JP2006323636A - プロジェクトリスク管理支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理対象プロジェクトに発生するイベントの系列からそれに起因するリスクを検出する。
【解決手段】 プロジェクト情報データベース202は、管理対象プロジェクトのイベント系列を記憶し、かつ他のプロジェクトにおいてリスク発生につながったイベント系列を記憶する。リスク検索部203は、プロジェクト情報データベース202を検索し、管理対象プロジェクトのイベント系列に一致する他のプロジェクトのイベント系列に対応するリスクを抽出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は,プロジェクト実行時において不測事態の発生を防止するために、遂行過程で発生しうるリスクを予め予測して管理するプロジェクトリスク管理支援システムに関する。
プロジェクトリスクの管理支援方法としては、例えば特開2001−195483号公報(特許文献1)に記載されているプロジェクトリスク管理支援方法がある.これは、リスク管理の管理対象プロジェクトの客観的評価と主観的評価から過去の類似プロジェクトを検索し、管理対象プロジェクトのもつリスクを予測/提示し、かつ管理対象プロジェクトのリスク対策内容・対策時期を記憶し監視するものである。
特開2001−195483号公報
上記従来技術では、プロジェクトのある時点におけるプロジェクトの客観情報および主観情報に基づいてリスクを検索する。プロジェクトのリスクは、プロジェクトの特性に起因するリスクと、プロジェクトで起きたイベント系列に起因するリスクがある。ある時点の客観情報および主観情報ではプロジェクトの特性の変化およびイベント系列に起因するリスクを検出することは不可能である。
また、検出されたリスクの優先順位を決定する際にも、ある時点のリスクインパクトを提示するものであり、プロジェクトの状況変化に伴い早急に対応が必要なリスクを洗い出すことは不可能である。
また、従来技術は、検出されたリスクの施策決定については、類似プロジェクトの対応策を提示するが、プロジェクトマネージャーが立てた施策を評価することは不可能である。
本発明は、プロジェクトのイベント系列に起因するリスクを検出できないという問題を解決し、検出漏れの少ないリスク検索方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、管理対象プロジェクトのイベント系列を監視し、そのイベント系列と他のプロジェクトのイベント系列を比較し、両者が一致するイベント系列に起因するリスクを管理対象プロジェクトのリスクとして抽出する技術を特徴とする。
本発明によれば、管理対象プロジェクトに発生するイベント系列からそれに起因するリスクを検出できる。
以下、本発明のプロジェクトリスク管理支援の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、プロジェクトリスク管理支援システムの構成を示すブロック図である。プロジェクトマネジメントシステム101は、プロジェクトマネージャー、プロジェクトメンバ、支援部門などが利用する情報端末102−1、102−2、102−3と、データベース(DB)サーバ105と、アプリケーションサーバ106とを含んでいる。これらの端末およびサーバは、LANおよびWANなどのネットワーク110により互いに接続されている。また、プロジェクトマネジメントシステム101は、ネットワーク107を介してプロジェクトの顧客企業にある情報端末108や業務上の取引先にある情報端末109とも接続されている。
DBサーバ105およびアプリケーションサーバ106は、CPU、メモリ、その他の記憶装置を備えるコンピュータである。情報端末102および情報端末108,109は、CPU、メモリなどを備えるパーソナルコンピュータなどのコンピュータである。
図2は、プロジェクトマネジメントシステム101のソフトウェア構成図である。プロジェクトマネジメントシステム101は、イベント系列情報監視部201と、プロジェクト情報DB202と、リスク検索部203と、進捗情報監視部204と、リスクインパクト算出部206と、特性情報管理部207と、類似リスク検索部208とリスク対応計画作成支援部209と、リスク対応プロセス監視部205で構成されている。
