JP2003051348A - 電気コネクタおよびプリント基板 - Google Patents

電気コネクタおよびプリント基板

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JP2003051348A
JP2003051348A JP2001237643A JP2001237643A JP2003051348A JP 2003051348 A JP2003051348 A JP 2003051348A JP 2001237643 A JP2001237643 A JP 2001237643A JP 2001237643 A JP2001237643 A JP 2001237643A JP 2003051348 A JP2003051348 A JP 2003051348A
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connector
rotator
outer peripheral
terminal portion
printed circuit
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JP2001237643A
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Shinji Nobori
真司 昇
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル接続体の端子部を挿脱する操作
性、および端子部の接続動作の信頼性を向上し、プリン
ト基板上に占めるスペースを低減する。 【解決手段】 可撓性を有するフレキシブル接続体2の
端子部3が外周部に沿って当接される回動子6と、プリ
ント基板1上に固定され回動子6を回動可能に支持する
支持部材7と、プリント基板1に電気的に接続され回動
子6の外周部に沿って弧状に形成されて回動子6の外周
部に対して近接離間する方向に弾性変位可能に設けられ
た接続子11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフレキシブ
ル・プリンテッド・サーキットやフレキシブル・フラッ
ト・ケーブルをプリント基板に電気的に接続するための
電気コネクタおよび各種電子部品が実装されるプリント
基板に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子部品が実装されるプリント基板
(プリンテッド・サーキット・ボード)と、例えばフレ
キシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレ
キシブル・フラット・ケーブル(FFC)等の可撓性を
有する接続体(以下、フレキシブル接続体と称する。)
の端子部とを電気的に接続するための電気コネクタが知
られている。
【0003】従来、この種の電気コネクタは、プリント
基板上に電気的に接続されるとともに、フレキシブル接
続体が電気的に接続される接続子を備えている。そし
て、従来の電気コネクタには、略U字状の接続子の間隙
に、フレキシブル接続体の端子部を挿入して、摺動可能
に設けられたスライド部材や、回動可能に設けられた回
動部材等によって、フレキシブル接続体の端子部を接続
子に係合させるように構成されたものがある。また、従
来の電気コネクタには、フレキシブル接続体の端子部を
略L字状の接続子に当接させて、この接続子を弾性変位
させることにより、フレキシブル接続体に圧力を加えて
係合させるように構成されたものがある。
【0004】従来の電気コネクタについて、スライド部
材を用いて略U字状の接続子にフレキシブル接続体の端
子部を係合させる構成の一例を簡単に説明する。
【0005】図5に示すように、従来の電気コネクタ1
05は、フレキシブル接続体102の端子部103が接
続される略U字状の接続子111と、この接続子111
の間隙に対して挿脱可能に設けられた絶縁材からなるス
ライド部材112と、これら接続子111およびスライ
ド部材112を覆うハウジング113とを備えている。
【0006】この従来の電気コネクタ105は、接続子
111の間隙にフレキシブル接続体102の端子部10
3が挿入されるとともに、スライド部材112がフレキ
シブル接続体102の挿入方向または図示しない逆方向
からフレキシブル接続体102の端子部の主面に平行に
挿入される。この従来の電気コネクタ105は、スライ
ド部材112が挿入されることにより、フレキシブル接
続体102の端子部の主面上に設けられた各端子を接続
子111に対して所定の圧接力が負荷されて、接続子1
11を弾性変位させて端子部に接続させている。この種
の構成の電気コネクタとしては、例えば、実開平6−7
179号公報に開示されている。
【0007】また、図示しないが、この種の従来の電気
コネクタとしては、略U字状の接続子を用いて、可動片
をフレキシブル接続体の挿入方向に対向する方向から挿
入させて、接続子を弾性変形させることにより、フレキ
シブル接続体の各端子に接続させるように構成されたも
のがある。この従来の電気コネクタは、接続子を弾性変
形させたときに生じる弾性力が、ハウジングの上面に負
荷されている。この種の電気コネクタとしては、例え
ば、実開平3−82563号公報に開示されている。
【0008】次に、従来の他の電気コネクタについて、
回動部材を用いて略U字状の接続子にフレキシブル接続
体の端子部を係合させる構成の一例を簡単に説明する。
【0009】図6に示すように、従来の電気コネクタ1
