JP5341959B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5341959B2 JP5341959B2 JP2011159572A JP2011159572A JP5341959B2 JP 5341959 B2 JP5341959 B2 JP 5341959B2 JP 2011159572 A JP2011159572 A JP 2011159572A JP 2011159572 A JP2011159572 A JP 2011159572A JP 5341959 B2 JP5341959 B2 JP 5341959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor manufacturing
- manufacturing apparatus
- chamber
- opening
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は、第1の実施形態に係る半導体製造装置1(以下、半導体製造装置1と称する)の断面図である。図2は、第1の実施形態に係る半導体製造装置の一部構成図である。図2(a)は、半導体製造装置1の一部上面図である。図2(b)は、図2(a)の線分X−Xでの断面図である。半導体製造装置1は、原料ガスをチャンバ内へ供給し、該原料ガスを主成分とする結晶を半導体基板W(以下、ウェハWと称する)上にエピタキシャル成長させる枚葉式のエピタキシャル成長装置である。以下、図1及び図2を参照して半導体製造装置1の構成について説明する。
半導体製造装置1は、外部チャンバ110と、ゲートバルブ120(弁体)と、内部チャンバ130と、整流板140と、サセプタ150と、リフト機構160と、回転機構170と、ガス供給部180と、排気部190とを備える。
次に、半導体製造装置1の動作について説明する。なお、サセプタ150は、熱源151(この実施形態では、電熱線)により予め所望の温度(例えば、1100℃)に温調されているものとする。
図3は、第1の実施形態の変形例1に係る半導体製造装置1A(以下、半導体製造装置1Aと称する)の一部構成図である。図3(a)は、半導体製造装置1Aの一部上面図である。図3(b)は、図3(a)の線分X−Xでの断面図である。
図4は、第1の実施形態の変形例2に係る半導体製造装置1B(以下、半導体製造装置1Bと称する)の一部構成図である。図4(a)は、半導体製造装置1Bの一部上面図である。図4(b)は、図4(a)の線分X−Xでの断面図である。
図5は、第2の実施形態に係る半導体製造装置2(以下、半導体製造装置2と称する)の断面図である。半導体製造装置2は、サセプタ150の上面150aに載置されたウェハWの上流側に位置する上部チャンバ131の突出部131bとゲートカバー133の他端との隙間を、上部チャンバ131の突出部131b及びゲートカバー133の内周面に沿って延在するカバー234で覆っている点が、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1と異なる。なお、半導体製造装置2のその他の構成は、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1の構成と同じであるため、同一の構成には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図6は、第3の実施形態に係る半導体製造装置3(以下、半導体製造装置3と称する)の断面図である。図6に示すように、半導体製造装置3は、上部チャンバ131の突出部131bの先端に、ゲートカバー133の他端側の先端と嵌合して、ゲートカバー133との隙間を覆う覆い部131cが設けられている点及びカバー134を有さない点が、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1と異なる。なお、半導体製造装置3のその他の構成は、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1の構成と同じであるため、同一の構成には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図7は、第4の実施形態に係る半導体製造装置4(以下、半導体製造装置4と称する)の断面図である。図7に示すように、半導体製造装置4は、ゲートカバー133の他端側の先端に、上部チャンバ131の突出部131bの先端と嵌合して、上部チャンバ131の突出部131bとの隙間を覆う覆い部133aが設けられている点及びカバー134を有さない点が、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1と異なる。なお、半導体製造装置4のその他の構成は、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1の構成と同じであるため、同一の構成には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
発明者らは、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1を使用して複数の実験A〜Dを行った。以下、発明者らが行った実験A〜Dについて説明する。
初めに、発明者らは、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1からカバー134を外した状態で、複数枚のウェハ上にシリコン(Si)をエピタキシャル成長させ、その膜厚を確認した。なお、各ウェハの処理時間(成膜時間)は同じである。また、成膜時の原料ガス及びキャリアガスの流量は、以下のとおりである。
キャリアガス(H2):34SLM
SLMは、0℃における1分間辺りの流量をリットルで表示した単位、SCCMは、0℃における1分間辺りの流量をccで表示した単位である。
