JP5338193B2 - 表示体、粘着ラベル、転写箔及びラベル付き物品 - Google Patents

表示体、粘着ラベル、転写箔及びラベル付き物品 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、偽造防止効果、装飾効果及び/又は美的効果を提供する表示技術に関する。
回折格子及びホログラムなどの回折構造は、通常の印刷技術では再現できない分光色を表示する。
また、回折構造の製造には、高度な技術が必要である。例えば、特許文献1には、二光束干渉を利用して回折格子を形成することが記載されている。また、特許文献2及び3には、回折格子を形成するために、一方の主面に感光性レジストを塗布した平板状の基板をXYステージ上に載置し、コンピュータ制御のもとでステージを移動させながら感光性レジストに電子ビームを照射することにより、感光性レジストをパターン露光することが記載されている。
そのため、回折構造を含んだ表示体は、偽造防止に代表される様々な目的で使用されている。
特開昭60−156004号公報 特開平2−72320号公報 米国特許第5058992号明細書
しかしながら、偽造防止対策が必要な物品の多くで回折構造を含んだ表示体が用いられるようになった結果、この技術が広く認知され、これに伴い、偽造品の発生も増加する傾向にある。そのため、回折構造を含んだ表示体を用いて十分な偽造防止効果を達成することが難しくなってきている。
本発明の目的は、高い偽造防止効果を達成可能とすることにある。
本発明の第1側面によると、第1回折構造が設けられた第1部分を含んだ背面層と、前記背面層の前面と接合され、前記第1部分と向き合った領域の少なくとも一部が光散乱性を有している前面層とを具備し、前記背面層は、前記第1部分と前記前面に平行な方向に隣り合い、白色光で照明したときに前記第1部分とは異なる光学的応答を示す第2部分を更に含み、前記第2部分には第2回折構造が設けられており、前記第1及び第2回折構造は方位及び/又は格子定数が異なる回折格子であり、前記前面層のうち前記第2部分と向き合った領域の少なくとも一部は光散乱性を有しており、前記背面層は、金属材料からなる反射層を含み、前記反射層の前面に前記第1及び第2回折構造が設けられたことを特徴とする表示体が提供される。
本発明の第2側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体の背面上に設けられた粘着層とを具備したことを特徴とする粘着ラベルが提供される。
本発明の第3側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体をその前面側で剥離可能に支持した支持体層とを具備したことを特徴とする転写箔が提供される。
本発明の第4側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体を支持した物品とを具備したことを特徴とするラベル付き物品が提供される。
本発明によると、高い偽造防止効果を達成することが可能となる。
以下、本発明の態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には全ての図面を通じて同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一態様に係る表示体を概略的に示す平面図である。図2は、図1に示す表示体のII−II線に沿った断面図である。図3乃至図5は、図1及び図2に示す表示体が含んでいるレリーフ構造を概略的に示す平面図である。
図1には、前面側、即ち観察者側から見た表示体10を描いている。また、図2では、上側及び下側がそれぞれ前面側及び背面側である。図1及び図2において、X方向は表示体10の表示面に平行な方向であり、Y方向は表示体10の表示面に平行な方向であり且つX方向と直交する方向であり、Z方向はX及びY方向と直交する方向である。
この表示体10は、図2に示すように、背面層11と前面層12とを含んでいる。前面層12は、背面層11の前面に接合されている。
背面層11は、光透過層111と反射層112とを含んでいる。反射層112は、光透過層111の背面を被覆している。
