JP5341445B2 - 脱穀機用扱胴 - Google Patents
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Description
この種の脱穀機用扱胴として、従来、たとえば特許文献1に記載されたものがあった。特許文献1に記載された扱胴3では、点検開口としての点検口47、この点検口47を閉塞する蓋体としての蓋板47を備えている。特許文献1に記載された扱胴3は、蓋板47に設けた扱歯42を備えている。(符号は、公報に記載されたものである。)
つまり、蓋体に扱歯を設けない場合、扱胴ドラムの周方向および回転軸芯方向に並ぶ扱歯を避けて点検開口を設置することから、点検開口が小さくなったり、細長いとか曲がるとかした形状になったりしがちである。
これに対し、蓋体に扱歯を設けると、点検開口の大きさや形状を扱歯に左右されないで設定しても、蓋体を取り付けた状態では、扱胴ドラムの扱歯を設置するべき箇所に蓋体によって扱歯を設置されることになる。
つまり、図13に示すように、蓋体34を扱胴ドラムの周壁部32の表面側に当て付けて連結するよう構成すると、蓋体34を構造簡単に得られるよう平板形に構成した場合、蓋体34の全体が扱胴ドラムの周壁部32よりも扱胴ドラム31の外側に位置することになって、蓋体34に設けた扱歯36が扱胴ドラムの周壁部32に支持される扱歯35に対して扱胴ドラム31の外側に位置ずれし、蓋体34の扱歯36が受網11に異常に近接した状態になる。
また、蓋体34を扱胴ドラムの周壁部32の表面側に当て付けた場合、蓋体34の周縁部が扱胴ドラムの周壁部32の表面側に露出することから、蓋体34の周縁部のうちの点検開口33よりも扱胴回転方向下手側に位置する部分に、穀稈や穀粒との接触による摩滅が発生しやすい。
前記蓋体に、この蓋体を前記周壁部に取り付けるよう前記周壁部の裏面側に当て付けて連結する連結部と、前記蓋体の前記点検開口を閉じる蓋部に設けた扱歯とを備え、
前記連結部の前記周壁部の裏面に当接する連結面と、前記蓋部の前記点検開口に臨む表面とを面一に設定してあり、
前記蓋体の前記連結部と前記扱胴ドラムの前記周壁部とを締め付け連結する連結具を設け、
前記点検開口よりも扱胴回転方向上手側において扱胴回転方向に並ぶ前記連結具と前記周壁部の点検開口縁との間隔を、前記点検開口よりも扱胴回転方向下手側において扱胴回転方向に並ぶ前記連結具と前記周壁部の点検開口縁との間隔よりも大に設定してある。
周壁部の裏面側に連結して周壁部の表面側に露出せず、連結部が周壁部の表面側に露出した場合の如く穀稈や穀粒が蓋体の周縁部に接触する事態が発生しない。
また、蓋体を取り付けた状態では、蓋体の蓋部が扱胴ドラムの周壁部の内側に入り込んだ箇所に位置してこの箇所で蓋体の扱歯が支持されることになる。これにより、蓋体に位置する扱歯が扱胴ドラムの周壁部に位置する扱歯よりも受網側に突出しない。蓋体の製作誤差によって蓋部の扱胴ドラムの周壁部に対する位置が変化することがあっても、蓋体に位置する扱歯が扱胴ドラムの周壁部に位置する扱歯よりも受網側に突出しない。
本第3発明は、前記突条の表面と、前記周壁部の表面とを面一に設定している。
図1は、本発明の実施例に係る脱穀機用扱胴を備えた脱穀機の縦断側面図である。この図に示すように、この脱穀機は、脱穀機体1と、この脱穀機体1の前端側における上部の内側に設けた扱室2を有した脱穀部Aと、前記脱穀機体1の内部の前記扱室2の下方に設けた揺動選別装置3を有した選別部Bと、前記脱穀機体1の下部の内側に設けた1番スク
リューコンベヤ4および2番スクリューコンベヤ5と、前記脱穀機体1の内部の前記扱室2の後方に設けた排ワラ搬送装置6と、前記脱穀機体1の後部に連結した排ワラ処理装置7とを備えている。
つまり、選別部Bは、前記受網11から落下した脱穀処理物を前記揺動選別装置3によって受け止め、この揺動選別装置3による揺動選別と、前記唐箕16によって脱穀機体後方向きに供給される選別風とによって穀粒と塵埃とに選別し、穀粒を揺動選別装置3から落下させ、塵埃を選別風と共に排塵ファン17を内装した排塵ケースの排出口18あるいは脱穀機体1の後部に位置する排塵口19から脱穀機体外に排出する。
―III断面矢視図である。これらの図に示すように、本発明の第1実施例に係る扱胴10
は、脱穀機体前後向きの支軸30を一体回転自在に有した板金製の扱胴ドラム31と、この扱胴ドラム31の周壁部32にこの周壁部32の前後方向での中間部に配置した2個の点検開口33,33と、前記2個の点検開口33,33を別々に閉じる蓋体34と、前記周壁部32および前記各蓋体34に扱胴10の回転方向Fと回転軸芯方向とに並べて設けた扱歯35,36とを備えている。各扱歯35,36は、扱歯35,36の内側に位置したプレート35a,36aを備え、このプレート35a,36aによって穀稈の絡み付き防止を行なう。
本第2実施例に係る扱胴10では、点検開口33よりも扱胴回転方向上手側において扱胴回転方向Fに並ぶ前記連結具45と点検開口縁50との間隔D1(連結具45の軸芯から点検開口縁50に至る距離)を、点検開口33よりも扱胴回転方向下手側において扱胴回転方向Fに並ぶ前記連結具46と点検開口縁51との間隔D2(連結具46の軸芯から点検開口縁51に至る距離)よりも大に設定した状態で前記各連結具45,46を備えている。
上記した実施例の扱胴に替え、穂先から株元までの全体にわたって扱室に供給された刈取り穀稈を脱穀処理する構成を備えた扱胴にも本発明を適用することができる。
32 周壁部
33 点検開口
34 蓋体
36 扱歯
40 蓋部
41 連結部
41a 連結面
42 突条
45,46 連結ボルト
50 点検開口縁
51 点検開口縁
D1,D2 間隔
Claims (3)
- 扱胴ドラムの周壁部に設けた点検開口と、前記点検開口を閉じる脱着自在な蓋体とを備えた脱穀機用扱胴であって、
前記蓋体に、この蓋体を前記周壁部に取り付けるよう前記周壁部の裏面側に当て付けて連結する連結部と、前記蓋体の前記点検開口を閉じる蓋部に設けた扱歯とを備え、
前記連結部の前記周壁部の裏面に当接する連結面と、前記蓋部の前記点検開口に臨む表面とを面一に設定してあり、
前記蓋体の前記連結部と前記扱胴ドラムの前記周壁部とを締め付け連結する連結具を設け、
前記点検開口よりも扱胴回転方向上手側において扱胴回転方向に並ぶ前記連結具と前記周壁部の点検開口縁との間隔を、前記点検開口よりも扱胴回転方向下手側において扱胴回転方向に並ぶ前記連結具と前記周壁部の点検開口縁との間隔よりも大に設定してある脱穀機用扱胴。 - 前記蓋体が前記点検開口を閉じた状態で前記周壁部の扱胴回転方向下手側に向かう点検開口縁に沿って前記点検開口に位置する突条を、前記蓋体と別体に前記蓋部の前記表面に設けている請求項1記載の脱穀用扱胴。
- 前記突条の表面と、前記周壁部の表面とを面一に設定している請求項2記載の脱穀機用扱胴。
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