プロジェクト情報DB202は、DBサーバ105の記憶装置に格納されるデータベースである。イベント系列情報監視部201、リスク検索部203、進捗情報監視部204、リスクインパクト算出部206、特性情報管理部207、類似リスク検索部208、リスク対応計画作成支援部209およびリスク対応プロセス監視部205は、アプリケーションサーバ106のメモリに格納され、そのCPUによって実行されるプログラムである。DBサーバ105とアプリケーションサーバ106を1台のコンピュータで実現することもできる。
情報端末102および情報端末108,109は、ユーザインタフェースを実現するソフトウェアを搭載し、ネットワークを介してDBサーバ105およびアプリケーションサーバ106にアクセスし、プロジェクトの進捗状況を参照することができる。またプロジェクトマネージャーは、いずれかの情報端末102を介してDBサーバ105にプロジェクト管理に関する情報を登録する。
新規にリスク管理を行うプロジェクト(管理対象プロジェクトと呼ぶ)が発生すると、特性情報管理部207は、プロジェクトマネージャーが情報端末102を介して入力するプロジェクトの特性情報をプロジェクト情報DB202に書き込む。特性情報の入力は、プロジェクト特性登録画面を介して行われる。
図3にプロジェクト特性登録画面の例を示す。プロジェクト特性登録画面は、プロジェクト名401と、顧客特性402と、システム特性403、新規特性定義404を入力する領域を有する。
プロジェクト名401は、管理対象プロジェクトのプロジェクト名を入力する領域であり、ここに入力されたプロジェクト名は、プロジェクト情報DB202のプロジェクト情報テーブル202−1に書き込まれる。
プロジェクト情報テーブル202−1の例を図4に示す。プロジェクト情報テーブル202−1の各レコードは、プロジェクトID301と、プロジェクト名401と状態303からなる。プロジェクトID301は、各レコードにユニークな値が格納される。プロジェクト名401にはプロジェクト特性登録画面のプロジェクト名401で入力された値が格納される。プロジェクト特性登録画面にプロジェクト名401が入力されると、その管理対象プロジェクトにユニークなプロジェクトID301が割り振られる。状態303には、プロジェクトが進行しているか、終了しているかの状態を示す情報が格納される。状態303が“終了済”のプロジェクトは、過去事例として蓄積されているものであり、そのプロジェクト管理情報は、進行中プロジェクトのリスクマネジメントに対する提供情報となる。一方、状態303が“進行中”のプロジェクトについても、プロジェクト終了後には状態303が“終了済”に変わり、過去事例として蓄積される。
プロジェクト特性登録画面の顧客特性402およびシステム特性403は、プロジェクトの特性情報をあらわすもので、過去事例からプロジェクトの特性情報として定義されているものである。この特性情報はプロジェクト情報DB202の特性情報テーブル202−2に格納されている。
特性情報テーブル202−2の例を図5に示す。特性情報テーブル202−2の各レコードは、特性ID501と、特性種類502と、特性項目503からなる。特性ID501には、各レコードにユニークな値が格納される。特性種類502には、その特性が顧客特有の特性なのか、システム特有の特性なのかによって、“顧客特性”または“システム特性”の値が格納されている。特性項目503には、特性の具体的な内容が格納されている。
プロジェクト特性登録画面の顧客特性402には、特性情報テーブル202−2の特性種類502の値が“顧客特性”であるものが表示される。また、システム特性403には、特性情報テーブル202−2の特性種類502の値が“システム特性”であるものが表示される。プロジェクトマネージャーは、図3に示すように表示された顧客特性およびシステム特性から管理対象プロジェクトに該当するものをチェックする。また、管理対象プロジェクトにおいて特性情報テーブル202−2に格納されていない特性が存在する場合には、プロジェクトマネージャーは、新規特性定義404でその特性を定義し、新規の特性が“顧客特性”か“システム特性”かをチェックし、その特性項目を記入する。こうして新規に定義された特性は、特性情報テーブル202−2に書き込まれる。
