JP5335771B2 - ガラスシート製造中の動きおよびガラスシート内部応力を減少させる適合ノージング装置 - Google Patents

ガラスシート製造中の動きおよびガラスシート内部応力を減少させる適合ノージング装置 Download PDF

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Description

関連出願の説明
本明細書は、2007年5月9日に出願された「一定力罫書き装置およびこれを用いる方法("Constant Force Scoring Device and Method for Using Same")」という表題の米国特許出願第11/801,212号明細書に関するものである(代理人整理番号SP07−075)。この文書の内容はここで参照することにより本書に組み込まれる。
本発明は、一般にガラス製造分野に関し、特に、ガラスシートの弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有するように適合し、ガラスシートと係合して、ガラスシートが罫書きされ個々のガラスシートに分割される間、ガラスシートの動きを最小限に抑える、かつガラスシートの内部応力を減少させることを助ける適合ノージング装置(conformable nosing device)に関する。
コーニング社は、フラットパネルディスプレイ(例えば、フラットパネル液晶ディスプレイ)のような様々な機器に使用することができる高品質の薄ガラスシートを形成するフュージョンプロセス(例えば、ダウンドロープロセス)として知られる工程を開発した。フュージョンプロセスは、このプロセスによって製造されるガラスシートの表面が、他の方法によって製造されるガラスシートと比べて優れた平坦性および平滑性を有することから、フラットパネルディスプレイに使用するガラスシートを製造する技術として好まれている。フュージョンプロセスについては図1を参照して以下に簡潔に説明するが、より詳細な説明のため、共に譲渡された特許文献1および特許文献2を参照する(これら2つの特許の内容はここで参照することにより本書に組み込まれる)。
図1(従来技術)を参照すると、ガラスシート105を製造するためにフュージョンプロセス(例えば、ダウンドロープロセス)を使用している例示的なガラス製造システム100の概略図が示されている。このガラス製造システム100は、溶解槽110、清澄槽115、混合槽120(例えば、攪拌チャンバ120)、送出槽125(例えば、ボウル125)、フュージョンドロー装置 (FDM)141および移動アンビル装置 (TAM)150を含む。溶解槽110では、ガラスバッチ材料が矢印112で示されるように投入され溶解されて溶融ガラス126を形成する。清澄槽115(例えば、清澄管115)は、溶解槽110から溶融ガラス126(この時点では図示されていない)を受け取る高温処理領域を有し、そこで溶融ガラス126から気泡が取り除かれる。清澄槽115は、清澄器−攪拌チャンバ接続管122によって混合槽120(例えば、攪拌チャンバ120)に接続される。また、混合槽120は、攪拌チャンバ−ボウル接続管127によって送出槽125に接続される。
送出槽 125は、溶融ガラス126を、下降管130を通してFDM141内へと送出し、このFDMは、入口132、成形槽135(例えば、アイソパイプ135)および引張ロールアセンブリ140を含む。図示のように、下降管130からの溶融ガラス126は、成形槽135(例えば、アイソパイプ135)につながる入口132に流れ込む。成形槽135は、溶融ガラス126を受け入れる開口部136を含み、その溶融ガラスはトラフ137に流れ込み、その後オーバーフローして2つの側面138aおよび138bを下方に流れてから、ルート139として知られているところで融合する。ルート139では、2つの側面138aおよび138bが一緒になり、溶融ガラス126の2つのオーバーフロー壁が再合流(例えば、再融合)した後、引張ロールアセンブリ140によって下方に延伸されて、ガラスシート105が形成される。
引張ロールアセンブリ140は、延伸されたガラスシート105(工程のこの時点では湾曲した/弓なり形状を有する)を、弓なりのガラスシート105に罫書きし分割して個別のガラスシート105片とするために用いられる平面ノージング装置152および罫書き装置154を含むTAM150へと送出する(図1に示されるTAM150の拡大上面図参照)。罫書き装置154は、平面ノージング装置152が弓なりのガラスシート105と係合するまで使用されない。弓なりのガラスシート105と係合することによって、平面ノージング装置152はガラスシート105の平坦化に資する(この工程はプレス(pressing)として知られる)。その後、罫書き装置154は罫書きホイール156を伸ばし、この罫書きホイールが、ガラスシート105に罫書きし、かつ弓なりのガラスシート105を平面ノージング装置152に対してさらに押圧する(この処置工程はしごき(ironing)として知られる)。罫書きの後、平坦になったガラスシート105はその元の湾曲面に垂直な方向に曲げられて分割され、TAM150の下方位置に示されている小さなガラスシート105が生成される。
