JP5342709B1 - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑制しつつ、光ファイバの異常を確実に検出すること。
【解決手段】第1および第2光伝送路の一方を伝送する下り光の一部を他方の上り方向に伝送する折り返し手段を有し、第1および第2光伝送路の双方を介して上り光を送信する上り光送信手段と、第1および第2光伝送路のいずれかを介して送信された下り光を受信する下り光受信手段とを有し、センター装置は、第1および第2光伝送路のいずれか一方を選択する選択手段と、選択された光伝送路を介して下り光を送信する下り光送信手段と、折り返し手段を経由してセンター装置に戻ってくる下り戻り光と、上り光送信手段から送信される上り光とを選択されていない側の光伝送路を介して受信し、これらの光の状態から光伝送路の状態を判定する判定手段と、判定結果に基づいて、選択手段を切り換える制御を行う制御手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光伝送システムに関するものである。
CATV(Cable Television)等のセンター局(ヘッドエンド)から光伝送路を介して放送、通信等のサービスを提供する代表的なシステムとして、途中に配置された光電変換装置によって光信号を電気信号に変換し、同軸ケーブルでサービスを提供するHFC(Hybrid Fiber-Coaxial)光伝送システムや、途中に配置された光カプラによって光信号を分波し、光ケーブルでサービスを提供するFTTx(Fiber To The x)光伝送システムがある。FTTx光伝送システムには代表的なFTTH(Fiber To The Home)の他、FTTC(Fiber To The Curb)、FTTB(Fiber To The Building)等がある。
サービスを提供する事業者にとって、光伝送路の障害により光信号の伝送が中断することは、サービスの停止に直結するため、光伝送路冗長化への希求が高い。
HFC光伝送システムの光伝送区間を冗長化するための代表的な方式としては、2芯の光ファイバを用いる方式(2芯方式)と、1芯の光ファイバを用いる方式(1芯方式)とがある。
図17は、2芯方式のHFC光伝送システムの冗長構成例を示す図である。この例では、光伝送システムは、センター装置310、光伝送路330、クロージャ350、および、ノード装置370を有している。光伝送路330は、2芯の光ファイバによって構成されるAルート331とBルート332を有している。この図17に示す構成では、光伝送路330の光ファイバの芯数が、ノードあたり4芯必要となることから、導入、運用コスト上昇要因となる。また、ノード装置370に下り回線の冗長機能として、光受信器(RX)371,372を2台設けるとともに、系統切換器(RF SW)373を1台設ける必要があることから、ノード装置370の価格上昇要因となる。また、センター装置310に上り回線冗長機能として、光受信器(RX)317,318を2台と、系統切換器(RF SW)315を1台設ける必要があることから、センター装置310の価格上昇要因となる。また、強制的にセンター側からルートの切り換えを行うためには、センター装置310からノード装置370の現在の運用系統を把握し、下り冗長回路の遠隔切り換え制御を行う必要があり、ステータスシステム等の導入、運用が必要になるため、導入、運用コスト上昇要因となる。
図18は、1芯方式のHFC光伝送システムの冗長構成例を示す図である。光ファイバ1芯で光伝送路の冗長を行うため、WDM(Wavelength Division Multiplexing)フィルタ401,402,320,321を設ける必要がある。この例では、2芯方式と同様に、ノード装置370に下り回線の冗長機能として、光受信器(RX)371,372を2台とRF SW373を1台設ける必要があることから、ノード装置370の価格上昇要因となる。また、ノード装置370と同様に、センター装置310に上り回線の冗長機能として、光受信器(RX)317,318を2台とRF SW315を1台設ける必要があることから、センター装置310の価格上昇要因となる。また、2芯方式と同様に、強制的にセンター側からルートの切り換えを行うためには、センター装置310からノード装置370の現在の運用系統を把握し、下り冗長回路の遠隔切り換え制御を行う必要があり、ステータスシステム等の導入、運用が必要になるため、導入、運用コスト上昇要因となる。
図19は、映像サービス用FTTH光伝送システムの構成例を示す図である。この例では、光伝送システムは、センター装置310、光伝送路330、クロージャ350、および、加入者端末群380を有している。センター装置から送出された光は、光伝送路を経由した後、クロージャに配置された光カプラにおいて分波され、加入者側に配置されたV−ONU(Video-Optical Network Unit)に到達する。この光伝送システムは1対N型の光伝送システムであるため、光伝送路に障害が発生すると全てのV−ONUに影響が及ぶ可能性があることから、図20のようにクロージャ350に光スイッチを配置する等して光伝送路を冗長化することが考えられるが、多くの場合クロージャは電源供給手段を持たないため、光スイッチ等の電源を必要とする機器を置くことができないという課題がある。
このような光伝送路を冗長化するための技術として、特許文献1に示す技術がある。特許文献1に開示された技術では、図21に示すように、光伝送路120を光ケーブルによって構成される第1および第2の光伝送路121,122によって冗長化している。第1および第2の光伝送路121,122を介して伝送された光は、光カプラ124によって光受信器131と光カプラ125に分波される。光カプラ125に入射された光は、折り返し光として第1および第2の光伝送路121,122を介してセンター装置110に返信される。センター装置110では、図22に示すように、折り返し光を光電気変換部(O/E)141,142において電気信号にそれぞれ変換し、制御部143に与える。制御部143が電気信号より得られた折り返し光の強度と所定の閾値との比較結果に基づいて、スイッチ部144を制御して選択することで、最適な伝送経路を選択することができる。
特開2009−206565号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、センター装置110から送信された光(下り光)の分岐光を折り返し光として利用するため、下り、上りそれぞれに対応する2つの光ファイバを光ケーブル毎に使用する必要があり、導入、運用コスト上昇要因となる。
