JP5335643B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に用いられるターンシグナルランプ等の灯具に関する。
二輪、四輪等の車両に用いられるターンシグナルランプの従来の回路構成例を図7に示す。図7において、ダイオード501、ツェナーダイオード502、容量素子503からなる入力保護回路は、電源逆接続保護、過渡電圧等の保護、電源や車両における電装品等から発生するノイズ及び車両試験等において、負荷であるLED504を保護するためのものである。電源が投入されるとLED504に電圧が印加され、LED504が点灯する。抵抗素子505はLED504へ流れる電流を制限する。このとき、LED504が何らかの原因で断線し消灯した場合に、車両の運転者等が直ちにそれを把握することは難しかった。直列接続した組が複数並列に接続されてなるLEDを光源とするターンシグナルランプにおいては、例えば1つのLEDに断線が生じて消灯した場合には、ランプ全体として所定の光量が得られなくなるので、それを見越して予めLEDの数を数個多くしておく必要があり、コストアップを招く。このような課題に対する先行技術は、例えば特許文献1〜3に開示されている。しかし、これらの特許文献に開示される先行技術は、回路構成が複雑で部品点数が多いためにランプの大型化、コスト高を招くと考えられる。
特開2004−9825号公報 特開2004−9826号公報 特開2008−168706号公報
本発明に係る具体的態様は、車両用灯具における発光素子の断線を簡素な構成により安定的に検出することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の断線検出装置は、発光素子を用いた車両用灯具における当該発光素子の断線を検出するための装置であって、(a)互いに直列接続され、かつ発光素子に対して並列に接続される第1及び第2の抵抗素子と、(b)第1の抵抗素子と第2の抵抗素子との交点にベースが接続され、第2の抵抗素子及び接地端子にエミッタが接続されるNPN型トランジスタと、(c)互いに直列接続され、かつ一端が車両側からの信号入力端子に接続され、他端がNPN型トランジスタのコレクタと接続される第3及び第4の抵抗素子と、(d)第3の抵抗素子と第4の抵抗素子との交点にベースが接続され、信号入力端子にエミッタが接続されるPNP型トランジスタと、(e)PNP型トランジスタのコレクタにアノードが接続されるダイオードと、(f)一端がダイオードのカソードと接続され、他端が接地端子と接続される第5の抵抗素子と、(g)一端がダイオードのカソードと接続され、他端が接地端子と接続される容量素子と、を含み、(h)ダイオードのアノードとPNP型トランジスタのコレクタとの交点に生じる電圧を発光素子の断線の有無を示す検出信号として車両側へ出力する、ことを特徴とする車両用灯具の断線検出装置である。
好ましくは、車両側から発光素子に対して供給される駆動電圧は所定の周期を有する矩形波電圧であり、検出信号は断線の有無を判別する基準値が定められており、容量素子は、第5の抵抗素子を介して放電する際における一端の電位が基準値に達するまでに要する時間が矩形波電圧の周期の半値よりも大きくなるように、静電容量が定められている。
本発明に係る一態様の車両用灯具は、上記した断線検出装置と、この断線検出装置に接続された発光素子と、を備える車両用灯具である。
一実施形態の車両用灯具の構成を示すブロック図である。 図1に示した車両用灯具の具体的な回路構成の一例を示す図である。 容量素子の放電カーブを示す図である。 TURN信号と断線の検出信号のタイムチャートを示す図である。 複数組の発光素子を備える車両用灯具の回路構成例を示す図である。 複数組の発光素子を備える車両用灯具の他の回路構成例を示す図である。 従来のターンシグナルランプの回路構成例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の車両用灯具の構成を示すブロック図である。本実施形態の車両用灯具は、入力保護回路10、電流制限用の抵抗素子11、互いに直列接続された2つの発光素子(LED)12、13、断線検出回路(断線検出装置)14を含んで構成されている。この車両用灯具においては、抵抗素子11と発光素子12、13とが直列接続されており、抵抗素子11の一端が入力保護回路10を介して車両側の信号入力端子(TURN)に接続され、発光素子13の一端がGND側に接続されている。なお、発光素子の数は図示の2個に限定されず、1個でもよいし3個以上の複数個であってもよい。
