JP5343627B2 - ハイブリッド車のエンジン制御装置 - Google Patents

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Description

この発明はハイブリッド車のエンジン制御装置、特に可変動弁装置を備え、車両減速時に燃料カットを行うものに関する。
ハイブリッド車では、車両減速時にモータを発電機とし、車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、バッテリに回収するようにしている。このモータの回生制御時にエンジンとモータとが直結状態であると、エンジンのポンピングロスの分だけ回生効率が悪くなる。そこで、回生制御時のエンジンのポンピングロスを低減させるため、気筒休止を行わせるものがある(特許文献1参照)。
特許第3540297号公報
ところで、上記特許文献1に記載の技術では、駆動源を油圧源としている可変バルブタイミング機構を備えており、この可変バルブタイミング機構を用いて吸気バルブ及び排気バルブを閉じたままとすることにより、ポンピングロスを低減している。
しかしながら、車両減速時に気筒運転より気筒休止へと移行する際には、トルク変動に起因するショックが生じ、また燃料カットからのリカバー時に気筒休止から気筒運転へと移行する際にもトルク変動に起因するショックが生じる。
そこで本発明は、気筒休止を行わなくともポンピングロスを低減し得る装置を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、
燃料供給手段(21)を有するエンジン(1)と、モータ(51)とを駆動源として備え、車両減速時にモータ(51)の回生制御を行うハイブリッド車(50)のエンジン制御装置において、吸気バルブ(15)のバルブタイミングを可変に調整し得るバルブタイミング可変機構(26、27)を備え、燃料カット条件が成立したか否かを判定し、燃料カット条件が成立したタイミングより所定のディレイ期間が経過した後に燃料供給手段(21)からの燃料供給を停止させ、この燃料供給の停止中にバルブタイミング可変機構(26、27)を用いてポンピングロスが低減する方向に吸気バルブ(15)のバルブタイミングを変更するように構成すると共に、排気通路に三元触媒を備え、前記ディレイ期間は、前記燃料カット条件が成立したタイミングより、燃料カット条件が成立したタイミングでスロットル弁を絞った後に燃焼室に流入する空気量が低下したタイミングまでであり、前記ディレイ期間でバルブオーバーラップがなくなるように前記吸気バルブの開時期を排気バルブの閉時期よりも遅角側に変更し、かつ前記吸気バルブの閉時期を吸気下死点の近傍に変更する
本発明によれば、燃料供給手段を有するエンジンと、モータとを駆動源として備え、車両減速時にモータの回生制御を行うハイブリッド車のエンジン制御装置において、吸気バルブのバルブタイミングを可変に調整し得るバルブタイミング可変機構を備え、燃料カット条件が成立したか否かを判定し、燃料カット条件が成立したタイミングより所定のディレイ期間が経過した後に前記燃料供給手段からの燃料供給を停止させ、この燃料供給の停止中にバルブタイミング可変機構を用いてポンピングロスが低減する方向に吸気バルブのバルブタイミングを変更すると共に、排気通路に三元触媒を備え、前記ディレイ期間は、前記燃料カット条件が成立したタイミングより、燃料カット条件が成立したタイミングでスロットル弁を絞った後に燃焼室に流入する空気量が低下したタイミングまでであり、前記ディレイ期間でバルブオーバーラップがなくなるように前記吸気バルブの開時期を排気バルブの閉時期よりも遅角側に変更し、かつ前記吸気バルブの閉時期を吸気下死点の近傍に変更するので、気筒休止を行わなくても、ポンピングロスを低減することが可能となり、これによってポンピングロスの減少分だけモータの回生制御時の回生効率を向上させることができると共に、三元触媒のストレージ酸素量が満杯とならず、これによってNOxを還元可能な状態にしておくことができる。