米国特許第3,338,696号明細書 米国特許第3,682,609号明細書
プレス、しごき、罫書きおよび分割工程によってガラスシート105に動きが生じ、このことが順にガラスシート105の内部に応力変化を生成する一因となる。ガラスシート105に応力が加えられたときにいつでも起こり得る問題がいくつか存在する。例えば、応力が加えられたガラスシートは変形する/歪む可能性があるが、これは顧客にとって望ましくない事態である。さらに、大きなガラスシート105は応力が加えられても未だ変形していないかもしれないが、大きなガラスシート105が引き続き切断され小さなガラスシート片となると後になって変形する/歪む。これは望ましくないことである。従って、ガラスシートが罫書きおよび分割され個々のガラスシートとされる間、ガラスシート105の動きを抑え、ガラスシート105内部に応力変化が生成されるのを防ぐことを助ける装置が必要とされている。本発明の適合ノージング装置は、こういった要望や他の要望を満足するものである。
本発明は、ガラスシートの弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有するように適合することができ、またガラスシートが罫書きおよび分割され個々のガラスシートとされる間、ガラスシートの動きを最小限に抑えることを助け、かつガラス内部に応力変化が生成されるのを防ぐことを助けるために用いられる適合ノージング装置を含む。一実施の形態において適合ノージング装置は、(1)フレキシブル梁、(2)フレキシブル梁の第1面に取り付けられたノージング材、(3)支持ブラケット、および(4)伸縮部材を含む。この伸縮部材は支持ブラケットの所定位置に取り付けられた第1端部と、フレキシブル梁の第2面の所定位置に取り付けられた第2端部とを有する。さらに、フレキシブル梁がガラスシートの弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有するように適合させるため、この伸縮部材を、フレキシブル梁を押圧するよう延伸させる、またはフレキシブル梁を牽引するよう縮小させる、あるいはフレキシブル梁を押圧も牽引もしないニュートラルポジションのままとする、のいずれかとする。こうして適合ノージング装置がガラスシートと係合すると、ガラスシートが罫書きおよび分割されより小さなガラスシートとされる間、ガラスシートの動きを最小限に抑え、かつガラスシート内部に応力変化が生成されるのを減少させる助けとなる。いくつかの実施形態においては、適合ノージング装置は複数の伸縮部材を含み、各伸縮部材は、支持ブラケットの所定位置に取り付けられた第1端部と、フレキシブル梁の第2面の所定位置に取り付けられた第2端部とを有する。さらに、本発明はこの適合ノージング装置を用いてガラスシートを製造するガラス製造システムおよび方法を提供する。
本発明については、添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することによって、より完全に理解されるであろう。
(従来技術)ガラスシート製造時に従来の非適合平面ノージング装置を使用している例示的なガラス製造システムを示す概略図 ガラスシート製造時に本発明による適合ノージング装置を使用している例示的なガラス製造システムを示す概略図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第1の実施形態による適合ノージング装置に関する構成要素をより詳細に示す図 本発明の第2の実施形態による別の適合ノージング装置に関する種々の構成要素をより詳細に示す図
図2を参照すると、本発明による適合ノージング装置252を使用している例示的なガラス製造システム200の概略図が示されている。このガラス製造システム200は、溶解槽210、清澄槽215、混合槽220(例えば、攪拌チャンバ220)、送出槽225(例えば、ボウル225)、FDM241およびTAM250を含む。溶解槽210では、ガラスバッチ材料が矢印212で示されるように投入され溶解されて溶融ガラス226を形成する。清澄槽215(例えば、清澄管215)は、溶解槽210から溶融ガラス226(この時点では図示されていない)を受け取る高温処理領域を有し、そこで溶融ガラス226から気泡が取り除かれる。清澄槽215は、清澄器−攪拌チャンバ接続管222によって混合槽220(例えば、攪拌チャンバ220)に接続される。また、混合槽220は、攪拌チャンバ−ボウル接続管227によって送出槽225に接続される。
