JP5340671B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
第一の温度検出部の異常検出時の出力を有効化及び無効化する異常検出回路と、異常検出回路の無効時及び有効時における比較部の各比較結果を正常時に得られた比較結果と比較することにより装置状態を判定すると共に、異常検出回路の無効時及び有効時における第二の温度検出部の検出情報に含まれる各電圧情報が所定値より大きいか否かを判定し、得られた判定情報を正常時に得られた判定情報と比較して装置状態が異常か否かを判定する判定部と、を含むことを特徴とする。
図に示すように、画像形成装置100は、帯電器2、LEDヘッド3、現像器4、転写器5、定着器6、感光ドラム8、書き出しセンサ9、用紙カセット11、用紙12、搬送ローラ50及び排出ローラ52を有する。
図に示すように、定着器6は、定着ヒータ61、ヒータサーミスタ62、定着ローラ63、定着ベルト64、加圧ローラ65及び定着サーミスタ66を有する。
ヒータサーミスタ62は、定着ヒータ61に接触するように配置され、通電制御部16が定着ヒータ61を加熱制御するための温度測定を行うセンサである。
例えば、定着ローラ63は、直径40mm程の円柱状の形状をし、鉄製の金属中実シャフトによって構成されている基体としての芯金と、この芯金を被覆する耐熱多孔質のスポンジ製で厚さが4mm程の弾性体層で覆われている。
弾性体層は、熱伝導率が小さく断熱作用のある耐熱多孔質の弾性体であるから、定着ベルト64の熱を奪うことを低減し、温度上昇後の保温効果を有し、温度回復のためのプレ回転時間を短縮させる。また、弾性体層を有することで用紙12と定着ベルト64とが接触する領域幅であるニップ幅が十分確保される。
図1は、実施例1の画像形成装置の機能ブロック図である。
図に示すように画像形成装置100は、印刷制御部1、帯電器2、LEDヘッド3、現像器4、転写器5、定着器6、書き出しセンサ9、通電制御部16、回転制御部17、定着モータ18、帯電器電源21、現像器電源41、転写器電源51、定着ヒータ61、ヒータサーミスタ62、定着サーミスタ66、ヒータ温度検出回路70、定着温度検出回路71、異常検出回路72、比較器75及び判定部80を備える。
印刷制御部1は、画像形成装置100に接続されたPC等の上位装置から、印刷指示信号を受信すると、定着ヒータ61に接続された通電制御部16を制御して、定着ヒータ61を発熱させ、定着器6の定着ローラ63を適正な温度にする。
回転制御部17は、定着ローラ63を回転させるために、定着ローラ63に連結された駆動ギアを駆動させる定着モータ18を回転制御する。
帯電器電源21、現像器電源41及び転写器電源51は、帯電器2、現像器4及び転写器5に所定の電圧を印加させるための電源である。
ヒータサーミスタ62は、印刷制御部1が定着ヒータ61を温度制御するために、定着ヒータ61の表面温度を測定するための温度センサである。ヒータサーミスタ62は、温度測定の精度を高めるために定着ヒータ61に接触させる。
定着サーミスタ66は、印刷制御部1が定着ローラ63を温度管理するために、定着ローラ63に巻きつけた定着ベルト64の表面温度を測定するための温度センサである。定着サーミスタ66は、印刷制御部1が定着ヒータ61の熱が伝達される定着ローラ63の温度を管理するための温度センサである。
定着温度検出回路71は、定着サーミスタ66が感知する温度によって可変する抵抗値と固定抵抗値との接続点の電圧レベルを印刷制御部1が測定するための回路である。
異常検出回路72は、ヒータサーミスタ62のショート、断線等の異常を検出するための回路であり、印刷制御部1のONOFF制御により、温度検出回路の分圧抵抗が制御される。
判定部80は、印刷制御部1内において異常検出回路72を有効、無効にして得られた比較器75の出力とヒータ温度検出回路70の出力及び定着温度検出回路71との出力からヒータサーミスタ62の異常の有無を判定する部分である。
図4は、実施例1の各温度検出回路及び異常検出回路の説明図である。
図に示すように定着温度検出回路71は、回路電源Vddに定着サーミスタ66の一端が接続され、定着サーミスタ66のもう一方の端子には固定抵抗102が接続されている。
また、固定抵抗102のもう一方の端子は回路GNDに接続されており、定着サーミスタ66と固定抵抗102との接続点は、印刷制御部1及び比較器75の非反転入力端子に接続されている。印刷制御部1は、接続された定着サーミスタ66と固定抵抗102との接続点のアナログ信号を読み込みAD変換して定着器6の温度を抽出する。
図5は、実施例1のサーミスタの特性に関する説明図である。
