JP5340099B2 - 超音波プローブ及び超音波診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、取得した情報を無線通信する超音波プローブ、及びこれを備えた超音波診断装置に関する。
超音波診断装置を利用した医療診断が盛んに行われている。超音波診断装置は、被検体の外表面に接触させる体外式の超音波プローブを備え、超音波プローブで超音波を送受信することによって被検体の内部情報を取得する。取得された情報は、カート等に設置された超音波観測器に通信され、超音波画像としてモニタに表示される。
超音波プローブで取得された情報を超音波観測器へ通信する方法には、ケーブルを用いた有線方式(例えば、特許文献1参照)と、電波等を用いた無線方式がある。有線方式は、安定した通信となるが、ケーブルが邪魔で操作性に劣る。一方、無線方式は、操作性に優れるが、超音波観測器と超音波プローブとの位置関係等によって、通信状態が不安定になる懸念がある。
このように、各方式には一長一短があるが、無線方式の超音波診断装置の中には、安定した通信状態を確保したものもある。特許文献2の超音波診断装置は、プローブ本体にケーブル接続された通信ユニットを備え、プローブ本体で取得された情報を通信ユニットに有線通信し、さらに、通信ユニットから超音波観測器へ無線通信する。通信ユニットは、任意の位置に配置可能であり、通信状態が比較的安定した位置に移動させることができる。
特開2003−190151号公報(図2) 特開2007−190066号公報(段落[0016]、図7)
しかしながら、特許文献2の超音波診断装置は、飽くまでも通信ユニットと超音波観測器が無線通信するものであり、プローブ本体は通信ユニットとケーブル接続されているので、実質的に有線方式と同じであり、ケーブルが接続されていないものと比較して操作性に劣る。通信ユニットが任意の位置に配置可能であるという効果も、通信状態が不安定なとき以外は威力を発揮しない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、通信状態に応じて最適な使い方を選択することが可能な超音波プローブ、及びこれを備えた超音波診断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の超音波プローブは、被検体に超音波を送信するとともに被検体からの反射波を受信して電気信号に変換する超音波トランスデューサを収容したプローブ本体と、前記プローブ本体に接続され、前記超音波トランスデューサで変換された前記電気信号を有線通信する通信ケーブルと、前記プローブ本体に着脱可能に取り付けられ、前記プローブ本体に取り付けられた場合に前記プローブ本体と一体で手技可能なサイズであるとともに、前記通信ケーブルに接続され、前記通信ケーブルによって有線通信された前記電気信号を外部機器に無線通信する無線通信部を収容した通信ユニットとを備えていることを特徴とする。
前記通信ケーブルの長さを調節する長さ調節機構を備えていることが好ましい。前記長さ調節機構は、前記通信ケーブルを巻き取るラチェット式のケーブルリール機構であることが好ましい。
前記通信ケーブルは、前記ケーブルリール機構によって、前記プローブ本体又は前記通信ユニットに回収され、前記通信ユニットは、前記通信ケーブルが回収されることによって、前記プローブ本体に取り付けられることが好ましい。
前記通信ユニットは、施術者の着衣に引っ掛ける引掛け部を備えていることが好ましい。また、前記通信ユニットは、外部機器と有線通信するプラグを備えていることが好ましい。この場合、前記プローブ本体は、前記通信ユニットの取付時に前記プラグを収納するプラグ収納部を備えていることが好ましい。外部機器との有線通信時に前記プラグを介して充電されるバッテリを備えていることが好ましい。
本発明の超音波診断装置は、上記超音波プローブを備えていることを特徴とする。
本発明の超音波プローブ、及びこれを備えた超音波診断装置によれば、通信ユニットをプローブ本体に取り付けて使用したり、通信ユニットをプローブ本体から取り外して使用したりすることができるので、状況に応じて使用状態を選択することができる。