15は、フレキシブル接続体102の端子部103が接
続される略U字状の接続子121と、この接続子121
の間隙に対して回動可能に設けられた絶縁材からなる回
動部材122と、これら接続子121および回動部材1
22を覆うハウジング123とを備えている。
【0010】この従来の電気コネクタ115は、略U字
状の接続子121の間隙にフレキシブル接続体102の
端子部103を差し込み、回動部材122を回動させる
ことにより、回動部材122によってフレキシブル接続
体102の端子部103を接続子121に対して加圧し
て電気的に接続させている。この種の電気コネクタとし
ては、例えば、実開平6−77186号公報、特開平7
−142130号公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スラ
イド部材を備える従来の電気コネクタは、接続子の間隙
にスライド部材がフレキシブル接続体の挿入方向と同一
方向から挿入されるとともに、このスライド部材がフレ
キシブル接続体の端子部に摺接されながら押し込まれる
ように構成されている。このため、この従来の電気コネ
クタは、スライド部材がフレキシブル接続体の端子部に
摺接されながら押し込まれるときに、接続子に対して端
子部が位置ずれしてしまうという問題があった。
【0012】すなわち、この従来の電気コネクタによれ
ば、スライド部材が挿入される挿入前には、フレキシブ
ル接続体が容易に挿入されるが、スライド部を挿入させ
るときには、フレキシブル接続体の端子部の主面に対す
る摺接力が加わるため、スライド部材がフレキシブル接
続体を挿入方向に対して位置をずらす力が作用する。こ
のため、この従来の電気コネクタは、フレキシブル接続
体の端子部の各端子と接続子との相対位置に位置ずれが
生じるという問題があった。したがって、この従来の電
気コネクタは、フレキシブル接続体の端子部の各端子と
接続子が良好に接続されない。
【0013】また、回動部材を備える従来の電気コネク
タによれば、回動操作された回動部材によって、回動部
材と接続子との隙間に挿入されたフレキシブル接続体の
端子部が加圧されて接続子に接続されるように構成され
ている。すなわち、この従来の電気コネクタは、上述し
たスライド部材を備える従来の電気コネクタと同様に、
回動部材と同期してフレキシブル接続体自体も回動部材
の回動中心に対して回動されてしまうため、接続部材の
接続部とフレキシブル接続体の端子部の各端子との相対
位置に位置ずれが発生し易いという問題があった。
【0014】したがって、上述した2種類の構成の従来
の電気コネクタは、フレキシブル接続体の端子部が接続
子の間隙に挿入された後に、フレキシブル接続体の端子
部がスライド部材または回動部材によって加圧されるた
め、端子部の各端子と接続子の相対位置に生じる位置ず
れ等により、接続動作の信頼性が乏しいという共通の問
題があった。
【0015】また、近年、各種電子機器等の装置の小型
化に伴って、各種電子部品が実装されるプリント基板上
の実装領域も高密度化されており、プリント基板上に電
気コネクタを高密度に実装することが求められている。
【0016】しかしながら、上述した従来の電気コネク
タは、フレキシブル接続体の端子部がプリント基板の主
面に平行に挿入されて電気的に接続されるため、フレキ
シブル接続体の端子部がプリント基板上に占める所定の
奥行きが必要となる。このため、従来の電気コネクタ
は、フレキシブル接続体の端子部が、プリント基板上に
対して占める面積が比較的大きいため、プリント基板上
に占める電気コネクタの実装領域を小さすることが困難
であった。
【0017】そこで、本発明は、フレキシブル接続体の
端子部を挿脱する操作性、および端子部の接続動作の信
頼性を向上するとともに、プリント基板上に占めるスペ
ースの低減を実現することができる電気コネクタを提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る電気コネクタは、可撓性を有するフ
レキシブル接続体の端子部が外周部に沿って当接される
回動子と、プリント基板上に固定されて回動子を回動可
能に支持する支持部材と、プリント基板に電気的に接続
され回動子の外周部に沿って弧状に形成されて回動子の
外周部に対して近接離間する方向に弾性変位可能に設け
られた接続子とを備える。
【0019】また、本発明に係るプリント基板は、可撓
性を有するフレキシブル接続体の端子部が外周部に沿っ
て当接される回動子と、プリント基板上に固定されて回
動子を回動可能に支持する支持部材と、電子部品が接合
される接合部に電気的に接続されるとともに回動子の外
周部に沿って弧状に形成されて回動子の外周部に対して
近接離間する方向に弾性変位可能に設けられた接続子と
を有する電気コネクタを備える。
【0020】以上のように構成された本発明の電気コネ
クタおよびプリント基板によれば、フレキシブル接続体
の端子部が、接続子の内周部と回動子の外周部との間隙
に挿入されることにより、回動子の外周部に対して接続
子が弾性変位されるとともに回動子が回動される。本発
明の電気コネクタおよびプリント基板は、回動子が回動
することに伴って、回動子の外周部に沿ってフレキシブ
ル接続体の端子部が引き込まれて、接続子の弾性力によ
る所定の圧接力を以て接続子が端子部に圧接されること
により、接続子と端子部が電気的に接続される。
【0021】また、本発明の電気コネクタおよびプリン
ト基板は、回動子と接続子の相対位置を規制するととも
に、回動子および接続子を覆うハウジングを備えること