発光素子12のアノードと抵抗素子11の交点の電圧をV1とすると、発光素子12と発光素子13がともに正常に点灯している場合には、電圧V1の大きさは各発光素子12、13の順方向電圧(Vf)の加算値となる。この電圧V1を断線検出回路14に取り込むことで断線の有無が検出される。断線検出回路14は、電圧V1に基づき、発光素子12、13が正常である場合にはそれを示す検出信号を車両側へ出力する。また、発光素子12、13に断線が発生した場合は、断線検出回路14は、断線が生じたことを示す検出信号を車両側へ出力する。車両側においては、その検出信号を受けて、車両に実装されたワーニングランプやインジケータ等の報知手段(図示省略)により、車両用灯具に異常が発生していることが報知される。
図2は、図1に示した車両用灯具の具体的な回路構成の一例を示す図である。入力保護回路10は、TURN信号の信号入力端子と抵抗素子11との間に直列接続されたダイオード20と、それぞれがTURN信号の信号入力端子と接地端子(GND)との間に接続されたツェナーダイオード21および容量素子22と、を含んで構成されている。この入力保護回路は、電源逆接続保護、過渡電圧等の保護、電源や車両における電装品等から発生するノイズなどから発光素子12、13を保護するためのものである。断線検出回路14は、検出回路(検出部)15と保持回路(保持部)16を含んで構成されている。
検出回路15は、直列接続された2つの抵抗素子23、24と、トランジスタ(NPN型トランジスタ)25とを含んで構成されている。抵抗素子23、24は、抵抗素子23の一端が発光素子12の一端と接続されており、抵抗素子24の一端が発光素子13と接続されている。すなわち、抵抗素子23、24は発光素子12、13と並列に接続されている。トランジスタ25は、そのベースが抵抗素子23と抵抗素子24の交点に接続され、コレクタが保持回路16の抵抗素子26、27を介してダイオード20に接続され、エミッタが接地端子に接続されている。
保持回路16は、直列接続された2つの抵抗素子26、27、トランジスタ(PNP型トランジスタ)28、ダイオード29、抵抗素子30および容量素子31を含んで構成されている。抵抗素子26、27は、抵抗素子26の一端がトランジスタ28のエミッタと接続され、抵抗素子27の一端がトランジスタ25のコレクタと接続されている。トランジスタ28は、そのベースが抵抗素子26と抵抗素子27の交点に接続され、エミッタがダイオード20のカソードに接続され、コレクタがダイオード29のアノードと接続されている。ダイオード29は、アノードがトランジスタ28のコレクタと接続され、カソードが抵抗素子30と容量素子31の並列回路の一端に接続されている。抵抗素子30と容量素子31の並列回路の他端は接地端子に接続されている。この保持回路16において、トランジスタ28のコレクタとダイオード29のアノードとの交点の電圧が断線の有無を示す検出信号として車両側へ出力される。
次に、図2に示した車両用灯具における断線検出回路の動作について説明する。
TURN信号が入力保護回路10および抵抗素子11を介して発光素子12、13へ供給される。TURN信号は、車両用灯具の駆動電圧として車両側から供給されるものであり、車両メーカーによっても多少の差異があるが、おおむね85±10回/分の周期の矩形波電圧である(後述する図4も参照)。このとき、検出回路15においては、抵抗素子23と抵抗素子24の間に電圧V1が与えられ、各抵抗素子の抵抗値に応じて分圧された電圧がトランジスタ25のベースに印加される。すなわち、抵抗素子23と抵抗素子24はトランジスタ25が動作する電圧を決める役割を担っている。発光素子12および発光素子13が点灯している期間には、各発光素子のVfの加算値に相当する電圧がトランジスタ25のベースに入力される。このときにトランジスタ25がオフ状態となるように、抵抗素子23、24の各抵抗値が設定されている。また、発光素子12、13が消灯する期間には、上記したTURN信号がほぼ0Vであるため検出回路15は動作しない。トランジスタ25がオフ状態であるから、保持回路16内のトランジスタ28もオフ状態となるので、断線検出回路14から出力される検出信号はローレベル(GNDレベル)となる。
