JP5339854B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、アクセスポイントを介してネットワークに接続する無線通信装置および無線通信方法に関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークの発展により、自宅や会社等の様々な場所においてもLAN(Local Area Network)が組まれるようになってきている。LANにはEthernet(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、無線LAN(802.11b、11g、11a、11n)、Bluetooth(登録商標)といった有線または無線の様々な接続方式が用いられている。また、LANはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)といった回線を通じて系外のインターネット等のWAN(Wide Area Network)に接続されている。
上記無線LANを利用した無線通信システム(以下、単に無線LANシステムと称する。)は、無線通信装置と、IP(Internet Protocol)ネットワークに有線で接続されたアクセスポイントとを含んで構成される。無線通信装置は、アクセスポイントの通信可能領域に自装置が存在する場合にアクセスポイントを通じてIPネットワークと通信を行うことが可能となる。また、アクセスポイントを、所定距離をおいて複数設置しておけば、無線通信装置は、アクセスポイントの位置によってあまり制限を受けることなく通信を行うことができる。
したがって、会社等に無線LANを適用すれば、ユーザのデスク以外の会議室や打ち合わせスペース等の様々な場所にアクセスポイントを設置することで、自身の位置に拘わらず通信を行うことができる。したがって、組織変更がある場合においても配線を組み直す必要がなく、社員が個々に机を持たないフリーアドレスオフィスにも適応可能な無線LANを利用した回線が広く採用されてきている。
しかし、上述した無線LANシステムは、無線通信装置にアクセスポイントから送信された情報が、アクセスポイントの設置された部署の内部等、所定の場所でのみ取り扱われるべき情報であっても、無線通信装置が利用可能なアクセスポイントに制限がなければ、部署外に転送すること等が可能であり、情報の通信を管理することはできなかった。
そこで、利用場所が制限されている情報の管理を適切に行う技術として、アクセスポイントは、自局と対応付けられていることを示すエリア認識データをデータに付加したエリア限定データを、自局を介して端末装置に送信し、さらにエリア認識データに対応する認証信号を所定時間間隔で送信し、端末装置は、受信したエリア限定データに含まれるエリア認識データに対応する認証信号が当該端末装置において受信されている認証状態であるか否かを判定し、認証状態である場合にはエリア限定データを利用可能とし、認証状態でない場合にはエリアデータを利用不可能とする管理を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また特許文献1では、端末装置が上記管理手段を備えない場合にはエリア限定データを消去するとしている。
特開2005−101823号公報
しかし、上述した特許文献1の技術では、端末装置とアクセスポイントの無線の状態が悪化し、端末装置が認証信号を受信できない場合には、エリア限定データを利用することができず、ユーザはある程度の時間が経過するのを待ってアクセスポイントと再度通信を試みなければならなかったので利便性が良いとはいえなかった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑み、セキュリティを確保しつつ、利便性を向上させた無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置であって、アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶するアクセスポイント記憶部と、任意のアクセスポイントと無線通信を行うとき、当該アクセスポイントから第1のID情報および第2のID情報、または第2のID情報のみを取得するID情報取得部と、取得された第1のID情報および第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合、または、取得された第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合、当該アクセスポイントとの無線通信を許可する通信許可部と、許可された無線通信を遂行する無線LAN部と、を備えることを特徴とする。上記第1のID情報は、IEEE 802.11におけるBSSIDであり、第2のID情報は、当該IEEE 802.11におけるESSIDであってもよい。
第1のID情報としてのBSSID(Basic Service Set Identifier)は、アクセスポイントの識別子であり、主としてMAC(Media Access Control)アドレスが用いられる。第2のID情報としてのESSID(Extended Service Set Identifier)は、混信を避けるために、同一のネットワーク上の複数のアクセスポイントに共通に付けられる識別子である。したがって、第1のID情報と第2のID情報とで、1のアクセスポイントを特定することができる。