が好ましく、このハウジングにより、フレキシブル接続
体の端子部が挿入されて接続子に接続される際に、接続
子と回動部の相対位置が確保されるため、接続子に対し
て端子部を更に良好に接続される。
【0022】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、ハウジングに、フレキシブル接続体の端
子部が挿脱されて端子部を回動子と接続子の間隙に案内
する挿脱口が設けられることが好ましく、これにより、
挿脱口から挿入されたフレキシブル接続体の端子部が、
接続子と回動子の間隙に確実に挿入されて、端子部と接
続子が確実に接続される。
【0023】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、接続子が回動子に対して弾性変位する変
位量を規制する規制部材を備えることが好ましく、この
規制部材によって、接続子が必要以上に大きく変位され
ることが抑制される。
【0024】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、回動子の外周部に、フレキシブル接続体
の端子部の一端が突き当てられる突当部が設けられるこ
とが好ましく、この突当部によって、回動子に対する端
子部の位置が良好に位置決めされる。
【0025】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、接続子に、回動子の外周部が係合されて
回動子の回動を規制する係合凹部が設けられるととも
に、回動子の外周部に、係合凹部に係合する係合突部が
設けられることが好ましい。本発明の電気コネクタおよ
びプリント基板は、係合凹部および係合突部によって、
接続子に対して回動される回動子が確実に停止されて、
回動子と接続子との間隙にフレキシブル接続体の端子部
が保持されるため、接続子に接続された端子部に生じる
位置ずれが防止される。
【0026】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、回動子が、フレキシブル接続体の端子部
に沿って当接される円弧状の外周部を有する略扇状に形
成されることが好ましく、これにより、プリント基板の
主面に対する高さ、いわゆる実装高さが低くすることが
可能とされて、更に小型化が図られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、電気コネクタが設けられたプリント基板を図
面を参照して説明する。
【0028】図1に示すように、プリント基板1は、主
面の一端部に、例えばフレキシブル・プリンテッド・サ
ーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブ
ル(FFC)等の可撓性を有する接続体2(以下、フレ
キシブル接続体2と称する。)とを電気的に接続するた
めの電気コネクタ5が配設されている。プリント基板1
上には、図示しないが各種電子部品がそれぞれ実装され
ている。また、フレキシブル接続体2の端子部3には、
一方の主面に端子が設けられている。
【0029】図1および図2に示すように、本発明の要
部である電気コネクタ5は、プリント基板1上のプリン
ト配線(図示せず)上に、例えば、はんだ付け等によっ
て電気的に接続されて配設されている。この電気コネク
タ5は、フレキシブル接続体2の端子部3が外周部に沿
って当接される回動子6と、この回動子6を回動可能に
支持する一組の支持部材7と、回動子6の外周部に対し
て近接離間する方向に弾性変位可能に設けられた複数の
接続子11を有する接続部材8と、これら回動子6およ
び接続部材8を覆うハウジング9とを備えている。
【0030】回動子6は、例えば樹脂材料によって略円
筒状に形成されており、長手方向がフレキシブル接続体
2の端子部3の幅よりやや大きく形成されている。回動
子6は、軸方向の両端が、回動軸15を介して支持部材
7に矢印a1方向およびa2方向に回動可能に支持されて
いる。
【0031】また、回動子6の外周部には、接続部材8
の各接続子11に係合される線状の係合突起17が、軸
方向の両端に亘って一体に形成されている。また、回動
子6の外周部には、フレキシブル接続体2の端子部3の
挿入端が突き当てられる突当部18が、軸方向の両端に
亘って一体に突出されて形成されている。この突当部1
8は、フレキシブル接続体2の端子部3が当接される当
接面と、回動子6の外周面に連続する傾斜面とを有して
いる。したがって、回動子6は、矢印a1方向に回動す
る際に、突当部18の傾斜面が各接続子11の内周面に
円滑に摺接されるため、回動が妨げられることがない。
【0032】支持部材7は、例えば樹脂材料によって略
L字状に形成されており、回動子6を回動可能に支持す
る支持片21と、プリント基板1上に固定される固定片
22とを有している。
【0033】接続部材8は、弾性および導電性を有する
金属材料によって形成されており、回動子6の外周部に
対して弾性変位可能とされる複数の接続子11と、これ
ら接続子11を支持する基台12と、各接続子11が弾
性変位する変位量を規制する規制片13とを有してい
る。
【0034】各接続子11は、フレキシブル接続体2の
端子部3の各端子に対応されて、回動子6の長手方向に
亘って略櫛状に形成されており、基端が基台12に一体
に形成されている。接続子11は、回動子6の外周に沿
って弧状に形成されており、図2中矢印b1方向および
2方向に弾性変位可能とされている。そして、各接続
子11は、回動子6の外周部に対向する内周部と、回動