本発明の第1実施形態のハイブリッド車の全体構成図である。 エンジン制御装置の概略構成図である。 第1実施形態の燃料カット時の吸気バルブ開時期、吸気バルブ閉時期、スロットル弁開度、燃料噴射状態の変化を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の燃料カット時の制御を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の燃料カット時の吸気バルブ開時期、吸気バルブ閉時期、スロットル弁開度、燃料噴射状態の変化を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の燃料カット時の制御を説明するためのフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態のハイブリッド車の全体構成図、図2はエンジン制御装置の概略構成図である。
先に、図2に示すエンジン制御装置を簡単に説明しておくと、空気は吸気コレクタ2上流のスロットル弁23により調量されてエンジン1の燃焼室5に供給される。燃料は燃料噴射弁21(燃料供給手段)より吸気マニホールド3の吸気ポート4に向けて噴射され、吸気ポート4を流れる吸入空気に運ばれて燃焼室5に導入される。燃料噴射弁21からの燃料噴霧は気化しながら燃焼室5内で混合気を形成し、燃焼室5内のガスは吸気バルブ15が閉じた後にピストン6によって圧縮される。そして、点火プラグ14による着火で燃焼し、燃焼後のガスは排気バルブ16が開いたときに排気通路8に出て、排気通路8の三元触媒9、10により浄化される。
上記のスロットル弁23はスロットルモータ24により駆動される。運転者が要求するトルクはアクセルペダル41の踏み込み量(アクセル開度)に現れるので、エンジンコントローラ31ではアクセルセンサ42からの信号に基づいて目標トルクを定め、この目標トルクを実現するための目標空気量を定め、この目標空気量が得られるようにスロットルモータ24を介して吸気絞り弁23の開度を制御する。なお、後述するように、ハイブリッド車では、アクセルセンサ81からの信号はATコントローラ71に入力されることとなる。
エンジン1には吸気バルブ15のバルブリフト量及び作動角を連続的に可変制御する多節リンク状の機構で構成される可変バルブ機構(以下、「VEL機構」という。)26と、クランクシャフト7と吸気バルブ用カムシャフト25との回転位相差を連続的に可変制御して、吸気バルブ15のバルブタイミングを進遅角する可変バルブタイミング機構(以下「VTC機構」という。)27とを備える。これらVEL機構26及びVTC機構27(バルブタイミング可変機構)を用いることで、吸気バルブ15の開時期IVOと閉時期IVCを任意に制御できる。
エアフローメータ32からの吸入空気量の信号、クランク角センサ33、34からのクランク角の信号、水温センサ37からの冷却水温の信号、触媒上流側の空燃比センサ35からの空燃比の信号、触媒下流側の酸素濃度センサ(図示しない)からの酸素濃度の信号が入力されるエンジンコントローラ31では、燃料噴射弁21からの燃料噴射と点火プラグ14による点火時期とを制御する。具体的には、燃料噴射制御では、三元触媒9、10を流れる排気の空燃比が理論空燃比を中心とするウインドウに収まるように燃料噴射弁21からの燃料噴射量を制御する。また、エンジンコントローラ31は、バルブタイミング変更手段として、VEL機構26及びVTC機構27を用い、吸気バルブ15のバルブタイミングを運転条件に応じて可変制御(変更)する。さらに、燃費向上のため、エンジンコントローラ31では車両の減速時に燃料噴射弁21からの燃料噴射を停止する燃料カットを行う。