次に、発明者らは、成膜した単結晶シリコン(Si)の膜厚が薄くなった状態の半導体製造装置1を用いて、外部チャンバ110と内部チャンバ130との間に流すパージガスの流量を3段階に変化させて、ウェハ上にシリコン(Si)をエピタキシャル成長させた。この際、発明者らは、各ガス流量ごとにウェハを1枚ずつ処理し、エピタキシャル成長させたシリコン(Si)の膜厚を計測した。なお、成膜時の原料ガス(SiH2Cl2:)及びキャリアガス(H2)の流量及び各ウェハの処理時間(成膜時間)は、実験Aと同じである。また、半導体製造装置1からはカバー134は外されている。
発明者らは、上記実験A及びBの実験結果より、内部チャンバ130(図1参照)の隙間からパージガス(H2)が内部チャンバ130内に流入することが、ウェハに成膜される単結晶シリコン(Si)の膜厚が薄くなる原因であると考え、図1及び図2を参照して説明した半導体製造装置1にカバー134を取り付けた状態で、複数枚のウェハ上にシリコン(Si)をエピタキシャル成長させ、その膜厚を確認した。なお、成膜時の原料ガス(SiH2Cl2:)及びキャリアガス(H2)の流量及び各ウェハの処理時間(成膜時間)は、実験Aと同じである。
最後に、発明者らは、成膜した単結晶シリコン(Si)の膜厚が薄くなった状態の半導体製造装置1を用いて、以下の4条件(条件α,β,γ,δ)で、ウェハ上にシリコン(Si)をエピタキシャル成膜させ、その膜厚を測定した。この際、発明者らは、条件α,β,γ,δ毎にパージガス(H2)の流量を3段階に変化させた。なお、発明者らは、各ガス流量ごとにウェハを1枚ずつ処理し、エピタキシャル成長させたシリコン(Si)の膜厚を計測している。また、成膜時の原料ガス(SiH2Cl2)及びキャリアガス(H2)の流量及び各ウェハの処理時間(成膜時間)は、実験Aと同じである。
以上のように、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を変更しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形が、発明の範囲や要旨に含まれるのと同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。例えば、上記第1〜第4の実施形態では、枚葉式のエピタキシャル成長装置を例に本発明について発明したが、複数枚のウェハを一度に処理するバッチ式のエピタキシャル成長装置にも適用が可能である。
Claims (9)
- 原料ガス及びパージガスを供給して、半導体基板上に原料ガスを主成分とする結晶を成長させる半導体製造装置であって、
前記半導体基板を搬入搬出するための第1の開口が形成された外部チャンバと、
前記第1の開口を開閉自在に閉塞する弁体と、
前記半導体基板を搬入搬出するための第2の開口が形成された部材を含む複数の部材から構成され、前記複数の部材のうち、互いに隣り合う前記部材間の隙間の少なくとも一部が、前記パージガスの流れに対して垂直方向に覆われた状態で前記外部チャンバ内に配置された内部チャンバと、
前記内部チャンバ内に配置され、前記半導体基板を上面に載置して温調するサセプタと、
前記原料ガスを前記内部チャンバ内へ供給し、パージガスを前記外部チャンバと前記内部チャンバとの間に供給するガス供給部と、
を備える半導体製造装置。 - 前記内部チャンバは、
前記第2の開口及び前記第2の開口の周囲から前記外部チャンバ側に向かって突出した突出部が形成された第1の部材と、
一端側が前記第1の開口内に嵌合され、他端側が前記突出部の端部まで延在して前記半導体基板の通路を形成する中空の第2の部材と、
前記突出部と、前記他端側との隙間の少なくとも一部を覆う第3の部材と、
を有する請求項1に記載の半導体製造装置。 - 前記第3の部材は、
前記第1の部材の前記突出部及び前記第2の部材の外周面に沿って延在して前記隙間を覆う矩形管状の部材である請求項2に記載の半導体製造装置。 - 前記第3の部材は、
前記第1の部材の前記突出部及び前記第2の部材の上面に沿って延在して前記隙間の上面を覆う板形状の部材である請求項2に記載の半導体製造装置。 - 前記第3の部材は、
前記第1の部材の前記突出部及び前記第2の部材の上面及び側面に沿って延在して前記隙間の上面及び両側面を覆う断面形状がコ字型の部材である請求項2に記載の半導体製造装置。 - 前記第3の部材は、
前記第1の部材の前記突出部及び前記第2の部材の内周面に沿って延在して前記隙間を覆う矩形管状の部材である請求項2に記載の半導体製造装置。 - 前記内部チャンバは、
前記第2の開口及び前記第2の開口の周囲から前記外部チャンバ側に向かって突出した突出部が形成された第1の部材と、
一端側が前記第1の開口内に嵌合され、他端側が前記突出部の端部まで延在して前記半導体基板の通路を形成する中空の第2の部材と、
を有し、
前記第1の部材の前記突出部の先端には、前記第2の部材の他端と嵌合して、前記第2の部材との隙間を覆う覆い部が設けられている請求項1に記載の半導体製造装置。 - 前記内部チャンバは、
前記第2の開口及び前記第2の開口の周囲から前記第1の開口に向かって突出した突出部が形成された第1の部材と、
一端側が前記第1の開口内に嵌合され、他端側が前記突出部の端部まで延在して前記半導体基板の通路を形成する中空の第2の部材と、
を有し、
前記第2の部材の前記他端側の先端には、前記第1の部材の前記突出部の先端と嵌合して、前記第1の部材との隙間を覆う覆い部が設けられている請求項1に記載の半導体製造装置。 - 前記内部チャンバの前記複数の部材は、石英製である請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011159572A JP5341959B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011159572A JP5341959B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 半導体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013026429A JP2013026429A (ja) | 2013-02-04 |