子6の外周部との間に、フレキシブル接続体2の端子部
3の厚みよりやや小さい所定の間隙が確保されている。
【0035】また、接続子11の内周部の先端側には、
回動された回動子6の係合突起17が係合する係合溝2
6が形成されている。接続子11は、係合溝26に回動
子6の係合突起17が係合されることにより、回動子6
が矢印a1方向に回動することが規制される。
【0036】基台12は、プリント基板1上に設けられ
ている表面実装用の電子部品が接合される接合部(ラン
ド部)に、例えばはんだ付け等によって電気的に接続さ
れて固定されている。したがって、接続部材8は、各接
続子11が、基台12を介してプリント基板1に電気的
に接続されている。
【0037】規制片13は、各接続子11の基端側に対
向する位置に、基台12に一体にそれぞれ形成されてお
り、接続子11に比較して剛性を有している。規制片1
3は、矢印b1方向に弾性変位された接続子11が当接
されることにより、接続子11が矢印b1方向に弾性変
位することを規制している。したがって、この規制片1
3によれば、接続子11が矢印b1方向に大きく変位す
ることが抑制されて、接続子11が破損することが防止
されている。
【0038】なお、上述した回動子6および支持部材7
は、樹脂材料によって形成されたが、例えば導電性を有
する金属材料によって形成されて、必要に応じて接地が
施される構成とされてもよい。
【0039】ハウジング9は、内部に回動子6および接
続部材8を収納する略箱状に形成されており、ハウジン
グ9の各内壁によって回動子6および接続部材8の各接
続子11の位置が規制されている。したがって、ハウジ
ング9によれば、回動子6と各接続子11との相対位置
に位置ずれが生じることが確実に防止されるとともに、
回動子6および各接続子11が破損することが防止され
ている。また、ハウジング9は、フレキシブル接続体2
の端子部3が、各接続子11と回動子6の間隙に対して
挿脱される挿脱口29を有しており、この挿脱口29に
よって回動子6と各接続子11との間隙に対する挿入方
向が良好に案内される。また、必要に応じて、ハウジン
グ9の内部には、回動子6と各接続子11との間隙に案
内するためのガイド部(図示せず)が、挿脱口29から
連続されて形成されてもよい。
【0040】以上のように構成された電気コネクタ5に
ついて、フレキシブル接続体2の端子部3が挿脱される
動作を図面を参照して説明する。
【0041】まず、電気コネクタ5は、図2に示すよう
に、フレキシブル接続体2が接続されていないとき、回
動子6の突当部18がハウジング9の挿脱口29に対向
するように回動子6が位置されている。
【0042】フレキシブル接続体2を電気的に接続する
際、電気コネクタ5には、ハウジング9の挿脱口29か
らフレキシブル接続体2の端子部3が図2中矢印c1
向に挿入される。ハウジング9の挿脱口29から挿入さ
れたフレキシブル接続体2は、端子部3が回動子6と接
続子11の間隙に進入して、端子部3の挿入端が回動子
6の突当部18に突き当たることにより、回動子6をa
1方向に回動させる。
【0043】電気コネクタ5は、フレキシブル接続体2
の端子部3が更にc1方向に挿入されることに伴って、
端子部3によって回動子6がa1方向に回動されるとと
もに接続子11を矢印b1方向に弾性変位させて、端子
部3が回動子6の外周部に沿って引き込まれる。フレキ
シブル接続体2は、回動子6と接続子11の間隙に進入
することに伴って、各接続子11の弾性力によって各接
続子11が、端子部3の各端子に所定の圧接力を以てそ
れぞれ圧接されて電気的に接続される。
【0044】また、フレキシブル接続体2の端子部3が
回動子6と各接続子11の間隙に進入することに伴って
1方向に弾性変位された各接続子11は、規制片13
に当接されて変位量が規制される。また、電気コネクタ
5は、ハウジング9によって回動子6と各接続子11の
相対位置が規制されているため、回動子6の外周部に沿
って引き込まれるフレキシブル接続体2の端子部3の各
端子に、各接続子11がそれぞれ良好に圧接される。
【0045】そして、電気コネクタ5は、図3に示すよ
うに、フレキシブル接続体2の端子部3が所定量だけ回
動子6の外周部に沿って引き込まれたとき、a1方向に
回動された回動子6の係合突起17が各接続子11の係
合溝26に対応する位置に移動されて、係合突起17が
係合溝26に係合されることにより、回動子6がa1
向に回動することが停止される。また、フレキシブル接
続体2は、相対係合された係合溝26と係合突起17の
間に端子部3が挟み込まれて、端子部3の各端子が各接
続子11にそれぞれ接続された状態が良好に保持され
る。
【0046】また、フレキシブル接続体2の端子部3と
電気コネクタ5の接続を解除する際、電気コネクタ5
は、フレキシブル接続体2を図3中矢印d方向に軽く持
ち上げることにより、係合溝26と係合突起17の係合
状態が容易に解除されるとともに、フレキシブル接続体
2を矢印c2方向に引き抜くことにより、回動子6が矢
印a2方向に回動されて、フレキシブル接続体2の端子
部3が回動子6と各接続子11との間隙から容易に抜き
取られる。
【0047】上述したように、プリント基板1および電
気コネクタ5は、フレキシブル接続体2の端子部3が外
周部に沿って当接される回動子6と、この回動子6の外
周部に対して弾性変位可能に設けられた接続子11を備
えることにより、フレキシブル接続体2の端子部3が回
動子6の外周部に沿って引き込まれるとともに、接続子
11の弾性力によって接続子11がフレキシブル接続体
