JP5344301B2 - 手摺ブラケット - Google Patents

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Description

この発明は、建築物に設置される手摺において、手摺バーを入隅部に固定する手摺ブラケットに関するものである。
一般に、図5に示すように、和風建築物の真壁構造においては、柱Pが壁面W,Wから露出しており、入隅部においても、直角をなす二つの壁面W,Wから柱Pの角部が僅かに露出している。下記特許文献1には、このような真壁の入隅部に手摺バーBを固定する手摺ブラケット51が記載されている。
この手摺ブラケット51は、図6及び図7に示すように、その背面で柱Pに当接して固定される台座部52と、台座部52から延出した腕部53と、腕部53の先端側に手摺バーBを保持する手摺バー保持部54とを備えている。
台座部52の背面側には、柱Pの頂角に対応する谷部55と、柱Pの頂角を構成する二平面に当接する当接面56とが設けられ、台座部52の正面側から背面側の谷部55へ貫通するように、台座部52を柱Pに固定するための固定ねじSを挿通するねじ穴57が設けられている。固定ねじSの頭部は、カバー58で覆い隠される。
特開2009−24431号公報
しかしながら、現代の住宅では、真壁構造よりも柱等の構造材を壁で覆い隠した2×4工法等の大壁構造が採用される場合が多く、このような大壁構造の入隅部に手摺バーを固定する際には、上記のような手摺ブラケットを使用することができない。
また、大壁構造の場合、入隅部を構成する二つの壁面のうち、一方の壁面にしか下地材がない場合があり、そのような場合、手摺バーを固定するには、下地材のある方向に応じた専用の手摺ブラケットを用意しなければならい。
また、手摺バーを保持した状態で、手摺バーの軸線に直交する壁面に固定ねじをねじ込む手摺ブラケットでは、固定ねじのねじ込みに際し、ドライバー等の工具が手摺バーに干渉して作業が困難な場合もある。
そこで、この発明は、入隅部を構成するいずれかの壁面にしか下地材がない場合でも、その下地材のある方向に応じて専用の手摺ブラケットを用意しておく必要がなく、手摺バーを容易に固定できるようにすることを目的とするものである。
上記課題を解決するため、この発明は、手摺バーを入隅部に固定するための手摺ブラケットにおいて、入隅部に当接して固定される台座部と、台座部から延出した腕部と、腕部の先端側に手摺バーを保持する手摺バー保持部とを備え、台座部の背面側には、入隅部を構成する二つの壁面に応じて角度をなす二つの当接面を形成し、台座部の正面側から背面側へ貫通して、台座部を壁面に固定するための固定ねじを挿通するねじ穴を設け、このねじ穴を、台座部の正面側から二つの当接面に亘って広がった形状としたのである。
また、前記ねじ穴は、台座部の腕部を挟んだ上下位置に設け、このねじ穴に、正面側から当接面へかけて、台座部の中央方向に拡径したテーパー面を形成したのである。
この発明に係る手摺ブラケットでは、固定ねじを挿通するねじ穴が台座部の正面側から二つの当接面に亘って広がっているので、手摺バーの入隅部への固定に際し、入隅部を構成する二つの壁面のうち、いずれか一方にしか下地材がない場合でも、下地材のある壁面に向けて固定ねじをねじ穴のいずれかの端部寄りに挿通し、その壁面に固定ねじをねじ込んで、台座部を壁面に固定することにより、手摺バーを手摺ブラケットを介して入隅部に固定することができる。
また、台座部の上下に位置するねじ穴に、正面側から当接面へかけて台座部の中央方向に拡径したテーパー面を設けたことにより、手摺バー保持部に手摺バーが保持されていたとしても、テーパー面に沿って固定ねじを斜めにねじ穴に挿入することができるので、手摺バーと工具とが干渉しない状態で、固定ねじを壁面にねじ込むことができる。
この発明に係る手摺ブラケットの入隅部壁面に対する固定状態を示す斜視図 同上の入隅部の各壁面への固定態様を示す横断平面図 同上の工具による固定ねじのねじ込み状態を示す斜視図 同上のねじ穴に固定ねじを挿入した状態の背面側斜視図 従来の真壁の入隅部への手摺ブラケットによる手摺設置状態を示す斜視図 同上の手摺ブラケットの分解斜視図 同上の手摺ブラケットの柱への固定状態を示す平面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この手摺ブラケット1は、手摺バーBを大壁構造の入隅部に固定するために使用するものであり、入隅部に当接して固定される台座部2と、台座部2から延出した腕部3と、腕部3の先端側に手摺バーBを保持する手摺バー保持部4とを備えている。腕部3と手摺バー保持部4とはエルボ型に湾曲して連設されている。