光透過層111は、典型的には無色透明な材料からなる。光透過層111は、例えば、熱可塑性樹脂又は光硬化性若しくは熱硬化性樹脂の硬化物からなる。光透過層111は、僅かに着色していてもよい。光透過層111は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。
反射層112としては、例えば、アルミニウム、銀、金、及びそれらの合金などの金属材料からなる金属層を使用することができる。或いは、反射層112として、光透過層111とは屈折率が異なる誘電体層を使用してもよい。或いは、反射層112として、隣り合うもの同士の屈折率が異なる誘電体層の積層体、即ち、誘電体多層膜を使用してもよい。或いは、反射層112として、単層の又は多層の誘電体層と金属層との積層体を使用してもよい。反射層112は、例えば、真空蒸着法及びスパッタリング法などの気相堆積法により形成することができる。
反射層112は、光透過層111の背面全体を被覆していてもよく、その一部のみを被覆していてもよい。ここでは、一例として、反射層112は、光透過層111の背面全体を被覆していることとする。
光透過層111と反射層112との界面には、レリーフ構造が設けられている。この界面は3つの部分IF1乃至IF3で構成されており、先のレリーフ構造は、界面部IF1及びIF2では回折構造としての機能を有し、界面部IF3では光散乱構造としての機能を有している。
具体的には、界面部IF1及びIF2には、回折構造として回折格子が設けられている。界面部IF1に設けられている回折格子は、図3に示すように、これを構成している溝GRの長さ方向がX方向に対して略平行である。他方、界面部IF2に設けられている回折格子は、図4に示すように、これを構成している溝GRの長さ方向がX方向に対して斜めに交差している。ここでは、一例として、界面部IF1及びIF2に設けられている回折格子は、等しい格子定数を有しているとする。
界面部IF1には、溝GRの長さ方向がX方向に対して斜めに又は垂直に交差する回折格子を設けてもよい。界面部IF2には、溝GRの長さ方向がX方向に対して平行な又は垂直に交差する回折格子を設けてもよい。
界面部IF1の回折格子と界面部IF2の回折格子とで格子定数が等しい場合、それらは溝GRの長さ方向が交差するように設ける。界面部IF1の回折格子と界面部IF2の回折格子とで溝GRの長さ方向が等しい場合、それらの格子定数を異ならしめる。こうすると、界面部IF1及びIF2は、第1方向から白色光で照明した場合に、波長が異なる回折光を第2方向に射出する。
界面部IF3には、図5に示すように凹部RCが設けられている。ここでは、これら凹部RCは、長さ方向が揃い、不規則に配置された複数の溝である。図5では、これら溝の長さ方向は、Y方向に対して略平行である。これら溝の長さ方向は、Y方向に対して交差する方向であってもよい。また、界面部IF3には、凹部RCの代わりに溝形状の凸部を設けてもよい。
光透過層11及び反射層112の一方は、省略することができる。但し、表示体10が光透過層11及び反射層112の双方を含んでいる場合、それらの一方のみを含んでいる場合と比較して、先の界面の損傷を生じ難く、表示体10に視認性がより優れた像を表示させることができる。
背面層11は、光透過層11及び反射層112以外の層を更に含んでいてもよい。例えば、光透過層11と反射層112との間に、パターニングされた着色層を含んでいてもよい。
前面層12は、図2に示すように、基材121と光散乱層122とを含んでいる。
基材121は、背面層11の前面と向き合っている。基材121は、それ自体を単独で取り扱うことが可能な光透過層である。基材121は、典型的には透明である。基材121は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。基材121の材料としては、例えば、ポリカーボネート及びポリエステルなどの光透過性を有する樹脂を使用することができる。
光散乱層122は、基材121の前面側に設置されている。光散乱層112は、例えば、透明樹脂からなるマトリクスと、その中に分散させた透明粒子とからなる。或いは、光散乱層112は、一方又は双方の主面に光散乱構造がレリーフ構造として設けられた光透過層である。光散乱層122は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。
