JP5341850B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents

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本発明はケーブル用コネクタに関し、特に小さな電子機器に使用される、フレキシブルケーブルの装着を確実かつ容易に行うことのできるコネクタに関する。
電子機器中の可動部品への配線や、立体的な配線が必要な箇所には、変形可能な配線部品としてフラットケーブルが使用される。また小型軽量化を必要とする機器においてはフレキシブルケーブルが使用され、特に近年では、折りたたみ型携帯電子機器の筐体間を繋ぐ配線など、量産規模の大きい小型精密電子機器への適用が進んでいる。
フレキシブルケーブルは、薄膜上にプリント配線を施し、端部に接続用端子を形成したケーブルであり、一般的にサイズが小さい電子部品に使用されるために、取り扱い上、作業性が問題になる。特に、ケーブルが柔らかいために、電子機器への電気的接続のためケーブルをコネクタに挿入し固定する際に、所定位置までケーブルが挿入されているかどうか分かりにくいことが作業性低下の要因となることが多い。
上記のような、フレキシブルケーブルをコネクタに装着する際の作業性の問題を改善する技術としては、例えば次のようなものがある。まず特開平10−214659号公報(以下、「特許文献1」という)には、コネクタのハウジングに目視用の窓を設け、目視によりケーブルの挿入位置を確認できるようにした技術が開示されている。また特開平11−135203号公報(以下、「特許文献2」という)には、装着用部品をケーブルの端子に装着した後、端子が装着された装着用部品をコネクタのハウジングに固定することにより、コネクタへの装着を容易にする技術が開示されている。また特開2009−288523号公報(以下、「特許文献3」という)には、フレキシブルケーブルの端子部分に硬質な補強部材を装着することにより、コネクタへの正確な挿入を容易にする技術が開示されている。
特開平10−214659号公報 特開平11−135203号公報 特開2009−288523号公報
しかしながら、上述した技術はそれぞれ次のような問題がある。まず特許文献1に記載の技術については、目視によりケーブルの挿入位置を確認できるものの、部品のサイズが小さくなれば目視は困難となり、また部品の構造によって目視しにくい位置にコネクタがある場合には適用ができない。さらに量産規模が大きい場合などには、目視のみで、ケーブルが確実に固定できる位置まで挿入されたか否かを確認しながら作業することは、作業の確実性および効率の点からも十分ではない。また特許文献2および3に記載の技術は、柔らかいケーブルの端子部分を補強用部材で固定することによりコネクタへの確実な装着を容易にすることができる。しかしながらケーブル補強用の部品のコストや、当該部品にケーブルを固定する手間が余分にかかることが、全体的な生産効率、作業効率の向上を妨げることになる。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、フレキシブルケーブルの装着操作を、コストを上昇させることなく、高い作業効率で、目視によらず確実に行うことのできるコネクタを提供することである。
本発明のケーブル用コネクタは、挿入されたケーブルの端子面と接触させる導電板が形成された平坦部と、前記ケーブルの先端部が突き当たるブロック部とが設けられ、前記ケーブルを挿入する際に、前記ブロック部が前記ケーブルの先端部で押されることにより移動可能なケーブル固定台と、前記ケーブルの挿入が完了する所定の位置で、前記ケーブル固定台に設けられた段差部に掛かるラッチ部と、挿入された前記ケーブルを前記ケーブル固定台に押圧するケーブル固定具と、を有し、前記ケーブル固定台が前記ケーブルを挿入する方向に移動するのに伴い、前記ケーブル固定具が、前記ケーブルの前記端子面が前記導電板と接触している部分を押圧するロック機構を有し、前記ケーブル固定具は、弾性的に前記ケーブルを押圧し、前記ケーブル固定台を、前記ケーブルを抜く方向に移動させる動作を行うロック解除機構を有し、前記ケーブルを抜く方向とは異なる方向に、前記ケーブルを動かすことにより、前記ロック解除機構の動作をさせることができる操作手段と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、コネクタへのフレキシブルケーブルの装着操作を、コストを上昇させることなく、高い作業効率で、目視によらず確実に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態のコネクタの構成を示す模式図である。