また、下りと上りで別々の光ファイバを使用することから、例えば、下り光用の光ファイバに障害が生じていない場合でも、折り返し光用の光ファイバには障害が生じていたり、逆に、下り光用の光ファイバに障害が生じている場合でも、折り返し光用の光ファイバには障害が生じていなかったりするため、障害の発生を確実に検出することが困難という問題点もある。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、コストを抑制しつつ、光ファイバの障害をより確実に検出することが可能な光伝送システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、センター装置と、前記センター装置に接続される第1および第2光伝送路と、前記第1および第2光伝送路のルート合流点と、を有する光伝送システムにおいて、前記ルート合流点に配置され、前記第1および第2光伝送路の一方を伝送する下り光の一部を他方の上り方向に伝送する折り返し手段を有し、前記ルート合流点の下流側に配置され、前記センター装置に対し、前記第1および第2光伝送路の双方を介して下り光とは異なる波長の上り光を送信する上り光送信手段と、前記ルート合流点の下流側に配置され、前記センター装置から、前記第1および第2光伝送路のいずれかを介して送信された下り光を受信する下り光受信手段と、を有し、前記センター装置は、前記第1および第2光伝送路のいずれか一方を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された光伝送路を介して前記下り光受信手段に対して前記下り光を送信する下り光送信手段と、前記下り光送信手段から送信された下り光のうち、前記折り返し手段を経由して前記センター装置に戻ってくる下り戻り光と、前記上り光送信手段から送信される前記上り光とを、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して受信し、これらの光の状態から前記第1および第2伝送路の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記選択手段の選択状態を切り換える制御を行う制御手段と、を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、コストを抑制しつつ、光ファイバの障害をより確実に検出することが可能となる。
また、前記ルート合流点の下流側には前記上り光送信手段および前記下り光受信手段を有するノード装置が配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、HFC光伝送システムにおいて、コストを抑制しつつ、光ファイバの障害をより確実に検出することが可能となる。
また、前記ルート合流点の下流側には前記下り光受信手段を有する加入者端末装置と、前記上り光送信手段を有する発光部とが配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、FTTx光伝送システムにおいて、コストを抑制しつつ、光ファイバの障害をより確実に検出することが可能となる。
また、前記判定手段は、前記下り戻り光を正常に受信できない場合には、前記第1および第2光伝送路の少なくとも一方が異常であると判定することを特徴とする。
このような構成によれば、下り戻り光の受信状態より光伝送路の異常の有無を判定できる。
また、前記判定手段は、前記下り戻り光を正常に受信できない場合であって、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できた場合には、前記選択手段によって選択されている光伝送路のみが異常であると判定することを特徴とする。
このような構成によれば、上り光の受信状態から異常がある光伝送路を特定できる。
また、前記判定手段は、前記下り戻り光を正常に受信できない場合であって、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できない場合には、前記制御手段によって前記選択手段を切り換え、それによって前記上り光が正常に受信できた場合には、切り換え後に前記選択手段によって選択されている側の光伝送路のみが異常であると判定し、切り換えによっても前記上り光が正常に受信できない場合には双方の光伝送路が異常であると判定することを特徴とする。
このような構成によれば、選択手段を切り換えることで、異常を有する光伝送路をより詳細に特定することができる。
また、前記上り光送信手段から送信される前記上り光を前記選択手段によって選択された光伝送路を介して受信する上り光受信手段を有し、前記下り戻り光を正常に受信できない場合であって、前記上り光受信手段によって前記上り光を正常に受信できた場合には、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路のみが異常であると判定することを特徴とする。
このような構成によれば、前記上り光受信手段による上り光の受信状態によって、選択手段を切り換えることなく、異常を有する光伝送路をより詳細に特定することができる。
また、前記下り戻り光を正常に受信できない場合であって、前記選択手段によって選択された光伝送路を介して前記上り光受信手段が前記上り光を正常に受信できないときであり、前記判定手段が前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できないときは、双方の光伝送路が異常であると判定することを特徴とする。
このような構成によれば、前記上り光受信手段による上り光の受信状態によって、選択手段を切り換えることなく、異常を有する光伝送路をより詳細に特定することができる。
本発明によれば、コストを抑制しつつ、光ファイバの障害をより確実に検出することが可能になる。
本発明の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 図1に示すルート光SWの構成例を示す図である。 図1に示す実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る光伝送システムの構成例を示す図である。この図に示すように、光伝送システムは、センター装置10、光伝送路30、クロージャ50、および、ノード装置70を有している。ここで、センター装置10は、光送信器(TX)11、光受信器(RX)12、WDMフィルタ13、ルート光SW14、および、必要に応じ監視制御部15を有している。光送信器11は、下りRF信号を光信号に変換して出力する。光受信器12は、WDMフィルタ13から出力される光信号を電気信号に変換して上りRF信号として出力する。WDMフィルタ13は、下り光信号を上り光信号と波長多重してルート光SW14に出力するとともに、光SW14から入力された上り光信号を波長分離して光受信器12へ出力する。ルート光SW14は、ルートSW14内部での光検出結果や、必要に応じ設置された監視制御部15からの制御に応じてAルートまたはBルートを選択し、WDMフィルタ13に接続する。監視制御部15は、ルート光SW14によって検出された上り光および下り光ならびに必要に応じて光受信器12の受信状態等に応じてルート光SW14を制御する。
光伝送路30は、Aルートを構成する光ファイバ31と、Bルートを構成する光ファイバ32を有している。クロージャ50は、下り光折り返し部51を有している。この下り光折り返し部51は、一方のルートの下り光の一部を折り返して上り光として他方のルートに供給する。例えば、Aルートの下り光の一部を折り返して、上り光としてBルートに供給する。本明細書では、この折り返された光を下り戻り光と呼ぶ。なお、ルート光SW14がAルートまたはBルートを選択することにより、下り光はAルートまたはBルートのいずれか一方しか伝搬しないため、このように下り光を折り返しても光伝送路上で光は衝突しない。また、下り光折り返し部51は二分岐部71から供給される上り光を下り戻り光とともに各ルートに供給する。上り光は下り光と異なる波長を有するため、光伝送路上で光は衝突しない。
ノード装置70は、二分岐部71、WDMフィルタ72、光受信器73、光送信器74、増幅部75,76、DF(Diplex Filter)77、および、入出力端子78を有している。