超音波診断装置の構成を示す外観斜視図である。 超音波プローブの外観斜視図である。 ラチェット式のケーブルリール機構の概略図である。 超音波診断装置の電気的構成を示すブロック図である。 超音波診断装置の各使用状態を示す概略図であり、(A)は通信ユニットをプローブ本体に取り付けた無線通信状態を、(B)は通信ユニットをプローブ本体から取り外した無線通信状態を、(C)は、有線通信状態をそれぞれ示す。
図1において、超音波診断装置11は、携帯型の超音波観測器12と、体外式の超音波プローブ13とで構成される。超音波観測器12と超音波プローブ13とは、有線と無線で通信が可能であり、これらを状況に応じて択一的に切り替えることができる。
超音波観測器12は、装置本体14とカバー15とからなる。装置本体14の上面には、超音波観測器12に種々の操作指示を入力するための複数のボタンやトラックボールが設けられた操作部16が配されている。カバー15の内面には、超音波画像をはじめとして様々な操作画面を表示するモニタ17が設けられている。
カバー15は、ヒンジ18を介して装置本体14に取り付けられており、操作部16とモニタ17とを露呈させる図示する開き位置と、装置本体14の上面とカバー15の内面を対面させて、操作部16とモニタ17を互いに覆って保護する閉じ位置(図示省略)との間で回動自在である。
装置本体14の側面には、グリップ(図示省略)が取り付けられており、装置本体14とカバー15を閉じた状態で超音波観測器12を持ち運ぶことができる。装置本体14のもう一方の側面には、アダプタ19が設けられている。アダプタ19には、プラグ26(図2参照)が差し込まれ、超音波プローブ13が有線接続される。
図2に示すように、超音波プローブ13は、医師などの施術者が把持して被検体に宛がうプローブ本体21と、超音波観測器12と通信する通信ユニット22と、これらを繋ぐ通信ケーブル23とからなる。
通信ケーブル23は、プローブ本体21に内蔵されたケーブルリール機構31(図3参照)によって長さ調節が可能であり、プローブ本体21内に回収された状態(図1参照)から引き伸ばされる。通信ケーブル23を限界まで引き伸ばしたときの長さは、例えば1〜2mである。
通信ユニット22は、断面略半円状の形状を有し、プローブ本体21に着脱可能な構成である。通信ユニット22をプローブ本体21から引き離す方向に引っ張ると通信ケーブル23が引き伸ばされ、通信ユニット22は、プローブ本体21から取り外される。
プローブ本体21の側方には、通信ケーブル23を回収する回収ボタン24が設けられている。通信ケーブル23が引き伸ばされた状態で回収ボタン24が押下されると、通信ケーブル23がプローブ本体21内に回収される。通信ユニット22は、通信ケーブル23の回収とともにプローブ本体21に引き寄せられ、プローブ本体21に取り付けられる(図1の状態に戻る)。
通信ケーブル23をプローブ本体21内に回収すると、同じサイズに形成されたプローブ本体21の後端面21aと通信ユニット22の接合面22aとが合わさり、図1に示すようにプローブ本体21と通信ユニット22とが一体化される。
プローブ本体21の先端部には、超音波トランスデューサアレイ(以下、UTアレイと略す)25が内蔵されている。UTアレイ25は、周知の如く、エレベーション方向に垂直な断面が略蒲鉾様に形成された凸状のバッキング材上に、複数の超音波トランスデューサ(以下、UTと略す)25aがエレベーション方向と直交するアジマス方向に等間隔で配列された構造を有する。そして、複数配列されたUT25a上に音響整合層、及び音響レンズが順次積層されている。
UT25aは、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)や、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)などの圧電体厚膜の両面に電極を形成してなる。両電極に電圧(励振パルス)が印加されると、圧電体が振動して超音波を発生し、これにより被検体の被観察部位に超音波が照射される。また、被観察部位からの反射波を受信すると、圧電体が振動して電圧を発生し、この電圧がエコー信号として出力される。
通信ユニット22の接合面22aには、プラグ26が突設されている。プラグ26は、アダプタ19に差し込まれ、これにより通信ユニット22は、超音波観測器12と有線接続する。一方、通信ユニット22に内蔵された無線通信部52(図4参照)は、超音波観測器12と無線通信する。