送出槽 225は、溶融ガラス226を、下降管230を通してFDM241内へと送出し、このFDMは、入口232、成形槽235(例えば、アイソパイプ235)および引張ロールアセンブリ240を含む。図示されるように、下降管230からの溶融ガラス226は、成形槽235(例えば、アイソパイプ235)につながる入口232に流れ込む。成形槽235は、溶融ガラス226を受け入れる開口部236を含み、その溶融ガラスはトラフ237に流れ込み、その後オーバーフローして2つの側面238aおよび238bを下方に流れてから、ルート239として知られているところで融合する。ルート239では、2つの側面238aおよび238bが一緒になり、溶融ガラス226の2つのオーバーフロー壁が再合流(例えば、再融合)した後、引張ロールアセンブリ240によって下方に延伸されて、ガラスシート205が形成される。
引張ロールアセンブリ240は、延伸されたガラスシート205(工程のこの時点では湾曲した/弓なり形状を有する)を、弓なりのガラスシート205に罫書きし分割して個別のガラスシート205片とするために用いられる適合ノージング装置252および罫書き装置254を含むTAM250へと送出する(図2に示されるTAM250の拡大上面図参照)。適合ノージング装置252は、ガラスシート205の弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有するように設定される。その後、弓なりのガラスシート205の片面と係合するように適合ノージング装置252が動かされた後、罫書き装置254は弓なりのガラスシート205の露出面に罫書きする罫書きホイール256を伸ばす。罫書きの後、弓なりのガラスシート205は湾曲面に垂直な方向に曲げられて分割され、TAM250の下方位置に示されている小さなガラスシート205が生成される。
適合ノージング装置252は、罫書き装置254で罫書きされるときに弓なりのシート205にプレスやしごきを施す必要がないという点で、従来の平面ノージング装置152より著しく改善されている。特に、適合ノージング装置252は、ガラスシート205の弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有していることで、罫書きおよび分割工程中のガラスシート205の動きを抑えるのを助け、このためガラスシート205内に問題となる応力が生成されるのを防ぐことを助ける。適合ノージング装置252の例示的な2つの実施形態について、図3〜4を参照し以下に詳細に記述する。
図3A〜3Oを参照すると、本発明による適合ノージング装置252aの第1の実施形態を示すいくつかの図が示されている。図3A〜3Bには、それぞれTAM250aの斜視図および上面図が示されており、適合ノージング装置252aがどのようにしてガラスシート205の弓なり形状と一致する弓なり形状を有するように設定されるのか、また罫書き装置254aが(TAM250aの一部である)梁380に沿って動きガラスシート205の露出面に罫書きするためにどのように設置され得るのかを示している。弓なりのガラスシート205の罫書きに用いることができる例示的な一定力罫書き装置254aは既に開示され、前述の米国特許出願第11/801,212号明細書(代理人整理番号SP07−075)内で詳述されている。
図3C〜3Dは、適合ノージング装置252aの基本的な構成要素をより詳細に示した2つの斜視図である(注:適合ノージング装置252a自体は、図3A〜3Bに示されているTAM250aのフレーム384に取り付けられている)。適合ノージング装置252aはフレキシブル梁304(例えば、金属/非鉄のフレキシブル梁304)を含み、このフレキシブル梁はその片面308にこれに取り付けられたノージング材306(例えば、ゴム製のノージング材306)を有し、このノージング材が罫書きおよび分割工程中(図3A〜3B参照)にガラスシート205に接触する。適合ノージング装置252aは、支持ブラケット310および少なくとも1つの伸縮部材312(例えば、リニアステージ312、モータ駆動高精度位置決め装置312)をさらに含む。図示されているように、また後に説明するように、適合ノージング装置は複数の伸縮部材312を備えるものとしてもよく、これらの伸縮部材はそれぞれが離された状態でフレキシブル梁304と支持ブラケット310の両方に取り付けられる。特に、使用される伸縮部材312の実際の数、およびフレキシブル梁304のサイズ/断面は、調節工程中の柔軟性目標および罫書き工程中の剛性目標の両方を達成する有限要素解析によって決定されるであろう。