取得された第1のID情報および第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合に通信許可部が無線通信を許可する構成により、第1のカテゴリとして記憶された特定のアクセスポイントとのみ通信を許可することになる。したがって、第1のカテゴリとして、ユーザにとって信頼性の高いアクセスポイント(例えば、自宅に設置したアクセスポイント等)を予め記憶させておくことで、安全性の高い無線通信を行うことが可能となる。
また、第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合に無線通信を通信許可部が許可する構成により、第1のID情報が一致せずとも第2のID情報が一致すれば通信を行うことができる。したがって、第2のID情報としてのESSIDを、所定領域に含まれる複数のアクセスポイントで共通化しておけば、所定領域内の全てのアクセスポイントを登録しなくとも、無線通信を円滑に行うことができ、利便性を向上させることが可能となる。
上記ID情報取得部は、アクセスポイントのビーコンを通じてID情報を取得してもよい。
このように既存のビーコンを有効利用することで、ID情報を取得するためのコマンドを別途発信しなくても、容易にID情報を取得することができる。
上記課題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置であって、アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶するアクセスポイント記憶部と、記憶されているID情報を用いて、当該ID情報を有するアクセスポイントを呼び出すアクセスポイント呼出部と、呼び出しに応答したアクセスポイントとの無線通信を許可する通信許可部と、許可された無線通信を遂行する無線LAN部と、を備えることを特徴とする。
上記アクセスポイント呼出部が、アクセスポイント記憶部に記憶されているID情報を有するアクセスポイントを呼び出し、通信許可部が呼び出しに応答したアクセスポイントとの無線通信を許可する構成により、アクセスポイント記憶部に記憶されたアクセスポイントが少ない場合において、周囲にアクセス可能なアクセスポイントがあるか否か短時間で判断することができ、処理負荷や処理時間の軽減を図ることができる。また、アクセスポイント記憶部に記憶されているアクセスポイントとのみ無線通信を行うので、安全性の高い無線通信を行うことが可能となる。
上記第1のカテゴリおよび第2のカテゴリ内のID情報にはそれぞれ変更条件が対応付けられ、当該変更条件を満たすまで当該ID情報の変更を禁止する変更禁止部をさらに備えてもよい。
これにより、アクセスポイント記憶部に記憶するID情報を容易に変更できなくなるため、頻繁な不正変更を回避でき、無線通信の安全性を向上させることが可能となる。
上記変更条件は、ID情報に対応したアクセスポイントに通信接続している通算時間が所定時間を超過する事、当該ID情報に対応したアクセスポイントと通信接続を行った際の通信量が所定値を超える事、もしくは、当該ID情報に対応したアクセスポイントに通信接続を行った回数が所定回数を超える事、の少なくともいずれか1つであってもよい。
これにより、利用可能なアクセスポイントの頻繁な不正変更を確実に規制しつつ、真に変更を要する場合には対応することができ、無線通信の安全性および利便性を向上させることが可能となる。
上記所定時間、所定値、もしくは、所定回数は、当該アクセスポイントを通じてネットワークに接続されたサーバから取得してもよい。
これにより、無線通信装置を利用するユーザではなく、例えばネットワークの管理者が変更条件としての通算時間の所定時間、通信量の所定値、もしくは回数の所定回数を更新することができ、ユーザの不正な数値改竄を防止でき、より無線通信の安全性を高めることができる。
上記無線通信装置は、携帯電話通信網に接続可能な無線通信部をさらに備え、通信許可部が通信を許可するアクセスポイントがない場合、無線通信部を介して無線通信を行ってもよい。
これにより、通信許可部が通信を許可するアクセスポイントがない場合や、無線通信装置とアクセスポイントの無線の状態が悪化した場合においても、確実に無線通信を行うことが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置を用いた無線通信方法であって、アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶し、任意のアクセスポイントと無線通信を行うとき、当該アクセスポイントから第1のID情報および第2のID情報、または第2のID情報のみを取得し、取得された第1のID情報および第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合、または、取得された第2のID情報が、アクセスポイント記憶部に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合、当該アクセスポイントとの無線通信を許可し、許可された無線通信を遂行することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置を用いた無線通信方法であって、アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶し、記憶されているID情報を用いて、当該ID情報を有するアクセスポイントを呼び出し、呼び出しに応答したアクセスポイントとの無線通信を許可し、許可された無線通信を遂行することを特徴とする。