2の端子部3に所定の圧接力を以て良好に圧接されるた
め、接続子11と端子部3を接続するための操作性を向
上するとともに、確実に接続することができる。
【0048】また、このプリント基板1および電気コネ
クタ5は、フレキシブル接続体2の端子部3が湾曲され
て引き込まれる引き込み量に応じて、フレキシブル接続
体2の端子部3がプリント基板1の主面に占める長さ
(奥行き)を小さくすることが可能とされて、プリント
基板1の主面上に占める電気コネクタ5のスペースを小
さくすることできる。したがって、このプリント基板1
および電気コネクタ5によれば、プリント基板1の主面
に対する電気コネクタ5の高さ、いわゆる実装高さを低
くすることが可能とされるとともに、プリント基板1上
に高密度に実装することが可能とされる。
【0049】また、プリント基板1および電気コネクタ
5は、ハウジング9によって回動子6と接続子11との
相対位置が確実に規制されるため、回動子6と接続子1
1との間隙に挿入されるフレキシブル接続体2の端子部
3に位置ずれが生じることなく、端子部3の各端子が各
接続子11に高精度に接続されて、接続動作の信頼性を
向上することができる。
【0050】また、このプリント基板1および電気コネ
クタ5によれば、回動子6と接続子11との間隙にフレ
キシブル接続体2の端子部3を挿入するだけで、この端
子部3が保持されて、容易かつ確実に接続されるため、
フレキシブル接続体2を接続するための操作性を向上す
ることができる。
【0051】また、プリント基板1および電気コネクタ
5は、接続子11が回動子6に対して弾性変位する変位
量を規制する規制片13が接続部材8に設けられること
により、この規制片13に当接された接続子11が必要
以上に大きく変位されることが抑制されて、接続子11
が破損することが防止される。
【0052】また、プリント基板1および電気コネクタ
5は、回動子6の外周部に、フレキシブル接続体2の端
子部3の一端が突き当てられる突当部18が設けられる
ことにより、回動子6と接続子11との間隙に挿入され
たフレキシブル接続体2の端子部3を回動子6に対して
良好に位置決めすることができる。
【0053】また、プリント基板1および電気コネクタ
5によれば、回動子6および接続子11に係合突起17
および係合溝26がそれぞれ形成されたことにより、回
動子6と接続子11が係合されたときに係合突起17と
係合溝26の間にフレキシブル接続体2の端子部3が係
合されてロックされるため、接続子11に接続された端
子部3に位置ずれが発生することを防止することができ
る。
【0054】なお、上述したプリント基板1が備える電
気コネクタ5は、略円筒状の回動子6を有する構成とさ
れたが、断面扇状をなす他の回動子を備えることによ
り、更に小型化を図ることができる。他の回動子6を有
する他の電気コネクタについて図面を参照して簡単に説
明する。
【0055】図4に示すように、他の電気コネクタ55
は、プリント基板51上のプリント配線(図示せず)上
に、例えば、はんだ付け等によって電気的に接続されて
配設されている。この電気コネクタ55は、フレキシブ
ル接続体2の端子部3が外周部に沿って当接される回動
子56と、この回動子56を回動可能に支持する一組の
支持部材57と、回動子56の外周部に対して近接離間
する方向に弾性変位可能に設けられた複数の接続子61
を有する接続部材58と、これら回動子56および接続
部材58を覆うハウジング59とを備えている。
【0056】回動子56は、例えば樹脂材料によって形
成されており、上述した回動子6の突当部18と係合突
起17との間の外周部のみを残すように他の外周部が切
り欠かれた断面扇状を呈している。この回動子56は、
軸方向に平行な幅がフレキシブル接続体2の端子部3の
幅よりやや大きく形成されている。
【0057】回動子56は、軸方向の両端に、支持部材
57に回動可能に支持される中心部66が一体に形成さ
れており、この中心部66が回動軸65を介して支持部
材57にa1方向およびa2方向に回動可能に支持されて
いる。
【0058】また、回動子56の外周部の一端側には、
接続部材58の各接続子61に係合される線状の係合突
起67が、軸方向の両端に亘って一体に形成されてい
る。また、回動子6の外周部の他端側には、フレキシブ
ル接続体2の端子部3の挿入端が突き当てられる突当部
68が、軸方向の両端に亘って一体に突出されて形成さ
れている。この突当部68は、フレキシブル接続体2の
端子部3が当接される当接面と、回動子56の外周面に
連続する傾斜面とを有している。したがって、回動子5
6は、a1方向に回動する際に、突当部68の傾斜面が
各接続子61の内周面に円滑に摺接されるため、回動が
妨げられることがない。
【0059】上述したように、回動子56は、フレキシ
ブル接続体2の端子部3が圧接される外周部の必要最小
限の範囲を有しており、プリント基板51の主面に対す
る回動中心の高さを、プリント基板51の主面に近づけ
て低くすることが可能とされている。
【0060】支持部材57は、例えば樹脂材料によって
略L字状に形成されており、回動子56を回動可能に支
持する支持片71と、プリント基板51上に固定される
固定片22とを有している。
【0061】接続部材58は、弾性および導電性を有す
る金属材料によって形成されており、回動子56の外周
部に対して弾性変位可能とされる複数の接続子61と、
これら接続子61を支持する基台62と、各接続子61
が弾性変位する変位量を規制する規制片63とを有して
いる。
【0062】各接続子61は、フレキシブル接続体2の