プロジェクト特性登録画面でチェックされた管理対象プロジェクトの特性情報は、プロジェクト情報DB202のプロジェクト特性テーブル202−3に書き込まれる。プロジェクト特性テーブル202−3の例を図6に示す。プロジェクト特性テーブル202−3の各レコードは、プロジェクトID301と特性ID501からなる。プロジェクトID301には管理対象プロジェクトのプロジェクトID301が書き込まれる。特性ID501はプロジェクト特性登録画面でチェックされたプロジェクト特性の特性ID501が書き込まれる。プロジェクト特性テーブル202−3を参照することにより、管理対象プロジェクトの特性と類似度が高い過去プロジェクトは、類似プロジェクトとして抽出可能である。
特性情報管理部207は、プロジェクト進行中に特性が変った場合に、プロジェクトマネージャーの情報入力に応じて特性情報テーブル202−2およびプロジェクト特性テーブル202−3を更新する。
管理対象プロジェクトを開始する際、およびプロジェクトの計画が変更した際、進捗情報監視部204は、プロジェクトマネージャーが情報端末102を介して入力するプロジェクトの計画および進捗状況をプロジェクト情報DB202に書き込む。プロジェクト計画についての情報は、プロジェクト計画入力画面を介して入力される。
図7にプロジェクト計画入力画面の例を示す。プロジェクト計画入力画面は、管理対象プロジェクトについて各フェーズ701で実施する作業702と、その成果物703、および作業に携わる人員704、開始日705、終了予定日706を入力する領域を有する。ここで入力された情報は、プロジェクト情報DB202の作業情報定義テーブル202−4に書き込まれる。
作業情報定義テーブル202−4の例を図8に示す。作業情報定義テーブル202−4の各レコードは、プロジェクトID301と、作業ID802と、作業702と、開始日705と、終了予定日706と、人員704からなる。
プロジェクト進行中、進捗情報監視部204は、プロジェクトマネージャーの情報入力に応じて管理対象プロジェクトの進捗状況を管理する。
プロジェクトの進捗状況管理は、プロジェクト進捗管理画面を介して行われる。プロジェクト進捗管理画面の例を図9に示す。プロジェクト進捗管理画面は、管理対象プロジェクトについてフェーズ701を選択し、選択したフェーズで計画されているプロジェクトの作業の進捗率1602を入力する領域を有する。
進捗情報監視部204は、プロジェクト進捗管理画面の入力と、プロジェクト計画としてプロジェクト情報DB202の作業情報定義テーブル202−4に格納されている情報をもとに、プロジェクト情報DB202の作業状態テーブル202−5に値を書き込む。
作業状態テーブル202−5の例を図10に示す。作業状態テーブル202−5の各レコードは、作業ID802と、進捗率1602と、終了予測日1703からなる。プロジェクト進捗管理画面を介して入力された各作業に対する進捗率1602が進捗率1602に書き込まれる。プロジェクトマネージャは、各作業に対して、作業情報定義テーブル202−4に格納されている開始日705、終了予定日706、人員704および作業状態テーブル202−5の進捗率1602から、作業の終了日を予測すると、進捗情報監視部204は、その予測日を終了予測日1703に書き込む。
終了予測日1703の値が作業情報定義テーブル202−4の終了予定日706より後の期日の場合、進捗情報監視部204は、リスク対応プロセス監視部205に、作業が遅れていることを一つのイベントとして通知する。
イベント系列情報監視部201は、プロジェクトマネージャーの情報入力に応じて管理対象プロジェクトで発生したイベントの経過情報を定期的に管理する。
プロジェクトで発生したイベントの経過情報は、プロジェクトイベント入力画面を介して入力される。プロジェクトイベント入力画面の例を図11に示す。プロジェクトイベント入力画面は、プロジェクトマネージャが管理対象プロジェクトのフェーズ701をプルダウンメニューから選択し、選択したフェーズで発生したプロジェクトのイベント902をチェックするとともに、以前に発生したイベントで関連するものを関連イベント903としてプルダウンメニューから選択するために用いられる。
ここでイベントとは、プロジェクト中で発生した事象を意味する。イベントには、何かの活動を行ったことと、何かの活動を行っていないという両方の観点から定義される。各イベントは、過去のプロジェクトの経験から定義済とする。