通信ユニット22は、施術者の着衣(胸ポケットや看護帽)等に引っ掛けるためのホック27を備えている。ホック27は、接合面22aから多少出っ張って設けられている。
プローブ本体21の後端面21aには、プラグ26を収納するためのプラグ収納部28、及びホック27を収納するためのホック収納部29が形成されている。プラグ収納部28には、通信ユニット22がプローブ本体21に取り付けられた際に、プラグ26が嵌合される。ホック収納部29には、通信ユニット22がプローブ本体21に取り付けられた際に、ホック27が嵌合される。
図3は、通信ケーブル23が引き伸ばされた状態のケーブルリール機構31を示している。ケーブルリール機構31は、通信ケーブル23を巻き取る円筒形状の巻芯32と、図面における時計回りの方向(巻取り方向)に巻芯32を付勢するぜんまいばね33と、巻芯32を軸にして回転する歯車34と、歯車34の歯35と噛み合う爪36を有し、回収ボタン24の押下に連動してスライドするリンクロッド37と、回収ボタン24が押下される方向と反対の方向(図面における上方向)にリンクロッド37を付勢するコイルばね38とから構成されたラチェット式のものである。
巻芯32には、通信ケーブル23を挿通させる挿通孔39が形成されており、通信ケーブル23は、巻芯32の外側から内側に挿通されている。巻芯32の内側に挿通された通信ケーブル23は、超音波回路41(図4参照)に接続されている。
巻芯32は、ぜんまいばね33によって巻取り方向に付勢されているが、リンクロッド37の爪36が歯車34の歯35と噛み合うことで、巻芯32の巻取り方向への回転が阻止されている。
回収ボタン24が押下されると、コイルばね38の付勢力に抗してリンクロッド37が図面下方へスライドし、リンクロッド37の爪36と歯車34の歯35との噛合いが解除される。これにより、ぜんまいばね33の付勢力によって巻芯32が巻取り方向へ回転する。通信ケーブル23は、巻芯32に巻き取られ、プローブ本体21内に回収される。
回収ボタン24の押下が解除されると、コイルばね38の付勢力によってリンクロッド37が図面上方へスライドする。これにより、リンクロッド37の爪36が歯車34の歯35と噛み合って巻芯32の回転が阻止され、通信ケーブル23の回収が停止する。
通信ケーブル23がプローブ本体21内に回収された状態から、通信ケーブル23が引き伸ばされると、ぜんまいばね33の付勢力に抗して巻芯32が、巻取り方向と逆方向に回転する。歯車34の各歯35は、リンクロッド37の爪36を次々と乗り越える。
通信ケーブル23の引伸ばしが解除されると、リンクロッド37の爪36を最後に乗り越えた歯車34の歯35が、リンクロッド37の爪36と噛み合い、巻芯32の回転が阻止される。
図4に示すように、超音波回路41は、CPU42、Tx/Rx43、パルサ44、レシーバ45、タイミングコントローラ46、A/D47、P/S48、及びバッテリ49を備えている。CPU42は、超音波回路41、及び通信ユニット22に内蔵された通信回路50を統括的に制御する。
UTアレイ25を構成するUT25aには、Tx/Rx43が接続されている。Tx/Rx43は、UT25aによる超音波及びエコー信号の送受信の切替えを、所定の時間間隔で行う。
Tx/Rx43には、パルサ44及びレシーバ45が接続されている。パルサ44は、超音波を発生させるための励振パルス(パルス電圧)をTx/Rx43に出力する。レシーバ45は、UT25aから入力されたエコー信号を増幅する。なお、図示は省略しているが、Tx/Rx43、パルサ44、レシーバ45、及びA/D47は、実際には、UT25aの個数分設けられている。
パルサ44には、タイミングコントローラ46が接続されている。タイミングコントローラ46は、励振パルスを発生させるための励振信号をパルサ44に出力する。
レシーバ45には、A/D47が接続されている。A/D47は、レシーバ45から出力されるアナログのエコー信号をデジタル化する。A/D47には、P/S48が接続されている。P/S48は、個々のA/D47から出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換する。