図1においてハイブリッド車は、いわゆる1モータ・2クラッチのハイブリッド車(パラレル方式である)50である。すなわち、1モータ・2クラッチのハイブリッド車50は、駆動源としてのエンジン1及びモータ51(モータジェネレータ)と、駆動源からの動力を駆動輪に伝達する変速機53と、エンジン1及びモータ53の連結を断接し得る第1クラッチ54と、モータ51及び変速機53の連結を断接し得る第2クラッチ55とを備えている。詳述すれば、エンジン回転軸56(=クランクシャフト7)は、第1クラッチ54を介してモータ回転軸57に連結され、モータ回転軸57は変速機53の入力側回転軸58に連結されている。この入力側回転軸58は、第2クラッチ55を介して変速機53の出力側回転軸59に連結されている。そして、この出力側回転軸59は、差動歯車装置60を介して駆動輪61、61に連結されている。
アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサ81からの信号、車両の車速を検出する車速センサ82からの信号、変速機53の入力側回転軸58の回転速度を検出する回転速度センサ83からの信号が入力されるATコントローラ71では、変速機53と第2クラッチ55の断接を制御する。モータ回転軸57の回転速度を検出する回転速度センサ84からの信号が入力されるモータコントローラ72ではインバータ73を介してモータ51を制御する。第1クラッチコントローラ74では、第1クラッチ54の断接を制御する。
エンジンコントローラ31、ATコントローラ71、モータコントローラ72及び第1クラッチコントローラ74と統合コントローラ75との間はCAN76で連絡されている。統合コントローラ75では、4つのコントローラ31、71、72、74との間で通信を行って、車両の運転状態に応じた走りが得られるようにハイブリッド車を制御する。例えば車両停止状態より走り始めるときには、エンジン1は始動せず、第2クラッチ55を締結した状態でモータ51により車両を駆動する。一方、モータ51による車両走行中にさらにアクセルペダルが踏み込まれドライバに加速要求があることを判定したときには、第1クラッチ54を締結してエンジン1を始動し、モータ51の駆動力にエンジン1の駆動力を追加してドライバの加速要求に応える。また、車両の減速時には、第1クラッチ54を開放し、モータ51をジェネレータとして働かせることにより駆動軸からの動力(車両の運動エネルギー)を電気エネルギーに変換し、バッテリ77に回収する。また、エンジン自動停止条件が成立したときエンジン1をドライバの意思に関係なく自動的に停止し、その後にエンジン再始動条件が成立したとき、エンジン1を自動的に再始動させる、いわゆるアイドルストップ制御も行っている。
図3は車両の減速時に燃料カットフラグ、吸気バルブ開時期IVO、吸気バルブ閉時期IVC、スロットル弁開度、燃料噴射の状態がどのように変化するのかをモデルで示している。ここで、吸気バルブ開時期IVO、吸気バルブ閉時期IVCについては、現状制御の場合を一点鎖線で示し、本発明の場合を実線で重ねて示している。
まず、現状制御の場合を先に説明する。アクセルペダル41を踏み込んだ状態でエンジン回転速度が燃料カット回転速度Ncut以上の回転速度領域にあり、この回転速度領域でドライバが車両の減速を開始しようとアクセルペダル41を離すと燃料カット条件が成立する。t0のタイミングで燃料カット条件が成立して燃料カットフラグがゼロから1に切換わったものとする。一方、t2のタイミングで燃料カットリカバー条件が成立したとする。例えば、エンジン回転速度が燃料カットリカバー回転速度Nrcvまで低下していない状態で再加速のためアクセルペダル41が踏み込まれたときや、アクセルペダル41が踏み込まれることなく、エンジン回転速度が燃料カットリカバー回転速度Nrcvを横切って低下したときに、燃料カットリカバー条件が成立する。従って、燃料カット期間はt0からt2までの期間である。
t0より前の燃料カット以前と、t2からの燃料カットリカバー後においては、吸気バルブ開時期IVO、吸気バルブ閉時期IVC、スロットル弁開度TVOはそのときの運転条件に応じた最適な値とされているので、ここでは、燃料カット以前の吸気バルブ開時期IVO、吸気バルブ閉時期IVC、スロットル弁開度TVOをそれぞれ第1所定値IVO1、第1所定値IVC1、第1所定値TVO1とし、燃料カットリカバー後の吸気バルブ開時期IVO、吸気バルブ閉時期IVC、スロットル弁開度TVOをそれぞれ第2所定値IVO2、第2所定値IVC2、第2所定値TVO2とする。
