JP5345531B2 - 顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法および顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子 - Google Patents
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Description
項1.カルボキシル基含有重合体粒子を作製する工程、
前記カルボキシル基含有重合体粒子を含液率が5〜25質量%となるように極性有機溶媒の蒸気下に保持して前記極性有機溶媒を吸液させることにより、前記カルボキシル基含有重合体粒子の凝集体を作製する工程、
および、前記カルボキシル基含有重合体粒子の凝集体を乾燥した後、粉砕する工程、
を有することを特徴とする顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法。
1)中位粒子径が300〜800μm、
2)嵩密度が0.30g/ml以上、
3)静置した25℃の水に、顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子を水に対して0.5質量%になるように投入した後、該顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子がすべて膨潤するのに要する時間が30分以下、
の特性を有することを特徴とする顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子、に関する。
(式中、Xは極性有機溶媒を吸液させる前のカルボキシル基含有重合体粒子の質量(g)、Yは極性有機溶媒を吸液させた後のカルボキシル基含有重合体粒子の質量(g))
1)中位粒子径が300〜800μm、
2)嵩密度が0.30g/ml以上、
3)静置した25℃の水に、顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子を水に対して0.5質量%になるように投入した後、該顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子がすべて膨潤するのに要する時間が30分以下。
式中、Aは、目開きの粗い篩から順次篩上に残った顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の質量を積算し、積算質量が全質量の50質量%未満であり、かつ50質量%に最も近い篩までの積算値(g)である。Cは目開きの粗い篩から順次篩上に残った粒子の質量を積算し、積算質量が、粒子の全質量の50質量%以上であり、かつ50質量%に最も近い篩までの積算値(g)である。Dは、Aの積算値を求めた時の篩の目開き(μm)であり、BはCの積算値を求めた時の篩の目開き(μm)である。
撹拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を備えた500ml容の四つ口フラスコに、アクリル酸45g(42.9ml)、ペンタエリスリトールアリルエーテル0.24g、α,α’−アゾビスイソブチロニトリル0.153g、ノルマルヘキサン150g(223.9ml)を仕込んだ。引き続き、均一に撹拌、混合した後、反応容器の上部空間、原料および溶媒中に存在している酸素を除去するために、溶液中に窒素ガスを吹き込んだ。次いで、窒素雰囲気下、60〜65℃に保持して4時間反応させた。
200ml容のビーカーに水150gを入れ、水の温度を25℃に調整する。これを静置した状態で、顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子0.75gを投入し、重合体粒子のすべてが中心まで膨潤するのに要する時間を測定する。なお、顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子が水に膨潤したとする判定は、乾燥時には白色の重合体粒子が、水に膨潤し白色半透明になることを目視により判断して行う。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度70℃、エタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は11質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.4gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度55℃、アセトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は13質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.4gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度66℃、エチルメチルケトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で50分間静置した。静置後の含液率は20質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度75℃、酢酸エチル蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で50分間静置した。静置後の含液率は21質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.6gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、メタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は3質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、エタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は4質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.4gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、アセトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で360分間静置した。静置後の含液率は29質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級し、粒度が調整された顆粒状の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例1と同様の方法で得られた架橋型カルボキシル基含有重合体粒子15kgを圧縮成形造粒により顆粒化した。圧縮成形装置としてはファーマーインパクタ(型式:CS−25、ホソカワミクロン株式会社製)を用いて、2つのロール間で圧縮することにより圧縮成形し(ロール径:230mm、ロール間隔:1.2mm、ロール回転数:5rpm、圧縮成形圧力:0.15T/cm2)、粉砕(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)、分級することにより圧縮成形顆粒状架橋型カルボキシル基含有重合体粒子13.6kgを得た。
実施例1と同様の方法で得られた白色微粉末の架橋型カルボキシル基含有重合体粒子について、嵩密度、膨潤までの時間およびレーザー回折式粒度分布測定装置(型式:SALD−2000J、株式会社島津製作所製、分散媒:ノルマルヘキサン)により中位粒子径を測定した。その結果を表1に示す。