図に示すように、サーミスタは検知温度に応じて自己の抵抗値を変化させる素子である。図に示すサーミスタはNTC(NEGATIVE―TEMPERATURE−COEFFICIENT)サーミスタと呼ばれ、温度が上昇すると抵抗値が減少する特性を示し、その変化は、非線形である。図の特性グラフからは、検知温度100℃であれば抵抗値は12.5Ωになり、検知温度が200℃であれば抵抗値は5Ωになる。
印刷制御部1に読み込まれる比較器75の出力は、異常検出回路72のスイッチ110を印刷制御部1からのTH−CHK信号のONOFFによって変化する。
A点、B点の電圧は、下記に示す回路中の各素子の定数から決定される。
ヒータサーミスタ62の可変抵抗値:Rth1(Ω)
定着サーミスタ66の可変抵抗値:Rth2(Ω)
ヒータ温度検出回路70の固定抵抗101:Rs1(Ω)
定着温度検出回路71の固定抵抗102:Rs2(Ω)
異常検出回路72の固定抵抗105:Re1(Ω)
A点の電圧レベル:Va=5×Rs1/(Rth1+Rs1)
B点の電圧レベル:Vb=5×Rs2/(Rth2+Rs2)
一方、異常検出回路72のスイッチ110を開放させた場合にはB点の電圧レベルは変化せずA点の電圧レベルVa´(v)は下記の式で算出される。
A点の電圧レベル:Va´=5×(Rs1+Re1)/(Rth1+Rs1+Re1)
但し、異常検出回路72による電圧レベルの変化を明確にするために固定抵抗値は以下の関係を有する。
Re1>>Rs1
Va=1.2(v)、Va´=4.9(v)となる。
即ち、異常検出回路72のスイッチ110を開放させて異常検出回路72を有効化させると、短絡(無効化)させた場合と比較してA点の電圧レベルが高くなる。
図6は、実施例1の温度検知回路出力電圧(Va、Vb)の特性に関する説明図である。
図6(a)は、図4で示した実施例1で示す回路において、A点即ちヒータサーミスタ62に着目し、印刷制御部1よりスイッチ110を短絡(無効化)した時の電流の流れる経路を太線で示した図である。このとき、温度変化に対するA点の電圧レベルは図6(d)に示すグラフの実線(a)で示される。
ここで説明したヒータサーミスタ62、定着サーミスタ66はそれぞれ温度変化に対する抵抗値は異なる特性でも構わず、特性に応じて固定抵抗を設定すればよい。
図7は、実施例1の画像形成装置の動作に関するフローチャートである。
以下にステップS101からステップS111までステップ順に実施例1の画像形成装置100の動作について図1を併用しながら説明する。
画像形成装置100は、ユーザから図示しない画像形成装置100の電源をONされると起動する。
画像形成装置100が起動すると印刷制御部1は、先ず異常検知処理を行う。
印刷制御部1は、異常検知処理として、書き出しセンサ9、ヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66等のセンサの異常有無を検出する。異常があればステップS111に進み、異常がなければ、ステップS104に進む。
印刷制御部1は、異常検知処理において異常が検出されなければモータ等の動作確認含む初期化処理を開始する。初期化処理において印刷制御部1は、モータ等の動作確認以外に通電制御部16を介して定着ヒータ61を通電し、定着器6の定着ローラ63をトナーが定着可能な温度状態にする。
印刷制御部1は、初期化処理を完了させると画像形成装置100を待機状態にし、上位装置からの印刷要求を待つ。
ステップS105において、上位装置からの印刷要求を受けるとステップS107に進み、印刷要求が無いとステップS105に戻る。
印刷制御部1は、上位装置からの印刷要求を受けると、あらためて異常検知処理を開始する。
印刷制御部1は、画像形成装置100において異常がないかどうかを確認するために、ステップS103同様に書き出しセンサ9、ヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66等のセンサの異常有無を確認する。異常があればステップS111に進み、異常がなければステップS109に進む。
印刷制御部1は、異常がなければ印刷処理を開始する。印刷制御部1は、先ず回転制御部17に指示して定着モータ18を回転させ、定着サーミスタ66によって定着ヒータ61を内蔵した定着ローラ63が使用可能な温度状態かを検出し、そうでなければ、通電制御部16より定着ヒータ61に通電し定着ローラ63を使用可能な温度状態にする。