上述した無線通信装置の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該無線通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の無線通信装置によれば、セキュリティを確保しつつ、利便性を向上させることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下の実施形態では、理解を容易にするため、まず無線通信装置およびアクセスポイントを用いる無線通信システム全体の構成を説明し、その後で無線通信装置の具体的な構成を詳述する。ここでは、無線通信装置として携帯電話を挙げているが、かかる場合に限らず、PHS(Personal Handy-pone System)端末、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等に設けられたPCMCIAスロットまたはUSB(Universal Serial Bus)に装着する増設デバイス、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等電子メールを取得可能な様々な電子機器を無線通信装置として用いることもできる。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。かかる無線通信システム100は、無線通信装置としての携帯電話110(図1中110a、110bで示す)と、基地局120(図1中120a、120bで示す)と、携帯電話通信網、Etherネット(登録商標)、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、インターネット、専用回線等で構成される通信網130aと、LAN130bと、LAN130bに接続されるアクセスポイント140と、中継サーバ150と、サーバとしての管理サーバ160と、を含んで構成される。本実施形態では、携帯電話110は、基地局120またはアクセスポイント140のいずれか一方または両方と無線通信を行うことが可能である。
上記無線通信システム100において、ユーザが自身の携帯電話110aから他の携帯電話110bへの通信回線の接続を行う場合、携帯電話110aは、通信可能範囲内にある基地局120aもしくはアクセスポイント140に無線接続要求を行う。
携帯電話110aが基地局120aとの無線接続を行う場合、無線接続要求を受信した基地局120aは、通信網130aを介して中継サーバ150に通信相手(他の携帯電話110b)との通信接続を要求し、中継サーバ150は、他の携帯電話110bの位置登録情報を参照し、他の携帯電話110bの無線通信範囲内にある基地局120bもしくはアクセスポイント(図示せず)を選択して通信経路を確保し基地局120aおよび基地局120b、もしくは基地局120aおよびアクセスポイント(図示せず)との通信経路を確保し、携帯電話110aと他の携帯電話110bの通信を確立する。
また携帯電話110aがアクセスポイント140との無線接続を行う場合、無線接続要求を受信したアクセスポイント140は、LAN130bおよび通信網130aを介して中継サーバ150に通信相手(他の携帯電話110b)との通信接続を要求し、中継サーバ150は、他の携帯電話110bの位置登録情報を参照し、他の携帯電話110bの無線通信範囲内にある基地局120bもしくはアクセスポイント(図示せず)を選択して通信経路を確保し基地局120aおよび基地局120b、もしくは基地局120aおよびアクセスポイント(図示せず)との通信経路を確保し、携帯電話110aと他の携帯電話110bの通信を確立する。
このような無線通信システム100においては、携帯電話110と基地局120との通信速度および通信品質を向上させるため、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000等様々な規格が採用されている。本実施形態では、例えば、携帯電話110ごとに異なる符号を乗算するCDMAを採用する。また、携帯電話110とアクセスポイント140との通信は、無線LAN規格としてのIEEE 802.11nを採用する。
図2は、携帯電話とアクセスポイントとの概略的な接続関係を示した説明図である。以下の実施形態において、アクセスポイント140は、自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有している。上記第1のID情報は、IEEE 802.11におけるBSSIDであり、第2のID情報は、当該IEEE 802.11におけるESSIDである。ここで、BSSIDは、アクセスポイントの識別子であり、主としてMACアドレスが用いられる。ESSIDは、混信を避けるために、同一のネットワーク上の複数のアクセスポイントに共通に付けられる識別子である。したがって、第1のID情報と第2のID情報とで、1のアクセスポイントを特定することができる。
図2に示すように、以下の実施形態において、携帯電話110は、自局に予め記憶したアクセスポイント140以外との無線通信が制限される。詳細に、携帯電話110は、第1のカテゴリ(例えば、自宅に設置したアクセスポイント等)として自局に記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致する第1のID情報および第2のID情報を有するアクセスポイント140a、もしくは第2のカテゴリ(例えば、会社に設置したアクセスポイント等)として自局に記憶された第2のID情報と一致するアクセスポイント140b、140cと無線通信を行うことができ、それ以外の、自局に記憶された第2のID情報と一致しないアクセスポイント140dとは無線通信を行うことができない。