次に本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図である。このコネクタ1に備えられたケーブル固定台2は、挿入されたケーブル3の端子面4と接触させる導電板5が形成された平坦部6と、ケーブル3の先端部が突き当たるブロック部7とが設けられている。このケーブル固定台2は、ケーブル3を挿入する際に、段差部7がケーブル3の先端部で押されることにより移動する。ラッチ部9は、ケーブル3の挿入が完了する所定の位置で、ケーブル固定台2に設けられた段差部10に掛かる。ケーブル固定具8は挿入されたケーブル3をケーブル固定台2に押圧する。
以上のようにコネクタを構成することにより、作業者はケーブル3を挿入していくだけで、段差部10にラッチ部9が掛かったときの手応えやクリック音により、ケーブル3が固定される所定の位置に達したことを認識することができる。このため、ケーブル3が柔らかいフレキシブルケーブルの場合であっても、ケーブルが所定の位置まで挿入されたのを確認したうえで、ケーブルの固定を行うことができる。このようにこの実施の形態では、コネクタへのフレキシブルケーブルの装着操作を、コストを上昇させることなく、高い作業効率で、目視によらず確実に行うことができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図で、図1と共通する部分は同じ番号を付している。図2において、ロック機構11は、ケーブル固定台2がケーブル3を挿入する方向に移動するのに伴い、ケーブル固定具8が、ケーブル3をケーブル固定台2に押圧し、端子面4と導電板5とを導通する。なお導電板5は図示しない配線により外部の端子に接続されている。
この第2の実施の形態では、作業者はケーブル3を挿入していくだけで、所定の位置でケーブル3を固定できる。したがって作業者は、ケーブル3が固定される所定の位置に達したことを、段差部10がラッチ部9を噛むときの手応えやクリック音により認識した時点で、ケーブルの固定も同時に完了するため、作業性は大幅に向上する。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図で、図1、2と共通する部分は同じ番号を付している。このコネクタ12に備えられたケーブル固定台13は、コネクタ12の天井面と底面との間に設けられたレール14に沿って、ケーブルの抜き差し方向に移動できる。ここでケーブル固定台13の導電板5はスルーホール15を介して裏面導電板16に接続され、裏面導電板16はレール14に設けられた導電端子板17上を移動する。また図1のブロック部7に相当する部分は、図3に示すような傾斜を有しており、ノッチ状の段差部18がこの傾斜部分に設けられている。
ロック機構19は、梃子を適用しており、ケーブル3の挿入に伴いケーブル固定台13が挿入方向に移動すると、操作部20の位置が上昇し、ケーブル固定具21はケーブル3をケーブル固定台13に押圧する。ここでケーブル固定具21はケーブル3を弾性的に押圧し、ケーブル3の挿入が進むほど強く押圧することができる。そしてケーブル3が十分な強さでロックされる、ケーブル3の挿入が完了する所定の位置で、操作部20は段差部18に掛かる。
またレール14の下側に設けられた操作レバー22は、ケーブル固定台13を、ケーブル3を抜く方向に移動させる動作を行う、梃子を適用したロック解除機構23を構成する。この操作レバー22は、図3に示すようにコネクタ12のケーブル挿入口付近でケーブル3を下方向に動かすことにより操作できる。したがってケーブル脱着操作の際に、ロック解除機構の、一般的に小さな操作部分を直接操作する必要がない。
なお、ロック機構19およびロック解除機構23は共に梃子を適用しているため、支点24および25を固定する位置によって、ケーブル3を挿入する幅や力および操作レバー22の操作幅や力に応じた作用量を調整することができる。
この第3の実施の形態では、保持したケーブルを操作するだけでケーブルの固定および開放を確実かつ容易に行うことができる。