プロジェクトのイベント902は、プロジェクト情報DB202のイベント情報テーブル202−6で定義されている。イベント情報テーブル202−6の例を図12に示す。イベント情報テーブル202−6の各レコードは、フェーズ701と、イベントID1002と、イベント902からなる。プロジェクトのイベント902には、“段階別見積を顧客と合意”1004のようなプロジェクトで行った事象や、“複数の設計者の見積が異なる”1005のようなプロジェクトの状態が含まれる。
プロジェクトイベント入力画面を介して入力された情報は、プロジェクト情報DB202のプロセステーブル202−7に書き込まれる。ここでプロセスとは、関連性をもつイベントの時系列順の系列をいい、イベント系列と同じ意味である。プロセステーブル202−7の例を図13に示す。プロセステーブル202−7の各レコードは、プロジェクトID301と、親イベント1102と、子イベント1103、子イベント発生日1104からなる。親イベント1102には、プロジェクトイベント入力画面で関連イベント903として選択されたイベント902が書き込まれ、子イベント1103にはプロジェクトイベント入力画面でチェックされたイベント902が書き込まれる。
プロセステーブル202−7に設定されたイベント系列を図で表現したものを図14に示す。各イベントが時系列で、かつイベント間の関連性が保持されている。**/**は、時系列に配列されたイベントの発生日を示している。例えば、イベント902−1〜902−2の親子関係とイベント902−3〜902−4の親子関係は、同じ親子関係でも、親子関係の発生した期間の違いの情報を保持する。
あるイベント系列の特定のイベントが発生してから、所定の時間経過しても期待される別の特定イベントが発生していない(実行されていない)という事象も1つのイベントとしてこのイベント系列に追加できる。
特性情報管理部207、進捗情報監視部204およびイベント系列情報監視部201がプロジェクト情報DB202に蓄積した情報をもとに、リスク検索部203は、管理対象プロジェクトが持っているリスクを検索する。
プロジェクトの持ちうるリスクは、プロジェクト情報DB202のリスク定義テーブル202−8で定義される。リスク定義テーブル202−8の例を図15に示す。リスク定義テーブル202−8の各レコードは、リスク識別子1401とリスク項目1402からなる。
また、リスクの発生は、過去プロジェクトの特性およびイベント系列の組み合わせによりプロジェクト情報DB202のリスク発生プロセステーブル202−9で定義される。リスク発生プロセステーブル202−9の例を図16に示す。リスク発生プロセステーブル202−9の各レコードは、リスク識別子1401と、特性1(501a)、特性2(501b)…と、イベント1(902a)、イベント2(902b)…からなる。ここで、特性1(501a)、特性2(501b)…には依存関係はないが、イベント1(902a)、イベント2(902b)…には依存関係がある。例えば、レコード1304の場合、プロジェクトが“sc007”、“sc011”、“cc003”の特性をもち、かつ“d02”、“d04”の順でイベントが起こった時に、リスク“rp04”が発生する。
リスク検索部203は、プロジェクト特性テーブル202−3を参照して管理対象プロジェクトの特性ID501を取得し、プロセステーブル202−7を参照して管理対象プロジェクトのイベント系列を取得する。次にリスク発生プロセステーブル202−9を検索して取得した特性ID501とイベント系列に合致するリスクを抽出する。なお特性ID501を無視し、管理対象プロジェクトのイベント系列に合致するリスクを検出してもよい。またリスク検索部203は、リスク発生プロセステーブル202−9を参照し、特性ID501の類似度が高く、イベント系列が合致するリスクを抽出してもよい。
このようにして検出されたリスクは、プロジェクトリスク一覧画面で表示される。プロジェクトリスク一覧画面の例を図17に示す。プロジェクトリスク一覧画面には、プロジェクト名401と、リスク検索部203が検索したリスク項目1402、リスク発生日1503、およびリスクインパクト1504が表示される。リスク項目1402は、リスク定義テーブル202−8を参照して得られた検索されたリスクのリスク項目である。リスク発生日1503には、リスク検索によって初めて発生が検出された日時(該当するイベント系列中のいずれかのイベントの発生日)が表示され、リスクインパクト1504には、管理対象プロジェクトがとり得るリスクのインパクトが表示される。リスクインパクト1504は、過去事例における影響度および管理対象プロジェクトでの発生確率をもとにしてリスクインパクト算出部206が計算する。