これにより、アクセスポイント140との無線通信においてセキュリティを確保しつつ、利便性を向上させることが可能となる。
以下、無線通信システム100における無線通信装置としての携帯電話110について詳細に説明する。
(第1の実施形態:携帯電話110)
図3は、本実施形態にかかる携帯電話のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図4は、携帯電話の外観を示した斜視図である。携帯電話110は、端末制御部210と、メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、無線通信部222と、無線LAN部224と、を含んで構成される。
端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯電話110全体を管理および制御し、メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。
メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムを記憶する。本実施形態において、メモリ212は、アクセスポイント記憶部230としても機能する。
アクセスポイント記憶部230は、アクセスポイント140のカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイント140については第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイント140については第2のID情報を変更可能に記憶する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、メモリ212に記憶された、または通信網130を介して中継サーバ150から提供される、WebコンテンツやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。音声入力部218は、マイク等の音声変換手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声を携帯電話110内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部220は、スピーカで構成され、携帯電話110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、音声出力部220は、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
無線通信部222は、例えば、CDMA方式に基づいた無線通信方式を通じて基地局120との無線通信を確立し、通信相手との音声通信やWeb情報の取得等のデータ通信を実行する。また本実施形態において、無線通信部222は、後述する通信許可部252が通信を許可するアクセスポイント140がない場合、無線通信を行う。
これにより、通信許可部252が通信を許可するアクセスポイント140がない場合や、携帯電話110とアクセスポイント140の無線の状態が悪化した場合においても、確実に無線通信を行うことが可能となる。
無線LAN部224は、後述する通信許可部252が通信を許可したアクセスポイント140との無線通信を遂行する。
また本実施形態において、端末制御部210は、ID情報取得部250、通信許可部252、変更禁止部254としても機能する。
ID情報取得部250は、任意のアクセスポイント140と無線通信を行うとき、当該アクセスポイント140から第1のID情報および第2のID情報、または第2のID情報のみを取得する。これは、まず、第2のID情報を取得し、第2のID情報のみでは情報が足りないときにはじめて第1のID情報を取得するといった動作も含む。
また本実施形態において、ID情報取得部250は、アクセスポイント140のビーコンを通じてID情報を取得する。
このように既存のビーコンを有効利用することで、ID情報を取得するためのコマンドを別途発信しなくても、容易にID情報を取得することができる。
通信許可部252は、取得された第1のID情報および第2のID情報が、アクセスポイント記憶部230に第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合、または、取得された第2のID情報が、アクセスポイント記憶部230に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合、当該アクセスポイント140との無線通信を許可する。なお、アクセスポイント記憶部230には、カテゴリごとの情報として図5(b)に示すテーブルと、このテーブルにて管理する通信量と比較する閾値を記憶させる。
取得された第1のID情報および第2のID情報がアクセスポイント記憶部230に第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合に通信許可部252が無線通信を許可する構成により、第1のカテゴリとして記憶された特定のアクセスポイント140aとのみ通信を許可することになる。したがって、第1のカテゴリとして、ユーザにとって信頼性の高いアクセスポイント(例えば、自宅に設置したアクセスポイント等)140aを予め記憶させておくことで、安全性の高い無線通信を行うことが可能となる。