撹拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を備えた500ml容の四つ口フラスコに、アクリル酸45g(42.9ml)、アルキル基の炭素数が10〜30である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしてのブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製:メタクリル酸ステアリルが10〜20質量部、メタクリル酸エイコサニルが10〜20質量部、メタクリル酸ベヘニルが59〜80質量部およびメタクリル酸テトラコサニルの含有量が1質量部以下の混合物)0.68g、α,α’−アゾビスイソブチロニトリル0.153g、ノルマルヘキサン150g(223.9ml)を仕込んだ。引き続き、均一に撹拌、混合した後、反応容器の上部空間、原料および溶媒中に存在している酸素を除去するために、溶液中に窒素ガスを吹き込んだ。次いで、窒素雰囲気下、60〜65℃に保持して4時間反応させた。
200ml容のビーカーに水150gを入れ、水の温度を25℃に調整する。これを静置した状態で、顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子0.75gを投入し、重合体粒子のすべてが中心まで膨潤するのに要する時間を測定する。なお、顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子が水に膨潤したとする判定は、乾燥時には白色の重合体粒子が水に膨潤し白色半透明になることを目視により判断して行う。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度70℃、エタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は12質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度55℃、アセトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は12質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度67℃、エチルメチルケトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で50分間静置した。静置後の含液率は19質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.6gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度76℃、酢酸エチル蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で50分間静置した。静置後の含液率は20質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.4gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、メタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は3質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、エタノール蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で30分間静置した。静置後の含液率は4質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.5gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子12gを直径10cmのステンレス製の皿に薄く均一に敷き詰め、これを温度30℃、アセトン蒸気下に調整したセパラブルフラスコ内で360分間静置した。静置後の含液率は30質量%であった。これを80℃、2時間乾燥し、ピンミル型粉砕機(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を得た後、1000μmの目開きの篩で分級して粗粉を除去し、粒度が調整された顆粒状のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子11.4gを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子15kgを圧縮成形造粒により顆粒化した。圧縮成形装置としてはファーマーインパクタ(型式:CS−25、ホソカワミクロン株式会社製)を用いて、2つのロール間で圧縮することにより圧縮成形し(ロール径:230mm、ロール間隔:1.2mm、ロール回転数:5rpm、圧縮成形圧力:0.15T/cm2)、粉砕(商品名:ファインインパクトミル、ホソカワミクロン株式会社製)、分級することにより圧縮成形顆粒状アルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子13.3kgを得た。
実施例6と同様の方法で得られた白色微粉末のアルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子について、嵩密度、膨潤までの時間およびレーザー回折式粒度分布測定装置(型式:SALD−2000J、株式会社島津製作所製、分散媒:ノルマルヘキサン)により中位粒子径を測定した。その結果を表3に示す。
Claims (5)
- カルボキシル基含有重合体粒子を作製する工程、
前記カルボキシル基含有重合体粒子を含液率が5〜25質量%となるように極性有機溶媒の蒸気下に保持して前記極性有機溶媒を吸液させることにより、前記カルボキシル基含有重合体粒子の凝集体を作製する工程、
および、前記カルボキシル基含有重合体粒子の凝集体を乾燥した後、粉砕する工程、
を有することを特徴とする顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法。 - カルボキシル基含有重合体粒子を作製する工程において、α,β−不飽和カルボン酸類と、エチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを、ラジカル重合開始剤の存在下、不活性溶媒中で重合させることにより、架橋型カルボキシル基含有重合体粒子を作製することを特徴とする請求項1記載の顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法。
- カルボキシル基含有重合体粒子を作製する工程において、α,β−不飽和カルボン酸類と、アルキル基の炭素数が10〜30である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを、ラジカル重合開始剤の存在下、不活性溶媒中で重合させることにより、アルキル変性カルボキシル基含有重合体粒子を作製することを特徴とする請求項1記載の顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法。
- カルボキシル基含有重合体粒子の凝集体を作製する工程において、極性有機溶媒が炭素数が1〜5のアルコール類、炭素数が3〜6のケトン類、炭素数が3〜6のエステル類および炭素数が4〜6のエーテル類からなる群から選ばれた少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法により得られる顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子であって、
1)中位粒子径が300〜800μm、
2)嵩密度が0.30g/ml以上、
3)静置した25℃の水に、顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子を水に対して0.5質量%になるように投入した後、該顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子がすべて膨潤するのに要する時間が30分以下、
の特性を有することを特徴とする顆粒状カルボキシル基含有重合体粒子。
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