光散乱層122は、その全体が光散乱性を有していてもよい。或いは、光散乱層122は、その一部のみが光透過性を有し、他の部分は透明であってもよい。また、光散乱層122は、基材121の前面全体と向き合っていてもよく、その一部のみと向き合っていてもよい。光散乱層122の光散乱能を不均一とする場合、光散乱層122として、一方又は双方の主面に光散乱構造がレリーフ構造として設けられた光透過層を使用することが有利である。
光散乱層122の一部のみが光透過性を有している場合又は光散乱層122が基材121の前面の一部のみと向き合っている場合には、光散乱層122は、その光散乱性を有している部分が界面部IF1及びIF2の少なくとも一部と向き合うように設計する。ここでは、一例として、光散乱層122は、基材121の前面全体と向き合っており、その全体が光散乱性を有しているとする。
光散乱層122のうち界面部IF1及びIF2と向き合っており且つ光散乱性を有している部分は、典型的には、以下の光学的特性を有している領域を含んでいる。即ち、日本工業規格JIS K7136:2000(「プラスチック−透明材料のヘーズの求め方」)に規定された方法に従って得られるヘーズ値が50%乃至95%の範囲内にある。この領域は、典型的には、日本工業規格JIS K7105−1981(「プラスチックの光学的特性試験方法」)に規定された方法に従って得られる60度鏡面光沢度が20%乃至60%の範囲内にある。そして、この領域は、典型的には、日本工業規格JIS K7361−1:1997(「プラスチック−透明材料の全光線透過率の試験方法−第1部:シングルビーム法」)に規定された方法に従って得られる全光線透過率が50%乃至100%の範囲内にある。これら光学的特性は、光散乱層122の全体に亘って一定であってもよく、光散乱層122の一部と他の一部とで異なっていてもよい。ここでは、一例として、先の光学的特性は、光散乱層122の全体に亘って一定であるとする。
光散乱層122から光透過層111と反射層112との界面までの距離は、例えば10μm乃至200μmの範囲内とする。この距離が短い場合、表示体10が表示する像が鮮明である。この距離を長くすると、表示体10が表示する像の鮮明度が低下する。
前面層12は、基材121及び光散乱層122以外の層を更に含んでいてもよい。例えば、前面層12は、基材121と光散乱層122との間又は光散乱層122の前面上に、パターニングされた着色層を含んでいてもよい。
なお、以下、表示体10のうち界面部IF1乃至IF3に対応した部分を、それぞれ表示部DA1乃至DA3と呼ぶ。これら表示部DA1乃至DA3は、表示体10の前面に平行な方向に隣り合っており、白色光で照明したときに異なる光学的応答を示す。
次に、この表示体10が表示する像について説明する。
図6は、図1及び図2に示す表示体が表示する像の一例を概略的に示す平面図である。図7は、図1及び図2に示す表示体が表示する像の他の例を概略的に示す平面図である。
図1及び図2に示す表示体10を白色光で照明すると、表示体10は、ほぼ無彩色の像を表示する。例えば、或る観察条件のもとでは、図6に示すように、表示部DA1は白色乃至灰白色に見え、表示部DA2は灰色乃至黒色に見え、表示部DA3は白色乃至灰白色に見える。そして、例えば、Z方向に対して照明角度及び/又は観察角度を変化させると、図7に示すように、表示部DA1と表示部DA2との間で明暗の関係が逆転する。これは、以下の理由による。
まず、表示体10から前面層12を省略し、これを白色光で照明した場合に表示される像について説明する。
表示体10から前面層12を省略し、これを白色光で照明すると、界面部IF1及びIF2では回折を生じ、界面部IF3では散乱を生じる。回折角は波長に依存しているので、界面部IF1及びIF2の各々は、波長に応じて異なる回折角で回折光を射出する。即ち、界面部IF1及びIF2の各々は、白色光を分光する。
界面部IF1及び界面部IF2に設けられている回折格子は、格子定数は等しいが、溝GRの長さ方向が異なっている。それゆえ、例えば、X方向に垂直な方向から照明したとすると、界面部IF1及び界面部IF2に設けられている回折格子は、同一波長の回折光を異なる方向に射出する。
また、或る波長の1次回折光と、その波長のより高次の回折光とは、回折角が大きく異なっている。加えて、緑色光に対する人間の視感度は、青色光及び赤色光に対する人間の視感度と比較して遥かに高い。それゆえ、表示体10から前面層12を省略した場合、例えば、照明角度及び/又は観察角度を大きくすると、表示部DA1及びDA2の各々は、明るい像と暗い像とを交互に表示する。そして、表示部DA1及びDA2は、同じ次数の緑色回折光を射出する方向が異なっているので、一方が明るい像を表示しているときに、他方は暗い像を表示している可能性がある。