二分岐部71は、下り光を合波してWDMフィルタ72に出力し、WDMフィルタ72から出力された上り光を分波して下り光折り返し部51に供給する。WDMフィルタ72は、二分岐部71から入力された下り光を波長分離して光受信器73へ出力するとともに、光送信器74から入力された上り光を下り光信号と波長多重し二分岐部71に出力する。光受信器73は、WDMフィルタ72から出力される光信号を電気信号に変換して増幅部75に供給する。増幅部75は、光受信器73から供給される電気信号を増幅してDF77に供給する。DF77は、増幅部75から供給された電気信号を入出力端子78に導くとともに、入出力端子78から入力された電気信号を分離して増幅部76に導く。入出力端子78からは下りRF信号が出力されるとともに、上りRF信号が入力される。増幅部76は、DF77から出力される上りRF信号を増幅して光送信器74に供給する。
図2は、図1に示すルート光SW14の詳細な構成例を示す図である。この図2に示すように、ルート光SW14は、光クロススイッチ141、WDMフィルタ142、下り戻り光検出部143、上り光検出部144、CPU(Central Processing Unit)145、および、インターフェース1401を有している。
光クロススイッチ141は、CPU145によって制御され、図中実線で示す接続または破線で示す接続のいずれかを選択する。WDMフィルタ142は、光クロススイッチ141から出力される下り光と上り光を分離し、下り戻り光検出部143および上り光検出部144にそれぞれ供給する。下り戻り光検出部143はWDMフィルタ142から供給される下り光を検出してCPU145に出力する。上り光検出部144はWDMフィルタ142から供給される上り光を検出してCPU145に出力する。CPU145は、下り戻り光検出部143および上り光検出部144の出力に基づいて光クロススイッチ141の接続状態を制御する。CPU145は必要に応じて追加された監視制御部15に対し、インターフェース1401を介して、光クロススイッチ141の接続状態、下り戻り光検出部143および上り光検出部144の検出状態等を出力できる。また、CPU145は監視制御部15からの制御に基づいて光クロススイッチ141の接続状態を制御することもできる。なお、CPU145を用いることなく、論理回路等により上記機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。更に、上記機能の一部または全部を作業員による目視や手動制御で行ってもよい。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
次に、本発明の実施形態の動作について説明する。なお、以下では下り信号と上り信号に分けて説明する。まず、下り信号について説明する。
図示しないヘッドエンド装置からの下りRF信号は、光送信器11で光信号に変換され、下り光信号となる。下り光信号はWDMフィルタ13で上り光信号と波長多重され、ルート光SW14に入力される。ルート光SW14は、ルートSW14内部での光検出結果や、監視制御部15からの制御に応じてAルートまたはBルートを選択する。例えば、ルート光SW14がAルートを選択している場合、下り光信号は、Aルートの光ファイバ31に出力される。光ファイバ31に出力された下り光信号は、クロージャ50に入力される。クロージャ50の下り光折り返し部51は、光ファイバ31から供給される下り光信号の一部を二分岐部71に出力する一方で、下り光信号の一部を折り返して、Bルートの光ファイバ32に下り戻り光として出力する。
Bルートの光ファイバ32に出力された下り戻り光は、ルート光SW14に供給される。ルート光SW14に供給された下り戻り光は、光クロススイッチ141を介してWDMフィルタ142に供給される。WDMフィルタ142は、光クロススイッチ141から供給される下り戻り光と上り光を波長分離する。波長分離された下り戻り光は、下り戻り光検出部143に供給される。下り戻り光検出部143は、WDMフィルタ142から供給される下り戻り光の強度を検出し、CPU145に検出結果を通知する。
一方、光ファイバ31を介して下り光折り返し部51に供給された下り光の一部は二分岐部71に供給される。二分岐部71は、AルートとBルートの下り光を合波してWDMフィルタ72に出力する。なお、いまの例では、下り光はAルートのみ伝送されているので、Aルートのみの下り光がWDMフィルタ72に供給される。
二分岐部71から出力される下り光は、WDMフィルタ72によって波長分離され、光受信器73に入力され、そこで電気信号に変換されて増幅部75に供給される。増幅部75は、光受信器73から出力される電気信号を増幅してDF77に供給する。DF77は、増幅部75から出力される電気信号を下りRF信号として入出力端子78へ出力する。
つぎに、上り信号について説明する。入出力端子78に入力された上りRF信号は、DF77で帯域分離され、増幅部76に供給される。増幅部76はDF77から供給される上りRF信号を増幅して出力する。光送信器74は、増幅部76から供給される電気信号を下り光と波長の異なる光信号に変換してWDMフィルタ72に供給する。WDMフィルタ72は、光送信器74から出力される上り光を下り光と波長多重し二分岐部71に供給する。二分岐部71は、WDMフィルタ72から供給される上り光を二分波してクロージャ50に供給する。クロージャ50に供給された上り光はAルートとBルートを介してルート光SW14に供給される。
図2において、光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合(図1に示すAルート運用時)、ルート光SW14に供給された下り戻り光のうち端子T3に入力された下り戻り光は、WDMフィルタ142に供給される。WDMフィルタ142に供給された下り戻り光は、下り戻り光検出部143に供給される。下り戻り光検出部143は下り戻り光の状態を検出し、CPU145に検出結果を通知する。
また、図2において、光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合(図1に示すAルート運用時)、ルート光SW14に供給された上り光のうち端子T3に入力された上り光は、WDMフィルタ142に供給される。WDMフィルタ142に供給された上り光は、上り光検出部144に供給される。上り光検出部144は上り光の状態を検出し、CPU145に検出結果を通知する。
図2において、光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合(図1に示すAルート運用時)、ルート光SW14に供給された上り光のうち端子T2に入力された上り光は、光クロススイッチ141を介して端子T1から出力される。端子T1から出力された上り光は、図1に示すWDMフィルタ13を介して光受信器12に入力される。監視制御部15は、光受信器12の受信状態を監視することができ、この受信状態と下り戻り光および上り光の状態に応じてAルートよびBルートの状態を判定することができる。
図3は、ルートの状態と光検出結果の関係を示す図である。図3(A)は、Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)におけるルートの状態と光検出結果の関係を示す図である。A,Bルートの双方が正常である場合には下り戻り光検出部143および上り光検出部144の検出結果は正常(〇)であり、また、光受信器12の受信状態も正常(〇)である。
Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)において、Aルートが断線した場合、下り戻り光はクロージャ50まで到達しないので、下り戻り光検出部143の検出結果は異常(×)となる。また、Bルートが正常である場合には上り光は上り光検出部144によって検出されるので、上り光検出部144の検出結果は正常(〇)となる。また、Aルートが断線した場合には上り光は光受信器12まで到達しないので、光受信器12の受信状態は異常(×)となる。
Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)において、Bルートが断線した場合、クロージャ50によって折り返された下り戻り光は下り戻り光検出部143まで到達しないので、下り戻り光検出部143の検出結果は異常(×)となる。また、Bルートが断線すると、上り光は上り光検出部144に到達しないので、上り光検出部144の検出結果は異常(×)となる。また、Aルートが正常である場合には、上り信号は光受信器12まで到達するので光受信器12の受信状態は正常(〇)となる。
A,Bルートの双方が断線している場合には、いずれの信号も到達しなくなるため、下り戻り光検出部143、上り光検出部144、および、光受信器12の受信状態は全て異常(×)となる。
図3(B)は、Bルート運用時におけるルートの状態と光検出結果の関係を示す図である。Bルート運用時は光クロススイッチ141が破線で示す接続状態になる。その結果、A,Bルートの双方が正常である場合には下り戻り光検出部143および上り光検出部144の検出結果は正常(〇)であり、また、光受信器12の受信状態も正常(〇)である。
Bルート運用時(光クロススイッチ141が破線で示す接続状態である場合)において、Aルートが断線した場合、下り光はクロージャ50までしか到達しないので、下り戻り光検出部143の検出結果は異常(×)となる。また、Aルートが断線した場合には上り光は上り光検出部144に到達しないので、上り光検出部144の検出結果は、異常(×)となる。また、Aルートが断線した場合には上り光はBルートを介して光受信器12まで到達するので、光受信器12の受信状態は正常(〇)となる。
Bルートが断線している場合には下り光はクロージャ50まで到達しないので、下り戻り光検出部143の検出結果は異常(×)となる。また、Bルートが断線しても、上り光はAルートを介して光検出部144に到達するので、上り光検出部144の検出結果は正常(〇)となる。また、Bルートが異常である場合には、上り信号は光受信器12まで到達しないので光受信器12の受信状態は異常(×)となる。
A,Bルートの双方が断線している場合には、いずれの信号も到達しなくなるため、下り戻り光検出部143、上り光検出部144、および、光受信器12の受信状態は全て異常(×)となる。
以上の例では、ルートが断線した場合を例に挙げて説明したが、断線ではなくルートの障害等で光レベルが低下した場合であっても、光検出の基準等を定義することにより障害を検知することができる。なお、本明細書中において、「ルートの障害」とは、光ファイバ断線の他、ルートを構成する機器の異常や、光ファイバおよび光ファイバ接続部等への内的、外的影響により伝送光のレベルの低下、品質劣化等の異常状態が生じる場合をいう。また、本明細書中において、伝送光を「正常に受信できない」状態とは、前述した「ルートの障害」に起因して、伝送光のレベルの低下、品質劣化等の異常が生じている状態をいう。
以上から、光クロススイッチ141の状態と、下り戻り光検出部143、上り光検出部144、および、光受信器12の受信状態によって、各ルートに障害が発生しているかどうか知ることができる。なお、運用中のルートに障害が検出された場合には、CPU145は光クロススイッチ141を制御し、接続を切り換えることで、センター装置10とノード装置70との信号伝送を継続して行うことができる。また、以上の例では、下り戻り光検出部143、上り光検出部144の検出結果及び光受信器12の受信状態全てを参照する方法を説明したが、光受信器12の受信状態を参照せずに下り戻り光検出部143、上り光検出部144の検出結果によって光クロススイッチ141の制御、切り換え判断を行っても良い。
なお、以下に、Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)において、ルートの障害の有無を判断するための動作の一例について説明する。まず、下り戻り光検出部143によって下り戻り光が検出できなくなった場合、原因としてはAルートおよびBルートの少なくとも一方に異常が発生したことが想定される。すなわち、正常であればルート光SW14から出力され、下り光折り返し部51で折り返された下り光は、下り戻り光となってルート光SW14に入力され、下り戻り光検出部143によって検出されるが、検出されない場合にはAルートおよびBルートの少なくとも一方で異常が発生したと考えられる。なお、ルートの状態を〇(正常)または×(異常)で表し、AルートとBルートの状態の組み合わせを( , )で表すと、下り戻り光検出部143により下り光が検出されない場合は(〇,×),(×,〇),(×,×)のいずれかである。そこで、下り戻り光検出部143により下り戻り光が検出できない場合にはCPU145はAルートおよびBルートの少なくとも一方が異常であると判定する。
つぎに、CPU145は、上り光検出部144の状態を参照する。そして、上り光の状態が正常である場合(Bルートが正常な場合)は上の3つの組み合わせのうち、(×,〇)に確定する。この場合は、運用中のAルートが異常で、Bルートが正常であることが明らかなため、Bルート運用に切り替えて運用を継続することができる。一方、上り光検出部144の状態が正常でない場合(Bルートが正常でない場合)、CPU145は、(〇,×),(×,×)のいずれかの状態と判定する。
(〇,×),(×,×)のどちらの状態であるか識別したい場合、CPU145は、監視制御部15を経由して光受信器12の出力を参照する。Aルートで運用がされている場合、Aルートを伝送された上り光は端子T2から入力され、端子T1に出力されるので、光受信器12はこの上り光を受信する。Aルートが正常である場合には、光受信器12の受信状態は正常となるので、(〇,×)に状態が確定する。一方、Aルートが正常でない場合には光受信器12の受信状態は異常となるので、その場合には(×,×)に状態が確定する。
以上では、Aルートで運用されている場合を例に挙げて説明したが、Bルートで運用されている場合も基本的な動作は同様である。
なお、以上では、光受信器12の出力を参照して異常の有無を判定するようにしたが、例えば、光クロススイッチ141の接続を切り換えることにより、異常の有無を判定するようにしてもよい。例えば、(〇,×),(×,×)のいずれかの状態と判定された場合に、光クロススイッチ141を切り換えることで、上り光信号が検出された場合には、(〇,×)の状態であると判定でき、また、切り換えても上り光信号が検出されない場合には(×,×)の状態であると判定することができる。その場合には、光受信器12、監視制御部15を参照せずに、ルート光SW14のみで構成するようにしてもよい。もちろん、光クロススイッチ141の切り換え動作と、光受信器12の検出結果による判定を組み合わせるようにしてもよい。なお、(〇,×),(×,×)のいずれかの状態と判定された場合はBルートが正常でないことが明らかなため、下り戻り光検出部143および上り光検出部144の検出結果のみを判定し、光受信器12の検出結果を参照したりルート光SW14を切り換えたりせずに、Aルートでの運用を維持するようにしてもよい。