バッテリ49は、超音波プローブ13の各部に電力を供給する。超音波プローブ13が超音波観測器12に有線接続されているときには、バッテリ49は、アダプタ19及びプラグ26を介して、超音波観測器12の電源63から電力が供給されて充電される。
通信回路50は、変調器51、無線通信部52、及びアンテナ53を備えている。通信回路50は、プラグ26がアダプタ19に差し込まれていない場合に機能し、プラグ26がアダプタ19に差し込まれている場合に機能が停止する。なお、図4は、プラグ26がアダプタ19に差し込まれている場合を示す。また、図4において、アダプタ19とプラグ26との間に破線で記された矢印をなくした状態が、プラグ26がアダプタ19に差し込まれていない場合を示す。
変調器51には、通信ケーブル23を介して、P/S48が接続されている。変調器51は、P/S48から出力されたシリアルデータを電波に変調し、この電波を無線通信部52に出力する。無線通信部52は、変調器51からの電波を増幅し、アンテナ53を介して超音波観測器12へ出力する。
超音波観測器12に内蔵された処理回路54は、CPU55、無線通信部56、アンテナ57、復調器58、S/P59、受信ビームフォーマ60、検波Log圧縮回路61、DSC62、及び電源63を備えている。CPU55は、処理回路54を統括的に制御する。
無線通信部56は、通信ユニット22からの電波を、アンテナ57を介して受信するとともに、増幅する。無線通信部56には、復調器58が接続されている。
復調器58は、無線通信部56から出力された電波を、P/S48から出力された元のシリアルデータに復調し、S/P59に出力する。
S/P59には、復調器58が接続されているとともに、超音波プローブ13が超音波観測器12に有線接続されている場合には、アダプタ19及びプラグ26を介してP/S48が接続されている。
S/P59は、P/S48から出力されたシリアルデータを、元のパラレルデータに変換する。S/P59には、受信ビームフォーマ60が接続されている。受信ビームフォーマ60は、パラレルデータに対して位相整合演算を施す。受信ビームフォーマ60には、検波Log圧縮回路61が接続されている。検波Log圧縮回路61は、受信ビームフォーマ60から出力されるパラレルデータの振幅を検波し、対数圧縮を施す。
検波Log圧縮回路61には、DSC62が接続されている。DSC62は、検波Log圧縮回路61で対数圧縮されたパラレルデータを、テレビ信号に変換する。DSC62で変換されたテレビ信号は、D/A変換器(図示省略)でD/A変換が施され、モニタ17に超音波画像として表示される。
電源63は、超音波観測器12の各部に接続されており、これらに電力を供給する。電源63には、超音波プローブ13が超音波観測器12に有線接続されている場合には、アダプタ19及びプラグ26を介してバッテリ49が接続されている。この場合、電源63は、バッテリ49を充電する充電器として機能する。
次に、超音波診断装置11の各使用状態を説明する。図5(A)は、通信ユニット22がプローブ本体21に取り付けられた状態を示している。この状態では、超音波観測器12と超音波プローブ13との間で無線通信が行われる。
医師などの施術者は、超音波プローブ13を被検体に宛がい、超音波プローブ13に設けられた検査開始ボタン(図示省略)を押圧する。これにより、超音波診断装置11による検査が開始される。
超音波回路41のCPU42は、検査が開始されると、タイミングコントローラ46を制御する。タイミングコントローラ46は、励振信号をバルサ44に出力する。パルサ44は、タイミングコントローラ46で出力された励振信号に基づいて、励振パルスを出力する。パルサ44で出力された励振パルスは、Tx/Rx43を介してUT25aに入力される。
UT25aは、パルサ44で出力された励振パルスに応じて超音波を照射し、その超音波が被検体で反射した反射波を受信する。UT25aは、反射波を受信すると電圧を発生し、この電圧をエコー信号として出力する。
UT25aで出力されたエコー信号は、Tx/Rx43を介してレシーバ45に入力される。レシーバ45は、UT25aから入力されたエコー信号を増幅する。レシーバ45で増幅されたエコー信号は、A/D47に入力されてデジタル化される。個々のA/D47でデジタル化されたパラレルデータは、P/S48に入力されてシリアルデータに変換される。