また、第2のID情報がアクセスポイント記憶部230に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合に無線通信を通信許可部252が許可する構成により、第1のID情報が一致せずとも第2のID情報が一致すれば通信を行うことができる。したがって、第2のID情報としてのESSIDを所定領域に含まれる複数のアクセスポイント140b、140cで共通化しておけば、所定領域内の全てのアクセスポイント140を登録しなくとも、無線通信を円滑に行うことができ、利便性を向上させることが可能となる。
本実施形態において、通信許可部252は、後述する図5(b)のテーブルを参照して、アクセスポイントごとの無線通信の可否、さらにはその通信を伴うアプリケーションごとの可否を判断することができる。例えば、図5(b)の例においては、通信許可部252は、第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致したアクセスポイント140とは、電子メール、Web閲覧を許可し、通話(Voice over Internet Protocol:VoIP)を禁止し、第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致したアクセスポイント140とは、電子メール、Web閲覧、通話を許可するとしている。しかし、かかる場合に限定されず、テーブルの内容にも依るが、アクセスポイント記憶部230に記憶されているID情報を有するアクセスポイント140との無線通信をすべて許可してもよい。
変更禁止部254は、第1のカテゴリおよび第2のカテゴリ内のID情報にはそれぞれ変更条件が対応付けられ、当該変更条件を満たすまでアクセスポイント記憶部230に記憶されたID情報の変更を禁止する。
本実施形態において、上記変更条件は、「ID情報に対応したアクセスポイント140に通信接続している通算時間(以下、単に通算時間と称する)が所定時間を超過する事」、「当該ID情報に対応したアクセスポイント140と通信接続を行った際の通信量(以下、単に通信量と称する)が所定値を超える事」、および、「当該ID情報に対応したアクセスポイント140に通信接続を行った回数(以下、単に通信回数と称する)が所定回数を超える事」、である。
図5は、変更条件を説明するための説明図であり、特に図5(a)は、管理サーバが有する変更条件を、図5(b)は、携帯電話が有する変更条件に対するカウンタ等のデータを示す。図5(a)に示すように、本実施形態において、第1のカテゴリとしての自宅のアクセスポイント140aの変更条件は、通算時間の所定時間を10080分、電子メールおよびWeb閲覧についての通信量の所定値を10000パケット、電子メールおよびWeb閲覧についての通信回数の所定回数を500回とし、第2のカテゴリとしての会社のアクセスポイント140b、140cは、通算時間の所定時間を1440分、電子メールおよびWeb閲覧についての通信量の所定値を1500パケット、通話についての通信量の所定値を200パケット、電子メールおよびWeb閲覧についての通信回数の所定回数を75回、通話についての通信回数の所定回数を10回としている。かかる変更条件は、管理サーバ160において図5(a)に示すテーブルの形で保持されており、管理サーバ160から携帯電話110に転送され、携帯電話110内で、図5(b)のテーブルで管理するパラメータの各閾値として記憶する。
例えば、図5(a)に示すように、第1のカテゴリに対応するアクセスポイント140aに対しての変更条件としての通算時間の所定時間を第2のカテゴリに対応するアクセスポイント140b、140cの通算時間の所定時間より長く設定することで、利用可能なアクセスポイント140の頻繁な不正変更を確実に規制することができる。
そして、携帯電話110の第1のカテゴリに対応するアクセスポイント140aに対しての通算時間、通信量、通信回数をカウントし、保持している変更条件に達すれば、アクセスポイント記憶部230に記憶された第1のカテゴリのID情報を変更することができるようになる。登録IDを変える際には管理サーバ160にアクセスして、図5(a)の条件テーブルを再取得し、新しく登録したアクセスポイントのIDについての通信を管理することとなる。
例えば、図5(b)において、携帯電話110は、第1のカテゴリに対応するアクセスポイント140aとは、未だ通信を行っていないため、通算時間、通信量、通信回数が総て0になっているが、携帯電話110のアクセスポイント140aと通信接続している通信時間が10080分を超過する、通信接続を行った際の通信量が10000パケットを超える、または、アクセスポイント140aに通信接続を行った回数が500回を超えるといったように条件を満たすことで、アクセスポイント記憶部230に記憶された第1のカテゴリのID情報を変更することが可能となる。
一方、第2のカテゴリに対応するアクセスポイント140b、140cに対しての変更条件は、第1のカテゴリに対応するアクセスポイント140aよりも短く設定することで、利便性を向上させることが可能となる。
また、上述したように変更条件としての通算時間の所定時間、通信量の所定値、もしくは、通信回数の所定回数は、当該アクセスポイント140を通じてLAN130bに接続された管理サーバ160から取得する。