燃料カット条件が成立したt0のタイミングで即座に燃料供給を停止するのではなく、t0のタイミングよりスロットル弁開度TVOを燃料カット直前の値である第1所定値TVO1からゼロに近い第3所定値TVO3へと小さくする(変更する)と共に、燃料噴射を継続する。こうしてスロットル弁23を絞った後にスロットル弁23下流の吸気通路(2、3)に残留する空気が減少した(燃焼室5に流入する空気量が低下した)t1のタイミングで燃料噴射を停止する。
このように、燃料カット条件が成立したタイミング(t0)よりスロットル弁23を絞ってスロットル弁23下流の吸気通路に残留する空気が減少したタイミング(t1)まで燃料噴射を継続する、つまり実質の燃料カットを所定の期間遅らせている理由は、NOxの発生を抑制するためである。詳述すると、酸素ストレージ機能(酸素を蓄える機能)を有している三元触媒9、10では、HC、COに対して蓄えている酸素を放出(つまり酸化)することによりHC、COをH2O、CO2へと無害化し、その一方でNOxに対してはNOxから酸素を奪う(つまり還元する)ことによりNOxをN2へと無害化している。このため、燃料カット条件が成立したからいってスロットル弁23が開いた状態で燃料噴射弁21からの燃料供給を停止することにより、三元触媒9、10に新気中(空気中)の酸素が蓄えられてゆき一杯にまで蓄えられてしまうと、燃料カットからのリカバー直後に排気中のNOxから酸素を奪うことができない、つまりNOxの還元能力が低下する。そこで、スロットル弁23を閉じて燃焼室5への空気量が少なくなるまで燃料噴射を継続することで、三元触媒9、10のストレージ酸素量が満杯とならず、これによってNOxを還元可能な状態にしておくのである。燃料カット条件が成立したタイミング(t0)より実際に燃料供給を停止するタイミング(t1)までの期間は実質の燃料カットを遅らせた期間、つまり燃料カットディレイ期間である。
VEL機構26及びVTC機構27を備えるエンジン1では、限度があるものの吸気バルブ開時期IVOと吸気バルブ閉時期IVCを任意に制御することが可能である。そこで、燃料カットディレイ期間で燃焼状態を良くすることを目的として、吸気バルブ15のバルブタイミングを変更する。すなわち、t0のタイミングで吸気バルブ開時期IVOを吸気上死点TDC(排気行程から吸気行程に移るときの上死点のこと)より遅らせた第3所定値IVO3へと変更することによって吸気バルブ15の開期間と排気バルブ16の開期間とが重なるバルブオーバーラップ(以下単に「バルブオーバーラップ」という。)が生じないようにし、かつ吸気バルブ閉時期IVCを吸気下死点BDC(吸気行程から圧縮行程に移るときの下死点のこと)に近づけた第3所定値IVC3へと変更するようにしている。バルブオーバーラップを無くすことで燃焼室5内の残留ガスを抑え、かつ吸気バルブ閉時期IVCを吸気下死点BDCに近づけた第3所定値IVC3とすることで燃焼室5内ガスの圧縮温度を高め、これによってスロットル弁開度TVOを第3所定値TVO3としてスロットル弁23を絞っていても燃焼状態を良くするのである。
このようにVEL機構26及びVTC機構27を用いて、燃料カットディレイ期間中の燃焼状態を良くすることで、その分、燃料カットディレイ期間中のスロットル弁開度を、VEL機構26及びVTC機構27を備えないエンジンの場合より小さくすることが可能となり、そのスロットル弁開度の減少分だけ燃料カットディレイ期間が短縮される。
燃料カットディレイ期間は燃料噴射を継続する期間であるので、燃料カットディレイ期間が短縮されれば、そのぶん燃料噴射量を少なくでき燃費が良くなる。