一方、発光素子12もしくは発光素子13が断線して不灯となった場合には、電圧V1は、ダイオード20、抵抗素子11を介した電圧となる。すなわち、電圧V1は、ほぼTURN信号の電圧レベルまで上昇する。検出回路15の各抵抗素子23、24の抵抗値を適宜設定しておくことにより、トランジスタ25がオン状態となる。トランジスタ25がオン状態となると、保持回路16のトランジスタ28もオン状態となる。それにより、ダイオード29を介して容量素子31がチャージされる。TURN信号の波高値が高い間は容量素子31がチャージされ、TURN信号の波高値が低い間は容量素子31が放電する。このとき、容量素子31からダイオード29に対しては逆方向となるためダイオード29には電流は流れず、抵抗素子30を介して接地端子へ電流が流れる。すなわち、容量素子31がディスチャージされる。このときの時定数は、容量素子31の静電容量Cと抵抗素子30の抵抗値Rの積で定まる。
図3は、容量素子31の放電カーブを示す図である。図3において、横軸は時間を示し、縦軸は電圧を示している。発光素子12もしくは発光素子13が断線して不灯となった場合に、容量素子31は、TURN信号の電圧からダイオード20のVf、トランジスタ28のオン電圧、ダイオード29のVfのそれぞれを差し引いた値まで充電する。図3では、抵抗素子30の抵抗値が22kΩである場合において、容量素子31の静電容量が47μFの場合と100μFの場合の2パターンでの放電特性が示されている。車両側における断線の判断レベルは、車両で使用する電源動作範囲(例えば9V〜16V)以下で、かつ発光素子のVf値(例えば3V)以上で設定するのが望ましい。一例として車両側での断線の判断レベルを+6V(ボルト)と仮定した場合、容量素子31の静電容量が47μFの場合には断線の判断レベルに放電するまでの時間(図中t1と示す)が約1秒間となる。また、容量素子31の静電容量が100μFの場合には断線の判断レベルに放電するまでの時間(図中t2と示す)が約2秒間となる。すなわち、容量素子31は、抵抗素子30を介して放電する際における一端の電位が上述した所定の判断レベル(基準値)に達するまでに要する時間が、TURN信号の周期Tの半値(T/2)よりも大きくなるように、その静電容量が設定されている。一般的なTURN信号のオフ期間(波高値が低い状態の期間)、すなわち周期Tの半値は長くとも0.5秒間程度であるため、経時変化、環境変化等の条件を考慮しても、検出信号として十分に満足できるものであることが分かる。
図4は、TURN信号と断線の検出信号のタイムチャートを示す図である。図4において、横軸は時間、縦軸は電圧を示している。図4(a)にはTURN信号が示され、図4(b)には断線の検出信号が示されている。TURN信号のオフ期間に入ると容量素子31が抵抗素子30を介して放電を開始するため、断線の検出信号は図示のように電圧値が低下する。このとき、上述したように容量素子31の放電が完全に終らないうちに次のTURN信号のオン期間が到来するように容量素子31と抵抗素子30の時定数を定めているので、断線の検出信号が車両側で断線と判断するレベルを常に下回らないようにすることができる。これにより、車両側ではTURN信号のオン期間、オフ期間に左右されずに安定して、断線を示す検出信号を連続的に得ることができる。
以上のように、本実施形態によればLED等の発光素子を用いた車両用灯具における発光素子の断線を簡素な構成により安定的に検出することが可能となる。
なお、上記した実施形態においては1組の発光素子を備えた車両用灯具の断線を検出する場合について説明していたが、複数組の発光素子を備えた車両用灯具についても同様にして断線を検出することができる。以下、複数組の発光素子を備える車両用灯具に係る実施形態について説明する。
図5は、複数組の発光素子を備える車両用灯具の回路構成例を示す図である。図5に示す車両用灯具は3組の発光素子を備えている。詳細には、抵抗素子11aと発光素子12a、13aの組に対して1つの検出回路15aが接続され、抵抗素子11bと発光素子12b、13bの組に対して1つの検出回路15bが接続され、抵抗素子11cと発光素子12c、13cの組に対して1つの検出回路15cが接続されている。各検出回路15a〜15cの構成は上記した実施形態における検出回路15と同一であり、ここでは詳細な説明を省略する。各検出回路15a〜15cのトランジスタ25a〜25cのコレクタは相互に接続され、かつ保持回路16の抵抗素子27を介してトランジスタ28のベースに接続されている。