これにより、携帯電話110を利用するユーザではなく、例えばネットワークの管理者が通算時間の所定時間、通信量の所定値、もしくは通信回数の所定回数を更新することができ、ユーザの不正な数値改竄を防止でき、より無線通信の安全性を高めることができる。
本実施形態では、管理サーバ160は、LAN130bに接続されているが、これに限らず、通信網130aに接続されていてもよい。
上記変更禁止部254を備える構成により、アクセスポイント記憶部に記憶するID情報を容易に変更できなくなるため、頻繁な不正変更を回避でき、無線通信の安全性を向上させることが可能となる。
(無線通信方法)
次に、本実施形態にかかる携帯電話110を用いた無線通信方法について説明する。図6は、本実施形態にかかる携帯電話を用いた無線通信方法の流れを示したフローチャートである。
まず、通信確立を試みると(S300:通信確立ステップのYES)、ID情報取得部250が、アクセスポイント140のビーコンを通じて第2のID情報を取得する(S302:第2のID情報取得ステップ)。取得した第2のID情報がアクセスポイント記憶部230に記憶している第2のカテゴリに対応する第2のID情報と一致するか否かを判定し(S304:第2のカテゴリ判定ステップ)、一致していれば(S304のYES)、通信許可部252が通信を許可し(S306:通信許可ステップ)、無線LAN部224が無線通信を遂行する。
取得した第2のID情報がアクセスポイント記憶部230に記憶している第2のカテゴリに対応する第2のID情報と一致していなければ(S304のNO)、取得した第2のID情報がアクセスポイント記憶部230に記憶している第1のカテゴリに対応する第2のID情報と一致するか否かを判定する(S308:第1のカテゴリ判定ステップ)。第1のカテゴリに対応する第2のID情報と一致すれば(S308のYES)、ID情報取得部250が、第1のID情報を取得し(S310:第1のID情報取得ステップ)、取得した第1のID情報が、アクセスポイント記憶部230に記憶している第1のカテゴリに対応する第1のID情報と一致するか否かを判定する(S312:第1のカテゴリ判定ステップ)。そして、第1のカテゴリに対応する第1のID情報と一致すれば(S312のYES)、通信許可部252が通信を許可し(S306:通信許可ステップ)、無線LAN部224が無線通信を遂行する。
一方、第1のカテゴリ判定ステップS308で、取得した第2のID情報が第1のカテゴリに対応する第2のID情報と一致しない場合(S308のNO)または、第1のカテゴリ判定ステップS312で、第1のカテゴリに対応する第1のID情報と一致しない場合(S312のNO)、通信許可部252は、かかるアクセスポイント140との通信を許可しない(S314:通信不可ステップ)。
以上説明したように、本実施形態にかかる無線通信装置としての携帯電話110およびこれを用いた無線通信方法によれば、アクセスポイント記憶部230に記憶されているID情報と一致するID情報を有するアクセスポイント140とのみ通信を行うので、安全性の高い無線通信を行うことが可能となる。
また、アクセスポイント記憶部230に記憶させるアクセスポイント140をBSSIDおよびESSIDで特定するものおよびESSIDのみで特定するものの2つのカテゴリとして記憶させておくことができるため、ESSIDを所定領域に含まれる複数のアクセスポイントで共通化しておけば、所定領域内の全てのアクセスポイントを登録しなくとも、無線通信を円滑に行うことができ、利便性を向上させることが可能となる。
(第2の実施形態:携帯電話410)
図7は、本実施形態にかかる携帯電話のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。携帯電話410は、端末制御部510と、メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、無線通信部222と、無線LAN部224と、を含んで構成される。なお、携帯電話410の構成要素のうち、上述した携帯電話110と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。したがって、端末制御部510を主として説明する。
端末制御部510は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯電話410全体を管理および制御し、メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。
本実施形態において、端末制御部510は、ID情報取得部250、変更禁止部254、アクセスポイント呼出部512、通信許可部514としても機能する。
アクセスポイント呼出部512は、アクセスポイント記憶部230に記憶されているID情報を用いて、そのID情報を有するアクセスポイント140を呼び出す。詳細には、アクセスポイント記憶部230に記憶された第1のID情報および第2のID情報を、ブロードキャストのメッセージであるプローブリクエストとして送信する。
通信許可部514は、呼び出しに応答したアクセスポイント140との無線通信を許可する。