t2で燃料カットリカバー条件が成立すると、燃料カットフラグが1よりゼロに戻され、吸気バルブ15のバルブタイミング(開時期IVOと閉時期IVC)は燃料カットリカバー直後の運転条件に応じて変更される。すなわち、吸気バルブ開時期IVOは第2所定値IVO2へと、吸気バルブ閉時期IVCは第2所定値IVC2へと戻されている。スロットル弁開度TVOはそのときのアクセル開度に応じた第2所定値TVO2へと戻されている。なお、これら第2所定値(IVO2、IVC2、TVO2)は実際の制御時の値と一致するものではない。
さて、ハイブリッド車50では、車両減速時にモータ51をジェネレータ(発電機)とし、車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、バッテリ77に回収するようにしている。このモータ51の回生制御時にエンジン1とモータ51とが直結状態であると、エンジン1のポンピングロスの分だけ回生効率が悪くなる。そこで、回生制御時のエンジンのポンピングロスを低減させるため、気筒休止を行わせる従来装置がある。しかしながら、気筒休止を行わせてポンピングロスを低減する方法だと、車両減速時に気筒運転より気筒休止へと移行する際にトルク変動に起因するショックが生じ、また燃料カットからのリカバー時に気筒休止から気筒運転へと移行する際にもトルク変動に起因するからなるショックが生じるという問題がある。また、車両減速時にスロットル弁23を開き側に制御し、ポンピングロスを低減して回生効率を良くする方法もあるが、この方法では車両減速時に多くの新気(空気)が三元触媒9、10に流れ込み、ストレージ酸素量が満杯となり、燃料カットリカバー直後のNOxの発生を抑制できなくなる可能性がある。
そこでエンジンコントローラ31(バルブタイミング変更手段)では、燃料カットディレイ期間経過後の燃料カット中(燃料供給の停止中)に、VEL機構26及びVTC機構27(バルブタイミング可変機構)を用いてポンピングロスが低減する方向に吸気バルブ15のバルブタイミングを変更する。
これを具体的に図3を参照して説明する。ポンピングロスの低減を目的として、VEL機構26及びVTC機構27を用い、吸気バルブ15のバルブタイミングをt1より変更する。すなわち、吸気バルブ閉時期IVCを吸気下死点BDCより遅角側に離れた第4所定値IVC4へと変更し、燃焼室5内に新気(空気)が入らないようにする(図3第3段目の実線参照)。吸気下死点BDCよりピストン6は燃焼室5内の新気を圧縮しようと上昇するものの、このとき吸気バルブ15が開いていれば、燃焼室5内の新気を吸気ポート4へと逆流させるので、吸気バルブ15が閉じた後に燃焼室5内に残留する新気の量が少なくなる。図3に示す実施形態では、吸気バルブ閉時期IVCを吸気下死点BDCより離れた遅角側に設定しているが、吸気下死点BDCより離れた進角側に変更してもかまわない。
一方、吸気バルブ開時期IVOについては、バルブオーバーラップが生じるように排気バルブ閉時期EVCよりも進角側の第4所定値IVO4へと変更する。これによって、燃焼室5に流入する新気は一旦は排気ポートへと吹き抜けるものの、その後吸気ポート4へと吹き返すのであり、これによっても吸気バルブ15が閉じた後に燃焼室5内に残留する新気の量が少なくなる。なお、実施形態では、排気バルブ閉時期EVCは吸気上死点TDCのすぐ進角側にあり固定値である。
このように吸気バルブ15が閉じた後に燃焼室5内に残留する新気の量が少なくなるようにしたことにより、ピストン6が燃焼室5内の新気を圧縮するときの力は燃焼室2内に残留する新気の量を少なくする前より小さくて良いものとなる。すなわち、ピストン6の上下運動で生じる不要な仕事であるポンピングロスが低減し、その低減したポンピングロス分の仕事がモータ51の回生制御に振り向けられることとなり回生効率が上がる。また、気筒休止でポンピングロスを低減する従来装置では、車両減速時における気筒運転から気筒休止への移行時や、この逆の気筒休止から気筒運転への移行時にトルク変動を発生させることになるが、本実施形態では、吸気バルブ15のバルブタイミングを変更することでポンピングロスを低減するので、従来装置のようにトルク変動を発生させることがない。また、車両減速中からの再加速時にも、部分負荷や全開負荷の状態に、バルブタイミングの変更のみで移行できるため、トルク変動を発生させなくて済む。