図5に示す車両用灯具において、例えば、発光素子12aまたは13aに断線が生じた場合には、それに対応する検出回路15aのトランジスタ25aがオン状態となり、保持回路16のトランジスタ28もオン状態となり、容量素子31への充電が開始する。それにより、断線を示す検出信号が安定的に車両へ供給される。同様に、発光素子12bまたは13に断線が生じた場合には、それに対応する検出回路15bのトランジスタ25bがオン状態となり、保持回路16のトランジスタ28もオン状態となり、容量素子31への充電が開始する。それにより、断線を示す検出信号が安定的に車両へ供給される。同様に、発光素子12cまたは13cに断線が生じた場合には、それに対応する検出回路15cのトランジスタ25cがオン状態となり、保持回路16のトランジスタ28もオン状態となり、容量素子31への充電が開始する。それにより、断線を示す検出信号が安定的に車両へ供給される。このように、複数組の発光素子を備える場合においては、各組ごとに検出回路を対応付け、かつ保持回路については共通化することができるので、構成の一層の簡素化が図られる。なお、3組の発光素子を備えた車両用灯具の例で説明してきたが3組より多くの複数組であってもよい。
図6は、複数組の発光素子を備える車両用灯具の他の回路構成例を示す図である。図6に示す実施形態は、発光素子の部分と断線検出回路の部分とが別体として構成されることを想定したものである。この例に示す車両用灯具は4組の発光素子を備えている。詳細には、入力保護回路50a、抵抗素子51a、発光素子52a、53aで一組のランプユニット60aが構成されている。同様に、入力保護回路50b、抵抗素子51b、発光素子52b、53bで一組のランプユニット60bが構成され、入力保護回路50c、抵抗素子51c、発光素子52c、53cで一組のランプユニット60cが構成され、入力保護回路50d、抵抗素子51d、発光素子52a、53dで一組のランプユニット60dが構成されている。例えば、これらのランプユニット60a〜60dは、車両の前側左右または後側左右のいずれかに設置されるターンシグナルランプである。
断線検出回路61は、上記のランプユニット60a〜60dとは別体として構成されている。別体となっていることにより、例えば、既にランプユニット60a等が備わっている車両に対していわゆる後付けの形で断線検出回路61を装着することも可能となる。この断線検出回路61は、4つの検出回路55a、55b、55c、55dと、2つの保持回路56a、56bと、2つのトランジスタ57a、57bと、を含んで構成されている。
検出回路55aは、ランプユニット60aに対応付けられたものであり、その詳細構成は上記した実施形態における検出回路15と同様である。具体的には、検出回路55aの2つの抵抗素子は、一方の抵抗素子の一端がランプユニット60aの発光素子52aの一端と接続されており、他方の抵抗素子の一端がランプユニット60aの発光素子53aと接続されている。トランジスタは、そのベースが2つの抵抗素子の交点に接続され、コレクタが保持回路56aに接続され、エミッタが接地端子に接続されている。
検出回路55bは、ランプユニット60bに対応付けられたものであり、その詳細構成は上記した検出回路15と同様である。また、検出回路55bとランプユニット60bとの接続状態については、検出回路55aとランプユニット60aとの接続状態と同様である。他の検出回路55c、検出回路55dについても同様であるため、ここでは説明を省略する。
保持回路56aは、2つの検出回路55a、55bに対して共通に設けられている。各検出回路55a、55bのトランジスタのコレクタは相互に接続され、かつ保持回路56aに接続されている。同様に、保持回路56bは、2つの検出回路55c、55dに対して共通に設けられている。各検出回路55c、55dのトランジスタのコレクタは相互に接続され、かつ保持回路56bに接続されている。