各伸縮部材312は、支持ブラケット310の所定位置に取り付けられた第1端部314(例えば、ベースプレート314)と、フレキシブル梁304の第2面318の所定位置に取り付けられた第2端部316(例えば、ピン接合部316a、滑り接合部316b)とを有する。この例において、各伸縮部材312は、ベースプレート314を支持ブラケット310にしっかりと固定するために用いられる2つのノブ320と322を有する(注:これは、一旦伸縮部材312夫々が支持ブラケット310の所望の位置に動かされると行われる)。さらに、各伸縮部材312は、ベースプレート314に移動可能な状態で固定されたトッププレート326に接続されたハンドル324を有する。ハンドル324を一方向に回すと、フレキシブル梁304のその部分を押圧して支持ブラケット310から離すために、(ベースプレート314上で動く)トッププレート326をフレキシブル梁304に向かって外側へ伸ばすことができる。あるいは、ハンドル324を別の方向に回すと、フレキシブル梁304のその部分を逆に支持ブラケット310の方へと牽引するために、フレキシブル梁304から離れる内側の方向にトッププレート326を縮めることができる。あるいは、トッププレート326をフレキシブル梁304に向かって、またはこれから離れる方向に動かすために、自動のモータ駆動装置(図示なし)を用いてもよい。図示のように、ニュートラルポジション(最初の位置)に対するトッププレート326の現在の位置を示す計器/目盛り328を各伸縮部材312に組み込むこともできる。
上述したように、各伸縮部材312は(1)フレキシブル梁304を押圧するよう延伸させる、(2)フレキシブル梁304を牽引するよう縮小させる、または(3)フレキシブル梁304を押圧も牽引もしないニュートラルポジションのままとする、のいずれかとすることができる。従って、測定(超音波、紫外線またはレーザ測距センサ、あるいは線形可変差動変圧器(LVDT))を通して一旦ガラスシート205の弓形が定められると、個々の伸縮部材312は支持ブラケット310の所定位置にロックされ、その後手動または自動で調節され、フレキシブル梁304はガラスシート205の弓なり形状と一致するように適合する(注:適合ノージング装置252aを自動的に設定するために、オンラインのガラスシート外形測定システムを使用してもよい)。
この実施形態において、支持ブラケット310の左端に位置する伸縮部材312´にはピン接合部316aが設けられており、このピン接合部はフレキシブル梁304に取り付けられている。伸縮部材312´は、フレキシブル梁304に取り付けられた滑り接合部316bを有する残りの伸縮部材312に対して、横の基準点として働く(注:必要であれば、中央または右側などの別の伸縮部材312がピン接合部316aを有してもよい)。残りの伸縮部材312は、フレキシブル梁304が横方向および斜め方向へ一定量動くことができるように、滑り接合部316bを有している。さらに、残りの伸縮部材312が滑り接合部316bを備えているのは、フレキシブル梁304の任意の熱誘導的変形にうまく対処することを助けるためであり、そうしなければ制御できずにフレキシブル梁304の形状が変形する可能性がある。
適合ノージング装置252aは、これまでにガラスシート205が製造工程中に示すことが確認されている様々な任意形状と一致する形状を有するように設定することができる。例えば、フレキシブル梁304が以下の形状のいずれかを有するように、適合ノージング装置252aの伸縮部材312を設定することができる。(1)正の釣鐘状(図3E参照…この形状は第5世代ガラスシート205で一般的である)(2)負の釣鐘状(図3F参照…この形状は第5世代ガラスシート205で一般的である)(3)S型形状(図3G参照…この形状は第7世代ガラスシート205で一般的である)(4)M型形状(図3H参照…この形状は第7世代ガラスシート205で一般的である)および(5)W型形状(図3I参照…この形状は第7世代ガラスシート205で一般的である)。
適合ノージング装置252aは、ガラスシート205の弓形が、製造工程中に元々の向きから向きを変えたり形を変えたりする「ボウポップ(bow pop)」の状態であるときに活用できる(例えば、ガラスシート205は正の釣鐘状から負の釣鐘状に変化し得る)。この状態では、オペレータがガラスシート205を強制的に元の弓なり形状に戻すことができるように適合ノージング装置252aを、平坦な構成を有するようにすばやく変化させ、その後適合ノージング装置252aを再設定して元の弓なり形状とすることができる。あるいは、適合ノージング装置252aを、変形したガラスシート205と同じ弓なり形状を有するようにすばやく手動または自動で変化させてもよい。
