先順位が最上位の原因候補のみを提示するようにしてもよい。
図10は、原因候補一覧画面400において、棄却する原因候補及びトラブルが未解決であることが確定されたことを契機として、棄却仮説入力部150が実行する棄却仮説入力処理を示す。
ステップ31では、棄却仮説入力部150が、対処状況180の棄却仮説に、棄却する原因候補を格納する。ここで、対処状況180の棄却仮説に原因候補が既に格納されているときには、棄却仮説入力部150は、既に格納されている原因候補の次の空欄に、棄却する原因候補を格納する。
ステップ32では、棄却仮説入力部150が、共起関係算出部160に、共起関係の算出依頼を通知する。
図11は、棄却仮説入力部150から算出依頼があったことを契機として、共起関係算出部160が実行する共起関係算出処理を示す。
ステップ41では、共起関係算出部160が、対処状況180及び事例検索結果190を参照して、事例検索結果190に格納されているトラブル事例110Aの原因仮説に棄却仮説が格納されているトラブル事例110Aに絞り込む。ここで、絞り込み対象とならなかったトラブル事例110Aについては、共起関係算出部160は、事例検索結果190から削除する。
ステップ42では、共起関係算出部160が、原因候補提示部140に、原因候補一覧の提示依頼を通知する。
図12は、原因候補一覧画面400において、トラブルの原因が確定されたことを契機として、原因入力部170が実行する原因入力処理を示す。
ステップ51では、原因入力部170が、対処状況180の原因に、トラブルの原因であった原因候補を格納する。
ステップ52では、原因入力部170が、対処状況180はDB110への格納対象であるか否かを判定する。即ち、DB110に格納されるトラブル事例110Aは、前述したように、原因仮説と原因との共起関係が表現されている必要がある。このため、トラブルの原因探索についてスキルが不足する運用管理者の対処状況を格納すると、原因仮説と原因との共起関係が表現されていないトラブル事例110AがDB110に格納されることとなってしまう。そこで、DB110に対処状況180を格納しても問題がない利用者を予め登録しておき、原因入力部170は、ログイン情報により特定される利用者が登録されているか否かを介して、対処状況180は格納対象であるか否かを判定する。そして、原因入力部170は、対処状況180が格納対象であると判定すればステップ53へと進み(Yes)、DB110に対処状況180を追加する。一方、原因入力部170は、対処状況180が格納対象でないと判定すれば処理を終了させる(No)。
かかるトラブル対処装置100によれば、情報システムのトラブル症状を入力すると、DB110が参照され、トラブル症状に応じたトラブル事例110Aが検索される。そして、トラブル事例110Aの原因別に事例数が集計され、事例数及び事例数に応じて付された優先度と共に原因候補が提示される。このとき、原因候補は、事例数が多い順に降順に並べ替えられた状態で提示されるため、最上位に位置する原因候補がトラブルの原因となる可能性が高く、運用管理者による原因探索に資することができる。また、各原因候補は、事例数が付された状態で提示されるため、どの原因候補を優先して調査するかを決定する指標として、事例数を利用することができる。
原因候補が提示された後、棄却する原因候補を入力すると、DB110から検索されたトラブル事例110Aについて、棄却する原因候補が原因仮説に格納されているトラブル事例110Aに絞りこまれる。即ち、トラブル事例110Aは、原因仮説と原因との共起関係が表現されているため、この原因仮説でなければこの原因であると考えられることを利用して、トラブル事例110Aが絞り込まれる。このとき、絞り込み対象となるトラブル事例110Aがメモリ上にあるため、トラブル事例110Aの絞り込みに要する時間を短縮することができる。そして、トラブル事例110Aの原因別に事例数が集計され、事例数及び事例数に応じて付された優先度と共に原因候補が提示される。従って、トラブルの原因探索についてスキルの高い運用管理者の知識を利用し、トラブルの原因を効率よく調査することができる。
原因候補が提示された後、原因を入力すると、トラブル症状の入力から原因の入力までの対処状況がDB110に追加される。このため、DB110に格納されるトラブル事例110Aの充実を図ることができ、原因候補の提示及び原因候補の絞り込みの精度を向上させることができる。このとき、トラブルの原因探索についてスキルが不足する運用管理者の対処状況が格納対象とされないことから、原因仮説と原因との共起関係が表現されていないトラブル事例110AがDB110に格納されることを抑制することができる。
従って、原因仮説と原因との共起関係を利用して、トラブル症状に応じたトラブル事例110Aが順次絞り込まれるため、トラブルの原因候補をすべて調査する必要がなく、トラブル復旧に要する時間を短縮することができる。また、調査すべき原因候補が順次提示されるため、トラブルの原因探索に係るスキルにかかわらず、トラブル復旧を効果的に行うことができると共に、運用管理者の教育にも資することができる。
ここで、トラブル対処装置100の作用及び効果の理解を容易ならしめることを目的として、具体的な実施例を想定し、情報システムのトラブルがどのように対処されるかについて説明する。なお、前提条件として、DB110には、図2に示すトラブル事例110Aが格納されている。
運用管理者が「クライアントからの接続が断続的」というトラブル症状を入力すると、図13に示すように、対処状況180の症状に「クライアントからの接続が断続的」が格納される。また、DB110が参照され、症状に「クライアントからの接続が断続的」が格納されているトラブル事例110Aが検索され、図14に示すように、検索されたトラブル事例110Aが事例検索結果190に格納される。そして、事例検索結果190に格納されたトラブル事例110Aについて原因別に事例数が集計され、図15に示すような原因候補一覧画面400が表示される。
原因候補一覧画面400において、運用管理者が「Webサーバのディスク容量不足」という棄却仮説を入力すると、図16に示すように、対処状況180の棄却仮説[1]に「Webサーバのディスク容量不足」が格納される。また、図14に示す事例検索結果190が参照され、図17に示すように、原因仮説に「Webサーバのディスク容量不足」が格納されているトラブル事例110A、即ち、ID3,5及び7で特定されるトラブル事例110Aに絞り込まれる。そして、事例検索結果190に格納されたトラブル事例110Aについて原因別に事例数が再度集計され、図18に示すような原因候補一覧画面400が表示される。
原因候補一覧画面400において、運用管理者が「ロードバランサの設定不具合」という棄却仮説を入力すると、図19に示すように、対処状況180の棄却仮説[2]に「ロードバランサの設定不具合」が格納される。また、図17に示す事例検索結果190が参照され、図20に示すように、原因仮説に「Webサーバのディスク容量不足」及び「ロードバランサの設定不具合」が格納されているトラブル事例110A、即ち、ID5で特定されるトラブル事例110Aに絞り込まれる。そして、事例検索結果190に格納されたトラブル事例110Aについて原因別に事例数が再度集計され、図21に示すような原因候補一覧画面400が表示される。