このように、表示体10から前面層12を省略した場合、表示部DA1及びDA2の各々は、例えば照明角度及び/又は観察角度を大きくするのに伴って表示色を変化させる。そして、表示部DA1及びDA2の各々は、例えば照明角度及び/又は観察角度を大きくしたときに、一方が明るい像を表示しているときに他方が暗い像を表示するように、明るい像と暗い像とを交互に表示する。
前面層12を設けると、照明光は光散乱層122によって散乱される。それゆえ、各回折格子に入射する光の入射角にばらつきを生じる。そして、各回折格子が射出した回折光は、光散乱層122を透過することによって散乱される。その結果、分光された光成分が混ざり合う。
それゆえ、光散乱層122が適度な散乱能を有していれば、表示体10は、例えば、次数が異なる回折光の混合を殆ど生じさせることなしに、白色光又はそれとほぼ同じ色感覚を与える光を表示光として射出する。即ち、前面層12を設けることにより、照明角度及び/又は観察角度に応じて明暗が変化するという特徴を残したまま、表示部DA1及びDA2にほぼ無彩色の像を表示させることができる。
また、界面部IF3には光散乱構造が設けられているので、表示体10から前面層12を省略した場合、表示部DA3は白色乃至灰白色の像を表示する。この像は、照明角度及び/又は観察角度を変化させても、明るさの変化を生じず、着色することもない。そして、前面層12を設けても、表示部DA3が表示する像は殆ど変化しない。即ち、表示部DA3は、表示部DA1及びDA2と同様に無彩色の像を表示するものの、表示部DA1及びDA2とは異なり、照明角度及び/又は観察角度に応じた明るさの変化は生じない。
表示部DA1及びDA2の各々について上述した特徴、即ち、ほぼ無彩色の像を表示し、その明るさが照明角度及び/又は観察角度に応じて変化するという特徴は、特殊であると共に、肉眼で簡単に確認することができる。特に、表示部10が表示部DA1及びDA2を含んでいると、図6及び図7を参照しながら説明したように、表示部DA1と表示部DA2との間で明暗の関係が逆転するという極めて特殊な視覚効果を達成できる。また、表示部10が表示部DA1及び/又はDA2と表示部DA3とを含んでいると、表示部DA3との対比によって、表示部DA1及び/又はDA2の特殊な視覚効果を際立たせることができる。
そして、このような光学的特徴を、他の構成によって再現することは不可能であるか又は困難である。
加えて、この表示体10は、回折構造に特徴的な分光色を表示しないため、回折構造を含んでいることを悟られ難い。
従って、この表示体10を使用すると、高い偽造防止効果を達成することができる。
なお、表示体10は、偽造防止以外の目的で使用してもよい。例えば、表示体10は、玩具、学習教材又は装飾品等としても利用することができる。
この表示体10は、以下に説明するように、様々な形態で利用することができる。
図8は、粘着ラベルの一例を概略的に示す断面図である。
この粘着ラベル20は、図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と、粘着層230とを含んでいる。粘着層230は、粘着剤からなる。粘着層230は、表示体10の背面を被覆している。
この粘着ラベル20は、その使用前には、通常、剥離紙などに支持させておく。そして、その使用時には、これを剥離紙から剥がし、物品に貼り付ける。
図9は、転写箔の一例を概略的に示す断面図である。
この転写箔30は、図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と、支持体層310と、剥離層320と、接着層330とを含んでいる。
支持体層310は、表示体10の前面を剥離可能に支持している。支持体層310は、転写時に印加する熱及び圧力等に対して十分な強度を有している。
剥離層320は、支持体層310と表示体10との間に介在している。剥離層320は、表示体10の支持体層310からの剥離を促進するために設ける。また、剥離層320を表示体10と共に支持体層310から剥離する構成を採用した場合には、剥離層320は前面層12を損傷から保護するための保護層としての役割も果たす。剥離層320は省略してもよい。