端子部3の各端子に対応されて、回動子56の長手方向
に亘って略櫛状に形成されており、基端が基台62に一
体に形成されている。接続子61は、回動子56の外周
に沿って弧状に形成されており、b1方向およびb2方向
に弾性変位可能とされている。そして、各接続子61
は、回動子56の外周部に対向する内周部と、回動子5
6の外周部との間に、フレキシブル接続体2の端子部3
の厚みよりやや小さい所定の間隙が確保されている。
【0063】また、接続子61の内周部の先端側には、
回動された回動子56の係合突起67が係合する係合溝
76が形成されている。接続子61は、係合溝76に回
動子56の係合突起67が係合されることにより、回動
子56が矢印a1方向に回動することが規制される。
【0064】基台62は、プリント基板51上に設けら
れている表面実装用の電子部品が接合される接合部(ラ
ンド部)に、例えばはんだ付け等によって電気的に接続
されて固定されている。したがって、接続部材58は、
各接続子61が、基台62を介してプリント基板51に
電気的に接続されている。
【0065】規制片63は、各接続子61の基端側に対
向する位置に、基台62に一体にそれぞれ形成されてお
り、接続子61に比較して剛性を有している。規制片6
3は、b1方向に弾性変位された接続子61が当接され
ることにより、接続子61がb1方向に弾性変位するこ
とを規制している。したがって、この規制片63によれ
ば、接続子61がb1方向に大きく変位することが抑制
されて、接続子61が破損することが防止されている。
【0066】なお、上述した回動子56および支持部材
57は、樹脂材料によって形成されたが、例えば導電性
を有する金属材料によって形成されて、必要に応じて接
地が施される構成とされてもよい。
【0067】ハウジング59は、内部に回動子6および
接続部材58を収納する略箱状に形成されており、ハウ
ジング59の各内壁によって回動子56および接続部材
58の各接続子61の位置が規制されている。したがっ
て、ハウジング59によれば、回動子56と各接続子6
1との相対位置に位置ずれが生じることが確実に防止さ
れるとともに、回動子56および各接続子61が破損す
ることが防止されている。また、ハウジング59は、フ
レキシブル接続体2の端子部3が、各接続子61と回動
子56の間隙に対して挿脱される挿脱口79を有してお
り、この挿脱口79によって回動子56と各接続子61
との間隙に対する挿入方向が良好に案内される。また、
必要に応じて、ハウジング59の内部には、回動子56
と各接続子61との間隙に案内するためのガイド部(図
示せず)が、挿脱口79から連続されて形成されてもよ
い。
【0068】以上のように構成された電気コネクタ55
について、フレキシブル接続体2の端子部3が挿脱され
る動作を図面を参照して説明する。
【0069】まず、電気コネクタ55は、図4に示すよ
うに、フレキシブル接続体2が接続されていないとき、
回動子56の突当部68がハウジング59の挿脱口79
に対向するように回動子56が位置されている。
【0070】フレキシブル接続体2を電気的に接続する
際、電気コネクタ55には、ハウジング59の挿脱口7
9からフレキシブル接続体2の端子部3がc1方向に挿
入される。ハウジング59の挿脱口79から挿入された
フレキシブル接続体2は、端子部3が回動子56と接続
子61の間隙に進入して、端子部3の挿入端が回動子5
6の突当部68に突き当たることにより、回動子56を
1方向に回動させる。
【0071】電気コネクタ55は、フレキシブル接続体
2の端子部3が更にc1方向に挿入されることに伴っ
て、端子部3によって回動子56がa1方向に回動され
るとともに接続子61を矢印b1方向に弾性変位させ
て、端子部3が回動子56の外周部に沿って引き込まれ
る。フレキシブル接続体2は、回動子56と接続子61
の間隙に進入することに伴って、各接続子61の弾性力
によって各接続子61が、端子部3の各端子に所定の圧
接力を以てそれぞれ圧接されて電気的に接続される。
【0072】また、フレキシブル接続体2の端子部3が
回動子56と各接続子61の間隙に進入することに伴っ
てb1方向に弾性変位された各接続子61は、規制片6
3に当接されて変位量が規制される。また、電気コネク
タ55は、ハウジング59によって回動子56と各接続
子61の相対位置が規制されているため、回動子56の
外周部に沿って引き込まれるフレキシブル接続体2の端
子部3の各端子に、各接続子61がそれぞれ良好に圧接
される。
【0073】そして、電気コネクタ55は、図5に示す
ように、フレキシブル接続体2の端子部3が所定量だけ
回動子56の外周部に沿って引き込まれたとき、a1
向に回動された回動子56の係合突起67が各接続子6
1の係合溝76に対応する位置に移動されて、係合突起
67が係合溝76に係合されることにより、回動子56
がa1方向に回動することが停止される。また、フレキ
シブル接続体2は、相対係合された係合溝76と係合突
起67の間に端子部3が挟み込まれて、端子部3の各端
子が各接続子61にそれぞれ接続された状態が良好に保
持される。
【0074】また、フレキシブル接続体2の端子部3と
電気コネクタ55の接続を解除する際、電気コネクタ5
5は、フレキシブル接続体2をd方向に軽く持ち上げる
ことにより、係合溝76と係合突起67の係合状態が容
易に解除されるとともに、フレキシブル接続体2をc2
方向に引き抜くことにより、回動子56がa2方向に回
動されて、フレキシブル接続体2の端子部3が回動子5