エンジンコントローラ31で行われるこの制御を図4のフローチャートに基づいて詳述する。図4は燃料カット時の制御を行わせるためのもので、一定時間毎(例えば10msec毎)に実行する。なお、燃料カット以前の制御と、燃料カットリカバーからの制御とは本発明に直接関係しないので、省略して示していない。
ステップ1では燃料カットフラグをみる。燃料カットフラグは、燃料カット条件が成立したときにゼロから1へと切換わるフラグである。燃料カットフラグ=0のときにはそのまま今回の処理を終了する。
ステップ1で燃料カットフラグ=1であるときにはステップ2に進み、タイマ値と燃料カットディレイ期間(実際には燃料カットディレイ時間)を比較する。燃料カットディレイ期間は例えば一定値であり、適合により予め定めておく。タイマは燃料カットフラグがゼロから1に切換わったときに起動する。タイマ値が燃料カットディレイ期間を経過していないときには、燃料カットディレイ期間内であると判断し、ステップ3〜6に進む。燃料カット中でもタイマ値が燃料カットディレイ期間を経過した後にはステップ7〜10に進む。
ステップ3〜6、10は、VEL機構26及びVTC機構27を備えるエンジンにおいて燃料カットディレイ期間で行われている現状制御と同じ部分である。すなわち、タイマ値が燃料カットディレイ期間を経過していないときには、ステップ3、4、5で吸気バルブ開時期IVOを第3所定値IVO3に、吸気バルブ閉時期IVCを第3所定値IVC3に、スロットル弁開度TVOを第3所定値TVO3に設定(変更)する。ステップ6では燃料噴射を行う(燃料噴射許可フラグ=1)。
上記の第3所定値TVO3は、スロットル弁23を閉じて燃焼室5に流入する空気量を低下させるためのものである。上記の第3所定値IVO3は、バルブオーバーラップがなくなるように吸気バルブ15の開時期IVOを変更するためのものである。上記の第3所定値IVC3は、吸気バルブ15の閉時期IVCを吸気下死点BDCの近傍に変更するためのものである。
一方、ステップ7、8は本発明により新たに追加する部分、ステップ9、10は現状制御と同じ部分である。すなわち、タイマ値が燃料カットディレイ期間を経過した残りの燃料カット中になると、ステップ7、8、9で吸気バルブ開時期IVOを第4所定値IVO4に、吸気バルブ閉時期IVCを第4所定値IVC4に設定(変更)し、スロットル弁開度TVOを第3所定値TVO3に維持する。ステップ10では燃料噴射を停止する(燃料噴射許可フラグ=0)。
上記の第4所定値IVC4は、吸気バルブ15の閉時期IVCを吸気下死点BDCより遅角側に離した位置に変更するためのものである。上記の第4所定値IVO4は、バルブオーバーラップが生じるように、吸気バルブ15の開時期IVOを排気バルブ16の閉時期EVCよりも進角側に変更するためのものである。
図示しないバルブタイミング制御フローでは、このようにして設定(変更)した吸気バルブ開時期IVOと吸気バルブ閉時期IVCとが得られるように制御信号が作られ、VEL機構26及びVTC機構27に送られる。また、このようにして設定したスロットル弁開度TVOは制御信号に変換された後、スロットルモータ24に送られる。図示しない燃料噴射実行フローでは、燃料噴射時期となったタイミングで燃料噴射許可フラグ=0となっていれば燃料噴射を行わず、燃料噴射許可フラグ=1の場合に燃料噴射を実行する。
ここで、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態(請求項1に記載の発明)によれば、燃料噴射弁21を有するエンジン1と、モータ51とを駆動源として備え、車両減速時にモータ51の回生制御を行うハイブリッド車50のエンジン制御装置において、VEL機構26及びVTC機構27(バルブタイミング可変機構)とを備え、燃料カット条件が成立したか否かを判定し、燃料カット条件が成立した後に燃料噴射弁21からの燃料供給を停止し、この燃料供給の停止中にVEL機構26及びVTC機構27を用いてポンピングロスが低減する方向に吸気バルブ15のバルブタイミングを変更するので(図4のステップ1、7、8、10参照)、従来装置のように気筒休止を行わなくても、ポンピングロスを低減することが可能となり、これによってポンピングロスの減少分だけモータ51の回生制御時の回生効率を向上させることができる。