上記アクセスポイント呼出部512が記憶されているID情報を有するアクセスポイント140を呼び出し、通信許可部514が呼び出しに応答したアクセスポイント140との無線通信を許可する構成により、アクセスポイント記憶部230に記憶されたアクセスポイント140が少ない場合において、周囲にアクセス可能なアクセスポイント140があるか否か短時間で判断することができ、処理負荷や処理時間の軽減を図ることができる。また、アクセスポイント記憶部230に記憶されているアクセスポイント140とのみ無線通信を行うので、安全性の高い無線通信を行うことが可能となる。
(無線通信方法)
次に、本実施形態にかかる携帯電話410を用いた無線通信方法について説明する。図8は、本実施形態にかかる携帯電話を用いた無線通信方法の流れを示したフローチャートである。
まず、通信確立を試みると(S550:通信確立ステップのYES)、アクセスポイント呼出部512が、プローブリクエストを第1のID情報を「ANY」と設定し、第2のID情報をアクセスポイント記憶部230に記憶された第1のカテゴリおよび第2のカテゴリの第2のID情報に設定して送信する(呼び出す)(S552:第2のID情報呼出ステップ)。呼び出した第2のID情報を有するアクセスポイント140から応答があれば(S554:応答判定ステップのYES)、応答した呼び出しに設定された第2のID情報が第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報か否かを判定し(S556:第2のカテゴリ判定ステップ)、第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報であれば(S556のYES)、通信許可部514は、かかるアクセスポイント140との通信を許可し、無線LAN部224が無線通信を遂行する(S558:通信許可ステップ)。
呼び出した第2のID情報を有するアクセスポイント140から応答があり(S554:応答判定ステップのYES)、第2のカテゴリ判定ステップS556で第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報でない(S556のNO)と判定された場合、第1のカテゴリに記憶された第2のID情報であるということであるため、アクセスポイント呼出部512が、プローブリクエストを第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報に設定して送信する(S560:第1のID情報呼出ステップ)。第1のID情報呼出ステップS560で呼び出したアクセスポイント140から応答があれば(S562:応答判定ステップのYES)、通信許可部514は、かかるアクセスポイント140との通信を許可し、無線LAN部224が無線通信を遂行する(S558:通信許可ステップ)。
呼び出したID情報を有するアクセスポイント140から応答がない場合(S554のNOおよびS562のNO)、通信許可部514は、かかるアクセスポイント140との通信を許可しない(S564:通信不可ステップ)。
本実施形態にかかる無線通信方法では、プローブリクエストに第1のカテゴリとして記憶された第2のID情報と第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報の2つを設定しているが、これに限定されずどちらか一方を設定し、交互に送信することもできる。
以上説明したように、本実施形態にかかる無線通信装置としての携帯電話410およびこれを用いた無線通信方法によれば、処理負荷や処理時間の軽減を図りつつ、セキュリティを確保し、利便性を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、変更条件は、ユーザが設定可能もしくはアクセスポイント140を通じてLAN130bに接続された管理サーバ160から取得するとしたが、これに限定されず、ユーザは直接変更できず、ユーザによる操作部216等の入力に応じて管理サーバ160にリクエストを送信し、管理サーバ160が変更条件を携帯電話110、410に送信することもできる。
なお、本明細書の無線通信方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、アクセスポイントを介してネットワークに接続する無線通信装置および無線通信方法に利用することができる。
無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 携帯電話とアクセスポイントとの概略的な接続関係を示した説明図である。 第1の実施形態にかかる携帯電話のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 第1の実施形態にかかる携帯電話の外観を示した斜視図である。 変更条件を説明するための説明図である。 第1の実施形態にかかる携帯電話を用いた無線通信方法の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態にかかる携帯電話のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 第2の実施形態にかかる携帯電話を用いた無線通信方法の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
110、410 …携帯電話(無線通信装置)
130a …通信網
130b …LANネットワーク
140 …アクセスポイント
160 …管理サーバ
230 …アクセスポイント記憶部
222 …無線通信部
224 …無線LAN部
250 …ID情報取得部
252、514 …通信許可部
254 …変更禁止部
512 …アクセスポイント呼出部