また、以上では、CPU145を用いて光クロススイッチ141の状態把握と制御、下り戻り光検出部143、上り光検出部144の状態参照、監視制御部15を経由して光受信器12の状態を参照するようにしたが、CPUを用いることなく、論理回路等により上記機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。
以上に説明したように本発明の実施形態では、クロージャ50に下り光折り返し部51を設け、一方のルートを伝送される下り光の一部を他方のルートの上り光として折り返すようにしたので、下り戻り光検出部143の検出結果を監視することで、A,Bルートのいずれか一方に障害が発生したことを検出することができる。また、光送信器74から入力された上り光を上り光検出部144によって監視することで、Bルートに障害が発生したかどうかを検出することができる。更に、光受信器12の状態も検出できるようにしたので、前述した図3に示すチャートを参照することで、A,Bルートの状態を詳細に検出することが可能になる。
また、本発明の実施形態では、センター装置10側だけで強制的にルートの切り換えを行うことができるので、従来技術で必要だったノード装置70における切り換え処理が不要となり、ステータスシステム等による遠隔制御の必要がなくなる。ステータスシステムを導入する必要がなくなるため、センター装置10およびノード装置70のコストを抑制することができる。また、光伝送路30等を構成する光ファイバとして、1芯の光ファイバを用いることができるため、導入、運用コストの増加を抑制することができる。また、特許文献1のように監視のための光ファイバの追加を必要とせず、信号を伝送しているファイバそのものを用いて監視を行うため、伝送路の正確な状態監視が可能となる。
(C)変形実施形態の説明
図4は、2つの監視制御部15,16を介して、冗長制御部18がルートの監視、切り換え制御を行う実施形態を示している。なお、図4において、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図4の例では、図1と比較すると、ルート光SW14と光受信器12が別々の監視制御部15,16に接続され、監視制御部15,16はLAN18を経由して冗長制御部18に接続されている。冗長制御部18は、監視制御部16を経由し光受信器12の状態を、監視制御部15を経由し光クロススイッチ141、下り戻り光検出部143および上り光検出部144の状態を監視し、それらの結果に基づき監視制御部15を経由し光検出部144の切り換えを制御する。なお、図4では、図を簡略化するためにWDMフィルタ13がルート光SW14に内蔵されている。このような実施形態においても、前述した場合と同様の効果を得ることができる。
なお、図4の場合では、ルート光SW14が1つの場合を例に挙げて説明したが、例えば、図5に示すように、複数のノード装置70−1〜70−n、光伝送路30−1〜30−n、および、クロージャ50−1〜50−nに対して配置された複数のルート光SW14−1〜14−n、光送信器11−1〜11−q(q≦n)、および、光受信器12−1〜12−r(r≦n)を対象に、これらを複数の監視制御部15−1〜15−m(m≦n),16−1〜16−p(p≦n)を介してLAN18に接続するようにしてもよい。なお、図5では冗長制御部18を1台配置する例を示しているが、複数台配置するようにしてもよい。
図6,7は、複数のノード装置70−1〜70−nの光信号を波長多重により効率的に伝送する例を示している。この例では、ノード装置70−1〜70−nは相互に異なる光波長を使用し、クロージャ50内の分岐・合波部510によって合波されても光信号が干渉しないように構成されている。ここで、分岐・合波部510は、光ファイバ31と光ファイバ32をそれぞれ伝送される下り光を合波するとともに、ノード装置70−1〜70−nに分岐して出力する。また、分岐・合波部510は、ノード装置70−1〜70−nから出力される上り光を合波するとともに、光ファイバ31と光ファイバ32に分岐して出力する。なお、図6は、合波されたトータル光を光受信器12で一括受信する構成例である。さらに、図7は、合波されたトータル光を各ノードに割り当てられた個別波長に分波し、光受信器12−1〜12−nにて受信する構成例である。なお、図6,7では、センター装置10、光伝送路30、クロージャ50がそれぞれ1台の場合を例に挙げて説明したが、これらを複数設けるようにしてもよい。また、図7の個別波長光による受信方式の場合、光受信器12−1〜12−nの受信状態の検出は、WDM200により分波されたすべての波長に対して行ってもよいし、一部に限定して行ってもよい。図6,7におけるWDMフィルタ142は、ノード装置70−1〜70−nは割り当てられた光波長の全帯域を一括して分波し、上り光検出部144に出力するようにしても良いし、一部もしくは単一の光波長のみ分波するようにしても良い。さらに、ノード装置70−1〜70−nは割り当てられた光波長毎に分波し、それぞれに上り光検出部144を配置するようにしても良い。
また、図8はFTTH型のケーブルテレビシステムであるRFoG(RF Over Glass)システムで使用する構成例を示している。この例では、クロージャ50の分岐・合波部510としては、2波を合波し、さらにN分岐する2×N分岐部が用いられており、分岐・合波部510には、R−ONU(RFoG-Optical Network Unit)701−1〜701−nと、R−ONUとは異なる波長かつ連続発光する発光部710が接続されている。また、センター装置10の光受信器12にはCMTS(Cable Modem Termination System)112が接続され、CMTS112はWAN(Wide Area Network)およびLAN18に接続されている。図8の例では、WDMフィルタ13には光送信器11,光受信器12の他に上り監視用RX111が接続されており、発光部710から出力された上り光が分岐・合波部510によって分岐され、AルートおよびBルートを経由し、上り光検出部144および上り監視用RX111に入力される。ここで、上り監視用RX111は図3におけるRXに代わる役割を果たす。このような構成によれば、連続発光しないR−ONUを用いたシステムでも安定的に光伝送路の状態を監視できる。なお、図8では、上り監視用RX111を設けているが、上り監視用RX111を設けずに、光受信器12からCMTS112へ入力される上りRF信号の状態を検知するようにしてもよいし、CMTS112によって上り信号の到達状況を把握するようにしてもよい。この場合は、発光部710を省略することもできる。また、上り監視用RX111を設けずに、下り戻り光検出部143および上り光検出部144により光伝送路の状態を検出するようにしてもよい。この場合は必要に応じ光クロススイッチ141を切り換えてより詳細に光伝送路の状態を検出することも可能である。また、図8に示す実施形態では、センター装置10、光伝送路30、クロージャ50がそれぞれ1台の場合を例に挙げて説明したが、これらを複数設けるようにしてもよい。さらに、図8では発光部710を加入者端末群の中に設置する例を示したが、クロージャ50の内部やクロージャ50の直近、クロージャ機能を有する伝送機器内等に設けることもできる。