シリアルデータは、P/S48から変調器51に出力される。変調器51は、P/S48から出力されたシリアルデータを電波に変調する。変調器51でシリアルデータから変調された電波は、無線通信部52によって、アンテナ53を介して超音波プローブ13から出力される。
超音波プローブ13から出力された電波は、無線通信部56によって、アンテナ57を介して超音波観測器12に受信される。無線通信部56によって受信された電波は、復調器58で、シリアルデータに復調される。電波から復調されたシリアルデータは、S/P59に出力される。
シリアルデータは、S/P59で元のパラレルデータに変換される。S/P59で変換されたパラレルデータは、受信ビームフォーマ60、検波Log圧縮回路61に順次入力され、所定の処理が施される。
パラレルデータは、DSC62に出力される。DSC62は、エコー信号をテレビ信号に変換する。DSC62で変換されたテレビ信号は、モニタ17に超音波画像として表示される。
無線通信の状態は、モニタ17に表示された超音波画像によって判断される。通信状態が良好である場合、このまま使用することができる。通信状態が不良である場合、施術者は、通信ケーブル23を引き伸ばし、超音波観測器12との通信状態が良好である箇所に通信ユニット22を配置する。通信ユニット22を引っ張る量を調節したり、回収ボタン24を押下したりすることで、通信ケーブル23の長さが調節される。
図5(B)は、通信ケーブル23が引き伸ばされ、通信ユニット22がプローブ本体21から取り外された状態を示している。この状態では、図5(A)に示す状態と同様、超音波観測器12と超音波プローブ13との間で無線通信が行われる。
通信ユニット22がプローブ本体21から取り外された状態において、通信状態が不良である場合、操作性を犠牲にして確実に超音波画像を取得する場合、被検者がペースメーカを使用していて無線通信を避ける場合、あるいは、超音波プローブ13のバッテリ49を充電する場合等、施術者は、通信ユニット22のプラグ26を、超音波観測器12のアダプタ19に差し込む。
図5(C)は、超音波観測器12と超音波プローブ13とが有線接続された状態を示している。この場合、通信回路50の機能は停止し、P/S48から出力されたシリアルデータは、プラグ26及びアダプタ19を介してS/P59に出力される。また、超音波観測器12の電源63から電力が供給され、超音波プローブ13のバッテリ49が充電される。これ以外の処理については、図5(A)に示す状態と同様であり、説明を省略する。
以上説明したように、安定した通信状態が確保できる場合には、通信ユニット22をプローブ本体21に取り付けた状態(図5(A)参照)で使用することができるので、通信ケーブル23が邪魔することはなく、操作性に優れている。
通信ユニット22をプローブ本体21に取り付けた状態において、安定した通信状態が確保できない場合であっても、通信ユニット22をプローブ本体21から取り外し、通信ケーブル23を引き伸ばすこと(図5(B)参照)で、安定した通信状態が確保できる箇所に通信ユニット22を配置して使用することができる。プローブ本体21及び通信ユニット22が通信ケーブル23で繋がれているものの、通信ユニット22を施術者に装着した場合には、超音波プローブが超音波観測器と有線接続されている場合と比較して、操作性に優れている。
通信ユニット22をプローブ本体21から取り外した状態において、安定した通信状態が確保できない場合であっても、通信ユニット22のプラグ26を、超音波観測器12のアダプタ19に差し込むことで(図5(C)参照)、超音波観測器12及び超音波プローブ13が有線接続され、安定した通信状態が確保できる。このように、通信状態の良否に応じて使用状態を使い分けることができ、各状況において最良の操作性を確保できる。
なお、超音波観測器12及び超音波プローブ13の通信状態は、モニタ17に表示された超音波画像によって判断する場合を例に説明したが、通信状態に応じて点灯又は点滅するモニターランプを、超音波観測器12又は超音波プローブ13に設けてもよい。この場合、通信状態を検知する検知部を設け、検知部の検知結果に基づいてモニターランプを点灯又は点滅させることになる。例えば、通信状態が良好の場合に緑色で点滅させ、通信状態が不良の場合に赤色で点灯させる。