必要であれば、ガラスシート205がフレキシブル梁304のノージング材306と確実に接触することを助けるために、およびガラスシートがFDM141に向かって上方に移動するのを最小限に抑えることを助けるために、適合ノージング装置252aにさらに受動性ノージング装置330a、330bまたは330cをさらに組み込んでもよい。図3J〜3Kには、適合ノージング装置252aが受動性ノージング装置330aを備えた実施の形態が示されており、この受動性ノージング装置は少なくとも1つの一定力エアシリンダ332を備え、エアシリンダ332から伸びる先端部334(例えば、ゴム製先端部334、ルビー製先端部334、セラミック製先端部334)は、フレキシブル梁304と接しているガラスシート205の面と反対側のガラスシート205面と接する(注:伸縮部材312および支持ブラケット310はカバー336の内部に含まれている)。いくつかの実施形態では受動性ノージング装置330aは一列の一定力エアシリンダ332を含み、この場合、各エアシリンダ332から伸びる先端部334(例えば、ゴム製先端部334、ルビー製先端部334、セラミック製先端部334)は、フレキシブル梁304と接しているガラスシート205の面と反対側のガラスシート205面と接する(注:伸縮部材312および支持ブラケット310はカバー336の内部に含まれている)。この実施形態において、一定力エアシリンダ332(Airpel;エアーペル(登録商標)など)はTAMの移動式フレーム338上に取り付けられ、ガラスシート205がノージング材306と接触していると推定されるとき、この移動式フレームがガラスシート205に向かって動いてから罫書き装置254(図示なし)がガラスシート205に罫書きする。一定力エアシリンダ332は、ガラスシート205の様々な外形に適合することができ、フレキシブル梁304に向かって押圧するようにガラスシート205に対して均一な接触力を加えることができる。ノージング材306上の罫書き線の上方でガラスシート205をしっかりと握持することで、罫書きおよび分割工程によって生じるガラスシートの動きを最小限に抑えるのにさらに役立つ。
図3L〜3Mには、適合ノージング装置252aが二列の一定力エアシリンダ340aおよび340bを含む受動性ノージング装置330bを備えた別の実施形態が示されており、このエアシリンダ340aおよび340bは夫々ガラスシート205の両側に接している(注:伸縮部材312および支持ブラケット310はカバー336の内部に含まれている)。この実施形態において、第一列の一定力エアシリンダ340aはTAMの移動式フレーム338上に取り付けられ、ガラスシート205がノージング材306と接触していると推定されるとき、この移動式フレームがガラスシート205に向かって動いてから罫書き装置254(図示なし)がガラスシート205に罫書きする。第二列の一定力エアシリンダ340bは、個々のエアシリンダ340bが、第一列の一定力エアシリンダ340aの個々のエアシリンダ340aの真向かいに位置するように、フレキシブル梁304の真上に取り付けられる。各エアシリンダ340aおよび340bから伸びる先端部342(例えば、ゴム製先端部342、ルビー製先端部342、セラミック製先端部342)は、ガラスシート205と接してガラスシート205をフレキシブル梁304上に位置付けるのを助ける。この例においては、全てのエアシリンダ340aおよび340bが同じ空気圧に設定され、その結果ガラスシート205上に働く力が相殺され、ガラスシート205は、その元の形状を保持し、かつ罫書き装置154aに対して元の位置に留まる。ノージング材306上の罫書き線の上方でガラスシート205をしっかりと握持することで、罫書きおよび分割工程によって生じるガラスシートの動きを最小限に抑えるのにさらに役立つ。
図3N〜3Oにはさらに別の実施形態が示されており、ここでは適合ノージング装置252aが、ガラスシート205をフレキシブル梁304の方向に牽引する少なくとも1つの真空ポート350を有する受動性ノージング装置330cを備えている(注:伸縮部材312および支持ブラケット310はカバー336の内部に含まれている)。受動性ノージング装置330cは一列の真空ポート350を備えることが好ましい。この実施形態では、真空ポート350はノージング材306とフレキシブル梁304の上方に位置していると示されており、ガラスシート205をフレキシブル梁304に向かって牽引してから罫書き装置254(図示なし)がガラスシート205に罫書きするよう機能する。真空ポート350は、ガラスシート205に対して均一な牽引力を加えフレキシブル梁304に向かって牽引することができる。必要であれば、真空ポート340の上段列に加え、ノージング材306の下方位置に一列の真空ポート(図示なし)を設けてもよい。ノージング材306上の罫書き線の上方でガラスシート205をしっかりと握持することで、罫書きおよび分割工程によって生じるガラスシートの動きを最小限に抑えるのにさらに役立つ。図3J〜3Oで示された適合ノージング装置252aでは、ガラスシート205の動きおよび新たに切断されたガラスシート205の動きを減少させるのを助けるため、罫書きおよび分割工程後に、エアシリンダや真空ポートが徐々にガラスシート205を開放するように制御されれば望ましい。
図4を参照すると、本発明による適合ノージング装置252bの第2の実施形態に関連する図が示されている。図示されているように、適合ノージング装置252bは、支持ブラケット404および2つのエッジローラ406aおよび406bにより2端部で支持された、適切に選択された断面を有するフレキシブル梁402(例えば、金属/非鉄のフレキシブル梁402)を有する。フレキシブル梁402の片面410には、ガラスシート205の片面と接触するノージング材412(例えば、ゴム製のノージング材412)が取り付けられている(図2参照)。
適合ノージング装置252bは、一群の伸縮部材414(3つのみ図示されている−これらは、手動または電動のネジアセンブリ414、ロッキングロッド型の空気圧シリンダ414、または同様に機能する装置414としてもよい)を有し、これらはフレキシブル梁402の背面416に適切な接合部材418で取り付けられている(注:適合ノージング装置252bにおける種々の構成要素のいかなる熱膨張にも適応するように、接合部材418を孔に嵌め込んでもよい)。一つの可能な構造において、中央の伸縮部材414´(例えば、ボルト414´)は、支持ブラケット404にネジ孔420を通して取り付けられる。両側の伸縮部材414(例えば、ボルト414)もまた支持ブラケット404に取り付けられるが、これらはばか孔422を通して取り付けられる。このばか孔422は、ノージング調節中や罫書きおよび分割工程中に生じるフレキシブル梁402のわずかな傾きに適応できるために用いられる。さらにこのばか孔422は、フレキシブル梁402および支持ブラケット404のいずれか、または両方の熱膨張に適応するのを助けるために用いられる。あるいは、前述のピン接合部316aおよび滑り接合部316bを使用して伸縮部材414をフレキシブル梁402にしっかり固定してもよい(図3Cおよび3D参照)。
適合ノージング装置252bは、これまでにガラスシート205が製造工程中に示すことが確認されている様々な任意形状と一致する形状を有するように設定することができる(例えば、図3E〜3I参照)。さらに、適合ノージング装置252bは、罫書きおよび分割工程によって生じるガラスシート205の動きを最小限に抑えることをさらに助けるため、前述の受動性ノージング装置330a、330bおよび330cのいずれかを利用することができる(注:図示の適合ノージング装置252bは、この例の最初の実施形態である受動性ノージング装置330aを利用している)。必要であれば、ガラスシート205が移動する可能性のある位置を追跡するように、支持ブラケット404を横方向に調節することもできる(注:最初の実施形態の適合ノージング装置252aもまた、ガラスシート205の任意の横方向への移動を追跡するように設計することができる)。
これまで述べてきたことから、フュージョンプロセスを用いたガラス製造システム200が適合ノージング装置252を組み込みかつ使用して、罫書きおよび分割工程中のガラスシート205の動きを最小限に抑える助けとすることができることは、当業者には容易に理解されるであろう。しかし、溶融ガラスを延伸してガラスシートを製造する任意のガラス製造システムもまた、この適合ノージング装置252を組み込みかつ使用する可能性があることを理解されたい。事実、適合ノージング装置252は、ガラスシートの他プレキシガラスなど他の種類の材料への罫書きを助けるためにも使用されるかもしれない。従って、本発明の適合ノージング装置252は、限られた手法内で解釈されるべきではない。
これまで、本発明のいくつかの実施の形態について添付の図面に示し、かつ前述の詳細な説明に記述してきたが、本発明は開示された実施形態に限られるものではなく、以下の請求項によって説明され画定される本発明の精神から逸脱することなく、多くの再設計、変更および代用が可能であることを理解されたい。
200 ガラス製造システム
205 ガラスシート
250 TAM
252 適合ノージング装置
254 罫書き装置
304 フレキシブル梁
306 ノージング材
310 支持ブラケット
312 伸縮部材
332 一定力エアシリンダ
334 先端部

Claims (10)

  1. 材料片の弓なり形状と実質的に一致するよう該材料片と係合する適合ノージング装置であって、
    第1面および該第1面とは反対側の第2面を有し、前記材料片の弓なり形状と実質的に一致するように変形するフレキシブル梁、
    前記フレキシブル梁の前記第1面に取り付けられ、取り付けられた側とは反対側の露出面が前記材料片と接触するノージング材、
    支持ブラケット、および、
    伸縮部材、
    を備え、
    前記伸縮部材が、前記支持ブラケットの所定位置に取り付けられた第1端部と前記フレキシブル梁の前記第2面の所定位置に取り付けられた第2端部とを有し、かつ前記伸縮部材を、前記フレキシブル梁を押圧するよう延伸させる、または前記フレキシブル梁を牽引するよう縮小させる、あるいは前記フレキシブル梁を押圧も牽引もしないニュートラルポジションのままとする、のいずれかとすることにより、前記フレキシブル梁を前記ノージング材の前記露出面と接触する前記材料片の弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有するように適合させることを特徴とする適合ノージング装置。
  2. 前記伸縮部材が前記フレキシブル梁を押圧するよう延伸した、または前記フレキシブル梁を牽引するよう縮小した量を示すスケールを該伸縮部材が含むことを特徴とする請求項1記載の適合ノージング装置。
  3. 前記フレキシブル梁の前記弓なり形状が前記材料片の前記弓なり形状と実質的に一致するように前記伸縮部材が自動的に調節されることを特徴とする請求項1記載の適合ノージング装置。
  4. 空気圧シリンダを含む受動性ノージング装置をさらに備え、前記空気圧シリンダが、該空気圧シリンダの先端部に、前記フレキシブル梁の前記ノージング材と接触している面と反対側の面で前記材料片と接触する柔らかい材料を有していることを特徴とする請求項1記載の適合ノージング装置。
  5. 真空ポートを含む受動性ノージング装置をさらに備え、前記真空ポートが前記材料片を前記フレキシブル梁のノージング材に近づけるように牽引することを特徴とする請求項1記載の適合ノージング装置。
  6. ガラスシートを製造する方法であって、
    バッチ材料を溶解して溶融ガラスを形成し、該溶融ガラスを処理して前記ガラスシートを形成する工程、
    前記ガラスシートをフュージョンドロー装置を用いて延伸する工程、
    適合ノージング装置を前記ガラスシートの片面と係合するように動かし、前記適合ノージング装置が、前記ガラスシートの弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有している工程、および、
    前記ガラスシートの前記適合ノージング装置と接触している面と反対側の露出面に罫書きする罫書きヘッドを有する罫書き装置を用いて前記ガラスシートに罫書きする工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
  7. 前記適合ノージング装置が、
    第1面および該第1面とは反対側の第2面を有し、前記材料片の弓なり形状と実質的に一致するように変形するフレキシブル梁、
    前記フレキシブル梁の前記第1面に取り付けられ、取り付けられた側とは反対側の露出面が前記材料片と接触するノージング材、
    支持ブラケット、および、
    少なくとも1つの伸縮部材、
    を備え、前記少なくとも1つの伸縮部材が、前記支持ブラケットの所定位置に取り付けられた第1端部と前記フレキシブル梁の前記第2面の所定位置に取り付けられた第2端部とを有し、かつ各伸縮部材を、前記フレキシブル梁を押圧するよう延伸させる、または前記フレキシブル梁を牽引するよう縮小させる、あるいは前記フレキシブル梁を押圧も牽引もしないニュートラルポジションのままとする、のいずれかとすることにより、前記フレキシブル梁を前記ノージング材の前記露出面と接触している前記ガラスシートの前記弓なり形状と実質的に一致する前記弓なり形状を有するように適合させることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. ガラス製造システムであって、
    バッチ材料を溶解し溶融ガラスを形成する少なくとも1つの槽、
    前記溶融ガラスを受け取ってガラスシートを形成する成形槽、
    前記ガラスシートを延伸するフュージョンドロー装置、
    移動アンビル装置、
    を備え、該移動アンビル装置が、
    前記ガラスシートの弓なり形状と実質的に一致する弓なり形状を有する適合ノージング装置、および、
    前記ガラスシートの前記適合ノージング装置と接触している面と反対側の露出面に罫書きする罫書きヘッドを有する罫書き装置、
    を含んでいることを特徴とするガラス製造システム。
  9. 前記適合ノージング装置が受動性ノージング装置をさらに含み、該受動性ノージング装置が、ガラスシートの前記適合ノージング装置と接触している面と反対側の露出面と接触する柔らかい材料を夫々がその先端に備えている空気圧シリンダを有していることを特徴とする請求項8記載のガラス製造システム。
  10. 前記適合ノージング装置が、前記ガラスシートを前記適合ノージング装置に近づけるように牽引する真空ポートを有する受動性ノージング装置をさらに含むことを特徴とする請求項8記載のガラス製造システム。
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