接着層330は、表示体10の背面を被覆している。接着層330は、例えば熱可塑性樹脂からなる。例えば物品と転写箔30との間に別途用意した熱可塑性樹脂層を挟んで転写プロセスを実施する場合には、接着層330は省略することができる。
図10は、ラベル付き物品の一例を概略的に示す平面図である。
このラベル付き物品50は、図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と、物品510とを含んでいる。
物品510は、真正品であることが確認されるべき物品である。物品510は、例えば、キャッシュカード、クレジットカード及びパスポートなどの認証媒体又は商品券及び株券などの有価証券媒体である。典型的には、物品510は印刷物である。物品510は、認証媒体及び有価証券媒体以外の物品でもよい。例えば、物品510は、工芸品又は美術品であってもよい。或いは、物品510は、包装体とこれに収容された内容物とを含んだ包装品であってもよい。
表示体10は、物品510に支持されている。例えば、表示体10は、物品510に貼り付けられる。この場合、例えば、図8に示す粘着ラベル20を物品510に貼り付けること又は図9に示す転写箔30を用いることにより、表示体10を物品510に支持させることができる。
このラベル付き物品50が含んでいる表示体10は、図6及び図7を参照しながら説明した像の変化を生じる。従って、このラベル付き物品50を真正品とすると、真正品であるかが不明の物品が上述した像の変化を生じないときには、この物品は非真正品であると判断することができる。
表示体10は、粘着層230又は接着層330を介して物品510に支持させる代わりに、他の方法で物品510に支持させてもよい。
例えば、物品510が紙を含んでいる場合、この紙の中に表示体10を埋め込んでもよい。この場合、ラベル付き物品50は、例えば、抄紙の際に繊維の層の間に回折画像表示体10を挟みこみ、その後、必要に応じて紙面への印刷等を行うことにより得られる。なお、潜像の可視化を容易にすべく、紙のうち表示体10の前面を被覆している部分には開口を設けてもよい。また、紙に埋め込む表示体10の形状に特に制限はない。例えば、スレッド状の表示体10を紙に埋め込んでもよい。
表示体10を含んだタグを物品510に取り付けることにより、回折画像表示体10を物品510に支持させてもよい。物品510へのタグの付け替えが一般ユーザにとって困難であれば、表示体10は、物品510の真正を確認するのに十分に役立つ。
上述した表示体10には、前面層12又は光散乱層122を背面層11から剥離可能な構成を採用してもよい。
図11は、一変形例に係る表示体を概略的に示す断面図である。
図11に示す表示体10は、前面層12が剥離層123を更に含んでいること以外は図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と同様である。
剥離層123は、基材121と光散乱層122との間に介在している。表示体10が含んでいる隣接した2つの層のうち、剥離層123とこれに隣接した層とは、層間接着強さが最も低い。この構成を採用すると、光散乱層122を基材121から容易に剥離することができる。
剥離層123は、例えば透明であり、典型的には無色透明である。剥離層123を基材121から除去できれば、剥離層123は光散乱性を有していてもよい。
なお、ここでは、剥離層123を基材121と光散乱層122との間に介在させているが、剥離層123は基材121と背面層11との間に介在させてもよい。この場合、基材121と光散乱層122との積層体を、背面層11から容易に剥離することができる。
また、剥離層123は省略してもよい。表示体10が含んでいる隣接した2つの層のうち基材121又は光散乱層122とこれに隣接した層とが最小の層間接着強さを有していれば、光散乱層122又は光散乱層122と基材121との積層体を背面層11から剥離することができる。
図12は、図11に示す表示体を含んだラベル付き物品の一例を概略的に示す断面図である。図13は、図12に示すラベル付き物品の表示体から光散乱層を剥離することにより得られる構造を示す断面図である。図14は、光散乱層を剥離した表示体が表示する像の一例を概略的に示す平面図である。