JP5341959B2 true JP5341959B2 (ja) | 2013-11-13 |
Family
ID=47784413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011159572A Active JP5341959B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5341959B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505425Y2 (ja) * | 1989-09-05 | 1996-07-31 | 日本酸素株式会社 | 気相成長装置 |
JPH04340709A (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-27 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造装置 |
JPH06283429A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-07 | Nippon Sanso Kk | 気相成長装置の清掃方法 |
JP2006066605A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 気相成長装置 |
JP4972356B2 (ja) * | 2006-07-11 | 2012-07-11 | 大陽日酸株式会社 | 気相成長装置 |
JP5194479B2 (ja) * | 2006-12-04 | 2013-05-08 | 住友電気工業株式会社 | 気相成長装置および気相成長方法 |
-
2011
- 2011-07-21 JP JP2011159572A patent/JP5341959B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013026429A (ja) | 2013-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8591993B2 (en) | Epitaxial wafer manufacturing apparatus and manufacturing method | |
TWI479571B (zh) | 半導體裝置之製造裝置及製造方法 | |
TWI810333B (zh) | 氣相成長裝置 | |
JP6792083B2 (ja) | 気相成長装置、及び、気相成長方法 | |
JP2010219494A (ja) | 縦型熱処理装置及び熱処理方法 | |
TW201800603A (zh) | 成膜方法 | |
JP6648627B2 (ja) | 炭化珪素エピタキシャルウエハの製造方法、炭化珪素半導体装置の製造方法及び炭化珪素エピタキシャルウエハの製造装置 | |
US9711353B2 (en) | Method for manufacturing compound semiconductor epitaxial substrates including heating of carrier gas | |
US11692266B2 (en) | SiC chemical vapor deposition apparatus | |
US11390949B2 (en) | SiC chemical vapor deposition apparatus and method of manufacturing SiC epitaxial wafer | |
JP2010248022A (ja) | Iii族窒化物半導体自立基板 | |
JP5341959B2 (ja) | 半導体製造装置 | |
JP5459257B2 (ja) | シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法 | |
JP6786307B2 (ja) | 気相成長方法 | |
JP2010040574A (ja) | エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハ | |
US20150064908A1 (en) | Substrate processing apparatus, method for processing substrate and method for manufacturing semiconductor device | |
JP5306432B2 (ja) | 気相成長方法 | |
JP5014702B2 (ja) | 気相成長装置および気相成長方法 | |
US11162187B2 (en) | Vapor phase growth device, and EPI wafer producing method | |
JP2013016562A (ja) | 気相成長方法 | |
KR102509205B1 (ko) | 에피택셜 웨이퍼 제조 장치 | |
JP2020126885A (ja) | 成膜装置及び成膜方法 | |
JP2016096178A (ja) | 成膜方法、半導体素子の製造方法、および自立基板の製造方法 | |
JP2011171479A (ja) | 半導体製造装置および半導体製造方法 | |
TW201943882A (zh) | 氣相成長方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130808 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5341959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |