JP5337134B2 - ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法 - Google Patents
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Description
ティシュペーパーの用途は、主にフェイシャル用を中心とした対人用途であり、保湿ティシューは鼻かみ用に特化された製品仕様とされている。
従来、ティシュペーパーは鼻かみ用途を中心としたフェイシャル用途で使用されてきたことから、肌触りの良さを追求するため、これまで数多くの試みがなされ、品質改良を重ねてきた。例えば、各種の柔軟剤を原料に添加し製品の柔軟性を向上させる、繊維租度の低いしなやかな繊維を多く使用する、湿紙のドライヤー乾燥時の貼りつきとドクター当りの調整により細かなクレーピングを形成する、カレンダーにより表面性を向上させる、原料噴射速度と網部の速度の比率調整により横強度を維持しつつ原料の叩解度を低く調整する、等の技術により、紙の柔らかさや滑らかさの改善が図られてきた。
<請求項1記載の発明>
表面に薬液が塗布された2プライのティシュペーパーが、引き出し方向がティシュペーパーの横方向となるようにして収納箱に収納されているティシュペーパー製品であり、
前記ティシュペーパーが;
2プライを構成するシートの1層あたりの坪量が10〜25g/m2であり、
2プライの紙厚が80〜180μmであり、
前記薬液がポリオールを70〜90質量%含みかつ油性成分の含有率が2.0〜4.0質量%、シリコーン類の含有率が0.1質量%未満であり、
かつ、2プライを構成するシートのうち一方のシートの薬剤含有量が他方のシートの薬剤含有量の0.67〜1.5倍の範囲内となるように、フレキソ塗布の印刷方式により薬液を塗布して、薬剤含有量を同等化されたものであって、
JIS P 8111の標準状態におけるティシュペーパーの単位面積に対し含まれる乾燥状態(絶乾)の薬剤成分の含有量である薬剤含有量が両面で1.4〜4.5g/m2である、
ことを特徴とするティシュペーパー製品。
前記薬液中の水分含有量が1〜15質量%である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
前記ティシュペーパーの水分率が7.0〜9.0質量%である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
前記ティシュペーパーが、2プライのCD方向の乾燥引張強度が80〜120cN/25mmであり、2プライのCD方向の湿潤引張強度が33〜53cN/25mmである、請求項1記載のティシュペーパー製品。
前記ティシュペーパーの吸水度が3.7〜6.0秒である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
表面に薬液が塗布された2プライのティシュペーパーが、引き出し方向がティシュペーパーの横方向となるようにして収納箱に収納されているティシュペーパー製品の製造方法であって、
ポリオールを70〜90質量%含みかつ油性成分の含有率が2.0〜4.0質量%、シリコーン類の含有率が0.1質量%未満である薬液を、
2プライを構成するシートのうち一方のシートの薬剤含有量が他方のシートの薬剤含有量の0.67〜1.5倍の範囲内となるように、フレキソ塗布の印刷方式によって、薬剤含有量を同等化しながら塗布し、
2プライを構成するシートの1層あたりの坪量が10〜25g/m2、2プライの紙厚が80〜180μmでありかつJIS P 8111の標準状態におけるティシュペーパーの単位面積に対し含まれる乾燥状態(絶乾)の薬剤成分の含有量である薬剤含有量が両面で1.4〜4.5g/m2であるティシュペーパーとする、
ことを特徴とするティシュペーパー製品の製造方法。
以上のように、本発明は、従来の保湿ティシューと同等以上に柔らかい風合いを有するとともに、従来の保湿ティシューよりもベタつき感がなく、かつ吸水性とCD方向の引張強度の高いティシュペーパーを提供するものである。
〔構造例〕
本発明に係るティシュペーパーの基材紙は、2枚の薄葉紙(以下、シートともいう)が積層されたプライ構造とする。