なお、図13において、参照符号10’は、図11に示す表示体10から光散乱層122を除去することにより得られる構造を示している。また、図13において、参照符号50’は、図12に示すラベル付き物品50から表示体10の光散乱層122を除去することにより得られる構造を示している。
図12に示すラベル付き物品50は、図11に示す表示体10を、粘着層又は接着層530を介して物品510に貼り付けることにより得られる。このラベル付き物品50を真正品とした場合、真正品であるかが不明の物品が図6及び図7を参照しながら説明した像の変化を生じる表示体を含んでいないときには、この物品は非真正品であると判断することができる。
そして、このラベル付き物品50は、図13に示すように光散乱層122を剥離することができる。表示体10から光散乱層122を除去してなる表示体10’は、表示体10とは異なる像を表示する。具体的には、表示体10’の表示部DA1及びDA2は、回折構造に由来した分光色を表示する。即ち、光散乱層122を剥離すると、表示部DA3の表示色は殆ど変化せず、表示部DA1及びDA2の表示色が変化する。従って、このラベル付き物品50を真正品とした場合、真正品であるかが不明の物品が剥離可能な光散乱層を備えた表示体を含んでいないとき又は光散乱層を剥離したときに分光色を表示する表示体を含んでいないときには、この物品は非真正品であると判断することができる。
表示体10には、以下の構成を採用してもよい。
図15は、他の変形例に係る表示体を概略的に示す断面図である。
この表示体10は、パターン層13を更に含んでいること以外は図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と同様である。
パターン層13は、背面層11と前面層12との間に介在している。パターン層13は、パターニングされている層であって、光透過性を有している。パターン層13は、透明であってもよく、光散乱性を有していてもよい。典型的には、パターン層13は無色である。例えば、パターン層13は、無色透明である。
パターン層13の少なくとも一部は、背面層11のうち回折構造が設けられた界面部IF1及び/又はIF2に対応した部分と向き合っている。ここでは、パターン層13は、背面層11のうち界面部IF1乃至IF3に対応した部分の各々と部分的に向き合っている。
表示体10が含んでいる隣接した2つの層のうち、パターン層13と背面層11又は前面層12との接触部は、層間接着強さが最も低い。この構成を採用すると、以下に説明するように、光散乱層122を剥離した場合に、下層11の破壊を生じさせることができる。
図16は、図15に示す表示体を物品に貼り付け、そこから光散乱層を剥離することにより得られるラベル付き物品の一例を概略的に示す平面図である。図17は、図16に示すラベル付き物品のXVII−XVII線に沿った断面図である。
図15に示す表示体10は、図1乃至図7を参照しながら説明した表示体10と同様の像を表示する。従って、この表示体10を物品510に貼り付けてなるラベル付き物品50を真正品とした場合、図10を参照しながら説明したのと同様の方法により真偽判定を行うことができる。
また、パターン層13と背面層11又は前面層12との接触部は、背面層11と前面層12との接触部とは層間接着強さが異なっており、表示体10が含んでいる隣接した2つの層のうち層間接着強さが最も低い。従って、このラベル付き物品50は、背面層11から前面層12を剥離すると、パターン層13の輪郭に沿った下層11の破壊、典型的には脆性破壊を生じ得る。それゆえ、例えば、図16及び図17に示すように、下層11のうち、パターン層13に対応した部分を物品510上に残し、他の部分を物品510から除去することができる。
下層11のうち物品510上に残った部分は、図13及び図14を参照しながら説明したのと同様の真偽判定に利用できる。そして、剥離した前面層12上には、背面層11のうち一部のみが存在するので、この構造は偽造防止の目的で再使用することはできない。それゆえ、この構造を採用すると、より優れた偽造防止効果を達成できる。
上述した表示体10において、光透過層111と反射層112との界面は、平坦面を更に含んでいてもよい。
光透過層111と反射層112との界面から界面部IF1及びIF2の一方を省略してもよい。或いは、この界面は、界面部IF1及びIF2とは異なる光学的応答を示す回折構造が設けられた界面部を更に含んでいてもよい。