(第4の実施の形態)
図4は、本発明の第4の実施の形態のコネクタの構成を示す断面図で、図3と共通する部分は同じ番号を付している。図4に示すコネクタ26では、図3におけるレール14がなく、ケーブル固定台13を、ケーブル3を抜く方向に移動させる動作を行うための操作レバー27は、支点28とともに、ケーブル固定台13の上側にあり、全体に小型化されている。この操作レバー27は、図4に示すようにコネクタ26のケーブル挿入口付近でケーブル3を上方向に動かすことにより操作できる。
この第4の実施の形態は、コネクタの用途や使用条件によって、サイズに制限があったり、ケーブルをした方向には動かせないといった場合に適用することができる。
(第5の実施の形態)
図5は、本発明の第5の実施の形態のコネクタを示す模式図である。第5の実施の形態のコネクタは、例えば第3の実施の形態のコネクタ12と基本的に同様な構造を有し、図5に示すように操作レバー22の動きを止める固定具29と、固定具29を係止する係止部30とをさらに有している。なお図5においては、ケーブル3は図示していない。
図3に示した第3の実施の形態では、コネクタ12のケーブル挿入口付近で、ケーブル3が意図しない力により下方向に動かされたときに、ロックが解除されることが起きうる。しかし、ケーブル3を意図的に抜く必要ある時以外は、図5に示すように固定具29により操作レバー22を固定しておき、ケーブル3を抜く場合は、固定具29を係止部30からはずすことにより、操作レバー22の操作が可能になる。
以上のように第5の実施の形態では、ケーブルに意図しない力が加わった時にケーブルのロックが外れるといった誤動作を効果的に防止することができる。
1 コネクタ
2 ケーブル固定台
3 ケーブル
4 端子面
5 導電板
6 平坦部
7 ブロック部
8 ケーブル固定具
9 ラッチ部
10 段差部
11 ロック機構
12 コネクタ
13 ケーブル固定台
14 レール
15 スルーホール
16 裏面導電板
17 導電端子板
18 段差部
19 ロック機構
20 操作部
21 ケーブル固定具
22 操作レバー
23 ロック解除機構
24 支点
25 支点
26 コネクタ
27 操作レバー
28 支点
29 固定具
30 係止部

Claims (5)

  1. 挿入されたケーブルの端子面と接触させる導電板が形成された平坦部と、前記ケーブルの先端部が突き当たるブロック部とが設けられ、前記ケーブルを挿入する際に、前記ブロック部が前記ケーブルの先端部で押されることにより移動可能なケーブル固定台と、
    前記ケーブルの挿入が完了する所定の位置で、前記ケーブル固定台に設けられた段差部に掛かるラッチ部と、
    挿入された前記ケーブルを前記ケーブル固定台に押圧するケーブル固定具と、を有し、
    前記ケーブル固定台が前記ケーブルを挿入する方向に移動するのに伴い、前記ケーブル固定具が、前記ケーブルの前記端子面が前記導電板と接触している部分を押圧するロック機構を有し、
    前記ケーブル固定具は、弾性的に前記ケーブルを押圧し、
    前記ケーブル固定台を、前記ケーブルを抜く方向に移動させる動作を行うロック解除機構を有し、
    前記ケーブルを抜く方向とは異なる方向に、前記ケーブルを動かすことにより、前記ロック解除機構の動作をさせることができる操作手段を有することを特徴とするケーブル用コネクタ。
  2. 前記操作手段を固定する手段を有する、請求項1に記載のケーブル用コネクタ。
  3. 前記ロック機構には、梃子を適用したことを特徴とした、請求項1乃至のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
  4. 前記ロック解除機構には、梃子を適用したことを特徴とした、請求項1乃至のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
  5. 天井面と底面との間において、前記ケーブル固定台が摺動することにより移動できるレールを有することを特徴とした、請求項1乃至のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
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