JP5764599B2 - 脱穀機 - Google Patents
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Description
つまり、ささり防止体20は、ブラシ22b、23bを備えている。扱胴12の扱歯14がブラシ22b、23bを上方から下方へ通過し、この通過の際、扱歯14が持ち回る脱粒が扱室11の内方に脱落されて、フィードチェーン18により搬送される穀桿Kに脱粒が刺さることがない。(符号は、公報に記載されたものである。)
上記した従来の技術を採用することにより、穀稈の穀粒ささりを回避しようとした場合、耐久性の面で問題があった。
つまり、ブラシに扱歯との接触による摩滅や毛抜けが発生し、これによって毛抜けの進行が速くなってブラシの交換を早期に行なう必要が生じていた。
扱室に回転自在に設けた扱胴と、前記扱室の横側壁に形成され、刈取り穀稈の穂先側を前記扱室に挿入して前記扱胴の回転軸芯に沿う方向に搬送する扱き口と、が備えられた脱穀機であって、
前記扱室における前記扱き口のうち前記横側壁に片持ち状に取付けられると共に弾性変形自在であり、前記扱室に飛散した脱穀処理物を前記扱室に挿入された刈取り穀稈の上方で受け止めて前記扱胴側に流動させるささり防止体と、
前記ささり防止体の基端側部分を前記横側壁に支持する当て板と、が備えられ、
前記ささり防止体に、前記扱胴の側に向けて傾斜する第一傾斜部が備えられると共に、前記当て板に、前記扱胴に向けて傾斜して、前記扱胴の側に向けて傾斜するように前記第一傾斜部を支持する第二傾斜部が備えられ、
前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部に支持されている部分の傾斜方向の長さは、前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部に支持されていない遊端側部分の傾斜方向の長さよりも小さく設定され、
前記第二傾斜部は、前記第一傾斜部を下方から支持している点にある。
ワラ屑などの塊がささり防止体と扱歯の間に詰まりそうになると、ささり防止体は、扱歯による塊を介しての操作によって扱歯の回転方向下手側に弾性変形して扱歯による塊の掻き取りを行いやすくする。
前記第一傾斜部は、脱穀処理中において、弾性変形によって前記扱胴の扱歯の回転軌跡よりも径方向外側に退避可能であると好適である。
前記第一傾斜部の遊端側に、前記扱胴に向かって開口し、前記扱胴の扱歯が通過可能な切欠きが形成され、
前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部よりも遊端側において、前記切欠きが形成されている部分の傾斜方向の長さは、前記切欠きが形成されていない部分の傾斜方向の長さよりも大きく設定されていると好適である。
本発明において、
前記切欠きは、遊端側ほど幅広になるように形成されていると好適である。
前記ささり防止体に、前記第一傾斜部から上方に向けて延びる第一立上部が備えられると共に、前記当て板に、前記第二傾斜部から上方に向けて延びて、前記第一立上部を支持する第二立上部が備えられ、
前記第一立上部が前記第二立上部と共に前記横側壁に連結されて、前記ささり防止体は前記横側壁に取り付けられていると好適である。
本発明において、
前記ささり防止体は、前記横側壁の下端部の外側面に取付けられ、
前記横側壁の下端部は、前記ささり防止体に対して、前記第一立上部と前記第一傾斜部との境界箇所まで延ばされていると好適である。
前記第一立上部及び前記第二立上部は、前記ささり防止体が前記横側壁に取付けられた状態において、互いに沿い合う形状に形成されていると好適である。
図1は、本発明の実施例に係る脱穀機の縦断側面図である。この図に示すように、本発明の実施例に係る脱穀機は、脱穀機体1と、この脱穀機体1の前端側における上部の内側に設けた扱室2を有した脱穀部Aと、前記脱穀機体1の内部の前記扱室2の下方に設けた揺動選別装置3を有した選別部Bと、前記脱穀機体1の内部の前記扱室2の後方に駆動回転自在に設けた処理回転体8と、前記脱穀機体1の内側の底部に設けた1番スクリューコンベヤ4および2番スクリューコンベヤ5と、前記脱穀機体1の内部の前記扱室2の後方に設けた排ワラ搬送装置6と、前記脱穀機体1の後部に連結した排ワラ処理装置7とを備えている。