他方、本発明に係るティシュペーパーを構成する薄葉紙(シート)の原料パルプとしては、例えば、グランドウッドパルプ(GP)、プレッシャーライズドグランドウッドパルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)等の機械パルプ:セミケミカルパルプ(SCP)、針葉樹高歩留り未晒クラフトパルプ(HNKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹未晒クラフトパルプ(HNKP)、広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)等の化学パルプ:デインキングパルプ(DIP)、ウェイストパルプ(WP)等の古紙パルプが挙げられる。原料パルプは、一種または二種以上を選択して用いることができる。好適には填料や異物を含まない化学パルプが好ましい。また、原料パルプ中には、藁パルプ、竹パルプ、ケナフパルプなどの木本類、草本類が含まれていてもよい。
本発明に係るティシュペーパーのシート1層あたりの米坪は、米坪は10〜25g/m2、好ましくは12〜20g/m2、より好ましくは13〜16g/m2とすることが好ましい。米坪が10g/m2未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、使用に耐えうる十分な強度を適正に確保することが困難となる。逆に米坪が25g/m2を超えると紙全体が硬くなるとともに、ゴワ付き感が生じてしまい肌触りが悪くなる。なお、米坪は、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法による。
表1、表2の2プライのティシュー製品の場合、2プライのシートの平均米坪を記載した。
本発明のティシュペーパーを構成する一次原反シートのクレープ率は10〜30%、好ましくは12〜25%、より好ましくは13〜20%とすることが望ましい。ここで、クレープ率とは、下式で表わされるものとする。クレープ率を10%より低くすると、所望の厚みを有するティシュペーパーを得ることができない。一方、30%を超えるクレープ率とすることは、機械の操業性が落ちるため適当ではない。
クレープ率:((製紙時のドライヤーの周速)−(リール周速))/(製紙時のドライヤーの周速)×100。
本発明のティシュペーパーは、薬剤を両面合わせて1.4〜4.5g/m2、より好ましくは2.3〜3.6g/m2含有する。薬剤含有量が1.4g/m2未満であれば薬剤の効果が発揮されず、また、4.5g/m2を超えるとティッシュペーパーにベタつき感が生じ、また、湿潤紙力が低下する。2プライの両シートが含有する薬剤量はほぼ同等とし、シートの1層が含有する薬剤量が、他の1層の0.67〜1.5倍、より好ましくは0.77〜1.3倍となるようにする。
上記成分のうち、グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコールを主成分とすることが、薬液の粘度、塗布量を安定させる上で好ましい。
薬液の粘度は1〜700mPa・s(40℃)とすることが好ましい。薬液塗布時の温度は30℃〜60℃、好ましくは35℃〜55℃とすることが好ましい。
薬剤塗布率とは、JIS P 8111 条件下において調湿させた所定質量のティシュペーパー製品を分母(A)(g)とし、所定質量のティシュペーパー製品中に含まれる薬液中の水分を除いた質量(B)(g)を分子として、(B)を(A)で除した比率を(%)で表す。
(薬剤含有率%)=(B)÷(A)×100(%)
薬剤含有量とは、JIS P 8111の標準状態におけるティシュペーパーの単位面積に対し含まれる乾燥状態(絶乾)の薬剤成分の含有量を示し、具体的には、塗布した薬液中の水分以外の成分の含有量を示すものとする。このティシュペーパーの単位面積とは、プライされたシートを平面に垂直線上にある視点から見た面積であり、プライされた各シート、およびその表裏面の合計面積を意味しない。
塗布量は、操業中にプライ後の薬液を塗布しない場合の各々のシート米坪と、対応する塗布した直後の各々のシート米坪との差異により算出した。
(塗布量g/m2)=(塗布直後の米坪g/m2)−(塗布しない場合の米坪g/m2)