6と各接続子61との間隙から容易に抜き取られる。
【0075】上述したように、プリント基板51および
電気コネクタ55によれば、突当部68から係合突起6
7に亘る外周部を必要最小限の範囲として、外周部の他
の部分が切り欠かれた略扇状に形成された回動子56を
備えることにより、回動子56の回動中心となる回動軸
57をプリント基板51の主面に近づけることが可能と
されて、上述した電気コネクタ5に比較して電気コネク
タ55の高さを1/4程度低くすることができる。
【0076】したがって、この電気コネクタ55によれ
ば、プリント基板51の主面に対する電気コネクタ55
の高さを低くすることができるため、フレキシブル接続
体2を挿脱する操作性、および接続動作の信頼性を上述
した電気コネクタ5に等しく維持するとともに、更に小
型化を図ることができる。
【0077】なお、本発明に係る電気コネクタ5,55
は、プリント基板1,51上に配設される構成とされた
が、例えば電子部品等が備える構成とされてもよいこと
は勿論である。
【0078】
【発明の効果】上述したように本発明に係る電気コネク
タおよびプリント基板によれば、支持部材に回動可能に
支持されて外周部に沿ってフレキシブル接続体の端子部
が当接される回動子と、この回動子の外周部に対して近
接離間する方向に弾性変位可能に設けられた接続子を備
えることにより、回動子の外周部に沿ってフレキシブル
接続体の端子部が引き込まれて、接続子の弾性力による
所定の圧接力を以て接続子が端子部に良好に圧接される
ため、接続子と端子部を接続するための操作性を向上す
るとともに、確実に接続することができる。
【0079】また、この電気コネクタおよびプリント基
板は、フレキシブル接続体の端子部が引き込まれる引き
込み量に応じて、フレキシブル接続体の端子部がプリン
ト基板の主面に占める長さを小さくすることが可能とさ
れて、プリント基板の主面上に占める電気コネクタのス
ペースを小さくすることできる。したがって、この電気
コネクタおよびプリント基板によれば、プリント基板の
主面に対する電気コネクタの高さ、いわゆる実装高さを
低くすることが可能とされるとともに、プリント基板上
に高密度に実装することが可能とされる。
【0080】また、本発明の電気コネクタおよびプリン
ト基板は、回動子と接続子の相対位置を規制するととも
に、回動子および接続子を覆うハウジングを備えること
により、フレキシブル接続体の端子部が挿入されて接続
子に接続される際に、接続子と回動部の相対位置が確保
されるため、接続子に対して端子部を更に良好に接続す
ることができる。
【0081】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、ハウジングに、フレキシブル接続体の端
子部が挿脱されて端子部を回動子と接続子の間隙に案内
する挿脱口が設けられることにより、挿脱口から挿入さ
れたフレキシブル接続体の端子部が、接続子と回動子の
間隙に確実に挿入されて、端子部と接続子が確実に接続
することができる。
【0082】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、接続子が回動子に対して弾性変位する変
位量を規制する規制部材を備えることにより、接続子が
必要以上に大きく変位されることが抑制されるため、接
続子の破損を防止することができる。
【0083】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、回動子の外周部に、フレキシブル接続体
の端子部の一端が突き当てられる突当部が設けられるこ
とにより、回動子に対する端子部の位置が良好に位置決
めすることができる。
【0084】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、接続子に、回動子の外周部が係合されて
回動子の回動を規制する係合凹部が設けられるととも
に、回動子の外周部に、係合凹部に係合する係合突部が
設けられることにより、接続子に対して回動される回動
子が確実に停止されて、回動子と接続子との間隙にフレ
キシブル接続体の端子部が保持されるため、接続子に接
続された端子部に位置ずれが生じることを防止すること
ができる。
【0085】また、本発明に係る電気コネクタおよびプ
リント基板は、回動子が、フレキシブル接続体の端子部
に沿って当接される円弧状の外周部を有する略扇状に形
成されることにより、プリント基板の主面に対する高
さ、いわゆる実装高さが低くすることが可能とされて、
更に小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント基板の要部を示す斜視図
である。
【図2】前記プリント基板が備える電気コネクタを示す
側面図である。
【図3】上記電気コネクタとフレキシブル接続体とが電
気的に接続された接続状態を示す側面図である。
【図4】本発明に係る他の電気コネクタを示す側面図で
ある。
【図5】上記他の電気コネクタとフレキシブル接続体と
が電気的に接続された接続状態を示す側面図である。
【図6】スライド部材を備える従来の電気コネクタを説
明するために示す断面図である。
【図7】回動部材を備える従来の電気コネクタを説明す