本実施形態(請求項2に記載の発明)によれば、バルブタイミング変更手段(エンジンコントローラ31)は、吸気バルブ15の閉時期IVCを吸気下死点BDCより遅角側に離した位置に変更するので(図4のステップ8参照)、吸気下死点BDCよりピストン6は上昇するものの、このとき吸気バルブ15が開いていれば、燃焼室5内の新気を吸気ポート4へと逆流させることから、吸気バルブ15が閉じた後に燃焼室5内に残留する新気の量が少なくなり、吸気バルブの閉時期IVCが吸気下死点BDC近くにある場合よりも、ポンピングロスを低減できる。
本実施形態(請求項3に記載の発明)によれば、バルブタイミング変更手段は、バルブオーバーラップが生じるように、吸気バルブ15の開時期IVOを排気バルブ16の閉時期よりも進角側に変更するので(図4のステップ7参照)、燃焼室5に流入する新気は一旦は排気ポートへと吹き抜けるものの、その後吸気ポート4へと吹き返すのであり、これによって吸気バルブ15が閉じた後に燃焼室5内に残留する新気の量が少なくなり、バルブオーバーラップが生じない場合よりも、ポンピングロスを低減できる。
本実施形態(請求項に記載の発明)によれば、排気通路8に三元触媒9、10を備え、燃料噴射を継続する燃料カットディレイ期間(ディレイ期間)は、燃料カット条件が成立したタイミング(図4のt0参照)より、燃料カット条件が成立したタイミングでスロットル弁23を絞った後に燃焼室5に流入する空気量が低下したタイミング(図4のt1参照)までであるので、三元触媒9、10のストレージ酸素量が満杯とならず、これによってNOxを還元可能な状態にしておくことができる。
本実施形態(請求項に記載の発明)によれば、燃料噴射を継続している燃料カットディレイ期間で、VEL機構26及びVTC機構27を用いて、燃料噴射弁21からの燃料と空気とで燃焼室5内に形成される混合気の燃焼状態が良くなる方向に吸気バルブ15のバルブタイミングを変更するので(図4のステップ3、4参照)、燃焼状態がよくなる分だけスロットル弁23をさらに絞ることができることから、燃料カットディレイ期間(つまり燃料噴射を継続する期間)を短縮でき、燃費が向上する。
本実施形態(請求項に記載の発明)によれば、燃料カットディレイ期間でバルブタイミングを変更することは、バルブオーバーラップがなくなるように吸気バルブ15の開時期IVOを排気バルブ閉時期EVCよりも遅角側に変更し、かつ吸気バルブ15の閉時期IVCを吸気下死点BDCの近傍に変更することであるので(図4のステップ3、4参照)、バルブオーバーラップがなくなることより燃焼室5内の残留ガスが抑制され、かつ吸気下死点近傍で吸気バルブ15が閉弁することにより燃焼室5内ガスの圧縮温度が上昇し、これらによって燃焼状態を良くすることができる。
図5、図6は第2実施形態で、第1実施形態の図3、図4と置き換わるものである。第1実施形態と相違するのは、燃料カットディレイ期間経過後の燃料カット中に、スロットル弁開度TVOを第4所定値TVO4へと大きくする(スロットル弁23を開く)部分のみである(図5第4段目の実線、図6のステップ11参照)。