両表層の塗布量、もしくは両面の塗布量の合計とは、プライされたティシュペーパーのシートの単位面積当たりの塗布量の合計であり、各シートの塗布量を加算したものとする。
本発明に係るティシュペーパー(2プライ)の紙厚は、80〜180μm、より好ましくは120〜140μmとする。紙厚が80μm未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、ティシュペーパーとしての強度を適正に確保することが困難となる。また、180μm超では、ティシュペーパーの肌触りが悪化するとともに、使用時にゴワツキ感が生じるようになる。
本発明に係るティシュペーパーの引張強度は、2プライの状態で測定する。
乾燥引張強度は、JIS P 8113(1998)の引張試験方法に準じて行う。その中でJIS P 8111(1998)に規定された標準条件下で、縦方向及び横方向に幅25mmに裁断するものとする。
本発明に係るティシュペーパーの乾燥引張強度は、MD方向で180〜350cN/25mm、より好ましくは160〜300cN/25mm、CD方向で80〜120cN/25mm、より好ましくは80〜110cN/25mmとし、MD方向/CD方向の比が1.5〜3.0となるようにするのが好ましい。
湿潤引張強度は、JIS P 8135(1998)に準じて行う。当該ティシュペーパーの湿潤引張強度は、MD方向で70〜160cN/25mm、より好ましくは80〜130cN/25mmとし、CD方向で33〜53cN/25mm、より好ましくは35〜45cN/25mmとする。
本発明のティシュペーパーのソフトネスの値は、0.9〜1.5cN/100mm、より好ましくは0.9〜1.4cN/100mmとする。 ここでのソフトネスは、JIS L1096 E法に準じたハンドルオメータ法に基づいて測定したものである。
但し、試験片は100mm×100mmの大きさとし、クリアランスは5mmで実施した。1プライで縦方向、横方向の各々5回ずつ測定し、その全10回の平均値を小数点1桁とし、cN/100mmを単位として表した。
JIS P 8127(1998)により測定する製品の水分率は、7.0〜9.0質量%、より好ましくは7.5〜9.0質量%とすることが望ましい。
〔吸水度〕
吸水度とは、JIS S 3104に記載された「吸水度」のことで、一定量の水分をティシュー表面で吸水する秒数を測定したものである。ティシューの両表側の面を各々5回測定し、計10回の測定値を平均したものを秒数で表す。吸水度は3.7〜6.0秒、より好適には4.0〜5.0秒であることが好ましい。
〔伸び率〕
製品のMD方向の伸び率は11.0〜15.0%であるのが望ましい。「伸び率」とは、JIS P 8113(2006)に規定される「引張破断伸び」を示すものとする。伸び率は、2プライの状態でミネベア株式会社製「万能引張圧縮試験機 TG−200N」を用いて測定したものである。
MMDとは、摩擦係数μの平均偏差(単位:無次元)である。MMDは滑らかさの指標の一つであり、数値が小さいほど滑らかであり、数値が大きいほど滑らかさに劣るとされる。
なお、MMD値の測定方法としては、図11(a)に示すように、摩擦子112の接触
なお、図11(a)には、摩擦子112を模式的に表し、図11(b)には、図11(a)における一点鎖線で囲まれた部分の拡大図を示すものとする。
本発明に係るティシュペーパーは、インターフォルダ等により折り加工が施され、前記折り加工の前後いずれかの段階で製品サイズに裁断され、例えば180組が箱詰めされて製品となる。180組の折り加工後の紙密度は、0.20〜0.30g/cm3、より好ましくは0.23〜0.29g/m3とすることが好ましい。0.20g/cm3より低くするとしっとり感や滑らかさが得られず、0.30g/cm3より高くすると、ティシュペーパーの厚みが損なわれベタつき感が出てしまうとともに、吸水性が悪くなってしまう。製品の密度は、JIS P 8111 条件下において調湿させたティシュペーパー製品米坪を2倍した値(C)を、「PEACOCK G型」によるティシュペーパー(2プライ)での紙厚(D)で除した値で、単位をg/cm3、小数点3桁で表す。