また、通信ケーブル23の長さを調節するケーブルリール機構として、ラチェット式のものを例に説明したが、これに限定されず、例えばクリックストップ式のものであってもよい。
クリックストップ式のケーブルリール機構は、所定角度(例えば3°)毎に位置決めされる巻芯と、巻芯を回転させるダイヤルとを備え、ダイヤルの回転により通信ケーブル23の長さが調節される。また、ラチェット式のものと同様、通信ユニット22をプローブ本体21から引き離す方向に引っ張ることで、通信ケーブル23を引き伸ばすことも可能である。
また、通信ケーブル23がプローブ本体21に回収される場合を例に説明したが、通信ユニット22に回収されるようにしてもよい。あるいは、通信ケーブル23を回収する機構を、プローブ本体21及び通信ユニット22とは異なる部材に設けるようにしてもよい。
また、通信ユニット22がプローブ本体21に着脱可能に取り付けられればよく、通信ケーブル23は、プローブ本体21内に回収されない構成であってもよい。この構成において、通信ユニット22をプローブ本体21に取り付けて使用する場合、通信ケーブル23を束ねた状態で固定しておくことが好ましい。
11 超音波診断装置
12 超音波観測器
13 超音波プローブ
21 プローブ本体
22 通信ユニット
23 通信ケーブル
25 超音波トランスデューサアレイ(UTアレイ)
25a 超音波トランスデューサ(UT)
26 プラグ
27 ホック
28 プラグ収納部
31 ケーブルリール機構
49 バッテリ
52 無線通信部

Claims (9)

  1. 被検体に超音波を送信するとともに被検体からの反射波を受信して電気信号に変換する超音波トランスデューサを収容したプローブ本体と、
    前記プローブ本体に接続され、前記超音波トランスデューサで変換された前記電気信号を有線通信する通信ケーブルと、
    前記プローブ本体に着脱可能に取り付けられ、前記プローブ本体に取り付けられた場合に前記プローブ本体と一体で手技可能なサイズであるとともに、前記通信ケーブルに接続され、前記通信ケーブルによって有線通信された前記電気信号を外部機器に無線通信する無線通信部を収容した通信ユニットとを備えたことを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記通信ケーブルの長さを調節する長さ調節機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記長さ調節機構は、前記通信ケーブルを巻き取るラチェット式のケーブルリール機構であることを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 前記通信ケーブルは、前記ケーブルリール機構によって、前記プローブ本体又は前記通信ユニットに回収され、
    前記通信ユニットは、前記通信ケーブルが回収されることによって、前記プローブ本体に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の超音波プローブ。
  5. 前記通信ユニットは、施術者の着衣に引っ掛ける引掛け部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の超音波プローブ。
  6. 前記通信ユニットは、外部機器と有線通信するプラグを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の超音波プローブ。
  7. 前記プローブ本体は、前記通信ユニットの取付時に前記プラグを収納するプラグ収納部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の超音波プローブ。
  8. 外部機器との有線通信時に前記プラグを介して充電されるバッテリを備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波プローブ。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の超音波プローブを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
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