図5において燃料カットディレイ期間が終了するt1のタイミングで、第1実施形態と相違して、スロットル弁開度TVOを第4所定値TVO4へと変更し、その分だけスロットル弁23を開くと、スロットル弁23を開いた分だけ吸気管圧力が大気圧へと近づき、その圧力変化分だけポンピングロスを低減することができる。ただし、図5においてt1のタイミングまで、スロットル弁開度TVOをゼロに近い第3所定値TVO3へと変更してスロットル弁23を閉じると共に、燃料噴射を継続することによって三元触媒9、10の酸素ストレージ量が満杯となることがないようにしたのに、t1でスロットル弁23を開いたのでは、ポンピングロスは低減するものの、新気(空気)が新たに三元触媒9、10に流れこみ、三元触媒9、10の酸素ストレージ量が満杯となる可能性がある。このため、バッテリ77の充電量が規定値以上ある(充電量が十分ある)場合には排気性能を優先しt1〜t2の期間で第1実施形態と同じにスロットル弁開度TVOをゼロに近い第3所定値TVO3に保つこととし、バッテリ77の充電量が規定値未満となっている(充電量が不足する)ような場合に限ってt1〜t2の期間でスロットル弁開度TVOを第4所定値TVO4へと変更してスロットル弁23を開くことが考えられる。従って、第2実施形態のようにt1〜t2の期間でスロットル弁23を開くに際しては、再生効率の向上と排気性能とのバランスを採る必要がある。
第2実施形態(請求項に記載の発明)によれば、バルブタイミング変更手段が燃料カットディレイ期間経過後の燃料カット中にバルブタイミングを変更するとき、スロットル弁23を開いて、吸気管圧力が大気圧に近づくようにするので(図6のステップ1、2、11参照)、吸気管圧力が大気圧に近づく分だけポンピングロスが低減し、モータ51の回生制御時の回生効率を向上させることができる。
実施形態では、ハイブリッド車が1モータ・2クラッチのハイブリッド車である場合で説明したが、この場合に限られるものでない。
1 エンジン本体
21 燃料噴射弁(燃料供給手段)
31 エンジンコントローラ(バルブタイミング変更手段)
26 VEL機構(バルブタイミング可変機構)
27 VTC機構(バルブタイミング可変機構)
50 ハイブリッド車
51 モータ

Claims (4)

  1. 燃料供給手段を有するエンジンと、モータとを駆動源として備え、車両減速時にモータの回生制御を行うハイブリッド車のエンジン制御装置において、
    吸気バルブのバルブタイミングを可変に調整し得るバルブタイミング可変機構と、
    燃料カット条件が成立したか否かを判定する燃料カット条件判定手段と、
    燃料カット条件が成立したタイミングより所定のディレイ期間が経過した後に前記燃料供給手段からの燃料供給を停止させる燃料供給停止手段と、
    この燃料供給の停止中に前記バルブタイミング可変機構を用いてポンピングロスが低減する方向に前記吸気バルブのバルブタイミングを変更するバルブタイミング変更手段と
    を備えると共に、
    排気通路に三元触媒を備え、
    前記ディレイ期間は、前記燃料カット条件が成立したタイミングより、燃料カット条件が成立したタイミングでスロットル弁を絞った後に燃焼室に流入する空気量が低下したタイミングまでであり、
    前記ディレイ期間でバルブオーバーラップがなくなるように前記吸気バルブの開時期を排気バルブの閉時期よりも遅角側に変更し、かつ前記吸気バルブの閉時期を吸気下死点の近傍に変更することを特徴とするハイブリッド車のエンジン制御装置。
  2. 前記バルブタイミング変更手段は、前記吸気バルブの閉時期を吸気下死点より離した位置に変更することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車のエンジン制御装置。
  3. 前記バルブタイミング変更手段は、バルブオーバーラップが生じるように、前記吸気バルブの開時期を排気バルブの閉時期よりも進角側に変更することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車のエンジン制御装置。
  4. 前記バルブタイミング変更手段がバルブタイミングを変更するとき、スロットル弁を開いて、吸気管圧力が大気圧に近づくようにすることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車のエンジン制御装置。
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