定着ローラ63が使用可能な温度状態になると印刷制御部1は、用紙カセット11から用紙12を搬送し、用紙12が書き出しセンサ9を通過するのを受けて、帯電器電源21を介して帯電器2に電圧を印加し、感光ドラム8の表面を帯電させる。次に、印刷制御部1は、画像に応じてLEDヘッド3で感光ドラム8を露光し、静電潜像を生成する。次に、印刷制御部1は、現像器電源41を介して現像器4に電圧を印加し、感光ドラム8の表面にトナー像を生成する。
印刷制御部1は、異常を検知した場合には、異常を上位装置に報知し画像形成装置100の動作を停止させる。
図8は、実施例1における異常検知処理におけるヒータサーミスタの異常検出に関するフローチャートである。
印刷制御部1は、先ず図4に示す異常検出回路72のスイッチ110をONしてスイッチ110の両端をショートさせ、異常検出回路72を無効にする。
印刷制御部1は、異常検出回路72を無効化すると、比較器75の出力を読み込んで図示しない記憶部に記憶し、B点のアナログ信号を読み込んで温度Tb(℃)に変換して記憶し、A点のアナログ信号Va(v)を読み込んで記憶する。
次に、印刷制御部1は、スイッチ110をOFFしてスイッチ110の両端を開放させ、異常検出回路72を有効にする。
印刷制御部1は、異常検出回路72を有効化すると、比較器75の出力を読み込んで記憶し、A点のアナログ信号Va(v)を読み込んで記憶する。
次に、印刷制御部1は、記憶された異常検出回路72を無効化、有効化して得た比較器75の各出力と、異常検出回路72を無効化、有効化して得たA点の電圧Va(v)を比較し、ヒータサーミスタ62が、A点との間で断線していないかどうかを判定する。
図9は、実施例1のヒータサーミスタが正常時の出力表とA点、B点の温度出力電圧グラフ及び各回路における電流の流れる経路を太線で示した回路図とで構成された説明図である。
正常:比較器75の出力、無効時=1。有効時=0。
断線発生:比較器75の出力、無効時=1。有効時=1。
Tbの検知温度は不問:Tb(℃)が150℃以上もしくは150(℃)未満で同様。
これにより、印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62の断線の発生を検出できる。
(ステップS1035)
次に、印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62のショートが発生していないかどうかを検出する。ショート発生を検出するにあたって、印刷制御部1は、定着サーミスタ66の検知温度を確認するためにB点のアナログ信号を読み込み温度Tb(℃)を確認する。Tb(℃)が150℃以上であればステップS1037に進み、Tb(℃)が150℃未満であればステップS1036に進む。ショート発生時の説明として、実施例1のヒータサーミスタ62がショート時のグラフ、出力表及び回路図については図11を用いる。なお、図11は図9同様の構成の説明図である。
Tb(℃)が150℃未満であれば、図9、図11の出力表を比較する。ヒータサーミスタ62のショート時と正常時とでは出力表のデータには以下の点で差異がある。
正常時:比較器75の出力無効時=1。有効時=0。Va>4.9?無効時=No。有効時=No。
ショート発生時:比較器75の出力無効時=0。有効時=0。Va>4.9?無効時=Yes。有効時=Yes。
即ち、比較器75の出力における無効時のデータと無効時、有効時のVa>4.9?のデータから印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62のショートの発生を検出できる。
一方、Tb(℃)が150℃以上であれば、図9、図11の出力表を比較する。ヒータサーミスタ62のショート時と正常時とでは出力表のデータには以下の点で差異がある。
正常時:比較器75の出力無効時=1。有効時=0。Va>4.9?無効時=No。有効時=Yes。
ショート発生時:比較器75の出力無効時=0。有効時=0。Va>4.9?無効時=Yes。有効時=Yes。
即ち、比較器75の出力における無効時のデータと無効時のVa>4.9?のデータから印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62のショートの発生を検出できる。
ヒータサーミスタ62の断線及びショートの異常検出を完了すると印刷制御部1は、異常検出回路72が有効か無効かを確認する。有効であればステップS1039に進み、無効であればステップS1040に進む。
異常検出回路72が有効であれば、印刷制御部1は、異常検出回路72を無効にする。
次に印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62の断線及びショートの異常の有無により処理を分岐させる。異常があればステップS1041に進み、異常が無ければ処理終了となる。