また、光透過層111と反射層112との界面から界面部IF3を省略してもよい。或いは、この界面は、界面部IF3とは異なる光学的応答を示す光散乱構造が設けられた界面部を更に含んでいてもよい。例えば、この界面は、溝の長さ方向が異なること以外は界面部IF3と同様の界面部を更に含んでいてもよい。或いは、この界面は、溝形状を有しており、長さ方向が不規則な複数の凹部又は凸部が設けられた界面部と、溝形状以外の形状を有している凹部又は凸部が設けられた界面部との少なくとも一方を更に含んでいてもよい。
なお、図5に示す光散乱構造は、偏光面が溝の長さ方向に平行な直線偏光に対する光散乱能が、偏光面が溝の幅方向に平行な直線偏光に対する光散乱能とは異なっている。それゆえ、直線偏光子などの偏光子を介してこの表示体10を照明及び/又は観察する場合、表示部DA3の明るさは、偏光面と界面部IF3に設けられている溝の長さ方向とが為す角度に依存する。従って、例えば、真偽判定を行う際に、この特徴を確認してもよい。
回折構造として回折格子を使用する代わりに、ホログラムを使用してもよい。或いは、回折構造として、回折格子とホログラムとを併用してもよい。回折構造がホログラムを含んでいる場合、ホログラムは、レリーフホログラムであってもよく、体積ホログラムであってもよい。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
第1回折構造が設けられた第1部分を含んだ背面層と、前記背面層の前面と接合され、前記第1部分と向き合った領域の少なくとも一部が光散乱性を有している前面層とを具備したことを特徴とする表示体。
[2]
前記背面層は、前記第1部分と前記前面に平行な方向に隣り合い、白色光で照明したときに前記第1部分とは異なる光学的応答を示す第2部分を更に含んだことを特徴とする[1]に記載の表示体。
[3]
前記第2部分には第2回折構造が設けられており、前記第1及び第2回折構造は方位及び/又は格子定数が異なる回折格子であり、前記前面層のうち前記第2部分と向き合った領域の少なくとも一部は光散乱性を有していることを特徴とする[2]に記載の表示体。
[4]
前記第2部分には第2回折構造が設けられており、前記第1及び第2回折構造は方位及び格子定数が等しい回折格子であり、前記第1及び第2部分は前記回折格子の回折効率が異なっており、前記前面層のうち前記第2部分と向き合った領域の少なくとも一部は光散乱性を有していることを特徴とする[2]に記載の表示体。
[5]
前記第2部分には、長さ方向が揃い、不規則に配置された複数の溝を含んだ光散乱構造が設けられており、前記前面層のうち前記第2部分と向き合った領域の少なくとも一部は光散乱性を有していることを特徴とする[2]に記載の表示体。
[6]
前記背面層は、前記前面層と向き合い、回折構造としての又は回折構造及び光散乱構造としてのレリーフ構造が背面に設けられた光透過層と、前記背面の少なくとも一部を被覆した反射層とを含んだことを特徴とする[1]乃至[5]の何れか1項に記載の表示体。
[7]
前記前面層は、前記第1部分と向き合った領域の少なくとも一部が光散乱性を有している光散乱層と、前記光散乱層と前記背面層との間に介在した剥離層とを含んだことを特徴とする[6]に記載の表示体。
[8]
前記第1及び前面層間に介在したパターン層を更に具備し、前記パターン層の少なくとも一部は前記第1部分と向き合っており、前記パターン層と前記背面層又は前記前面層との接触部は前記表示体において層間接着強さが最も低いか、又は、前記パターン層の少なくとも一部は前記第1部分と向き合っておらず、前記背面層と前記前面層との接触部は前記表示体において層間接着強さが最も低いことを特徴とする[6]に記載の表示体。
[9]
[1]乃至[8]の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体の背面上に設けられた粘着層とを具備したことを特徴とする粘着ラベル。
[10]
[1]乃至[8]の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体をその前面側で剥離可能に支持した支持体層とを具備したことを特徴とする転写箔。
[11]
[1]乃至[8]の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体を支持した物品とを具備したことを特徴とするラベル付き物品。