リスクインパクトの変動状況は、リスクインパクト変動表示画面に表示される。リスクインパクト変動表示画面の例を図18に示す。リスクインパクト変動表示画面には、定期的に蓄積されるリスクインパクトの値から各リスク項目のインパクトの推移が時系列で表示2001される。また、本画面は、定期的に蓄積しているリスクインパクトの情報から、リスクインパクトの変動率のランキング2002を表示する。リスク項目の変動率は、最近のリスクインパクトと最初のリスクインパクトの比を表している。リスク項目は、変動率の大きいものから順に配列され、対策の優先順位を示唆している。
リスク対応計画作成部209は、プロジェクトマネージャーの情報入力に応じてリスク検索部203が検出したリスクに対する施策を支援する。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトリスク一覧画面のリスク項目1402について任意のリスク項目を選択し、リスクに対する対応策を立てる。対応策は、リスク対応プロセス入力画面を介して入力される。
リスク対応プロセス入力画面の例を図19に示す。リスク対応プロセス入力画面には、管理対象プロジェクトのリスク項目1402の他に、対策1802と、根拠1803と、対策予定日1805と、実施内容1806と、結果1807の入力項目がある。リスク検索部203が抽出したリスクがリスク項目1402として表示されるので、プロジェクトマネージャーは、それに対する対策1802、根拠1803、および対策予定日1805を入力する。同じリスク項目に対しても、プロジェクトの背景や置かれた状況などにより、取るべき対策は異なるので、その対策を取ることの根拠1803も入力する。類似プロジェクト情報1804は、管理対象プロジェクトと特性が類似しているプロジェクトの同一リスク項目の対策と根拠を表示する。
各リスク項目について対策1802、根拠1803および対策予定日1805が入力された後、リスク対応プロセス監視部205は、対策予定日1805までに、リスク対策の具体的な実施内容1806と、その結果現れた事象の結果1807が入力されたか否か監視する。また結果が思わしくなかった場合には、プロジェクトマネージャーは、プロジェクト終了後に振り返り、どのようにすべきだったかという情報を結果1807に加えることができる。
リスク対応プロセス入力画面を介して入力された情報は、プロジェクト情報DB202のリスク対応プロセス情報テーブル202−10に書き込まれる。図20にリスク対応プロセス情報テーブル202−10の例を示す。リスク対応プロセス情報テーブル202−10の各レコードは、プロジェクトID301と、リスク識別子1401と、対策1802と、根拠1803と、対応予定日1805と、実施内容1806と、結果1807からなる。
類似リスク検索部208は、リスク対応プロセス情報テーブル202−10を検索し、管理対象プロジェクトと特性が類似しているプロジェクトの同一リスク項目の対策と根拠を取得する。リスク対応計画作成支援部209は、取得した対策と根拠をリスク対応プロセス入力画面の類似プロジェクト情報1804に表示する。プロジェクトマネージャーは、表示された対策と根拠を参照し、実施内容1806と結果1807を入力する。リスク対応計画作成支援部209は、入力された情報をリスク対応プロセス情報テーブル202−10の管理対象プロジェクトの該当する項目に登録する。
リスク対応プロセス入力画面を介して対策1802が入力されたとき、類似リスク検索部208は、対策1802のフリーテキストからキーワードを抽出し、リスク対応プロセス情報テーブル202−10の過去のプロジェクトについて対策1802が類似しているものを類似検索する。その検索結果の結果1807からキーワードを抽出し、結果が思わしくなかったプロジェクトの対策1802、実施内容1806および結果1807を取得する。リスク対応計画作成支援部209は、取得した情報をアラーム表示画面に表示する。アラーム表示画面の例を図21に示す。アラーム表示画面は、リスク対応プロセス入力画面に対策1802が入力された際、蓄積している過去プロジェクトの実施内容1806と、結果1807の推移が表示される。プロジェクトマネージャーは、この情報をもとに、再度対策について熟慮する。