印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62の断線及びショートの異常があれば上位装置へ異常を報知し、処理を終了する。
図14は、実施例1で説明したNTCサーミスタとは逆の特性を有するPTC(POSITIVE―TEMPERATURE−COEFFICIENT)サーミスタを使用する場合の回路及び特性グラフである。
PTCサーミスタは、NTCサーミスタとは異なり、温度が上昇すると抵抗値が増加する特性を示す。図14(a)の特性グラフによれば、PTCサーミスタの抵抗値は、検知温度100℃であれば20Ωになり、検知温度が200℃であれば500Ωになる。
正常:比較器75の出力、無効時=0。有効時=1。
断線発生:比較器75の出力、無効時=1。有効時=1。
Tbの検知温度は不問:Tbが150℃以上もしくは150(℃)未満で同様。
これにより、印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62の断線の発生を検出できる。
正常:比較器75の出力、無効時=0。有効時=1。
断線発生:比較器75の出力、無効時=0。有効時=0。
Tbの検知温度は不問:Tbが150℃以上もしくは150(℃)未満で同様。
これにより、印刷制御部1は、ヒータサーミスタ62のショートの発生を検出できる。
図に示すように画像形成装置200は、印刷制御部1、帯電器2、LEDヘッド3、現像器4、転写器5、定着器6、書き出しセンサ9、通電制御部16、回転制御部17、定着モータ18、帯電器電源21、現像器電源41、転写器電源51、定着ヒータ61、ヒータサーミスタ62、定着サーミスタ66、ヒータ温度検出回路70、定着温度検出回路71、異常検出回路72、比較器75及び判定部81を備え、実施例2では定着サーミスタ66用の異常検出回路74を有する。
また、判定部81は、印刷制御部1内において異常検出回路72、74を有効、無効にして得られた比較器75の出力とヒータ温度検出回路70の出力及び定着温度検出回路71との出力からヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66の異常の有無を判定する部分である。
図19は、実施例2における2つの異常検出回路に関する説明図である。
図19(a)は、印刷制御部1が異常検出回路72の無効化し、A点のアナログ信号を読み込むのを示した回路の説明図である。
図19(b)は、印刷制御部1が異常検出回路74の無効化し、B点のアナログ信号を読み込むのを示した回路の説明図である。
図19(c)は、印刷制御部1が異常検出回路72の有効化し、A点のアナログ信号を読み込むのを示した回路の説明図である。
図19(d)は、印刷制御部1が異常検出回路74の有効化し、A点のアナログ信号を読み込むのを示した回路の説明図である。
図19(e)は、図19(a)から図19(d)までの出力のグラフである。グラフによればA点とB点の出力は各異常検出回路の無効、有効により異なる。この特性を生かして、印刷制御部1は、各サーミスタの断線、ショートの発生を検出する。
以下にステップS2030からステップS2039までをステップ順に実施例2のヒータサーミスタ及び定着サーミスタの異常検出の動作について図19を併用しながら説明する。
印刷制御部1は、異常検知処理において先ず図19(a)及び図19(b)に示す異常検出回路72、74のスイッチ110、スイッチ111をONして異常検出回路72、74を無効化し、比較器75の出力を読み込んで図示しない記憶部に記憶し、更にA点、B点のアナログ信号を読み込んで記憶する。
次に印刷制御部1は、図19(c)に示すヒータサーミスタ62のスイッチ110をOFFして異常検出回路72を有効化し、比較器75の出力を読み込んで記憶し、更にA点、B点のアナログ信号を読み込んで記憶する。
次に、印刷制御部1は、図19(a)に示すヒータサーミスタ62の異常検出回路72のスイッチ110をONして異常検出回路72を無効にする。
次に、印刷制御部1は、図19(b)に示す定着サーミスタ66のスイッチ111をOFFして異常検出回路72を有効化し、比較器75の出力を読み込んで記憶し、更にA点、B点のアナログ信号を読み込んで記憶する。
次に、印刷制御部1は、図19(d)に示す定着サーミスタ66の異常検出回路72のスイッチ111をONして異常検出回路72を無効にする。
印刷制御部1は、異常検知処理において先ず図19(c)及び図19(d)に示す異常検出回路72、74のスイッチ110、スイッチ111をOFFして異常検出回路72、74を有効化し、比較器75の出力を読み込んで記憶し、更にA点、B点のアナログ信号を読み込んで記憶する。