本発明の一態様に係る表示体を概略的に示す平面図。 図1に示す表示体のII−II線に沿った断面図。 図1及び図2に示す表示体が含んでいるレリーフ構造の一部を概略的に示す平面図。 図1及び図2に示す表示体が含んでいるレリーフ構造の他の一部を概略的に示す平面図。 図1及び図2に示す表示体が含んでいるレリーフ構造の更に他の一部を概略的に示す平面図。 図1及び図2に示す表示体が表示する像の一例を概略的に示す平面図。 図1及び図2に示す表示体が表示する像の他の例を概略的に示す平面図。 粘着ラベルの一例を概略的に示す断面図。 転写箔の一例を概略的に示す断面図。 ラベル付き物品の一例を概略的に示す平面図。 一変形例に係る表示体を概略的に示す断面図。 図11に示す表示体を含んだラベル付き物品の一例を概略的に示す断面図。 図12に示すラベル付き物品の表示体から光散乱層を剥離することにより得られる構造を示す断面図。 光散乱層を剥離した表示体が表示する像の一例を概略的に示す平面図。 他の変形例に係る表示体を概略的に示す断面図。 図15に示す表示体を物品に貼り付け、そこから光散乱層を剥離することにより得られるラベル付き物品の一例を概略的に示す平面図。 図16に示すラベル付き物品のXVII−XVII線に沿った断面図。
符号の説明
10…表示体、10’…表示体、11…背面層、12…前面層、13…パターン層、20…粘着ラベル、30…転写箔、50…ラベル付き物品、50’…ラベル付き物品、111…光透過層、112…反射層、121…基材、122…光散乱層、123…剥離層、230…粘着層、310…支持体層、320…剥離層、330…接着層、510…物品、530…粘着層又は接着層、DA1…表示部、DA2…表示部、DA3…表示部、GR…溝、IF1…界面部、IF2…界面部、IF3…界面部、RC…凹部。

Claims (7)

  1. 第1回折構造が設けられた第1部分を含んだ背面層と、前記背面層の前面と接合され、前記第1部分と向き合った領域の少なくとも一部が光散乱性を有している前面層とを具備し、
    前記背面層は、前記第1部分と前記前面に平行な方向に隣り合い、白色光で照明したときに前記第1部分とは異なる光学的応答を示す第2部分を更に含み、
    前記第2部分には第2回折構造が設けられており、前記第1及び第2回折構造は方位及び/又は格子定数が異なる回折格子であり、前記前面層のうち前記第2部分と向き合った領域の少なくとも一部は光散乱性を有しており、
    前記背面層は、金属材料からなる反射層を含み、前記反射層の前面に前記第1及び第2回折構造が設けられたことを特徴とする表示体。
  2. 前記背面層は、前記前面層と向き合い、前記第1及び第2回折構造としてのレリーフ構造が背面に設けられた光透過層をさらに含み前記反射層は、前記背面の少なくとも一部を被覆したことを特徴とする請求項1に記載の表示体。
  3. 前記前面層は、前記第1部分と向き合った領域の少なくとも一部が光散乱性を有している光散乱層と、前記光散乱層と前記背面層との間に介在した剥離層とを含んだことを特徴とする請求項に記載の表示体。
  4. 前記背面層及び前面層間に介在したパターン層を更に具備し、前記パターン層の少なくとも一部は前記第1部分と向き合っており、前記パターン層と前記背面層又は前記前面層との接触部は前記表示体において層間接着強さが最も低いか、又は、前記パターン層の少なくとも一部は前記第1部分と向き合っておらず、前記背面層と前記前面層との接触部は前記表示体において層間接着強さが最も低いことを特徴とする請求項に記載の表示体。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体の背面上に設けられた粘着層とを具備したことを特徴とする粘着ラベル。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体をその前面側で剥離可能に支持した支持体層とを具備したことを特徴とする転写箔。
  7. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体を支持した物品とを具備したことを特徴とするラベル付き物品。
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