原因候補一覧画面400において、運用管理者が「サーバのポートリソース不足による解放待ちの発生」という原因を入力すると、図23に示すように、対処状況180の原因に「サーバのポートリソース不足による解放待ちの発生」が格納される。また、DB110のトラブル事例110Aとして、図23に示すように、IDを付されつつ対処状況180が追加される。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)情報システムのトラブルについて、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースを有するコンピュータに、トラブル症状が入力されたときに、前記データベースを参照して、前記トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索し、該検索されたトラブル事例を記憶手段に格納する検索ステップと、棄却仮説が入力されたときに、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、前記棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む絞込ステップと、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、該トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する提示ステップと、を実現させることを特徴とするトラブル対処プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、トラブル原因が入力されたときに、前記トラブル事例として、前記トラブル症状からトラブル原因に至るまでに入力された各事項を前記データベースに追加する追加ステップを更に実現させることを特徴とする付記1記載のトラブル対処プログラム。
(付記3)前記追加ステップは、ログイン情報により特定される利用者が予め登録された利用者であるときのみ、前記トラブル症状からトラブル原因に至るまでに入力された各事項を前記データベースに追加することを特徴とする付記2記載のトラブル対処プログラム。
(付記4)前記提示ステップは、各原因候補の事例数を併せて提示することを特徴とする付記1〜付記3のいずれか1つに記載のトラブル対処プログラム。
(付記5)前記提示ステップは、事例数が多い順に原因候補を降順に並べ替えた状態で、該原因候補を提示することを特徴とする付記1〜付記4のいずれか1つに記載のトラブル対処プログラム。
(付記6)情報システムのトラブルについて、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースを有するコンピュータが、トラブル症状が入力されたときに、前記データベースを参照して、前記トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索し、該検索されたトラブル事例を記憶手段に格納する検索ステップと、棄却仮説が入力されたときに、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、前記棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む絞込ステップと、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、該トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する提示ステップと、を実行することを特徴とするトラブル対処方法。
(付記7)情報システムのトラブルについて、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースと、トラブル症状が入力されたときに、前記データベースを参照して、前記トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索し、該検索されたトラブル事例を記憶手段に格納する検索手段と、棄却仮説が入力されたときに、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、前記棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む絞込手段と、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、該トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する提示手段と、を有することを特徴とするトラブル対処装置。
100 トラブル対処装置
110 DB
110A トラブル事例
120 症状入力部
130 事例検索部
140 原因候補提示部
150 棄却仮説入力部
160 共起関係算出部
170 原因入力部
180 対処状況
190 事例検索結果

Claims (5)

  1. 情報システムのトラブルについて、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースを有するコンピュータに、
    トラブル症状が入力されたときに、前記データベースを参照して、前記トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索し、該検索されたトラブル事例を記憶手段に格納する検索ステップと、
    棄却仮説が入力されたときに、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、前記棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む絞込ステップと、
    前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、該トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する提示ステップと、
    を実現させることを特徴とするトラブル対処プログラム。
  2. 前記コンピュータに、トラブル原因が入力されたときに、前記トラブル事例として、前記トラブル症状からトラブル原因に至るまでに入力された各事項を前記データベースに追加する追加ステップを更に実現させることを特徴とする請求項1記載のトラブル対処プログラム。
  3. 前記追加ステップは、ログイン情報により特定される利用者が予め登録された利用者であるときのみ、前記トラブル症状からトラブル原因に至るまでに入力された各事項を前記データベースに追加することを特徴とする請求項2記載のトラブル対処プログラム。
  4. 前記提示ステップは、各原因候補の事例数を併せて提示することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のトラブル対処プログラム。
  5. 情報システムのトラブルについて、症状,原因仮説及び原因を関連付けたトラブル事例を格納したデータベースを有するコンピュータが、
    トラブル症状が入力されたときに、前記データベースを参照して、前記トラブル症状が症状に格納されているトラブル事例を検索し、該検索されたトラブル事例を記憶手段に格納する検索ステップと、
    棄却仮説が入力されたときに、前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、前記棄却仮説が原因仮説に格納されているトラブル事例に絞り込む絞込ステップと、
    前記記憶手段に格納されているトラブル事例について、該トラブル事例の原因に格納されている事項を原因候補として提示する提示ステップと、
    を実行することを特徴とするトラブル対処方法。
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