台座部2の背面側には、入隅部を構成する二つの壁面W,Wに応じて直角をなす二つの当接面5,6が形成され、当接面5は、壁面Wに対応して手摺バーBの軸線方向に向き、当接面6は、壁面Wに対応して手摺バーBの軸線に直交する方向に向いている。
台座部2の正面側には、当接面5,6に対して均等に傾斜した45°の角度をなす前隅面7が形成されている。この傾斜角度は、45°に拘わることなく、施工時に後述の固定ねじSをねじ込みやすい適宜の角度としても何ら差し支えはない。
台座部2には、前隅面7から当接面5,6へ貫通して、台座部2を壁面W,Wに固定するための固定ねじSを挿通するねじ穴8が設けられている。ねじ穴8は、前隅面7から二つの当接面5,6に亘って広がった形状とされ、台座部2の腕部3を挟んだ上下位置にそれぞれ1個ずつ配置されている。
前隅面7には、ねじ穴8の周囲に固定ねじSの頭部を没入させるための座ぐり部9が形成され、座ぐり部9の幅は、固定ねじSを斜めにねじ穴8に挿入しても、固定ねじSの頭部が干渉しない大きさになっている。
また、図4に示すように、ねじ穴8には、前隅面7から当接面6へかけて、台座部2の中央方向に拡径したテーパー面10が形成されている。
そのほか、図1に示すように、この手摺ブラケット1は、施工状態で固定ねじSの頭部を覆い隠すカバー11を備えている。カバー11は、腕部3の部分が切り欠かれ、前隅面7の縁部で爪により台座部2に係脱するようになっている。
このような手摺ブラケット1を使用して、手摺バーBを大壁構造の入隅部に固定するには、入隅部を構成する二つの壁面W,Wの裏側に下地材が存在するかを確認し、壁面W,Wに当接面5,6が沿うように手摺ブラケット1を入隅部に押し当てる。
そして、図2(a)に示すように、手摺バーBの軸線に平行な壁面Wの裏側に下地材となる柱Pが存在する場合には、壁面Wに向けて固定ねじSをねじ穴8の一方の端部寄りに挿通し、壁面Wに固定ねじSをねじ込んで、台座部2を壁面Wに固定し、手摺バーBを手摺バー保持部4に挿入する。
また、図2(b)に示すように、手摺バーBの軸線に直交する壁面Wの裏側に下地材となる柱Pが存在する場合には、壁面Wに向けて固定ねじSをねじ穴8の他方の端部寄りに挿通し、壁面Wに固定ねじSをねじ込んで、台座部2を壁面Wに固定し、手摺バーBを手摺バー保持部4に挿入する。
そして、図1に示すように、手摺バー保持部4に設けられたビス穴12を介して、ビスVを手摺バーBにねじ込み、手摺バー保持部4に対する手摺バーBの回転及び軸線方向の移動を阻止して、手摺バーBを手摺ブラケット1を介して入隅部に固定する。
このように、上記手摺ブラケット1では、入隅部を構成する二つの壁面W,Wのうち、いずれか一方にしか下地材がない場合でも、下地材のある壁面W又はWに向けて固定ねじSをねじ穴8のいずれかの端部寄りに挿通し、その壁面W又はWに固定ねじSをねじ込んで、台座部2を壁面W又はWに固定し、手摺バーBを手摺ブラケット1を介して入隅部に固定することができる。
ここで、図3に示すように、手摺バーBが予め手摺バー保持部4に保持された状態で、壁面Wに固定ねじSをねじ込む際には、テーパー面10に沿って固定ねじSを斜めにねじ穴8に挿入することにより、手摺バーBとインパクトドライバー等の工具Tとが干渉しない状態で、固定ねじSを壁面Wにねじ込むことができる。
なお、上記実施形態では、二つの壁面W,Wが構成する入隅部に手摺ブラケット1を固定する場合について例示したが、手摺ブラケット1は、入隅部以外の部分に使用することもできる。この場合、当接面5,6の一方を覆うカバーを用意して、ねじ穴8が露出するのを防ぐようにしてもよい。
1 手摺ブラケット
2 台座部
3 腕部
4 手摺バー保持部
5,6 当接面
7 前隅面
8 ねじ穴
9 座ぐり部
10 テーパー面
11 カバー
12 ビス穴
B 手摺バー
S 固定ねじ
T 工具
V ビス
,W 壁面

Claims (2)

  1. 手摺バーを入隅部に固定するための手摺ブラケットであって、入隅部に当接して固定される台座部と、台座部から延出した腕部と、腕部の先端側に手摺バーを保持する手摺バー保持部とを備え、台座部の背面側には、入隅部を構成する二つの壁面に応じて角度をなす二つの当接面を形成し、台座部の正面側から背面側へ貫通して、台座部を壁面に固定するための固定ねじを挿通するねじ穴を設け、このねじ穴を、台座部の正面側から二つの当接面に亘って広がった形状としたことを特徴とする手摺ブラケット。
  2. 前記ねじ穴は、台座部の腕部を挟んだ上下位置に設け、このねじ穴に、正面側から背面側へかけて、台座部の中央方向に拡径したテーパー面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の手摺ブラケット。
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