図9は、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)-Passive Optical Network)方式の通信サービスと映像サービスが混在するFTTHシステムの例で、1芯の光ファイバを使用する構成例を示す図である。この例では、V−ONU705−1〜705−nとD−ONU(Data-Optical Network Unit)706−1〜706−pが接続されたWDMフィルタ711,712およびD−ONU706−1〜706−pとは異なる波長かつ連続発光する発光部710を有している。WDMフィルタ13には、OLT(Optical Line Terminal)113が接続され、このOLT113はWANに接続されている。また、OLT113にはGE−PON制御部114が接続され、このGE−PON制御部114はLAN18に接続されている。それ以外の構成は、図8の場合と同様である。なお、図9では、上り監視用RX111を設けているが、上り監視用RX111を設けずに、OLT113の光受信状態を検知するようにしてもよいし、GE−PON制御部114によって上り信号の到達状況を把握するようにしてもよい。この場合は、発光部710を省略することもできる。また、上り監視用RX111を設けずに、図8と同様に、下り戻り光検出部143および上り光検出部144により光伝送路の状態を検出するようにしてもよい。この場合は必要に応じ光クロススイッチ141を切り換えてより詳細に光伝送路の状態を検出することも可能である。また、図9に示す実施形態では、センター装置10、光伝送路30、クロージャ50、およびがそれぞれ1台の場合を例に挙げて説明したが、これらを複数設けるようにしてもよい。また、ここでは、GE−PON方式の通信サービスと映像サービスが混在する例を示したが、GE−PON方式の通信サービス単独のシステムまたは映像サービス単独のシステムに適用してもよい。
図10は、GE−PON方式の通信サービスと映像サービスが混在するFTTHシステムの例で、2芯の光ファイバを使用する構成例を示す図である。この例では、AルートおよびBルートそれぞれに2芯の光ファイバが使用されており、一方の芯が光クロススイッチ141と分岐・合波部510を接続し、他方が光スイッチ1411と分岐・合波部511を接続する。光スイッチ1411にはOLT113が接続され、このOLT113にはWANが接続されるとともに、GE−PON制御部114が接続されている。WDMフィルタ13には、上り監視用RX111が接続され、この上り監視用RX111は、監視制御部16を介してLAN18に接続されている。分岐・合波部510にはV―ONU705−1〜705−nおよび発光部710が接続されており、発光部710から出力された上り光が分岐・合波部510によって分岐され、AルートおよびBルートを経由し、上り光検出部144および上り監視用RX111に入力される。また、分岐・合波部511にはD−ONU706−1〜706−pが接続されている。なお、図10の例では上り監視用RX111を設けているが、上り監視用RX111を設けずに、OLT113の光受信状態を検知するようにしてもよいし、GE−PON制御部114によって上り信号の到達状況を把握するようにしてもよい。この場合は、発光部710を省略することもできる。また、上り監視用RX111を設けずに、図8と同様に、下り戻り光検出部143および上り光検出部144により光伝送路の状態を検出するようにしてもよい。この場合は必要に応じ光クロススイッチ141を切り換えてより詳細に光伝送路の状態を検出することも可能である。また、図10に示す実施形態では、センター装置10、光伝送路30、クロージャ50、および、ノード装置70がそれぞれ1台の場合を例に挙げて説明したが、これらを複数設けるようにしてもよい。また、ここでは、GE−PON方式の通信サービスと映像サービスが混在する例を示したが、GE−PON方式の通信サービス単独のシステムまたは映像サービス単独のシステムに適用してもよい。
図11は、映像サービス用FTTHシステムにおいて、下り戻り光と上り光を足し合わせた光強度に加えて、下り戻り光に含まれる下りRF信号のレベルにより光伝送路の良否を判断する構成例を示す図である。この例では、PD(Photo Diode)146が上り光および下り光を一括して電気信号に変換する。フィルタ(L/H)147は、PD146の出力のうち、下り戻り光と上り光を足し合わせた光の強度情報を含む直流成分をCPU145に供給し、下りRF信号を含む高周波成分をDET148に出力する。DET148はRF信号レベルを検出してCPU145に通知する。Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)において、下りRF信号レベルが正常であれば、下り戻り光は正常であるため、A、Bルートとも正常と判断される。この時、通常は、下り戻り光と上り光を足し合わせた光強度導入時の値と変わらない。次に、下りRF信号レベルが検出されない場合や導入時に比べて大きく低下した場合は、下り戻り光が到達していないと見なされるため、AルートまたはBルートに異常が発生していると判断される。この時、下り戻り光と上り光を足し合わせた光強度は導入時の値から変化する。検知されない場合や大きく低下した場合は上り光も到達していないため、Bルートに異常が発生していると判断される。光強度が一定のレベルを維持している場合は上り光が到達しているため、Bルートは正常と判断される。なお、この時の光強度はシステム導入時に測定、保存しておくことが可能である。Aルートの状態を特定したい場合は、光クロススイッチを破線で示す接続状態に切り換えて確認する(Bルート運用)。下り戻り光と上り光を足し合わせた光強度が検知されない場合や導入時に比べて大きく低下している場合は上り光が到達していないため、Aルートに異常が発生していると判断される。光強度が一定のレベルを維持している場合は上り光が到達しているため、Aルートは正常と判断される。尚、この時の光強度はシステム導入時に測定、保存しておくことが可能である。なお、切り換えることなく上り光の到達状況を検出するために、上り監視用RXを光クロススイッチのT1端子に接続し、受信状態をCPU145に通知するようにしてもよい。また、CPU145を用いることなく、論理回路等により上記機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。更に、上記機能の一部または全部を作業員による目視や手動制御で行っても良い。このような構成により、下り戻り光の到達状況と上り光の到達状況に基づいて、前述の実施形態と同様にルートの障害を検出することができる。また、このような構成にすれば、ルートSW内部の光フィルタ142を省略することが可能となりコストを抑制できる。また、図11に示すルート光SW14の内部の構成を、図1,4,5,6,7,8,9,10に示す各実施形態に適用することも可能である。むろん、図2に示したルートSWの構成を図11のシステムに用いても良い。