プロジェクト終了後に、進捗情報監視部204は、プロジェクトマネージャーからの指示に基づいてプロジェクト情報テーブル202−1の管理対象プロジェクトの状態303の値を“終了済”に更新し、管理対象プロジェクトも過去事例の一つとして蓄積される。
実施形態のハードウェア構成図である。 実施形態のソフトウェア構成図である。 プロジェクト特性登録画面の例を示す図である。 プロジェクト情報テーブルの例を示す図である。 特性情報テーブルの例を示す図である。 プロジェクト特性テーブルの例を示す図である。 プロジェクト計画入力画面の例を示す図である。 作業情報定義テーブルの例を示す図である。 プロジェクト進捗管理画面の例を示す図である。 作業状態テーブルの例を示す図である。 プロジェクトイベント入力画面の例を示す図である。 イベント情報テーブルの例を示す図である。 プロセス系列テーブルの例を示す図である。 イベント系列を説明する図である。 リスク定義テーブルの例を示す図である。 リスク発生プロセステーブルの例を示す図である。 プロジェクトリスク一覧画面の例を示す図である。 リスクインパクト変動表示画面の例を示す図である。 リスク対応プロセス入力画面の例を示す図である。 リスク対応プロセス情報テーブルの例を示す図である。 アラーム表示画面の例を示す図である。
符号の説明
201…イベント系列情報監視部、202…プロジェクト情報DB、203…リスク検索部、204…進捗情報監視部、205…リスク対応プロセス監視部、206…リスクインパクト算出部、207…特性情報管理部、208…類似リスク検索部、209…リスク対応計画作成支援部、501…特性ID、902…イベント

Claims (5)

  1. プロジェクト進行中に発生した事象をイベントと呼び、関連する複数のイベントの時系列順の系列をイベント系列と呼ぶ場合に、管理対象プロジェクトのイベント系列を記憶し、かつ他のプロジェクトにおいてリスク発生につながったイベント系列を記憶するプロジェクト情報データベースと、
    前記プロジェクト情報データベースを検索し、前記管理対象プロジェクトのイベント系列に一致する前記他のプロジェクトのイベント系列に対応するリスクを抽出するリスク検索部とを備えたことを特徴とするプロジェクトリスク管理支援システム。
  2. 前記プロジェクト情報データベースは、さらに前記管理対象プロジェクトの特性情報と前記他のプロジェクトの特性情報を記憶し、
    前記リスク検索部は、前記管理管理対象プロジェクトの特性情報と前記他のプロジェクトの特性情報の類似度が高い場合に、前記のリスク抽出処理を行うことを特徴とする請求項1記載のプロジェクトリスク管理支援システム。
  3. 前記イベント系列中の特定のイベントが発生してから、所定の時間が経過しても別の特定のイベントが発生していないという事象も1つのイベントとして当該イベント系列に追加されることを特徴とする請求項1記載のプロジェクトリスク管理支援システム。
  4. プロジェクト進行中に発生した事象をイベントと呼び、関連する複数のイベントの時系列順の系列をイベント系列と呼ぶ場合に、管理対象プロジェクトのイベント系列と、他のプロジェクトにおいてリスク発生につながったイベント系列とをプロジェクト情報データベースに格納し、
    前記プロジェクト情報データベースに格納される他のプロジェクトに関するイベント系列を検索し、前記管理対象プロジェクトのイベント系列に一致する前記他のプロジェクトのイベント系列に対応するリスクを抽出することを特徴とするプロジェクトリスク管理支援方法。
  5. 前記プロジェクト情報データベースは、さらに前記管理対象プロジェクトの特性情報と前記他のプロジェクトの特性情報を記憶し、
    前記管理対象プロジェクトの特性情報と前記他のプロジェクトの特性情報の類似度が高い場合に、前記のリスク抽出処理を行うことを特徴とする請求項4記載のプロジェクトリスク管理支援方法。
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