トランジスタ57aは、保持回路56a内の容量素子と並列接続された2つの抵抗素子の交点にベースが接続されている。また、トランジスタ57aは、エミッタが接地端子に接続されており、コレクタが検出信号の出力端子(OUT)に接続されている。同様に、トランジスタ57bは、保持回路56b内の容量素子と並列接続された2つの抵抗素子の交点にベースが接続されている。また、トランジスタ57bは、エミッタが接地端子に接続されており、コレクタが検出信号の出力端子(OUT)に接続されている。すなわち、各トランジスタ57a、57bのコレクタは共通に接続されている。
図6に示す車両用灯具において、例えばランプユニット60aにおいて発光素子に断線が生じた場合には、それに対応する検出回路55aのトランジスタがオン状態となり、保持回路のトランジスタ56aもオン状態となり、容量素子への充電が開始する。それにより、断線を示す検出信号がトランジスタ57aおよび出力端子(OUT)を介して車両側へ供給される。他のランプユニット60b〜60dにおいて発光素子に断線が生じた場合も同様である。このように、複数組の発光素子を備える場合においては、各組ごとに検出回路を対応付け、かつ保持回路については共通化することができるので、構成の簡素化が図られる。また、断線検出回路61を各ランプユニット60a等とは別体に構成しているので、いわゆる後付けにも対応できる利点があり、また、ランプユニット近くに配置できない場合にはハーネス等で引き回し、有効な場所に設置することが可能である。
なお、本発明は上述した各実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態は車両用灯具の一例としてのターンシグナルランプに係るものであったが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。ターンシグナルランプ以外であっても、短い時間内に点灯と消灯を繰り返すものであれば本発明を適用可能である。
10…入力保護回路、 11、23、24、26、27、30…抵抗素子、 12、13…発光素子、 14…断線検出回路、 15…検出回路(検出部)、 16…保持回路(保持部)、20、29…ダイオード、21…ツェナーダイオード、 22、31…容量素子、 25、28…トランジスタ

Claims (3)

  1. 発光素子を用いた車両用灯具における当該発光素子の断線を検出するための装置であって、
    互いに直列接続され、かつ前記発光素子に対して並列に接続される第1及び第2の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との交点にベースが接続され、前記第2の抵抗素子及び接地端子にエミッタが接続されるNPN型トランジスタと、
    互いに直列接続され、かつ一端が車両側からの信号入力端子に接続され、他端が前記NPN型トランジスタのコレクタと接続される第3及び第4の抵抗素子と、
    前記第3の抵抗素子と前記第4の抵抗素子との交点にベースが接続され、前記信号入力端子にエミッタが接続されるPNP型トランジスタと、
    前記PNP型トランジスタのコレクタにアノードが接続されるダイオードと、
    一端が前記ダイオードのカソードと接続され、他端が前記接地端子と接続される第5の抵抗素子と、
    一端が前記ダイオードのカソードと接続され、他端が前記接地端子と接続される容量素子と、
    を含み、
    前記ダイオードのアノードと前記PNP型トランジスタのコレクタとの交点に生じる電圧を前記発光素子の断線の有無を示す検出信号として前記車両側へ出力する、
    車両用灯具の断線検出装置。
  2. 前記車両側から前記発光素子に対して供給される駆動電圧は所定の周期を有する矩形波電圧であり、
    前記検出信号は前記断線の有無を判別する基準値が定められており、
    前記容量素子は、前記第5の抵抗素子を介して放電する際における前記一端の電位が前記基準値に達するまでに要する時間が前記矩形波電圧の周期の半値よりも大きくなるように、静電容量が定められている、
    請求項1に記載の断線検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の断線検出装置と、当該断線検出装置に接続された発光素子と、
    を備える車両用灯具。
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