図12は、映像サービス用FTTHシステムにおいて、下り戻り光に含まれる下りRF信号のレベルと、上りRF信号のレベルによりルートの良否を判断する構成例を示している。ここでは加入者端末群80の一部に上りRF信号を生成する上り監視対応V−ONU7051を配置する例を示している。上り監視対応V−ONU7051には、所定の信号を出力するSG76が設けられており、このSG76から出力された信号は、LD74によって光信号に変換されて上り光として分岐・合波部510に入力される。なお、LD74から出力される光は、下り光とは異なる波長を有している。光クロススイッチ141の出力はPD146に入力され、PD146によって電気信号に変換される。PD146から出力された電気信号は増幅部150によって増幅された後、DF151に入力される。DF151は、増幅部151から出力される電気信号から上りRF信号に対応する成分を抽出してDET152に供給し、下りRF信号に対応する成分を抽出してDET153に供給する。DET152は上りRF信号の信号レベルを検出してCPU145に通知し、DET153は下りRF信号の信号レベルを検出してCPU145に通知する。Aルート運用時(光クロススイッチ141が実線で示す接続状態である場合)において、下りRF信号レベルが正常であれば、下り戻り光は正常であるため、A、Bルートとも正常と判断される。下りRF信号レベルが検出されない場合や大きく低下した場合は、下り戻り光が到達していないと見なされるため、AルートまたはBルートに異常が発生していると判断される。この時、上りRF信号が検知されない場合や導入時に比べて大きく低下した場合は上り光も到達していないため、Bルートに異常が発生していると判断される。上りRF信号レベルが正常であれば、上り光が到達しているため、Bルートは正常と判断される。Aルートの状態を把握したい場合は光クロススイッチを破線で示す接続状態に切り換えて確認する(Bルート運用)。上りRF信号が検知されない場合や導入時に比べて大きく低下した場合は上り光も到達していないため、Aルートに異常が発生していると判断される。上りRF信号レベルが正常であれば、上り光が到達しているため、Aルートは正常と判断される。なお、切り換えることなく上り光の到達状況を検出するために、上り監視用RXを光クロススイッチのT1端子に接続し、受信状態をCPU145に通知するようにしてもよい。また、CPU145を用いることなく、論理回路等により上記機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。更に、上記機能の一部または全部を作業員による目視や手動制御で行っても良い。このような構成により、下り戻り光の到達状況と上り光の到達状況に基づいて、前述の実施形態と同様にルートの障害を検出することができる。また、ルートSW内部の光フィルタ142を省略することが可能となりコストを抑制できる。尚、上り監視対応V−ONU7051は、異常時には正常時と発光の仕方を変えて、例えばシリアルデータで強度変調した光を出力するようにしてもよい。更に、シリアルデータには下り光信号の受信状態や電源状態、V−ONUのLED点灯状態等の情報を含めるようにしてもよい。また、図12に示すルート光SW14の内部の構成を、図1,4,5,6,7,8,9,10に示す各実施形態に適用することも可能である。むろん、図2に示したルートSWの構成を図12のシステムに用いても良い。
図8,図9,図10,図11,図12の実施形態では加入者宅まで光ファイバを引くFTTHシステムを例として説明したが、加入者宅の手前まで光ファイバを引くFTTCシステム、加入者の建物まで光ファイバを引くFTTBシステムにも適用可能である。
また、以上の実施形態ではセンター装置とクロージャが対向で配置される例を示したが、センター装置に対して複数のクロージャがループ状に配置されるシステム(図13,図14)や複数のクロージャが縦列に並んでいるシステム(図15,図16)、また、これらが組み合わせられたシステムにも適用可能である。
具体的には、図13の構成例では、センター装置100に対して、2つのクロージャ501,502が光伝送路300,301,302を介して接続され、それぞれのクロージャ501,502に対してノード装置701,702が接続されている。図14の構成例では、センター装置100に対して、2つのクロージャ503,504が光伝送路300,301,302を介して接続され、それぞれのクロージャ503,504が有する分岐・合波部5031,5041に対して加入者端末および上り光発光部7031,7041が接続されている。図15の構成例では、センター装置100に対して、光伝送路300,301を介してクロージャ501が接続され、光伝送路300,301および光伝送路303,304を介してクロージャ502が接続され、それぞれのクロージャ501,502にはノード装置701,702が接続されている。図16の構成例では、センター装置100に対して、光伝送路300,301を介してクロージャ503が接続され、光伝送路300,301および光伝送路303,304を介してクロージャ504が接続され、それぞれのクロージャ503,504には加入者端末および上り光発光部7031,7041が接続されている。なお、図12,図13,図14,図15ではクロージャが2個の例を示したが、3個以上配置されるシステムにも適用可能である。
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、各実施形態では、図3に示す表に基づいてルートの障害の有無を判断するようにしている場合、これ以外の方法によって判定するようにしてもよい。例えば、Aルート運用時に、Bルートのみ障害が発生したのか、A,Bルートともに障害が発生したのかを以下の方法で判別するようにしてもよい。すなわち、下り戻り光および上り光ともに異常となった場合、光クロススイッチ141をBルート運用に切り換えて、上り光が検出されればBルートのみ障害が発生したと判定する。検出されなければA,Bルートともに障害発生と判定することができる。
また、以上の各実施形態では、主にAルートまたはBルートが断線した場合を例に挙げて説明したが、断線ではなくルートの障害等で光レベルが低下した場合であっても、光検出の基準等を定義することにより障害を検知することができる。
また、以上の実施形態では光伝送路の経年劣化等による光レベル変動については省略したが、経年劣化等によるレベル変動ではルートが切り替わらないよう光検出の判定基準を調節することもできる。
また、以上の実施形態では下り戻り光が検出されない場合はルートの障害と位置付けて説明したが、センター装置10内の光送信器11(下り光送信手段)が故障した場合にも同様の症状となる可能性がある。光送信器11の状態を合わせて観察し、光送信器11自身の光出力断または低下等の異常が発生していないか確認することも可能である。観察の方法としては図1における監視制御部15での監視、図4〜10における監視制御部15を経由した冗長制御部18による総合的な監視の他、作業員による目視等が挙げられる。
また、以上の実施形態では光カプラ、下り光折り返し部、分岐・合波部の分岐率について説明を省略したが、光伝送路の状況に応じ、適宜分岐率を調節することができる。
また、図8,図9,図10,図11,図12のシステムでは発光部を1台、加入者端末群等に配置する例を示したが、発光部の故障や電源断による上り光停止に備えて、複数台配置することもできる。その場合、発光部毎に波長を変えたり(WDM)、決められた時間内に発光したり(TDM)、センター側からのリクエストがあった場合に応答する等、上り光が衝突しにくくなる措置を施すこともできる。
また、光ファイバは、多数本が一の光ケーブルに入っており、途中にクロージャを配置し、そのクロージャ内でファイバを取り出してノードに配線されることが多い。ルート光SW14は、光ファイバ1本に対して一台実装されるが、光ファイバは光ケーブル内のすべての光ファイバが必ずしも一気に断線するわけではないことから、冗長制御部18は光ファイバの断線を監視し、光ケーブル内の一部のファイバの断線を検出した段階で、同じ光ケーブル内の正常なファイバにも影響が及ぶ可能性があるという予測から、事前予防策として、光ケーブル内の全ての光ファイバに接続されたルート光SW14を切り換えるようにしてもよい。なお、このような制御を行う方法として、光ファイバと光ケーブルとの対応関係を示すテーブル等を記憶しておき、このテーブルを参照して制御を行う例が挙げられる。