るために示す断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 フレキシブル接続体 3 端子部 5 電気コネクタ 6 回動子 7 支持部材 8 接続部材 9 ハウジング 11 接続子 12 基台 13 規制片 15 回動軸 17 係合突起 18 突当部 21 支持片 22 固定片 26 係合溝 29 挿脱口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB06 BB23 CC22 CC26 DD02 DD14 DD18 EE03 EE29 FF07 GG15 HH04 HH05 HH17 5G355 AA08 BA01 BA11 5G375 AA11 CA02 CA18 CC07 DA36

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するフレキシブル接続体の端
    子部が外周部に沿って当接される回動子と、 プリント基板上に固定されて、前記回動子を回動可能に
    支持する支持部材と、 前記プリント基板に電気的に接続されるとともに、前記
    回動子の外周部に沿って弧状に形成されて前記回動子の
    外周部に対して近接離間する方向に弾性変位可能に設け
    られた接続子とを備える電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記回動子と前記接続子の相対位置を規
    制するとともに、前記回動子および前記接続子を覆うハ
    ウジングを備える請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは、前記フレキシブル接
    続体の端子部が挿脱されて、前記端子部を前記回動子と
    接続子の間隙に案内する挿脱口を有している請求項2に
    記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記接続子が前記回動子に対して弾性変
    位する変位量を規制する規制部材を備える請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記回動子の外周部には、前記フレキシ
    ブル接続体の端子部の一端が突き当てられる突当部が設
    けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記接続子には、前記回動子の外周部が
    係合されて前記回動子の回動を規制する係合凹部が設け
    られるとともに、 前記回動子の外周部には、前記係合凹部に係合する係合
    突部が設けられている請求項1ないし5のいずれか1項
    に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記回動子は、前記フレキシブル接続体
    の端子部に沿って当接される円弧状の外周部を有する略
    扇状に形成されている請求項1ないし6のいずれか1項
    に記載の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 可撓性を有するフレキシブル接続体の端
    子部が外周部に沿って当接される回動子と、プリント基
    板上に固定されて前記回動子を回動可能に支持する支持
    部材と、電子部品が接合される接合部に電気的に接続さ
    れるとともに前記回動子の外周部に沿って弧状に形成さ
    れて前記回動子の外周部に対して近接離間する方向に弾
    性変位可能に設けられた接続子とを有する電気コネクタ
    を備えるプリント基板。
  9. 【請求項9】 前記電気コネクタは、前記回動子と前記
    接続子の相対位置を規制するとともに、前記回動子およ
    び前記接続子を覆うハウジングを有している請求項8に
    記載のプリント基板。
  10. 【請求項10】 前記ハウジングは、前記フレキシブル
    接続体の端子部が挿脱されて、前記端子部を前記回動子
    と接続子の間隙に案内する挿脱口を有している請求項9
    に記載のプリント基板。
  11. 【請求項11】 前記電気コネクタは、前記接続子が前
    記回動子に対して弾性変位する変位量を規制する規制部
    材を有している請求項8ないし10のいずれか1項に記
    載のプリント基板。
  12. 【請求項12】 前記回動子の外周部には、前記フレキ
    シブル接続体の端子部の一端が突き当てられる突当部が
    設けられている請求項8ないし11のいずれか1項に記
    載のプリント基板。
  13. 【請求項13】 前記接続子には、前記回動子の外周部
    が係合されて前記回動子の回動を規制する係合凹部が設
    けられるとともに、前記回動子の外周部には、前記係合
    凹部に係合する係合突部が設けられている請求項8ない
    し12のいずれか1項に記載のプリント基板。
  14. 【請求項14】 前記回動子は、前記フレキシブル接続
    体の端子部に沿って当接される円弧状の外周部を有する
    略扇状に形成されている請求項8ないし13のいずれか
    1項に記載のプリント基板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238418A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Infrontia Corp フレキシブルケーブル用コネクタ及びその接続方法
JP2012064512A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Nec Access Technica Ltd ケーブル用コネクタ

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