上記説明の本発明のティシュペーパーは、以下のようにして製造することが可能である。図1に、本発明に係るティシュペーパーのプライ工程の装置の概要を示した。なお、図1に係る工程は、一体となった装置であるプライマシンで実施されることが好ましい。
なお、本形態ではコンタクトエンボス前に薬液を塗布する構成をとっているが、コンタクトエンボス後に薬液を塗布する構成としてもよい。
二次原反ロール22は、マルチスタンド式インターフォルダに多数セットされ、セットされた二次原反ロール22から二次連続シートを繰り出して折り畳むと共に積層することによってティシュペーパー束が製造される。以下では、そのマルチスタンド式インターフォルダの一例について説明する。
米坪、紙厚、引張強度、伸び率、ソフトネス、吸水度、水分率の測定方法は、上記発明を実施するための形態の欄で説明したとおりである。
官能評価は、非保湿ティシュペーパーである比較例1の成績をすべて3として、下記の基準に基づいて行った。
5:大変優れている
4:優れている
3:基準と同等
2:劣る
1:顕著に劣る
さらに、薬液塗布ティシュペーパーについては、ベタつき感の有無についても評価を行った。
○:ベタつき感が少ない
×:明らかにベタつき感がある
官能評価において、本発明に係るティシュペーパーは、従来の保湿ティシューと同等以上のやわらかさ、ふっくら感を有する一方で、保湿ティシューにみられるベタつき感が軽減されていることが分かった。
Claims (6)
- 表面に薬液が塗布された2プライのティシュペーパーが、引き出し方向がティシュペーパーの横方向となるようにして収納箱に収納されているティシュペーパー製品であり、
前記ティシュペーパーが;
2プライを構成するシートの1層あたりの坪量が10〜25g/m2であり、
2プライの紙厚が80〜180μmであり、
前記薬液がポリオールを70〜90質量%含みかつ油性成分の含有率が2.0〜4.0質量%、シリコーン類の含有率が0.1質量%未満であり、
かつ、2プライを構成するシートのうち一方のシートの薬剤含有量が他方のシートの薬剤含有量の0.67〜1.5倍の範囲内となるように、フレキソ塗布の印刷方式により薬液を塗布して、薬剤含有量を同等化されたものであって、
JIS P 8111の標準状態におけるティシュペーパーの単位面積に対し含まれる乾燥状態(絶乾)の薬剤成分の含有量である薬剤含有量が両面で1.4〜4.5g/m2である、
ことを特徴とするティシュペーパー製品。 - 前記薬液中の水分含有量が1〜15質量%である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
- 前記ティシュペーパーの水分率が7.0〜9.0質量%である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
- 前記ティシュペーパーが、2プライのCD方向の乾燥引張強度が80〜120cN/25mmであり、2プライのCD方向の湿潤引張強度が33〜53cN/25mmである、請求項1記載のティシュペーパー製品。
- 前記ティシュペーパーの吸水度が3.7〜6.0秒である、請求項1記載のティシュペーパー製品。
- 表面に薬液が塗布された2プライのティシュペーパーが、引き出し方向がティシュペーパーの横方向となるようにして収納箱に収納されているティシュペーパー製品の製造方法であって、
ポリオールを70〜90質量%含みかつ油性成分の含有率が2.0〜4.0質量%、シリコーン類の含有率が0.1質量%未満である薬液を、
2プライを構成するシートのうち一方のシートの薬剤含有量が他方のシートの薬剤含有量の0.67〜1.5倍の範囲内となるように、フレキソ塗布の印刷方式によって、薬剤含有量を同等化しながら塗布し、
2プライを構成するシートの1層あたりの坪量が10〜25g/m2、2プライの紙厚が80〜180μmでありかつJIS P 8111の標準状態におけるティシュペーパーの単位面積に対し含まれる乾燥状態(絶乾)の薬剤成分の含有量である薬剤含有量が両面で1.4〜4.5g/m2であるティシュペーパーとする、
ことを特徴とするティシュペーパー製品の製造方法。
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