Claims (10)

  1. 自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置であって、
    アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶するアクセスポイント記憶部と、
    任意のアクセスポイントと無線通信を行うとき、該アクセスポイントから第1のID情報および第2のID情報、または第2のID情報のみを取得するID情報取得部と、
    前記取得された第1のID情報および第2のID情報が、前記アクセスポイント記憶部に前記第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合、または、前記取得された第2のID情報が、前記アクセスポイント記憶部に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合、該アクセスポイントとの無線通信を許可する通信許可部と、
    前記許可された無線通信を遂行する無線LAN部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記ID情報取得部は、アクセスポイントのビーコンを通じて前記ID情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置であって、
    アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶するアクセスポイント記憶部と、
    前記記憶されているID情報を用いて、該ID情報を有するアクセスポイントを呼び出すアクセスポイント呼出部と、
    前記呼び出しに応答したアクセスポイントとの無線通信を許可する通信許可部と、
    前記許可された無線通信を遂行する無線LAN部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記第1のID情報は、IEEE 802.11におけるBSSIDであり、前記第2のID情報は、該IEEE 802.11におけるESSIDであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1のカテゴリおよび第2のカテゴリ内のID情報にはそれぞれ変更条件が対応付けられ、該変更条件を満たすまで該ID情報の変更を禁止する変更禁止部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記変更条件は、前記ID情報に対応したアクセスポイントに通信接続している通算時間が所定時間を超過する事、該ID情報に対応したアクセスポイントと通信接続を行った際の通信量が所定値を超える事、もしくは、該ID情報に対応したアクセスポイントに通信接続を行った回数が所定回数を超える事、の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記所定時間、前記所定値、もしくは、前記所定回数は、該アクセスポイントを通じて前記ネットワークに接続されたサーバから取得することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 携帯電話通信網に接続可能な無線通信部をさらに備え、
    前記通信許可部が通信を許可するアクセスポイントがない場合、前記無線通信部を介して無線通信を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
    アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶し、
    任意のアクセスポイントと無線通信を行うとき、該アクセスポイントから第1のID情報および第2のID情報、または第2のID情報のみを取得し、
    前記取得された第1のID情報および第2のID情報が、前記アクセスポイント記憶部に前記第1のカテゴリとして記憶された第1のID情報および第2のID情報と一致した場合、または、前記取得された第2のID情報が、前記アクセスポイント記憶部に第2のカテゴリとして記憶された第2のID情報と一致した場合、該アクセスポイントとの無線通信を許可し、
    前記許可された無線通信を遂行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 自局を特定可能な第1のID情報および第2のID情報を有しネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行う無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
    アクセスポイントのカテゴリを少なくとも2つに分けた場合の第1のカテゴリに属するアクセスポイントについては第1のID情報および第2のID情報を変更可能に記憶し、第2のカテゴリに属するアクセスポイントについては第2のID情報を変更可能に記憶し、
    前記記憶されているID情報を用いて、該ID情報を有するアクセスポイントを呼び出し、
    前記呼び出しに応答したアクセスポイントとの無線通信を許可し、
    前記許可された無線通信を遂行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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