また、光ファイバが敷設された電柱の移動等に伴って、ルートを切り換える必要が生じた場合、光ケーブル内の光ファイバ全てに接続されたルート光SW14を切り換え制御する必要がある。冗長制御部18は、光ケーブルと光ファイバ、ルート光SW14の関係を管理し、断線検出、切り換え制御を一括管理するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、冗長制御部18は、ルート光SW14の外部インターフェースを通して接続することもできる。なお、インターフェースの例としては、例えば、RS−485およびLAN等がある。
以上の各実施形態では、主に光の強度を検出してルートの良否判断を行う例を挙げて説明したが、下り光に含まれているRF信号のレベル等を検出して判断したり、上り光に特定周波数のRF信号を重畳し、そのRF信号のレベル等を検出して判断したりするようにしてもよい。この場合、光/電気変換後に帯域を分けてRF信号を検出しているため、場合によってはルート光SW14内のWDMフィルタを除外することも可能である。
また、HFC光伝送システム等では、下りRF信号が停止している状態では、上りRF信号だけ有効であっても双方向通信ができないため、放送・通信サービスとしては意味をなさない。このことを利用して、運用中のルートに障害が発生した場合(例えば、Aルートに障害が発生した場合)は、上り光信号の内容を通常時とは異なるものとし、Bルートを経由してセンター装置10へ異常の発生を知らせるようにしてもよい。センター装置にて異常を把握後、Bルートへ切り替えて運用を継続する場合、下りRF信号の伝送は正常に戻るため、上り信号の内容は通常に戻る。なお、光信号を通常時とは異なるものとする例としては、以下のものがある。
1)間欠的に発光するようにしたり、定刻に発光したりするようにする。
2)通常時は使用しない変調方式の信号を光強度変調する。
3)上り光信号をシリアル送信データでパルス変調し、異常を示す情報をデータとして重畳する。
10 センター装置
11 光送信器(下り光送信手段)
12 光受信器(上り光受信手段)
13 WDMフィルタ
14 ルート光SW
15 監視制御部
16 監視制御部
17 LAN
18 冗長制御部
30 光伝送路
31 Aルート
32 Bルート
50 クロージャ(ルート合流点)
51 下り光折り返し部(折り返し手段)
70 ノード装置
71 二分岐部
72 WDMフィルタ
73 光受信器(下り光受信手段)
74 光送信器(上り光送信手段)
75,76 増幅部
77 DF
78 入出力端子
80 加入者端末群
141 光クロススイッチ(選択手段)
143 下り戻り光検出部(判定手段)
144 上り光検出部(判定手段)
145 CPU(判定手段、制御手段)
710 発光部(上り光送信手段)

Claims (8)

  1. センター装置と、前記センター装置に接続される第1および第2光伝送路と、前記第1および第2光伝送路のルート合流点と、を有する光伝送システムにおいて、
    前記ルート合流点に配置され、前記第1および第2光伝送路の一方を伝送する下り光の一部を他方の上り方向に伝送する折り返し手段を有し、
    前記ルート合流点の下流側に配置され、前記センター装置に対し、前記第1および第2光伝送路の双方を介して下り光とは波長が異なる上り光を送信する上り光送信手段と、前記ルート合流点の下流側に配置され、前記センター装置から、前記第1および第2光伝送路のいずれかを介して送信された下り光を受信する下り光受信手段と、を有し、
    前記センター装置は、
    前記第1および第2光伝送路のいずれか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された光伝送路を介して前記下り光受信手段に対して前記下り光を送信する下り光送信手段と、
    前記下り光送信手段から送信された下り光のうち、前記折り返し手段を経由して前記センター装置に戻ってくる下り戻り光と、前記上り光送信手段から送信される前記上り光とを、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して受信し、これらの光の状態から前記第1および第2伝送路の状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記選択手段の選択状態を切り換える制御を行う制御手段と、を有する、
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記ルート合流点の下流側には前記上り光送信手段および前記下り光受信手段を有するノード装置が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記ルート合流点の下流側には前記下り光受信手段を有する加入者端末装置と、前記上り光送信手段を有する発光部とが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  4. 前記判定手段は、前記下り戻り光を正常に受信できない場合には、前記第1および第2光伝送路の少なくとも一方が異常であると判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光伝送システム。
  5. 前記判定手段は、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できた場合には、前記選択手段によって選択されている光伝送路のみが異常であると判定することを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  6. 前記判定手段は、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できない場合には、前記制御手段によって前記選択手段を切り換え、それによって前記上り光が正常に受信できた場合には、切り換え後に前記選択手段によって選択されている側の光伝送路のみが異常であると判定し、切り換えによっても前記上り光が正常に受信できない場合には双方の光伝送路が異常であると判定することを特徴とする請求項5に記載の光伝送システム。
  7. 前記上り光送信手段から送信される前記上り光を前記選択手段によって選択された光伝送路を介して受信する上り光受信手段を有し、
    前記上り光受信手段によって前記上り光を正常に受信できた場合には、前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路のみが異常であると判定することを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  8. 前記選択手段によって選択された光伝送路を介して前記上り光受信手段が前記上り光を正常に受信できない場合であって、前記判定手段が前記選択手段によって選択されていない側の光伝送路を介して前記上り光を正常に受信できないときは、双方の光伝送路が異常であると判定することを特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
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