印刷制御部1は、異常検知処理において先ず図19(a)及び図19(b)に示す異常検出回路72、74のスイッチ110、スイッチ111をONして異常検出回路72、74を無効にする。
印刷制御部1は、保管された各データが正常時のデータと差異が有るかを確認してヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66の異常有無を判定する。
ヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66の異常有無を判定し、異常があればステップS2039に進み、異常が無ければ処理を終了する。
ヒータサーミスタ62及び定着サーミスタ66の異常有無を判定し、異常があれば印刷制御部1は、上位装置に異常を報知し、その後、画像形成装置200を停止させる。
の図を用いて説明する。
図23、図24は、実施例2のヒータサーミスタの断線時の正常時の出力表とA点、B点の温度出力電圧グラフ及び各回路において電流が流れる経路を太線で示した回路図とで構成された説明図である。
また、実施例2では、複数の温度検知素子と1つの比較器を用いて、複数の温度検知素子の異常を検知することができるので、全ての温度検知素子に専用の比較器を使用する場合と比べて、部品数を少なくすることができるので経済的である。
2 帯電部
3 LEDヘッド
4 現像器
5 転写器
6 定着器
9 書き出しセンサ
16 通電制御部
17 回転制御部
18 定着モータ
41 現像器電源
51 転写器電源
61 定着ヒータ
62 ヒータサーミスタ
66 定着サーミスタ
70 ヒータ温度検出回路
71 定着温度検出回路
72 異常検出回路
75 比較器
80 判定部
100 画像形成装置
Claims (7)
- 定着部材の温度制御を行う定着装置であって、
前記定着部材の温度を検出して検出情報を出力する第一の温度検出部と、
前記第一の温度検出部とは異なる位置に配置されて前記定着部材の温度を検出して電圧情報を含む検出情報を出力する第二の温度検出部と、
前記第一及び第二の温度検出部の各検出情報を比較する比較部と、
前記第一の温度検出部の異常検出時の出力を有効化及び無効化する異常検出回路と、
前記異常検出回路の無効時及び有効時における前記比較部の各比較結果を正常時に得られた比較結果と比較することにより装置状態を判定すると共に、前記異常検出回路の無効時及び有効時における前記第二の温度検出部の検出情報に含まれる各前記電圧情報が所定値より大きいか否かを判定し、得られた判定情報を正常時に得られた判定情報と比較して装置状態が異常か否かを判定する判定部と、
を含むことを特徴とする定着装置。 - 前記第一の温度検出部の出力する検出情報は前記定着部材の温度情報を含み、前記判定部は前記温度情報が所定値より大きい場合及び小さい場合において前記第二の温度検出部の前記電圧情報をそれぞれ取得して装置状態を判定することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記異常検出回路の無効時はどの温度においても前記第二の温度検出部の出力する前記電圧情報は前記第一の温度検出部の出力する前記電圧情報より低く又は高く、前記異常検出回路の有効時はどの温度においても前記第二の温度検出部の出力する前記電圧情報は前記第一の温度検出部の出力する前記電圧情報より高く又は低いことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記判定部は、前記定着部材の温度制御を行う前に装置状態を判定することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記第一及び第二の温度検出部の各検出情報は電圧値で有り、検出する温度が高くなると、それに応じて該電圧値も高くなることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記定着部材は、定着ローラ、加熱部材及び該定着ローラと該加熱部材とに張設された定着ベルトからなり、
前記第一の温度検出部は前記定着ベルトの温度を検知し、
前記第二の温度検出部は前記加熱部材の温度を検知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の定着装置。 - 請求項1乃至6の何れか1つに記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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