つまり、選別部Bは、前記受網11から落下した脱穀処理物を前記揺動選別装置3によって受け止め、この揺動選別装置3による揺動選別と、前記唐箕16によって脱穀機体後方向きに供給される選別風とによって穀粒と塵埃とに選別し、穀粒を揺動選別装置3から落下させ、塵埃を選別風と共に排塵ファン17を内装した排塵ケースの排出口18、あるいは脱穀機体1の後部に位置する排塵口19から脱穀機体外に排出する。
つまり、前記排ワラ搬送装置6から落下した脱穀排ワラを排ワラ受け入れ口26からカッタケース25の内部に落下させ、カッタケース25に入った脱穀排ワラを回動する前記一対の回転カッター28,28によって稈身方向に細断し、細断ワラをカッタケース25の下部から脱穀機体1の後方に落下させる。
つまり、前記排ワラ搬送装置6から落下した脱穀排ワラを蓋板27の基端側の上に落下させ、長ワラのままで蓋板27の落下案内によってカッタケース25の後方に落下させる。
2 扱室
10 扱胴
14 扱き口
30 ささり防止体
30b 取り付け板部
30c 弾性板部
32 切欠き
35 当て板
Claims (7)
- 扱室に回転自在に設けた扱胴と、前記扱室の横側壁に形成され、刈取り穀稈の穂先側を前記扱室に挿入して前記扱胴の回転軸芯に沿う方向に搬送する扱き口と、が備えられた脱穀機であって、
前記扱室における前記扱き口のうち前記横側壁に片持ち状に取付けられると共に弾性変形自在であり、前記扱室に飛散した脱穀処理物を前記扱室に挿入された刈取り穀稈の上方で受け止めて前記扱胴側に流動させるささり防止体と、
前記ささり防止体の基端側部分を前記横側壁に支持する当て板と、が備えられ、
前記ささり防止体に、前記扱胴の側に向けて傾斜する第一傾斜部が備えられると共に、前記当て板に、前記扱胴に向けて傾斜して、前記扱胴の側に向けて傾斜するように前記第一傾斜部を支持する第二傾斜部が備えられ、
前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部に支持されている部分の傾斜方向の長さは、前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部に支持されていない遊端側部分の傾斜方向の長さよりも小さく設定され、
前記第二傾斜部は、前記第一傾斜部を下方から支持している脱穀機。 - 前記第一傾斜部は、脱穀処理中において、弾性変形によって前記扱胴の扱歯の回転軌跡よりも径方向外側に退避可能である請求項1に記載の脱穀機。
- 前記第一傾斜部の遊端側に、前記扱胴に向かって開口し、前記扱胴の扱歯が通過可能な切欠きが形成され、
前記第一傾斜部のうち前記第二傾斜部よりも遊端側において、前記切欠きが形成されている部分の傾斜方向の長さは、前記切欠きが形成されていない部分の傾斜方向の長さよりも大きく設定されている請求項1または2に記載の脱穀機。 - 前記切欠きは、遊端側ほど幅広になるように形成されている請求項3に記載の脱穀機。
- 前記ささり防止体に、前記第一傾斜部から上方に向けて延びる第一立上部が備えられると共に、前記当て板に、前記第二傾斜部から上方に向けて延びて、前記第一立上部を支持する第二立上部が備えられ、
前記第一立上部が前記第二立上部と共に前記横側壁に連結されて、前記ささり防止体は前記横側壁に取り付けられている請求項1から4の何れか一項に記載の脱穀機。 - 前記ささり防止体は、前記横側壁の下端部の外側面に取付けられ、
前記横側壁の下端部は、前記ささり防止体に対して、前記第一立上部と前記第一傾斜部との境界箇所まで延ばされている請求項5に記載の脱穀機。 - 前記第一立上部及び前記第二立上部は、前記ささり防止体が前記横側壁に取付けられた状態において、互いに沿い合う形状に形成されている請求項5または6に記載の脱穀機。
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